2014年12月31日水曜日

鬼嵜と川那邉に関して

「鬼嵜」は「苗字の読み方辞典」で「鬼崎」に併記されていました。
「写録宝夢巣」に載っていない苗字の場合は併記されるそうです。

「鬼崎」は「おにざき」もしくは「きざき」と読みます。
「おにざき」の方が多いようです。

「鬼嵜」の実在は確かそうなので読みを確認してみたところ、「おにざき」だけしか見つかりませんでした。


「川那邉」は「川那辺」の異体字扱いです。
ウェブの「写録宝夢巣」では「川那邊は1件だけありましたが、「川那邉」はゼロでした。

googleで検索すると、下記の方がヒットしました。
http://www.let.osaka-u.ac.jp/jealit/nihonbungaku/kindai/notes/note/note28.html
「邉」を「邊」に置き換えるとヒットしなくなりますので誤記ではないようです。
こちらは併記扱いですが、新規の苗字ということになります。

これで今年の最後の更新になります。
元旦は休みます。

2014年12月30日火曜日

七海に関して(訂正)

「七海」は「ななうみ」と読むことが多いです。



「苗字の読み方辞典」では「ななうみ(ななみ・しつみ★・ひつみ★・ひつうみ★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「ななうみ」以外に読めそうなものとして、「しちうみ」があります。
こちらはいくつか該当するものがあります。
https://www.facebook.com/tatsuya.shichiumi?ref=ts&fref=ts
「苗字の読み方辞典」には載っていなかったので、新規の読みということになります。

「ななみ」は難しいです。
ファーストネームとしても用いられるものであり、苗字としてもありそうなのですが、どうも本名のようなものがないのです。
例えば下記の方はモデルのようで、本名ではないのでは?という疑問が残ります。
https://www.facebook.com/chika.nanami.9

「七海哉太(ななみ・かなた)」という方もいましたが、こちらも本名ではなさそうです。
そもそも日本に在住されているかどうかも怪しいです。
https://www.facebook.com/Archenemy.Kung?fref=ts

逆になさそうであったのが、「しつみ」です。
https://www.facebook.com/tomoya.situmi

そして「七」というと以前から悩んでいる問題が「しち」と「ひち」の問題です。
「しつみ」はあるのですが、「ひつみ」もありそうではあるのです。
これをどこまで認めるかが悩ましいところです。
いまのところは「しち」と「ひち」は同じものと考えています。

ところで、「ひつうみ」はどうでしょうか?
こちらも実在していそうです。
下記のようなブログも発見し、「七海」で「ひつうみ」は確かにいるようです。
http://surface.blog.so-net.ne.jp/2005-11-18
https://www.facebook.com/takaaki.hitsuumi

ここで「しつうみ」も調べたのですが、見つかりませんでした。

まとめると、実在に疑問符がつく「ななみ」と「しつみ」にまとめておこうと考えている「ひつみ」を除くと、「七海」は、「ななうみ・(しちうみ・しつみ・ひつうみ)」となります。

「ひつうみ」はおそらく「しちうみ」から変化していった読みなのでしょうが、あまりにも異なっているので別扱いとします。

「七海」に関して、実は以前にもまとめていました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/02/blog-post_26.html
重複しているようで、内容は実にひどいものでした。
今回のものを訂正版といたします。

2014年12月29日月曜日

円田と圓田に関して

「圓」は「円」の旧字体です。
これは誰でも知っていそうなことです。

「苗字の読み方辞典」では「円田」は「えんだ(えんた・まるた)」で、「圓田」は「えんだ>まるた(えんた)」となっていました。

要するに「円田(圓田)」とまとめてしまうと、読みは「えんだ」と「まるた」になるわけです。
(「えんた」は「えんだ」に含まれると考えます)

ただし、「円田」で「まるた」と読むケースは見つけられませんでした。
下記のように「圓田(まるた)」に併記して「円田」としているものはありました。
http://altmetrics.ceek.jp/article/creator/%E5%86%86%E7%94%B0%20%E6%B5%A9%E4%BA%8C

基本的に私は新字体と旧字体をまとめて考えたいと考えているので、これらを分けるのはよっぽどのときだけにしています。
おおまかな方針としては、
・旧字体の方を名乗っている方の方が明らかに多いことがいくつもある
・旧字体でしか見つからない読みがいくつもある
のふたつがあるときです。
これはJIS第2水準以下の異体字でも同じように考えています。

これらを満たすものとして、これまでに「岳」と「嶽」、「万」と「萬」がありました。
JIS第2水準以下の異体字であるけれども別扱いとしたのは、「淵」と「渕」だけです。

「円」と「圓」は現時点で、そこまでの基準は満たしません。
「圓田」は「円田」に比べ、明らかに数が少ないですし、「えんだ」に比べ「まるた」と名乗っている方も少ないので、分けようとまでは思いません。

2014年12月28日日曜日

石動に関して

「石動」は「いしどう」と読むことが多いようです。
次に多いのが、「いするぎ」という読みです。

「いするぎ」は難読なようですが、北陸地方を中心として「石動(いするぎ)神社」はいくつもあるので、割と有名なものではないでしょうか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%8B%95%E7%A5%9E%E7%A4%BE

むしろ、「いするぎ」よりも「いしどう」の方が多いことにびっくりしました。
富山県に「石動(いするぎ)」という地名があり、「石動」姓の集積もありますが、もうひとつの集積地点としては北海道と青森県です。

佐賀県に「石動」と書いて「いしなり」と読む地名があります。
http://www.town.yoshinogari.saga.jp/contents/1_10029.html
苗字としてもありそうで、出身もそちらの方のようです。
https://www.facebook.com/takaya.ishinari?fref=ts
これは「苗字の読み方辞典」にも「苗字の百貨店」にも載っていなかったので、新規の読みになります。

それ以外に「いしるぎ」という読みもありました。
https://www.facebook.com/ishirugi.koji?fref=ts
「いしるぎ」と「いするぎ」がどれくらい異なっているのかというのは難しい問題ですが、「し」と「す」は母音も違いますし、別の読みと判断します。

2014年12月27日土曜日

猪島と猪嶋と猪嶌に関して

「猪島」と「猪嶋」と「猪嶌」はどれも似ていますね。
いずれも「島」の異体字で、最も多いのは当然ながら「猪島」です。

「猪島」は「いのしま」か「いじま」と読みます。
「いのしま」と読むことが多いようです。

「猪嶋」も同様です。
「いのしま」と読むことが多く、「いじま」の方が少ないのですが、稀少な読みというわけではないです。

「猪嶌」はかなり少ない苗字です。
ウェブの「写録宝夢巣」では3件でした。
そして、「猪嶌」の読みは「いじま」しか見つかりませんでした。
まあ、全国に10件未満の苗字ならば読み方がひとつしかないのは自然だと思いますが、その読みが、「いのしま」ではなく「いじま」だというのが少し面白いなと思いました。

普通は他の異体字に置き換えた場合の最も多い読みであることが多いので。

2014年12月26日金曜日

菅藤と東根に関して

「菅藤」は「かんとう」と読むことが多いですが、「すがふじ」という読みもあります。
それ以外に「すがとう」という読みがあることも教えていただきました。
http://www.ccnet21.ne.jp/database/database.cgi?cmd=dp&DataNum=2304&UserNum=&Pass=&AdminPass=

上記のアドレスも正しそうですし、下記のfacebookのアドレスも見つけました。
https://www.facebook.com/megumi.sugatou?fref=ts
これは実在すると考え、追加しました。


「東根」は「ひがしね」と読むことが多いですが、他に「あずまね」や「とね」という読みもあります。
これ以外に「とうね」という読みを確認できました。
http://www.hatalike.jp/h/r/H103010s.jsp?__u=14185443105883138563101012350041&RQ=35907090&LA=008&__u=1419548005800-8112932641968965498

振り返って「とね」は正しいのか?と考えましたが、下記のページを見つけました。
http://www.jaaf.or.jp/taikai/1218/T-entry.pdf

http://www.jaaf.or.jp/taikai/1218/result.pdf

しかし、これ以外にはっきりとしたものが見つかりません。
しかも上記のふたつは同じようなものです。

ちょっと怪しくなってきました。
「とね」が実在するとした根拠が乏しいのです。
とりあえず、「とうね」を採用し、「とね」は削除することにします。

2014年12月25日木曜日

猪谷と寺中と高子に関して

「猪谷」に関しては既にいちど調べています。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/05/blog-post_15.html

前回の検討では「いたに」と「いのたに」が多く、他に稀少な読みとして「いがや」、「いのや」、「ししや」を挙げました。
「ししたに」は見つからないとしていましたが、下記のページで新たに確認できました。
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000261039313
同じひとが別のところでも確認できるので、間違いないと思います。


「寺中」は「てらなか」という読みだけで載せていました。
新たに「じちゅう」という読みを確認できたので、追加しました。


「高子」は「たかこ」という読みが多く、他に「たかす」と「たかね」を稀少な読みとして載せていました。
今回、更に「たかし」という読みを確認しました。
http://www.city.nago.okinawa.jp/DAT/LIB/WEB/1/mokkannprf.pdf

芸名ではなさそうですし、facebookでも他に同じ読みの方がいたので、これも間違いないと判断いたしました。

2014年12月24日水曜日

安海に関して

「安海」は苗字にありがちな漢字を用いており、一見すると簡単に読めそうですが、いざ読もうとすると読めないという印象です。
「苗字の読み方辞典」では「あんかい>あつみ・あずみ(やすうみ・あづみ)」となっていました。
この中で「あんかい」と「やすうみ」は問題がないと思います。

問題は「あつみ」、「あずみ」、「あづみ」に関してです。
これまでの通り、私自身は「ず」と「づ」は分けて考えないことにしています。
また連濁の有無にもこだわっていません。
しかし、苗字のリストに並べるにあたり、どれを採用するかは検討しておかなければなりません。

考えたのですが、これが難しいのです。
実在の有無だけならばどれもありうるのです。
「安海」という漢字の並びからも、「あつみ」、「あずみ」、「あづみ」のどれがふさわしいかが判断できません。

ここまででも「東海(あずみ)」(東(あずま)+海)や「熱海(あつみ)」という苗字がありました。
「安積(あづみ)」という苗字もあります。

悩みますが、とりあえず「あつみ」を採用しておきます。
(「あすみ」が無かったというのが、「あずみ」を選ばなかった理由のひとつです)

2014年12月23日火曜日

厚木に関して

「厚木」は「あつぎ」としか読めそうもありませんね。

しかし、「苗字の読み方辞典」では「あつぎ>あつき(ほうのき★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

いつもの通り、私自身は二文字目以降の濁点の有無にはこだわっていないので、「あつぎ・(ほうのき)」で考えます。
それにしても「厚木」と書いて「ほうのき」というのは難しい読みです。
いったいそんな読みがあるのでしょうか?

と考えていたら、下記のページを見つけました。
http://arbos.typepad.jp/non_tanto/2011/07/%E6%A2%85%E9%9B%A8%E6%98%8E%E3%81%91%E5%8D%81%E6%97%A5.html

「ほうのき」ではなく、「ほおのき」だということです。
どちらか正しいのかというと、本人が名乗っている方が正しいに決まっていますが、漢字の意味からも考えています。

「ほうのき」や「ほおのき」と読む苗字としては、「朴木(ほおのき)」、「厚朴(ほおのき)」や「宝ノ木(ほうのき)」があります。
「朴木」に関しては以前も検討しました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/06/blog-post_18.html

「宝ノ木」が「ほうのき」であることは用いられている漢字から考えて当然なので、他のものだけを検討します。
それらを冷静に見ると、、「朴木」、「厚朴」、「厚木」が揃っていることに気がつきます。
要するにこれらの3つの苗字は全て「ホオノキ(朴の木)」から由来しているのだろうと推測して良いのではないでしょうか?

結論として「厚木」の読みは「あつぎ・(ほおのき)」としたいと思います。

2014年12月22日月曜日

棈松に関して

ついに出てきました。
「棈」という漢字。
これはJIS第3水準なのです。
要するにこの文章を読んでいる環境によっては、何が書いてあるか分からないというような文字だということです。

先日の「桵沢(たらさわ)」のように、非常に珍しい苗字であればJIS第3水準を用いたものがあっても不思議ではないのですが、ある程度以上の数がある場合は、あまりそういうことがありません。

現にこれまで1,000人以上の苗字を調べてきた限りではJIS第3水準でなければ表せない苗字というのはありませんでした。
(「﨑」のように「崎」に置き換えられれるものは除きます)

本題に戻って、「棈松」は「あべまつ」と読みます。
全国で950人ほどいるようです。
「棈」を用いた苗字としては他に「棈木(あべき、180人)」と「棈野(あべの、50人ほど)」があります。

JIS第3水準を用いた漢字なのでウェブの「写録宝夢巣」では探せません。
ひらがな混じりで「あべ松」などと入れれば何件かヒットします。
これらの苗字は全て鹿児島県に集中しています。

数としてはある程度あるけれど、地域が限られてしまっているので、JIS第3水準にとどまっているのでしょうね。
とりあえず、JIS第3水準を用いなければ表せない苗字として最多なものは「棈松」だと思います。
ちなみに「棈」となっていますが、本来は「木」+「青」のようです。
ただし、そういう漢字はJIS第4水準までには見当たりませんでした。
それなので、「棈」を用いています。

2014年12月21日日曜日

小計

「苗字の百貨店」のデータから「苗字の読み方辞典」のデータに変更する作業が終わりました。
これだけで3ヶ月も費やしてしまいました。

ここまでの合計は13,208種類になりました。

1,000人以上いる苗字の整理が終わった時点で12,933種類だったので、それから300種類ほど増えました。

300種類を増やすだけで3ヶ月も費やしてしまったのです。
しかし、逆に考えるとこれだけの数が漏れてしまってたのです。
よりデータが正確になったので良しとしましょう。

この後は800人以上1,000人未満の苗字を整理していこうと思います。
並行して「苗字の読み方辞典」の「更新情報」に載っているデータも確認していこうと思っています。


 再宣伝しておきます。

「日本の苗字を数えるHP」
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruh/

「日本の苗字を数えるHP」の掲示板
http://9312.teacup.com/myoji/bbs

2014年12月20日土曜日

向坂と船田と保利に関して

「向坂」は「こうざか」や「さきさか」、「むこうさか」と読むことが多いです。
稀少な読みとして「むかいざか」というものもあります。

これら以外で新たに「むこさか」という読みもありました。
下記のページにふりがなをつけている方がいました。
「向」を「むこ」と読む苗字は他にもありますし、この方の場合も明らかに本名だと思います。
http://as11.p-kit.com/page0005.html


「船田」は「ふなだ」という読みで載せていました。
「ふねだ」はありそうですが、見つかりません。
それ以外に「せんだ」という読みを確認できたので、追加しました。


「保利」は「ほり」という読みで載せていました。
それ以外に「やすり」という読みを確認できたので、追加しました。

2014年12月19日金曜日

白山と藤家と附田に関して

「白山」は「しらやま」や「しろやま」という読みで載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「はくざん」という読みを確認できたため、追加しました。


「藤家」は「ふじいえ」や「とうけ」、「ふじか」と読むことが多いです。
他に稀少な読みとして「ふじや」を載せていました。
今回、新たに「とうか」という読みを確認できたため、追加しました。


「附田」は「つくだ」や「つきた」という読みで載せていましたが、新たに「つけだ」という読みも確認できたため、追加しました。

2014年12月18日木曜日

納谷と南野と根立に関して

「納谷」は「なや」と読むことが多いです。
他に稀少な読みとして「のうたに」を載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「のうや」という読みを確認できたため、追加しました。


「南野」は「みなみの」という読みが多いですが、「なんの」や「のうの」という読みもあります。
「のうの」と読むのは難しそうですが、山口県に多い読みのようです。

これら以外に新たに「なみの」という読みを確認できたため、追加しました。


「根立」は「ねだち」という読みで載せていましたが、「ねだて」という読みも確認できたため、追加しました。

2014年12月17日水曜日

垂井と土倉と行木に関して

「垂井」は「たるい」という読みで載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「たれい」という読みを新たに確認できたので、追加しました。


「土倉」は「つちくら」か「とくら」と読むことが多く、稀少な読みとして「どくら」も載せてありました。
「土倉」と書いて「とくら」と読むのは少し難しいなと思いますが、岡山県に多い読みのようです。

この他に新たに「はくら」という読みを確認できました。
これは相当に難読です。


「行木」は「なめき」か「なみき」という読みが多く、稀少な読みとして「ぎょうぎ」や「ゆうき」を載せていました。
これら以外に新たに「ゆくき」という読みを確認できたので、追加しました。

2014年12月16日火曜日

上戸と菅生と立田に関して

「上戸」は「かみと」と読むことが最も多く、次に「うえと」が多いです。
稀少な読みとして「あがと」や「うえんど」があります。

「上戸」に関しては以前も書きました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/03/blog-post_21.html

これら意外に「じょうと」という読みを新たに確認できたため、追加しました。


「菅生」は「すごう」と読むことが多く、他に「すがお」や「すがおい」、「すがせ」、「すげおい」という読みを載せていました。
今回、新たに「すがう」という読みを確認しました。
旧仮名使いでなければ他の読みと重なっていないと思いますので、追加しました。


「立田」は「たつた」と読むことが最も多く、次に「たてだ」が多いです。
他に稀少な読みとして「たちだ」を載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして新たに「りゅうだ」という読みを確認できたため、追加しました。

ら行で始まる苗字は極端に少ないため盲点になっていましたが、「立」で始まる苗字で「りゅう」という読みを持つものは意外とあるようです。
調べなおす必要がありそうです。

2014年12月15日月曜日

都田と都竹に関して

「都田」は「つだ」、「とだ」、「みやこだ」という3種類の読みで載せていました。
「苗字の読み方辞典」を参考にして、新たに「みやた」という読みを確認しました。
facebookでも見つかりますし、下記のサイトのようなものも見つかります。
http://ibukisaku.jimdo.com/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB/
偽名とも思えないので、そのまま採用しました。


「都竹」は「つづく」という読みが多いですが、他に「つづき」や「つたけ」を載せていました。
この苗字に関しては以前も検討いたしました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/04/blog-post_16.html

この3種類に加えて新たに「つじく」と「とちく」という読みを確認しました。
ここで問題となるのは「つじく」です。
「とちく」は問題がありません。
「竹」の読みとしては「たけ」か「ちく」だと思いますが、「竹刀(しない)」というのもあります。
ここで問題なのは「つじく」か「つぢく」かということです。
かなり少ない読みなので判断が難しいのですが、一般的に「竹」は「ちく」と読むのだということを考えると、「つぢく」なのではと考えました。
下記のようなサイトを見つけました。
http://plaza.rakuten.co.jp/petsmile/diary/201003200000/

私としては、新たに加えるのは「とちく」と「つぢく」にしておこうと思います。

2014年12月14日日曜日

平口と平谷に関して

「平口」は「ひらぐち」という読みしか載せていませんでしたが、「へいぐち」という読みも確認できました。
「へいぐち」は高知県に多い読みのようです。
これも追加しました。


「平谷」は「ひらたに」と「ひらや」という読みを載せていましたが、「へいだに」という読みを新たに確認できたので追加しました。

2014年12月13日土曜日

新名と新家に関して

「新名」は「にいな」と読むことが多く、他に「しんみょう」や「しんめい」もあります。
稀少な読みとして「しんめ」もあります。
「にいな」は宮崎県に多く、「しんみょう」は香川県に多いようです。
これら以外に「しんな」という読みを新たに確認できたため、追加しました。


「新家」は非常に読み方が多数ある苗字です。
「しんや」、「しんけ」が多い読みで、他に「あらいえ」、「あらけ」、「あらや」、「しんか」、「にいのみ」、「にいや」を載せていました。
「あらいえ」は石川県に多く、「にいのみ」は愛知県に多いようです。
「にいのみ」というのは相当に難読だと思いますが、他もどれも難しいです。

ただし、今回のは更に難しいです。
「新家」と書いて、「さらいえ」と読むのです。
ちょっと読めません。
しかし下記の方は本名のようですし、facebookでも「新家」と書いて「saraie」となっている方が数名いました。
http://oatd.org/oatd/record?record=handle%5C:2433%5C%2F147681

2014年12月12日金曜日

上森と神前と今城に関して

「上森」は「うえもり」や「うわもり」、「かみもり」という読みで載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「あげもり」と「かんもり」というふたつの読みを新たに確認し、追加しました。


「神前」は「かんざき」や「こうざき」、「かみまえ」、「かんまえ」という読みで載せていましたが、新たに「こうまえ」という読みを確認できたので、追加しました。
「かみまえ」以外はどれも難読だと思います。


「今城」は「いまき」、「いましろ」、「いまじょう」という読みが多く、稀少な読みとして「いまなり」も載せていました。
それらに加えて、「こんじょう」という読みを確認できたので、追加しました。

2014年12月11日木曜日

大黒に関して(訂正)

以前に「大黒」の読みとして「おおぐろ」と「だいこく」という一般的な読みに加えて、「おぐろ」という稀少な読みもあると書きました。

「おおぐろ」と「おぐろ」はアルファベットで区別することが難しいので、ひらがなかカタカナで探すしかありません。

「大黒(おぐろ)」という地名が大阪府にあることは確かです。
https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E7%BE%BD%E6%9B%B3%E9%87%8E%E5%B8%82%E5%A4%A7%E9%BB%92-996197


そして下記ページで「大黒(おぐろ)」と名乗っている方がいるのです。
http://www13.atwiki.jp/game_staff/pages/493.html

見つけたのはこの方だけでしたが、はっきりと書いてあるし、芸名などでもなさそうだったので実在すると考えて「大黒(おぐろ)」という読みを載せたのです。

しかし改めて検索して気づいたことがあります。
ここに出てくる「大黒健二」さんという方はかなり有名な方のようであちこちでインタビューが見つかります。
それにも関わらず、ふりがなが全くふっていないのです。
普通、「大黒」と書いて「おぐろ」となるような珍しい読みのときはふりがなをつけるのではないかと思うのです。

そして同じひとが下記では「おおぐろ」となっていました。
http://ascii.jp/elem/000/000/351/351020/

この方が実際はどう読むのかは分かりませんし、他に「大黒」と書いて「おぐろ」と読むひとがいるのかもしれませんが、疑わしいときは載せないという自分なりの原則に従って、この読みは削除することにします。

2014年12月10日水曜日

出水と上手と上代に関して

「出水」は「いずみ」か「でみず」と読みます。
稀少な読みとして、「いでみ」というものも載せていました。
これら以外に「苗字の読み方辞典」を参考にして、「ですい」という読みを確認できたので、追加しました。


「上手」は「かみて」や「うわて」と読むことが多く、他に稀少な読みとして「じょうて」を載せていました。
これら以外に「うえで」という読みも確認できたため、追加しました。


「上代」は千葉県で「かじろ」、島根県で「じょうだい」と読むことが多い苗字です。
ちょっと難しい読みです。
他に稀少な読みとして「かみしろ」や「かみだい」を載せていましたが、更に「かみよ」という読みも確認できたため、追加しました。

2014年12月9日火曜日

槌谷に関して

「槌谷」という苗字は「つちや」もしくは「つちたに」と読みます。
「苗字の読み方辞典」ではこれ以外に「づちや」という読み方が載っていました。

facebookでは下の方のように何人かを見つけることができました。
https://www.facebook.com/yasuyuki.zuchiya

同じ方は下記ページで、ふりがなが「づちや」となっていました。
http://www.omotenashi-saitama.jp/discovery/2013/11/363/

ひとりだけならばアダ名かなと思いますが、何人も見つかると本名としか思えません。

悩んでいる点としては、「づ」で始まる苗字が存在しうるのか?という点です。
基本的には「づ」と「ず」は同じ音であり、連濁などで「つ」の音が濁るときを除いたら、「づ」を使う機会は限定されると思います。

「づ」から始まる単語として下記のような記載がありました。
http://siritori.net/line/%E3%81%A5

「鬘(かつら)」を俗語として「ヅラ」と呼ぶこともあるようですが、これも正しくは「ズラ」なようで、「づ」から始まる単語は他になさそうです。

しかし、本人が「づちや」と名乗っていることが明らかで「ずちや」の例が見つからないということと、「槌」に濁点がつく形なので、「づち」の方が「ずち」よりは自然だろうと考え、特例として「づちや」を認めることとしました。

2014年12月8日月曜日

東江と東川と東谷に関して

「東江」は「あがりえ」や「とうえ」、「ひがしえ」と読みます。
それ以外に稀少な読みとして「とうごう」を載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「あずまえ」という読みを確認し、追加しました。


「東川」は「ひがしかわ」と読むことが多いですが、他に「あずまかわ」や「とうかわ」、「とがわ」という読みもあります。
稀少な読みとして「うのかわ」というものもあります。
これは難読ですね。
これら以外に「あずかわ」という読みも確認できたため、追加しました。


「東谷」は「あずまや」や「ひがしたに」、「とうや」、「ひがしや」、「とうこく」、「とうたに」という読みを載せていました。
これだけ載せているのに「あずまたに」が抜けていました。
「あずまたに」も実在を確認できたため、追加しました。

当たり前ですが、「東」という漢字では「ひがし」と「とう」以外に「あずま」もチェックしなければなりません。

2014年12月7日日曜日

財部と田下と田高に関して

「財部」は少し難しいのですが「たからべ」と読みます。
「苗字の読み方辞典」には「ざいぶ」という読みも出ていました。
調べると、こちらの読みも確認できたため、追加しました。
こちらの方が普通の読みに思えます。


「田下」は「たした」や「たしも」という読みが多いです。
他に稀少な読みとして、「たおり」や「たのした」を載せていましたが、それ以外に「たのしも」という読みも確認できたため、追加しました。


「田高」は「ただか」と「たこう」という読みを載せていましたが、それ以外に「たのたか」という読みも確認できたため、追加しました。

2014年12月6日土曜日

新納に関して

「新納」は鹿児島県で「にいろ」と読むことが多く、これが最多の読みです。
他に「にいのう」や「にいの」が大分県で多いようです。

更に稀少な読みとして「しんのう」や「にいな」、「にいる」があります。
難しい読みが多いですね。

「苗字の読み方辞典」ではこれらに加えて「にのう」という読みがありました。
facebookで見ると、「ninou」と名乗っているひとが1名いて、それ以外に「nino」というひとも数名いました。
https://www.facebook.com/ninoumai.ninou?fref=ts

「nino」とアルファベットで書く場合は「にいの」よりは「にの」もしくは「にのう」が自然でしょうし、1名だけでも「にのう」と読み方がいることは確かなので、これも追加することにします。

2014年12月5日金曜日

田方と高羽と高部に関して

「田方」は「たがた」という読みで載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「たんぼ」という読みを確認し、追加しました。
「田方」で「たんぼ」と読むのは難しいです。


「高羽」は「たかば」という読みで載せていましたが、「たかばね」という読みもありました。
これはあると想像できそうな読みです。


「高部」は「たかべ」と読むことが多く、他に稀少な読みとして「たかぶ」を載せていました。
それ以外に「こうべ」という読みがあることも確認できたため、追加しました。

2014年12月4日木曜日

新地と須合と末原に関して

「新地」は「しんち」と読むことが多く、稀少な読みとしては「にいち」と「みいじ」を載せていました。
「みいじ」というのはかなり難読ですが、沖縄県に集中している読みのようです。

これら以外に「苗字の読み方辞典を参考にして「あじち」という読みを確認できたため、追加しました。
こちらもかなり難読です。


「須合」は「すごう」という読みで載せていましたが、新たに「すあい」という読みも確認できたため、追加しました。


「末原」も「すえはら」という読みで載せていましたが、こちらも「まつばら」という読みを確認できたため、追加しました。

2014年12月3日水曜日

荒野と堺谷と三宮に関して

「荒野」はこれまで「あらの」と「こうや」という読みを載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「こうの」という読みも確認し、追加しました。


「堺谷」も「さかいたに」と「さかいや」というふたつの読みだけを載せていましたが、こちらも「さかたに」という読みを新たに確認できたため、追加しました。


「三宮」は「さんのみや」や「さんぐう」、「さんみや」という読みがあり、稀少な読みとしては「みみや」を載せていましたが、更に「みつみや」という読みも確認できたため、追加しました。

2014年12月2日火曜日

富松と冨松に関して

「富松」と「冨松」はいずれも「とみまつ」と読みます。
そのままですね。
「富」と「冨」はほとんど違いがないですが、別の漢字として扱っています。

このふたつには「とまつ」という読みがあることを確認できたため、追加しました。

2014年12月1日月曜日

倉上と向江に関して

「倉上」は「くらかみ」という読みで載せていましたが、「くらうえ」という読みもあるようです。
当然に思える読みですが、抜けていました。
実在を確認できたので、追加しました。


「向江」は「むかえ」という読みで載せていましたが、新たに「むこえ」という読みを確認しました。
http://books.google.co.jp/books?id=-0EKnGK8DI8C&pg=PA6&lpg=PA6&dq=%E3%82%80%E3%81%93%E3%81%88%E5%88%86%E6%9E%90%E5%AE%A4&source=bl&ots=IYKlahB3Km&sig=4ZCj-S36C_tw1epEOHOA7k7j1sg&hl=ja&sa=X&ei=_pt7VLTWLMWomgX3rIHgDA&sqi=2&ved=0CB0Q6AEwAA#v=onepage&q=%E3%82%80%E3%81%93%E3%81%88%E5%88%86%E6%9E%90%E5%AE%A4&f=false

実は、上記の方の苗字はこちらでも確認できます。
(facebookを見られる方限定ですが)
https://www.facebook.com/fukujokanto/posts/801522563239497

「向江」はアルファベットで書くと「むこうえ」との区別がつきにくいです。
「むこうえ」という読みの方でも「mukoe」と書く可能性もあるからです。
ただし、facebookで調べてみると、「mukoe」はかなりの件数があるのですが、「mukoue」などのような「むこうえ」となりそうなアルファベットでは見つかりませんでした。
結論として、「むこえ」はあるが、「むこうえ」があるかどうかは判断ができないと考えました。

2014年11月30日日曜日

北谷と来山と紅林に関して

「北谷」は「きたたに」もしくは「きたや」という読みで載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「きたやつ」という読みを新たに確認し、追加しました。


「来山」は「きたやま」という読みだけで載せていました。
こちらは「きやま」という読みを新たに確認できたため、追加しました。


「紅林」も「くればやし」という読みだけで載せていましたが、それ以外に「べにばやし」という読みを確認できたため、追加しました。

2014年11月29日土曜日

大南と大渡と北畠に関して

「大南」は「おおみなみ」か「おおなみ」という読みで載せていました。
「苗字の読み方辞典」を参考にして、「だいなん」という読みを確認し、追加しました。


「大渡」は「おおわたり」という読みが多く、稀少な読みとして「おおわたし」も載せていました。
他に「おおと」という読みがあることも新たに確認できたため、追加しました。


「北畠」は「きたばたけ」という読みしか載せていませんでしたが、「きたはた」という読みも確認できたため、追加しました。

2014年11月28日金曜日

浅生と尾家と麻植に関して

「朝生」と「荒生」を検討したばかりですが、「浅生」も追加しておきます。
「浅生」は「あさお」か「あそう」が多く、稀少な読みとしては「あさい」も載せていました。

これら以外に「苗字の読み方辞典」を参考にして「あさう」という読みも確認できたので、追加します。


「尾家」は「おいえ」と読むことが多いですが、他に「おおが」、「おか」、「おや」という読みを載せていました。
こちらは更に追加して「おおや」と「おけ」というふたつの読みを確認できました。
「おおや」と「おや」はアルファベットでは区別が難しいのですが、「ooya」というスペルのひとは確かにいるという事実と、普通に「尾家」を読むと「おおや」よりは「おや」になるのではないかと考えた点を合わせてふたつとも載せておきます。
下記のページで「おや」という方も見つけました。
http://www.imuraart.com/exhibition/archive/entrance_into_garden.html


「麻植」は知らないと読みにくいですが、「おえ」もしくは「おうえ」で載せていました。
こちらも新たに「あさうえ」という読みを確認できましたので、追加します。
もっとも自然な読みのように思えますが、後から平易な読みに変えた方がいるのでしょうね。

2014年11月27日木曜日

朝生と荒生と泉川に関して

「朝生」は「あそう」もしくは「あさお」という読みで載せていました。
やや難読ですね。
「麻生」や「浅生」という苗字を考えると、読みも推測できそうですが。
「苗字の読み方辞典」で「あさう」という読みが載っており、実在も確認できました。
旧仮名使いで本来は「あそう」と読むのでは?という可能性も考えましたが、とりあえず追加しておきます。


同じようにして「荒生」という苗字も検討します。
こちらは「あらお」か「あらおい」という読みが多いです。
他に稀少な読みとして「あろう」を載せていました。
これ以外に「あらう」という読みを新たに確認しました。
これも少し悩ましいですが、「あらう」と「あろう」は別の読みと考え、追加しました。


「泉川」は「いずみかわ」という読みしか載せていませんでしたが、「いずかわ」という読みも確認できたので、追加しました。

2014年11月26日水曜日

猪岡と猪又と門永に関して

「猪岡」は「いのおか」という読みだけで載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「いおか」という読みを確認し、追加しました。


「猪又」も同様にして「いのまた」という読みだけで載せていましたが、こちらも「いまた」という読みを確認できたため、追加しました。


「門永」も「かどなが」という読みだけで載せていましたが、こちらも「もんなが」という読みを確認できたため、追加しました。

2014年11月25日火曜日

明田と天木と上藤に関して

「明田」は「あけた」や「あきた」という読み方が多く、稀少な読みとしては「めいだ」を載せていました。
「苗字の読み方辞典」を参考にして「みょうだ」という読みを確認し、追加しました。


「天木」は「あまき」という読みで載せていました。
それ以外に稀少な読みとして「そらき」という読みを確認できたため、追加しました。
これはかなり難読だと思います。


「上藤」は「うえふじ」や「かみふじ」という読みが多く、他に稀少な読みとして「うえどう」と「うわふじ」を載せていました。
こちらも「苗字の読み方辞典」を参考にして「じょうとう」という読みを確認し、追加しました。

2014年11月24日月曜日

桜と桵に関して

「桜沢」という苗字に関して調べていたところ、「苗字の読み方辞典」では「さくらざわ>さくらさわ(たらさわ★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「桜」は「さくら」としか読めず、なぜこれを「たら」と読むのか疑問に思いました。
確かにfacebookで「桜沢」と書いて「たらさわ」と読むひとがいるようでした。

※以下の内容はJIS第3水準の漢字が出ているので、ご覧になっている環境によってはうまく読めないかもしれません。

不思議なので、もう少し調べてみました。
すると、タラノキを漢字で「桵木」と書くことがあると分かりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%82%AD

「桵」というのはJIS第3水準の漢字です。
これは「桜」に似ていますが、もちろん全く意味が異なる別の字です。

試しに「桵沢」で検索すると、こちらでも「たらさわ」という苗字がヒットします。
これならば納得がいきます。

おそらく、「桵沢(たらさわ)」という苗字が先にあり、「桵」がウェブ上などで漢字として出せないので、仕方がなく、非常によく似た漢字である「桜」で置き換えたのではないかと思います。
もしくはスキャンミスで変換されてしまったのかもしれません。
要するに「桜沢」で「たらさわ」と読む苗字は存在せず、置き換えたもの、もしくは誤記ではないかと考えるのです。
ここから先は考え方にもよるでしょうが、私は「桵沢(たらさわ)」だけを載せ、「桜沢」には「さくらざわ」という読みだけにしようと思います。
そうではなく、「桵沢(たらさわ)」はあるだろうが、それとは別に「桜沢」でも「たらさわ」と読む場合があったよというのならば、それはそれで構いません。
あくまで私の意見なので。

ちなみに「桵」という漢字を用いた苗字はこれだけのようです。

更に「桵澤(たらさわ)」という苗字もありました。
http://www.iuhw.ac.jp/daigakuin/faculty/health_welfare/analyst/staff/tarasawa_kunio.html

2014年11月23日日曜日

向田と水出と山家に関して

「向田」は「むかいだ」と読むことが多く、次に「むかだ」と「むこうだ」と読むことが多いようです。
他に稀少な読みとして、「こうだ」、「むかだ」、「むきた」、「むくた」、「むこだ」があります。
これだけで7種類あります。

「苗字の読み方辞典」を参考にして、これ以外に「むけだ」という読みを確認しました。
要するに「むかだ」、「むきた」、「むくた」、「むけだ」、「むこだ」というように二文字目が「か」行の全て揃っているということです。
調べてはいないですが、これは相当に珍しい気がします。


「水出」は「みずいで」か「みずで」という読みで載せていましたが、新たに稀少な読みとして「すいで」を確認できたので、追加しました。


「山家」は難読なのですが「やんべ」と読むことが多いです。
他に「やまが」や「やまや」という読みもあります。
最も自然な読みかと思える「やまいえ」もありますが、稀少な読みになるようです。
他に「やまべ」という読みも稀少な読みとしてありました。
これら以外に更に「やまけ」という読みも確認できたので、追加しました。

2014年11月22日土曜日

新島と新津に関して

「新島」は「にいじま」と読むことが多く、稀少な読みとして「しんしま」を載せていました。
「苗字の読み方辞典」を参考にし、「あらしま」という読みを確認し、追加しました。


「新津」も「にいつ」と読むことが多く、稀少な読みとして「しんつ」もありました。
こちらも「あらつ」という読みを確認したため、追加しました。


「新」で始まる苗字の場合、必ず「にい」、「しん」、「あら」は確かめておかないといけないですね。

2014年11月21日金曜日

矢谷と矢次と箭内に関して

「矢谷」はこれまで「やたに」という読みで載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして新たに「やがい」と「やや」というふたつの読みを確認できたため、追加しました。
一度にふたつの読みが追加となるのも珍しいですが、「やや」という読みが実在するというのも驚きました。


「矢次」は「やつぎ」もしくは「やじ」という読みで載せていましたが、こちらも新たに「やつぐ」という読みを確認できたため、追加しました。


「箭内」は「やない」と読むことが多く、他に稀少な読みとして「やんない」を載せていました。
新たに「やうち」という読みを確認できましたので、追加しました。
http://www.surpass.in/staff.html

2014年11月20日木曜日

上沼と上畑と上門に関して

「上沼」は「かみぬま」と読むことが多く、次に「うえぬま」と読むことが多いのですが、「苗字の読み方辞典」で「うわぬま」という読みも出ていました。
調べてみると、これもかなりある読みだということが分かり、追加しました。


「上畑」は「うえはた」か「かみはた」という読みが多く、他に「じょうはた」という読みも載せていたのですが、他に「かんばた」という読みがあることも分かり、追加しました。


「上門」は沖縄県と鹿児島県に集中している苗字で、最も多い読みは「うえじょう」です。
これは難読ですね。
他に「うえかど」や「かみかど」という読みもあり、稀少な読みとして「うえもん」もありました。
これらに加えて新たに「うわかど」という読みも確認できたので、追加しました。
http://www.h5.dion.ne.jp/~iruka-fu/tyumon.htm

2014年11月19日水曜日

道下と明賀と半場に関して

「道下」は「みちした」と「どうげ」というふたつの読みを載せていました。
それ以外に「どんげ」という読みがあることを教えていただきました。
http://blog.goo.ne.jp/humming-bird_2007/e/ec2d7ea332ff3b7a6b69c72d75271684

ピアニストの方のようであり、芸名の可能性も否定できないかと思いましたが、芸名であればわざわざこれほど読みにくくするはずもないなと考え、本名と判断しました。


「明賀」は「みょうが」という読みで載せていましたが、こちらも「めいが」という読みを確認できました。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11113084.html


「半場」も「はんば」という読みだけで載せていました。
これ以外の読みがあるとは思いませんでしたが、「苗字の読み方辞典」に「ごじょう」という読みがありました。下記のページのように、確かに実在する読みのようです。
http://ameblo.jp/2nddesign/entry-10704718574.html

これは難しいです。
由来を知りたかったのですが、分かりませんでした。

2014年11月18日火曜日

千々岩と東村と水落に関して

「千々岩」は「ちぢいわ」としか読まなさそうですが、「ちぢわ」という読みもあるそうです。
http://www.sojo-u.ac.jp/faculty/department/lifescience/introduction/002227.html

「ちぢいわ」と「ちぢわ」は、はっきりと別の読みであると考え、追加しました。


「東村」は「ひがしむら」と読むことがほとんどですが、稀少な読みとして他に「とうむら」と「とうそん」を載せていました。
他に「とむら」という読みもあるようです。
下記の方が数ヶ所で「とむら」という読みで出ています。
http://www.oaaa.jp/~kotairen/results/2014/34_kiroku3/rel051.html


「水落」は「みずおち」という読みでのせていましたが、「すいらく」という読みもあるようです。
下記の方がヒットします。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009698276
同一人物と思われる方が下記ページでも出ているため、誤記ではないと思います。
http://sc.hirokoudai.jp/navy/beta/meibo/now/index.htm

別の方で「水落(すいらく)」と名乗っている方がfacebookでもいました。
これらから考えて、実在する苗字であろうと判断し、追加しました。

2014年11月17日月曜日

上垣内と黒谷と三本木に関して

「上垣内」は「◯+垣内」のタイプの苗字であり、読み方がたくさんあります。

これまでは「うえがいと・かみがいと>かみがいち・かみがうち(広島)・(うえがきうち・かみがきうち・かみごうち) 」と7種類を載せていました。
これだけでもかなり多い方です。
更に加えて「うえごうち」という読みを教えていただきました。
http://taketayama-hoshoukai.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/index.html

この方はfacebookもやっており、他にも数名が確認できました。
これで8種類目の読みということになります。


「黒谷」は「くろたに」と読むことがほとんどで、稀少な読みとして「くろや」を載せていました。
これらの他、更に「こくたに」という読みも確認できました。
http://www.dma.jim.osaka-u.ac.jp/view?l=ja&u=10000112&o=affiliation&a2=0000011&a3=0000213&sm=affiliation&sl=en&sp=1



「三本木」は「さんぼんぎ」という読みで載せていましたが、こちらも「みもとぎ」という読みがあることを教えていただきました。下記の方はどの論文で見ても「みもとぎ」となっていたので、間違いないと思います。
http://www.toshiba.co.jp/tech/review/2012/04/67_04pdf/a03.pdf


2014年11月16日日曜日

松栄と登坂と長村に関して

「松栄」は「まつえ」と読むことが多いですが、稀少な読むとして「しょうえい」、「まつさか」、「まつばえ」を載せていました。
最も思いつきそうな読みである「まつえい」が抜けていました。
こちらも実在を確認できましたので、追加しました。


「登坂」は「とさか」か「のぼりさか」と読むことが多いです。
こちらも「とうさか」という読みが確認できました。
下記のページです。
http://www.svs.gr.jp/nict11-2.pdf#search='%E7%99%BB%E5%9D%82+%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%82%AB'

「とさか」と「とうさか」はアルファベットでの区別がつきにくいのですが、「とうさか」という読みが無い方が不思議だと思っていたので、当然でしょう。


「長村」は「おさむら」と「ながむら」の両方があります。
これらに加えて「ちょうむら」という読みがあるといいます。
以前にも検討しました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/01/blog-post_19.html

教えていただいた情報によると、やはり福井市の電話帳で確認できるそうです。

以前にも検討した「長村(ちょうむら)自動車」という株式会社も福井市にあります。
前回と同様、facebookでは下記の1件しか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/mitsuhiro.chomura

facebookで1件しか見つからない場合、どんなに信用できそうでも載せていなかったのですが、
①読みとして不自然ではない
②電話帳で確認できているという情報がある
③その名を用いた会社がある(住所などからつけられた名前でないことも確認済み)
④友達がある程度の数がいるひとがfacebookにいる
といった点から実在の読みと考えることにしました。

いったん載せてしまうと削除しないままになってしまうのではないかという不安があるため、かなり慎重に検討しています。

2014年11月15日土曜日

四ッ谷と餅田と小栗に関して

「四ッ谷」は「よつや」という読みで載せていましたが、「よつたに」という読みがあることも教えていただきましたので、追加しました。
http://www.rikou.ryukoku.ac.jp/teachers/math10.html


「餅田」は「もちだ」としか読めそうもないかと思いましたが、「もちでん」という読みがあることを確認できましたので、追加しました。
http://www.ykc-g.com/co_company_staff_human.html


「小栗」は「おぐり」と読むことがほとんどですが、「こぐり」という読みも確認できました。
「小」で始まる苗字の場合、必ず「お」と「こ」の両方を調べておく必要があります。
(こちらはfacebookで確かそうなものをいくつか確認しました)

2014年11月14日金曜日

土肥と四方田と米良に関して

「土肥」に関しては以前に少し検討しました。
「どい」もしくは「どひ」と読むことが多いのですが、「どひ」と書いてあっても、実際には「h」の音を発音しておらず、「どい」と読んでいるのではないかと思います。

「筧」の読みとして「かけい」と「かけひ」があったり、「庵」の読みとして「いおり」と「いほり」があったりしますが、いずれも「h」は発音していないと考え、別扱いにはしていません。

実は「土肥」には濁点のつかない「とひ」もありました。
「とい」もありそうです。
これを分けるべきか分けないべきか?
分けないのであれば、「とひ」と「とい」のどちらを採用すべきか?
調べてみると、「とい」よりは「とひ」の方が多そうです。
「どひ」と「どい」は差がなさそうです。
悩みますが、現時点で「土肥」の読みとしては「どい」を採用しており、「どひ」は併記にとどめているので、「とひ」と「とい」も分けるのはおかしいのかな?と思います。
それであれば、数の多い「とひ」を稀少な読みとして採用しておこうと思います。


「四方田」は「よもだ」と読むことが多いですが、こちらも「しほた」という読みが確認できましたので、追加します。


「米良」は「めら」と読むことが多いですが、下記ページで「よねら」と読む方がいました。
他に同じ読みの例が見つからなかったのですが、この方の場合、全ての論文で「よねら」となっているので、間違いないのではと考え、追加としました。
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000000152104

2014年11月13日木曜日

吉次と扇谷と上坂に関して

「吉次」は「よしつぐ>よしつぎ」として載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「きちじ」という読みを確認できたので、追加しました。


「扇谷」は「おうぎや」と読むことが多く、他に「おうぎたに」、「せんごく」、「せんたに」という読みがありました。
こちらも「苗字の読み方辞典」を参考にして「おぎや」という読みも確認できました。
アルファベットだと「おうぎや」との違いが分かりにくいですが、下記のサイトのようなものもいくつかヒットします。
http://blog.livedoor.jp/natural_cosme_slctn/archives/4708202.html


「上坂」は「かみさか」や「こうさか」、「うえさか」があり、どれもある程度の実数があるようですが、それ以外にも稀少な読みとして「じょうさか」を確認できたので、追加しました。
「上」で始まる苗字であれば「じょう」という読みは必ず確認しておかねばならないところです。

2014年11月12日水曜日

井と迫と蒲と舘に関して

本日は一字姓ばかりです。
一字姓は検索が難しいので、自分では探しきれず、教えてもらってばかりです。

「井」は「い」もしくは「いい」と読みます。
稀少な読みとして鹿児島県を中心として「わかし」という読みがあることは以前に書きました。

これ以外に「いのもと」という読みも確認できました。
https://www.k.u-tokyo.ac.jp/pros/person/michiaki_inomoto/michiaki_inomoto.htm

同一人物が複数の場所で確認できましたので、誤記などでもないと判断し、追加しました。


「迫」は「さこ」と読むことが多いですが、他に稀少な読みとして「はざま」もしくは「はさま」という読みもあります。
「はざま」と「はさま」を分けるかどうかは思案中ですが、それ以外に「せこ」という読みも確認できました。
http://chuindaisoccerouen.cocolog-nifty.com/about.html


「蒲」は「かば」や「がま」という読みが多く、稀少な読みとして「まこも」というものもありました。
これ以外に「かんば」という読みも確認できたので、追加しました。


以前に「舘と館に関して」というタイトルで次のように書きました。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/12/blog-post_20.html

「だて」という読み方をするのは「舘」の方で「館」の方では見つからなかったとしましたが、改めて検索してみると、「館」でも「だて」という読みが見つかりました。
こちらも修正しておきます。
これで現時点での結論としては、総数では「館」よりも「舘」の方が少し多く、読みとしてはいずれも「たち」もしくは「たて」であることが多いのですが、他に「だて」と「やかた」があるということになります。
稀少な読みとして「舘」でだけ、「たつ」という読みが見つかっています。

2014年11月11日火曜日

李と新岡と川面に関して

「李」は「り」と読みますね。
最近は「イ」と読む方もいますが、こちらのサイトでは日本語の読みに忠実なものを採用してます。
母国語の音に併せて別の読みだということにしてしまうと際限がなくなってしまいますので。

「李」と書いて「すもも」と読む場合があるといいます。
以前からそれは聞いたことがあって探したこともあったのですが、見つかりませんでした。
宮崎県日南市に集積があるそうです。
そこの電話帳は確認できていないのですが、ウェブ上で見つからないか探してみました。

ちょっと派手な苗字ですし、アニメのキャラクターの名前のようにも思えるし、ファーストネームとしてもありえそうなので、確認は慎重にしました。

https://www.facebook.com/maki.sumomo?fref=ts
https://www.facebook.com/haruna.sumomo?fref=ts

facebookで見つけたものをここに載せるのはあまりしたくなかったのですが、「李(すもも)」は見つけるのに苦労したので特別に載せておきます。
後々の確認が大変になると困りますので。


「新岡」は「にいおか」と読むことがほとんどで、他に「しんおか」と「におか」という読みがありました。
「あらおか」という読みがあるというので、こちらも確認してきました。
http://ameblo.jp/atsubetsu/entry-10737119472.html

「新岡」というのは青森県と北海道に集積のある苗字なのですが、こちらの方も北海道の方です。
4年前の記事ですが、まあ問題ないでしょう。
移動型ハンバーガーショップの代表ということで、偽名でもないだろうと判断しました。
見つけたのがこれだけだったので、ちょっと自信がないのですが、「新岡」で「あらおか」と読むのは自然ですし、わざわざ記事でふりがながふってあるので間違いないと判断し載せることにしました。


「川面」は「かわつら」と読むことが多いですが、他に「かわも」という読みもあります。
「苗字の読み方辞典」に「かわおも」という読みも載っており、そちらも確認してみました。
http://www.takken.metro.tokyo.jp/TIGV0300?LICENSENO=13091347&MENUID=TIGJ0400&SRCCTG=shozaichi&P3=10&SHOZAICHI=%8Fa%92J%8B%E6&PAGEID=179

教えていただいたのは上記のページです。
ひとつだけだと怪しいので他にないか探したのですが見つかりませんでした。
ここに出ている方はfacebookもやっており、そこでも「かわおも」となっていました。
見つかったのがこの方だけだったのですが、内容を見る限り偽名とも思えないため、実在すると考えました。

今回の3件はどれも確認が難しく自信がないものばかりでした。
私自身は信頼できそうなものを複数確認できた場合にのみ、読みが実在すると判断しているので、こういうときはかなり悩んでしまうのです。

2014年11月10日月曜日

明星と久木と宮廻に関して

「明星」は「みょうじょう」と読むことが多く、次に多いのが「あけぼし」という読みです。
「苗字の読み方辞典」では他に「みょうせい」という読みが載っており、これも実在を確認できたため、追加しました。


「久木」は「ひさき」と読むことが多く、他に稀少な読みとして「きゅうき」や「くぎ」があります。
「くのぎ」という読みもあるということで、下記のサイトを教えていただきました。
http://www.city.ushiku.lg.jp/data/doc/1389684849_doc_90_1.pdf

こういう陸上大会でのふりがなは間違っていることもあるので慎重に対応しないといけないのですが、この方のフルネームで検索すると、あちことで同じ読みで見つかります。
これは確かだと考え、追加しました。


「宮廻」はこれまで「みやさこ」という読みで載せていました。
下記のブログでも書きましたが、「廻」は「まわ(る)」や「かい」と読みそうですが、「さこ」という読みも多いです。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/09/blog-post_5.html

この「宮廻」に「みやまわり」という読みがあるので、調べてみました。
紹介してもらったのが下記のページです。
http://www.nps.ed.jp/nara-c/gakushi/kiyou/h25/syuroku10_H25.pdf

同じひとが、下記のページでも「みやまわり」として載っていました。
http://www.nps.ed.jp/nara-c/gakushi/kiyou/h23/2_kiyou_soudan.pdf

1ヶ所だけだと誤記の可能性があるかと思いましたが、複数なら大丈夫だろうと考え、追加することにしました。

2014年11月9日日曜日

芳野と来間と樋上に関して

「芳野」は「よしの」という読みで載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「ほうの」という読みがあることを確認し、追加しました。


「来間」は「くるま」もしくは「くりま」と読むことが多いのですが、それ以外に「らいま」と読むことがあることを確認し、追加しました。
読めないことはないですが、いきなりは思いつかない読みです。


「樋上」は「ひがみ」か「ひのうえ」と読むことが多いのですが、それ以外に「ひうえ」という読みがあることを確認できたので、稀少な読みとして追加しました。

2014年11月8日土曜日

有木と油谷と米岡に関して

「有木」は「ありき」としか読めそうもないですが、「苗字の読み方辞典」には「あらき」という読みが載っていました。
誤植ではないか?と疑ってしまいましたが、調べてみると確かに「有木」と書いて「あらき」と名乗っている方もいました。
稀少な読みとして追加しました。


「油谷」は「あぶらたに」と読むことが多いですが、他にも「あぶらや」や「ゆたに」という読みがあります。
稀少な読みとしては「ゆや」を載せていましたが、他に「あぶたに」という読みがあることも確認できたため、追加しました。


「米岡」は「よねおか」と読むことが多いですが、「米」で始まる苗字を見たら必ず「よね」以外に「こめ」という読みも探してみなければいけません。
新たに「こめおか」という読みも確認することができたので、追加しました。

2014年11月7日金曜日

羽生田と宗宮と猿田に関して

「羽生田」は「はにゅうだ」と読むことが多く、稀少な読みとして「はぶた」もあります。
載せていたのはこのふたつだけでしたが、「苗字の読み方辞典」にあった「はせだ」も実在を確認できましたので、追加しました。
http://chiba.jtuc-rengo.jp/volunteer/20120303.html


「宗宮」はこれまで「そうみや」というよみだけを載せていましたが、こちらも「むねみや」という読みを確認できましたので、追加しました。


「猿田」もこれまで「さるた」という一般的な読みと「えんだ」という稀少な読みを載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「ましだ」という読みを確認し、追加しました。

「猿」と書いて「まし」と読むのは相当に難しいですが、苗字としてもいくつかありそうです。
下記のページのように、もともとは「猿」と書いて「ましら」と読むようです。
http://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%89

2014年11月6日木曜日

外川と西宮と花見に関して

「外川」はこれまで「とがわ>そとかわ」として載せていました。

稀少な読みとして「けがわ」というのがあり、以前にも調べたことがあったのですが、そのときは「げかわ」で調べてしまい、見つけられませんでした。
「外」という漢字を見て、濁点のつく「げ」だと思ってしまったんですね。
実は濁点のつかない「けがわ」だったということに、ふとしたきっかけで気づき、探しなおしたところ簡単に見つかりました。


「西宮」は地名として有名で「にしのみや」と読みますね。
しかし苗字としては「にしみや」の方が多いようです。
「にしのみや」と読む場合もありそうでしたが、電話帳では見つけられず。
ウェブで検索しても地名としてのものばかりがヒットしてしまい諦めていましたが、下記のページを教えていただきました。
http://nttbj.itp.ne.jp/0188847060/index.html

秋田県にある「にしのみやこども医院」で院長の名前が「西宮」となっています。
これは院長が「西宮」と書いて「にしのみや」と読むと判断して良いでしょう。
下記ページでも同一人物が「にしのみや」となっています。
http://ci.nii.ac.jp/author?q=%E8%A5%BF%E5%AE%AE+%E8%97%A4%E5%BD%A6


「花見」は割と有名な難読苗字のひとつで、「はなみ」と読むことが多いのですが、稀少な読みとして「けみ」があります。
なぜ、「花見」と書いて「けみ」と読むのかは分かりませんが、「苗字の読み方辞典」では更に「けんみ」という読みも載っていました。
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000002285165

上記のページに出ている方をフルネームで検索すると「花見(けんみ)農園」を経営していることがわかります。
これも実在すると考えて良いと思い、追加しました。

2014年11月5日水曜日

日向寺と丹藤と羽山に関して

「日向寺」はこれまで「ひゅうがじ」として載せていました。
これも「苗字の読み方辞典」に「ひがでら」が載っていました。
下記ページで丁寧にふりがながふってあります。
http://www.sanwa-net.com/page/108/

間違いないと考え、追加しました。


「丹藤」はこれまで「たんどう」という読みしか載せていませんでした。
こちらも下記のように「にとう」という読みを確認できたため、追加しました。
http://www.newsrelease.jp/release/inet/0110/1015001.html


「羽山もこれまで「はやま」という読みしか載せていませんでしたが、「はねやま」という読みを確認できたため、追加しました。
http://www.hy-sangaku.or.jp/modules/corpinfo/corpinfo.php?ID=91

2014年11月4日火曜日

二渡と能見と種村に関して

「二渡」は「ふたわたり」と読むことが一般的で、これまではその読みしか載せていませんでした。
「苗字の読み方辞典」で「にわたり」という読みがあることを知りました。
http://www.sagarikujyo.jp/kyusen/kiroku/rel188.html

上記のサイトで「二渡(にわたり)」という姓の方が出てきます。
私はこういう学生の記録が載っているページはそれほど信頼していないのですが、フルネームで検索すると、同じようなものがいくつも見つかります。
https://www.youtube.com/watch?v=EwmkSDnhYKE

なんと、youtubeに動画も残っており、そこでも「にわたり」と呼ばれています。
これは間違いないなと考えて、追加しました。


「能見」は「のうみ」と読むことが多く、これまでは他に稀少な読みとして「のみ」を載せているだけでした。
こちらも「よしみ」という読みを確認したので、追加しました。
https://kaken.nii.ac.jp/d/r/70082584.ja.html


「種村」は「たねむら」としか読めそうもないのですが、これまで他に「たなむら」と「しゅむら」という読みを載せていました。
「苗字の読み方辞典」に「しむら」という読みが載っていたのですが、誤記ではないかと思っていました。
http://www.shimura.or.jp/Dr2014.html

しかし、上記サイトに「シムラ病院」のページがあり、理事長が「種村(しむら)」となっていました。
これも間違いないでしょうね。
追加しました。

2014年11月3日月曜日

上崎と尾原と上久保に関して

「上崎」は「うえさき」か「かみざき」と読むことが多いようです。
これまでは他に「かんざき」と「じょうざき」という読みを載せていましたが、新たに「こうざき」という読みを確認できたので、追加しました。


「尾原」は「おはら」もしくは「おばら」で載せていましたが、こちらも「おばる」という読みを新たに確認できたので、追加しました。


「上久保」は「かみくぼ」という読みだけを載せていましたが、こちらも「うえくぼ」という読みを確認できたので、追加しました。

2014年11月2日日曜日

古海と真中と見目に関して

「古海」は「ふるみ」や「ふるうみ」という読みに「こかい」という稀少な読みを載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「こうみ」という読みの実在を確認し、追加しました。


「真中」は「まなか」という読みだけを載せていましたが、新たに「まんなか」という読みを確認し、追加しました。


「見目」は「けんもく」として載せていましたが、「みめ」という読みもそれなりにあるようです。
こちらも追加しました。

2014年11月1日土曜日

白坂と久井と久留に関して

「白坂」はこれまで「しらさか」という読みだけを載せていました。
「白」という漢字で始める苗字ではかならず、「しら」と「しろ」の両方を確認すべきです。
「白坂」でも「しろさか」という読みを新たに確認できたため、追加しました。


「久井」も「ひさい」という読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「くい」という読みを確認できたため、追加しました。


「久留」は「ひさどめ」と読むことが多く、次に多いのが「くる」という読みです。
こちらも新たに「くどめ」を確認できたため、追加しました。
「苗字の読み方辞典」によると、「くどめ」は稀少な読みというわけではなく、「くる」と同程度のようなので、そのように修正しました。

2014年10月31日金曜日

西門と額田と羽生に関して

「西門」は「にしかど」という読みが一般的です。
これまでそれ以外の稀少な読みとして沖縄県に多い「にしじょう」という読みを載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、新たに「さいかど」という読みを確認し、追加しました。


「額田」はこれまで「ぬかだ」という読みだけを載せていましたが、こちらも新たに「かくだ」という読みを確認できましたので、追加しました。


「羽生」はこれまでも何回か検討した「◯+生」のタイプの苗字です。
「はにゅう」と「はぶ」という2種類の読み方が有名ですね。
実数でいうと、「はにゅう」の方が多いようです。

これも「苗字の読み方辞典」を参考にして、「はしょう」という読みを確認し、追加しました。

2014年10月30日木曜日

重野と小国と戸次に関して

「重野」はこれまで「しげの」という読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「じゅうの」という読みを確認できたため、追加しました。


「小国」も「おぐに」という読みだけを載せていましたが、「こぐに」という読みを確認できたため、追加しました。


「戸次」はやや難読です。
もっとも多い読みは「べっき」です。
その次に続くのが「へつぎ」と「とつぎ」いう読みで、これまではその3つしか載せていませんでしたが、「とつぐ」という読みも実在することを確認したため、追加しました。

2014年10月29日水曜日

舘岡と但野と築山に関して

「舘岡」はこれまで「たておか」という読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「たちおか」という読みの実在を確認し、追加しました。

似たような苗字で「館岡」というものがありますが、こちらは「たておか」だけで「たちおか」という読みはありませんでした。


「但野」は「ただの」という読みしか載せていませんでしたが、こちらも「たじの」という読みを確認したため、追加しました。


「築山」は「つきやま」という読みしか載せていませんでしたが、こちらも「ちくやま」という読みを確認したため、追加しました。

2014年10月28日火曜日

小屋と周防と外川に関して

「小屋」はこれまで「こや」という読みしか載せていませんでした。
「小」という漢字で始まる苗字の多くが「こ」と「お」の両方の読みを持つため、調べておかねばなりません。
「小屋」も稀少な読みとして「おや」があり、実在を確認できましたので、追加しました。


「周防」は難しいです。
これまでは「すおう>すほう」としていました。
しかし、「苗字の読み方辞典」では「すおう(すほう・すわ)」となっていました。

「すわ」という読みも実在を確認できました。
「すほう」という読みは実際にはそれほど多くないということのようです。
これまでにもいくつか例があったのですが、「ほ」と書いてあるが、実際には「お」と発音する苗字というのがあります。
「庵(いほり)」という苗字などがそうです。
可能な限り、現実の読み方に近い読みを載せることにしています。
「周防」は「すおう・(すわ)」という形に修正したいと思います。
これに関しては異論があるかもしれませんが、とりあえず今はこの形にしておきたいと思います。


「外川」は「とがわ>そとがわ」として載せていましたが、こちらも稀少な読みとして「けがわ」というものがありました。
実在を確認し、追加しました。

2014年10月27日月曜日

小篠と小代と小東に関して

「小篠」は「おざさ>こしの」としていましたが、それぞれの組み合わせを変えた「こざさ」と「おしの」も実在を確認できましたので、追加しました。


「小代」は「おじろ」か「しょうだい」と読むことが多いですが、他に「こしろ」という読みもあります。
今回、新たに「おだい」という読みも確認しましたので、追加しました。


「小東」はこれまで「こひがし」という読みしか載せていませんでしたが、「ことう」という読みも確認しましたので、追加しました。

2014年10月26日日曜日

勝川と楠瀬と神立に関して

「勝川」は「かつかわ」という読みしかのせていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「かちかわ」という読みを確認したため、追記しました。


「楠瀬」も「くすのせ」という読みしか載せていませんでしたが、こちらも「くすせ」という読みを確認したため、追記しました。


「神立」は1,100人ほどしかいない苗字ですが、読み方のバリエーションが非常に多く、「かんだち>かんだつ・(かみだち・かみだて・こうだち・こうだて・じんたて) 」とこれだけで8種類もありました。

「苗字の読み方辞典」によると、更に「かんだて」という読みがあり、その実在も確認できましたので、追加しました。
9種類の読みというのは、かなり多い方です。

2014年10月25日土曜日

佐生と佐宗と鷹觜と宮司に関して

「佐生」は「さしょう>さそう・(さおい)」としていました。
「させい」という読みがあることを教えていただきました。
こちらも追加します。
http://www.ie-oneshome.com/voice01.html


「佐宗」はこれまで「さそう」という読みしか載せていませんでしたが、「さむね」という読みがあることも教えていただきました。
確認できたのは下記ページだけだったのですが、複数のページで同じ読みが記載されていました。
http://www.shimamura.co.jp/kawaguchi/index.php?itemid=124588

facebookでも本名らしいひとはいたのですが、確信まではできなかったので、掲載を見送っていたのですが、追加することにしました。


「鷹觜」は「たかのはし」という読みしか載せていませんでしたが、こちらも下記のページを見ると、「たかはし」という読みがあることも分かります。
http://ci.nii.ac.jp/author?q=%E9%B7%B9%E8%A7%9C+%E7%85%A7%E7%94%B7

1980年前後の論文なので、少し悩みます。
当時は実在した苗字でも、現時点でもあるかどうかまでの確証は得られないからです。
こちらもfacebookで少数ながら確認できたので、追加することにします。


「宮司」は「みやじ」と読むことが多く、稀少な読みとして「ぐうじ」と「みやつかさ」があります。
更に「みやつか」という読みもありそうです。
http://www.uesaka.ne.jp/ucf/staff/miyatsuka-yukihito.html

「みやつか」が「みやつかさ」の略であったり、アダ名だったりする可能性も否定できないのですが、例えば「中司」のように「なかつかさ」と「なかつか」のように「司」を「つかさ」とも「つか」とも読む場合があるので、「みやつか」も実在すると判断しました。
(他に「下司」と「高司」などが両方の読みを持ちます)

2014年10月24日金曜日

越谷に関して(訂正)

以前に「越谷」という苗字に関しては検討しました。
現在は多い読みとして「こしたに」と「こしや」、稀少な読みとして「こしがい」を載せています。

「越谷」というとどうしても埼玉県の「越谷(こしがや)」市を思いだしてしまいますが、以前の検討のときは「こしがや」という読みがどうしても見つかりませんでした。

今回、新たに下記のページを教えていだたきました。
http://tk-07.com/portfolio/about.html

グラフィックデザイナーという職業が本名でなくてはダメなのかどうかは分かりませんが、念のためにフルネームで検索すると、この方はfacebookをやっていました。
そこで友達欄を覗くと、同じように「越谷(こしがや)」姓の方がいました。
これは本名で間違いないだろうと思います。

2014年10月23日木曜日

柿内と加勢と郷家に関して

「柿内」はこれまで「かきうち」という読みしか載せていませんでした。
しかし、「かきない」という読みがあることを教えていただきました。
下記のページの方が複数の場所で同じ読みを出しているのを確認しました。
http://tamago.enjyuku-investudent.com/profile.html


「加勢」はこれまで「かせ」という読みしか載せていませんでした。
一般的な名詞として「加勢(かせい)」はありますが、一般的すぎて苗字としてもあるかどうかははっきり分かりませんでした。
しかし、下記のページに出てくる方が複数の場所で「かせい」と名乗っているのを確認できました。
1ヶ所だけだと、誤記の可能性もあるかと思いましたが、どこで見ても「かせ」ではなく「かせい」になっていたので、これも間違いないと考えました。
http://neuro-cafe.com/2014/06/kotobalabo01.html


「郷家」は「ごうけ」と読むことが多く、稀少な読みとして他に「ごうか」と「さといえ」を載せていました。
こちらも下記ページのように「ごうや」という読みを確認できました。
http://www.sakado-ch.or.jp/staff/goya.php


確認をとるのが難しい読みで、facebook以外で見つけたものは、今回のように確認できたページを載せていくことにします。

2014年10月22日水曜日

万と萬に関して(訂正)

「萬」は「万」の旧字体であることは事実で、これまで併記という形にしていましたが、あれこれと意見をいただき、検討した結果、やはり分けるべきと考えなおしました。

新字体と旧字体を別扱いとするのは、「岳」と「嶽」に続いて、ふたつ目です。

ここまで1000人以上の苗字を載せていますが、「万田」と「萬田」、「万年」と「萬年」、「万野」と「萬野」はそれぞれ「まんだ」、「まんねん」、「まんの」とひとつずつしか読みがないので、良いのですが、他のものは複数あるので注意が必要です。

「阿万」と「阿萬」はいずれも「あまん」と読むことが多いですが、「あま」と読むこともあります。
「苗字の読み方辞典」では「阿万(あま)」は全体の1割未満で、「阿萬(あま)」は1割以上5割未満となっていたので、それに従います。

「万」と「萬」という一字姓に関してですが、「萬」はほぼ「よろず」という読みしかありませんでした。
稀少な読みとして「まん」がありました。
「ばん」が実在するかどうかは分かりませんでした。

「万」は「まん」と読むことがやや多いですが、「ばん」も「よろず」も実在が確認できました。


「万木」は「まんき」か「ゆるぎ」と読むことが多く、次に「まき」があります。

「萬木」は読み方が多彩で「まんき・ゆるぎ・よろき>まき・もろき」となっていました。
全て実在を確認できました。

「万木」ではないのか探してみたところ、「よろき」を見つけました。
「万木(よろき)」は「苗字の読み方辞典」では載っておらず、新規の読みになります。

「万木」で「もろき」は見つかりませんでした。


「万代」と「萬代」はともに「まんだい>ばんだい」ですが、「萬谷」でだけ「ましろ」と「よろずよ」という稀少な読みがありました。

「万谷」と「萬谷」はいずれも「まんたに>まんや・よろずや」ですが、稀少な読みとしては「万谷」では「よろずたに」だけでしたが、「萬谷」では「ばんたに」と「ばんや」だけでした。
稀少な読みが異なっているというのが面白いところです。

2014年10月21日火曜日

新木と小木と瀬下に関して

「新木」はこれまで「あらき>しんき・(あたらしき・にっき)」としていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「にいき」という読みを確認し、追加しました。


「小木」は「おぎ>こぎ」としていましたが、「しょうき」という読みを確認しました。
数はかなり少ないですが、本名のようだったので、追加しました。


「瀬下」は「せしも>せした」としていましたが、更に「せのした」という読みを確認できました。
こちらも追加しました。

2014年10月20日月曜日

越田と五明と境田に関して

「越田」は「こしだ」と読むことが多く、稀少な読みとして「こえだ」がありました。
これまではそのふたつしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「えちだ」という読みを確認し追加しました。
大分県に多い読みだそうです。


「五明」は「ごみょう」と読むことが多く、次に「ごめい」という読みがあります。
こちらも新たに「いつあき」という読みを確認できたため、追加しました。


「境田」はこれまで「さかいだ」という読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」に「さかえだ」という読みを確認しました。
「境」という漢字は訓読みで「さかい」、音読みで「きょう」としか読めなさそうで、「さかえ」と読むのは間違いではないか?と思ったのですが、実際に複数で確認できたので、追加しました。

2014年10月19日日曜日

久能と纐纈と郷原に関して

「久能」はこれまで「くのう」という読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「きゅうのう」という読みを確認し、追加しました。


「纐纈」は以前に検討しました。
「こうけつ」と読むことがほとんどですが、稀少な読みとして「はなぶさ」があります。
それ以外に「こうきつ」という読みを確認できたため、追加しました。

「こうけつ」と読む苗字としては「纐纈」の二文字からそれぞれ「糸」と「頁」を除いた「交告」がありますが、こちらには「こうきつ」という読みは見つかりませんでした。


「郷原」は「ごうはら」という読みしか載せていませんでしたが、こちらは「ごうばる」という読みを確認できたため、追加しました。

2014年10月18日土曜日

紀平と饗場と九島に関して

「紀平」は「きひら」という読みが一般的で、それしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「きのひら」という読みを確認し、追加しました。


「饗場」は「あいば」と読むことが多く、次に多い読みとして「あえば」があります。
「苗字の読み方辞典」を参考にして、「きょうば」という読みを確認したため、追加しました。

「あいば>あえば」という読みのある苗字として「饗庭」もありますが、こちらの方は「きょうば」という読みを認めませんでした。


「九島」は「くしま」という読みしか載せていませんでしたが、こちらも「きゅうしま」という読みを確認できたため、追加しました。

「九嶋」も「くしま」と読みますが、こちらは「きゅうしま」という読みが見つかりませんでした。

2014年10月17日金曜日

金杉と我如古と間野に関して

「金杉」はこれまで「かなすぎ」という読みしか載せていませんでしたが、稀少な読みとして「かねすぎ」を加えました。
「金」で始まる苗字では必ず「かな」と「かね」の両方を調べる必要があります。


「我如古」は「がねこ」という一般的な読みと「がにこ」という稀少な読みを載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、濁点のつかない「かねこ」という読みを確認し、追加しました。


「間野」は「まの」という読みだけをのせていましたが、こちらも「あいの」という読みを確認できたため、追加しました。

2014年10月16日木曜日

小笠と和仁と角倉に関して

「小笠」はこれまで「おがさ」という読みしか載せていませんでした。
大部分が「おがさ」であることは確かですが、稀少な読みとして「こがさ」があることを確認しましたので、追加しました。


「和仁」も「わに」という読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」では「わに>かずに」となっていました。
「かずに」の読みを確認しましたので、修正しました。


「角倉」はこれまで「かどくら>すみくら」としていましたが、こちらも「苗字の読み方辞典」で「すみくら>かどくら・すみのくら」となっていたため、「すみのくら」の読みを確認し、全面的に修正しました。

2014年10月15日水曜日

生方と刑部と笠野に関して

「生方」は「うぶかた」という一般的な読みがあり、それに稀少な読みとして「いくかた」と「おぶかた」を載せていました。
「苗字の読み方辞典」を参考にして、更に「おがた」という読みを確認し、追加しました。


「刑部」は「おさかべ」と読むことが多く、次に「ぎょうぶ」と読むことが多いです。
いずれも知らないと難読だと思います。
それ以外に「さかべ」という読みを確認しました。
これは更に難読です。


「笠野」はこれまで「かさの」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「りゅうの」という読みを確認できたため、追加しました。

2014年10月14日火曜日

海田と生川と岡上に関して

「海田」はこれまで「かいだ」という一般的な読みと「うみだ」という稀少な読みを載せていました。
「苗字の読み方辞典」を参考にして、「かいでん」という読みを確認し、追加しました。


「生川」は「なるかわ」という読み方が多く、かなり難読ではないかと思います。
次に多いのが「いくかわ」や「おいかわ」という読みでした。
「いくかわ」はともかく、「おいかわ」は難読だと思います。
「なまかわ」という、やや分かりやすい読みもありましたが、どちらかというと少ないようです。
他に「せいかわ」という読みを確認したため、追加しました。


「岡上」は「おかうえ」か「おかがみ」という読みが多く、他に高知県に多い「おかのうえ」という読みもありましたが、その他に「おかじょう」という読みも確認できたため、追加しました。

2014年10月13日月曜日

石谷と稲原と伊庭に関して

「石谷」は「いしたに」、「いしや」、「いしがい」、「いしがや」といろいろな読み方を載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「せきや」という読み方を確認し、追加しました。


「稲原」はこれまで「いなはら」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「いねはら」という読みを確認し追加しました。


「伊庭」もこれまで「いば」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「いにわ」という読みを確認したため、追加しました。

2014年10月12日日曜日

後村と磯谷と礒谷に関して

「後村」は「苗字の百貨店」では「あとむら(のちむら)」となっていたので、それらの実在を確認し、そのまま載せていました。

「苗字の読み方辞典」になって「あとむら >うしろむら (ごむら・のちむら)」と変更されていました。
これらも全て実在を確認できましたので、追加しました。


「磯谷」はこれまで「いそがい」、「いそたに」「いそや」を載せていました。
「苗字の読み方辞典」には他に稀少な読み方として「いそがえ」と「いそがや」が載っており、いずれも実在を確認できましたので、追加しました。


「磯」と「礒」は非常によく似ていますが、意味の異なる別の漢字です。
「礒谷」も数は少ないですが、「磯谷」と同様に「いそがい」、「いそたに」、「いそや」で載せていました。
「苗字の読み方辞典」でも同様でした。
他にないかと調べてみたところ、「いそがや」という読みがfacebookで見つかりました。
実在は確かそうでした。
久しぶりの新規の読みということになります。

2014年10月11日土曜日

佐生に関して(訂正)

「佐生」は「さしょう>さそう(さおい)」でした。
これらは全て実在を確認できました。

「麻生(あそう)」という苗字があるので「佐生(さそう」と読めないこともありませんが、少し難しいです。
ここで問題は「さしょう」と「さそう」を分けるべきかどうか?です。
些細な違いのような気がするんですね。
濁点の有無と変わらぬ程度の。

もちろん濁点の有無とは異なり、五十音順で並べると全く違う位置になってしまうので慎重になる必要がありますが…
これは悩ましい点です。
現時点では、あえて分けないことにします。
他を分類していって、必要性があれば、再検討します。



上は以前に書いた「佐生」に関する文章です。

「さしょう」と「さそう」を分けるかどうかに関して悩んでいました。

しかし実は滋賀県に「佐生(さそ)」という地名があり、「佐生(さそ)」という苗字がそのあたりに多いことを確認いたしました。

「さしょう」と「さそ」ならば明らかに違います。
これは分けた方が良いでしょう。

これまでも「狩野」で「かの」と「かのう」を併記にとどめたりしているので、「さそ」を出すのならば「さそう」はそれに含まれると考えておきたいです。

「苗字の読み方辞典」を参考にして、更に「さいき」という読みを確認しました。
「佐生」は「さしょう・さそ・(さいき・さおい)」と改めました。

2014年10月10日金曜日

粟生と安島と阿武に関して

本日から10,000人未満の苗字の見直しに入ります。
具体的にはこれまで利用していた「苗字の百貨店」のデータから「苗字の読み方辞典」のデータを参考にして、修正していきます。


「粟生」はこれまで「あおう>あわお・(あわう) 」として載せていました。

「粟生」は「◯+生」のタイプなので読み方のバリエーションが多いのですが、ほとんど変わらないものはまとめてしまい、明らかに異なっているものだけを採用しています。

これ以外に「あわせ」という読みが「苗字の読み方辞典」に載っていました。
実在を確認できましたので、追加しました。


「安島」は「あじま」か「やすじま」と読むことが多いのですが、それ以外に「あんじま」という読み方も確認できたので、追加しました。

「安嶋」ではその読みはなさそうでした。


「阿武」は「苗字の読み方辞典」で「あんの★ (あたけ・あぶ)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
それ以外に「あむ」という読みを確認しました。

2014年10月9日木曜日

山元と依田と渡辺に関して

「山元」はこれまで「やまもと」という一般的な読みと「やまげん」という稀少な読みを載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「やまがん」という読みを確認し、追加しました。


「依田」は「よだ」という一般的な読みの他に「いだ」と「よりた」という読みを載せていましたが、こちらも新たに「よでん」という読みを確認したため、追加しました。


「渡辺」は「わたなべ」と読むしかなさそうですが、稀少な読みとして「わたのべ」を載せていました。家系内で「わたのべ」と名乗っている方を確認できたので、誤記ではないと思っています。
その他に新たに「わたべ」も確認できました。


ここまでで、10,000人以上いる苗字の整理を終えました。
これまで「苗字の百貨店」を参考にしていたデータを「苗字の読み方辞典」のデータに修正しました。
それだけでも約60種類の新規の読みが加わったので、驚きです。

この後はしばらく1,000人以上10,000人未満の苗字のデータを整理していきます。
2-3ヶ月はかかってしまうかなと思いますが、後回しにもできない問題なので、きちんと整理しておこうと思います。

2014年10月8日水曜日

柳田と柳谷と山城に関して

「柳田」はこれまで「やなぎだ」という一般的な読みと「やなだ」という稀少な読みを載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「やないだ」という読みを確認し、追加しました。


「柳谷」は「やなぎたに>やなぎや」としていましたが、新たに「やなだに」という読みを確認し、追加しました。


「山城」は「苗字の読み方辞典」で「やましろ(やまき・やまぎ)」となっていましたが、その他に「やまぐすく」という読みを確認しました。

2014年10月7日火曜日

水戸と茂木と柳沢に関して

「水戸」はこれまで「みと」という一般的な読みと「みずと」という稀少な読みを載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「すいど」という読みを確認し、追加しました。

(「苗字の読み方辞典」では「すいと」となっていましたが、facebookで確認できる数人の方は濁点がつく「すいど」で、「すいと」は見つかりませんでした)


「茂木」はこれまで「もぎ>もてぎ・(しげき)」としていましたが、新たに「もとぎ」という読みを確認し、追加しました。


「柳沢」は「苗字の読み方辞典」で「やなぎさわ(やなぎざわ・やなざわ)」となっていました。
「柳澤」も同じでした。
これ以外に「やぎさわ」という読みを確認しました。

2014年10月6日月曜日

堀内と三浦と三木に関して

「堀内」は「苗字の読み方辞典」で「ほりうち(ほりのうち)」となっていましたが、その他に「ほりない」という読みを確認しました。


「三浦」はこれまで「みうら」という一般的な読みだけを載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「みつうら」という読みを確認し、追加しました。


「三木」はこれまで「みき(みつぎ)」としていました。
こちらも「苗字の読み方辞典」の方から「そうぎ」という読みがあることを教えてもらいました。

下記のページのように「三木(そうぎ)」という宮司が京都府にいらっしゃるようです。
http://www.wave.or.jp/minatobunka/archives/writer.php?no=58&id=1

他に見つけられなかったので、相当に珍しい苗字(読み方)だと思います。
宮司という職は、おそらく本名でしているのではないかと思います。

http://www.iwashimizu.or.jp/rengo/soukai/

例えば上記のページの宮司名の欄に記載されているフルネームを見る限り、普通の名前ばかりだからです。
それなので「三木(そうぎ)」も本名だと考えて、読みを追加することにします。

2014年10月5日日曜日

林田と平木と副島に関して

「林田」はこれまで「はやしだ」という一般的な読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「はやた」という読みを確認し、追加しました。


「平木」もこれまで「ひらき」という読み方しか載せていませんでしたが、新たに「たいらぎ」という読みを確認し、追加しました。


「副島」もこれまで「そえじま」という読み方しか載せていませんでしたが、新たに「ふくしま」という読みを確認し、追加しました。

2014年10月4日土曜日

新田と二瓶と馬場に関して

「新田」はこれまで「にった」という一般的な読みの他に、「あらた」、「しんた」、「しんでん」という読みを載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「にいだ」という読みを確認し、追加しました。


「二瓶」はこれまで「にへい」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「にべ」という読みを確認し、追加しました。


「馬場」は「苗字の読み方辞典」では「ばば (ばんば・うまば)」となっていましたが、それ以外に「まば」という読みを確認しました。

2014年10月3日金曜日

谷川と田端と中道に関して

「谷川」は「たにかわ」もしくは「たにがわ」という読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「やがわ」という読みを確認し、追加しました。


「田端」もこれまで「たばた」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「たばし」という読みを確認し、追加しました。


「中道」もこれまで「なかみち」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「なかどう」という読みを確認し、追加しました。

2014年10月2日木曜日

竹田と多田と立野に関して

「竹田」はこれまで「たけだ」という読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「ちくだ」という読みを確認し、追加しました。


「多田」も同様で、これまで「ただ」という読みしか載せていませんでしたが、「おおた」という読みを確認し、追加しました。


「立野」は「たての」の他、「たちの」と「たての」という読みを載せていましたが、新たに稀少な読みとして「りゅうの」を確認し、追加しました。

2014年10月1日水曜日

相馬と田井と高崎に関して

「相馬」はこれまで「そうま」という一般的な読みに加えて、「あいば」という稀少な読みを載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「あいま」という読みがあることを確認し、追加しました。


「田井」はこれまで「たい」という読みしか載せていませんでしたが、「たせい」という読みがあることを確認したため、追加しました。


「高崎」もこれまで「たかさき」という読みしか載せていませんでしたが、「こうざき」という読みがあることを確認したため、追加しました。
「高」という漢字で始まる苗字は「たか」と「こう」の両方があることが多いので、「こうざき」も実在する可能性が高いのに、見逃してしまったというのはなさけない限りです。


2014年9月30日火曜日

河原と清水と白井に関して

「河原」はこれまで「かわはら」という一般的な読みの他に、稀少な読みとして「かわら」と「ごうばら」という読みを載せていました。
しかし、更に追加して「こうばら」という読みを教えていただきました。
下記のページを見る限り、間違いないと判断いたしました。

http://jigyo.h-onoya.co.jp/archives/1525

一文字目の濁点の有無は別扱いにしているので、「ごうばら」と「こうばら」は別にします。


「清水」はこれまで「しみず」という読みしか載せていませんでした。
有名な「清水(きよみず)寺」があるので、「きよみず」という読みもあるのではないかと思っていましたが、以前は見つけられませんでした。
改めて教えていただき、確認できたので追加いたしました。


「白井」もこれまでは「しらい」という一般的な読みの他に、「はくい」という稀少な読みだけを載せていました。
こちらもいかにもありそうで以前には見つけられなかった「しろい」という読みを確認したので追加いたしました。

2014年9月29日月曜日

新居と瀬川と添田に関して

「新居」はこれまで「あらい・にい・(しんい・しんきょ)」として載せてきましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、新たに「におり」という読みを確認しました。


「瀬川」は「せがわ」としか読めそうもありません。
実際、これまでは「せがわ」という読みしか載せていませんでした。
「瀬」という漢字だけを見ても「せ」としか読めなさそうですが、「苗字の読み方辞典」に「さがわ」という読みが出ていました。
信じられませんでしたが、調べてみると確かに「さがわ」という読みでも確認できました。
苗字の読み方というのは本当に難しいです。


「添田」もこれまでは「そえだ」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「そいた」という読みを確認しました。
(「そいだ」ではなく、「そいた」のようです)

2014年9月28日日曜日

桜庭と山上と設楽に関して

「桜庭」はこれまで「さくらば」という一般的な読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「さくらにわ」という読みを追加しました。
よく考えると、「さくらにわ」という読みがあっても全く不思議ではありませんね。


「山上」は「苗字の読み方辞典」で「やまがみ>やまかみ・やまうえ (やまじょう・さんじょう・やまのうえ)」となっていましたが、その他に「やまのえ」という読み方も確認しました。


「設楽」は「したら」という一般的な読みの他に、稀少な読みとして「せつらく」を載せていましたが、こちらも「しだらく」という読みを確認したため、追加しました。

2014年9月27日土曜日

小橋と小室と近藤に関して

「小橋」はこれまで「こばし」という一般的な読みに加えて、稀少な読みとしては「おばし」のみを載せていました。
しかし、「苗字の読み方辞典」を参考にして「おばせ」という読みを確認しました。

京都府に「小橋(おばせ)」という地名があります。
他にも「橋」を「ばせ」と読む苗字はいくつかあります。

「橋」という漢字自体には「ばせ(はせ)」という読みがなさそうなので、知らないと読めそうもありません。


「小室」は「苗字の読み方辞典」で「こむろ (おむろ・おもろ★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
全て実在を確認できましたが、それ以外に「こもろ」も見つかりました。


「近藤」は「こんどう」以外に読み方がなさそうですね。
私もたくさんの「近藤」さんを知っていますが、全て「こんどう」とよみます。
しかし、こちらも「苗字の読み方辞典」を参考にして「こうどう」と「きんどう」という読みを確認しました。

2014年9月26日金曜日

小泉と小出と小林に関して

「小泉」は「こいずみ」と読むことがほとんどだと思いますが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「おいずみ」という読みも確認しました。

「小」という漢字から始まる苗字を見たら「こ」と「お」の両方をチェックしておいた方が良いということは珍しい読みを探す基本なのですが、抜けていました。


「小出」も同様です。
「こいで」と読むことが多いのですが、新たに「おいで」という読みを確認しました。


「小林」も「こばやし」に加えて、「おばやし」という読みを確認しました。

2014年9月25日木曜日

飯野と衛藤と熊野に関して

「飯野」はこれまで「いいの」という読みしか載せていませんでした。
「苗字の百貨店」時代にも「めしの」という稀少な読みがあるとなっていましたが、自分では見つけられませんでした。
今回、改めて実在を教えていただきました。


「衛藤」も同様で、これまで「えとう」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「えいとう」という読みを追加しました。
ひとりではなかなか探しきれないものも多いので、ありがたいです。


「熊野」はいくらなんでも「くまの」という読みしかないだろうと思っていましたが、「苗字の読み方辞典」で「ゆや」という読み方が追加されており、これも実在を確認できました。

2014年9月24日水曜日

安部と新城と宇都宮に関して

「安部」はこれまで「あべ>あんべ」として載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「やすべ」という読みを追加しました。


「新城」もこれまで「しんじょう>あらしろ・(あらき・にいしろ)」としていましたが、新たに「あらぐすく」という読みを追加しました。


「宇都宮」もこれまで「うつのみや」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「うとみや」という読みを追加しました。

2014年9月23日火曜日

大畑に関して(追加)

先日、「大畑」に関して、「おおはた」のみではなく、「おおばたけ」という読みもあると書いたばかりですが、更に「だいばた」という読みもあると指摘していただきました。

「だいばた」で調べると簡単に見つかります。
どうやら「だいはた」という濁点がつかない形で探していたようです。
「だいはた」でも見つからないわけではないのですが、「だいばた」に比べると極端に少ないため、実在する読みだとまでは確信が持てなかったのです。

改めて「大畑」を修正しました。

2014年9月22日月曜日

小栗と小田と城戸に関して

「小栗」はこれまで「おぐり」という読みしか載せていませんでしたが、「こぐり」という読みを新たに確認しました。


「小田」は「おだ」という一般的な読みに加えて、稀少な読みとして「こだ」を載せていましたが、更に「しょうだ」という読みを確認しました。


「城戸」も「きど」という一般的な読みに加えて、稀少な読みとして「じょうど」を載せていましたが、更に「しろと」という読みを確認しました。


これらは全て「苗字の読み方辞典」に載っていたものですが、いずれもそれほどひねった読みというわけではなく、普通に想像できる読みなので、探し方が中途半端だったんでしょうね。
反省です。

2014年9月21日日曜日

江島と大谷と大畑に関して

「江島」はこれまで「えじま」と「えしま」を併記する形にしていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、新たに「えのしま」という読みを確認しました。

「江嶋」や「江嶌」では「えのしま」という読みは見つかりませんでした。


「大谷」は「おおたに」と読むことが多く、他の稀少な読みとして「おおがい」、「おおや」、「だいたに」を載せていましたが、新たに「だいや」という読みを確認しました。


「大畑」はこれまで「おおはた」という読みしか載せていませんでしたが、新たに稀少な読みとして「おおばたけ」を確認しました。


2014年9月20日土曜日

上原と氏家と内海に関して

「上原」はこれまで最も一般的な「うえはら」以外の稀少な読みとして「かみはら」、「かんばら」、「かんばる」を載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、新たに「じょうばら」という読みを確認しました。

facebookで「joubara」と「jobara」で確認できました。
「じょうはら」は見つからないので、「じょうばら」のようです。


「氏家」は「うじいえ>うじけ・(うじえ)」としていましたが、こちらも新たに「うじか」という読みを確認しました。


「内海」も「うつみ>うちうみ・(うちみ・うちかい)」としていましたが、新たに「うちのうみ」という読みを確認しました。

2014年9月19日金曜日

飯塚と井上と上野に関して

「飯塚」は「苗字の読み方辞典」で「いいづか(いいずか・いいつか・めしづか)」となっていました。
確認を慎重にしましたが、facebookで「いづか」という読み方を確認しました。
複数いましたので、誤記ではないと思います。

「飯」という漢字は「いい」と読む場合が多いですが、「い」と読む場合もかなりあります。
見間違いやすいですが、慎重に実在を確かめています。


「井上」はこれまで「いのうえ」という読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「いうえ」と「いがみ」という読みを新たに確認しました。
どちらも言われてみれば当然の読みですが、「いのうえ」が一般的すぎて盲点になっていました。


「上野」は「うえの」という読み方が一般的で、他に稀少な読みとして「あがの」、「うわの」、「かみの」を載せていました。
しかし、「苗字の読み方辞典」で「こうずけ」という読みがあることを知り、調べてみると確かなようでした。
言われればなるほどと思いますが、かなり意外な読みです。

ここのところ調べているのは、どれも本当によくある苗字ばかりなのですが、かなり意外な読み方もあるので驚いています。

2014年9月18日木曜日

雨宮と生田と一戸に関して

「雨宮」は「苗字の読み方辞典」で「あめみや>あまみや」となっていましたが、他に「あめのみや」という読みがありました。


「生田」はこれまで「いくた>いきた・(いけだ・しょうだ)」として載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参照して新たに「おいだ」と「せいだ」という読みを確認しました。
「生」という漢字が苗字に使われるときは、その読みの多様さに驚きます。


「一戸」もこれまで「いちのへ・(いっと)」として載せていましたが、新たに「いっこ」という読みを確認しました。

2014年9月17日水曜日

足立と新井と安藤に関して

「苗字の読み方辞典」との差異を検討していて発見したものがあり、確認したものから順に載せていきます。
10,000人以上のよくある苗字からです。


「足立」は「苗字の読み方辞典」で「あだち(あしだち・あたち)」となっていましたが、それ以外に「あしだて」という読みを見つけました。


「新井」は「あらい・(にい・しんい)」として載せていましたが、新たに「さらい」という読みを確認しました。
確かに「まっさら」という単語に漢字をあてると「真っ新」となりますが、本当にこういう読みがあるとは…驚きです。


「安藤」はこれまで「あんどう」のみしか載せていませんでしたが、新たに「やすふじ」という読みを確認しました。
これは盲点でした。

2014年9月16日火曜日

小計

1,000人以上いる苗字の整理が終わりました。

ここまでの合計は12,933種類になりました。

1,500人以上いる苗字の整理が終わった時点で11,140種類だったので、それから1,800種類ほど増えました。

この1,800種類を増やすだけで3ヶ月近くもかかっています。
予定よりもかなり遅いなと思います。

 全部で8万種か10万種かは分かりませんが、まだ1-2割しか終わっていないことは確実です。

全く進んでいないのですが、元データを「苗字の百貨店」から「苗字の読み方辞典」に移行していく過程で、これまでに検討した苗字の中でも抜け落ちていた読みがたくさん見つかってしまったので、それを整理していこうと思います。

それなので、全国で1,000人未満の苗字に関しては、しばらく保留しておきます。


 再宣伝しておきます。

「日本の苗字を数えるHP」
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruh/

「日本の苗字を数えるHP」の掲示板
http://9312.teacup.com/myoji/bbs

2014年9月15日月曜日

宿里と安見に関して

「宿里」は「苗字の読み方辞典」で「やどり・しゅくり(しくり)」となっていました。
全て実在を確認できました。

またまた「宿」と書いて「しく」と読む苗字です。
どうやら苗字としてはよくあることのようです。

これまでと同様、「しくり」は「しゅくり」に併記することにします。


「安見」は「やすみ>あみ(あづみ・あずみ)」となっていました。
こちらも全て実在を確認できました。

問題は「あづみ」か「あずみ」か?ということです。
発音が変わらないものはどちらかの読みをとるという方針をとっているので、どちらかに決めねばなりません。

これまで「あずみ」としたものは「安住」と「東海」で、「あづみ」としたものが「安積」です。

ちなみに「あずま」は「東」と「東間」で、「あづま」は「吾妻」と「我妻」です。

「積」や「妻」のように二文字目の漢字が「つ」で始まるのであれば、それに併せて「づ」としていますし、無ければできるだけ「ず」を使うようにしています。

「東」を「あずま」と読むのも、元は下記のように「吾嬬」からきているため、こちらも元をたどれば「あづま」が正しいのでしょう。
作家の「東直己」は、ふりがなを「あづま」としています。

「あずま」という言葉は碓氷峠から東、群馬・関東の方を見て日本武尊が「吾嬬(あずま)はや……」と言ったのが語源だそうです。
「わが妻はもういないのか」と言う意味
日本武尊が関東を平定し、信濃に入ろうとしたとき、碓氷峠から関東平野をかえりみて愛する妻を偲んで言ったのだそうです。
日本武尊は関東へは海を行ったのだけれど、その時海が荒れ、海神の怒りを鎮めるために日本武尊の愛姫・弟橘姫が荒れ狂う海に身を投げました。このことを思い出し、「吾嬬(あずま)はや・・・」とつぶやいたそうです。
このことから、碓氷峠より東の関東を「あずまの国」と呼ぶようになり、「東」を「あずま」と読むようになったとされています。


ただし、一般的には「東」は「あづま」ではなく「あずま」でしょうから、苗字に関しては「あずま」としておきたいです。

話題がだいぶ逸れました。

「安見」に関しては、なぜ「あづみ」もしくは「あずみ」と読むかの手がかりがありません。
ですが、上記のルールに従って二文字目の漢字が「つ」で始まっていないので、「あずみ」としたいと思います。

2014年9月14日日曜日

柳元に関して

「柳元」は「苗字の読み方辞典」で「やなぎもと(やなもと)」となっていました。

「柳」という漢字を見たら必ず「やなぎ」と「りゅう」以外に「やな」と「やぎ」をチェックするようにしています。

「柳元」で「やぎもと」という読みを見つけました。
新規の読みです。

2014年9月13日土曜日

毛内と久に関して(続き)

図書館で近隣県の電話帳を調べてみました。

「久」は「ひさ」しか見つかりませんでした。
しかし、奄美大島に「久(ひさし)」という姓があるという情報をいただき、「奄美」という単語を入れて検索をかけたところ、簡単に確認できました。

悩んでいた一字姓の読みが、ひとつ解決しました。

「毛内」の読
みは確認できました。
「もうない」と「もない」も確認できました。
しかし住所的に見ると、「もうない」と「もない」が親族ではないかという思える点もあったため、もう少し調査を続けようと思っています。


これまで「苗字の百貨店」のデータをもとにしていましたが、「苗字の読み方辞典」のデータに移し替えようとしているところです。
そのため、少しブログの更新が遅れがちになるかもしれません。

2014年9月12日金曜日

毛内と久に関して

「毛内」は「苗字の読み方辞典」で「もうない>けうち・けない・もない」となっていました。

全部で1,200人ほどの苗字ですが、読み方が分かれています。
苗字としては青森県と北海道にかなり集中しているようです。

問題は「もうない」と「もない」です。
アルファベットでは区別ができないので、日本語でふりがなが書いてあるものを検索するか電話帳で該当するものを探すかしかないです。

「遊佐」のように「ゆさ」と読む例が簡単に見つかる場合で「ゆうさ」という読みを見つけるのとは違い、かなり難しいです。


「久」という苗字も同様にして読み方を探すのが難しいです。
読み方としては「ひさし>ひさ」のようですが、ファーストネームとしてもありうるものなので、ウェブでの検索はほぼ不可能だと思います。

「ひさ」という読みは確認できましたが、「ひさし」は確認できませんでした。
数の多い方が確認できないというのは不思議なようですが、一字姓では割とあります。

このふたつに関しては全国の電話帳をあたってみるしかないと思ってます。

2014年9月11日木曜日

向嶋と向嶌に関して

「向嶋」は「苗字の読み方辞典」で「むこうじま」のみとなっていました。

「向島」は「むこうじま>むかいじま」となっていたので、念のために調べたところ、「向嶋」でも「むかいじま」という読みを見つけました。
これは新規の読みです。

「島」のつく苗字である読みは異字体である「嶋」に置き換えても見つかる可能性が高いですね。


同様にして「向嶌」を検索してみましたが、本名だと思われる方が何人か見つかりました。
これは「むこうじま」で良いようです。

ウェブの「写録宝夢巣」では該当が1件もありませんでしたが、「苗字の読み方辞典」でも載っていませんでした。
どうやらこれは本当に久しぶりの新しく見つけた苗字のようです。

2014年9月10日水曜日

南嶋と南嶌に関して

「南嶋」は「苗字の読み方辞典」で「みなみしま>みなみじま」となっていました。
もちろんそれらの読みは確認できました。

「嶋」の異体字である「島」を用いた「南島」では「みなみしま・なじま>みなみじま(なんとう)」となっていましたので、「南嶋」でも他の読み方を探しました。

「なんとう」は見つかりませんでしたが、「なじま」が見つかりました。
「南嶋」で「なじま」というのは、新規の読みになります。


「苗字の読み方辞典」で「南嶋」に併記する形で「南嶌」という苗字も出ていました。
これはウェブの「写録宝夢巣」では1件もヒットしないのですが、検索すると実在の方と思われるものが見つかります。
読み方は「みなみしま」で良いようです。

2014年9月9日火曜日

明瀬に関して

「明瀬」は「苗字の読み方辞典」で「みょうせ>あかせ(みよせ★・めいせ・あきせ)」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。

調べてみると、確かに「みよせ」も見つかります。
これは悩みます。
発音してみた印象が「みょうせ」と、あまり変わらないからです。

他のものは全て実在を確認できました。

やはり私としては発音があまり変わらないものはひとつにまとめるという方針を崩したくないので、「みよせ」は「みょうせ」に併記するだけにします。

「みよせ」という読みがあることは事実のようですし、それを削ってしまうのもいかがなものかと想ったのです。

「宿谷」のところで、「しくたに」という読みを「しゅくたに」に併記するだけにしたのと同じ理屈です。


「明瀬」では他に「あけせ」という読みも見つけました。
新規の読みです。

2014年9月8日月曜日

岳と嶽に関して(修正)

新旧自体表に載っているもののうち、「岳」と「嶽」のみを分けることにしました。
現在のところ、これだけです。

これまでの結果としては、以下のようになりました。
(全国で1,000人以上の苗字のみ)

「大岳」と「大嶽」…「大嶽」のみで「おおだけ」という読みがあったが、「岳」が二文字目なので、濁点の有無を気にする必要がない。ただし、「大岳」よりも「大嶽」の方がずっと多い。

「岳」と「嶽」…一文字姓。読み方は「たけ」か「だけ」だが、「岳」でのみ「おか」という読みがあった。数としても「嶽」の方が多い。

「岳野」と「嶽野」…いずれでも読みは「たけの」と「だけの」。ただし、「だけの」は「岳野」では稀少な読みだが、「嶽野」ではそれほどでもない。

「岳本」と「嶽本」…「嶽本」のみで「だけもと」という読みがあった。

「三岳」と「三嶽」…「三岳」のみで「みつたけ」という読みあり。


新字体の方が旧字体よりも読みの種類が多いことに関しては、それほど神経質にならなくても良いかもしれません。

「岳」よりも「嶽」の方が多い苗字がある点と、「嶽」の方で始まる苗字でのみ「だけ」と読むことがある点は、このふたつが単なる新字体と旧字体の関係ではないと考えるべきだと考えました。

「岳野」で「だけの」というのは、新規の読みになります。

2014年9月7日日曜日

三岳と三嶽に関して

「三岳」は「みたけ」と読むことが多く、次に多いのが「みつたけ」のようです。
他の読み方はなさそうでした。

「三嶽」は「みたけ」しか読み方がなさそうでした。


8月12日の「竜口と岳本に関して」でも検討しましたが、これも同様です。

「嶽」は「岳」の旧字体であることにはなっていますが、実際にそう考えているひとはあまりいないのかもしれません。
異体字であるという認識も乏しいのかもしれません。

昨日に検討した「淵」と「渕」のように異体字という関係であるだけならば、併記をやめるのは問題がないのですが、新旧字体表に入っているものを分けてしまうのはまだためらいがあります。

しかし「岳本」に続いて「「三岳」も、ということになると、少なくとも「岳」と「嶽」に関しては別扱いにすべきだと判断します。

他にも「竜」と「龍」や、「万」と「萬」など、別扱いにすべきか悩んでいるものも多いです。

基本は新旧字体表に載っているものはまとめておくことにして、例外を設けるしかないのかなと思っています。

2014年9月6日土曜日

曲淵と曲渕に関して

「曲淵」は「苗字の読み方辞典」で「まがりぶち>まがりふち」となっていました。

また、「曲渕」は「まがりぶち>まがりふち(まぶち★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「渕」と「淵」は異体字の関係にあり、「渕」は俗字という扱いです。

「淵」はJIS第1水準で、「渕」は第2水準なので、これまで「淵」をメインにして「渕」は併記という形にしていました。
しかし、実際には「渕」を用いる苗字の方が「淵」よりも圧倒的に多いことも多いので、これはおかしいなとも思っていました。

例えば、「辺」に対しての「邊」や、「沢」に対する「澤」をまとめたいなという気持ちはあったのですが、それに併せて、「場」に対しての「塲(第2水準)」や「崎」に対しての「﨑(第3水準)」、「瀬」に対しての「瀨(第3水準)」、「柳」に対しての「栁(第3水準)」をまとめてしまいたいと考えていたので、このように併記をしていました。
(環境によっては、ここの文章が読めない方もいるかもしれません。すいません)

塲」という漢字は旧字体ではないですが、「場」にまとめてしまってもそれほど違和感はないのではないでしょうか?
また、「辺」の旧字体は「邊」であって、「邉」は「邊」の異体字という扱いであることも注意が必要です。

それなので、JISを基準として、異体字をまとめていたのですが、例外が次々に出てきました。

話がそれましたが、結論としては「曲渕」で「まぶち」という読み方をする場合は確かにあり、「曲淵」ではそのような読み方は見つかりませんでした。
それなので、「淵」と「渕」は全て別扱いに変更しました。

「曲淵」は「まがりぶち>まがりふち」しか読み方がありませんでした。

「曲渕」は「まがりぶち>まがりふち」の他に稀少な読みとして「まぶち」があり、更に「かねぶち」という読みも見つかりました。
新規の読みだと思います。

他のものも調べました。
「馬淵」も「馬渕」もどちらも「まぶち」と読み、数としては「馬渕」の方が多いのですが、「馬淵」でだけ「うまぶち」という読みを見つけました。
こちらも新規の読みだと思います。


「淵」と「渕」以外に「渊」という漢字もあります。
「渊」も「淵」の異体字でJIS第2水準ですが、これは現在のところ「淵」に併記することにしておきます。

2014年9月5日金曜日

盆子原と保延に関して

「盆子原」は「苗字の読み方辞典」で「ぼんこはら>ぼんこばら(いちごばら★・ぼんごばら・いちごはら)」となっていました。

私は濁点の有無は気にしないという方針をとっているので、「ぼんこはら」をメインにしたいと思います。
「盆子原(ぼんこはら)」という苗字に出会ったら珍しいとは思いますが、難読だとは思いませんね。

ですが、「盆子原」と書いて「いちごばら」もしくは「いちごはら」と読むとなると、これは相当に難読です。
宮城県に「覆盆子原」と書いて「いちごはら」と読む地名があるそうです。
下記のページを読むと平安時代に「イチゴ(苺)」に対して「覆盆子」という漢字を当てているようです。

http://www.ctb.ne.jp/~imeirou/soumoku/g/itigo.html

これは知りませんでした。
「ぼんこはら」に比べると「いちごばら」もしくは「いちごはら」はずいぶんと少ないようです。
facebookで見る限りは濁点のつかない「いちこはら」と名乗っている方が多いようです。


「保延」は「ほのべ」と読むことがほとんどです。
「延」という漢字は他にも読み方がありそうですが、見つかりませんでした。

しかし、「保延」の稀少な読みとして「ぬかのぶ」という読みが「苗字の読み方辞典」に載っていました。
実在も確認できました。
これも知らなければ絶対に読めません。
由緒はあると思いますが、相当に稀少な読みです。

2014年9月4日木曜日

部谷に関して

本日は「部谷」です。
難読苗字について触れられている本などで取り上げられているのを読んだことがあります。

「部谷」で「とりや」と読むというものです。
本来、「部」には「とり」という読み方がないのですが、「服部(はっとり)」という難読ではありますが、ありふれた苗字からの類推で「部」を「とり」と読むというものでした。

もちろん「部谷」で「とりや」と読むこともありますが、実際にもっとも多い読みは「へや」でした。
「苗字の読み方辞典」では「へや>ひだに★・ぶたに(へだに・とりや★・へたに・とりたに)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
これで見ると、「部」を「とり」と読むのは少数派だということが分かります。

これらは全て実在を確認できました。
私は濁点の有無にはこだわっていないので、「へだに」と「へたに」は同じとして考えていますが、それでも6種類。
全部で1,300人ほどの苗字の割には、かなり読み方が分かれている方だと思います。

他にないかと読み方を組み合わせていったところ、「ひや」という読みを見つけました。
「ひだに」があるなら、というところからの連想だったのですが、これも単独で見たらかなり難読だと思います。
「ひや」は新規の読みです。

2014年9月3日水曜日

舟生と船生に関して

「舟生」は「苗字の読み方辞典」で「ふにゅう>ふにう(ふなおい・ふなお)」となっていました。

以前から書いていますが、「◯+生」という苗字の読み方は難しいです。

私は「柳生」や「桐生」は「やぎゅう」や「きりゅう」という読みにしています。
それぞれ「やぎう」や「きりう」と読む方もいるようですが、差異がないように思うのです。

読み方というのは本人が希望すれば簡単に変えられるものなので、特に発音した印象が変わらないものは同じものとして扱っています。
もちろんあくまで名乗っている方の多い読みを用いています。

例えば同じ「◯+生」の「針生」は「はりゅう」よりも「はりう」の方が多かったので、その読み方をメインにしています。

話題がずれましたが、「舟生」は「ふにゅう」と読むことが多いため、私は「ふにゅう・(ふなお・ふなおい)」として考えます。
「ふにう」は「ふにゅう」に含まれるという考え方です。

「ふにゅう」以外の稀少な読みである「ふなお」と「ふなおい」も実在を確認できました。
他にないかと探したところ、「ふなせ」という読みも見つけました。
これも新規の読みです。


「船生」も同様に「ふにゅう」が多く、他に「ふなおい」と「ふなお」がありましたが、こちらでは「ふなせ」は見つかりませんでした。

2014年9月2日火曜日

平生に関して

「平生」は「苗字の読み方辞典」で「ひらばえ>ひらお(へいしょう・へいぜい)」となっていました。

「◯+生」のタイプの苗字ですが、いずれも読み方が難しいです。

いずれの読み方も実在を確認できました。

他に読み方がないかと探したところ「ひらせ」という読みを見つけました。
新規の読みですが、これも相当に難読だと思います。

2014年9月1日月曜日

東園と東薗に関して

「東園」は「苗字の百貨店」で「ひがしぞの(とうえん)」となっていましたが、「苗字の読み方辞典」では「ひがしぞの」のみとなっていました。

自分で調べなおしても「とうえん」は見つかりませんでした。
これからは「苗字の読み方辞典」を参考にしていこうと思います。

他の読み方を探したところ、「とうぞの」という読みを見つけました。
新規の読みです。


「東薗」は「東園」に比べるとずっと数が少なくなります。
読み方も「ひがしぞの」のみでした。

2014年8月31日日曜日

羽川と迫間に関して

「羽川」は「苗字の百貨店」で「はがわ>はねかわ」となっていました。
しかし「はねかわ」は見つかりませんでした。

「苗字の百貨店」のデータを受け継いだ「苗字の読み方辞典」では「羽川」の読みは「はがわ」だけでした。
こちらが正しいと考え、「はがわ」のみとします。


「迫間」は「はざま>はさま・さこま」となっていました。
「間」を「ま」と読んでいることは確かでしょうから、「迫」を「はざ」と読んだり、「はさ」と読んだりしているわけです。

「中島」などの苗字で「なかじま」と「なかしま」というふたつの読みがあるのとはちょっと違うとは思います。
「中島」の場合、「島(しま)」が前の音につられて濁点がつくかつかないかという違いだからで、「迫間」では「迫」の読み方自体が変わってしまっているからです。

悩みますが、「はざま」と「はさま」は同じものとしておきます。

ちなみに「苗字の読み方辞典」では「さこま>はざま・はさま」となっていました。
最多の読みが異なっているわけです。

これまでもこういう苗字があったと思います。
気づいたら少しずつ修正をしていかないと間違ったデータになってしまいます。
時間のある限り、見なおしていこうと思います。

2014年8月30日土曜日

能沢に関して

「能沢」は「のざわ」と読むことが多く、次に多いのが「のうざわ」でした。

「遊佐」という苗字のところでも検討しましたが、「遊佐」の最多の読みである「ゆさ」の他に「ゆうさ」という読みもあり、これは別のものとして扱っています。

発音した印象が異なるし、五十音順で並べてもずいぶんと異なってしまうからです。

それなので、「のざわ」と「のうざわ」も分けます。

「狩野」の「かの」と「かのう」は同じものと考えていますが、苗字の最後の文字以外で伸ばす音が入るか入らないかというのはかなり印象が異なってくるので、だいたい別扱いとしています。

これまででいうと「石郷岡」という苗字の読みである「いしごうおか」と「いしごおか」だけは途中に伸ばす音が入っていますが、例外的に同じ読みとして扱っています。

ひらがなで五文字以上になると、伸ばす音が入っても入らなくても印象が変わらないような気がするのと、それほど多くない苗字である「石郷岡」をわざわざふたつに分ける理由もないかと考えたからです。

2014年8月29日金曜日

おわび

この「日本の苗字を数える」というブログは「苗字の百貨店」の内容に大きく依存した形でやっていますが、「苗字の百貨店」自体には全く断りを入れていませんでした。

閉鎖されたサイトであり、管理人さんと連絡をとる手段がなかったことが大きい理由です。

ですが、ほそぼそと1年以上もやってきたところ、そちらの方面から連絡をいただきました。

これまでは見つからない読みに関し、私の独断で削除して後で見つかれば追加するという形にしていましたが、今後はもう少し各所に相談してからにいたします。

そのため更新が遅れることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。

2014年8月28日木曜日

中垣内に関して

「中垣内」は「◯+垣内」の形であり、こういう苗字は読み方が多数あることが多いです。

「苗字の百貨店」では「なかがいと・なかがいち(なかごうち・なかがきうち)」となっていました。

これらは全て実在を確認できました。

他の「◯+垣内」のパターンでよくある読み方をチェックしていったところ、「なかがうち」という読みを見つけました。
これも新規の読みになります。

2014年8月27日水曜日

生天目と那波に関して

「生天目」は「なまため」と読むことが多いですが、「なばため」という読みもあります。
いずれにせよ、知らないと読めないのではないかと思います。

他に「苗字の百貨店」では「うてんめ」という読みも載っていましたが、これの実在は確認できませんでした。

「なまため」と「なばため」をどのように考えるかですが、私は別扱いで良いと思っています。

これまで「吉原」や「小笠原」の「原」に関しては前の音につられる形で「はら」が「わら」に変わったとしても同じものとして扱ってきました。

逆に「不破」という苗字で「ふわ」という読みの他に「ふば」と読む場合があり、これは別扱いとしています。
「破」という漢字は「は」と読むわけですが、これが前の音につられて「わ」となった場合と、「ば」となった場合があると考えているのです。
間に「ふは」と読む場合があるという考え方です。
これらまで全てまとめてしまうと、相当にまとまってしまうので、ここは分けておこうと考えたのです。

ちょっと話がずれましたが、「なまため」と「なばため」は発音した印象がだいぶ違いますし、「生」という漢字をどう読むかという問題なので、別扱いとしたいと思います。


同様にして「那波」です。
こちらの読みは「なば>なわ・なは(ななみ)」となっていました。
これらの読みは全て確認できました。

ただし上の考え方を踏襲するのならば、「なば・なわ・(ななみ)」とするべきでしょう。

「なば」と「なわ」は別扱いとし、「なは」は「なわ」に含まれると考えるか、もしくは「なば」の濁点のない形と考えるということです。

2014年8月26日火曜日

温水に関して

「温水」は「ぬくみず」と読むことが多く、次に多いのが「ぬくみ」です。

かなり難読だと思いますが、芸能人で「ぬくみず」と読む方がいるので、かなり正答率が高くなるでしょうね。

念のためにと想って調べたところ、「おんすい」という読みを見つけました。
複数で確認できましたし、ペンネームなどでもなさそうでした。
新規の読みです。

2014年8月25日月曜日

富家と冨家に関して

「富家」は「苗字の百貨店」で、「とみいえ>とみや(とみけ・ふけ・とみか・ふか)」となっていました。
1,100人ほどの苗字です。

「冨家」はそれより少なく490人ほど。
読み方は「とみいえ>ふけ・とみけ・とみや」となっていました。

元の人数が異なっているのでカッコ内となっている1割未満の読み方に関しても、実数にしたらどうなるかは分かりませんが、そこまでは判断できないです。

まとめて結論を書いておくと、両方の読みで共通の「とみいえ」、「とみや」、「ふけ」、「とみけ」はいずれも実在を確認できました。
もちろん「富家」と「冨家」の両方で確認しています。

共通していない読みに関してです。

「とみか」という読みは見つかりませんでした。
「富家」では見つからず、念のために調べた「冨家」でも見つかりませんでした。

「ふか」という読みは「富家」では見つかりませんでしたが、「冨家」で見つかりました。
「冨家」で「ふか」は、新規の読みになります。

2014年8月24日日曜日

出戸と中宮に関して

「出戸」は「苗字の百貨店」で「でと>でど(しゅっと・いずと)」となっていました。

しかし調べてみると、「でと」以外が全く見つかりません。
「でど」ですら見つかりませんでした。

「でど」は二文字目以降の濁点の有無の違いだけなので、それほど重要な問題ではないかもしれませんが、見つからない以上は、「出戸」は「でと」のみとしておきます。


「中宮」は「苗字の百貨店」で「なかみや>なかのみや」となっていました。
しかしこちらも「なかみや」はありましたが、「なかのみや」は見つかりませんでした。

カッコ内にないので1割以上あるはずなのですが、全く見つからないので削除し、見つかったら1割未満の読みにすると思います。

2014年8月23日土曜日

築城に関して

「築城」は「ついき」か「つくしろ」と読むことが多いです。

他に稀少な読みとして「つゆき」、「ちくじょう」、「つきしろ」がありました。

全て実在を確認できました。

他のものは問題ないのですが、「つゆき」だけは引っかかりました。
「築城」から「つゆき」とはなかなか読めないからです。

本当にその読み方で良いのか?
「ついき」と別扱いで良いのか?
という点です。

結論としては、なぜ「つゆき」と読むのかは分かりませんが、確かに実在することが分かりました。
そして「い」と「ゆ」は母音も違うし、発音してみても異なっているので、別扱いにすべきと考えました。

2014年8月22日金曜日

栂野と豊山に関して

「栂野」は「とがの」と読みます。

「栂」はあまり用いられることのない漢字ですが、「栂野」自体は全国で1,000人ほどいる苗字です。

「苗字の百貨店」で稀少な読みとして「つがの」というものが出ていました。

しかし調べてみると、架空の人物だったり、「とがの」の誤記だったりといったものばかりでした。
実在する読みなのかもしれないですが、確認はできませんでした。

とりあえず、「栂野」の読みは「とがの」のみとしておきます。


「豊山」はそのまま「とよやま」と読むことが多いですが、「とやま」という読みもあります。
そのふたつは実在を確認できるのですが、「苗字の百貨店」では他に「ゆたかやま」という読みもありました。

しかし調べてみると、「ゆたかやま」で引っかかるのは昔の力士の四股名だけでした。
こちらも実在するのかもしれませんが、見つからないかぎりは削除しておきます。

こういった芸名であったり架空の人物名であったりして、実際の苗字としては存在しない”幽霊読み”が隠れている可能性があるので要注意です。

2014年8月21日木曜日

大工に関して

本日は「大工」という苗字に関してです。

普通に文中で使われたら「だいく」としか読めません。
実際に苗字としてもっとも多い読み方も「だいく」でした。

「苗字の百貨店」では他に稀少な読みとして「おおえ」、「おおく」、「だいごう」が出ていました。

「おおく」と「だいごう」は良いですが、「おおえ」は信じられませんでした。

「工」を「え」と読むなんて!

しかし調べてみると、上の読み方は全て実在していました。

実際に見ても「大工」を「おおえ」と読むのが信じられず、「工」ではなくカタカナの「エ」ではないのか?JIS第3水準以上の漢字で出せないから仕方なくカタカナで書いているのではないか?と思ったりもしたのですが、やはり間違いはないようでした。

奥が深いです。

それ以外にないかと調べたところ、「おおたくみ」という読みを見つけました。
これは新規の読みです。

2014年8月20日水曜日

高司と茶薗に関して

「高司」は「苗字の百貨店」で「たかじ>たかし(たかつか)」となっていました。

いずれも実在を確認できましたが、濁点の有無は気にしていないため、「たかじ・(たかつか)」としました。
他にないかと探したところ、「たかつかさ」という読みを見つけました。
新規の読みです。


「茶薗」は「苗字の百貨店」で「ちゃぞの>ちゃえん」となっていました。
「茶園」も全く同じでしたが、「茶園」は1,100人ほどで「茶薗」は120人ほどでした。

どちらも鹿児島県と宮崎県に集中しています。

ただし読みに関していうと「ちゃぞの」はいずれでも見つかりますが、「ちゃえん」は「茶園」でしか見つかりませんでした。

「茶薗」の読みは確認ができるまで「ちゃぞの」のみとしておきます。

2014年8月19日火曜日

俵谷と財田に関して

「俵谷」は「苗字の百貨店」で「たわらや>ひょうたに」となっていました。
もちろんそのふたつは見つかりました。

もっともありえそうに思える「たわらたに」はないのかな?と探したところ、見つかりました。
新規の読みです。


「財田」は「たからだ(さいた)」となっていました。

「財田」で「さいた」と読むのは難しいです。
「ざいた」ではないのかな?と探したところ、「さいた」もありましたが「ざいた」でも見つかりました。
一文字目の濁点の有無は考慮しているので、これも新規の読みということになります。

2014年8月18日月曜日

丹藤と田母神に関して

「丹藤」は「苗字の百貨店」で「たんどう>にとう・たんとう」となっていました。

「たんとう」は「たんどう」に含まれることとして、問題は「にとう」です。
いかにもありそうなのですが、探してみると全く見つかりませんでした。

とりあえず、「丹藤」の読みは「たんどう」のみとします。


「田母神」は「たもがみ>たもかみ・たぼがみ(たぼかみ)」となっていました。

「神」の部分が「かみ」となるか「がみ」となるかにはそれほど違いがないと思っています。
前の音につられる形で濁音になるかどうかということは気にしていません。

ですので、「田母神」は「たもがみ>たぼがみ」まで整理してしまって良いと思います。
問題は「たもがみ」と「たぼがみ」を別扱いとするかどうかですが、これは分けておこうと思います。

この「母」を「も」と読むか「ぼ」と読むかは、前の音につられて変わっているのではないのでは?と考えているからです。

2014年8月17日日曜日

竹生に関して

「竹生」は「苗字の百貨店」で「たけお>たけおい・ちくぶ(たけふ・たこう・たかお)」となっていました。

「たけお」、「たけおい」、「ちくぶ」は見つかりました。

カッコ内にある1割未満の読みですが、「たけふ」と「たこう」も見つかりました。

この中では「たかお」だけが見つかりませんでした。
「竹生」と書いて「たかお」と読む。
これは相当に難しいです。
見つからないので削除しておきます。

いろいろと調べているうちに「たけう」という読みを見つけました。
これはどうでしょうか?

まず「竹生」も「◯+生」の形の苗字なので、「柳生」や「桐生」と同じように「たきゅう」という読みがないか調べましたが、これは見つかりませんでした。

「羽生(はぶ)」や「丹生(にぶ)」もありますので、「竹生(たけふ)」があるのは自然だと思います(実際に調べると「たけぶ」は見つかりませんでした)。

「生」を「ふ」という読むことも問題ないと思います。

「生」を「う」と読むことも当然ですが、問題は「たけふ」と「たけう」がどれだけ異なっているか?という問題です。

「筧」の読みとして「かけい」と「かけひ」は分けないことにしています。
それに従うと「たけふ」と「たけう」も分ける必要はないのではないかと思います。

せっかく見つけた「たけう」ですが、これは新規の読みとはしないことにします。

2014年8月16日土曜日

周防と積に関して

「周防」は「苗字の百貨店」で「すおう>すほう(すお)」となっていました。

「狩野」で「かの」と「かのう」を同じものと考えたので、「すおう」と「すお」も同じものと考えて良いと思います。

「すほう」に関しても同じような考え方ができると思います。
「筧」という苗字で「かけい」と「かけひ」というふたつの読みがあります。
これも文字で書くと異なるようですが、発音する限りではほぼ同じだと思います。
「かけい」と「かけひ」は別扱いにしていません。

同じように「すおう」と「すほう」も別扱いにせず、併記ということにします。


「積」は「苗字の百貨店」で「せき>つみ」となっていました。
一文字性は見つけにくいのですが、「せき」という読みは見つかります。

しかし、「つみ」という読みは見つかりませんでした。
全体で1,200人ほどの苗字なのでカッコ内に入っていなければ、120人から600人くらいはいるはずで、見つからないのはおかしいです。
少なくとも1割未満なのではないでしょうか?

見つかるまで「積」の読みは「せき」のみとしておきます。

2014年8月15日金曜日

城尾と下垣内に関して

「城尾」は「苗字の百貨店」で「しろお>じょうお・じょうび(じょうのお じょうの)」となっていました。

いずれも実在を確認できるのですが、「じょうの」だけは疑問が残ります。

実は京都府綴喜郡宇治田原町というところに「城尾(じょうの)」という地名があります。

ここでは「高尾(こうの)」という地名もあったので、「尾」を「の」と読んでいることは間違いないようです。
しかし「城尾」で「じょうの」と名乗っている方がいるかどうかははっきりしません。
facebookでそれらしいひとが見つかるのですが、アルファベットで「Jono」となっているだけで、その方の親族らしきひとは「Jonoo」となってたりして、違いそうです。
アルファベットだけで判断するのは難しいです。

いないとは限りませんが、「じょうのお」との差異も分かりにくいですし、はっきりするまでは「じょうの」は保留しておきたいと思います。


「下垣内」は「しもがいち・しもがいと>しもがうち(したかきうち・しもかきうち・しもがきうち・しもごうち)」となっていました。

「◯+垣内」のパターンは読み方のバリエーションが多いです。
他のものはどれもあるのですが、もっとも自然な読みに思える「したかきうち」だけが見つかりませんでした。
「したがきうち」と濁点をつけても見つかりませんでした。
これも保留にしておきたいと思います。

2014年8月14日木曜日

宿利と地下に関して

「宿利」は「苗字の百貨店」で「しゅくり(しくり・やどり)」となっていました。
これらは全て実在を確認できました。

「宿谷」という苗字のときにも同様のことを考えました。
「宿谷」の場合、全く別の読み方である「やどたに」を別にすると、「しゅくたに」と「しゅくや」という読み方があり、その他に「しくたに」と「しくや」もあるのです。

「しゅく」と「しく」をどう扱うか悩んだのですが、併記する形にして別扱いにはしませんでした。

「しくたに」という苗字のひとが「しゅくたに」と間違われても訂正はするだろうけれど、その訂正のレベルは「はまさき」さんが「はまざき」と間違われて訂正するのと同じレベルだろうという考え方によっています。

「宿利」も同様に考えたいと思います。
「しゅくり」と「しくり」は併記にとどめたいと思います。


「地下」は「じげ>ちか(ぢげ・ちした)」となっていました。

「ぢげ」は「じげ」と同じと考えていますので、私の解釈では「じげ>ちか・(ちした)」となります。
これらは全て実在を確認できました。

他のものを探したところ、「じした」という読み方を発見しました。
一文字目の濁点の有無は別扱いにしているので、これは新規の読みになります。

2014年8月13日水曜日

新矢と重留に関して

「新矢」は「しんや」と読むことが多いですが、「にいや」という読みもありました。
ふたつとも実在は確認できます。

他にないかと調べてみたところ、「あらや」という読みを見つけました。
新規の読みです。


「重留」は「苗字の百貨店」で「しげとめ・しげどめ・(じゅうとめ)」となっていました。

濁点の有無にはこだわっていないので、「しげとめ」と「しげどめ」は同じものと考えます。

「じゅうとめ」は見つかりませんでした。
もちろん「じゅうどめ」でも探しましたが、見つかりませんでした。

代わりに「しげとみ」が見つかりました。
これも新規の読みです。

2014年8月12日火曜日

竜口と岳本に関して

今回も悩んでいるものを取り上げます。

「竜口」は「苗字の百貨店」で「たつぐち>たつのくち」となっていました。
「龍口」も同じでした。

「竜」と「龍」は新旧字体表に載っているため、併記していますが、「龍」というのはかなり有名な漢字ですし、このふたつの漢字はだいぶ形が違うため、悩んでいるところです。

ただこれを分けるとなると、私のホームページのそもそもの目的がだいぶ崩れてしまうため躊躇してしまっています。

「龍」がJIS第1水準であるということから、JIS第1水準は別扱いにするというのも考えましたが、「万」の旧字体である「萬」は第2水準であるため、こちらはどうするんだと考えたりしています。

話が脱線してしまいました。
結論を簡単に書くと、「龍口」は「たつぐち>たつのくち」で問題がなさそうでしたが、「竜口」は「たつぐち」ばかりで「たつのくち」が見つからなかったのです。
こういう例を見つけてしまうと、かなり悩んでしまいます。
現時点では「竜」と「龍」は併記のままにしていますが…


「岳本」も同様です。
「岳本」は「たけもと」と読みます。
ですが、「岳」の旧字体である「嶽」を用いた「嶽本」では「たけもと>だきもと★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「だきもと」は見つかりませんでしたが、「だけもと」が見つかりました。
誤記だとは思いますが、新規の読みとしておきます。

それではと思い、「岳本」で「だけもと」の読みを探しましたが、これは見つかりませんでした。
これもまた悩ましいですね。
「岳」と「嶽」が新字体と旧字体の関係にあるというのが、分かりにくいですし。
「嶽」は「地獄」の「獄」の方に似ているので、そちらから転じたと思われる苗字もあります。

ただこれも現時点ではこのままにしておきます。

2014年8月11日月曜日

穐に関して(訂正)

「秋」と「穐」は異体字の関係にあるため、全て「秋」のところに併記してきました。
また「龝」も同様にして「秋」のところに併記していました。

ただ、うっかりしていましたが「穐」はJIS第1水準でした。
常用漢字ではないので、よく調べていませんでした。

「秋」と「穐」は新字体と旧字体の関係ではなく異体字の関係にとどまるので、最初のルールに従うなら、別扱いとすべきなのです。

といったわけで「秋」と「穐」は別扱いとします。

「穐」が常用漢字ではないため、新旧字体表には載っていないのですが、「亀」と「龜」が新字体と旧字体の関係にあるため、「穐」と「龝」も同様と考えることは問題ないと思います。

「龝」は「穐」に併記する形にします。

ホームページ上も全て修正しておきました。

2014年8月10日日曜日

滋野と下森に関して

「滋野」は「苗字の百貨店」で「しげの>しがの」となっていました。

しかし探してみると、「しげの」は見つかりますが、「しがの」は全く見つかりません。
考えてみると「滋」で「しが」とはかなり読みにくいです。

カッコ内に記載されているものではないので、全体の1割以上いるということなのですが、見つからないので削除します。
他の読み方の誤記ではないかと思い、検索してみました。
「じの」、「しの」、「もとの」が他のサイトで紹介されていたので全て検索しましたが、いずれも実在を確認できませんでした。

「苗字の百貨店」以外のサイトの読み方は全く信じていないので、仕方がないです。

「滋野」は「しげの」のみとしておきます。


「下森」は「しももり・したもり」となっていました。
いずれも実在は確認できます。

他にないかな?と探したところ、「げもり」が見つかりました。
新規の読みです。

2014年8月9日土曜日

三本松と佐生に関して

「三本松」は「苗字の百貨店」で「「さんぼんまつ>みほまつ★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

しかし調べていくと「さんぼんまつ」が圧倒的に多く、「みほまつ」はかなり少ない印象です。
1割未満のようです。

とりあえず、「さんぼんまつ・(みほまつ)」と修正しました。


「佐生」は「さしょう>さそう(さおい)」でした。
これらは全て実在を確認できました。

「麻生(あそう)」という苗字があるので「佐生(さそう」と読めないこともありませんが、少し難しいです。
ここで問題は「さしょう」と「さそう」を分けるべきかどうか?です。
些細な違いのような気がするんですね。
濁点の有無と変わらぬ程度の。

もちろん濁点の有無とは異なり、五十音順で並べると全く違う位置になってしまうので慎重になる必要がありますが…
これは悩ましい点です。
現時点では、あえて分けないことにします。
他を分類していって、必要性があれば、再検討します。

2014年8月8日金曜日

越谷に関して

「越谷」は「苗字の百貨店」で「こしたに・こしや(こしがや・こしがい・えつや)」となっていました。

「越谷」というと埼玉県の「越谷(こしがや)市」を連想してしまいます。

苗字としては北海道に多く、群馬県を中心とした北関東にも集積があります。
埼玉県でも認められますが、特に多いというわけではありません。

読み方としては「こしたに」と「こしや」、「こしがい」は見つかりました。

しかし、「こしがや」と「えつや」は見つかりませんでした。

「こしがや」という読みが見つからないというのは意外でした。
地名としては1954年までは「越ヶ谷」で、その後に「越谷(こしがや)」となったということなので、歴史が浅いのでしょうね。

2014年8月7日木曜日

幸島と幸嶋に関して

「幸島」は「苗字の百貨店」で「こうじま・こうしま(さしま★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「こうじま」と「こうしま」はもちろん両方あります。

「さしま」は難読ですね。
しかし、これも実在を確認できました。

他にないか?と思って探したところ、「ゆきしま」という読みをみつけました。
「さしま」よりは自然だと思うのですが、新規の読みです。


「幸嶋」は「こうしま・こうじま」となっていました。
こちらに関しては「こうしま」の方が圧倒的に多い印象でした。

他にないか検索してみたところ、「さしま」はありませんでしたが、こちらでも「ゆきしま」という読みを見つけました。
新規の読みです。

2014年8月6日水曜日

木間に関して

「木間」は「苗字の百貨店」で「このま・きま>こま」となっていました。

このうち、「このま」と「きま」は見つかったのですが、「こま」が見つかりませんでした。
実在するとしても1割未満なのではないでしょうか?

現時点では「木間」は「きま・このま」のみとしておきます。

2014年8月5日火曜日

郷家に関して

「郷家」は「苗字の百貨店」で「ごうけ>さといえ」となっていました。

検索してみると、いずれも見つかります。
ただしほとんどは「ごうけ」で、「さといえ」は本当に少ない印象です。

それら以外に「ごうか」という読みも見つけました。
新規の読みです。

そして調べていくと明らかに「ごうか」の方が「さといえ」よりも多いようなのです。
少なくとも「さといえ」が全体の1割以上とは思えませんでした。

「郷家」の読みは「ごうけ・(ごうか・さといえ)」と修正することにします。

2014年8月4日月曜日

葛野と葛島と葛嶋に関して

「葛野」は「苗字の百貨店」で「くずの(かどの)」となっていました。

どちらも実在を確認できました。
他にないかと検索したら、「かつの」という読みを見つけました。
新規の読みです。



「葛島」は「苗字の百貨店」で「くずしま>かどしま(かつしま)」となっており、「葛嶋」は「くずしま>かどしま」となっていました。

似ていますが、「葛島」は1,300人ほどいるのに対して、「葛嶋」は全国で20人ほどしかいなさそうなかなり稀少な苗字です。

「葛島」の読みは全て実在を確認できましたが、「葛嶋」は「くずしま」という読みしか見つかりませんでした。
稀少すぎて見つからないのかもしれませんが、「葛嶋」の「かどしま」という読みは削除しておくことにします。

2014年8月3日日曜日

栗生に関して

また「◯+生」の形です。

「栗生」は「くりう」と読むことが多いです。
「くりゅう」と読む場合もありました。
このふたつは別の読みではなく、併記という形にします。

「くりう」がメインで「くりゅう」を併記します。

他に稀少な読みとして「くりお」もありました。

2014年8月2日土曜日

ここまで見つけた新規の読み(2回目)

これまでにいくつか「苗字の百貨店」に載っていない読み方を発見してきました。
 
また、けっこう溜まってきたので、まとめておきます。
45日以来2度目です。
(濁点の有無の修正などは除いています)
 
見つけた順に並んでいます。
 
 
白子 はくし
田下 たおり
冨所 とどころ
永本 えのもと
行木 ぎょうぎ
布野 ぬのの
二俣 にまた
保井 ほい
雨谷 うがい
石出 いしいで
猪谷 ししや
清末 せいまつ
上阪 じょうさか
上東 うえとう、かみとう
上門 うえもん
上別府 うえんびゅう、かんびゅう、びゅう
葛山 つづやま
皆藤 みなふじ
猿谷 えんや
真藤 まふじ
新林 あらばやし
下城 したしろ
白銀 はくぎん
立脇 たつわき
田家 たのいえ
西銘 にしめい
東岡 あずまおか
深海 しんかい
元永 もとえい
向野 むくの
行本 いくもと
新江 にえ
石角 いしかく
生山 しょうやま
上保 うえやす、かみやす
上道 かんだち
於保 おいやす
大峠 おおたわ
小津 こづ
大古 だいこ
生越 おおせ
上瀬 うえせ
神木 かんき
上城 かみしろ
角崎 つざき
神立 かみだち、こうだち、じんたて
谷嶌 やじま
 

適宜、下記のホームページに載せていっています。
 
「日本の苗字を数えるHP」