2016年12月31日土曜日

為藤に関して

「為藤」はウェブの「写録宝夢巣」で、全国に48件。
そのうち20件が福岡県に集中しています。

旧字体を用いた「爲藤」もありますが、いずれも「苗字の読み方辞典」で見ると「ためとう」という読みで載っていました。

ただ、自分で調べてみると「ためとう」と同じくらい「ためふじ」が見つかります。
正確な割合までは分かりませんが、「ためふじ」が稀少な読みというわけではなさそうです。

「ためふじ」を新規の読みとして加えます。
割合に関しては、後で検討します。

2016年12月30日金曜日

十代に関して

「十代」は「苗字の読み方辞典」で「じゅうだい>そしろ・としろ」となっていました。

「じゅうだい」という読みは見つけられました。
https://www.facebook.com/yukie.judai

facebookでは「じゅうだい」という読みは何人も見つかるのですが、「そしろ」と「としろ」はさっぱりでした。
教えていただいたのが、下記です。

そしろ…
https://www.facebook.com/masako.soshiro

としろ…
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009242862948
http://qlear.jp/logcorporation_detail_id_46323053140010010.html

自分でもあれこれと探してみましたが、「そしろ」という読みを上記の方以外で見つけられず。
本名と考えて良さそうなのですが、確実を期したいです。

「としろ」に関しては上記のふたつのページはいずれも同じ方にたどりつきます。

下記のページでも同じ方が「としろ」となっていました。
http://www.all-kansai-golf.com/festa07/pdf/start03.pdf

以上から、「そしろ」は再検討とし、「としろ」は稀少な読みとして載せるという方針にしたいと思います。

2016年12月29日木曜日

志風に関して

「志風」は「しかぜ」という読みで載せていました。
鹿児島県に集中している苗字です。

「苗字の読み方辞典」では稀少な読みとして「しふう」も載っていましたが、自分では見つけられませんでした。
下記を教えていただきました。
https://www.facebook.com/izumi.shifuu
https://www.facebook.com/mao.shifu

いずれも本名のようですし、友達欄にも同姓の方を確認できます。
「しふう」も確認できたと判断し、追加します。

2016年12月28日水曜日

城定に関して

「城定」は「苗字の読み方辞典」では「じょうじょう>しろさだ」となっていました。

「じょうじょう」は見つかるのですが、「しろさだ」は自分で見つけられませんでした。
https://www.facebook.com/masaki.jojo

そこで、下記の2名の方を教えていただきました。
http://1110aoiro.net/pdf/kaihou99.pdf#search=%27%E5%9F%8E%E5%AE%9A+%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%83%80%27

https://www.facebook.com/yuu.shirosada

いずれも埼玉県川口市在住のようです。

下記は読み方不明ですが、「しろさだ」さんとなっています。
https://www.facebook.com/rina.shirosada

「しろさだ」という読みを持つ苗字は他になさそうです。

これらから考えて、「城定」で「しろさだ」と読むことがあることは間違いないようです。

「城定」自体は東京都八王子市に集中している苗字で、埼玉県に多いわけではありません。
この読みも追加しておきます。

2016年12月27日火曜日

塩治に関して

「塩治」は「しおじ」という読みで載せていました。

「苗字の読み方辞典」の更新情報で、新たに「えんな」という読みが載っていました。

にわかには信じられませんでした。
「塩冶」という苗字があり、こちらは「えんや>えんな・(しおや)」として載せています。

よく似ていますが、「治」と「冶」は別字です。
これを間違えたのではないかと考えたのです。

しかし調べてみると、確かに本人がそのように名乗っているようです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007088375837

友達欄にも同姓の方がいました。
https://www.facebook.com/hideaki.enna

新聞記事にも出ていました。
http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/feature/CO004252/20131122-OYT8T01163.html

「塩治」で「えんな」と読んでいるのは確かなようです。
ちなみに上記の方々の在住している島根県松江市は「塩冶」の最多地域でもあります。
おそらく誤記定着なのだと思います。

2016年12月26日月曜日

谷生に関して

「谷」も「生」も苗字として使われた場合、読み方が分かれやすい漢字です。
そのため、「谷生」もすごい読み方が分かれるのではないかと心配したのですが、それほどでもありませんでした。
まあ、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で47件ですからね。
読み方が分かれるほど数がないということです。

「苗字の読み方辞典」では「たにしょう・たにお ・たにぶ>たにう」となっていました。
「や」で始まる可能性も考えたのですが、それは見つかりませんでした。

上の4種類は全て確認がとれました。
しかし、調べた印象としては「たにしょう>たにお」で、「たにぶ」と「たにう」はかなり少ない読みのようでした。

「○+生」の苗字なので、「たにう」ではなく、「たにゅう」という読みはないかと探しましたが、それもありませんでした。

2016年12月25日日曜日

苣木に関して

「苣木」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で33件。
そのうち、10件が佐賀県でした。
佐賀県の唐津市に8件です。
2番目に多いのが東京都ですが、こちらは特定の地域に偏っているということもありません。
東京都はそもそもの人口が多いので、そこが由来とはいえないと思います。

「苣」という漢字を用いた苗字は、これが初めてです。
他は「苣原」、「苣田」、「苣野」があるようですが、いずれも「苣木」よりかなり少ないものばかりです。

「苣」の読み方は「ちしゃ」もしくは「ちさ」のようです。

ただし、「苣木」に関してだけは異なります。
これは「苗字の読み方辞典」で「ちさき>すがき」となっていました。

いずれの読み方も確認できました。
ちなみに「ちしゃき」という読みはありませんでした。

それにしても「すがき」は不思議ですね。
どこからきた読みなのでしょうか?

「苣木」が最多である佐賀県でも「ちさき」と「すがき」のふたつの読みがありました。
もとは「すがき」なのでしょうか?
それが難読だから、漢字の本来の読みに従って「ちさき」と置き換えたのでしょうか?
ただ、「ちさき」でも難読であるのに変わりはないため、わざわざそんな置き換えをしたのかなという疑問が残ります。

「菅木(すがき)」の誤記が定着したという説を思いつきましたけど、そんなに似た漢字でもないし、変ですね。

何か理由をご存じの方がいらしたら、お知らせください。

2016年12月24日土曜日

宝嶋に関して

「宝嶋」は異体字である「寳嶋」と併せても、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件でした。
かなり稀少な苗字といえます。

ちなみに「宝」のもうひとつの異体字である「寶」を用いた「寶嶋」という苗字は確認できませんでした。

「宝嶋」では「ほうじま」と「ほうしま」という読みが見つかりました。
https://www.facebook.com/yuta.hojima

こちらも「宝嶋」さんです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002313105501
上記の方は友達欄に「Houjima」さんがいます。
また、その「Houjima」さんの「寶ちゃん」という飲食店を経営しています。

もしも上の「宝嶋」さんと「Houjima」さんが親族であれば、まだ確認がとれていない「「寶嶋」という苗字の可能性もあります。

全国で4件しかないような苗字なので、読み方がひとつしかないのが普通かと思いますが、下記に「たからじま」さんがいます。
http://go2senkyo.com/seijika/33663

政治活動をするのに本名である必要はないと思いますが、これは本名のような気がしますね。
理由は、この「宝嶋洋子(たからじま・ようこ)」さんという政治家が、「ほうじま」もしくは「ほうしま」という読みだったとしても、わざわざ名乗り変えておく必要がない気がするからです。
根拠が薄弱でしょうか?

「宝嶋(寳嶋)」は「ほうしま・たからじま」としておきます。

2016年12月23日金曜日

天花寺に関して

「天花寺」は難読ではないでしょうか?

下記のように「天花寺(てんげじ)城」が三重県にあります。
http://blog.goo.ne.jp/idealblog2/e/50cbba3eead9af10e395e9e02199cfcf

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で50件の苗字ですが、そのうち29件が三重県に集中しています。
この「天花寺城」を造った天花寺氏からきているのは間違いありません。
実際、「てんげじ」という読みは簡単に見つかります。
http://www.recruit-lifestyle.co.jp/lifeshift/ls19416_20160801

ただ、「苗字の読み方辞典」では「てんげいじ★>てんげじ(てんかじ)」となっていました。

「てんげいじ」と「てんかじ」という読みも確認できます。
https://www.facebook.com/hideki.tengeiji
https://www.facebook.com/hideaki.tenkaji

「てんかじ」は明らかに別の読みということで良いですが、「てんげいじ」と「てんげじ」はどうでしょうか?
私はわざわざ分けなくても良い気がするんですよね。
五十音順で並べたら、ほぼ同じ位置になると思いますし。

「てんげいじ」と「てんげじ」のいずれもが、もともとの「天花寺」からはまず読めないと思います。

もとは「てんげじ」なのでしょうから、同数程度であれば「てんげじ」を採用しますが、「てんげいじ」の方が多いのであれば、そちらを採用すべきでしょう。

「天花寺」は「てんげいじ・(てんかじ)」としておこうと思います。

2016年12月22日木曜日

達摩に関して

掲示板の方に投稿していただいた内容からです。

「苗字の読み方辞典」で「達摩」は「たつま」となっていました。
この読みは確認できます。
https://www.facebook.com/ayaka.tatsuma

これ以外に「だるま」という読みがあるそうです。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/04/18/kiji/K20160418012428750.html

紹介されている「達摩(だるま)省一」さんは亡くなっていますが、長男がいらっしゃいますし、文脈からは同姓だろうと思います。


自分でも調べてみました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004427921756

上記の方は読み方不明ですが、「達摩」さんです。
この方の友達欄に、漢字は未記載ですが「Daruma」さんがふたりいます。

達摩省一さんは大阪市の病院で亡くなってとなっていますが、上記の「達摩」さんも大阪の方のようなので、親族かもしれません。

この読みも間違いないと思います。
追加しておきます。

2016年12月21日水曜日

土に関して

本日は「土」という一字姓に関してです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国では37件でした。
岡山県小田郡矢掛町に最も多くて10件、岡山県全体では14件でした。

最多の岡山県小田郡矢掛町で「土茂(つち・しげる)司法書士事務所」というものがありました。
https://www.yelp.co.jp/biz/%E5%9C%9F%E8%8C%82%E5%8F%B8%E6%B3%95%E6%9B%B8%E5%A3%AB%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80-%E5%B0%8F%E7%94%B0%E9%83%A1-%E7%9F%A2%E6%8E%9B%E7%94%BA

「土茂」という苗字はないので、これは「土・茂」というフルネームだと考えて良いと思います。
苗字としての読み方も「つち」で良いと思います。

念のためにfacebookでも探しました。
かなり難しかったですが、ようやく見つけた1件です。
https://www.facebook.com/keiichirou.tsuchi

「土」という苗字の実在と、その読み方を確かめられたと思います。

2016年12月20日火曜日

炬口に関して

「炬」はJIS第2水準の漢字です。

「炬燵(こたつ)」という単語で目にしますが、他ではあまり見かけません。

苗字としても、この「炬口」でしか使われていないようです。

「炬口」は「たけのくち」と読みます。
難読ですね。

兵庫県の淡路島に集中している苗字です。

他に「たけぐち」と「たきぐち」という読みがあります。

おそらく「たけのくち」が難読なので、読みかえが起きたのではないかと思うのですが、いずれにせよ難しいです。
数としては「たけのくち」が圧倒的に多いようです。

2016年12月19日月曜日

田米と多米に関して

「田米」と「多米」はいずれもよくありがちそうな漢字を用いた苗字です。

例えば、「田米」をひっくり返して「米田」にすると、全国に約75,000人もいると言われている苗字になります。

しかし、「田米」と「多米」としてしまうと、ちょっと難しいのではないでしょうか?
いずれも静岡県に多くみられる苗字で、「ため」と読みます。

「米」が共通で、最多の読みも共通、最多の地域も一緒なので、おそらく由来が同じなのでしょう。

静岡県に次いで多い地域が、いずれも三重県でした。
どうやら、そちらでは「たごめ」と読むようです。

隣接しているわけではないので、由来はまた別なのでしょうか?
漢字が異なっているにも関わらず、集中している地域が2ヶ所まで同じで、読みも似ているというのは面白いです。
ちょっと珍しいのではと思いました。

2016年12月18日日曜日

月見里に関して

「月見里」は難読苗字を紹介するようなところで、よく出てきます。

下記では「小鳥遊(たかなし)」に次いで、2位に「月見里(やまなし)」が載っています。
http://news.ameba.jp/20140312-491/

「小鳥遊」はウェブの「写録宝夢巣」では全国で7件。
全てが和歌山県東牟婁郡に集中しているという稀少姓です。
それでも繰り返し紹介されているので、苗字に興味のある方ならだいたい読めるのではないでしょうか?

「月見里」も同じことがいえます。
こちらも、「山が無いから、月が見えるんだよ」と紹介されたりしています。

「月見里」に関しては「苗字の読み方辞典」の方でも注意がされています。
http://shidaichiro.blog.fc2.com/blog-entry-22.html

実際に調べてみると、確かに「月見里」で「やまなし」と読む方はいます。
https://www.facebook.com/yuuka.yamanashi

しかし、圧倒的に少ないです。
たいていは「つきみさと」と読みます。

「月見里」は全国に48件。
そのうち静岡県で26件、千葉県で20件です。
そのふたつの県だけでほぼ全てなわけです。

千葉県の中でも松戸市が9件なのですが、どうやら「やまなし」と読むのはそこに集中しているようです。
明らかに少数派なわけです。

面白半分に難読苗字を紹介していくと、本来の読みが埋もれてしまうのではないかと心配してしまいます。

2016年12月17日土曜日

高槁に関して

ずいぶん前に「槁」という漢字について、ちょっとだけ書きました。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_2.html

「高槁」で「たかはし」と読む苗字があり、これは「高橋」のスキャンミスではないかと思ってしまったのです。
しかし調べると、確かに実在するのです。
https://www.facebook.com/seiji.takahashi.7311

関東地方にやや多そうですが、特別に集中している地域はありませんでした。
おそらく誤記定着型の苗字なのでしょう。

「槁」は「橋」の異体字ではないので、別扱いとしています。

「槁」を用いた苗字はたくさんありますが、最も多いのが「高槁」で、次が「「槁本(はしもと)」、次いで「石槁(いしばし)」です。
この3つは実在すると思うのですが、それ以外はスキャンミスの可能性をつぶしていかないといけないので、確認が大変になると思います。

2016年12月16日金曜日

垰本と峠本に関して

「垰本」と「峠本」はいずれも広島県を中心としてみられる苗字です。

ほとんど同じくらいの数ですが、「垰本」は広島県にほぼ限局しているのに対し、「峠本」は広島県とその隣接する山口県や岡山県にもみられます。

漢字でいうと、「垰」が「たお」と読むJIS第2水準であるのに対し、「峠」はJIS第1水準で「とうげ」と読みます(当然ですが)。

そこから推測すると、もとは広島県に「垰本(たおもと)」という姓があり、そこから派生して「峠本」という姓が出てきたのではないでしょうか?

「苗字の読み方辞典」によると、「垰本」は「たおもと・たわもと」、「峠本」はたおもと>たわもと」となっていました。
調べると、どちらの読みもありますが、「たわもと」はかなり少ない印象でした。

「たおもと」と「たわもと」は異なる読みだと思います。
このふたつは分けておきます。

2016年12月15日木曜日

向畑に関して(訂正)

「向畑」は以前に下記でまとめました。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/03/blog-post_21.html

あれこれと調べた結果、「むかいはた>むこうはた・(むこはた)」として載せています。

「畑」を「はた」と読む以外に「はたけ(ばたけ)」でも調べたつもりでしたが、調べたりなかったようです。

「苗字の読み方時点」の更新情報で「むかいはたけ」が載っていました。
http://d.hatena.ne.jp/mukazame/about

別の方も見つかりました。
https://www.facebook.com/yuko.mukaihatake

「むかいばたけ」も見つかりました。
https://www.facebook.com/singo.mukaibatake

以上から「むかいはたけ」と「むかいばたけ」も実在すると考えます。
どちらを採用するかですが、「むかいはたけ」の方が知名度の高い方がいそうなので、そちらにしておこうかと思います。

2016年12月14日水曜日

八重に関して

本日も「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「八重」は「やえ>やしげ」という読みで載せていました。

これ以外に「やじゅう」という読みがあるそうです。
自分で調べてみたところ、確かに見つかります。
https://www.facebook.com/tomoe.yaju

しかも調べた印象としては「やしげ」よりも多いのではないかと思うくらいなのです。

「やえ」という読みも実在は確認できますが、ファーストネームとしてもありえるものなので、ウェブ上から実際の数を確かめるのは難しいと思います。

「やじゅう」は「やしげ」よりは多そうですが、それ以上のことは分かりません。

「八重」は「やえ>やしげ・やじゅう」としておきます。
後々に変更する可能性はありえます。

2016年12月13日火曜日

池之谷に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「池之谷」は「いけのや」という読みで載せていました。

これ以外に「いけのたに」という読みもあるそうです。
http://athletics.html.xdomain.jp/kiroku/data/kenriku/14/html/REL070.HTM

具体例として載っていたのは、上記の方です。
陸上競技の記録は誤記が多いので、あまり信用していないのですが、この方の場合はフルネームで検索して、全てが「いけのたに」になっていたので、間違いがないと考えました。

この読みも加えておこうと思います。

2016年12月12日月曜日

走出に関して

「走出」は「苗字の読み方辞典」で「はしりで>そで★(はしだし・はしで)」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。

「はしりで」が圧倒的に多い印象でした。

「はしだし」は見つかりませんでした。

「はしで」は下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/kousuke.hashide

ひとりだけだと確実とは言えないのですが、フルネームで検索すると陸上の記録が見つかります。
全て「はしで」となっているので、間違いないかと思います。

「そで」は下記で見つかります。
https://www.facebook.com/masanori.sode
http://niseko.or.jp/soba/houki.htm

「走」であれば「そう」と読むのかと思ったのですが、やはり「そ」のようです。

ここまでで載せている苗字では「走川」も「そがわ>はしりかわ」で、やはり「走」を「そ」と読んでいました。


以上から、「走川」は「はしりで・(そで・はしで)」としておきます。

2016年12月11日日曜日

是津に関して

「是津」は「苗字の百貨店」で「ぜっつ(ぜつ)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で40件。
そのうちの26件が島根県でした。

島根県が由来の苗字と考えて良いのでしょう。

「ぜっつ」と「ぜつ」はどちらも見つかりますが、やはり「ぜっつ」の方が多い印象です。
https://www.facebook.com/satoshi.zettsu
https://www.facebook.com/takayuki.zetsu

このあたりは意見が分かれるところかもしれませんが、私はこのふたつはほとんど同じ読みだと考えます。
「ぜっつ」だけに統一しておくことにします。

それ以外に「これつ」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/nobuyasu.koretsu

新規の読みです。

2016年12月10日土曜日

曽我辺に関して

「曽我辺」は「そがべ」と読みます。
特に問題はありません。

似たような苗字で「曽我部」というものがあり、こちらは全国で10,000人以上もいるメジャーなものです。
半面、「部」を「辺」に変えただけで、かなり稀少になってきます。

「曽」は旧字体として「曾」がありますが、苗字としては「曾我辺」が200人ほどで、「曽我辺」が40人ほどとなっていました。
もちろん、分けません。
まとめて考えます。

「苗字の読み方辞典」にはこれしか載っていませんでしたが、更に進めて「辺」の方でも旧字体を探してみました。

下記の方は、開くと「曽我邉」となっていました。
どちらかが旧姓なのでしょう。
https://www.facebook.com/hideko.yokota

下記は「曾我邊」さんです。
http://www.e-kutsu.net/tanpo.html

これらは間違いないところでしょう。
「曾我邊」さんがいるということは、「曽我邊」さんがいても良いでしょう。

ただ、「曾我邉」さんだけは見つかりません。

駒かなところですが、「曽我邉」

2016年12月9日金曜日

城生に関して

「城生」は「苗字の読み方辞典」で「じょうの>じょうのう・しろお(じょうお・じょうせい)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で50件。
そのうち18件が富山県で、東京都など関東地方と、北海道に集中が見られます。

「じょうせい」は下記の方がいました。
https://www.facebook.com/mitsumasa.josei

友達欄にも同姓の方がいましたし、間違いないと思います。
「じょうせい」という読みが稀少であることも間違いありません。

「しろお」も見つかります。
https://www.facebook.com/namiko.shiroo
https://www.facebook.com/kshiroo

上記の2名はいずれも沖縄県の出身のようです。
こちらの読みもかなり少ない印象です。


やはり、多い読みは「じょうの」のようです。
https://www.facebook.com/katsuaki.jono
https://www.facebook.com/johno.miyuki

富山県には「城生(じょうの)城」というのがあったそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%8E%E7%94%9F%E5%9F%8E

ただし、「城生」の読み方は「じょうの」と「じょうのう」が混在していました。
現在の地名としては「じょうのう」が正しいようです。
http://yomi.sukimaware.com/t/%E8%AA%AD%E3%81%BF%E6%96%B9/%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E5%B8%82%E5%85%AB%E5%B0%BE%E7%94%BA%E5%9F%8E%E7%94%9F.html

苗字としては、「じょうのう」よりも「じょうの」が多いようです。

「じょうお」は下記の方がいました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%8E%E7%94%9F%E4%BD%B0%E5%A4%AA%E9%83%8E

本名だと思います。
「じょうお」は他に確認できませんでした。

なかなか難しいです。
「じょうせい」と「しろお」は1割未満の読みだと思います。
「しろお」は「城生」が集中していない沖縄県で見つけた読みだというのも理由です。

「じょうお」は実在する読みだと思いますが、「じょうの」と分けるほど違うものだとは思いません。

「じょうのう」と「じょうの」は同じものと考えて良く、苗字として多い「じょうの」としてしまいたいと思います。

以上から、「城生」は「じょうの・(じょうせい・しろお)」としておきます。

2016年12月8日木曜日

珠玖に関して

「珠玖」は「苗字の読み方辞典」で「しゅく>しく★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

調べると、確かにどちらの読みも見つかります。

「しゅく」というと、どうしても「宿」という漢字が浮かびます。

過去にも取りあげましたが、「宿野」や「宿輪」はそれぞれ「苗字の読み方辞典」では「しゅくの>しくの」、「しゅくわ>しくわ」となっています。
その他にも「宿」を「しゅく」ではなく、「しく」と読んでいる苗字は多いのです。

もちろん、それぞれの方がそういう発音で呼ばれているというのは尊重します。

ただし、私は、例えば「宮地」という苗字で「みやじ」と「みやち」は分けないことにしています。

五十音順にするとだいぶずれてしまいますが、同じ「み」欄になるし、濁点の有無だけの違いに準じるだろうということです。

発音が些細な違いにすぎなければ、同じと扱いたいという判断です。

「河野」で「かわの」か「こうの」かというのはだいぶ違いますが、「みやじ」と「みやち」は大差ないだろうと考えているのです。

そこから考えて、「宿」は「しゅく」と読むのが普通であり、「しく」をまとめてしまっても良いのではないかと考えたのです。

それでは「珠玖」はどうするか?
これも悩みました。
「しゅく」と「しく」は発音が似ているから、まとめてしまうという発想からすれば同じではないかとも思います。
下記のように、はっきりと「しく」と名乗っている方もいますし…
http://www.shikuken.jp/about/member/shiku/

悩みますね。
「宿」が「しゅく」ではなく「しく」と書かれていると、誤記ではないか?と思ってしまうかもしれませんが、「珠玖」はそもそも何と読むか分からないのではないかとも思うのです。

数もありそうですし、「珠玖」に限っては、「しゅく」と「しく」を分けようと思います。
(後々で変更する可能性もあります)

ご意見がある方はお願いします。

2016年12月7日水曜日

柴生田に関して

「柴生田」は「苗字の読み方辞典」で「しぼうた>しばうた(しぼおた)」となっていました。

著名人としては下記の方がいます。
この方は亡くなっていますが、同じ「しぼうた」という読みの方は確認できます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B4%E7%94%9F%E7%94%B0%E7%A8%94

下記の方は「しぼおた」となっています。
他でもそのように名乗っているのが確認できるので、間違いないでしょう。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ080AS_Y4A500C1TJ3000/

「しばうた」も実在していそうですが、間違いないとまではいえませんでした。

「しぼうた」という難しい読みが最多であることは確実です。
「しぼおた」は「しばうた」と同じ読みと考えて良いと思います。

「柳生(やぎゅう)」などと同じ「○+生」の応用だと考えれば、「柴」+「生」で「しぼう」となる方が自然だと思います。

「柴生田」の読みは「しぼうた」のみとしておきます。

2016年12月6日火曜日

下徳に関して

「下徳」は、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で38件。
そのうち23件が宮崎県に集中しています。

宮崎県の中でも都城市に20件なので、全体の半数がそこに集中していることが分かります。

「苗字の読み方辞典」では「しもとく」という読みで載っていましたが、調べてみると「したとく」という読みがかなり多い印象です。
https://www.facebook.com/keita.shitatoku
https://www.facebook.com/toshio.shimotoku

新規の読みです。
結論が出るまでは、「しもとく」と「したとく」が半々であるとしておきます。

2016年12月5日月曜日

倭文と委文と志鳥に関して

「倭文」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に78件。
そのうちの51件が栃木県です。

ここまでで載せた苗字では「倭」一文字で「やまと」という姓があります。
それに次いで多いのが、「倭文」です。

「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」という歴史書があるので、「わ」と読んでしまいそうですが、「倭文」は「しとり」と読みます。

「倭文」の由来は下記のページが詳しかったです。
http://www.minamiawaji.ed.jp/shitoori_jhs/fuudoki/01rekishi/01yurai/index.htm


「名字由来net」には下記のように書いてありました。
倭文連の子孫。近年、鹿沼市を始め栃木県や東京都に多数みられる。語源は、古代の倭文部の居住地、工人からきている。倭文部は、職業部で倭文(しずおり)を織る職や工人のこと。

知らなければ、難読ですよね。

非常に似た苗字で、「委鳥」というものがあります。
ウェブの「写録宝夢巣」で全国に27件。
こちらは「苗字の読み方辞典」で「しどり★>しとり・ひとり★・ひとおり★(いぶん)」となっていました。
「★」は難読を表すマークですが、いっぱいついていますね。
こちらも栃木県に多いのですが、それとは別に三重県四日市市にも多く見られます。

「ひとり」は下記の方などが見つかりました。

「ひとおり」は下記の方です。
友達欄に「ひとおり」さんがいるので、読み方も間違いないと思います。

「いぶん」は見つかりませんでした。

「しとり」と「しどり」も見つかりますが、元が珍しいせいか、どの読みもたくさんは見つかりません。

できるだけ読みは統一したいという思いがありますので、「倭文」に併せて「委文」も「しとり」という読みにしたいと思います。

「ひとり」と「ひとおり」がどれくらいかは分かりませんが、このふたつは分けることにしておきます。


それらとは別に「志鳥」という苗字があります。
「苗字の読み方辞典」では「しどり>しとり」となっていました。
こちらは全国で39件。そのうち18件が栃木県です。

「しとり」もしくは「しどり」という読みの苗字は、この3種類しかありません。
その3種類がいずれも栃木県に多くみられるのです。
要するに全て「倭文」からの派生だと思います。

「倭」の漢字を「委」に置きかえたり、難読なので、同音の「志鳥」に置きかえたりしたのだと思うのです。
それなので、読みとしては「しとり」で統一しておこうと思います。

2016年12月4日日曜日

池ノ谷に関して

「池ノ谷」は「いけのや」という読みで載せていました。

「苗字の読み方辞典」の更新情報によると、「いけのたに」という読みもあるようです。
自分でも確認がとれました。
https://www.facebook.com/kiyoshi.ikenotani
http://www.toho-hp.jp/shinryo_seikei.php

この読みも加えておこうと思います。

2016年12月3日土曜日

泉山に関して

本日も「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「泉山」は「いずみやま」という読みで載せていました。
当然ですね。

これ以外に「いずやま」という読みもあるそうです。
自分でも確認しました。
https://www.facebook.com/takuya.izuyama

友達欄にも「泉山(いずやま)」さんがいるので、間違いないと思います。
この読みも加えておきます。

2016年12月2日金曜日

板谷に関して

「板谷」は全国で15,000人ほどもいる苗字です。
それほど珍しいともいえない苗字なので、それをこの段階で取りあげることになるとは驚いています。

「板谷」は「いたや」か「いたたに」と読みます。
それ以外の読み方は思いつきにくいですよね。

「苗字の読み方辞典」の更新情報に「はんがい」という読みが載っていました。
http://www.saitama-med.ac.jp/hospital/division/71ophthalmology/staff.html
https://www.workshiga.com/search/?act=detail&code=979

「板谷」という苗字は全国で認められますが、その中でも「はんがい」という読みは滋賀県が元のような印象でした。

この読みも追加しておきます。

2016年12月1日木曜日

治部に関して

「治部」は「じぶ>じべ」として載せていました。

「苗字の読み方辞典」の更新情報によると、稀少な読みとして「はるべ」というものがあるそうです。

自分でも調べてみましたが、確かにありそうです。
https://www.facebook.com/tetsuya.harube

この読みも追加することにしました。

2016年11月30日水曜日

刈和に関して、幽霊苗字かも?

「刈和」は「かりわ」と読むので良いのではないでしょうか?

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件。
静岡県と奈良県に1件ずつでした。

これだけ稀少な苗字だと、ウェブ上で見つけるのは難しいです。

なぜ、この苗字を探していたかというと、「苅和」という苗字が長野県や静岡県を中心として存在するからです。
こちらは「かりわ」と読みます。

「苅」と「刈」は異体字なので、まとめて調べているのですが、「苅和」が簡単に見つかるのに対し、「刈和」は全くヒットしませんでした。

ひょっとして幽霊苗字なのではないかとまで思っていました。

いちおう、「住所でポン!」では「刈和」がヒットします。
http://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/11/25/59.html

上記は2012年版ですが、同一人物だと思われる方が2007年版では「苅和」となっていました。
https://jpon.xyz/2007/11/25/71.html?p=4


下記は2000年版の「住所でポン!」ですが、こちらも「刈和」を「苅和」に変えるとヒットします。
http://www.jusyopon.com/data/2000/index.php/25/28/109.html
https://jpon.xyz/2000/41/117/59.html?p=1


明らかに「苅和」が正しいようです。
http://dai3kako.co.jp/

電話帳に「刈和」で載っていた時期もあったのかもしれないですが、誤記の可能性が否定できません。
確実だと思われるものがなければ、これを載せるのはやめておきます。

2016年11月29日火曜日

小岱に関して

「小岱」は「苗字の読み方辞典」で「こぬた★>しょうたい(熊本)(このた)」となっていました。
(以前の記載です)
「★」は難読を表すマークですが、実際にはどれも難読ではないでしょうか?

「岱」はJIS第1水準の漢字ですが、苗字には用いられることがほとんどありません。
最多なのが、この「小岱」です。
他は「東岱」と「茂岱」しかありませんでした。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で54件。
そのうち6割近くが静岡県富士宮市に集中していました。
次に多いのが熊本県ですが、6件だったので約1割にしかなりません。

読みとしては「こぬた」と「このた」は確認ができました。

「しょうたい」は見つからなかったので、「苗字の読み方辞典」の方に問いあわせたところ、「しょうたい」ではなく、「しょうだい」であったとのことでした。
https://www.facebook.com/akari.shodai

複数で確認がとれたので、「しょうだい」という読みも間違いがなさそうです。
この読みも追加します。

ただ、全体の1割以上もいるのかどうかという点は疑問が残ります。

2016年11月28日月曜日

隆に関して

もちろん一字姓の話です。

「隆」は「苗字の読み方辞典」で「たかし>たか(りゅう)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「隆」姓が最も多いのは三重県(7件)、次が鹿児島県(6件)。
後は千葉県と石川県が4件ずつで続いていました。

全国で35件なので、かなりバラバラと散っている印象です。

ちなみに鹿児島県の「隆」は、やはり奄美大島でした。
一字姓といえば奄美大島のようです。

私が確認できる電話帳を見てきました。

「高崎」~「隆」~「高品」~「高島」
となっていました。

facebookでは読みを確認できる方が見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002950481663

「たかし」という読みは確認できたと判断しますが、他の読みに関してはまだかくにんできていません。
(あくまでも私が確認できていないということです)

2016年11月27日日曜日

静岡に関して

「静岡」に関してです。
もちろん地名ではなく、苗字の話です。

「静岡」はもちろん「しずおか」と読むのですが、静岡県ではなく、福岡県と鹿児島県に集中しています。
最多なのは福岡県直方市です。
ただ鹿児島県の大島郡にも同程度が見られます。

有名な地名と同じ名称の苗字は探しにくいので、備忘録として残しておきます。
https://www.facebook.com/miho.shizuoka

2016年11月26日土曜日

大に関して

本日は「大」という一字姓に関してです。

ありふれた漢字であり、かつファーストネームとしてもありうるものです。

「苗字の読み方辞典」では「だい>おお」となっていました。

自分では探せなかったので、相談してみたところ、「だい」は鳥取県米子市の電話帳で、「おお」は沖縄県石垣市の電話帳で載っているとのことでした。

さっそく自分でも確認してみました。
といっても該当する地域の電話帳を持っていないので、ウェブでの確認になります。

下記の方が鳥取県米子市出身の「大(だい)」さんとなっていました。
親族にも同姓の方がおり、間違いないと思います。
https://www.facebook.com/atsuko.dai.5


「おお」という読みは、ウェブ上では確認できませんでした。

とりあえず、「大」は「だい」として載せておきます。
「おお」は確認ができ次第、載せることにします。

2016年11月25日金曜日

角園に関して

「角園」は「苗字の読み方辞典」で「すみぞの」となっていました。

「角」という漢字は読み方が多様であり、この苗字も他に読み方がありそうですね。
いろいろと試してみたところ、「かくぞの」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/keiji.kakuzono

新規の読みです。

2016年11月24日木曜日

粠田に関して

また新たにJIS第3水準の漢字を用いた苗字を見つけました。

「粠田」です。
「すくもた」と読みます。濁点はつかないのが普通のようです。

ここまでのところ、JIS第3水準と第4水準の漢字を用いなければならない苗字は下記のようになります。
だいぶ増えてきましたね。

【JIS第3水準】
草彅(くさなぎ)…秋田県 5,400人
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈野(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
粠田(すくもた)…福島県 220人
鰀目(えのめ等)…石川県 190人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
嵓(いわお)…京都府 90人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人


【JIS第4水準】
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
鸙野(ひばりの)…宮崎県 520人

2016年11月23日水曜日

治武に関して

「治武」は「苗字の読み方辞典」で「じぶ>はるたけ(じむ)」となっていました。

いずれの読みも確認できました。

5割が滋賀県に集中している苗字です。

「じぶ」と「はるたけ」は全く読みが異なるので、由来が異なるのではないかと思うのですが、滋賀県以外に集中している地域がありません。

facebookで見ると、「はるたけ」は東京都付近に多い読みなのではないかという印象を受けました。


「じぶ」と「じむ」を分けるかどうするか?
このあたりはいつも悩む問題です。

「じむ」と名乗っている方がほとんどいなければ、まとめても良い気がするのですが…

「よしはら」と「よしわら」はまとめていますが、「じぶ」と「じむ」は発音した印象が、少し異なると思いますし、分けておくことにします。

2016年11月22日火曜日

古立に関して

「古立」は「苗字の読み方辞典」で「ふるたち>ふるたて(こだて・こだち・ふるだて)」となっていました。

いずれの読みも確認できました。
ウェブの「写録宝夢巣」では、全国で46件となっていました。
この数で、これだけ読みが分かれているというのは珍しいです。
最多が群馬県の11件、次が石川県と長崎県の7件となtっており、全国に散在している苗字であることが分かります。
由来が異なっているから、読みも多様化しているのではないでしょうか?

「ふるたち」が最多の読みであることは間違いなさそうですが、次に多いのは「こだち」であるような印象でした。

「ふるたて」はほとんどなく、「ふるだて」の方が多そうですが、そのふたつを合わせても「こだち」の方が多いのではないのかなと思いました。
実際、ここまで載せてきた読みとしても「ふるたて」はなく、「古館」と「古舘」を「ふるだて」として載せているだけでした。

よって。「古立」でも「ふるたて」ではなく、「ふるだて」を採用します。

これらから、私の独断なのですが、「古立」は「ふるたち>こだち・(こだて・ふるだて)」に変更しておきます。

2016年11月21日月曜日

舎と舍に関して

また新たな異体字を発見してしまいました。

「舍」です。
「舎」の異体字で、JIS第2水準です。
wiktionaryでは”日本以外の字体”と書かれていました。

「苗字の読み方辞典」でこの「舍」が用いられている苗字は「新舍」しかありませんでした。
実際に名乗っているのは下記の方がいました。
http://www.aplaw.jp/lawyers/chie-shinsha/
http://niben.jp/orcontents/lawyer/detail.php?memberno=9465

複数のページで確認できるので、このように名乗っているというのは事実でしょう。

分ける必要はないと思うので、「舎」に併記して「舍」を載せることにします。

ちなみに「新舎」の読みは「しんしゃ>しんや」となっており、どちらも確認できます。

発音した印象はほとんど変わらない気もするのですが、五十音順で並べるとだいぶ異なりますし、ある程度の数はありそうなので、このふたつは分けることにします。

2016年11月20日日曜日

実山と實山に関して

「実山」は「苗字の読み方辞典」で「じつやま>たねやま★(大分)・みやま(さねやま)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

旧字体を用いた「實山」は同じく「じつやま>たねやま★・みやま」となっていました。

「じつやま」は簡単に見つかります。
これは問題ありません。

「さねやま」は見つかりませんでした。
「実山」でも「實山」でも無理でした。

「たねやま」もかなり少ない印象でした。
本名として間違いなさそうなのは下記の方。
https://www.facebook.com/naoki.taneyama

下記の方も「たねやま」となっていました。
http://www.samadbali.com/wagamama_car_charter.php

facebookで「みやま」は下記の方のみ。
https://www.facebook.com/yuji.miyama.92

下記の方も「みやま」となっていました。
http://cyd-taxi.com/recruit/


以上から、「実山(實山)」では「じつやま」、「たねやま」、「みやま」は実在する読みであると考えて良さそうですが、「じつやま」が多数で、「たねやま」と「みやま」は稀少な読みであろうと考えます。

「実(實)」を「たね」と読むのは珍しいと思います。
「実(實)」で始まる苗字としては他になさそうでした。

2016年11月19日土曜日

静井に関して

「静井」は「苗字の読み方辞典」で「しずい」となっていました。

他の読みを探してみると「しずかい」という読みを発見しました。
http://hitosara.com/0006047409/person.html

ひとりだけでは不安なので、他も確認しました。
http://h26jikeikaratedo.web.fc2.com/profile2015.html
http://mynetz.jp/company/ShopInformation.aspx?CD_TENPO=14

実在は間違いないところでしょう。
新規の読みです。

2016年11月18日金曜日

篠辺と篠邊と篠邉に関して

「邊」と「邉」は「辺」の異体字であるので、「篠邊」と「篠邉」は「篠辺」に併記するということに対しては問題がないでしょう。
(正確に言えば「邊」は「辺」の旧字体です)

「苗字の読み方辞典」では「篠辺」の読みが「ささなべ★・しのべ」となっており、「篠邊」と「篠邉」の読みは「ささなべ」のみとなっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「ささべ」はなく、「ささなべ」であるというところにも注意が必要です。
「ささべ」という読みは見つかりませんでした。

「篠邊」と「篠邉」でも「しのべ」という読みが見つかりました。

https://www.facebook.com/tsubasa.shinobe
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004437787156

これら全てを合計して数えると、やはり「ささなべ」と「しのべ」は半々くらいだという印象でした。

2016年11月17日木曜日

洌鎌と冽鎌に関して

以前に「冽」という漢字を用いた苗字はなかったと書いてしまいました。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/07/blog-post_26.html


この頃は「住所でポン!」を利用していませんでしたが、調べてみると「冽鎌」も電話帳に載っていそうです。
http://jpon.xyz/2000/33/16/21.html?p=4

複数で見つかるので、誤記ではないと思います。
「冽鎌」を「洌鎌」に併記しておこうと思います。
「すがま」と読みます。

「洌」を用いた苗字は、「洌鎌」が最多なので大きな問題にはなっていませんが。

2016年11月16日水曜日

後安に関して

「後安」は「苗字の読み方辞典」で「ごあん・ごあ★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「ごあん」と「ごあ」を別の読みと考えるかどうかは難しい問題です。

例えば、「国分(國分)」は「こくぶ」と「こくぶん」を分けて載せています。
どちらも一定以上の数があるということと、アルファベットでの表記が異なることが理由です。

その意味でいえば、「ごあん」と「ごあ」も分けるべきでしょう。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「後安」は全国で44件。
そのうち最多の岡山県で18件。次が和歌山県で11件でした。

facebookで見ると「ごあん」は岡山県に多い読みで、「ごあ」は和歌山県に多い読みのようでした。
両県は隣接しているわけではないので、もともとの由来が別なのかもしれません。

どちらも一定以上の数がありますし、「国分(國分)」にならって分けることとします。

2016年11月15日火曜日

高達に関して

「高達」は「苗字の読み方辞典」で「こうだて>こうたつ・たかだて・たかだち」となっていました。

このうちで、「たかだち」だけは見つかりませんでした。

「たかだて」は下記でしか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/yutaka.takadate
https://www.chuokai-kanagawa.or.jp/archives/date/2015/04/page/2

実在は確かだと思いますが、稀少な読みである印象です。

「こうだて」と「こうたつ」は見つかりました。

「こうたつ」に関して、濁点のついた「こうだつ」は見つかりませんでした。

最多の読みが「こうだて」というのは面白いですね。
漢字だけを見ると、「達」を「だて」と読むというのはちょっと思いつかないです。

2016年11月14日月曜日

後平に関して

「後平」は「苗字の読み方辞典」で「ごひら>うしろびら・あとひら(せどひら)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で44件となっています。
この数の割には読み方が分かれていますね。

最多の山形県では13件となっていました。

「ごひら」が最多の読みであることは間違いなさそうでした。

「平」を「たいら」もしくは「だいら」で読む可能性も検討しましたが、見つかりませんでした。

「ごひら」の次に多いのは「あとひら」のようです。
このふたつは見つけやすいです。

「うしろびら」はほとんど見つかりません。
「うしろひら」でも見つかりません。
facebookでは下記の方しか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/kyoko.ushirobirakanno

下記の弁護士の方があちこちで「うしろびら」となっていましたので、実在は確かだと思います。
https://www.jurists.co.jp/ja/attorney/0395.html


「せどひら」はかなり難読だと思いますが、下記の方が見つかりました。
わざわざ、ふりがながふってあるので間違いないと思います。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kyouiku/04file-h17maple-index.html


facebookで同姓同名の方がいました。
広島県出身のようなので、おそらく同一人物なのでしょう。

「後原」で「せどはら」と読む苗字も広島県に多かったので、「後」で「せど」と読む苗字はそのあたりが元なのかもしれません。

結論としては、「ごひら>あとひら」だと思います。
「うしろびら」と「せどひら」は1割未満の読みだと思います。


2016年11月13日日曜日

阿萬に関して

「阿萬」は「あまん>あま」として載せていました。

「苗字の読み方辞典」の更新情報で、これ以外に「あずま」という読みがあることを知りました。

http://sr-search.com/syarousi/2311200002/

http://www.aichi-sr.com/list/04.pdf

はっきりと本名だと分かるのは、この方だけですが、確実にありそうです。
この読みを加えておきます。

「あずま」の場合、「あづま」との差異が問題になりますが、このケースの場合は、用いられている漢字から「あづま」とは考えにくく、かつ本人も「あずま」と名乗っていることが分かっているので、それで良いでしょう。

2016年11月12日土曜日

是洞に関して

「是洞」は「苗字の読み方辞典」で「これとう>これどう・ぜとう」となっていました。

調べてみると、確かに濁点のつかない「これとう」の方が多いようでした。

「ぜどう」は見つかりませんでした。
facebookで「ぜとう」となっていたのは下記の方のみ。
https://www.facebook.com/masamichi.zeto

さすがにひとりだけでは実在を信じるわけにはいきません。

しかし、下記の方を見つけました。
http://www.tokyokotairenrikujo.jp/branch1/olddata/1syunnki/rel069.html

この手の陸上記録では誤記も多いので、まるまる信じるわけにはいかないのですが、この方の場合はあらゆるページで「ぜとう」となっていました。

「ぜとう」は1割未満の稀少な読みだという印象ですが、実在は確かだと思います。
備忘録がわりに残しておきます。

2016年11月11日金曜日

小指に関して

「小指」は「苗字の読み方辞典」で「こざす★>こざし・こさし」となっていました。

「こざし」と「こさし」はどちらも同じくらいでしたが、併せても「こざす」の方が圧倒的に多そうでした。

それ以外に「おざし」という読みを見つけました。
新規の読みです。

ちなみに「おざす」や「おさす」は見つかりませんでした。
「おさし」はありませんでした。

2016年11月10日木曜日

沢館に関して

「沢館」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に46件。
そのうち42件が岩手県に集中していました。

まず実在を疑う数ではありません。

「沢」を旧字体に変えた「澤館」はゼロでした。
これはちょっとありえないと思いました。

ここまで「沢」で始まる姓は必ず「澤」に変更しても見つかっていたからです。

ついでにいうと「沢舘」が19件で、「澤舘」が10件でした。
岩手県に多いのみ一緒です。

不思議ですね。
「沢舘(澤舘)」が19+10=29件なのに、「沢館(澤館)」が46+0=46件というのは…

「苗字の読み方辞典」では、いずれの読みも「さわだて」となっていました。

facebookでは「沢舘」や「澤舘」はヒットしますが、「沢館」と「澤館」は全くヒットしません。

ひょっとして幽霊苗字なのか?と考えましたが、「住所でポン!」では岩手県で確認できました。
http://jpon.xyz/2012/20/2/44.html?p=1

また少し古いデータですが、2000年の「住所でポン!」では「澤館」も見つけられました。
http://www.jusyopon.com/data/2000/index.php/20/46/265.html

これらから、やはり「沢館(澤館)」は実在すると考えます。
なぜfacebookでヒットしないかは謎です。
読み方は「さわだて」しかないかと思います。

2016年11月9日水曜日

三王に関して

「三王」は広島県に7割が集中している苗字です。

「苗字の読み方辞典」では「さんおう>さんのう」となっていました。

似たような苗字として「山王」があり、こちらは「さんのう」と読むことがほとんどです。

「山王」は鹿児島県が最多ですが、次くらいに広島県でも見られます。
広島県内だけでみると、「山王」と「三王」の多い地域は似ています。

全国で見れば圧倒的に「山王」が多いですが、広島県内だけならば「三王」が多いです。

「さんのう」も「さんおう」も発音した印象は変わらず、別扱いとはしたくありません。
facebookではどちらもありました。
https://www.facebook.com/tomoyuki.sanno
https://www.facebook.com/tsuyoshi.sanno1

https://www.facebook.com/ryosuke.sanoh.9
https://www.facebook.com/sanoh.mayuko

私としては、できるだけ読みを統一したいと考えています。
濁点の有無などもできるだけ統一してしまいたいと考えています。

今回の例でいえば、似た読みである「山王」と「三王」は五十音順で並べたとき、できるだけ近くにあった方が良いと思っているのです。

それなので、「三王」は「さんおう」の方が多いのかもしれませんが、「山王」に揃えて「さんのう」としておきたいと思います。

これに関しては、考えなおす可能性はあります。
やはり電話帳で多い読みに統一したいと思いなおすかもしれません。

現在の考えとしては、「三王」は「さんのう」としておきます。

2016年11月8日火曜日

後原に関して

「後原」は「苗字の読み方辞典」で「ごはら・せどはら★(広島)>あとはら(沖縄)(せどばら・せとはら・うしろはら)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

二文字目以降の濁点の有無は気にしていないので、「ごはら・せどはら>あとはら・(うしろはら)」で考えれば良いことになります。

この中で「うしろはら」は見つけられませんでした。
後々に見つかるかもしれませんが、今は除外しておきます。

それ以外の読みは全て見つかりました。
おそらく割合もそのままで良さそうでした。

「せどはら」はちょっと読めないですね。

これまでに「後岡」の稀少な読みとして「せどおか」というのがあるとしていますが、それ以外で「後」を「せど」と読んだものはまだありません。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/09/blog-post_11.html

ウェブの「写録宝夢巣」で、「後原」は広島県に最も多く、次いで隣接する鳥取県。
その次が沖縄県でした。
沖縄県で「あとはら」という読みがあるのは確かなようですが、他の県でも認められており、特にそこで多いというわけでもなさそうでした。

「後岡」で「せどおか」と読む苗字は大阪府や京都府にあるようですが、「後原」で「せどはら」はやはり広島県のようです。

「せどはら」という読みがどこから出てきたのかは分かりませんが、埼玉県に「後原(せどはら)」という地名がありました。
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/kenkofukushi/kenko/shiminnokenko/kenkozukuri/koen.html

由来は不明ですが、「せどはら」は広島県が由来と考えて良いと思います。
広島県の安芸郡海田町というところに集中しています。
鳥取県にはそのような集中した地域がありません。

「せどはら」が難読なので、「ごはら」や「あとはら」に読みかえた方がいるのだと思います。

ただし、それとは別に沖縄県に「あとはら」の読みがあるのかもしれません。

2016年11月7日月曜日

越渡に関して

「越渡」は「苗字の読み方辞典」で「こえど>こえと」となっていました。
これ以外にないか探してみたところ、「こしど」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/mizuki.koshido.5
https://www.facebook.com/yosikuni.kosido

濁点のつかない「こしと」もありました。
https://www.facebook.com/suzue.koshito

実在は確かだと思います。
「越渡」は「こえど・(こしど)」の形にしたいと思います。

2016年11月6日日曜日

海北に関して

「海北」は「苗字の読み方辞典」で「かいほく(かいほう★・うみきた・かいきた)」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。

自分では「かいほく」と「うみきた」だけしか見つけられませんでした。

これ以外に「かいきた」を教えていただきました。
https://research-er.jp/researchers/view/123250
http://yamaga-medical-center.jp/practiceguidance/doctor/internal_circulatory.php

ひとりだけですが、全てで「かいきた」となっておりますし、これは間違いなさそうです。
「かいきた」も追加しておきます。

2016年11月5日土曜日

勝城に関して

「勝城」は「苗字の読み方辞典」で「かつしろ>かつき」となっていました。

しかし自分では「かつき」という読みが見つけられませんでした。

下記の方を教えていただきましたが、ひとりだけでは納得しかねるところです。
https://www.facebook.com/ryota.katsuki.9

追加で調べました。
http://msc.oups.ac.jp/frd/2008/
http://h30c.jp/staff/

ここまであれば実在は確かだと思います。

そもそも「勝城」で「かつき」が見つけられにくいのは、それがファーストネームとしても見つかってくるからなのです。
「かつき」という読みも加えておきます。

2016年11月4日金曜日

鍛に関して

本日は一字姓の「鍛」に関してです。

「苗字の読み方辞典」では「かじ・きたい(きたえ)」となっていたのですが、稀少な読みである「きたえ」だけが見つけられませんでした。

しかし、こちらを教えていただきました。
https://www.facebook.com/masaki.kitae.9
https://applemate.jp/user_data/company.php

どちらも青森県のものです。
「鍛」という姓は全国に散在していましたが、ウェブの「写録宝夢巣」では青森県で1件のみでした。

間違いないと考え、この読みも追加します。

2016年11月3日木曜日

北所に関して

「北所」は「きたどころ」という読みで載せていました。
大阪府と北海道に多いようです。

「苗字の読み方辞典」では「きたどころ>きたじょ」となっていましたが、「きたじょ」の方が見つけられませんでした。
「きたじょ」の実在を教えていただきました。
http://www.kitajo.jp/kitajo/kitajo-farm.html
https://kaken.nii.ac.jp/en/search/?qm=00347775

いずれも北海道の方のようです。

「きたどころ」はfacebookで確認したところ、大阪府に多い読みのようです。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「北所」は全国で33件。
そのうち16件が大阪府で、9件が北海道でした。
大阪府に隣接する兵庫県でも4件でした。

それらから考えると、北海道では「きたじょ」で、大阪府では「きたどころ」と読むのだとしても良いのかなという気がします。

「苗字の読み方辞典」にならい、「きたどころ>きたじょ」としておこうと思います。

2016年11月2日水曜日

唐須に関して

「唐須」は「からす」という読みで載せていました。
兵庫県に集中している読みです。

これ以外の稀少な読みとして「とうす」があると教えていただきました。
http://www.wasedajuku.com/channel/good-professor/detail.php?professorid=116

自分でも探しましたが、この方以外には見つかりませんでした。
10年ほど前のページですが、大学教授となっています。

フルネームで検索してみましたが、全て「とうす」となっていました。
本名で良いのだと思います。
(大学教授という仕事をペンネームでできるのかは知りませんが)

ひとりしか見つからないと不安があるのですが、「唐須」自体が少ない苗字なので仕方がないのかもしれません。
「とうす」も追加することにします。

2016年11月1日火曜日

来村と來村に関して

「来」と「來」は異体字の関係にあるので、まとめています。
「来村(來村)」は兵庫県に多い苗字です。

「きたむら」という読みで載せていました。

これ以外の稀少な読みとして、「らいむら」があると教えていただきました。
http://ci.nii.ac.jp/author?q=%E6%9D%A5%E6%9D%91+%E6%98%8C%E7%B4%80
http://www.raimura-clinic.com/about/index.html

これも間違いなさそうです。
稀少な読みとして追加しておきます。

2016年10月31日月曜日

宜志富に関して

「宜志富」は「ぎしとみ」という読みで載せていました。
沖縄県に集中する苗字です。

「苗字の読み方辞典」では「よしとみ」という読みも載っているのですが、自分では見つけられませんでした。
「よしとみ」という読みの実在を教えてもらいました。
https://www.facebook.com/yoshitomi.junichi
https://www.facebook.com/people/Kotone-Yoshitomi/100006307981769

いずれも沖縄県を離れている方のようで、どこかの時期で読み方を変えたのでしょう。
読みを追加します。

2016年10月30日日曜日

草井に関して

「草井」は「くさい」と読みます。

「苗字の読み方辞典」ではそれしか載っていませんでしたし、他の読み方は考えませんでした。

しかし、たまたま「そうい」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/yuko.soi
https://www.facebook.com/sayuri.soui

何人か発見できたので、間違いではないと思います。
新規の読みです。

2016年10月29日土曜日

椚田に関して

「椚田」は「くにぎた」か「くぬぎだ」と読むようです。

「椚」一字であれば、「くぬぎ」と読むことは問題ありません。

「くにぎ」と読むのが不思議だなと思いました。

先日、「欅田」という苗字も紹介しました。
こちらも「くにぎた・くぬぎだ>けやきだ」となっていました。

こちらも「くにぎ」という読みが不思議ですし、その後の「田」に濁点がつかないのも不思議です。

「くにぎた」というのはちょっと発音しにくいのかなと思うのですが、いかがでしょうか?
「くぬぎだ」のように「くにぎだ」とした方が自然なのかなと思うのですが、なぜか「くにぎた」がほとんどでした。

「椚田」も「欅田」も兵庫県の淡路島に多い苗字のようで、元は同じところからきているのだと思います。
なにか「くにぎた」という苗字の由来があると思うのですが、はっきりしませんでした。

元は「くにぎた」で、「くぬぎだ」は後からの読みかえなのだろうと思っています。

2016年10月28日金曜日

鹿岳と鹿嶽に関して(訂正)

以前に「鹿嶽」という苗字に関し、「かたけ」という読みは見つかったが、「しかたけ」という読みはひとりしか見つからなかったので、実在するとまではいえなかったと書きました。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/09/blog-post_29.html

今回、別の方を教えていただきました。
http://nrk-dir.jp/pdf/2014/14200559m.pdf#search='%E9%B9%BF%E5%B6%BD+%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%B1'

フルネームで検索すると、全てで「しかたけ」という読みになっています。
以前にfacebookで見つけた方も本名のようですし、この読みも実在すると考えて良いでしょう。
https://www.facebook.com/naa.lu.lm


また、「鹿岳」が見つからないと書いてしまいましたが、2012年版の「住所でポン!」に載っていました。
探し方が悪かったようです。
http://jpon.xyz/2012/4/3/150.html

2016年10月27日木曜日

篭嶌と籠嶌に関して

「苗字の読み方辞典」によると、「籠嶌」は全国で10人程度となっています。
これは要するに「写録宝夢巣」で全国に1件しかなかったということです。

ただ、ウェブの「写録宝夢巣」では該当なしでした。

「竜」と「龍」は分けているのですが、「篭」と「籠」、「滝」と「瀧」は分けるだけの理由がないためまとめて扱っています。

「篭嶌」は「写録宝夢巣」でも「苗字の読み方辞典」でも載っていませんでした。

調べてみると、「住所でポン!2000年版」では「篭嶌」さんがいました。
古いデータなので、現存してい苗字かというと自信がありませんが…
http://jpon.xyz/2000/27/51/91.html


「籠嶌」さんは下記で見つかりました。
http://www.yoyogi-funrun.com/edogawa/150925/images/no.pdf

読み方は記載してありませんでしたが、「かごしま」で良いと思います。

2016年10月26日水曜日

鬼倉に関して

「鬼倉」は「おにくら」という読みで載せていました。
「苗字の読み方辞典」では稀少な読みとして「きくら」も載っていたのですが、自分では見つけられませんでした。

教えていただいたのが下記のページ。
https://tenshoku.nifty.com/company-1501332-mycom/
https://www.facebook.com/kei.kikura.1

これも間違いないところでしょう。
追加しておきます。

2016年10月25日火曜日

上沖に関して

「上沖」は「かみおき」という読みで載せていました。

「苗字の読み方辞典」では「うえおき」という読みも載っていたのですが、自分では見つけられませんでした。
今回、その読みが実在することを教えていただきました。
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000108031/stylist/T000156179/

こちらの方もフルネームで検索すると、全て「うえおき」で見つかります。
http://gold.jaic.org/jaic/res2011/2011kagawa-marugame/MAST014.HTM

facebookでも下記の方が「うえおき」となっていました。
https://www.facebook.com/kana.yamanari

実在は確かでしょうね。
追加しておきます。

2016年10月24日月曜日

久良に関して

「久良」は「くら」と読みます。
「苗字の読み方辞典」でもそのようになっていました。
広島県などに多い苗字のようです。

他に読み方がなさそうですが、たまたま「くろう」という読みを見つけました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005461930184
http://mswebs.naist.jp/LABs/yanagida/member-j.html

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2009/0208/10p.html
http://www.kurou.jp/info.html

「くりょう」ではなく、「くろう」というのが興味深いですね。
「くろう」や「くりょう」という読みを持った苗字はなさそうなので、他の苗字からの漢字の置き換えではなく、読み方だけを変えたのでしょうか?

2016年10月23日日曜日

欅田に関して

「欅」という漢字はJIS第2水準です。

「挙」の旧字体として「擧」があるので、「欅」にも「﨔」という漢字がありそうですが、「﨔」はJIS第3水準ですし、「﨔」を用いた苗字はないようでした。

「欅」を用いた苗字は、今回の「欅田」が初めてです。
「苗字の読み方辞典」によると「くにぎた・くぬぎだ>くにぎだ・くぬぎた・けやきだ」となっていました。
いずれの読みもありそうです。

「欅」という漢字は「けやき」と読んで、「くぬぎ」ではなく、「くにぎ」でもないのに不思議です。

濁点の有無は気にしないことにして、「欅田」は「くにぎた・くにぎだ>けやきだ」としておきます。

2016年10月22日土曜日

錦古里に関して

「錦古里」は福井県と千葉県に多い苗字です。
「苗字の読み方辞典」によると、「きんこり>にしこり★・にしごり(にしきごり)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

おそらく「きんこり」は福井県に多い読みだと思うのですが、断定はできませんでした。

そして「にしこり」や「にしごり」は千葉県に多い読みのようです。

「にしこり」というと「錦織」が有名ですが、こちらは千葉県では「にしきおり」と読むことが多いようです。
「錦織」で「にしこり」と読むのは島根県に多いようです。

「錦古里」で「にしきごり」と読むものは見つかりませんでした。
代わりに「にしきこうり」と読むものが見つかりました。
「にしきこり」ではなく、はっきりと「にしきこうり」となっていました。
https://www.facebook.com/miyuu.nishikikouri
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005404877872

「にしきこり」は発音しにくいから、伸ばしているのでしょうか?
いちおう新規の読みです。

2016年10月21日金曜日

葛馬に関して

「葛馬」は「苗字の読み方辞典」で「かつらうま・くずま(かつま・かずま)」となっていました。
いちおう全ての読みが確認できました。

「かつらうま」と「くずま」は良いのですが、「かつま」と「かずま」は濁点の有無だけの問題であり、どちらかにまとめたいところです。

「かずま」と「かつま」は下記などです。
https://www.facebook.com/youko.kazuma
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004057734123
http://fields.canpan.info/organization/detail/1449499357


以前に「葛綿」の稀少な読みとして「かづめ」か「かずめ」かで悩んだことがありました。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/12/blog-post_9.html

このときは実際に名乗っている方が「かづめ」としていたので、「かづめ」を採用しました。

他には「葛尾」の読みを「くずお>かずらお」としているのがありました。

ここまでの判断として、「葛」の読みとして「くず」以外に「かつ」か「かずら」を採用することにしていました。

悩ましいですね。
「づ」か「ず」かのどちらかを選ぶと、五十音順でだいぶ変わってきてしまいます。

「かつま」か「かずま」か?
はたまた「かづま」か?

いろいろ考えねばならないところですが、「かつま」を選んでおこうと思います。
もともとの漢字の音に近い読みという判断です。

2016年10月20日木曜日

北清に関して

「北清」は「苗字の読み方辞典」で「きたせ>きたせい」となっていました。
北海道に多い苗字のようです。

facebookではいずれも確認できます。
https://www.facebook.com/tomonori.kitase
https://www.facebook.com/hiroki.kitasei

どちらが多いかということに関しては、「苗字の読み方辞典」を信じます。

「きたせ」と「きたせい」は分けるほどの違いはないと思いますので、「きたせ」で統一したいと思います。

2016年10月19日水曜日

撹上と攪上に関して

「覚」の旧字体として「覺」があります。
これはまとめてあります。

同じように「撹」にも異体字として「攪」がありました。
これも同様の扱いとして良いと思います。

異体字は探しつくしたと思っても、後から後から見つかってきます。

「撹」や「攪」を用いた苗字というのは「撹上(攪上)」しかありませんでした。
群馬県桐生市に多い苗字です。
読み方は「かくあげ>かきあげ」で、いずれも実在を確認できました。

2016年10月18日火曜日

角瀬と角頼に関して

「角瀬」は「苗字の読み方辞典」で「かくせ・すみせ>つのせ・かくらい」となっていました。
それぞれの読みの実在は確認できました。

「角」を含んだ苗字は読み方が分かれやすいですが、これもそうです。
その中では、「かくらい」という読みが珍しいなと思いました。

「瀬」は音読みで「らい」ですが、普通は訓読みの「せ」と読んでしまいそうです。

ここまでで「瀬」を「らい」と読んでいる苗字はありませんでした。

「角瀬」が初めてです。
他にあるかどうかの検討はまだしていません。
「角瀬(かくらい)」は下記の通りです。
https://www.facebook.com/kakurai.yuki
https://www.facebook.com/ryuji.kakurai.3

ひとりは千葉県船橋市出身で、もうひとりもその近隣の方のようです。

「角瀬(かくらい)」という読みが不思議なので、もう少し調べてみると「角頼」で「かくらい」と読む苗字が千葉県船橋市に多いとなっていました。

「角瀬」自体は徳島県や岡山県に多い苗字で、千葉県とは関係がないようなので、「角瀬」で「かくらい」と読むのは、徳島県や岡山県から発生したものではなく、「角頼」から来ているのではないでしょうか?

2016年10月17日月曜日

金砺と金礪に関して

本日は「金砺」と「金礪」に関してです。

「砺」と「礪」は異体字として扱っています。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/10/blog-post_13.html

「万」と「萬」は、別の字としてバラバラに扱っていますが、「砺」と「礪」はまとめています。
「砺」がJIS第1水準で、「礪」が第2水準です。

ここまでで「砺」と「礪」を用いた苗字は、「砺波(となみ)」だけしか出てきていません。
「金砺(金礪)」が2種類目になります。

「金砺」と「金礪」はいずれも兵庫県赤穂市にほとんどが集中しているため、もとは同じものなのでしょう。
ひょっとしたら、戸籍上はほとんどが「金礪」なのかもしれません。

「苗字の読み方辞典」では数の多い方の「金砺」が「かねと」のみ。
「金礪」の方が「かねと>かなと・かんと」となっていました。

「かんと」は見つかりませんでしたが、「かなと」は確認できました。
https://www.facebook.com/yu.kanato

2016年10月16日日曜日

金星に関して

「金星」は「苗字の読み方辞典」で「かなぼし>きんぼし」となっていました。

「かなぼし」は下記の方など。
https://www.facebook.com/kanaboshi
https://www.facebook.com/yoshinari.kanaboshi


「きんぼし」は見つけにくいかと思いましたが、そうでもありませんでした。
https://www.facebook.com/mitsuaki.kinboshi


その他に「かねぼし」という読みを見つけました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/toshiharu.kaneboshi

同じ方が下記でも「かねぼし」となっていたので確かだと思います。
http://www.f01-138.027.137.203.fs-user.net/sunrise/?page_id=907

2016年10月15日土曜日

角坂に関して

「角坂」は「苗字の読み方辞典」で「かくさか>かどさか」となっていました。

「かくさか」は簡単に見つかりますが、「かどさか」はなかなか見つかりません。
https://www.facebook.com/kenichi.kadosaka
http://researchmap.jp/read0174795/

実在は確かでしょうが、数は少ない印象です。

他にないか探してみたところ、「つのさか」という読みを見つけました。
「角坂」は新潟県にやや多い苗字でしたが、「つのさか」と名乗っている方々は熊本県在住でした。
https://www.facebook.com/koji.tsunosaka

新規の読みです。

2016年10月14日金曜日

上小路に関して

「上小路」は「苗字の読み方辞典」で「かみこうじ・うえこうじ>うわしょうじ(かみしょうじ)」となっていました。
「上」も「小路」も苗字で用いられる場合、読み方は分かれやすいです。

「かみこうじ」と「うえこうじ」は簡単に見つかります。
「うわしょうじ」はそれに比べると数は減りますが、実在が確認できます。
https://www.facebook.com/keiichi.uwashoji

やはり「かみしょうじ」は少ないようです。
https://www.facebook.com/taichi.kamishouji
http://www.shokokai.com/oono/shokuin/shokuin.html

他に「うわこうじ」や「うえしょうじ」も試しましたが、見つかりませんでした。
やはり「苗字の読み方辞典」の調査は正確でした。

2016年10月13日木曜日

金竹に関して

「金竹」は「苗字の読み方辞典」で「かねたけ>かなたけ・きんたけ」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で52件。
多い順に鹿児島県、岐阜県、北海道でした。
バラバラですね。

読み方としては、圧倒的に「かねたけ」が多い印象でした。

「かなたけ」や「きんたけ」も確認できましたが、かなり少ないようです。
https://www.facebook.com/takashi.kanatake
https://www.facebook.com/yuuki.kintake


念のためにと調べたところ、「きんちく」という読みを発見しました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/narumikinchiku

2016年10月12日水曜日

樟に関して

本日は、一字姓の「樟」です。

「樟」は「苗字の読み方辞典」で「くぬぎ★・くす>たぶのき★(くのぎ・たびのき・くすのき)」となっていました。

この漢字を用いた苗字も10種類ほどあるのですが、最多がこの「樟」一字です。

音読みが「しょう」で、訓読みが「くす」です。

wikipediaで見ると、クスノキにあてた漢字として「楠」とともに「樟」がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%82%AD

そうなると、「くすのき」という読みが最も多そうですが、この読みはほとんど見つかりませんでした。
下記の方がはっきりと「くすのき」と名乗っています。
ひとりしか見つかりませんでしたが、複数箇所でふりがなも記載されているので、実在は間違いないのではないでしょうか。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008403962392
http://ameblo.jp/rakudo-izumo/theme-10080073882.html

「くぬぎ」
https://www.facebook.com/MisatoKunugi

「くす」
https://www.facebook.com/shigeyasu.kusu

「たぶのき」
https://www.facebook.com/anri.tabunoki

「たびのき」
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008839205487
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000004494078

「くのぎ」
https://www.facebook.com/michiyo.kunogi


いや、すごいですね。
全国で39件。最多の石川県で9件という稀少苗字であるにも関わらす、これだけ読み方が分かれているというのは!

調べてみた印象でいうと、明らかに数が少なさそうなのが「くすのき」と「たびのき」です。
このふたつは全体の1割未満という解釈で良さそうです。

後はどれも、ある程度の数がありそうでした。
「くのぎ」も数がありそうだし、逆に「くす」はちょっと少ないんじゃないかとも思いました。
このあたりは全国の電話帳を全て見ていかないと確認はできないでしょうね。

2016年10月11日火曜日

唐谷に関して

「唐谷」は「苗字の読み方辞典」で「からたに>からや」となっていました。
そのいずれの読み方も確認できました。

他にないか、探してみたところ、「とうたに」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/eiji.toutani

友達欄にも同姓の方がいました。
親族でしょう。

実在は確かだと思います。
新規の読みです。

2016年10月10日月曜日

合瀬に関して

「合瀬」は「苗字の読み方辞典」で「おおせ>おうせ(ごうせ)」となっていました。
佐賀県に多い苗字です。

調べてみると、確かに「ごうせ」という読みは少ないながらあります。
これは問題ありません。

問題は「おおせ」か「おうせ」かということです。
これもどちらもありました。

発音した印象はほとんど変わりませんから、どちらかに統一しなければなりません。

「合」は普通に読めば「ごう」です。

調べてみると、佐賀県に「合瀬」で「おおせ」という地名がありました。
http://memorva.jp/zipcode/zipcode.php?pref=%E4%BD%90%E8%B3%80%E7%9C%8C&city=%E4%BD%90%E8%B3%80%E5%B8%82

ただ、「おうせ」となっているページもあるので、どちらが正しいかと断定はできません。

いろいろと見ていくと、地名としても苗字としても「おうせ」より「おおせ」の方が多い印象でした。

「瀬」は「せ」と読むで良いでしょう。

「合」を「おお」もしくは「おう」と読んでいると解釈します。

「合」は「ごう」と読むということから考えると、「おう」の方が自然な気がするんですよ。

「逢瀬」は「おうせ」と読むということから考えると、「逢」→「会」→「合」という連想があっても良い気がします。
ちなみに「逢瀬」や「会瀬」といった苗字は存在しないようです。

悩みます。
以前に「相」を「おお」と読むか「おう」と読むかで悩んだことがありますが、それも「おう」と読むことで統一してしまいました。

「合瀬」も、とりあえず「おおせ」と読むことが多いという事実も踏まえますが、「おうせ」にしておこうと思います。
ご意見のある方や、正しい歴史をご存じの方はお知らせいただければ参考にさせていただきます。

2016年10月9日日曜日

草彅に関して

「草彅」は、もう誰でも読めますよね。
秋田県に多い苗字で、「くさなぎ」という読みの苗字としては約5,400人の「草薙」に次ぎます。
「草彅」も2,800人ほどです。

かなり多い苗字なので、うっかりしていましたが、新聞などでも「草なぎ(「なぎ」は…)」のような書き方をしてありますね。
実は「彅」はJIS第3水準で、この苗字以外では使われない漢字のようです。

以前から、JIS第3水準以下の漢字を用いた苗字をまとめており、最多は「蓜島」の2,200件ではないかとしていましたが、「草彅」の方がずっと多いことが分かりました。
訂正します。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/08/blog-post_21.html

2016年10月8日土曜日

金作に関して

「金作」は「苗字の読み方辞典」で「かねさく」となっていました。

「金」で始まる苗字を見たら、常に「かね」と「かな」をチェックしています。

「かなさく」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/yuri.kanasaku

ある程度の数がありそうでした。
新規の読みです。

2016年10月7日金曜日

田那辺に関して

「田那辺」は、もちろん「たなべ」と読みます。
茨城県に多い苗字です。

「苗字の読み方辞典」と「写録宝夢巣」では異体字を用いた「田那邉」はありましたが、「田那邊」は載っていませんでした。

しかし調べると、「田那邊」も見つかります。

何人か見つかるので、誤記ではないと思います。
新規の苗字ということになります。

2016年10月6日木曜日

御調に関して

「御調」は「苗字の読み方辞典」で「おしらべ>みつぎ★・みつき」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で31件。
そのうち神奈川県横浜市神奈川区に8件で、神奈川県全体で17件。
その次に多いのが広島県で7件でした。

広島県には「御調(みつぎ)町」がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E8%AA%BF%E7%94%BA

facebookで見ると、「みつぎ」も「みつき」もあり、どちらに統一すべきか悩みましたが、地名にもあるので、「みつぎ」を採用しておきます。

神奈川県では「おしらべ」が多く、広島県では「みつぎ」が多いということで良いと思います。

2016年10月5日水曜日

蔭地に関して

「蔭地」は「苗字の読み方辞典」で「おんじ(広島)・おおじ(和歌山)(おうじ・おんぢ・おおぢ)」となっていました。

似たような苗字として既に載せてあるものとしては、「陰地(おんじ>おおじ(和歌山)・(かげち))」と「隠地(おんじ)」があります。

いずれも中国地方と近畿地方に集中があるようでした。

「蔭地」の話に戻ります。
まず、「おう」と「おお」は同じ読みで良いと思います。

「蔭」にしても「陰」や「隠」にしても「おん」と読むことはあっても、「おお」や「おう」とは読まないようですが、いずれも「おお」となっているので、ここは「おおじ」で統一します。

「蔭地」は「おんじ」と「おおじ」のふたつの読みということにします。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「蔭地」は全国で37件。
そのうち、和歌山県に12件で、広島県に11件でした。

「陰地」もそうなのですが、「おおじ」という読みは和歌山県を中心とした地域にみられるようです。

2016年10月4日火曜日

重茂に関して

「重茂」は「苗字の読み方辞典」で「おもえ★・おもい★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

岩手県に集中している苗字です。
かなり不思議な読みですよね。
「茂」で「え」か「い」と読んでいるということでしょうか?

岩手県には「重茂(おもえ)半島」というのがあるので、そこからきているのでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E8%8C%82%E5%8D%8A%E5%B3%B6

そう考えると、元は「おもえ」なのかなと思います。
ただ、「おもい」という読みも実在は確認できます。
かなり似ていますが、別々の読みとして扱おうと思います。

他にないかなと探したところ、「しげも」という読みが見つかりました。
複数で確認できるので、実在は確かだと思います。
https://www.facebook.com/yuka.shigemo

新規の読みです。

2016年10月3日月曜日

奥土に関して

「奥土」は「苗字の読み方辞典」で「おくど」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、広島県、大阪府、新潟県にやや多いようです。

ここで、他に「おくつち」という読みがないか調べてみました。
下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/hiroki.okutsuchi

兵庫県の方ですが、ひとりだけでは実在すると確定はできません。

探していると、下記の方も見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009968973250

北海道虻田郡にある「奥土(おくつち)農場」というところで働いているとなっています。
http://www.okutsuchi-farm.com/

「奥土(おくつち)農場」の代表者の名前から検索していくと、下記のページを発見しました。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/shs/shokumeijin/list/1_16.htm

これは間違いなさそうですね。
「おくつち」も新規の読みとして載せておきます。

2016年10月2日日曜日

大迎に関して

「大迎」は「苗字の読み方辞典」で「おおむかい」という読みで載っていました。

「おおむかい」は見つかります。
https://www.facebook.com/kenji.omukai

それ以外に「おおむかえ」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/akihiro.oomukae
https://www.facebook.com/omukae.yusaku

複数で確認できたので、実在する読みと考えます。
新規の読みです。

2016年10月1日土曜日

枠山に関して

先日の続きです。

「忰山」もしくは「悴山」で「かせやま」と読む苗字が主に香川県あるという話でした。

似たような苗字で「枠山」というのがありました。
「わくやま」ではなく、これも「かせやま」と読みます。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006222936343

誤記の定着系の苗字なのでしょうか?

「枠」という漢字を用いた苗字はいくつかありますが、「枠」を「かせ」と読むのはこれくらいなので、稀少だと思います。

後々になると分からなくなりそうなので、ここで記しておきます。

2016年9月30日金曜日

忰と悴に関して

「酔」という漢字があります。
この字の旧字体として「醉」という字があります。
これは新旧字体表に載っています。
これに関しては異体字として、まとめて扱っています。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/09/blog-post_2.html


類似の漢字として「粋」、「砕」、「伜」、「忰」があり、いずれも「粹」や「碎」、「倅」、「悴」という旧字体が存在します。

このうち、新旧字体表に載っているのは、「酔」の他、「粋」と「砕」だけです。

「粋(粹)」と「砕(碎)」は苗字として用いられていないので、そもそも検討していません。

また「伜(倅)」もありませんでした。

似たような漢字で「枠」もありますが、これだけは例外的に「椊」が旧字体というわけではないようです。

「忰」を用いた苗字は実在します。
これまでに「忰田(かせだ)」という苗字をのせています。
これは群馬県に多い苗字です。

そして、今回の「忰山(かせやま)」。
こちらは香川県に多い苗字です。

これの旧字体として「悴山」というものが見つかるのです。
http://www.chem.tokushima-u.ac.jp/B2/TamuraLab/Lecture/C4%20Kaseyama.pdf

これは、やはり「酔」と同様に併記するのが良いと思います。

異体字は調べつくしたつもりでしたが、それでも新たに見つかってきます。

同様にして「悴田(かせだ)」も見つかったので、これもまとめておきます。
他にはなさそうでした。

2016年9月29日木曜日

鹿嶽と鹿岳に関して

「岳」と「嶽」は新字体と旧字体の関係にあります。
新旧字体表にも載っているので、最初はこのふたつをまとめていました。

しかし、実際にこのふたつを異体字であると思っている方は少ないだろうと考えています。
異体字であるにも関わらず、別々に集計をすることにした最初の漢字です。
そのあたりの経緯は下記に記載しています。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/09/blog-post_8.html

それをふまえて「鹿嶽」と「鹿岳」という苗字に関してです。
「鹿嶽」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で30件。
そのうち14件が兵庫県三田市に集中しています。

「苗字の読み方辞典」で見ると、「かたけ>しかたけ」となっていました。

「しかたけ」という読みだったのは下記の方だけです。
https://www.facebook.com/naa.lu.lm

他にはっきりと名乗っている方がいないので、この読みは保留しておきます。
「かたけ」は見つかります。
もともとが少ない苗字なので、なんとも言えませんが、「鹿嶽」は「かたけ」としておきます。

対して「鹿岳」は全国で5件。
そのうち4件が兵庫県三田市です。

不思議なことに、こちらは「苗字の読み方辞典」で「かたけ>かがく」となっていました。
しかし、「かたけ」でも「かがく」でも「しかたけ」でも実在は確認できませんでした。
「かなたけ」という読み方もあるようなので、そちらでも探しましたが、見つかりませんでした。

「住所でポン! 2012年版」を見ると、「鹿岳胃腸科・内科」というのがひっかかってくるのですが、そちらの代表者は「鹿嶽(かたけ)」さんとなっています。
https://www.osusume-dr.com/doctors/182/interview/

「住所でポン!」も2000年版まで戻ると、「鹿岳」さんが見つかるのですが、さすがに古いと思います。
現在、普段から「鹿岳」と名乗っている方は見つかりませんでした。
この苗字の実在は保留しておきます。

2016年9月28日水曜日

観音寺に関して

「観音寺」は「苗字の読み方辞典」で「かんのんじ・かんおんじ」となっていました。

「観音」という漢字の入った苗字としては、他に「観音」、「観音堂」、「観音林」がありました。
「観音」と「観音堂」は「かんのん>かんおん」となっており、「観音林」は「かんのん」だけになっていました。
いずれも「かんのん」か「かんおん」かといった問題が残ります。

「かんのん」と「かんおん」を分ける意味はあまりないと思いますし、普通に読めば「かんのん」でしょうから、「かんのん」を採用したいと思います。

2016年9月27日火曜日

神楽に関して

「神楽」は「苗字の読み方辞典」で「かぐら・しがらき★(からき★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「神楽」で「かぐら」は読めますね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%A5%BD

苗字として探すと、かえって大変です。
このあたりですかね。
https://www.facebook.com/keitakagura

「しがらき」の方が簡単でした。
https://www.facebook.com/kouichi.shigaraki

「しがらき」というと、「信楽」を思い浮かべてしまうのですが、「神楽」でも「しがらき」と読むことがあるのですね。
実数までは不明です。

「からき」もありました。
https://www.facebook.com/ryosuke.karaki.3

ただ、こちらは旧字体の「神樂」となっていました。

「苗字の読み方辞典」では「神樂」は「かぐら」だけとなっていたので、その意味では新規の読みということになるかもしれません。

2016年9月26日月曜日

正親に関して

「正親」は「おおぎ」と読みます。
これは難読ですね。

ウェブの「写録宝夢巣」でみると、全国で50件。
最多なのが、東京都青梅市の12件です。

おそらく由来は、下記の「正親町(おおぎまち)天皇」でしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E8%A6%AA%E7%94%BA%E5%A4%A9%E7%9A%87

なぜ、「正親」で「おおぎ」となっているのかは分かりませんでしたが、「おうぎ」ではないようです。

2016年9月25日日曜日

相知に関して

「相知」は「苗字の読み方辞典」で「おおち>おうち・そうち」となっていました。

「相」という漢字を「おお」もしくは「おう」と読むケースについては以前に検討いたしました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/05/blog-post_14.html

これまでに「相賀」、「相木」、「相島」を載せています。
この中では「相賀」が最も多く、それ以外のふたつは稀少な読みです。

「相賀」は「あいが>おうが」となっており、こちらもそれに倣っています。

私としては「相談」の「相(そう)」であるので、「おお」よりも「おう」と読む方が自然なのかなと思っています。

「相知」は長崎県に多い苗字ですが、隣接する佐賀県には「相知(おうち)」町があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E7%9F%A5%E7%94%BA
http://www.yado.co.jp/kankou/saga/karatu/mikaeri/outityou_map.htm

これらから考えても、「相知」は「おおち」ではなく「おうち」としてしまいたいです。

「相」を「おう」もしくは「おお」と読む苗字で、それが最多の読みだというのは、この「相知」がこれまでのところ唯一ということになります。

2016年9月24日土曜日

大財に関して

「大財」は「苗字の読み方辞典」で「おおさい(愛媛)・おおたから(佐賀) (おおざい)」となっていました。

「おおざい」は「おおさい」に含まれると考えますので、「おおさい」と「おおたから」のふたつの読みとして考えます。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で38件。
そのうち20件が愛媛県、11件が佐賀県でした。
他に集中しているところはありませんでした。

そうして考えると愛媛県が5割強だということです。
大半が宇和島市でした。

ただ、facebookで見ると、「おおたから」の方が多そうで、「おおさい」は「おおざい」と併せても少ない印象でした。

https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&ion=1&espv=2&ie=UTF-8#q=facebook%20%E5%A4%A7%E8%B2%A1

これは不思議ですね。
愛媛県で多い読みである「おおさい」の方が多いのであれば納得はいくのですが…

いちおう半々として載せます。
「おおさい」はやはり愛媛県に多いようですが、佐賀県を含めたその他の地域は「おおたから」が多いのだと解釈します。

2016年9月23日金曜日

邑楽と邑智と邑原に関して

「邑楽」は「苗字の読み方辞典」で「おうら・おおら」となっていました。
自分でも調べてみましたが、確かにどちらもありました。

もちろん発音した印象が変わらないので、どちらかに統一する必要があります。

これまで「邑」という漢字を用いた苗字はいくつか載せています。
最も多いのが「中邑(なかむら)」で1,500人ほど。
他に10種類近くありましたが、いずれも「邑」を「むら」と読んでいました。

「むら」以外の読み方としては「邑楽」が最初なので、ここで読み方を決めておかねばなりません。

群馬県に「邑楽(おうら)」郡という地名がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%91%E6%A5%BD%E9%83%A1

「邑」を「むら」以外で読む苗字はほとんどないのですが、他に「邑智」や「邑原」というものがあるようです。


「邑原」はウェブの「写録宝夢巣」で見て、全国で3件しかない苗字です。
実在は確認できます。
下記では「ohara」と名乗っています。
https://www.facebook.com/ohara.nozomi

これだけでは「おうはら」か「おおはら」か決めかねますね。


「邑智」は島根県に「邑智(おおち)」郡という地名がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%91%E6%99%BA%E9%83%A1


悩みます。
地名だけで見ても、「邑楽」では「おう」と読み、「邑智」では「おお」と読んでいます。

調べていくと、下記のような文章を見つけました。
部首の違いについてです。

「おおざと(邑)」は、
 「□(領地)+人の屈服したさま」で、人民の服従するその領地を表す。
 中にふさぎこめるの意を含む。
 のち阝(おおざと)の形となり、町や村、または地名に関する漢字の部首となった。

「こざと(阜)」は、
 もと、ずんぐりとした形に土を積み重ねたさまを描いた象形文字。
 「自+十(あつめる)」で、まるくふくれる意を含む。
 従って、ずんぐりとした形にふくれたおかのこと。

要するに、「邑」は「おおざと」という言葉のもとになっている訳ですね。
これは勉強になりました。
それであれば、本来は「おお」なのかなと思います。

どちらかに統一しようと思っていました。
「邑」は「おう」ではなく、「おお」と読むことにしておきます。

2016年9月22日木曜日

飯井に関して

「飯井」は「いい」もしくは「めしい」と読みます。
その読みで載せていました。
それであれば読めそうですね。

他に「おもい」という読みがあるそうです。

電話帳では石川県七尾市に載っていたそうです。
このひとのことかなと思います。
https://www.navitime.co.jp/poi?spt=00011.040514509


他に、こちらの方もそうです。
http://ameblo.jp/aeon-akita-genkido/entry-12009804601.html

ふりがなも出しているので、間違いがなさそうですね。
同じ方が、facebookもやっていました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009019579889

稀少な読みとして、「おもい」も追加することにします。

2016年9月21日水曜日

石司に関して

「石司」は「いしづか」という読みで載せていました。
4割強が長崎県に集中している苗字です。

これ以外に稀少な読みとして「せきじ」があると教えていただきました。
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000016486013


自分でも調べてみました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008245099310
https://www.facebook.com/ayumu.sekiji

実在は確かだと判断し、この読みも追加することにしました。

2016年9月20日火曜日

明崎に関して

「明崎」は「あきざき」と「あけざき」という読みで載せていました。
「苗字の読み方辞典」では他の読み方も出ていましたが、自分では確認できなかったので、載せていませんでした。

このふたつ以外に「みょうざき」という読みを教えていただきました。
http://ci.nii.ac.jp/author?q=%E6%98%8E%E5%B4%8E+%E6%BA%80
http://nishifuk.or.jp/ishi.html

確認できたのは上記の方だけですが、どこで見ても「みょうざき」となっているので誤記ではないことは確実です。
現存する姓(読み方)であることも間違いありません。

この読みも追加しておきたいと思います。

2016年9月19日月曜日

犹守に関して(訂正)

先日、「犾守」という苗字を紹介しました。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/08/blog-post_25.html

これはその後で、「犾」と「犹」という漢字があることが分かり、このふたつはまとめても良いのではないかという結論にしました。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/08/blog-post_27.html

「犹」がJIS第2水準で、「犾」が第3水準なので、「犹守」として統一しています。

「苗字の読み方辞典」で「犹守」と「犾守」に「えぞもり」という読みがあるとなっていましたが、自分でウェブ検索をしたときは見つけられませんでした。

しかし、改めて電話帳を見なおしてみたところ、「江角」と「江副」の間に見つけました。

教えていただいた情報では2016年の電話帳では「江澤」と「枝」の間にあったそうです。

これらからは「えぞもり」と読むと考えるのが妥当だと考えます。
この読みも追加することにします。

見つけたのは、「犾守」でしたが、「犹守」でも同じことだと考えています。

2016年9月18日日曜日

小薬と小藥と小蘂に関して

「小蘂」は以前にまとめました。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/07/blog-post_27.html

「小藥」で「こずい」という読みを持つ方がテレビに出ていたが、同じ方が「小蘂」と書かれていたものもあり、どちらが正しいかを検討しましたが「薬(藥)」には「ずい」という読みも「すい」という読みもなさそうなので、本来は「蘂」が正しいのではないかと推測しました。

しかし、掲示板の方で、「小薬」で「こずい」と読んでいる電話帳のページを見せてもらいました。
これは間違いありません。

要するに「小薬」で「こずい」と読んでいる方が実際にいるということです。

これまで私は「小薬」は「こぐすり」という読みが多く、他に稀少な読みとして「おぐすり」と「こやく」があるとしてきました。
「小蘂」は別扱いにしてきました。

それを訂正することにしました。
「小薬」は「こぐすり・(おぐすり・こやく・こずい)」とします。

また、併記して旧字体の「小藥」も載せていましたが、これに更に「小蘂」も併記します。

すなわち、「小薬(小藥・小蘂)」が「こぐすり・(おぐすり・こやく・こずい)」と読むということです。

「小蘂」という苗字があるかどうかはっきりしていませんし、「蘂」という漢字は「薬」の異体字ではないので、正確ではないかもしれませんが、「薬」には「ずい」という読みも「すい」という読みもなく、「蘂」には「ずい」という読みがあるということが根拠です。

「蘂」を「薬」の異体字だとしているわけではなく、あくまで「小薬」という苗字だけの例外的な扱いです。

2016年9月17日土曜日

上馬場に関して(訂正)

先日、「上馬場」という苗字は「うえばば」という読みが広島県に多く、「かみばば」という読みが鹿児島県に多く、きれいに分かれていて面白いという話を書きました。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/09/blog-post_10.html


そうしたところ、他に「かんばば」という読みもあるということを教えてもらいました。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009759729

自分でも探してみました。
https://www.facebook.com/takuya.kanbaba

上の論文は大阪府立大学から出た論文ですし、下のfacebookで見つけた方は大阪府の出身となっています。
ひょっとしたら「かんばば」という読みは大阪府のものなのかもしれません。

これも新規の読みとして加えます。

2016年9月16日金曜日

上所に関して

「上所」は「苗字の読み方辞典」で「うえじょ>うえじょう★・うえしょ・かみじょ(かみしょ・かみしょう★)」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。

調べてみると、確かに「うえじょう」と名乗っている方は見つかりました。

もちろん個々の方と実際に会えば、その方の名乗っている読み方を尊重するのは当然です。
ただ、苗字を分類するにあたり、「うえじょ」と「うえじょう」は同じものと考えたいです。

「所」だけであれば、「しょ」と読むわけなので、「上所」は「うえじょ」とすべきでしょう。
「うえしょ」も濁点の有無だけと考えて、同じものと考えます。

それであれば、「上所」は「うえじょ>かみじょ」だけに整理できてしまいます。
もちろん、「うえじょ」も「かみじょ」も確認できました。

「上」を「うわ」や「あげ」としたものも探しましたが、見つかりませんでした。

代わりに「かみどころ」と「かみところ」が見つかりました。
https://www.facebook.com/tomohisa.kamidokoro
https://www.facebook.com/miyuki.kamitokoro

いずれも神奈川県横浜市出身の方ですが、「かみどころ」さんと「かみところ」さんになっています。
確証はありませんが、親族なのかもしれません。
濁点の有無にはこだわっていないのかもしれません。

他にないので、どちらを採用するか迷いますが、発音してみて自然な「かみどころ」にしておこうと思います。
新規の読みです。

2016年9月15日木曜日

恵利に関して

「恵利」という苗字はファーストネームとしての方がありえそうなので、さがすのが大変そうです。

しかし、もうだいぶ苗字を探してきているので、この手のものも慣れてきました。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「恵利」は宮崎県児湯郡に多いようなので、それを前提に探せば良いのです。
下記の方などが見つかりました。
https://www.facebook.com/akane.eri

何人か見つかったので、間違いないです。
「恵」を旧字体に変えた「惠利」という苗字もあるのではないかと探したのですが、確証は得られませんでした。

2016年9月14日水曜日

梅香に関して

「梅香」は「苗字の読み方辞典」で「うめが>うめか(ばいこう)」となっていました。

「うめが」と「うめか」は同じものと考えます。
調べてみると、「うめが」が「うめか」よりも多いとも思えなかったのですが、おそらく電話帳にあたるとそうなのでしょう。

「ばいこう」は下記の方などがいました。
https://www.facebook.com/yusuke.baiko

他にも探してみました。
「ばいか」という読みを見つけました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005430395044

facebookから追っていったら、下記のページにたどりつきました。
http://baikamaru.com/information.php

「ばいか」も間違いないでしょう。
新規の読みです。

※リンク先は「梅香」ではなく、「梅花」でした。
間違いました。
取り消します。

2016年9月13日火曜日

鰀目に関して

「鰀」はJIS第3水準の漢字です。

「鰀」を用いた苗字としては、「鰀目」以外に「鰀貴」というものがあるだけです。

「鰀目」は「苗字の読み方辞典」で「えのめ★>よのめ★(うのめ★・なつめ★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークですが、どの読みであっても難しいということですね。

JIS第3水準の漢字を用いた苗字なので、「写録宝夢巣」では見つからないのですが、「苗字の読み方辞典」によると石川県に5割が集中しているそうです。
石川県七尾市には「鰀目(えのめ)」という地名があります。
実際に苗字としても「えのめ」という読みが圧倒的に多いようでした。

他の読みに関して、こんなに分かれているのかなと疑問でしたが、調べると全て見つかります。

よのめ…
https://www.facebook.com/maki.yonome

うのめ…
https://www.facebook.com/yoshihito.unome


なつめ…
https://www.facebook.com/yutaka.natsume.3

漢字が難しい上に、読み方も多様というのでは大変ですね。

2016年9月12日月曜日

上温湯に関して

「上温湯」は「苗字の読み方辞典」で「うわぬるゆ・うわぬり(うわぬゆ・かみおんゆ)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で30件となっていますが、そのうちの6割が鹿児島県に集中しています。

facebookで見ると、「うわぬるゆ」が多く、次が「うわぬり」のようでした。
「うわぬゆ」と読む方は下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/mie.uwanuyu

また、漢字では名乗っていませんが、下記の方も「うわぬゆ」さんです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009096839676
https://www.facebook.com/ayumi.uwanuyu

友達欄に読み方が不明ですが「上温湯」さんがいたので、親族ではないかと思います。
また、「うわぬゆ」と読む苗字が他にないということや、上記の「うわぬゆ」さんが「上温湯」の集中している鹿児島県出身であることから考えて、「うわぬゆ」という読みも実在すると判断します。

「かみおんゆ」に関しては、「上温湯隆(かみおんゆ・たかし)」という方がwikipediaに載っていました。
この方も鹿児島県出身です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%B8%A9%E6%B9%AF%E9%9A%86

しかし、30年前に亡くなった方ですし、その母親も既に亡くなっているそうです。

それ以外では「かみおんゆ」と名乗っている方は福岡県在住の下記の方しか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/koki.kamionyu

基本的にはfacebookでひとりだけしか見つかっていない場合は、実在すると確定するところまではできないのですが、「上温湯」で「かみおんゆ」と読む苗字があったことは確かですし、上記のfacebookの方も実在は確かそうです。
フルネームで検索すると、読み方は不明ですが、実在だけは間違いないようです。

「かみおんゆ」は実在すると判断したいと思います。
ご意見がある方はお知らせください。

2016年9月11日日曜日

後岡に関して

「後岡」は「苗字の読み方辞典」で「うしろおか・のちおか>せどおか(あとおか・せとおか)」となっていました。

もちろん、「うしろおか」と「のちおか」は簡単に見つかります。
このふたつは問題ないでしょう。

「あとおか」はかなり稀少な読みだと思いますが、facebookではひとりだけ見つかります。
https://www.facebook.com/shuuhei.atooka

下記の方達も、あちこちで「あとおか」となっていました。
http://narariku29.sakura.ne.jp/2016-mathtml/2016-tiku1/rel043.html
http://gold.jaic.org/jaic/member/kagawa/2016/2016tyuusan/rel036.html

「せどおか」も少なさそうです。
https://www.facebook.com/yuko.sedooka
http://manabikobetsu.info/kyoushitsu/

全て実在はしていそうですが、「せどおか」は1割未満の読みである印象です。

2016年9月10日土曜日

上馬場に関して

「上馬場」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で54件。
そのうち広島県で21件、鹿児島県で18件です。
ほとんどこのふたつの県だけに集中しています。

読み方としても広島県では「うえばば」で、鹿児島県では「かみばば」と分かれていました。

分布している場所が離れていて、読み方も異なっているので、由来が異なっているのでしょうね。
ここまできれいに読み方が二分されている苗字というのは以外に珍しいので、面白いなと思いました。

ちなみに「うわばば」などの他の読み方は見つかりませんでした。

2016年9月9日金曜日

上栫と内栫に関して

「上栫」は「苗字の読み方辞典」で「うわがき>かみかこい」となっていました。
いずれの読み方も確認できました。

「栫」という漢字を持つ苗字は8種類だけなのですが、全てが鹿児島県に集中していました。
「棈松(あべまつ)」や「桵沢(たらさわ)」といった珍しい漢字を用いた苗字も鹿児島県に集中していましたし、地域性があるのだなと思いました。

「栫(かこい)」という一字姓が最も多く、次に多いのが「栫井(かこい)」という姓でした。

「上栫」は3番目に多いということになります。

「栫」とはもともと”魚を捕るための仕掛け”のことだそうで、やはり「かこい」と読むのが自然なようです。

実際に調べてみると、8種類中6種類までは「かこい」と読んでいました。

「がき」という読みを持つのは「上栫」と「内栫」だけでした。

「内栫(うちがき)」さんは下記で確認できます。
http://kenkyushadb.lab.u-ryukyu.ac.jp/profile/ja.AeMCvsbFgtnrkm.ciu1e5g==.html

なぜ、このふたつだけが「栫」を「がき」と読むのかは分かりません。

「内栫」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で5件しかない苗字です。
そのうちの4件が鹿児島県に集中しており、読み方はひととおりしかなさそうですが、こちらは「うちかこい」という読みが見つかりました。

下記のふたりは親族だと思います。
https://www.facebook.com/masashi.uthikakol
https://www.facebook.com/shunya.uchikakoi

新規の読みです。

2016年9月8日木曜日

釆女と釆野に関して

以前に「采」と「釆」に関して、まとめました。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_31.html

全くの別字であるので分けるべきだという結論にしたのです。
ただ、おそらく「采」が正しく、「釆」は誤記の定着なのかなとも思います。

ここまでで載せてきたものとしては「采女(うねめ)」と「釆女(うねめ)」、「采野(うねの)」と「釆野(うねの)」があります。

いずれも「采」を持つ方が多く、「采女」と「釆女」は岡山県を中心として見られ、「采野」と「釆野」は滋賀県を中心として見られるようです。

どちらの漢字も使っている方がいるのを確認できました。

2016年9月7日水曜日

産屋敷に関して

「産屋敷」は「苗字の読み方辞典」で「うぶやしき>うむやしき(うぐやしき★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「うぐやしき」は確認できませんでした。
引き続き探していきます。

「産屋敷」は三重県南牟婁郡に集中している苗字です。
6割が三重県です。

稀少な苗字ですし、「うぶやしき」も「うむやしき」もほとんど違いはないのかもしれません。
このあたりはいつも迷うところです。

「吉原」とか「小笠原」の「はら」と「わら」を分けないと決めているので、「うぶ」と「うむ」も分けるべきではないという考え方もあるかもしれません」

ただ、「円谷(圓谷)」などは「つぶらや」と「つむらや」で分けでいるので、それを考えると、「うぶ」と「うむ」も分けるべきかなと思います。

ちなみに「産」という漢字を使った苗字は、この「産屋敷」が最多のようで、これまで「うぶ」と「うむ」の違いをどうするかが問題になったことはありませんでした。
ちょっと意外でした。

2016年9月6日火曜日

石城に関して

「石城」は一見すると、簡単そうです。
「石」も「城」も苗字に用いられがちな感じですし。
ただ、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で48件しかありません。

かなり稀少な苗字になるでしょう。

愛媛県に最も多く、次に大阪府、大分県、山口県と続きます。

最多の愛媛県では「いしじょう」と読むようです。
おそらくここが元なのではないでしょうか?

ちなみに「苗字の読み方辞典」では「いしじょう(愛媛)・いしき>せきじょう(いしがき★)」となっていました。
全ての読みが確認できました。

「いしき」という読みも、確かに「いしじょう」と同じくらいありそうでした。

「せきじょう」や「いしがき」も確認できたので、載せておきます。
どちらもかなり少ない読みだと思います。
https://www.facebook.com/hiroyuki.sekijo
https://www.facebook.com/ishigaki.kenji

2016年9月5日月曜日

請薗に関して

「くさかんむり」のついていない「請園」は、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると全国で45件。
6割が鹿児島県に集中しています。

これもかなり稀少な苗字だとは思います。

「園」という漢字をみたら、必ず「薗」に置き換えたものも探すことにしています。
「園」と「薗」は異体字なのですが、どちらもJIS第1水準なので、別々に集計しているのです。

「請薗」という苗字は「写録宝夢巣」でも「苗字の読み方辞典」でも見つかりませんでした。

しかし、探してみると実在しているようです。
https://www.facebook.com/ayaka.ukezono

下記でも見つかりました。
いくつかのページで見つかるので、誤記ではないと思います。
http://kirokukensaku.net/0IH16/prefecture_46_290.html

「請薗」は新規の苗字と考え、追加することにします。

2016年9月4日日曜日

飯土井に関して

「飯土井」は「苗字の読み方辞典」で「いいどい・いどい★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

確かに「飯」ならば「いい」と読んでしまいそうです。

以前から何度か書いていますか、このふたつの違いはローマ字では分からないです。
「いい」を「i」ひとつですませるひとがいるからです。

ひらがなで見つける必要があります。
実際に見つけたのが、こちら。
https://hoken.dokomado.jp/agency/person_detail?id=56&staff_id=738

「いいどい」と「いどい」が半々なのかはわかりませんが、「いどい」も実在するようです。

2016年9月3日土曜日

井角に関して

「井角」は「苗字の読み方辞典」では「いすみ>いずみ・いかど」となっていました。

もちろん、「いすみ」と「いずみ」は同じものと考えます。

「いすみ」の実在は確認できます。

「いかど」はかなり少ないようです。
facebookでは下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/machiko.ikado1

下記のページでも「いかど」さんが見つかりました。
http://r.gnavi.co.jp/kbgh600/chefpersonal/ay0hwf/

割合はともかく、実在は確かそうですね。

他に「いかく」という読みもありそうでしたが、実在するとまでは断定できませんでした。

2016年9月2日金曜日

生西に関して

「生西」は「苗字の読み方辞典」で「いくにし>いけにし」となっていました。
言われれば読めそうですが、初見では難しい気がします。

「いくにし」は見つかったのですが、「いけにし」は少なそうです。
facebookでは下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/katunori.ikenishi

本名のようですが、ひとりだけでは自信がありません。
ただし、同じ方が他のページでも見つかりました。
http://ipej-tottori.sakura.ne.jp/wordpress/?page_id=14

これらから、ひとりきりであっても実在の読みとして間違いないと判断します。

2016年9月1日木曜日

入屋に関して

「入屋」は「苗字の読み方辞典」で「いりや(にゅうや)」となっていました。

もちろん「いりや」は見つかります。
問題は「にゅうや」です。
下記の方がしっかりと「にゅうや」と名乗っています。
https://www.facebook.com/minoru.nyuya

漢字も合っていますし、本名のようです。
ただ、この方しか見つからないのです。

ひとりだけだと判断に迷います。
いちおう同一人物が、下記のページでも「にゅうや」となっています。
http://jimotobira.info/kouhou/865506bb3bb3fe490183fdbefa1b5f03.pdf

絶対の自信を持っているわけではないですが、「にゅうや」という読みも実在すると考えたいところです。

2016年8月31日水曜日

今飯田に関して

「今飯田」は「いまいいだ>いまいだ」となっていました。

実査に調べると、どちらの読みも見つかります。
下記は「いまいだ」という読みの方です。
http://my-opera-music-hobby.at.webry.info/201607/article_5.html
https://www.youtube.com/channel/UCdyGmlQFwKqi8lSBvdZi24A


以前にも書きましたが、ひらがなで「いい」と読む場合、アルファベットでは「ii」とすべきでしょうが、「i」としているだけの方もいるようです。
それなので、アルファベットではなく、ひらがなで確認する必要があります。

「飯」を「いい」と「い」の二通りの読みがあるというのは「飯泉」と「飯伏」、「小飯塚」に次いで4種類目だと思います。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/04/blog-post_10.html

2016年8月30日火曜日

石羽沢と石羽澤に関して

「石羽沢」と「石羽澤」はもちろん同じ苗字として扱っています。

「苗字の読み方辞典」によると、読み方は「いしばざわ」だけでした。

他に読み方がないか確認してみたところ、「いしはねざわ」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/masami.ishihanezawa

新規の読みということになりますが、おそらく「いしばざわ」よりも数がありそうでした。

ちなみに濁点の有無もチェックしました。
「いしばざわ」以外に「いしはざわ」や「いしはさわ」、「いしばさわ」を。
「いしはねざわ」以外に「いしばねざわ」や「いしはねさわ」、「いしばねさわ」を調べましたが、ほとんどなさそうです。

「石羽沢(石羽澤)」は「いしはねざわ>いしばざわ」としておこうと思います。

2016年8月29日月曜日

出月に関して

「出月」は「苗字の読み方辞典」で「いでづき>いでつき」となっていました。
濁点の有無を気にしなければ、「いでづき」で良いと思います。

他に読み方がないか調べてみました。
当然、「でづき」や「でつき」を考えてしまいます。
https://www.facebook.com/kouhei.dezuki


「でつき」は見つかりませんでしたが、「でづき」は何人か見つかりました。
新規の読みと考えて良いと思います。

2016年8月28日日曜日

生越に関して(追加)

「生越」は以前にまとめてあります。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/07/blog-post_20.html


「おごし」と「おごせ」が多く、その他に稀少な読みとして「いきこし」、「いけこし」、「いこし」と「おおせ」を見つけていました。
6種類です。
1,400人ほどの苗字なので、これだけでもかなり読み方が分かれています。

「苗字の読み方辞典」の更新情報で、これ以外に「うぶこし」という読みが載っていました。
https://www.chiba-fjb.ac.jp/www/news/genki/genki07.html

これだけでも間違いなさそうですが、この方はfacebookもありました。
https://www.facebook.com/masashiu55

そして、友達欄には数人の「生越(うぶこし)」さんが確認できました。
この読みを7種目として載せておきます。

2016年8月27日土曜日

犹と犾に関して

先日、「犾守」という苗字を紹介したばかりですが…

実は「犹守」という苗字もありました。
読み方は同じです。

よく似ていますが、「犾」はJIS第3水準で、「犹」は第2水準です。

「犹」は「猶」の異体字となっていましたが、少なくとも苗字としては読み方が全く異なっているようなので、別字として考えます。

「犹」と「犾」は見た目が、とてもよく似ていますが、このふたつが異体字であるという証拠が見つかりませんでした。
ただし、苗字として調べていくと、違いはないようでした。

このふたつはまとめてしまおうと思います。

全て「犹」で統一しようと思います。

「犹」のつく苗字は「犹守」以外に「犹館」と「犹舘」があります。
「犾」も同様でした。

2016年8月26日金曜日

新生に関して

「新生」は千葉県に3割ほどが集中している苗字です。

いわゆる「○+生」の苗字のようですが、「柳生(やぎゅう)」や「桐生(きりゅう)」のような、前の音に続いて「+yu」となる読み方はなさそうです。

「苗字の読み方辞典」では「あらおい★・にいぶ★>あらお・しんじょう」となっていました。
これら4つの読みは全て確認できました。

他にも読み方としてはいろいろと思いつきますが、ひっかかってくるものはなさそうでした。

「あらおい」と「あらお」はかなり似ているようですが、発音してみると印象が異なりますし、ローマ字で書いても全く異なるので、別の読みと考えます。


2016年8月25日木曜日

犾守に関して

「犾守」は「いずもり」と読みます。
青森県に集中している苗字です。

「是谷」はJIS第3水準の漢字です。

「犾」を用いた苗字としては、他に「犾館」と「犾舘」があるだけです。
(このふたつに関してはまだ調べたわけではありませんが)

「犾」は他に置き換えることのできる漢字もなさそうなので、そのまま扱います。
(※最下段参照)


ここ数日でJIS第3水準以下の漢字を用いた苗字がずいぶん増えました。
まとめておくと下記のようになります。

【JIS第3水準】
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈野(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
嵓(いわお)…京都府 90人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人

【JIS第4水準】
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
鸙野(ひばりの)…宮崎県 520人

※「犾」は「犹」(JIS第2水準)の異体字としたため、ここから除きました。

2016年8月24日水曜日

晴柀と晴披に関して

「晴柀」は「苗字の読み方辞典」で「はれまき>はるまき」となっていました。
「柀」はJIS第3水準の漢字です。

facebookで見ると「はれまき」は簡単に見つかりますが、「はるまき」はなかなか見つかりません。

下記の方は「晴まき」となっていましたが、友達欄に「ハルマキ」さんと「晴柀」さんがいたので、「晴柀(はるまき)」さんなのでしょう。

他には見つかりませんが、もともと「晴柀」自体が珍しい苗字でしょうし、「はれまき」と比べて「はるまき」が1割以下と断定することもできません。
これはそのまま「はれまき>はるまき」で良いでしょう。


よく似ている「披」はJIS第1水準ですが、「晴披」は更に稀少な苗字となっています。
おそらく「柀」からの置き換えをした方がいるのでしょう。

「苗字の読み方辞典」では「晴披」も「はれまき」と「はるまき」の読みがあるとなっていましたが、私が調べた限りでは「はれまき」ばかりでした。

2016年8月23日火曜日

藤間に関して

本日は「藤間」に関してです。

こちらも先日の「若柳」と同様に、日本舞踊の流派として「藤間(ふじま)流」というのがあります。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国に1,946件となっていましたが、実在する苗字であるという確証を得てからにしようと、まだ載せていませんでした。

facebookで見ると、「藤間」という苗字は確かにあり、読み方としては「とうま」か「ふじま」のようです。

「苗字の読み方辞典」で、日本舞踊の関係者と思われるものを除いて集計したところ、全国で7,000件ほどとなったそうです。
読み方としては「とうま」の方が多いとのことです。

さすがにこれほどの数がある苗字を載せないわけにいきません。
細かな数値のずれはあるかもしれませんが、実在する苗字として「藤間」は「とうま>ふじま」として載せておきます。

2016年8月22日月曜日

若柳に関して

「若柳」はウェブの「写録宝夢巣」で283件。
全国で見られます。

以前から言われていたことなのですが、この数字の中には日本舞踊の「若柳(わかやぎ)流」の関係者が含まれているのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E6%9F%B3%E6%B5%81

その場合は本名ではないので、苗字として算出するわけにはいきません。
それなので、ずっと態度を保留してきました。

明らかに本名という方はfacebookでたくさん見つかります。
https://www.facebook.com/takeshi.wakayanagi.5

「苗字の読み方辞典」の方では、全国の電話帳にあたって日本舞踊の関係者と思われるものを除いて概算値を出してありました。
苗字としての読み方は「わかやぎ」ではなく、「わかやなぎ」だけで、全国に390人ほどだそうです。

現在は300人未満の苗字を集計しておりますし、「若柳」も載せるべきだと考え、追加しました。

2016年8月21日日曜日

蓜島と配島に関して

既に載せてあったのですが、「蓜島」という苗字について検討します。
埼玉県に6-7割が集中している苗字です。

実は「蓜」という漢字はJIS第4水準なのでした。
当然、ウェブの「写録宝夢巣」では出てきませんが、「はい島」で2件、「配島」で495件となっていました。

「配島」となっているところでも、実際に電話帳で当たってみると「蓜島」となっていました。
別に「配島」が実在しないわけではなく、facebookでは「配島」も確認できました。
読み方は「はいしま」もしくは「はいじま」です。

「蓜」を用いた苗字はこれだけしかないのです。
だからJIS第4水準なのでしょう。

「蓜」は「配」の異体字のような気がしますが、そのように明記しているものはありませんでした。
また「配川」や「配野」のように「配」を用いた苗字も5種類ほどあるのですが、他では「蓜」という漢字は使われていません。

「苗字の読み方辞典」で見ても、「蓜島」が2,200件で「配島」が520件となっていました。
2,200件となると、稀少な苗字という印象でもないです。

「蓜」は「配」の異体字かもしれませんが、併せてしまうことはせず、別々に集計することにします。

これまでJIS第3水準以下の漢字を用いた苗字としては、「棈松(あべまつ)」が最多だと思っていましたが、圧倒的に「蓜島」の方が多いことが分かりました。

2016年8月20日土曜日

﨤町に関して

「﨤町」は「そりまち」と読みます。

「﨤」はJIS第4水準の漢字です。
wiktionaryで見ると、「返」の異体字のようです。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%EF%A8%A4

これはちょっと悩みます。
異体字の関係にあって、「返」は第1水準で「﨤」は第4水準なので、これまでのルールに沿って考えると、まとめるべきだと思うのです。

しかし、調べてみると、「返」を用いた苗字は「魚返」など10種類ほどありましたが、「﨤」を用いた苗字は「﨤町」だけなのです。

「返町」で「そりまち」と読む苗字もありますが、「﨤町」よりずっと少なくなります。

「﨤」に関しては例外的に「返」とは別に扱うことにします。

2016年8月19日金曜日

罇に関して

「罇」は「もたい」と読み、JIS第3水準の漢字です。

「もたいまさこ」という女優の本名ですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%95%E3%81%93

「もたい」という苗字はいろいろとありますが、どれも難読な印象です。
最も多いのが、「甕」で、次が「罍」、その後に「茂田井」と「母袋」が続きます。
その次が「罇」です。

「茂田井」以外は、ちょっと読めないのではないでしょうか?

「罇」という漢字を用いた苗字はこれだけです。

2016年8月18日木曜日

美浦に関して

「美浦」は「みうら」という読みで載せていました。

これ以外に稀少な読みとして「びうら」があると教えていただきました。

facebookでは下記の方だけが見つかりました。
島根県浜田市在住となっています。
https://www.facebook.com/nobue.biura

「びうら」という読みの実例として教えていただいたページに出ていた名前を自分なりにたどっていったところ、下記のページにたどりつきました。
島根県浜田市の市議会議員に当選している方でした。
http://www.city.hamada.shimane.jp/www/contents/1001000002224/index.html

いずれも本名のようですし、読み方だけを変えているというわけでもなさそうです。
「びうら」という読みも実在すると判断し、加えることにします。

2016年8月17日水曜日

水関に関して

「水関」は「みずせき」という読みで載せていました。
愛媛県に多い苗字です。

これ以外に稀少な読みとして「すいせき」があると教えていただきました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006267942980

上記の方です。
高知県室戸市出身となっています。

ひとりだけでは実在すると納得するわけにいきません。

自分でも下記の方を見つけました。
高知県南国市出身となっています。
https://www.facebook.com/yoshito.suiseki

どちらの方も本名のようでした。
「すいせき」も実在する読みと判断し、加えることにします。

2016年8月16日火曜日

若命に関して(訂正)

「若命」に関しては、以前にまとめました。
そのときは「わかめ」と「わかめい」という読みをまとめてしまうかどうするかということに集中してしまい、稀少な読みである「わかみこと」に関して、あまり調べていませんでした。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/07/blog-post_29.html

かなり古いですが、こちらのページで「わかみこと」と読むらしい方がいます。
http://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/00090228


「若命」と「わかみこと」で検索したら、下記のようなページが見つかりました。
虚偽とも思えないので、実在するのでしょう。


昭和初期の話ですが、下記でも「わかみこと」さんが出ています。
http://www.chunichi.co.jp/shizuoka/school/seien/CK2007032302103425.html


下記のページでは連絡先として「若命(わかみこと)」となっています。
https://www.value-press.com/pressrelease/8861


これらから検討すると、やはり「わかみこと」という読みは実在しており、現在もあると考えるべきでしょう。
この読みも加えることにします。

2016年8月15日月曜日

苫口と苫島に関して

先日の「苫」と「笘」の続きです。

それらを持つ苗字を整理していたところ、「笘」だけを持つ苗字が3種類ありました。

「笘尾」と「笘口」と「笘島」です。
いずれもウェブの「写録宝夢巣」では全国で1件のみでした。

「笘尾」は下記の方が見つかりました。
https://job.tsunoru.jp/2017/sp/company/2155-651148/

どこで見ても「笘尾」となっており、「苫尾」では見つかりませんでした。

逆に「笘口」は見つかりませんでした。
その代わりに「苫口」が見つかりました。
http://www.saisyokai.or.jp/koho/k2_asokaen_201511.pdf


同じく「苫島」も見つかりました。
https://www.facebook.com/hanaha787
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008459956965

「苫口」と「苫島」は新規の苗字として扱ってよいのではないでしょうか。

「苫尾」は見つからず、「笘尾」しかないのですが、全国で1件の苗字であれば、そのようなこともあるかと思います。
他は全て「苫」で見つかるので、これも「苫尾」に「笘尾」を併記する形で載せておきます。

2016年8月14日日曜日

苫と笘に関して

「苫」と「笘」は苗字で用いられる場合、「とま」と読みます。

「苫」では「三苫(みとま)」と「苫米地(とまめち)」が3,000人超と多いです。

「笘」の方では最も多いのが、「三笘」ですが、1,000人未満です。

「くさかんむり」と「たけかんむり」の違いだけで、読み方も全く同じです。

ただ異体字であるのかどうかは、はっきりとしません。
「くさかんむり」と「たけかんむり」の異体字というと、「蓑」と「簑」を思いだしてしまいます。
こちらは異体字に分類されていたので、併せて集計しています。

「笘篠(とましの)」という野球選手がいましたが、こちらは「くさかんむり」です。
気にしていませんでしたが、多い方の「苫」ではなかったわけです。

異体字でないものを見た目が似ているというだけで、いちいち併せて集計することはしたくありません。
実際には異体字であっても別々に集計しているものもありますし。

「磯」と「礒」のように、語源からは全く異なる漢字と思われるものは別集計としています。

これは悩みますね。
どこかで別字であるか異体字であるかが明記されてあるところがあれば良いのですが…

「苫」と「笘」はやはり異体字であると判断したいです。
「苫」がJIS第1水準で、「笘」が第2水準なので、ここは併せた方が良いのではないかと考えます。
「蓑」と「簑」と同様に、「笘」も「苫」に併記する形に改めようと思います。

「苫」と「笘」を持つ苗字はそれほど多くないので、戻すことになってもそれほど手間はかからないとは思います。
異論がある方はお知らせください。

2016年8月13日土曜日

淡谷に関して

「淡谷」は「あわや」という読みで載っていました。

「淡谷のり子」というシャンソン歌手もいたので、分かりやすいですね。
もちろん「あわや」という読みは確認できます。

いちおう「あわたに」という読みを調べてみたところ、かなり少ないながら見つけられました。
https://www.facebook.com/awatani.tadashi

新規の読みです。

2016年8月12日金曜日

去来川と去來川と去耒川に関して

「去来川」は難しいですが、「いさがわ」と読みます。
兵庫県に多い苗字です。

「來」は「来」の異体字として扱っているため、「去來川」は併記の形にしておきます。

「去耒川」はウェブの「写録宝夢巣」では該当がなく、「苗字の読み方辞典」でも「去来川」という形をとっています。
ただし、漢字の意味を考えると、「来」と「耒」は全く別の字であるので、分けるべきだと思います。

「耒」に関しては下記にまとめています。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_22.html


「去耒川」と名乗っている方は何人かいましたが、下記が代表例でしょうか?
http://www.b-yasunaga.com/shop/osaka/voice/H21/1018kyoraigawa/index.html

フルネームのうち、苗字だけを「去耒川」から「去来川」もしくは「去來川」に変えると全くヒットしませんので、「去耒川」が正しいのでしょう。
読み方は不明でしたが、おそらく「去来川」からの誤記定着系の苗字と考えられます。

「去耒川」も読み方は「いさがわ」として、「去来川」とは別にしておきます。

2016年8月11日木曜日

檪原と櫟原に関して

前回、「檪」と「櫟」をまとめてしまったので、「檪(櫟)」という一字姓の他に「檪原(櫟原)」という苗字が300人を超えました。

ついでなので、「檪原」も調べました。
「苗字の読み方辞典」によると、「檪原」は「いちはら(いちいはら)」となっていました。
「いちいはら」という読み方は確認できませんでしたが、「いちはら」はできました。

同じく「櫟原」は「いちはら(ひらはら)」となっていました。
この「ひらはら」という読み方は確認できました。
https://www.facebook.com/fumio.hirahara

「檪」と「櫟」のいずれでも「ひら」という読み方を持つ苗字はは他にありませんでした。
この漢字には「ひら」という読み方がないので、不思議です。
何か由来があるのでしょうか?

「檪原(櫟原)」は「いちはら・(ひらはら)」としておきます。

2016年8月10日水曜日

檪と櫟に関して

久しぶりに新たな異体字を発見してしまいました。

「檪」と「櫟」です。
いずれもJIS第2水準になるようです。

「楽」と「樂」の関係と同じようなものなのでしょう。

「檪」を用いたもののうち100人以上いそうなのは、「檪」、「檪原」、「檪本」、「檪田」の4種類でした。

同様に「櫟」では、「櫟」、「櫟原」が100人以上でした。

このことを考慮すると、やはり「檪」をメインにして、「櫟」を併記するのが良いでしょうね。

ついでといっては何ですが…
「檪」と「櫟」という一字姓に関してです。

「苗字の読み方辞典」によると、「檪」は270人程度。
読み方は「いちい・いちき>いちのき(あららぎ)」となっていました。

「櫟」は140人程度で、読み方は「いちい>いちき(いちのき・あららぎ)」となっていました。

いずれの読み方も確認できました。
https://www.facebook.com/ichii.kozue
https://www.facebook.com/teruhiko.ichii

https://www.facebook.com/yuu.ichiki
https://www.facebook.com/shuhei.ichiki

https://www.facebook.com/makoto.ichinoki

https://www.facebook.com/naoki.araragi.9

これらを総合すると、「檪(櫟)」は、「いちい・いちき>いちのき・(あららぎ)」とすべきなのかなと思います。
合わせても410人程度の割に、読み方が多様ですね。

2016年8月9日火曜日

雨川に関して

「雨川」は「苗字の読み方辞典」で「あめかわ」という読みで載っていました。

この苗字に対して「あまかわ」という読みを確認できました。
「あめかわ」と比べても、それほど少ないというわけでもなさそうでした。
https://www.facebook.com/kouichi.amakawa

新規の読みになります。

2016年8月8日月曜日

小計

300人以上いる苗字の整理が終わりました。

ここまでの合計は26,159種類になりました。


400人以上いる苗字の整理が終えた辞典で22,334種類だったので、それから3,800種類ほど増えました。
この期間が6ヶ月ほどでした。


この後は200人以上300人未満の苗字を整理していこうと思います。

2016年8月7日日曜日

輪田に関して

「輪田」は「苗字の読み方辞典」で「わだ>そりだ★(広島)・りんだ(そりた)」となっていました。

「わだ」は簡単に見つかります。
https://www.facebook.com/momoko.wada.501

「りんだ」も見つかります。
https://www.facebook.com/akane.rinda
https://www.facebook.com/keiichi.rinda

数としても「わだ>りんだ」は間違いないと思います。

それらに比べると、「そりだ」や「そりた」はずっと少ないと思います。

facebookでは下記の方だけでした。
確かに広島県出身のようです。
https://www.facebook.com/yuki.sorida

下記のページでも「輪田」で「そりだ」という方がいます。
やはり広島県の方です。
http://www.sportsonline.jp/tojo/files/2012-8-8%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88.pdf

「輪」で「そり」と読むのは難読ですね。
「そり」というと「橇」を想像してしまいますが、JIS第2水準ですし、間違うほどは似ていないです。

「橇田」という苗字もありますが、広島県ではありません。

なぜ「輪田」で「そりだ」と読むのかは分かりませんでしたが、実在は確かだと思います。