2019年12月31日火曜日

樸原に関して

「樸」という漢字を用いている唯一の苗字です。
「樸」はJIS第2水準で、wiktionaryでは「朴」の異体字となっています。

「朴」を用いた苗字はいくつもありますし、「朴原」という苗字もあるのですが、これはどうでしょう?

「樸原」を「朴原」に併記するべきかどうか?

まず「樸原」に関して調べます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に三重県で2件のみ。

下記の方を発見しました。
「樸原」で「しげはら」と読んでいます。
愛知県名古屋市の方のようです。
https://www.facebook.com/yoshie.shigehara
https://www.asahiculture.jp/course/nagoya/f2b038fd-ceaa-809f-5ffb-5d2dab6a937f

「樸原」で「ぼくはら」と読んでいます。

おそらく同一人物でしょう。

発見できたのはこのふたりだけですが、どちらも本名だと思います。
つまり全国で2件ですが、読みとしてはふたつに分かれているということです。
特に「しげはら」はなぜこのような読みなのか不思議ですね。
「樸」という漢字を用いた苗字が他になく、「しげ」という読みが出てきいますし、現時点では「朴」とは別字ということにしておこうかなと思います。

2019年12月30日月曜日

永上に関して

「永上」は、「実在苗字(名字)辞典」で「ながうえ・えいがみ>えがみ・ながかみ(なががみ)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に14件。
福井県が最多で4件。
東京都と鹿児島県に3件ずつ。
千葉県に2件でした。

割とバラバラですね。

調べるにあたりいくつか問題があります。
「えいがみ」と「えがみ」は些細な違いか?ということです。
これはケースバイケースです。
数があれば分けるべきだし、あまりにも少なければわざわざ分けなくても良いかなと思います。
後、「えいがみ」はアルファベットで「eigami」とすべきかなとは思いますが、ひとによっては「egami」としている場合があるのです。
「えいがみ」を「えーがみ」と考えているのかなと思いますが…

濁点の有無は気にしていないことにしていますが、検索するときは両方をします。
ですので、「えいがみ」や「えがみ」だけでなく、「えいかみ」や「えかみ」もチェックする必要があるのです。

要するに全国で14件しかない苗字ですが、調べだすと大変だということです。

北海道在住の「ながかみ」さん。
https://www.facebook.com/nagakami.kazuhiro
https://www.facebook.com/syoutaro.nagakami

居住地不明の「ながかみ」さん。
https://www.facebook.com/akira.nagakami

九州地方在住の「ながうえ」さん。
https://www.facebook.com/hayato948
https://fintec.jp/staff/%E6%B0%B8%E4%B8%8A%E3%80%80%E7%BE%A9%E4%BC%B8

おそらく大阪府在住の「ながうえ」さん。
https://kitaguchi-seiki.co.jp/staff/

東京都在住の「えがみ」さん。
https://www.facebook.com/egamihiroyuki
https://hotcocoa.biz/company/
https://www.facebook.com/nagakami.kazuhiro

読み方不詳の方を除くと、以上だと思います。

「えいがみ」という読みは見つかりませんでした。
「えがみ」と読むひともひとりだけです。

電話帳で全件検索すれば、もう少し違った結論が出るのかもしれませんが、ウェブ上で調べた印象では「ながかみ」と「ながうえ」は同数くらいで、「えがみ」は少ないかなと思いました。

2019年12月29日日曜日

鹿浦と嘉野浦に関して

「鹿浦」は「実在苗字(名字)辞典」では「しかうら>かのうら」となっていました。

facebookで見ると「しかうら」ばかりで、「かのうら」は下記の方のみでした。
https://www.facebook.com/kanoura.noriyuki

本名だとは思うのですが、他に見つからないのです。

「かのうら」と読む苗字は他に「嘉野浦」がありました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に3件です。

下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100032535001486
http://www.ja-hondoituwa.or.jp/upload/asatsuyu/6qmyp4bAEfnEDZaVInwdOHY4dCsVQy.pdf

こちらも実在は確かでしょうね。
ただ、読み方が「かのうら」で良いか確証が持てません。

2019年12月28日土曜日

新角に関して

「新角」は「実在苗字(名字)辞典」では「しんかど>しんかく」となっていました。

facebookで見ると「しんかど」ばかりでした。
「しんかく」と読んでいたのは下記の方のみ。
本名で間違いなさそうです。
https://www.facebook.com/tomoko.shinkaku

もうひとり下記の方も「しんかく」だと思いますが劇団員のようで、本名と考えて良いのか悩みます。
http://tsuchikure.net/member/shinkaku.htm

実在はすると思うのですが、「しんかく」という読みはもう少し証拠を集めたいところです。
保留します。

2019年12月27日金曜日

耕に関して

「耕」という一字姓に関してです。

「実在苗字(名字)辞典」では「こう>たがやす(たがやし)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で23件。
大阪府が最多で9件。
熊本県が4件で東京都が3件でした。
熊本県は鹿本郡植木町というところに4件でした。

「こう」と読む方は下記など。
ともに大阪府でした。
https://www.facebook.com/zenichiro.ko
https://www.facebook.com/yasuyuki.ko

「たがやす」は下記の方など。
熊本県と愛知県のようです。
https://www.facebook.com/rumina.tagayasu
https://www.facebook.com/keita.tagayasu

下記の方は漢字不詳ですが、おそらく愛知県出身の「たがやす」さんです。
「たがやす」と読む苗字は他にないので、この方も漢字で書くと「耕」だと思います。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004192392273

「たがやし」さんもいました。
http://signo-tokyo.co.jp/artists/mariko-tagayashi/
https://www.facebook.com/tomoyuki.tagayashi

割合は不明ですね。
大阪府の9件が「こう」で、鹿児島県の4件が「たがやす」なのでしょうか?
「たがやす」が他の場所で「たがやし」に読みかえたのでしょうか?
全体が少ないので「たがやし」が1割未満かどうかは分かりません。

2019年12月26日木曜日

舘本と館本に関して

もうだいぶ苗字を調べているので、「舘」と「館」という漢字に関しても何度か話題にしてきました。
この漢字を用いた苗字は東北地方に多いです。

「舘本」と「館本」も岩手県に多いのです。

厳密にいうと、「館本」が全国に14件で、岩手県に8件。
「舘本」は全国に21件ですが、岩手県は5件で愛知県に6件でした。

facebookで調べてみました。

「舘本」→「たてもと」
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004556383507
https://www.facebook.com/ryuji.tatemoto
https://www.facebook.com/sou.tatemoto
https://www.facebook.com/tatemoto.atsushi
https://www.facebook.com/julie.tatemoto
https://www.facebook.com/shinichi.tatemoto
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006484416514
https://www.facebook.com/mizue.tatemoto

「舘本」→「たちもと」
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006546876845
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007006816791

きりがないので、読み方が判明している方だけ抜粋しましたが、「舘本」ばかりで「館本」が見つからないんですよ。
「平成名前辞典」や「住所でポン!」ではヒットするので、いないはずはないんですけど。
「館本」は確実なのが見つからず。
読み方も不明です。
保留します。

2019年12月25日水曜日

蛇草と蛇艸に関して、幽霊苗字かも?

「蛇草」という苗字があります。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で大阪府のみに22件です。
20件超なのにひとつの都道府県に集中しているというのは珍しいですね。
初めてかもしれません。

読み方は「はぐさ」です。
難読ですね。

よく似た苗字に「蛇艸」があります。
「実在苗字(名字)辞典」には載っているのですが、ウェブの「写録宝夢巣」には載っていません。
「住所でポン!」では2000年版のみでした。
「平成名前辞典」でも載っていませんでした。
facebookでもヒットしませんでした。

実在していたかもしれませんが、現存するかどうかは分かりません。
幽霊苗字の可能性はあると思います。

読み方も不明なので載せないことにします。

2019年12月24日火曜日

時耕に関して

「時耕」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で15件。
香川県に7件、岡山県に5件、千葉県に3件。
「写録宝夢巣」では、その3ヶ所だけです。

「実在苗字(名字)辞典」では「ときこう>じこう・とっこう」となっていました。

「じこう」さんです。
愛知県と和歌山県の方のようです。
https://www.kokuchpro.com/event/4db5dec9f395af9fab1af8bd6a234ec8/
https://www.pref.wakayama.lg.jp/kyouiku/hoken_sports/sports/wakayama2015/taikai-result/04_table_tennis/w_ippan.html

「とっこう」さんです。
香川県の方のようです。
https://www.facebook.com/hideki.tokko
https://www.ultratrailmtfuji.com/wp-content/uploads/2016/08/utmf_men.pdf

「ときこう」さんです。
東京都の方です。
友達欄に血縁者と考えられる「ときこう」さんがいます。
https://www.facebook.com/kana.tokikou

香川県の「ときこう」さんです。
https://www.facebook.com/miyu.tokiko

大阪府の「ときこう」さんです。
http://kuhrft.com/pg301.html

悩ましいです。
「ときこう」が多いなという印象ですが、「じこう」と「とっこう」もありそうです。
ただ、「とっこう」はひとりしか見つかりませんでした。
それであれば「ときこう」と「とっこう」は分けるほどの違いでもないのかなと思います。

2019年12月23日月曜日

冨益に関して

「冨益」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で福岡県に2件だけです。
そのうちの1件は下記のように”冨益”造園を経営していました。

http://www.city.kurume.fukuoka.jp/1070sangyou/2010nyuusatsu/3010sankashikaku/files/20160104itaku-shinai.pdf
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M26012/40203/24030714093/

読み方も「とみます」で良いようです。
他に読み方もないでしょう。

ただgoogleのストリートビューでは現存するのかはっきりしませんでした。

「平成名前辞典」でもヒットしませんし、facebookでもダメでした。
全国で2件なので仕方がないかもしれませんが…

2012年の「住所でポン!」では見つかるのですが、それ以外の情報がないと困りますね。
せめてもうひとりくらい発見してからでないと載せにくいです。

「富益」はありませんでした。

2019年12月22日日曜日

冨舛と富舛に関して

「冨舛」と「富舛」はいずれも、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件ずつでした。
「冨舛」は北海道に3件と高知県に1件。
「富舛」は青森県に2件と北海道に1件。後1件は滋賀県でした。

「冨」と「富」はよく似た異体字ですが、ともにJIS第1水準であり分けています。

facebookでは下記の方のみ。
「冨舛」さんです。
北海道札幌市在住です。
https://www.facebook.com/miki.tomimasu

同一人物だと思いますが、下記では「富舛」となっています。
誤記でしょうね。
https://www.jalan.net/yad338250/blog/entry0001563611.html

こちらも北海道の「冨舛」さん。
https://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/event/seminar/19S156.html

高知県の「冨舛」さん。
http://npo-kochi.sports.coocan.jp/taikaikekka/15/04carnival/rel095.html

こちらも北海道の「冨舛」さん。
http://ktmms.s17.xrea.com/

対して「富舛」の方は確実だ!と思えるのが見つからなかったんですね。
「富舛」は保留しかないなと思います。

2019年12月20日金曜日

帳に関して

本日は一字姓である「帳」です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で17件。
うち宮崎県で12件です。

読み方としては「とばり」と「ちょう」があるようです。

「とばり」は下記の方。
https://www.facebook.com/keisuke.tobari
https://www.facebook.com/tobari.maiko.9
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006253365598
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006004028683

下記は京都府の「とばり」さん。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000285839/stylist/T000524086/

「ちょう」は下記の方。
こちらも宮崎県在住となっています。
https://www.facebook.com/yoshihisa.cho

「帳」で「ちょう」は普通には探せないですね。
「帳」一字だと「とばり」ばかりがヒットします。

上の「帳(ちょう)」さんは本名だと思いますが、ひとりだけでfacebookのみだと確定としづらいです。
後、facebookで調べた印象では「とばり」が多いこと、宮崎県に集中していることを考慮すると、まずは「とばり」という読みだけで載せておこうかなと思います。
「ちょう」は実在が確実だと思えたら追加します。

上堂に関して

「上堂」は、「実在苗字(名字)辞典」で「うえどう(大阪)>じょうどう(愛媛)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
大阪府に13件で愛媛県に7件でした。
他は広島県と宮崎県に2件ずつ。
かなり集中していますね。

facebookでは「うえどう」ばかりで、なかなか「じょうどう」が見つかりませんでした。
「じょうどう」で見つけたのは下記の方。
https://research-er.jp/researchers/view/186751

確かに愛媛県の方のようです。
割合はよく分かりませんが、「実在苗字(名字)辞典」にならっておきます。

2019年12月19日木曜日

達下に関して

「達下」は難読ではないかなと思いました。

「たてした」と読みます。
facebookではほとんどが「たてした」でした。
facebookではありませんが、具体例として下記の方を。
https://go2senkyo.com/seijika/25413

「たつした」ではないんですね。

普通に読んだときの「たつした」はあまり見つかりませんでしたが、下記の方など。
「たてした」からの置きかえなのでしょう。
https://www.yamada-denki.jp/information/pdf/071213.pdf

2019年12月18日水曜日

田結庄に関して

「田結庄」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
兵庫県で15件です。

かなりの難読姓だと思います。
「たいのしょう」と読みます。
こちらに由来が書いてあります。
https://myoji-yurai.net/searchResult.htm?myojiKanji=%E7%94%B0%E7%B5%90%E5%BA%84

facebookでも「たいのしょう」ばかりがヒットします。

「実在苗字(名字)辞典」では「たいのしょう★>たゆいしょう(さいのしょう)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「さいのしょう」は見つかりませんでした。
「たゆいしょう」は下記の方のみ。
https://www.facebook.com/n.tayuisho

検索すると全てのページで「たゆいしょう」となっていましたので確かだと思います。
もちろん「たいのしょう」が難読なので置きかえたのでしょうが、割合としてはかなり少ないのではないでしょうか?
稀少な読みだと思います。

2019年12月17日火曜日

堂籠と堂篭に関して

「篭」と「籠」はいつも悩むところなんですね。

「竜」と「龍」は新字体と旧字体の関係にありますが、分けています。

「滝」と「瀧」は分けていません。
「篭」と「籠」も分けていません。

ミュージシャンの「大瀧詠一」を調べてみました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%80%A7%E8%A9%A0%E4%B8%80
例えば、amazon.co.jpで「大瀧詠一」名義のものを検索すると、「大瀧」と「大滝」が混在していることが分かります。
本名は「大瀧」なのでそちらに統一したかったけれど、デビュー時は「大滝」としか表記できなかったということでしょうか?
私は「滝」と「瀧」であればそれほど違和感なく脳内で変換できます。

しかし、「竜」と「龍」と同じように「篭」と「籠」も違和感があるんですね。
ただ、分けねばならぬ決定的な根拠もないので、そのままにしています。

「堂籠」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
宮崎県+鹿児島県で11+4=15件でした。

対して「堂篭」は全国で2件。
新潟県と京都府に1件ずつです。

「平成名前辞典」では「堂篭」という苗字でも載っていました。
おそらく恒常的に「堂篭」と名乗っている方がいるということです。
「堂篭」が全くなければ検討しようかと思っていましたが、実在しそうだということを考えるとこのままで良いのかなと思います。

2019年12月16日月曜日

大黒屋に関して

「大黒屋」は三文字姓ではありますが、店名のようでもあり少し探しにくかったです。

「実在苗字(名字)辞典」では「だいこくや(おおぐろや)」となっていました。

「だいこくや」は下記の方など。
https://www.facebook.com/futoshi.daikokuya
https://www.facebook.com/chiharu.daikokuya
https://www.facebook.com/manabu.daikokuya

「おおぐろや」は下記の方など。
https://www.facebook.com/hiromasa.oguroya
https://www.facebook.com/takatoshi.ooguroya

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件ですが、長崎県と秋田県がそれぞれ4件と3件。
割と散在しています。
いずれの読みも確認できたのですが、割合までは判断できませんでした。
「おおぐろや」もそこそこあるのではないかという印象でした。

2019年12月15日日曜日

年藤に関して

「年藤」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
北海道で11件、広島県+山口県に6+2=8件です。

「実在苗字(名字)辞典」で読み方は「としとう(ねんどう・としふじ)」となっていました。

実際に調べてみました。
https://www.facebook.com/maho.kawabe
https://www.facebook.com/takeshi.toshito
https://www.facebook.com/shin.toshitou
https://www.facebook.com/michiko.toshitou
https://www.facebook.com/kazuki.toshitou
https://www.facebook.com/kazuma.toshito
https://www.facebook.com/shinobu.toshito
https://www.facebook.com/shunichi.toshitou

北海道も広島県も「としとう」ばかりです。

下記の方は岐阜県の「ねんどう」さんです。
https://www.facebook.com/mei.nendo

下記は愛知県の「ねんどう」さん。
https://misteroma.com/roma/ryosuke-n

下記は山口県在住の「としふじ」さん。
https://www.facebook.com/miyono.toshifuji

下記は別の「としふじ」さん。
いずれも実在は確かそうですね。
「としとう」が大半だと思います。
これだけ稀少な苗字でも読み方が3種もあるというのは驚きです。

2019年12月14日土曜日

沼谷に関して

「沼谷」は、「実在苗字(名字)辞典」では「ぬまたに>ぬまや」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
和歌山県に9件で、大阪府に8件でした。

まずは「ぬまたに」さんです。
https://www.facebook.com/mumu.numatani.7
https://www.facebook.com/yukiyoshi.numatani
https://www.facebook.com/tomoe.numatani

下記は漢字不詳の「ぬまたに」さんですが、「ぬまたに」と読む苗字は他にないので、これも「沼谷」さんなのでしょう。
https://www.facebook.com/ikuko.numatani

続いて「ぬまや」さんです。
秋田県の議員だそうです。
http://www.numaya-jun.jp/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002111111547

この方の友達欄に漢字不詳の「numaya」さんがいました。
https://www.facebook.com/mayumi.numaya

「写録宝夢巣」では秋田県に「沼谷」さんは1件のみです。

「ぬまや」という読みを持つ苗字は他に「沼屋」がありますが、こちらは秋田県でゼロのようです。

以上から「沼谷」は「ぬまたに」と「ぬまや」の両方の読みがあることが分かりました。
ただし、「ぬまや」は稀少な読みだと思います。

2019年12月13日金曜日

棚嵜に関して

「棚嵜」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で大阪府に1件のみ。

facebookでは下記の方を発見しました。
現在の苗字が「棚嵜」なのか「柴田」なのかはっきりしません。
おそらく旧姓が「棚嵜」なんだと思いますが…
https://www.facebook.com/yukie.shibata.7

「住所でポン!」では2007年版までで、2012年版には載っていません。

今までであれば、これでギブアップしていました。
ですが、「平成名前辞典」では1993年生まれの「棚嵜」さんが載っていました。

全国で1件なので、これが限界なのかなと思います。
読み方は「たなさき」以外にないでしょうから、これで載せようと思います。

2019年12月12日木曜日

泰平に関して

ファーストネームとしてもありうる「泰平」です。
読み方も「たいへい」です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で20件。
鹿児島県が最多で6件。

下記の方を発見しました。
友達欄に「taihei」さんがいたので大丈夫だと思います。
https://www.facebook.com/papi.shoko.t

2019年12月11日水曜日

下夷に関して

「下夷」は「実在苗字(名字)辞典」で「しもえびす(したえびす)」となっていました。

調べてみると確かに「しもえびす」ばかりでした。

「したえびす」は下記の方など。
https://www.facebook.com/kazuya.shitaebesu
https://www.facebook.com/shingo.shitaebisu

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で24件。
鹿児島県で17件、兵庫県で4件でした。

「したえびす」という読みがあることは確かです。
1割あるかどうかは悩ましいところです。

「実在苗字(名字)辞典」にならって、1割未満としておきます。

2019年12月10日火曜日

正内に関して

「正内」は「実在苗字(名字)辞典」では「しょうない(まさうち)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で20件。
福岡県+山口県で5+4=9件、大阪府+兵庫県で4+4=8件でした。

「しょうない」さんから。
https://www.facebook.com/satomi.shonai.1
https://www.facebook.com/miyako.shonai
https://www.facebook.com/nekoyasuko
https://www.facebook.com/toshio.shounai
https://www.facebook.com/mayuko.syounai


次に「まさうち」さん。
https://www.facebook.com/hideo.masauchi
https://www.facebook.com/HidenoriMasauchi
https://www.facebook.com/takeshi.masauchi
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007501593315

兵庫県近隣は「しょうない」が多く、福岡県近隣は「まさうち」が多いようでした。
「しょうない」は福岡県でもいました。
少なくとも「まさうち」は1割未満ではないでしょうね。
割合は半々に近いのかなと思いました。

2019年12月9日月曜日

龍巳などに関して、幽霊苗字かも?

「龍巳」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件。
愛知県と大阪府に1件ずつです。

「龍己」と「龍已」はいずれもヒットしませんでした。

「実在苗字(名字)辞典」では「龍己」はないものの「龍已」はあることになっていました。
しかし、「住所でポン!」を2000年版までさかのぼりましたがヒットしませんでした。
「龍已」は幽霊苗字ではないでしょうか?

そうすると検討すべきは「龍巳」です。
愛知県と大阪府の「龍巳」さんをフルネーム検索しましたが、それ以上の情報は得られませんでした。
前回同様、「竜己」、「竜巳」、「竜已」、「龍己」、「龍已」にも置きかえて検索しましたがヒットしませんでした。

「龍巳」は実在するかもしれませんが、これ以上のヒントなし。
「住所でポン!」以外に情報がありません。
読み方も不明ですし、載せるのはためらいます。

ちなみにその住所をgoogleのストリートビューでも見てみました。
たぶんどちらも今は誰も住んでいないですね。
大阪府の方はつぶれた印刷会社、愛知県の方は資材置場のように見えます。

こちらも幽霊苗字ではないかと思います。

2019年12月8日日曜日

竜己と竜巳に関して、幽霊苗字かも?

本日は「竜己」や「竜巳」という苗字について検討してみたいと思います。
いずれもファーストネームとしてもありえるもので、なかなか探しにくいです。

ウェブの「写録宝夢巣」ではいずれも全国で奈良県大和郡山市に1件ずつでした。

「竜已」はありませんでした。

ただし2012年版の「住所でポン!」では「竜己」のみで「竜巳」はヒットしませんでした。
2007年版では両方がヒットします。
これはウェブの「写録宝夢巣」が2007年と2012年の間の電話帳データを用いているからでしょう。
https://jpon.xyz/index.php?q=%E7%AB%9C%E5%B7%B1&path=2012%2F11
https://jpon.xyz/index.php?q=%E7%AB%9C%E5%B7%B1&path=2007%2F11

まず、以上から分かることです。
全国でそれぞれ1件ずつしかないのに、どちらもが同じ奈良県大和郡山市にあるのです。
普通に考えれば同一家系であり、同じ苗字なのだと思います。
どちらかが間違っているのだと思います。
そういう目で探してみましたが、どちらも見つかりませんでした。
フルネーム検索でも全くヒットしませんでした。
「竜己」と「竜巳」だけでなく、「竜已」、「龍己」、「龍巳」、「龍已」に置きかえて検索しましたがヒットしませんでした。
幽霊苗字の可能性があるのではないかと思います。

2019年12月7日土曜日

三ヶ木に関して(訂正)

以前に「三ヶ木」が見つからないと書きましたが、「平成名前辞典」で確認したところヒットしました。
その方をフルネーム検索したところ、やはりヒットしました。
http://www.torideshoyo-h.ibk.ed.jp/?action=common_download_main&upload_id=360

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件。
埼玉県などの関東地方に集中していますが、上で見つかった方は茨城県です。
まあ確かかなと思います。
読み方は「みかぎ」以外にないだろうと思いますし、これも追加します。

2019年12月6日金曜日

已上に関して、幽霊苗字かも?

「巳上」と「己上」はそれぞれ全国に6件と3件。
いずれもfacebookで確認できます。

それでは「已上」はどうでしょう?
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で北海道に1件のみです。
2012年版の「住所でポン!」では北海道旭川市で確認できます。
https://jpon.xyz/index.php?q=%E5%B7%B2%E4%B8%8A&path=2012

フルネーム検索したところ下記がヒットしました。
2012年11月の「JAあさひかわ」という広報誌ですね。
http://www.ja-asahikawa.or.jp/koho/H24/65.pdf

「おくやみ」欄に「巳上」で出ていました。
「巳上」と「己上」と「已上」を全て足しても全国に10件しかない苗字ですし、ファーストネームもそれほどありふれたものとは思えません。
地域も一致するし、同一人物だと断定して良いでしょう。

すると紙の電話帳に載っていた「已上」さんは、本当は「巳上」だったのかもしれません。
そうではなくて本当に「已上」なのかもしれませんが、名乗っている方が故人になっていることが確実なので、他にいなければ幽霊苗字と考えて良いでしょう。

2019年12月5日木曜日

皆已に関して

「皆巳」と「皆己」はそれぞれ全国に21件と4件。
いずれもfacebookで複数人が確認できます。
読み方は「みなみ」です。

では「皆已」はいるのか?
2012年版の「住所でポン!」では確認できます。
https://jpon.xyz/m/2012/%E7%9A%86%E5%B7%B3/%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%9C%8C

その方をフルネーム検索すると下記のページがヒットします。
こちらも2012年のものなので、やや古いですが。
https://www.town.takatori.nara.jp/cmsfiles/contents/0000000/400/h24.12.pdf

わざわざ、このように書いてあるということは普段からこのように名乗っていると考えて間違いないと思います。
「已」という漢字は誤って変換してしまって出てくるものとは異なるからです。

他にいるかどうかは分かりませんね。
「巳」に併記という扱いで載せます。
「已」を用いた苗字としては「辰已」に次いで2種目になります。

2019年12月4日水曜日

已亦に関して、幽霊苗字かも?

「巳亦」と「己亦」とはそれぞれ全国に22件と3件。
いずれも書くにがとれます。
読み方は「みまた」です。

下記は稀少な方の「己亦」さん。
https://www.facebook.com/shunsuke.mimata

「巳亦」の方はもっと簡単に見つかるので割愛します。

これらに加えて、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で1件だけ「已亦」もあるとなっていました。
北海道札幌市豊平区です。
2007年版の「住所でポン!」でも確認ができます。
https://jpon.xyz/2007/5/97/50.html?p=3

同じ方が2012年版では「巳亦」になっています。
https://jpon.xyz/index.php?q=%E5%B7%B3%E4%BA%A6&path=2012

おそらく、下記の方でしょう。
https://utsuwa-shoken.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2054253&csid=1

つまり紙の電話帳でも「已亦」が「巳亦」に修正されているのです。
これは併記する必要もなく、完全に幽霊苗字でしょう。

2019年12月3日火曜日

辰已などに関して(訂正)(続き)

「已」を用いた苗字には「辰已」、「龍已」、「已上」、「已亦」、「皆已」があります。
最も実在が確かなのは「辰已」です。
https://www.tatsumi.co.jp/
https://www.facebook.com/yuichi.tatsumi.98

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で28件。
奈良県が最多で6件。
その近隣に多いようです。
でもって、「辰巳」も「辰己」も集中している地域はそのあたりなんですね。
当然でしょうが由来は一緒でしょう。

それ以外のものでいうと、「龍已」はヒットなし。
「已上」、「已亦」、「皆已」は全て全国で1件のみでした。

ちなみにいうと「龍己」もゼロで、「龍巳」が全国に2件でした。
「龍」を「竜」に変えた「竜已」はゼロ。
「竜己」と「竜巳」は全国に1件ずつでした。

「己上」と「巳上」はそれぞれ全国に3件と6件。
「己亦」と「巳亦」はそれぞれ全国に3件と22件。
「皆己」と「皆巳」はそれぞれ全国に4件と21件。

「平成名前辞典」では「辰已」で「已」を用いた苗字はヒットしませんでした。
やっぱり幽霊苗字の可能性が大きいんじゃないでしょうか?
もしくは戸籍上では「已」であっても日常では「己」もしくは「巳」としているとか。

「辰已」だけは確かに名乗っている方が見つかるのですが、冷静に考えると分けるほどではないのかなと思います。
特例として「辰已」は「辰己」に併記とします。
他の「已」を用いた苗字は実在の有無から再検討です。

2019年12月2日月曜日

辰已などに関して(訂正)

異体字の定義を決めていた頃、まずはwiktionaryなどを参考にしていました。
新旧字体表を参考にしながら漢字を整理し、当てはまらないものはそのつど判断していました。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

「巳と己と已に関して」というテーマでも記載しています。
http://new5g00.blogspot.com/2013/09/blog-post.html

「巳」と「己」と「已」はよく似ていますが、字源が異なるので別字であると判断したのです。
「巳」と「己」は全く別ですからね。
間違えてはいけません。
でも「已」はどうでしょうか?

パッと見は全く区別できませんね。
手書きだったら無理ではないでしょうか?
「己」と「已」はいずれも3画で筆順も一緒なので、上がちょっと出るかどうかの違いです。
「巳」ははっきりと上にくっつけないとダメでしょうが。

似たようなものとして「采」と「釆」があります。
「采」は「采配(さいはい)」の「采」ですね。
「釆」は全く別の語源をもつ漢字です。
ただし、苗字や地名で出てくる場合、区別されていない印象でした。
「采女(うねめ)」と「釆女(うねめ)」がありました。

後は「夕方(ゆうがた)」の「夕」と、カタカナの「タ」。
漢字とカタカナなので全く別なのですが、どちらもありえます。
「采」と「釆」、「夕」と「タ」は異体字でもなんでもないのですが、実際には分けられていないようだったのでまとめることにしました。
そう考えると「已」も再検討が必要かなと思いました。

「実在苗字(名字)辞典」では「辰已」、「龍已」、「已上」、「已亦」、「皆已」が載っていました。
順にみていきましょう。
長くなりましたので続きは次回。

2019年12月1日日曜日

津久井山に関して(訂正)

以前に四文字姓である「津久井山」が見つからないと書きました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で東京都に1件のみとなっていました。

「平成名前辞典」で改めて調べたところヒットしました。
読み方は「つくいやま」しかないでしょう。

この苗字を追加します。

今のところ、「平成名前辞典」で見つけたものに関しては、
・超稀少姓
・読み方に紛れがない
・誤記の可能性がほぼない
であれば信用して載せようと思います。