2017年8月31日木曜日

権谷と權谷に関して

「権谷」は「実在苗字(名字)辞典」で「ごんや(岩手)・ごんたに(石川)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に27件。
そのうち岩手県に12件で、石川県に10件でした。
ほぼ、その2ヶ所だけということですね。

ただ、調べてみると「ごんたに」は簡単に見つかるのですが、「ごんや」はあまり見つかりません。
なぜでしょうか?
「ごんや」がないわけではないのですが…
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008550614472

上記の方が「ごんや」となっていました。
こちらの友達欄を追っていくと、下記の方を発見しました。
岩手県出身で、旧字体の「權谷」となっています。
https://www.facebook.com/fumie.gonya
旧字体の「權谷」は新規の苗字になります。

確かに「ごんたに」は石川県で、「ごんや」は岩手県のようなのですが、どうしてこんなに「ごんや」が見つかりにくいのかは謎です。

「写録宝夢巣」での件数は確かでしょうし、岩手県は「ごんや」なのだろうと考え、割合は半々としておきます。

2017年8月30日水曜日

野白に関して

「野白」は「実在苗字(名字)辞典」で「のじろ(広島)・のばく★(島根)(のしろ)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「のしろ」は「のじろ」に含まれると考えて良いでしょう。

ウェブの「写録宝夢巣」で「野白」は全国に26件。
そのうち広島県で7件、島根県で5件でした。
要するに、そこまでどこかに集中しているというわけではないということです。

実際、調べた限りでは「のじろ」と「のばく」にそれほど地域性は感じませんでした。
なにしろ26件中14件は広島県と島根県以外なわけですから。

その他にないかと探したところ、「のしら」という読みを発見しました。
こちらは島根県出身の方です。
https://www.facebook.com/keiichiro.noshira

新規の読みです。

2017年8月29日火曜日

操上に関して

「操上」は「実在苗字(名字)辞典」で「くりかみ>くりがみ」となっていました。
濁点の有無は気にしていませんが、自分で調べても「くりかみ」が多そうだったので、そのようにしておきます。

それ以外の読みとして「くりあげ」を発見しました。
https://www.facebook.com/ayano.kuriage

何人か発見できたので、確かだと思います。
新規の読みです。

2017年8月28日月曜日

耒見に関して

「来見」という苗字を調べていました。

「実在苗字(名字)辞典」では併記して「來見」と「耒見」が記載されており、読みは「くるみ(こみ)」となっていました。

実際、「来見」は「くるみ」という読みがほとんどで、「こみ」は下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/taeko.komi

本名のようですが、この方以外で「こみ」と名乗っている方がいないので、実在を確信するにはもうひとりくらいほしいところです。

「來」は「来」の異体字で良いのですが、「耒」は全く別の字です。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_22.html

とはいっても「耒」が苗字で用いられている場合、まず間違いなく「来」の置き換えです。
実際に実在しているのか、スキャンミスで発生した幽霊苗字かの判断はしっかりとしておく必要があります。
「耒見」の場合は、下記の方がいました。
「来見」でも「來見」でもないようです。
読み方も「くるみ」で良いようです。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/bunseki/2nd-generation/event2014/ev14-tokushima2.html
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000016-I003208994-00



2017年8月27日日曜日

清道に関して

「清道」は「実在苗字(名字)辞典」で「きよみち>せいどう」となっていました。
ファーストネームとしてもありえるものなので、探すのに苦労しました。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国に29件。
そのうち、長野県が18件。
続くのが兵庫県6件と和歌山県4件です。

「きよみち」という読みが長野県に多いことは確かです。
https://www.facebook.com/daiki.kiyomichi

つまり過半数は「きよみち」であると思います。

「せいどう」という読みも実在します。
https://www.facebook.com/tomomi.seido
https://research-er.jp/researchers/view/234810

上記のふたりは兵庫県近傍出身と考えて良いのではないかと思います。
すなわち、隣接する兵庫県と和歌山県はいずれも「せいどう」と読むのではないかと考えます。
割合としては「きよみち>せいどう」で良いと思います。

ファーストネームとしてもありえる苗字でありながら、読み方も複数あるため確認に苦労しました。

2017年8月26日土曜日

河和に関して

「河和」は「実在苗字(名字)辞典」で「かわわ・こうわ」となっていました。

facebookで見ると、「かわわ」は見つかりますが、「こうわ」はほとんどありませんでした。
googleでも検索してみましたが、はっきりとはしません。
実在する読みかもしれませんが、少なくとも「かわわ」と同程度にあるわけではなさそうです。

それとは別に「河和」で「かわ」と読んでいる方を見つけました。
https://www.facebook.com/kawa.tadashi

facebookの場合、本名で登録しているとは限らないのですが、この方の場合、「いいね!」を押しているひとで漢字は不明ですが「かわ」という方がいました。

またフルネーム検索すると、他のページでも見つかりました。
http://www.fukurou-assist.com/k-profile.htm
http://www.kantei.go.jp/jp/obutiphoto/1999_11_calender/11_15.html

「河和」で「かわ」という読みはあるのだと思います。
新規の読みと考えます。

2017年8月25日金曜日

来海に関して

「来海」は読めますか?
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で204件。
そのうち島根県が80件と最多です。
鳥取県32件、熊本県19件と続きます。

「きまち」と読むことが多いようです。
これは難読ですね。

他に稀少な読みとして「くるみ」と「らいかい」があります。
いずれも実在を確認しております。

それ以外に「きたるみ」という読みがあると教えていただきました。
https://www.facebook.com/taishin.kitarumi

facebookで何人か確認をとりました。
いずれも長崎県の方のようでした。

新規の読みです。

2017年8月24日木曜日

上松瀬に関して

「上松瀬」は「実在苗字(名字)辞典」で「かみまつせ>かんまつせ」として載っていました。

自分では「かんまつせ」という読みが見つけられませんでしたが、下記の方を教えていただきました。
http://www.tokyoheart.or.jp/shinryo/junkan/kanmatsuse/

他には見つけられませんでしたが、この読みがあることは確かそうです。
ただし、同一人物が下記では「kanmasse」となっていました。
http://square.umin.ac.jp/jca16/pro01.html

別人ですが、下記の方も見つけました。
https://www.facebook.com/ikehara.miki.7

アドレスでは「ikehara」ですが、開いてみると「かんまっせ」となっていました。

「かんまつせ」と「かんまっせ」のどちらが正しいのかは分かりません。

普通に考えれば「松」は「まつ」なので「かんまつせ」を採用します。

2017年8月23日水曜日

国東と國東に関して

「国東」と「國東」は「くにとう」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外に「くにさき」と「こくとう」というふたつの読みがあるそうです。

まずは「こくとう」からです。
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901016630017752

「国東」で「こくとう」という方を自分でも見つけました。
下記はその方の開いているクリニックのページですが、フルネーム検索しても「こくとう」であることが確認できます。
http://kokutou-clinic.com/greeting

次に「くにさき」です。
http://tokyo-bbc.net/comment/99aut3.html

大分県には「国東(くにさき)」市があるし、「実在苗字(名字)辞典」では「国東」で「くにとう>くにさき★(大分)(こくとう)」となっているのですが、実際には「くにさき」という読みはなかなか見つかりません。
「★」は難読を表すマークです。

ただ上記の「國東」という方は他のページでも同じように「くにさき」となっていました。
http://www.yayoiclub.net/prof.html

割合は分かりませんが、「國東」で「くにさき」という読みが実在するのは確かだと思います。
「国」と「國」は異体字ということで併記しています。

2017年8月22日火曜日

来原と來原に関して

「来原」と「來原」は「くるはら(きはら)」として載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、「來原」で「くりはら」という読みがあるそうです。
http://ci.nii.ac.jp/naid/10021923184

上記の方をフルネーム検索すると、全て「くりはら」でヒットします。
これは良さそうです。

「来原」で「くりはら」という読みも少ないながら、ありました。
https://www.facebook.com/hiroko.kurihara.948

この読みも追加します。

2017年8月21日月曜日

朽方に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「朽方」は「くちかた」という読みで載せていました。
これ以外に「くつかた」という読みもあるそうです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsem/16/4/16_603/_pdf

上記の方をフルネーム検索すると、「くつかた」という読みでいくつもヒットします。
「くちかた」となっているものはなさそうなので、誤記ではないでしょう。

facebookでは別の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/seko.kutsukata.9

「くちかた」に比べると、だいぶ少ないようですが、実在は確かだと思います。
追加しておきます。

2017年8月20日日曜日

楠田に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「楠田」は全国で9,700人ほどもいる、決して珍しくない苗字です。
「くすだ」と誰でも読むでしょう。

これ以外に「くすのだ」という読みがあるそうです。
facebookで見ると、何人も見つかりました。

もちろん「楠田」全体が多いので1割以上もいるということはないでしょうが、実在は確かだと思います。
この読みも追加しておきます。

2017年8月19日土曜日

明慶に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「明慶」は「みょうけい」という読みで載せていました。
これ以外に「あけよし」という読みがあるそうです。
http://www.lapis-spirit.com/lala/i/staff/profile.php?staffid=46

facebookでも確認がとれました。
https://www.facebook.com/gizumo.luv

この読みも加えることにします。

2017年8月18日金曜日

神間に関して

「神間」は「実在苗字(名字)辞典」で「かんま>じんま」となっていました。

いずれの読みも確認できました。
「かんま」が多いのも確かなようです。

「じんま」も少ないながら確認できます。
https://www.facebook.com/kiyo.jimma

「神間」という苗字があれば、「かみま」という読みがあっても不思議ではないなと思い、調べてみました。
https://www.facebook.com/tsuyoshi.kamima
https://www.facebook.com/hikari.kamima

上記のふたりは「神間」で「かみま」と読んでいます。
どちらも本名のように思えるのですが、気になるのが友達欄に「神間智博(かんま・ともひろ)」という浜松市議会議員の方が入っている点です。
http://www.jimin-hamamatsu.jp/giinshyoukai-kanma.htm

市議会議員は友達が2,000人超でしたし、たまたま苗字が似ているからという理由で友達申請をしただけの可能性もあります。

ただ、悩みどころではあります。
その苗字を名乗っている方がふたりいれば、その読みが実在すると判断したいところなのですが、もう少し調べてからの方が良さそうです。

「かみま」という読みは保留します。

2017年8月17日木曜日

小右衛門と小右エ門に関して

「衛門」に関しての続きです。
「小右衛門」と「小右エ門」という苗字があります。

「右衛門」に関してwikipediaにも記載がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B3%E8%A1%9B%E9%96%80

もともとは「右衛門」で「ゑもん」のようですが、現代仮名遣いでは「えもん」でしょう。
その意味では「右ヱ門」もありそうですが、見つかりませんでした。

ウェブの「写録宝夢巣」での検討です。
「小右衛門」は東京都に1件のみ。
「小右エ門」は岩手県、埼玉県、東京都に1件ずつの計3件となっていました。

1件ずつ「住所でポン!」を利用してフルネームを確認。
実在を確かめていきました。
岩手県の「小右エ門」は2007年版までしか載っておらず、2012年版では消えていました。

東京都の「小右衛門」と「小右エ門」、埼玉県の「小右エ門」は2012年版でも載っていました。
いずれもフルネームで検索しましたが、見つかりませんでした。
困りましたが、東京都の「小右エ門」さんを「小右衛門」としてフルネーム検索したところ、facebookがありました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005571827361

友達欄には別の「小右衛門」さんも見つかりました。
https://www.facebook.com/sotoyama.chiaki

また友達欄に「Daisuke Kouemon」という方がいたので漢字を類推し、下記のページを見つけました。
http://coco.cococica.com/bl00107106/index.asp?patten_cd=12&page_no=110

要するに東京都の「小右エ門」さんは、本来は「小右衛門」のようで日常的にも「小右衛門」と名乗っているようなのです。
読み方は「こうえもん」のようです。

また、埼玉県ふじみ野市在住の「kouemon」さんを見つけました。
https://www.facebook.com/kouemon.ayako564646514545132

「住所でポン!」によると、埼玉県ふじみ野市に「小右エ門」さんがいることになっています。

まとめると、東京都の「小右衛門」と「小右エ門」はいずれも本来は「小右衛門」であり、実在も確か。
埼玉県の「小右エ門」も実在は確認ができるが、正しくは「小右衛門」かどうかは不明。
岩手県の「小右エ門」は現存しないということになります。

facebookでは漢字が不明な「こうえもん」さんが何人か見つかります。
「こうえもん」と読む苗字は他にないので、これは決まりだと思います。

悩みどころですが、「兵ヱ」も正確には「兵衛」であるようなので、「小右エ門」も正しくは「小右衛門」なのだと考えます。
「小右エ門」もしくは「小右ヱ門」と名乗っている方が見つからなかったからです。
(たいへん稀少な姓なので見つからなかったからといって不思議でもないのですが)

2017年8月16日水曜日

嘉松に関して

「嘉松」は「かまつ」という読みで載せていました。

これ以外の稀少な読みとして「よしまつ」があることを教えていただきました。
https://www.facebook.com/sho.yoshimatsu.9

いかにも本名のようですが、ひとりだけだと確信が持てません。
同じ方が、下記で漢字と英語のふたとおりの表記をされています。
http://jsbpcc.umin.jp/journal/vol4-1.html

探しましたが、これ以外で「よしまつ」となっているものを見つけられませんでした。

ただ、facebookで本人が「yoshimatsu」としているということと、論文の筆頭著者としても「Yoshimatsu」となっているので、まあ大丈夫かなと思います。

フルネームと「かまつ」もしくは「kamatsu」で検索しましたが、ヒットしませんでした。

「よしまつ」という読みもあると判断し、追加します。

2017年8月15日火曜日

下りと下り松に関して

ひらがなの「り」が入った苗字の話題も、これで最後です。

本日は「下り」で始まる苗字に関してです。
すでに「下り藤(さがりふじ)」を載せてあります。
「下り藤」は宮崎県小林市に多い苗字です。

「下り松」は全国で6件でした。
facebookで下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004059534834

下記の方も発見しました。
http://www1.clovernet.ne.jp/denkiya/hp2_002.htm

実在は確かそうで、読み方は「さがりまつ」のようです。


「下り」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で4件。
北海道に2件と、宮城県と宮崎県に1件ずつでした。

北海道の2件は同一人物のようです。
https://jpon.xyz/2012/5/69/119.html

ただし、「住所でポン!」以外ではフルネーム検索しても見つかりませんでした。

宮城県の方は2007年版までしか確認できません。
フルネーム検索しても見つかりません。

宮崎県の方がどれなのかは分かりませんでしたが、下記の方であれば「下り藤」という姓の切り間違いだと思います。
「下り藤」の集中している宮崎県なので、確認はより慎重にする必要があります。
https://jpon.xyz/2000/13/16/414.html?p=1

以上から、「下り松」は実在が確実だと思いますが、「下り」は確実だと思える方が見つかりませんでした。
読み方も分かりませんし、「下り」は保留します。

2017年8月14日月曜日

登りと登り口と登り山に関して

ひらがなの「り」が入った苗字の話題を続けます。

本日は「登り」で始まる苗字に関してです。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「登り」は全国で3件。
京都府で2件と新潟県で1件。



まず、新潟県の「登り」を調べてみました。
https://jpon.xyz/2012/26/10/256.html

電話番号と住所はあるものの、「登り口」と「登り立」となっており、人名とは思えません。

京都府の方は本名のように思えます。
https://jpon.xyz/2007/2/25/242.html?p=2

該当する住所をグーグルマップで見ても、普通に一戸建てがあるようです。

別の方がfacebookで見つかりました。
https://www.facebook.com/yuuko.nobori

以上から「登り」で「のぼり」という読みはあると考えます。

「登り口」は全国で2件。いずれも北海道。
下記のように北海道で確認できます。
https://www.facebook.com/tomohiro.noboriguti
https://www.facebook.com/mitsugu.noboriguchi

「登り山」は全国で3件。いずれも大阪府でした。
こちらも確認できます。
https://www.facebook.com/noboriyama
https://www.facebook.com/yuji.noboriyama

いずれも「り」を抜いた「登」、「登口」、「登口」でも同様の読みがありますが、それとは異なる苗字なのだと思います。

2017年8月13日日曜日

上り口と上り浜と上り坂に関して

ひらがなの「り」が入った苗字に関する検討を続けます。

本日は「上り」で始まる苗字です。

「上り口」は、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると全国で6件。
そのうち5件が兵庫県に集中しています。

「上り浜」は全国で5件。
こちらも、そのうち3件が兵庫県に集中しています。

「上り坂」は全国で千葉県に1件のみでした。

まず、「上り口」からです。
集中している兵庫県に「上り口歯科医院」がありました。
http://www.agariguchi.com/about.html

間違いなさそうです。
読み方は「あがりぐち」です。

「上り浜」も確認できます。
https://www.facebook.com/yukari.agarihama
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004149282813

旧字体を用いた「上り濱」がないか探していましたが、見つかりませんでした。
よく似ていますが、JIS第3水準の「濵」を使っていた方がいました。
https://www.facebook.com/agarihama.miyoko

JIS第3水準の場合、他に置き換えられるのであれば置き換えています。
わざわざ新規の苗字という扱いにはしません。

最後に「上り坂」です。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004277623623

見つけられたのは上記の方だけでした。
これだけ、読み方は「のぼりざか」です。
千葉県在住の方のようなので、「写録宝夢巣」とも矛盾しません。

読み方は不明ですが、下記のページも見つけました。
http://www.travelvision.jp/smart/news/detail.php?id=22230

以上から、「上り口」と「上り浜」と「上り坂」はいずれも実在すると判断します。

2017年8月12日土曜日

茂り松に関して

「茂り松」は、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、東京都と大阪府に1件ずつの計2件でした。
東京都と大阪府の2件の方をフルネーム検索しましたが、「住所でポン!」以外には見つけられませんでした。

facebookでも見つけられませんでした。
実在はしているのかもしれませんが、確認がとれませんでした。
保留にします。

2017年8月11日金曜日

回り道と廻り道と回道と廻道に関して

「回り道」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に5件、「廻り道」は全国に1件でした。

「回り道」の5件中3件は和歌山県で、「廻り道」の1件も和歌山県でした。
調べてみると、ほとんど住所が一緒のところでした。
https://jpon.xyz/2007/7/10/15.html

”和歌山県日高郡日高川町千津川”のところまでが一致しており、番地が異なっているだけでした。
単なる偶然とは思えません。

「回り道」という苗字の方は確認できます。
https://www.facebook.com/yasuhiro.mawarimichi
https://www.w3.org/2002/09/wbs/1/20130523-jpmeeting/results

対して「廻り道」は確認できません。
電話帳に載っているので、幽霊苗字だと断定はできませんが、実在は怪しいなと思ってしまいます。

更に「り」を除いた「回道」も全国で2件だけなのに、この”和歌山県日高郡日高川町千津川”に2件ともあるのです。
これも怪しいです。

「廻道」はありそうですが…
下記の方を発見しました。
http://www.megalink-biz.co.jp/greeting.html
https://employment.en-japan.com/desc_463165/

こちらの方は、facebookでは「廻道」ではなく「回り道」と名乗っていたのが気になります。
写真も一緒ですし、珍しいファーストネームも一緒なので本人であることは間違いないです。
https://www.facebook.com/katsuhito.mawarimichi

他にも「回り道」と名乗っているところもありました。
https://job.j-sen.jp/56775/

これはどちらかが本名ではないということです。
ということは「廻道」も怪しいわけです。

まとめると、複数の確認がとれる「回り道」は実在の確かな苗字だと思います。
「廻り道」と「回道」は怪しいです。
「回り道」の誤記ではないかと思います。

「廻道」も確実に本名だと思えるものが見つかりません。
実在しているのかもしれませんが、保留にします。

2017年8月10日木曜日

泊りと走りに関して

ひらがなの「り」が入った苗字に関しての話題を続けます。

「泊り」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で10件でした。
https://jpon.xyz/2012/7/4/78.html
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/5/48/131.html
http://www.city.nayoro.lg.jp/section/kikaku/public/2015/vdh2d10000001ji2-att/vdh2d10000001jti.pdf

facebookでも確認できました。
https://www.facebook.com/yoshie.tomari.5

「走り」は全国で5件でした。
https://jpon.xyz/2007/2/36/140.html?p=3
http://www.ne.jp/asahi/ntt-union-ob/kyoto/newpage9.htm

いずれも実在しているのだと思います。
「走り」の方は読み方が確認できませんでしたが、「はしり」しかないだろうなと思います。

「走」の一字姓もありそうなのですが、こちらは確認ができませんでした。



2017年8月9日水曜日

預りと預に関して

ひらがなの「り」の入った苗字の続きです。
本日は「預り」という姓に関してです。

ウェブの「写録宝夢巣」で調べました。
「預り」は全国で兵庫県神戸市に1件のみ。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/4/32/15.html

一文字姓の「預」は全国で3件でした。

どちらも「住所でポン!」以上の情報が見つかりませんでした。
これらに関しては実在すると判断するには、もうすこし根拠が必要だと思います。


2017年8月8日火曜日

りの入った苗字に関して

ひらがなの「り」が入った苗字はいくつかあります。
ここのところ、ひらがなやカタカナの入った苗字をまとめてきたので、最後に「り」も調べておきます。

残っているのは、

登り
登り口
登り山
上り口
上り浜

上り坂
下り
下り松
泊り
走り

渡り
預り
茂り松
回り道
廻り道

の15種類です。

まずは「渡り」からです。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると全国で5件となっていました。

それを参考にして「住所でポン!」で該当者を見つけました。
https://jpon.xyz/2012/44/9/32.html?p=5
http://www.kagyoren.jf-net.ne.jp/gyorendayori/580.PDF

facebookでも何人か見つけられました。
https://www.facebook.com/yusuke.watari.9
読み方も「わたり」で良いようです。
この「り」が難読漢字を置き換えたものという証拠もなさそうなので、「渡り」として載せます。

続きは後日にします。

2017年8月7日月曜日

下夕と下タに関して

カタカナの入った苗字の話題を続けます。

カタカナの「タ」を用いた「下タ」という苗字が「苗字の読み方辞典」に載っていました。
これはウェブの「写録宝夢巣」では該当なしとなっています。
代わりに”夕方”の「夕」を用いた「下夕」は全国で4件となっています。
「苗字の読み方辞典」によると「下夕」で「しもだ」と読むそうです。
下記の方は愛知県出身で旧姓が「下夕」となっています。
https://www.facebook.com/kaori.shimoda.790

2012年版の東京都の「住所でポン!」でも「下夕」を発見しました。
https://jpon.xyz/2012/27/16/20.html?p=5

全国で4件なので、なかなか見つからなくても仕方がないかなと思います。
実在すると考えて良いでしょう。
ここまでで見つけたカタカナの「タ」を用いた苗字に併せて、「タ」をメインにして”夕方”の「夕」を併記する形にします。

カタカナの「タ」でも読むときは濁点がついた「だ」になるというのが面白いですね。

カタカナの「タ」を用いた苗字は多い方から「新タ(にった)」、「下タ村(したむら)」、「二タ川(ふたがわ)」、「二タ見(ふたみ)」、「下タ(しもだ)」、「二タ月(ふたつき)」「二タ村(ふたむら)」の7種類となりました。
(「下タ」はカタカナの方は確認できていないのですが…)

他のカタカナに関してもまとめておきます。

カタカナの「ツ」と「ノ」が入った苗字はたくさんあります。
「ヶ」はカタカナとして扱っていいか微妙ですが、これもたくさんあります。

他、多いものとしては「反リ目(そりめ)」、「安カ川(やすかがわ)」、「見ル野(みるの)」、「上ミ地(かみじ)」です。

「カ」の入った苗字としては「安カ川」の他、「伊カ谷(いがたに)」がありました。
「モ」の入った苗字として「下モ(しも)」と「下モ内(しもない)」がありました。

他、「向イ平(むかいひら)」、「開キ(ひらき)」、「安チ谷(あちや)」、「甘サ」、「彦エ(ひこえ)」、「立テ(たて)」、「賀シ尾(かしお)」、「伊セ崎(いせざき)」が確認できました。

すなわち、カタカナとして確認できるものは、
 種類が多いもの…ヶ、ツ、ノ
 種類が少ないもの…イ、エ、カ、キ、サ、シ、セ、タ、チ、テ、ミ、モ、リ、ル
ということになります。

2017年8月6日日曜日

下モと下モ内と下毛内に関して

本日はカタカナの「モ」の入った苗字に関してです。

「下モ」と「下モ内」のふたつがありました。
似ていますが集中している地域が違いました。
「下モ」は和歌山県に5件のみ、「下モ内」は青森県に3件のみです。

「下モ」の実在は下記で確認できます。
読み方は「しも」のようです。
http://www.communicationline.co.jp/voice.html
https://www.facebook.com/eimi.shimo

「下モ内」の実在は下記で確認できます。
読み方は「しもない」です。
https://www.facebook.com/ayako.simonai
https://www.facebook.com/takahiro.shimonaisi

「下毛内」という苗字も北海道で1件だけあるとなっていましたが、これは実在が確認できませんでした。
読み方も分からないので載せないことにします。

2017年8月5日土曜日

ユ川と安チ谷に関して

本日もカタカナの入った苗字について検討します。

「ユ川」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると京都府に1件のみとなっていました。
一文字目がカタカナで始まる苗字というのは他にないと思います。
日本古来の苗字とは思えません。
「ゆかわ」と読むしかないでしょうが、実在は確認できませんでした。
何か画数の多い漢字の置きかえなのかと思いましたが、判断できませんでした。
”工作”の「工」など、似た漢字の誤記なのかとも思いましたが、これも判断できませんでした。
「ユ川」の実在は不明とします。

「安チ谷」は北海道に1件のみとなっていました。
https://jpon.xyz/2012/5/26/9.html?p=1

上記を見ると分かりますが、「安チ谷」が載っている同じページに「安千谷」も載っていました。
こちらも北海道に3件のみの苗字です。
読み方は「あちや」で良いようです。
https://www.facebook.com/achiyatm
http://himawari-dentalclinic.jp/staff.html

実は「安チ谷」となっている唯一の方は「安千谷」の方とフルネームが一緒なのです。
住所もほとんど一緒です。
おそらく同一人物なのでしょう。

ただ、「安チ谷」がないともいえません。
下記で確認できるのです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008722758800
http://www.oshima-sake-masu.or.jp/pdf/h27yakuin.pdf

以上から、「安千谷」をメインに「安チ谷」を併記するという形にしたいと思います。
カタカナの「チ」の入った苗字として唯一のものということになりますが、扱いとしては併記にとどめます。

2017年8月4日金曜日

甘サと甘佐に関して

カタカナの入った苗字の検討を続けます。
本日も全国で1件のみのものです。

「甘サ」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると大阪府に1件のみとなっていました。
これは確認がとれました。
「あまさ」と読みます。
カタカナの「サ」が入った苗字はこれだけのようです。
http://relocation-personnel.com/2016/03/12/263517/
https://www.facebook.com/yukiko.amasa

「甘佐」という苗字もあり、全国で16件。
そのうち15件が大阪府に集中していました。
それなので「甘サ」との差異が気になるところなのですが、「甘サ」となっている方のフルネームを「甘佐」に変えてしまうとヒットしなくなってしまうということと、もしも「佐」が正しいのだとしたら「佐」を使えば良いはずで、わざわざカタカナにはしないだろうなと思うので、これは別扱いにしたいと思います。

本来は漢字だけれどもカタカナにするとしたら「衛門」を「エ門」もしくは「ヱ門」とするように画数の多い漢字を簡略化するのが普通ではないかと思うからです。

2017年8月3日木曜日

開キに関して

「開キ」は、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると奈良県に4件あるだけの苗字です。

実在は確かめられます。
http://sogi.jp/memorial/%E8%A5%BF%E5%B2%A1%E6%98%8C%E5%BD%A6/
http://www.nga.cc/score/score28/kumiawase_4_12.pdf

facebookでも見つかります。
読み方は「ひらき」で良いようです。
https://www.facebook.com/naomi.hiraki.14

「開」で始まる苗字と「ひらき」と読む苗字を全て調べましたが、似たようなものは見つからず、この「キ」は別の字の置きかえでないことが分かりました。

カタカナの「キ」が入った苗字は、これが唯一のようです。

2017年8月2日水曜日

向イ平と伊カ谷と三カ木に関して

カタカナの入った苗字を少しずつ整理していきます。

「向イ平」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で4件。
そのうち3件が和歌山県です。

facebookで何人か確認できました。
読み方は「むかいひら」です。
https://www.facebook.com/sachiko.mukaihira

「むかいひら」や「むかいだいら」、「むかいたいら」を全て確認しましたが、「向イ平」の他では「向平」しか見つかりません。
カタカナの「イ」が別の字の置きかえというわけではないということです。
「イ」の入った苗字はこれが唯一のようです。

「伊カ谷」は奈良県に3件あるだけの苗字です。
これは下記のページで確認できました。
やはり奈良県の方で、「いがたに」と読むそうです。
https://school.js88.com/scl_sen/2525/scldetail/detail?detail_no=4
http://www.asahi.com/edu/suisogaku/ensemble/OSK201201120197.html

「三カ木」に関しては2012年版の「住所でポン!」にも載っていましたが、フルネームで検索してもヒットしませんし、facebookでもヒットしませんでした。
「ヶ」や「ケ」、「力(ちから)」に変えてもダメでした。

地名としては神奈川県に「三カ木」があるようですが、正式には「三ヶ木」で「みかげ」だそうです。
ただしバスの停留所は「三カ木」となっているようです。

というわけで「三カ木」の実在ははっきりしません。
「三ヶ木」もありそうですが、確認まではできませんでした。
facebookでは下記の方がヒットしましたが、それだけでは何とも言えません。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011830384627

カタカナの「カ」が入った苗字は、今回の「伊カ谷」と以前に紹介した「安カ川」だけとしておきます。
ひらがなの「か」が入った苗字は「三か崎」だけです。

2017年8月1日火曜日

彦工と彦エと彦ヱに関して

カタカナの「エ」に関しての話題を続けます。

”工作”の「工」を用いた「彦工」は福岡県と東京都に1件ずつでした。
カタカナの「エ」を用いた「彦エ」は香川県に1件でした。

facebookで見つけたカタカナの「彦エ」さんです。
福岡県出身で東京都在住です。
フルネームで見ると、「住所でポン!」に載っている「彦工」さんのようです。
https://www.facebook.com/shiro.hikoe

大分県出身の「彦エ」さんです。
https://www.facebook.com/jun.i6101

香川県出身の「彦工」さんです。
https://www.facebook.com/Hikoe.Shinji
http://www.frontier-mgmt.com/member18.php

これは面白いですね。
東京都の方は「住所でポン!」で漢字の「工」だったにも関わらず、facebookではカタカナの「エ」でした。
逆に香川県の方は「住所でポン!」ではカタカナだったにも関わらず、facebookでは漢字の「工」なのです。
(香川県の場合、「住所でポン!」の方とfacebookの方は別人ですが)

更に「彦ヱ」という方も見つけました。
まあ、他に見つからないので、これで実在する苗字だとまでは断定できないのですが。
https://www.facebook.com/kenji.hikoe

ちなみに「彦衛」という苗字は見当たらなかったため、「彦衛」という苗字で「彦エ」と名乗っているということはないようです。
結論として、「彦エ」も「彦工」もありえるということが分かりました。
このふたつの区別は難しいので、例外的に併記という形にします。
カタカナの「彦エ」をメインにしておきます。
”工作”の「工」を「え」と読む苗字としては「大工」と「工島」に次いで3つ目になります。


だいぶ時間がかかってしまいましたが、カタカナの「エ」と「ヱ」のつく苗字に関してまとめます。
「ヱ」のつく苗字…「上ヱ地」、「更ヱ」
「エ」のつく苗字…「彦エ」
だけのようです。

ウェブの「写録宝夢巣」で確認できる「兵ヱ」と「小右エ門」に関しては、それぞれ「兵衛」や「小右衛門」が正しいのではないかと考えています。