2019年3月31日日曜日

長宗に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「長宗」は「ながむね」と読み、稀少な読みとして「ながそ」もあります。
「ながそう」ではなく、「ながそ」のようです。
http://gold.jaic.org/jaic/member/okayama/2003/jitugyou/REL021.HTM

これ以外の稀少な読みとして「おさむね」もあるそうです。
https://www.kensetumap.com/company/275962/profile.php

確認できたのはこの方だけです。
これだけだとまだ納得できないのですが、facebookで漢字不詳の「osamune」さんを発見しました。
上記の方と同じ岐阜県在住のようです。
https://www.facebook.com/ai.osamune

まあ、大丈夫かなと思います。
この読みも追加します。

2019年3月30日土曜日

地で始まる苗字に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。
「地徳」で「ぢとく」、「地代」で「ぢだい」という読みが載っていました。
https://www.kensetumap.com/company/497254/profile.php
https://www.design-zidai.com/company-profile/

どちらも確かなようです。

「地」は「ち」と読みますが、濁点がつくと「じ」です。
「地面」は「ぢめん」ではなく、「じめん」です。

「地」を「じ」ではなく「ぢ」と読む熟語が思いつきません。

二文字目以降であれば「じ」も「ぢ」も区別していませんが、一文字目が「ぢ」か「じ」かは大きな違いです。
五十音順がまるで違いますし、イニシャルも異なってきます。

「ぢだい」の方はアルファベットで「zidai」となっています。
「jidai」でも「didai」でもないわけですね。

発音する分には「じ」も「ぢ」も一緒なのですが、一文字目が「ぢ」となっている方というのは常にそのように名乗っているのでしょうか?
家族も同じように名乗っているのでしょうか?

戸籍にはふりがながついていないので、読み自体は本人が勝手に変更できます。
濁点の有無などは親子で異なっていても問題がないわけです。

この方々が「ぢ」と名乗っているのは納得しますが、わざわざ分けるほどではないかなと思います。

2019年3月29日金曜日

福円と福圓に関して

「円」と「圓」は新字体と旧字体の関係にあります。
このふたつを異体字としてまとめてしまって良いのかというのは迷うところですが、分けるだけの根拠もないので、まとめてしまっています。

「福円」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
うち岡山県で18件です。

「福圓」は全国で9件。
うち岡山県で5件です。

読み方はどちらも「ふくえん」が主です。
「ふくえん」と読む姓は他にありません。

集中している地域が重なっている上、facebookで「fukuen」と検索してみると圧倒的に「福圓」が多いです。
こういうのは多いです。
電話帳は昔から新字体である「福円」で載せているけれど、普段は「福圓」と名乗っているのかもしれません。
つまり「写録宝夢巣」で見つかる数と、facebookで名乗っているひとたちの数が逆転しているのです。
おそらく戸籍上はほとんどが「福圓」なのではないかと推測します。

「ふくえん」以外の稀少な読みとして「ふくまる」もあるそうです。
http://www.fukumaru-med.or.jp/about/

この読みも追加します。

2019年3月28日木曜日

飛ヶ谷と松出に関して

「飛ヶ谷」は「ひがや」、「松出」という読みで載せていました。
「実在苗字(名字)辞典」では、それぞれ稀少な読みとして「ひがたに」と「まついで」も載っていたのですが見つけられませんでした。

下記を教えていただきました。
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/199288?mode=full
https://www.facebook.com/people/Junko-Matsuide/100004669816250

「ひがたに」はフルネームで検索すると、他でも全て「ひがたに」でした。
間違いないでしょう。

「まついで」はいかにも本名のようです。
「まついで」と読む姓は他にないようです。
facebookでは漢字不詳の「matsuide」さんが何人かいました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008163790005
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006635791216

まあ、大丈夫かなと思います。
これらの読みも追加します。

2019年3月27日水曜日

塘添と若狭谷に関して

「塘添」は難読ですが「ともぞえ」、「若狭谷」は「わかさや」という読みで載せていました。
「実在苗字(名字)辞典」ではそれぞれ稀少な読みとして「とうぞえ」と「わかさだに」も載っていましたが、自分では見つけられませんでした。

下記を教えていただきました。
https://www.asahi.com/articles/ASLD55CVMLD5PUZB00F.html
http://jatvi.com/index.php?h%2024
http://plaza.harmonix.ne.jp/~artnavi/05-artscene/01-gal-exhibition/191223-canal-nara/01canal-wakasadani.html

「わかさだに」は後から自分でも見つけられました。
https://www.facebook.com/wakasadani

これらの読みも追加します。

2019年3月26日火曜日

門地に関して

「門地」は「実在苗字(名字)辞典」で「もんち」という読みで載っていました。
この読みはもちろん確認できます。

これ以外に、「かどち」という読みを発見しました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/asami.kadochi
http://65.xmbs.jp/gmmw-13008-br_res.php?disp=1&action=res&page=r3&no=211418&guid=on


2019年3月25日月曜日

瓶井に関して

「瓶井」は「実在苗字(名字)辞典」で「みかい」という読みで載っていました。

難読ですね。
岡山県に多い苗字のようです。

この読みの実在は確かです。
https://www.facebook.com/mikai.isao
https://www.facebook.com/junya.mikai

大阪府で「かめい」という読みを見つけました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/motohiro.kamei
https://www.aichi-med-u.ac.jp/hospital/sh21/sh2101/kameimotohiro.html

2019年3月24日日曜日

真橋と眞橋に関して

「真橋」は「実在苗字(名字)辞典」で「まはし・まばし・しんばし」となっていました。
いずれの読みも確認できました。
「しんばし」もかなりあると思います。

探しているところで、「眞橋」も発見しました。
読み方は「まばし」となっています。
新規の苗字です。
https://www.angermanagement.co.jp/facilitator/862
https://japan-med.co.jp/company.html

2019年3月23日土曜日

百相に関して

「百相」は「実在苗字(名字)辞典」で「もあい>もまい★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

facebookではいずれの読みも確認できます。
「もあい」が多いというのも確かなようです。

問題は、これを分けるべきかとうかということです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で26件。
香川県が14件で、大阪府が7件でした。

「百(もも)」と「相(あい)」で「もあい」もしくは「もまい」なんでしょうね。
もとは一緒だと思いますが、発音した印象は微妙です。

濁点の有無は気にしないことにします。
「はまさき」と「はまざき」は同じものだと考えています。

「よしはら」と「よしわら」も同じものと考えています。
「よしはら」と「よしわら」は五十音順にすると異なってしまいますが、分けるほどではないと思っています。

悩みますが、「百相」自体がぱっと見で何と読むか分からないので、「もあい」も「もまい」もありうるかなと思います。
いちおう分けておきます。

2019年3月22日金曜日

長生に関して

本日は「長生」という姓に関してです。
いわゆる「〇+生」の姓です。

そのままでも「長生き(ながいき)」と読めそうです。
ファーストネームとしても割と見つかります。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
愛媛県が6件で最多。
次いで大阪府が5件です。

千葉県に「長生(ちょうせい)郡」があります。

徳島県阿南市に「長生(ながいけ)町」もあります。

「実在苗字(名字)辞典」では「ちょうせい>ながいけ・ながいき・ながお・ながき・ながせ」となっていました。

こういう一般的な名詞としてもありそうで、ファーストネームとしてもありそうなもの、地名としてもあるものは探しにくいです。

「ながいけ」と「ながいき」はfacebookで何人か見つけられます。
「ながお」は下記の方のみ。
https://www.facebook.com/kaneaki.nagao

下記の方は作曲家で「ながお」となっています。
おそらく本名だと思います。
https://twitter.com/nagao__bot?lang=ja
http://ouwo.biz/nagao-jun/

「ながき」と「ながせ」は見つけられませんでした。

最大の問題は「ちょうせい」です。
「ちょうせい」という読みを持つものは他に「長静」と「蝶勢」のみです。
「長静」は全国で千葉県に3件のみの稀少姓です。
https://www.facebook.com/makoto.chosei
https://www.facebook.com/osamu.chosei

「蝶勢」は全国で3件のみ。
京都府2件で滋賀県1件です。
https://www.facebook.com/aoi.nishida.1

下記の方が漢字不詳の「chosei」さんです。
友達欄に同姓の方がいます。
https://www.facebook.com/hiroyuki.chosei

京都府出身、滋賀県在住となっています。
「写録宝夢巣」ではどちらも「長生」はゼロです。
ということはこれは「蝶勢」なのかもしれません。

他に「ちょうせい」と読む姓は見つけられませんでした。

以上から、「長生」は「ながいけ」と「ながいき」、「ながお」のみしか読みが見つけられませんでした。
「実在苗字(名字)辞典」で最多と言っている「ちょうせい」がないというのは不自然な気もしますが…

2019年3月21日木曜日

五十州に関して、幽霊苗字かも?

「五十州」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件。
全て北海道です。

「五十洲」という姓もあります。
こちらは全国に26件です。
最多は青森県で15件でした。

「五十洲」は確認がとれるのですが、「五十州」は2007年までの「住所でポン!」以外では確認できません。
「住所でポン!」で見つかる方をフルネームで検索しても見つかりません。
それらを「五十洲」に変換しても見つかりません。

これは怪しいですね。
幽霊苗字の可能性が大きいです。

2019年3月20日水曜日

中達に関して

「中達」は「実在苗字(名字)辞典」で「なかだち・なかたつ」となっていました。

「なかだち」はあまり見つかりませんでした。
下記の方くらいです。
https://lifeistech.co.jp/what/team/

「なかたち」にしても見つかりませんでした。

「なかたつ」は下記の方など。
こちらもあまり見つかりません。
「なかだつ」でも見つかりません。
https://www.facebook.com/daichi.nakatatsu
http://www.instahu.com/k_nakatatsu
https://www.facebook.com/nakatatsu.kaoru

それ以外で「なかだて」という読みを発見しました。
全て同一人物で良いと思います。
「なかだて」という読みは他にありませんでしたが、確かだと思います。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/shigeyuki.nakadate.7
https://8card.net/p/36041741135
http://crra.powertag.jp/assets/templates/c-league/images/sakaihama1718/4_result/b2-1.pdf

問題は割合です。
判断できません。
やはり、「なかだて」が稀少な読みで、「なかだち」と「なかたつ」が半々ずつと考えるべきでしょう。

2019年3月19日火曜日

滑石に関して

「滑石」は「実在苗字(名字)辞典」で「なめらいし・なめいし>かついし」となっていました。
「なめらいし」と「なめいし」と読む苗字は他にありません。
こういうのは探しやすいです。

facebookで「nameraishi」や「nameishi」で検索するだけで見つかるからです。
確かにどちらも同数程度だと思いました。

「かついし」と読む苗字は他にありそうですが、実はないようです。
ですが、「かついし」はほとんど見つかりませんでした。
唯一が下記の方。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000132988/stylist/T000396460/

他のページでも読み方が一致していたので、間違いないと思います。
「かついし」という読みは稀少だと思います。

2019年3月18日月曜日

萬才に関して

「萬才」は難しかったです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件しかありませんでした。
新潟県、岐阜県、山口県に1件ずつ。

似たものとして「万歳」、「万才」、「萬歳」などがあるでしょうか。

「万歳」と「萬歳」だけはすでに載せてあります。
「万才」はまだ確認できておりません。

全国で3件しかないと探すのが大変です。
facebookで下記の方を発見しました。
岐阜県在住の「まんさい」さんです。
濁点なしです。
https://www.facebook.com/takako.mansai

この方だけだと実在を認めるわけにはいきませんが、下記の方も発見しました。
読み方不詳の「萬才」さんです。
同じ岐阜県です。
https://lixil-reformshop.jp/shop/SP00000369/staff.html

実在は確かでしょう。

2019年3月17日日曜日

乃生に関して

本日は「乃生」です。
久しぶりに「〇+生」の姓です。
ですが、「柳生(やぎゅう)」や「桐生(きりゅう)」といった読み方ではないようです。

「実在苗字(名字)辞典」で「のせ >のう・のお・のぶ」となっていました。
「のう」と「のお」は区別しなくて良いでしょう。

「のぶ」は見つかりませんでした。

facebookでは「のせ」と「のう」が半々のようでした。

2019年3月16日土曜日

水渕と水淵に関して

「渕」と「淵」は異体字ですが、別字として扱っています。

「水渕」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で15件。
石川県と宮崎県が4件ずつ。
静岡県が3件なので、かなり散在しています。

読み方は「みずぶち」で、facebookでも簡単に探せます。

対して「水淵」は10件。
最多が石川県の5件です。

なかなか見つからないのですが、下記の方など。
http://www.krc8.jp/greet.html
http://www.ri2730.org/2017/3189

ただ、上記の方は「水渕」が正しいようですね。
http://www.midex.co.jp/info.html

他、明らかに「水淵」と思われる方が見つかりませんでした。
全国に10件もあるので、幽霊苗字とも断定しにくいのですが、実在の有無は保留しておきたいと思います。

(追記)
下記の方は明らかに「水淵」となっています。
http://www.tsunagukai.com/directors
「水渕」に変更すると見つかりません。
「水淵」も実在すると納得しました。

2019年3月15日金曜日

及位に関して

「及位」は「実在苗字(名字)辞典」で「のぞき★>のぞい★」となっていました。

難読地名として出てくるものですね。
秋田県や山形県にあります。
「のぞき」と読みます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8A%E4%BD%8D

苗字としても、そのあたりで多いようです。
「のぞい」という読みは確認できませんでした。

代わりに「およい」という読みを発見してしまいました。
https://www.facebook.com/koji.oyoi
https://townpage.goo.ne.jp/shopdetail.php?matomeid=015034654151441110

どちらも北海道旭川市です。
北海道では難読すぎるので、読みかえたのでしょう。
新規の姓ということになります。

2019年3月14日木曜日

成久に関して

「成久」は「実在苗字(名字)辞典」で「なりひさ>なるひさ」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
うち大分県で15件です。

探そうとしたのですが、「成久」だとファーストネームばかりがヒットしてしまいます。
下記の方が見つかりました。
明記されてはいないのですが、おそらく「なりひさ」と読むようです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003682955359
http://nagoya-fitness-festa.com/staff.html

「なりひさ」と読む姓も「なるひさ」と読む姓も他にはないようです。
それで探しましたが、見つかりませんでした。
どちらでもファーストネームばかりになってしまいます。

「なりひさ」は確かだと思うので、まずはそれだけにしておきます。

2019年3月13日水曜日

林見に関して

「林見」は「実在苗字(名字)辞典」で「はやしみ>はやみ★・りんみ」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「はやしみ」と読む苗字は他にないのですが、下記の方などが見つかりました。
https://www.facebook.com/ahayashimi
https://www.facebook.com/hayashimi
https://www.facebook.com/kayo.hayashimi
https://www.facebook.com/motoko.hayashimi

「りんみ」もなさそうで、ありました。
https://www.facebook.com/akihiro.rinmi
https://www.facebook.com/haruko.rinmi

「はやみ」は下記の方しか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/hikaru.hayami
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000420197/stylist/T000507137/

「はやみ」は稀少な読みのような気がしますが、他もそれほど多くなさそうです。
やや「はやしみ」が多いかな?という程度です。

2019年3月12日火曜日

小計

140人以上いる苗字の整理が終わりました。

ここまでの合計は38,640種類になりました。

160人以上いる苗字の整理が終えた辞典で36,146種類だったので、それから2,500種類ほど増えました。
この期間が10ヶ月ほどでした。

前回は160人以上200人未満で13ヶ月かかって、4,200種類ほど増えました。
今回は140人以上160人未満で10ヶ月で、2,500種類ほど増えています。

時間がかかるので、より細かい範囲で整理していたのに、あまり時間が変わっていません。
苗字の増加率としてはゆっくりになっている感じです。
ちょっと焦ります。

次は120人以上140人未満の苗字を整理していくことにします。

2019年3月11日月曜日

塔尾に関して

「塔尾」は「実在苗字(名字)辞典」で「とのお★>とうお・とうの★」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で30件ですから、その数の割には読み方が分かれていますね。
「★」は難読を表すマークです。
「とのお」は全く異なると思いますが、「とうお」と「とうの」はどうでしょうか?
発音した印象は異なるともなんともいいにくいところです。

「とのお」は下記の方など。
https://www.facebook.com/akihiro.tonoo
https://www.facebook.com/mizuki.tonoo

「とうお」は下記の方など。
https://www.facebook.com/naoyuki.touo
https://www.facebook.com/shinji.touo

「とうの」は下記の方など。
https://www.facebook.com/kentaroh.tohno
https://www.facebook.com/tsuyoshi.tohno

いずれの読みも実在を確認できます。
「とうお」と「とうの」は発音してみると同じように聞こえる気もするのですが、「塔尾」で「とうの」という読みは特殊ですし、分けるべきかなと思いました。

2019年3月10日日曜日

梨子木に関して

「梨子木」は「実在苗字(名字)辞典」で「なしのき>なしき★」となっていました。
「★」は難読を表すマークですが、私は「なしのき」の方が読めないかなと思いました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で23件。
最多は岩手県の5件。
大分県に3件と隣接する宮崎県に2件。
島根県に3件でした。
いずれも離れた場所なので、「梨子木」の由来はいくつかあるのかなと思いました。

facebookで見ると、「なしき」の方が多そうでした。
「なしのき」は下記の方しか見つかりません。
島根県でした。
https://www.facebook.com/naoko.nashinoki

こちらは結婚かなにかで姓が変わったのかもしれません。
漢字で「梨子木」となっており、友達欄に「nashinoki」さんがいました。
https://www.facebook.com/ryuhi.yamamoto

結論的には、やはり「なしき」が多いと思います。
「なしのき」も1割はいそうですね。

2019年3月9日土曜日

土江田に関して

「土江田」は「実在苗字(名字)辞典」で「どえだ>とえだ」となっていました。

二文字目以降の濁点の有無はこだわっていないのですが、一文字目は別です。
発音した印象もイニシャルも濁点の有無で大きく変わってくるからです。

facebookで見ると、実は「どえだ」ばかりです。

「とえだ」で見つけたのは下記の方のみ。
https://www.toedatax.com/
https://www.facebook.com/masashi.toeda

おそらく「土江田」という姓で最も有名であろう方が「とえだ」になっているのですが、
それ以外に見つからないんですよ。
本名だとは思うのですが…

「とえだ」が稀少な読みかどうかの判断は難しいところです。
いちおう「実在苗字(名字)辞典」にならっておきます。

2019年3月8日金曜日

百名に関して

「百名」は「実在苗字(名字)辞典」で「ひゃくな(ももな)」となっていました。
いずれの読みも見つけられます。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で23件。
うち沖縄県で14件でした。
facebookで見つけられるのも「ひゃくな」ばかりですし、その方たちは沖縄県在住のことが多いようです。

「ももな」で発見したのは下記の方。
https://www.facebook.com/morihisa.momona

フルネームで検索しても読みが確認できますし、facebookの友達欄でも同姓の方が何人もいるので間違いありません。

では、何を問題にしているかというと割合です。
全国で23件しかない姓の稀少な読みというと全国で2件以下ということになります。
ちょっとそうは思えないんですよね。
もう少しありそうなイメージ。

だんだんと全体の数が少ない姓ばかりを扱うようになっているので、割合までも推測しうるようになっています。
「ももな」は1割未満じゃないような気がしてしまうんですよ。
このあたりになると電話帳で載っている載っていないだけでも判断できなくなりますね。
1件が不掲載になるだけで大きく割合が異なってしまいますから。

もちろん、この姓の由来は沖縄県にあり「ひゃくな」であるということは確かでしょう。
そこから別の土地に移ったときに「ももな」と読みかえて、そのままになっていると推測します。
その割合がどれくらいいるかということなんだと思います。

2019年3月7日木曜日

東渕と東淵に関して

「東渕」と「東淵」はいずれも「実在苗字(名字)辞典」で「とうぶち>ひがしぶち」となっていました。
しかし調べていくと、どちらも「とうぶち」しか見つからないんですよ。

facebookやgoogleで"higashibuchi"や"ヒガシブチ"として調べようとしてもヒットしません。

唯一ヒットしたのが下記のページ。
https://www.ginga-shinoie.com/higashibuchi.html

詩人なので本名かどうかもはっきりしませんし、なにしろ故人です。
本名だとしても現存する読みとはいえません。

ちょっとこれは保留するしかないですね。

2019年3月6日水曜日

米園と米薗に関して、幽霊苗字かも?

「米園」は「よねぞの」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
うち18件が鹿児島県に集中しています。
特に、いちき串木野市で10件と最多でした。

要するに鹿児島県由来の姓ということです。

対して「園」の異体字を用いた「米薗」は全国に1件。
こちらも鹿児島県いちき串木野市でした。

2012年の「住所でポン!」でも載っていますし、この「米薗」さんを「米園」に変えて検索するとヒットしないので本当に「米薗」さんなのかもしれません。

ただ、本人が「米薗」と名乗っている証拠が見つかりませんでした。
「園」と「薗」だけだと誤記が修正されていない可能性もあると思います。

「米薗」は幽霊苗字の可能性が高いと思います。

2019年3月5日火曜日

谷東に関して

「谷東」は「実在苗字(名字)辞典」で「たにひがし>たにとう」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
うち15件が香川県でした。

「たにひがし」は見つけられます。
https://www.facebook.com/osamu.tanihigashi.3
https://www.facebook.com/nobue.tanihigashi

下記は漢字不詳の「tanihigashi」さんです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100025469325454

「たにひがし」と読む姓は他にないので、これも「谷東」なのでしょう。

対して「たにとう」と分かるのは下記の方々などです。
https://www.facebook.com/hiroshi.tanitou
http://www.ehime-rikujyo.jp/05_taikai/h28/2898_em/55em_f_i_1.pdf

「たにとう」の方が漢字のバリエーションが多いので検索しにくいのかもしれません。
「たにとう」が稀少な読みかどうかの判断はできませんでした。

「実在苗字(名字)辞典」に従っておきます。

2019年3月4日月曜日

立町に関して

「立町」は「実在苗字(名字)辞典」で「たてちょう>たてまち(たちちょう)」となっていました。
用いている漢字は簡単なものなのに苗字となると読みにくいですね。

「たちちょう」は見つかりませんでした。
念のために「たちまち」や「たつまち」、「たつちょう」も調べましたが、見つかりませんでした。

「たてちょう」は少ないですが見つけられます。
https://www.facebook.com/yukari.tatecho
https://www.facebook.com/ayumi.t.takai

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で27件。
うち22件が愛媛県に集中していました。
下記も読み方不詳の愛媛県在住の「立町」さんです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009510852416

下記は兵庫県在住の「立町(たてまち)」さんです。
https://www.facebook.com/junji.tatemachi
https://upslide.site/untitled5569212981d18b964838cdc96c74abce.html

「たてまち」で見つけられたのは、この方だけなんですね。
「写録宝夢巣」では兵庫県は1件のみです。

もとが少ない苗字なので、これ以上の情報が得られませんでした。
「たてまち」は実在する読みだと思うのですが、8割が集中する愛媛県で「たてちょう」と読んでいるのであれば「たてまち」は稀少な読みではないかと思うのです。

2019年3月3日日曜日

領毛に関して

「領毛」は「実在苗字(名字)辞典」で「りょうけ」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
うち20件が北海道でした。

facebookでは下記の方々が見つかりました。
https://www.facebook.com/seiichi.ryouke
https://www.facebook.com/maori.ryoumo
https://www.facebook.com/akemi.ryoke
https://www.facebook.com/ryota.ryomo
https://www.facebook.com/chiemi.ryomo

そうなのです。
ぱっと探しただけでも、「りょうけ」と「りょうも」が同じくらい見つかるんですね。
これは新規の読みです。
北海道でも両方の読みが見つかります。

2019年3月2日土曜日

龍福と竜福に関して

「竜」と「龍」は異体字なのですが、別字として扱っています。

「龍福」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で10件。
茨城県が3件で、隣接する埼玉県が2件なので、そのあたりが由来なのでしょう。
実在も確認できます。
https://www.facebook.com/takumi.ryuuhuk
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005000435477

対して、「竜福」は全国で14件。
やはり茨城県が最多で5件。
次いで神奈川県が4件で、栃木県が3件です。

紙の電話帳や、「住所でポン!」でも確認できます。
ただし、facebookでは全く確認できません。
数が少ないはずの「龍福」ならば何人も見つかるのにです。

「竜福」で検索すると、下記の方がヒットしますが、全件検索すると「龍福」が正しいことが分かります。
https://ci.nii.ac.jp/naid/130003910567/

これまでも似たようなことはありました。
電話帳が間違っているんですね。
30年以上前だとJIS第2水準でもなかなか表示できないレベルでしたので、「龍」は「竜」になってしまい、そのままになったのかもしれません。

全国で14件もあるということなので、「竜福」という姓がないとは思いがたいのですが、現状では見つからないとしかいいようがありません。
電話帳で載っているとしても、日常生活で名乗っているひとがいないのであれば、認められません。

(追記)
「竜福」として下記のページを教えていただきました。
http://www.town.ibaraki.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/20/chonai300701.pdf
「竜福設備」となっており、代表者も「竜福」となっています。
その住所で更に調べると、現在は「竜福電業社」に改名しているようです。
読み方も「りゅうふく」となっています。
https://www.navitime.co.jp/poi?spt=00011.020123124

2012年版の「住所でポン!」では「竜福電業社」のすぐ近くに「竜福」さんがいます。
https://jpon.xyz/2012/39/21/21.html?p=2

この「竜福」さんを「龍福」に変えてもヒットしません。
やはり実在すると考えられます。
修正します。

2019年3月1日金曜日

高庄に関して

「高庄」は「実在苗字(名字)辞典」で「たかしょう・こうしょう」となっていました。

「たかしょう」は見つかります。
https://www.facebook.com/tamami.takasho
https://www.facebook.com/toshiaki.takashou

「こうしょう」は下記の方々。
https://ci.nii.ac.jp/naid/130004609649/
http://smile-phoenix.jugem.jp/?eid=4710

「こうしょう」のような読みの場合、ローマ字にすると、かなりバリエーションがあるんですね。
「kosho」が自然だと思うのですが、「kousho」だったり、「koshyo」だったり「koushou」だったり。

それなので、割合は分かりません。
電話帳で判断するしかないのでしょうが、だいぶ大雑把になってしまうのでしょうね。