2019年7月31日水曜日

五里川原に関して

「五里川原」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で石川県に1件のみの姓です。
実在は確かです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004100512752
http://www.city.ichikawa.lg.jp/common/000286240.pdf

ウェブ上で調べるといずれも「ごりがわら」となっています。
「実在苗字(名字)辞典」でも同じです。

ただ調べてもその読みで正しいのか判断がつきませんでした。
全国で1件だと調べようがないですね。

実在している姓であることは確かなので「ごりがわら」で載せておきます。
本当は読みが確定できないと載せたくないのですが…
ここまで稀少な姓は仕方がないかなと思います。
これから、こういうパターンが増えてしまうかもしれません。

2019年7月30日火曜日

胡摩ヶ野と胡广ヶ野に関して

「广」はJIS第2水準の漢字です。
wiktionaryによると「廣」の簡体字となっていますが、どうなのでしょうか?

いちおう他と分けて集計しています。
これまでに「筑广(ちくま)」と「天广(てんま)」を載せています。
それらから類推するに、おそらく「广」は「摩」に関連がある字なのだと思います。
それぞれ「筑摩(ちくま)」と「天摩(てんま)」があり、他に似たものがないので。

「胡摩ヶ野」は「ごまがの」もしくは「こまがの」と読みます。
どちらの読みも確認できます。
https://www.facebook.com/kaori.gomagano
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005287921193
http://shubo-isaki.jugem.jp/?month=201601

「胡广ヶ野」も見つかります。
こちらは「ごまがの」しかないようです。
https://www.facebook.com/wakana.gomagano
http://airariku.web.fc2.com/20151004_1500-3000m.pdf

2019年7月29日月曜日

雑喉谷などに関して、幽霊苗字かも?

前回、「候」と「侯」の入った姓に関してまとめました。
「候」という漢字を用いた姓は「喜美候部(きみこうべ)」だけ、「侯」という漢字を用いた姓は「吉弥侯部(きみこうべ)」だけとしました。

ひとつだけ「雑候谷」という姓が残っていました。
「実在苗字(名字)辞典」では「ざこたに」という読みで載っていました。
全国で1件のみです。

ちょっと不思議な読みだなと思って、調べてみました。
「雑喉谷」という姓があります。
こちらは「ざこたに」もしくは「ざこや」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で9件。
大阪府と兵庫県に3件ずつでした。
https://www.facebook.com/tom.zakoya
https://www.facebook.com/shigehiro.zakotani
https://www.facebook.com/toshiko.zakotani

割合は不明ですが、いずれの読みも確認できます。
これは良いでしょう。
また旧字体を用いた「雜喉谷(ざこたに)」さんも発見してしまいました。
新規のものです。
https://www.facebook.com/kotatumarukunaru

それでは「雑候谷」はどうかなと思ったのですが、「住所でポン!」以外では見つかりませんでした。
旧字体の「雜」を用いたり「侯」に変えたりしてみましたが見つかりませんでした。
さすがにこれは幽霊苗字だと思います。

「喉」を用いた姓としては「雑喉谷」の他、「雑喉(ざこ)」と「雑喉屋(ざこや)」があります。
「雑喉」はすでに載せてありますが、「雑喉屋」は下記の方々。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009288083184
https://www.facebook.com/profile.php?id=100028799800155

こちらも旧字体の「雜喉屋」さんを発見しました。
https://www.facebook.com/atsuko.zakoya

他に「座古谷(ざこたに)」さんもいます。
全国で兵庫県に3件のみです。
https://www.facebook.com/zakotani.yuki
http://www.hyogo-gomu.or.jp/Ypclub/training.htm

2019年7月28日日曜日

候と侯に関して、幽霊苗字かも?

本日は「候」と「侯」に関してです。
「候補」や「天候」の「候」と、「侯爵」の「侯」ですね。
どちらもJIS第1水準で、全く別の字です。

ただ、よく見ないと違いが分からないですね。

実在しているかどうかはこれから確認するとして、「実在苗字(名字)辞典」に載っていたものを羅列してみます。
ただし、「候」と「侯」の一字は外国姓のようです。
それを除くと「候」の入った苗字は「喜美候部」、「吉弥候部」、「雑候谷」、「東候」の4種。
「侯」は「吉弥侯部」だけでした。

この中で最多!は「喜美候部」です。
全国で6件。
うち群馬県で5件です。
https://www.facebook.com/shoji.kimikobe

それ以外はいずれも全国で1件のみのものばかりです。

まず「東候」ですが、「住所でポン!」では2012年版で確認できます。
ただ、それしか確認できませんでした。
読みも不詳です。
これは保留です。

次に「吉弥候部」と「吉弥侯部」です。
どちらも全国で愛知県に1件ずつのみです。
どちらかが幽霊苗字である可能性が高いですね。

wikipediaには「吉弥侯部」で載っていました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%BE%8E%E4%BE%AF%E9%83%A8

facebookで発見したのは「侯爵」の「侯」を用いた「吉弥侯部」のみ。
ともに愛知県出身もしくは在住のようです。
https://www.facebook.com/tadashi.kimikoube
https://www.facebook.com/kaiekido

確かに「吉弥候部」も「住所でポン!」ではヒットするのですが、それ以外に証拠は見つからず。
さすがにこれは幽霊苗字ではないでしょうか?

ひるがえって「喜美候部」の方で「喜美侯部」という姓はあるのかも探してみましたが見つかりませんでした。

まとめると、現状では「侯」という漢字を用いた姓は「吉弥侯部(きみこうべ)」のみです。
更に「候」という漢字を用いた姓は「喜美候部(きみこうべ)」だけです。

「雑候谷」に関しては後日に回します。

2019年7月27日土曜日

鍛治倉と鍛治口などに関して

「鍛治倉」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件。
長野県に2件。

同じく「鍛冶倉」は全国で5件。長野県に3件。

しかし探してみると「鍛治倉」ばかりです。
https://www.facebook.com/takasi.kajikura
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011483854872

「鍛治倉」さんの友達欄に「鍜治倉」さんがいました。
やはりこのふたつは異体字の関係とすべきだなと改めて思いました。
いちおう新規です。
https://www.facebook.com/masahide.kajikura

こちらは別の「鍜治倉」さん。
https://www.facebook.com/kyoko.kajikura

長野県の地酒を扱っている「かじくら」という店があるのですが、たぶんこちらは「鍛治倉商店」です。
http://www.kajikura.jp/

はっきり「鍛冶倉」となっているのが見つからないんですね。
「写録宝夢巣」だと「鍛冶倉」の方が多いはずなのに。
これは不思議です。

「鍛治口」も同じように「鍜治口」が見つかりました。
こちらも新規です。
https://www.facebook.com/yui.kajiguchi
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009388780734
https://www.facebook.com/kajiguchi/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011138040153

こちらも残念ながら「鍛冶口」だと自信をもっていえる方が見つからなかったです。

2019年7月26日金曜日

鍛冶尾と鍛治尾に関して

「鍛冶」と「鍛治」の問題はどこまで調べても泥沼にはまりそうです。

「鍛冶尾」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件。
大阪府、山口県、福岡県、熊本県に1件ずつ。

「鍛治尾」は全国で熊本県に3件のみ。

まず「鍛冶尾」から。
https://www.facebook.com/takeshi.kajio.3
https://www.suzuki.co.jp/dealer/43204952.sj-kumamoto/staff/
https://zexy.net/wedding/c_7770023555/blog/article/536539.html

「鍛冶尾」はありそうだなと思ったのですが、上のfacebookの「鍛冶尾」さんが「鍛治尾」でもfacebookをやっていました。
友達欄を比べましたが同一人物だと思います。
https://www.facebook.com/takeshi.kajlo

逆に下記の方は「鍛治尾」となっており、「鍛冶尾」と変えるとほとんどヒットしなくなります。
https://ipforce.jp/patent-jp-B9-6140688

こちらは別の「鍛冶尾」さん。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005909701864

「鍛冶尾」は確実にあります。
「鍛治尾」の方は幽霊苗字の可能性がゼロではないと思いますが、何件かヒットするのでおそらく大丈夫だと思います。
ただfacebookでヒットする「鍛治尾」さんに関しては故意かどうかは別として本来は「鍛冶尾」なのではないかと思います。

2019年7月25日木曜日

鍛治木や鍛治古などに関して

「鍛治」は調べれば調べるほど悩ましいなあと思います。

「鍛治木」は「かじき」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で鳥取県に1件のみですが見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005567831658

この方は陸上界では有名なようで下記が見つかりました。
twitterでは「鍜治木」としています。
https://www.jaaf.or.jp/athletes/profile/ryo_kajiki/
https://twitter.com/kaaa1208?lang=ja

「鍜治木」も全国で鳥取県に1件のみなのですが、これをもってしても「鍛治」と「鍜治」を分ける意義はないことが分かりますね。
本人もあまりこだわっていないようですから。

ちなみに「鍛冶木」は見つかりませんでした。

それでは「鍛治古」はどうか?
こちらも全国で広島県に1件のみの姓ですが見つかりました。
https://www.facebook.com/kajiko.shoso

「鍜治古」も全国で広島県で1件のみとなっていましたが確証は得られませんでした。

ただ、上の「鍛治古」さんの友達欄に「鍛冶古」さんがいました。
またfacebookの「鍛治古」さんは下記のページで「鍛冶古」となっていました。
http://yolken.co.jp/yolken/profile/profile_showsokajiko.html

またまた悩ましいです。
要するに本人たちとしても「鍛治」と「鍛冶」にこだわっていない可能性があるのです。

実はこれまでも似たようなものがありました。
家系内で「鍛治」と「鍛冶」の両方があることがあるのです。
どちらかが正しい表記ではないということです。
あまりこだわりすぎるのも変なのかもしれません。

ただ、ここをまとめてしまうと「富」と「冨」もまとめてしまわなくなってしまうのではないかと懸念します。
いちおう「治」と「冶」は別の字としておくべきだと考えます。

少なくとも「鍛冶古」は載せないことにします。

2019年7月24日水曜日

鍛治中などに関して

「鍛治中」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件。
うち3件が広島県です。

「鍛冶中」は「写録宝夢巣」ではヒットなしですが、「実在苗字(名字)辞典」では載っています。
ただ、自分で探した限りでは見つけられませんでした。

「鍛治中」は下記の方など。
本名だと思います。
https://www.facebook.com/kajinaka
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005947535571

「鍜治中」も発見しました。
併記扱いですが、新規です。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005247948151

2019年7月23日火曜日

諸鍛治と諸鍛冶と諸鍜治に関して

「鍛」と「鍜」は別の字です。
異体字ではないということになっているので分けていました。

他には「磯」と「礒」なども別の字なので分けています。

他には「来」と「來」は新字体と旧字体の関係なので併記扱いですが、「耒」は別の字なので分けています。

本来は全く別の字なのですが、便宜的に併記扱いとしたものに「采」と「釆」があります。
見た目がほぼ一緒ですからね。
一般的にも分けて使われていないようでしたし。

後、「新タ」などで出てくるカタカナの「タ」と夕方の「夕」です。
これも併記しています。
ぱっと見は区別できませんから。

最初に戻って「鍛」と「鍜」はこれまで分けてきました。
ただ、困った例が出てきました。
「諸鍛治」や「諸鍛冶」は下記で確認できます。
https://www.facebook.com/sou.morokaji
https://www.facebook.com/tatsuya.morokaji

ついでに「諸鍜治」は下記の方。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006797983038

この方の家族欄に「諸鍛治」さんがいるんですよ。
タイムラインを見ても明らかに家族です。
https://www.facebook.com/yasuyoshi.morokaji

そういう目で探すと、他にも「諸鍜治」が見つかります。
https://www.linkedin.com/in/%25E7%2594%25B1%25E5%25B8%258C-%25E8%25AB%25B8%25E9%258D%259C%25E6%25B2%25BB-2a9a6793

普通にパソコンで入力しようとすると、まず「鍛冶」が出てくると思います。
「鍛治」も「鍜治」も出てきますが、最初ではないと思います。

本来は「鍛治」もしくは「鍛冶」だけれど、うっかりと「鍜治」にするってことはなさそうです。
悩ましいです。
家系内に「諸鍛治」と「諸鍜治」の両方がいるということはおそらく戸籍上は「諸鍜治」で、こだわらにひとは「諸鍛治」にしているのではないでしょうか?

「渡邊」や「渡邉」でも家系内で略字を使うひとと使わないひとがいるのと同じようなことなのでしょうか?

(追記)
「鍛治山」と「鍜治山」でも同じことがありました。
「鍜」は「鍛」の異体字扱いとした方が良いと思います。
全面的に修正します。

2019年7月22日月曜日

鍛治村谷などに関して

「鍛治村谷」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で大阪府泉佐野市に1件のみです。

「治」と「冶」はよく似ていますが、分けています。
「鍛」と「鍜」も分けています。
「鍛」と「鍜」を分ける意義は乏しいのではないかなとも思いますが、wiktionaryなどでは異体字となっていないので分けてしまっています。
再検討が必要かもしれませんが、今は全て分けています。
「写録宝夢巣」では「鍛冶村谷」も「鍜治村谷」も「鍜冶村谷」もヒットしません。

「鍛治村谷」は「かじむらや」と読み、下記の方が見つかりました。
しかし、他人だと誤って記載してしまいがちなので注意が必要です。
http://nagasaka-fc.com/staff/

おそらく同一人物だと思いますが、下記では「鍜治村谷」となっています。
https://www.lvnmatch.com/shop/detail/012708898900/

疑問に思い、facebookで調べてみました。
下記の方が見つかりました。
「鍜治村谷」で大阪府泉佐野市在住のようです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004133859687

全国で1件のみの姓なので、おそらく「鍜治村谷」で「かじむらや」が正しいのだと思います。

※「鍜」は「鍛」の異体字という扱いに変更しました。

2019年7月21日日曜日

小鍜冶に関して

「小鍛治」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で144件。
同じく「小鍛冶」は56件です。
もちろん「こかじ」と読みます。

これに対して「小鍜治」は全国で7件です。
https://www.facebook.com/haruka.kokaji.1

ここまでは納得です。

今回のテーマは「小鍜冶」です。
ウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしません。
ですが、探すと見つかるのです。
https://www.zeiri4.com/p_tokyo/a_13209/f_2278/
http://tzm.jp/list_04/detail_153.html
https://twitter.com/mari_k_17

「鍜冶」を用いた姓は、「実在苗字(名字)辞典」によると他に「鍜冶屋」があるというのですが、そちらは確認できませんでした。

要するに「鍜冶」を用いた姓が、この「小鍜冶」ということになります。
ちょっと驚きですね。

2019年7月20日土曜日

岩鍛治などに関して

ここのところ続いている話題ですが、「鍛治」は誤りやすい単語なので、本人が名乗っていない限り、たとえ電話帳でも信じられません。

「岩鍛治」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件。
うち石川県で4件です。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004998857697

「岩鍛冶」の方は全国で石川県に2件のみですが、こちらは確認できませんでした。

「写録宝夢巣」ではヒットしないのですが、「岩鍜治」を発見しました。
https://www.facebook.com/yoko.iwakaji
https://ci.nii.ac.jp/naid/110008106349

新規のものです。

2019年7月19日金曜日

浜鍛冶に関して

「浜鍛冶」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件。
北海道、宮城県、石川県に1件ずつです。
facebookでは下記の方。
https://www.facebook.com/yuuya.hamakaji

ちなみに「浜鍛治」は全国で宮城県に1件のみでした。
https://www.facebook.com/hamakaji

これらで「浜」を旧字体の「濱」にして探してみたところ「濱鍛冶」だけが見つかりました。
https://www.modest.jp/gallery/paz/5153/
http://www.ishikawa-nu.ac.jp/hokushin/files/2017/09/21a96fbbba4db0cb41d9ecd28360810c.pdf

確かだと思います。
併記扱いですが、新規です。

「浜鍜治」もしくは「浜鍜治」はありませんでした。

2019年7月18日木曜日

鍛治ヶ沢に関して

「鍛治ヶ沢」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件。
うち岩手県で2件です。
「かじがさわ」と読みますが、この読みを持つ姓は他にありません。

「鍛治ヶ沢」でなく、「鍛冶ヶ沢」という姓はないということです。

「鍛冶」は「冶」の方が本来なのですが、苗字では「治」の方が多いです。
ちなみに「沢」でなく「澤」では「写録宝夢巣」でヒットしませんが、facebookでは「鍛治ヶ澤」の方がヒットします。
https://www.facebook.com/yumi.kagigasawa
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004054101562

併記扱いですが、新規になります。

2019年7月17日水曜日

鍛治山などに関して

「鍛治山」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で10件。
兵庫県と広島県が3件ずつです。
読み方はもちろん「かじやま」です。

「鍛冶山」は全国で3件。
広島県で2件。

ただし、facebookで探すと「鍛治山」ばかりで「鍛冶山」は見つかりません。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100014915436526

「鍜治山」を発見しました。
これは新規のものだなと思いましたが、上のfacebookのひとと親族のようです。
勤務先が一致します。
そう思って、上記のfacebookの方を見なおすと友達欄に「鍜治山」さんがいました。
http://www.jayouth-hiroshima.jp/relaytalk/222-2/
http://www.pasona-nouentai.co.jp/ennoutai/content/294

うすうす感じながら調べていましたが、やはり「鍜」は「鍛」の異体字として扱うべきだと思います。
全てやりなおします。

2019年7月16日火曜日

上西川原に関して

四文字姓を調べています。
こればかりやっていると終わりそうもないので、切りが良いところまでにします。

「上西川原」は「実在苗字(名字)辞典」で「かみにしかわら>かみにしかわはら」となっています。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件のみ。
うち熊本県で3件でした。
これくらい稀少な姓だと読み方はひとつではないかと思ってしまいます。

facebookでは下記の方など。
https://www.facebook.com/tsuyoshi.kaminishikawara

「上西川原」と漢字で書いてある方はいずれも「かみにしかわら」でした。
ただし、下記の方々もいました。
https://www.facebook.com/tsutomu.kaminishikawahara
https://www.facebook.com/miyuki.kaminishikawahara

「かみにしかわら」もしくは「かみにしかわはら」と読む姓は他にないので、この方々が「上西川原」だと思うのですが漢字表記がありませんでした。
いずれもブラジル在住のようです。
そう考えると、ブラジルにはいるけれど日本国内には「かみにしかわはら」と読む姓はないのではないかと考えます。

かなりの稀少姓でもありますし、「上西川原」は「かみにしかわら」のみとしておきます。

2019年7月15日月曜日

紀国谷などに関して

「紀国谷」は「きのくにや」と読みます。
「国」と「國」は異体字として併記扱いにしています。
「紀國谷」もあります。
ウェブの「写録宝夢巣」では「紀国谷」の方が多いのですが、facebookでは「紀國谷」の方が多く見つかります。
居住地を見る限り、「紀国谷」と「紀國谷」は同じものと考えた方が良さそうです。
https://www.facebook.com/ryosuke.kinokuniya

似たものとして「紀ノ国谷」もあります。
これも「きのくにや」と読みます。
全国で神奈川県に1件のみです。
https://www.facebook.com/kinoko5922

上記の方は読み方不詳ですが、友達欄に「紀ノ国谷」で「kinokuniya」となっている方がいます。
ところで、この方は下記と同一人物です。
勤務先が一致します。
こちらは「紀ノ國谷」となっています。
https://secure.nippon-pa.org/shop/s.cgi/detail.html?id=3942

こちらにも別の「紀ノ國谷」さんがいます。
http://vina.kinokuniya.me/profile.html

「紀ノ國谷」は併記扱いですが、新規になります。

「紀伊国谷(紀伊國谷)(きのくにや)」という姓もあります。
https://www.facebook.com/takashi.kinokuniya

「紀伊国屋(きのくにや)」もあります。
https://www.facebook.com/michiko.kiikuniya
https://www.facebook.com/profile.php?id=100012872194898
https://www.facebook.com/profile.php?id=100016306267323

では書店と同じ「紀伊國屋」という姓はあるのか?
これは分かりませんでした。
ありそうですがはっきりしません。
併記扱いなら加えても良いかと思ったのですが、やめておきます。

2019年7月14日日曜日

上之郷谷に関して

日本にある五文字姓は「勘解由小路(かでのこうじ)」と「左衛門三郎(さえもんさぶろう)」だけです。
どちらもおそらく1家系しかなさそうですが実在を確認しています。

四文字姓になると、「勅使河原(敕使河原)」や「勅使川原」、「小比類巻」、「大豆生田」などこれまでだけでも30種類ほど載せています。

五文字姓は珍しいのですが、四文字姓になるとそれほど珍しくないわけなのですが、ウェブ上で探すのは容易になりますので優先的に調べていこうかなと思います。

「上之郷谷」は「実在苗字(名字)辞典」では「かみのごうや>うえのごうや・かみのごうたに」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で13件。
うち大阪府で10件でした。
大阪府でも泉佐野市に5件ですね。

facebookでは「かみのごうや」ばかりでした。
「うえのごうや」でも「うえのごうたに」でも見つかりませんでした。

「かみのごうたに」は下記の方のみ。
岐阜県出身となっています。
https://www.facebook.com/natsuki.kaminogoutani
https://www.kwansei.ac.jp/s_policy/s_policy_015978.html

以上から「上之郷谷」は「かみのごうや」と読むことがほとんどで「かみのごうたに」は稀少な読みではないかと推測します。

2019年7月13日土曜日

家内に関して

本日は、「家内」という姓に関してです。
こういう姓が探しにくいんですよね。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で27件。
最多は埼玉県の9件、次いで新潟県の8件と北海道の4件です。

「実在苗字(名字)辞典」では「やない>かない(埼玉)」となっていました。
紙の電話帳で全件調査しての結果だと思うので信用していますが、念のために自分でも調べてみました。
このページの方が「家内」で「やない」となっていました。
http://dr-yanai.jugem.jp/?cid=1

下記の方が「家内」で「かない」となっていました。
埼玉県出身です。
https://mrcolle.com/asia2016/profile/4

これ以上は見つかりませんでした。
いずれの読みも確かにあるようですが割合は分かりませんでした。

「実在苗字(名字)辞典」を信じるなら、最多の埼玉県だけが「かない」で他の地域は「やない」だということなのでしょう。

2019年7月12日金曜日

朗に関して

本日は「朗」という一字姓に関してです。
「朗」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で愛知県に3件のみです。

「実在苗字(名字)辞典」では「ほがらか」という読みで載っていました。

facebookで探してみました。
https://www.facebook.com/kasumi.hogara
https://www.facebook.com/ayumi.hogara
https://www.facebook.com/kahat.m.h.japanese.drum

いずれも愛知県出身の方々で、読み方は「ほがら」でした。

これは驚きました。
「実在苗字(名字)辞典」以外の「名字由来net」なども見てみましたが、全て「ほがらか」となっていました。
電話帳の並びだけだと「ほがらか」と推測するしかなかったのでしょうね。

「朗」という一字姓は「ほがら」と読むのが正しいのだと思います。

2019年7月11日木曜日

䑺谷に関して

またJIS第4水準の漢字を用いた姓です。
この漢字を用いた姓はひとつだけです。

「䑺谷」は「ほたに」と読みます。
https://yoga-lava.com/osaka/takatsuki/blog/detail/post_493.html
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009201890998

「実在苗字(名字)辞典」によると、大阪府を中心として全国で約40人程度と推測されています。

いつものようにJIS第3水準以下を用いた姓をまとめておきます。

【JIS第3水準】
草彅(くさなぎ)…秋田県 3,000人
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈木(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
粠田(すくもた)…福島県 220人
鰀目(えのめ等)…石川県 190人
乙咩(おとめ)…大分県 180人
枻川(かじかわ)…埼玉県 160人
埇田(そねだ)…高知県 160人
嶧田(えきだ)…島根県 140人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
佐泻(さがた)…鹿児島県 120人
嵓(いわお)…京都府 90人
莿木(いばらき)…和歌山県 90人
羽刕(うしゅう)…北海道 80人
凢内(おおち)…高知県 80人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人
長嶧(ながえき)…島根県 50人
大埇(おおそね)…大阪府 40人
遠刕(えんしゅう)……? 40人
大嶧(おおえき)……? 40人
明刕(めいしゅう)……? 40人
奥刕屋(おうしゅうや)……? 10人
木刕(きしゅう)……? 10人
大刕(たいしゅう)……? 10人
嵓田(いわた)……? 10人

【JIS第4水準】
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
鸙野(ひばりの)…宮崎県 520人
䋆谷(かせや)…福井県 130人
川溿(かわばた)…兵庫県 110人
音𣷓(おとなぎ)…長崎県 110人
𨦺口(かなぐち)…広島県 60人
䋆井(かせい)…福井県 50人
䋆沢(䋆澤)(かせざわ)…? 50人
上㹦(かみはざ)…富山県 40人
䑺谷(ほたに)…大阪府 40人
樰沢(樰澤)(たらさわ)…? 30人
蜅沢(蜅澤)(かにさわ)…? 20人
悦覟(えつみ)…? 20人
芲田(はなだ)…? 20人
𡶒下(ほつした)…静岡県 10人
秂(いなづか)…? 10人
䋆村(かせむら)…? 10人
䋆本(かせもと)…? 10人
䋆屋(かせや)…? 10人

2019年7月10日水曜日

𡶒下に関して

「𡶒」はJIS第4水準の漢字です。

「仏」の旧字体である「佛」や、「払」の旧字体である「拂」に似ていますが、「山」+「厶」という漢字はなさそうでした。

「𡶒」を用いた「𡶒下」はだけです。
下記に見つかります。
静岡県榛原郡の小学校のホームページです。
http://www.kawanet.jp/honsyo/topics/?no=305&year=2016&mon=07

これだと読み方が分からないですが、あちこちに「𡶒下」は「ほつした」と読むと書いてあります。
それを参考にfacebookで検索したところ「ほつ下」さんを発見しました。
静岡県榛原郡出身となっています。
https://www.facebook.com/sinji.hotusita

「ほつした」と読む姓は他にありません。
親族と考えて良いでしょう。
「𡶒下」という姓は確かにあり、読みは「ほつした」で良いと思います。

いつものようにJIS第3水準以下を用いた姓をまとめておきます。

【JIS第3水準】
草彅(くさなぎ)…秋田県 3,000人
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈木(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
粠田(すくもた)…福島県 220人
鰀目(えのめ等)…石川県 190人
乙咩(おとめ)…大分県 180人
枻川(かじかわ)…埼玉県 160人
埇田(そねだ)…高知県 160人
嶧田(えきだ)…島根県 140人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
佐泻(さがた)…鹿児島県 120人
嵓(いわお)…京都府 90人
莿木(いばらき)…和歌山県 90人
羽刕(うしゅう)…北海道 80人
凢内(おおち)…高知県 80人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人
長嶧(ながえき)…島根県 50人
大埇(おおそね)…大阪府 40人
遠刕(えんしゅう)……? 40人
大嶧(おおえき)……? 40人
明刕(めいしゅう)……? 40人
奥刕屋(おうしゅうや)……? 10人
木刕(きしゅう)……? 10人
大刕(たいしゅう)……? 10人
嵓田(いわた)……? 10人

【JIS第4水準】
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
鸙野(ひばりの)…宮崎県 520人
䋆谷(かせや)…福井県 130人
川溿(かわばた)…兵庫県 110人
音𣷓(おとなぎ)…長崎県 110人
𨦺口(かなぐち)…広島県 60人
䋆井(かせい)…福井県 50人
䋆沢(䋆澤)(かせざわ)…? 50人
上㹦(かみはざ)…富山県 40人
樰沢(樰澤)(たらさわ)…? 30人
蜅沢(蜅澤)(かにさわ)…? 20人
悦覟(えつみ)…? 20人
芲田(はなだ)…? 20人
𡶒下(ほつした)…静岡県 10人
秂(いなづか)…? 10人
䋆村(かせむら)…? 10人
䋆本(かせもと)…? 10人
䋆屋(かせや)…? 10人

2019年7月9日火曜日

炮と砲に関して、幽霊苗字かも?

前回の「鉄炮塚」からの続きです。

「鉄炮塚」はあるけれど、「鉄砲塚」は幽霊苗字かも?という結論でした。

同じように「炮」もしくは「砲」のつく姓を調べてみました。

「鉄炮」、「鉄砲」、「炮流」、「砲流」だけでした。

「鉄炮」は下記の方など。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005896152604
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件。
うち青森県で3件です。
実在は確かなようです。
読み方は分かりませんでしたが、「てっぽう」しかないでしょう。

「鉄砲」は全国で千葉県に1件のみとなっていましたが、こちらは確認できませんでした。

「炮流」は全国で岩手県に1件のみの姓です。
読み方は「ほうりゅう」です。
非常に稀少な姓なので、これだけで2016年の記事がヒットします。
事件記事のようなので貼らないことにしておきます。

「砲流」は見つかりませんでした。

以上から、「炮」を用いた姓は「鉄炮塚」、「鉄炮塚」、「炮流」の3種がありますが、「砲」を用いた姓はいずれも確認がとれず、幽霊苗字の可能性が高いと思われます。

2019年7月8日月曜日

鉄炮塚に関して、幽霊苗字かも?

「鉄炮塚」は「てっぽうづか」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で20件。
うち茨城県で15件です。

「鉄砲」ではなく、「鉄炮」というところがポイントです。
「炮」はJIS第2水準の漢字です。

「鉄炮塚」は確認できるのですが、「鉄砲塚」はどうでしょうか?
全国で6件。
埼玉県川越市で2件、茨城県、千葉県、東京都、神奈川県で1件ずつです。
こちらはfacebookでゼロでした。
「teppozuka」もしくは「teppouzuka」、濁点がつかない「teppotsuka」、「teppoutsuka」を全て試しましたが「鉄砲塚」は見つかりませんでした。

「鉄砲塚」は幽霊苗字ではないでしょうか?
「住所でポン!」では確認できるのですが、本人が名乗っているものが見つかりません。

2019年7月7日日曜日

左近允と左近上に関して

「左近允」は「実在苗字(名字)辞典」で「さこんじゅう>さこんじょう・さこんじゅ」となっていました。
「さこんじゅう」と「さこんじゅ」は同じと考えて良いでしょう。

普通に読めば「さこんじゅう」のような気がしますが…
wikipediaでは「さこんじょう」と読む方が見つかります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A6%E8%BF%91%E5%85%81%E5%B0%9A%E6%95%8F
http://www.naniwa-navy.com/bukko/bukko-sakonjo-sinobukai.html
https://kouyouroom.exblog.jp/21577089/

「さこんじょう」という読みは確かにあると分かります。
さすがにここまではっきりあると無視するわけにはいきませんね。
割合は分かりません。
多くはないのではないかと思います。

「さこんじょう」という読みを持つものは他に「左近上」があります。
https://www.facebook.com/sgr.sakonjo.max

「左近允」と「左近上」を足しても「さこんじょう」という読みを持つ姓はかなり少ない印象でした。

2019年7月6日土曜日

潟上と瀉上に関して

「潟」と「瀉」は異体字なのかどうなのか?
「沢潟」と「沢瀉」のところでも出てきました。
http://new5g00.blogspot.com/2016/05/blog-post_9.html

wiktionaryで見ると違う語源を持つ漢字のようですが、簡体字が同じものになっています。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E6%BD%9F
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E7%80%89

ぱっと見はほぼ同じなのですが、今のところは分けてしまっています。

「潟上」は「かたがみ」と読みます。
これを「がたがみ」と読むかどうか?
下記の方を発見しました。
ただ、この方だけなんですね。
ほとんどは「かたがみ」でした。
https://www.facebook.com/yukari.gatagami

「潟上」は「かたがみ」のみとしておきます。

対して「瀉上」は下記の方など。
いずれも「がたがみ」となっています。
https://megalodon.jp/2012-0903-1245-48/www.chunichi.co.jp/article/aichi/20120903/CK2012090302000041.html
https://www.kensetumap.com/company/338958/profile.php

下記の方は漢字不詳の「がたがみ」さんです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100016076857430

上記の新聞記事での「瀉上」さんとfacebookの「gatagami」さんはフルネーム(漢字不詳ですが)と居住地が一致します。

「瀉上」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で1件のみなので確定で良いかなと思います。

「瀉上」は「がたがみ」とします。

2019年7月5日金曜日

上档と下档に関して

「档」はJIS第2水準の漢字です。
苗字で用いられる場合は「まて」と読むようです。
この漢字を用いる苗字は「上档」と「下档」しかないようです。

「当」の旧字体は「當」ですが、「档」の異体字である「檔」はJIS第3水準です。

この漢字を用いた「上檔」という姓もありました。
https://www.facebook.com/honami.kanmate

ただし、JIS第3水準の漢字をいちいち併記しているときりがないので、「上档」で統一しておきます。
読み方は「かみまて>かんまて」です。
どちらの読みも確認できます。

「下档」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で鹿児島県に1件のみとなっていました。
鹿児島県には「下档(しもまて)商店」がありました。
https://www.navitime.co.jp/poi?spt=00011.080638621

facebookに漢字不詳の「shimomate」さんがいました。
出身地か居住地があれば良いのですが…
https://www.facebook.com/yuko.shimomate

「しもまて」と読む姓は他にないので良いとは思うのですが…
もう少し確証がほしいところです。

2019年7月4日木曜日

海岡に関して

「海岡」はウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件です。
最多は広島県の7件です。
漢字だけでみると、よくありそうな姓ですが、意外に少ないですね。

「実在苗字(名字)辞典」では「かいおか」という読みで載っていました。
自分で調べても「かいおか」がほとんどでした。

「うみおか」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/koji.umioka
http://www.oaaa.jp/kotairen/results/2019/o_ih/mast027.html

いずれも大阪府です。
大阪府は5件で、広島県に次いで多いのです。

「うみおか」という読みを持つ姓は他にないのですが、「umioka」で検索しても他には見当たりませんでした。

「海岡」で「うみおか」という読みは実在すると思いますが、数は少ないのではないかと考えます。
新規の読みです。

2019年7月3日水曜日

上之内などに関して、幽霊苗字かも?

本日はまず、カタカナを用いた「上ノ内」からです。
これは「かみのうち」と読みます。
他の読み方はなさそうでした。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で23件。
福島県が8件で、栃木県が7件です。

次いで、ひらがなを用いた「上の内」。
こちらは全国で北海道に1件となっていましたが、「住所でポン!」では2000年版までしか確認できず。
ちょっと怪しいです。
幽霊苗字の可能性があります。

次に「上野内」。
埼玉県と東京都に1件ずつの計2件。
フルネーム検索すると実在はしていそうですが、読みが確定できませんでした。

最後に「上之内」。
こちらは全国で8件。
うち茨城県で6件。
こちらも「かみのうち」と読むようですが、「うえのうち」という読みも発見しました。
https://www.facebook.com/haruka.kaminouchi
https://www.facebook.com/norihide.uenouchi.1

読みが確定できるのは「かみのうち」と「うえのうち」とひとりずつしかありませんでした。
茨城県の方は「かみのうち」となっていました。

おそらく「うえのうち」の方は読みかえをしているのだと思うのですが、たったひとりだけだと実在するとまでは断定しにくいです。
ただ「上之内」で「かみのうち」もひとりしか確認できなかったんですが…

ここは悩むところでしたが、「上ノ内」と「上之内」は「かみのうち」としておきます。
「うえのうち」はしっかりとした証拠があったら、改めて載せようと思います。
「上の内」と「上野内」は確証なしとしておきます。

2019年7月2日火曜日

御旅屋に関して

「御旅屋」は「おたや」という読みで載せていました。
これは難読ですね。
これ以外に「みたびや」という稀少な読みもあるそうですが、自分では見つけられませんでした。
下記の方を教えていただきました。
https://www.niccho.com/images/news/43nyusen.pdf

同じようなのがいくつかあるので、確かなようです。
彫刻をやっている方のようですが、facebookで下記を発見しました。
「ミタビヤ」さんで、タイムラインを見る限り同一人物のようです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100010415419180

「みたびや」と読む姓は他にないので確かでしょう。
この読みも追加します。

2019年7月1日月曜日

熱川に関して

「熱川」は「あつかわ」もしくは「にえかわ」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「にいかわ」があるそうですが、自分では見つけられませんでした。
下記の方を教えていただきました。
https://researchmap.jp/read0211703/

他のページでも「にいかわ」となっていたので確かだと思います。
「にえかわ」と「にいかわ」がどれくらい異なっているのかというのは難しいところですが、やはり別ではないかと思います。
いちおう分けておきます。