2018年10月31日水曜日

池之上と池ノ上に関して

「池之上」と「池ノ上」はともに「いけのうえ」という読みで載せていました。
実数でいうと「池之上」が多く、ともに鹿児島県が最多です。
もとは「池之上」だったのではないでしょうか?

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これらに稀少な読みとして「いけのかみ」もしくは「いけのがみ」があるそうです。

まずは「池之上」から。
https://www.facebook.com/toshikatsu.ikenogami
https://www.facebook.com/miyuki.ikenogami

「いけのがみ」という読みはありそうです。

続いて「池ノ上」。
こちらが「いけのかみ」さん。
http://www.gyosei-info.com/office/detail/300

こちらが「いけのがみ」さん。
https://www.kensetumap.com/company/40797/profile.php

どちらもありそうですね。
濁点の有無は気にしませんが、数が多そうな「いけのがみ」で統一しておきます。

2018年10月30日火曜日

井尻に関して

「井尻」は「いじり」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「いのしり」があるそうです。
http://toshikawa-shika.com/concept/

自分でも探してみました。
https://www.iyaku-j.com/iyakuj/system/M2-1/summary_viewer.php?trgid=21473

少ないながらも、この読みもあるようです。
追加します。

2018年10月29日月曜日

篭谷と籠谷に関して

「篭」と「籠」は異体字ということで、まとめて扱っています。
「竜」と「龍」は分けていますが、「滝」と「瀧」などは分けていません。

「篭」と「籠」も形がだいぶ異なっているため、別々に扱うべきではないかとも思うのですが、分ける根拠もないため一緒にしています。

ウェブの「写録宝夢巣」では「篭谷」が全国で244件、「籠谷」は219件。
いずれも兵庫県が最多です。
細かいことをいうと、兵庫県加古川市で「篭谷」が26件とダントツなので、おそらくもともとは「籠谷」よりも「篭谷」ではないかと考えます。

これまで「かごたに≫かごや・こもりや」として載せていました。
これ以外の稀少な読みとして、「実在苗字(名字)辞典」の更新情報に「籠谷」で「こもりたに」が載っていました。
https://www.env.go.jp/recycle/yoki/b_4_other/b_4_3_mybag/mybag_06.html

自分でも探してみました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006853203211

少ないですが、「こもりたに」という読みもあるようです。
追加します。

2018年10月28日日曜日

楮山に関して

「楮山」は「かじやま」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「かごやま」があるそうです。
https://www.facebook.com/kyohei.kagoyama

友達欄にも同姓の方がいるので、この読みは確かなようです。
追加します。

2018年10月27日土曜日

皇を用いた姓に関して

「皇」を用いた姓は3種類ありました。

「皇」一字と、「皇甫」、「皇浦」です。

「皇」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件。
滋賀県に2件と、東京都と神奈川県に1件ずつです。

読み方は「すめらぎ」です。
facebookでは下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/t.sumeragi

「皇甫」は全国で6件。
大阪府に3件と兵庫県に2件、三重県に1件でした。
読み方は「こうほ」で、下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/mika.koho.7

wikipediaによると珍しい二文字の漢姓であるとなっています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E7%94%AB
「実在苗字(名字)辞典」でも「日本で見られる中国姓と韓国・朝鮮姓」に載っており、本表からは除かれています。
http://myoujijiten.web.fc2.com/gaikokusei.html

facebookで発見した「皇甫」さんは、日本語で文章を書いていますし、友達欄を見ても日本で生活をしています。
これをどのように扱うかは判断に迷います。

他の一字姓、例えば「王」などは全て除いてしまっています。
「王」や「郭」という姓であっても完全に日本で生活し、その姓のまま帰化しているのであれば”日本の姓”だと考えたいところなのですが、実数が判断できないので「実在苗字(名字)辞典」にならって除いてしまっているのです。

それにのっとると「皇甫」も同じ扱いかな…という気がするのですが。
「皇」も「甫」も日本で普通に使われる漢字ですし、「こうほ」というのも読めますので、「皇甫」は日本の姓として扱おうかなと思います。

下記の方は「皇甫」で「ふぁんぼ」となっています。
https://mainichi.jp/articles/20161025/dde/012/070/005000c

「皇浦」は全国で福岡県に1件のみとなっていました。
「実在苗字(名字)辞典」に載っていたものです。
大阪府で「こうら」となっています。
https://www.kensetumap.com/company/348441/profile.php

下記の方も「皇浦」さんです。
「koura」となっています。
「皇甫」の誤記ではないですね。
http://dk-pilates.jp/instructor/kourakasumi.html

これだけだと「こうら」か「こううら」か判断できませんが、全国で1-2件しかないだろう姓なので、「こうら」で統一しておきます。

2018年10月26日金曜日

河内山に関して

「河内山」は「こうちやま≫かわちやま」として載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「かわうちやま」があるそうです。
https://start-work.net/clipwork/kaigoshisetsu/detail/4570202285

自分でも探してみました。
https://www.facebook.com/misato.kawautiyama.3

この読みもありそうです。
「かわちやま」と「かわうちやま」を分けるべきかという問題ですが、発音した印象が異なるので分けるべきかと思います。

2018年10月25日木曜日

耕西に関して

「耕西」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件。
石川県で3件で、他は大阪府と岡山県に1件ずつです。

「実在苗字(名字)辞典」では「こうにし・こうざい」となっていました。

「こうにし」と読んでいる方です。
https://www.facebook.com/miwa.kounishi

こちらは小学生の陸上記録からです。
他でもすべて「こうにし」となっています。
http://gakudoubu.webcrow.jp/20101103program/REL047.HTM

上記はいずれも岡山県在住の方々のようです。
すなわち岡山県では「こうにし」のようです。

「実在苗字(名字)辞典」に載っていた「こうざい」の根拠です。
http://www.kouzai.jp/about.html
大阪府です。
店名が「こうざい」で、責任者が「耕西」となっています。

最多である石川県の「耕西」さんです。
https://www.facebook.com/wa.wa.wa.wachiwawa
読み方不詳ですが、友達欄に「Kohnishi」さんがいるので、この方も「こうにし」なのではないかと思います。

「住所でポン!」で見つけた「耕西」さんを全てフルネーム検索しましたが、読み方の確認はできませんでした。

「こうにし」は確かだと思うのですが、「こうざい」はもう少し調べておきたいです。
店名が「こうざい」というだけでは納得しにくいところがあります。

2018年10月24日水曜日

小路方に関して

「小路方」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件のみ。
岩手県に2件と、埼玉県に1件です。

これだけ少ないと、おそらく1-2家系しかないのではと想像します。

「実在苗字(名字)辞典」では「こじかた」と「こうじかた」として併記されていました。

「こじかた」の具体例です。
本人が「こじかた」ですと書いてあるので、間違いないでしょう。
千葉県の方のようです。
https://www.to-ki.jp/kojikata/notebook.asp?p=20

「こうじかた」の具体例です。
茨城県の方のようです。
http://rschrdb.db.aist.go.jp/cgi-bin/worker_detail.cgi?call=namae&rw_id=M60740992

いずれも正しそうですが…
これだけ稀少な姓で、「こじかた」と「こうじかた」を分けるべきかどうかというところは悩みますね。

ここまで載せてきたものとしては、「小路」、「小路口」、「上小路」、「古小路」、「中小路」、「西小路」、「浜小路」、「横小路」、「後小路」、「北小路」。
更に有名な五文字姓である「勘解由小路」があります。
ここまでで「小路」を「こじ」と読んでいるのは「小路口」しかありません。
後は「こうじ」もしくは「しょうじ」です。

悩みます。
例えば、「狩野」のような姓である場合、「かの」と「かのう」は分けていません。
「かのう」で統一しています。
(もちろん「かりの」は別です)
また「石郷岡」は「いしごうおか」としています。
「いしごおか」という読みもあり、五十音順にすると位置が変わってしまうのですが、同一の読みとしています。
これらを同一として扱っている理由は耳で聞いたとき、違いがよく分からないと思うからです。

ただ、「こじかた」と「こうじかた」は異なって聞こえる気がします。
千葉県と茨城県なので同一家系ではないのかもしれません。
このふたつは分けることにします。

2018年10月23日火曜日

小澄に関して

「小澄」は「こすみ」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報で、これ以外の稀少な読みとして「おずみ」が載っていました。
https://www.kensetumap.com/company/314883/profile.php

間違いなさそうですが、自分でも探してみました。
下記の方を発見しました。
https://ci.nii.ac.jp/nrid/9000018794261

この読みを追加します。

2018年10月22日月曜日

小垂に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「小垂」はもともと「こたれ」となっていました。
これ以外に「こたる」と「おたる」という読みも見つかり、現在では「こたれ・こたる・おたる」の併記となっています。

読めないことはないですが、読もうとするといずれもちょっと難しいかなとおもいます。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で23件。
最多は兵庫県の8件で、その近隣県に広がっているようです。

やや難読なので、少しずつ読みが変化してしまったのでしょうか?

まずは「こたれ」から。
https://www.facebook.com/takashi.kotare

続いて「こたる」。
http://researchers.koka.ac.jp/profile/ja.dae9d748e69c47be.html

更に「おたる」。
https://www.facebook.com/natsuki.otaru

いずれもfacebookで複数の方々を確認できたので大丈夫だと思います。
割合も1/3ずつくらいで良いかと思います。

2018年10月21日日曜日

五町に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「五町」は「ごちょう」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「ごまち」があるそうです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shasetaikai/2007.2/0/2007.2_1447/_pdf/-char/ja
他の論文でも「ごまち」となっていました。
10年前なので少し古い気がしますが、実在は確かでしょう。

facebookでは別の「ごまち」さんを発見しました。
https://www.facebook.com/kazuo.gomachi

この読みを追加します。

2018年10月20日土曜日

古徳に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「古徳」は「ことく」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「ふるとく」があるそうです。
https://www.facebook.com/furutoku.aki

facebookでは他にも同じ読みの方がいたので、間違いなさそうです。
数は多くなさそうです。
この読みを追加します。

2018年10月19日金曜日

古仲に関して

「古仲」は「こなか」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外に「ふるなか」という読みがあるそうです。
http://www.geocities.jp/kandai_volleyball/profil/profi_2017_10.htm

自分でも探しました。
https://www.facebook.com/takamitsu.furunaka

確かにこの読みもありそうです。
追加します。

2018年10月18日木曜日

小薮に関して

「小薮」は「こやぶ」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「おやぶ」があるそうです。
https://www.facebook.com/mcnoyb1959

上記のページから探したものが下記です。
http://oyabuenglishlab.strikingly.com/#_7

確かに「おやぶ」という読みもありそうです。
追加します。

2018年10月17日水曜日

高内に関して

「高内」は「たかうち」と読むことが多いのですが、「こうない」という読みもあります。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、それ以外に「こうち」という読みもあるそうです。
http://www2.odn.ne.jp/tsushima/99_blank003.html

同じ方がfacebookでも見つかりました。
https://www.facebook.com/yoshinobu.kochi.7

この読みもありそうです。
追加します。

2018年10月16日火曜日

都丸に関して

「都丸」は「とまる」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「つまる」があるそうです。
http://comodohome.com/blog/funabashi/v.html

他のページでも「つまる」になっていました。
http://gaiheki-paintplaza.com/diary/b_diary/funabashi11.html

本名で良さそうですね。
この読みを追加します。

2018年10月15日月曜日

能村に関して

「能村」は、「のうむら」もしくは「のむら」で載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「よしむら」があるそうです。
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/nutri/www/homepage/member/member2011.html
http://www.techplaza.city.higashiosaka.osaka.jp/cgi-bin/recruit.php/1/detail/430

いずれも問題がなさそうです。
この読みも追加します。

2018年10月14日日曜日

上郎に関して

「上郎」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に4件。
全て神奈川県でした。
横浜市南区と藤沢市に2件ずつなので、1家系だけなのかもしれません。

読み方は「こうろう」だそうです。
https://www.juntendo.ac.jp/graduate/kenkyudb/search/result_list.php?mr=kana&page=184&sort=2

下記の方は、その先祖にあたるのでしょう。
こちらは「こうろ」となっています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E9%83%8E%E6%96%B0%E4%BA%8C

似たような姓で、「上良」があり、こちらは「かみりょう」と読むことが多く、他に「うえら」や「ころ」、「こうろ」という読みがあります。

「上良」で「こうろ」であれば、「上郎」も「こうろ」で統一すべきなのかなとも思いましたが、「上良」で「こうろ」と読むのは福井県で多いそうです。

すなわち「上良」と「上郎」には関係がないのではないかと思うのです。
それであれば「上良」は「こうろ」で、「上郎」は「こうろう」であっても良いかなと思います。

2018年10月13日土曜日

奥梠に関して、幽霊苗字かも?

「興梠(こうろぎ)」姓の話題からの派生です。

「梠」を用いた姓としては「興梠(こうろぎ)」に似たものばかりだと書きました。
確認がとれたものとしては他に「高梠」と「奐梠」しかありませんでした。

他に「実在苗字(名字)辞典」では「奥梠」が載っていました。
宮崎県には「奥梠(おくろ)橋」があったそうです。
http://www.hashinohi.jp/miyazaki/ishibashi/syousai/22.html

ウェブの「写録宝夢巣」で、「奥梠」は全国で大阪府に1件のみですが、2000年版までしか確認できません。

googleで検索すると、「奥梠」で「こうろぎ」と読んでいる方が見つかりました。
http://www.kumariku.org/04/kekka/4,17sinaikoukou/REL014.HTM

ただ、この方はおそらく下記の方と同一人物です。
高校名が一致します。
https://www.facebook.com/taira.kourogi
そのため、「奥梠」は誤記で「興梠」が正しいのだと分かりました。

以上から「奥梠」は幽霊苗字の可能性があると思います。

2018年10月12日金曜日

こうろぎと読む二文字姓に関して、幽霊苗字かも?

本日も「こうろぎ」と読む姓の続きです。
残った二文字姓です。
「実在苗字(名字)辞典」「興呂」、「趣梠」、「興侶」、「奐梠」が載っていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「興呂」が全国で2件で「奐梠」がゼロでした。
他は全て全国で1件のみでした。

「奐梠」は下記の方。
「こうろき」となっていますが、濁点の有無はそれほど重要視しなくても良いでしょう。
https://www.facebook.com/yuuko.kouroki

「奐」はJIS第2水準ですが、この漢字を用いた苗字は「奐梠」だけのようです。
「梠」も、この「興梠」から派生した苗字以外ではほぼないようです。
おそらく全国で1家系しかないのでしょうが、珍しい漢字を用いた姓という意味で二重に貴重です。

「興呂」は「写録宝夢巣」で徳島県と熊本県に1件ずつとなっているのですが、それらはどちらも実在が確認できませんでした。
facebookでは下記の方々が見つかりました。
読み方ははっきりしませんが、「興呂」だけは「こうろぎ」ではなく「こうろ」なのではないかと思います。
https://www.facebook.com/tkorosuke
https://www.facebook.com/junon.koro

「興侶」は和歌山県に1件のみとなっているのですが、確認できませんでした。

「侶」を用いた姓は他に「長侶(ながとも)」しかありません。
「長侶」は福井県に多い姓で下記の方など。
https://www.facebook.com/ryo.nagatomo.58

なんとも言えませんが、「興侶」は幽霊苗字の可能性があると思います。

「趣梠」ですが、こちらは九州から遠く離れた北海道に1件のみ。
2012年版の「住所でポン!」でも確認できますが、読み方が不明です。
「興」とはだいぶ漢字が異なっていますが、「興味」→「趣味」みたいな変換なのでしょうか?
これも保留します。

2018年10月11日木曜日

こうろぎと読む三文字姓に関して、幽霊苗字かも?

ここまでで「こうろぎ」と読む姓として、「興梠」、「興呂木」、「神路祇」、「高梠」、「奥呂木」を紹介してきました。
いずれも九州南部に多く、「興梠」からの派生と考えらえます。

「実在苗字(名字)辞典」には他に「高路木」、「高呂木」、「小路木」、「興呂」、「趣梠」、「興侶」、「奐梠」が載っていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「興呂」が全国で2件で「奐梠」がゼロでした。
他は全て全国で1件のみでした。
多いので、本日は三文字姓だけを検討します。

まずは「高路木」から。
大分県に1件だけであり、その方をフルネーム検索したところ下記のページがヒットしました。
http://www.bungo-ohno.jp/docs/2015011900483/file_contents/bungoohno112.pdf

facebookでは下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011015858127

別に下記の方も発見しました。
http://jglobal.jst.go.jp/public/200902129245953300

これらだけでは実在の確認がとれるのですが、読みがはっきりしません。
facebookで下記に発見した方は友達もゼロで顔写真もなしでタイムラインもなしなのですが、フルネームが上記と一致するので大丈夫かなと思います。
それからすると、やはり「こうろぎ」と読むのではないかと思います。
全国で1件だけだと、これ以上は無理です。
https://www.facebook.com/h.korogi

次は「高呂木」。
こちらは熊本県で1件のみですが、下記で確認がとれます。
「こおろぎ」となっていますが、「こうろぎ」で統一します。
https://www.kensetumap.com/company/485645/profile.php
https://www.facebook.com/shino.kohrogi

次に「小路木」。
こちらは宮崎県に1件のみですが、「住所でポン!」では2012年版でも確認できます。
しかし残念ながら読みが分からず、他も見つかりません。
これだけは保留します。

続きは後日。

2018年10月10日水曜日

奥呂木と高梠などに関して、幽霊苗字かも?

「こうろぎ」と読む苗字に関する話題を続けます。

「興梠」は「こうろぎ」と読むことが多いのですが、似たような姓がいろいろとあります。
「興呂木」はすでに紹介しました。
これは分かりやすいです。
「梠」を「呂」と「木」に分けているだけですから。

「奥呂木」という姓もありました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で9件。
うち宮崎県で8件でした。

「興梠」も宮崎県で最多で、「興呂木」は圧倒的に数が少ないのですが最多は熊本県でした。
「奥呂木」もそこから派生した姓だと考えて間違いないでしょう。
「実在苗字(名字)辞典」では「おくろぎ>こうろぎ★・こおろぎ」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「こうろぎ」と「こおろぎ」は同じものと考えて良いでしょう。
「奥呂木」で「こうろぎ」と読んでいる方です。
https://www.facebook.com/kourogi.aika
https://www.facebook.com/aimi.kourogi

「奥呂木」で「おくろぎ」と読んでいる方です。
https://www.facebook.com/makoto.okurogi

割合までは分かりませんが、どちらも確かにありそうです。
「興梠」→「興呂木」→「奥呂木」となったことが推測されます。
そして「奥呂木」で「こうろぎ」は難読すぎるので平易なものに読みかえたのでしょうね。

「高梠」は全国で熊本県に4件のみ。
こちらも「こうろぎ」という読みが確認できます。
「興」を「高」に変えたんでしょうかね?
https://www.facebook.com/tatsunori.koorogi

もうひとつ「興梠木」というものもありました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件です。
「興梠」と「興呂木」を足してしまったような姓です。
いかにもありそうですが、「写録宝夢巣」で見つかった方を全てフルネーム検索しましたがヒットしませんでした。
facebookでは下記の方だけがヒットしました。
https://www.facebook.com/ivohideki.korogi

ただ、この方は日本在住でなさそうですね。
「いいね!」を押している方も全て漢字表記ではありませんでしたし。
「興梠木」という姓はあるのかもしれませんが、日本国内で名乗っている方がいない場合は”日本の苗字”と呼びにくいと思います。
これだけは保留にしておきます。

2018年10月9日火曜日

興呂木と神路祇に関して

「興梠」という姓があります。
一見すると珍しそうですが、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で1,181件。
最多の宮崎県だけでも563件。
全国に6,300人ほどもいると推定されています。

読み方は「こうろぎ」が主ですが、稀少な読みとして「こうろ」もあります。

今回は、「こうろぎ」と読む姓をまとめて調べました。
読み方について、特に断りがなければ「こうろぎ」だと思ってください。

まずは多い方から。
「興呂木」は全国で15件。
うち熊本県で12件です。
「興梠」とは異なり、「梠」ではなく「呂」というところがポイントですね。
「梠」という漢字を「呂」と「木」に分けたということなのでしょう。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011615341292
https://keirin-station.com/keirindb/player/detail/014563/

次に「神路祇」。
全国に9件で、大分県に6件です。
アルファベットでは「koorogi」となっていますが、漢字から考えても「こうろぎ」で良いと思います。
おそらくこれらの姓は全て「興梠」から派生しているものと考えられるからです。
https://www.facebook.com/daisuke.koorogi

長くなるので、続きは次回。

2018年10月8日月曜日

黒豆に関して

「黒豆」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で8件でした。
そのうち5件が大分県だったので、ここに由来があるのでしょう。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、読み方は「くろうず」だそうです。
https://www.city-nakatsu.jp/infodoc/2017032300211/

上記のページも、やはり大分県のものです。
少なくとも最多の大分県では「くろうず」なのではないでしょうか?

他に「くろまめ」や「くろず」という読み方も載っていましたが、確認できませんでした。
確認できるまで、苗字としての「黒豆」の読みは「くろうず」のみとしておきます。

2018年10月7日日曜日

金鋳に関して

「金鋳」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で福井県に2件あるのみです。
旧字体の「金鑄」は載っていません。

「鋳」という漢字を用いた姓は10種類くらいありますが、最多は「鋳鍋」で、旧字体の「鑄鍋」と併せて全国に25件です。
要するに「鋳」を用いた姓というのはかなり少ないということです。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、「かねと」と読むそうです。
https://www.city.fukui.lg.jp/sisei/kohou/kohousi/p017105_d/fil/1464.pdf

自分でも探しました。
上の方とは別人かもしれませんが、同じ福井県です。
https://berd.benesse.jp/berd/center/open/chu/view21/2004/10/c04ejug_06.html

全国に2件のみなので、読み方は「かねと」で確定でしょう。
どちらも「金鑄」になっていましたが、「金鋳」に併記する形にします。

2018年10月6日土曜日

岩城に関して

「岩城」は「いわき(いわしろ)」として載せていました。
全国で25,000人ほどの苗字です。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、「いわじょう」という読みがあるそうです。
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b214933.html
こちらは訳者なので、ペンネームの可能性があります。

https://www.facebook.com/narito.iwajo
こちらは本名のようですが、友達欄に「岩城」で「いわしろ」と読む方がいました。
ひょっとしたら趣味でつながっているだけの非血縁者かもしれませんが…
それ以外に同姓の方はいません。

http://www.aep.co.jp/stock_shop_detail.php?tgtid=29
こちらは「イワキ株式会社」の「岩城(いわじょう)」さんです。
上のfacebookの方も富山県でしたが、こちらも富山県です。

他には見つけられませんでしたが、おそらく「いわじょう」という読みはあるのだと思います。
追加します。

2018年10月5日金曜日

入内嶋に関して

「入内嶋」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で37件。
うち神奈川県に33件が集中しています。

読み方は「いりうちじま」しかないと思っていたら、「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると「いなじま」という読みがあるそうです。
http://www.c-s-c.jp/ir/I-00019/index.html

集中している横浜市泉区の電話帳では、全て「いりうちじま」でした。
facebookでも「いなじま」という読みは見つけられませんでした。

ただ、この読みがあることは間違いなさそうです。
追加します。

2018年10月4日木曜日

小金沢に関して

「小金沢」は「こがねざわ」としか読めませんでした。

しかし、「実在苗字(名字)辞典」の更新情報に「こがなざわ」という読みが出ていました。
https://ci.nii.ac.jp/naid/130003951912/

論文でも確認できました。
昭和62年のものなのですが、同一人物だと思われる方のfacebookも発見しました。

この読みはあるようです。
「こがねざわ」とは分けるべきでしょうね。

2018年10月3日水曜日

国府に関して

「国府」は「國府」と併せて、「こくぶ≫こう」として載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「こうの」があるとなっていました。

驚きましたが、確かに友達欄にも同姓の方がいました。

下記のページも発見しました。

確かに、この読みもあるようです。
追加します。

2018年10月2日火曜日

小玉に関して

本日も「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「小玉」は全国で25,000人ほどいる苗字です。
読み方は「こだま」で載せていましたが、これ以外の稀少な読みとして「おだま」があるそうです。
https://iwatetabi.jp/meister/profile/101.html

他でも確認がとれました。
10,000人以上の姓で、新規の読みが見つかるのは最近では少なくなってきました。
ちょっと嬉しいです。

2018年10月1日月曜日

古堀に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「古堀」は「こぼり」という読みで載せていました。
これ以外に「ふるぼり」という読みがあるそうです。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000313780/stylist/T000303516/

facebookでも他に見つかりました。
それほど多い読みではないと思いますが、実在するようです。
追加します。