2018年10月24日水曜日

小路方に関して

「小路方」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件のみ。
岩手県に2件と、埼玉県に1件です。

これだけ少ないと、おそらく1-2家系しかないのではと想像します。

「実在苗字(名字)辞典」では「こじかた」と「こうじかた」として併記されていました。

「こじかた」の具体例です。
本人が「こじかた」ですと書いてあるので、間違いないでしょう。
千葉県の方のようです。
https://www.to-ki.jp/kojikata/notebook.asp?p=20

「こうじかた」の具体例です。
茨城県の方のようです。
http://rschrdb.db.aist.go.jp/cgi-bin/worker_detail.cgi?call=namae&rw_id=M60740992

いずれも正しそうですが…
これだけ稀少な姓で、「こじかた」と「こうじかた」を分けるべきかどうかというところは悩みますね。

ここまで載せてきたものとしては、「小路」、「小路口」、「上小路」、「古小路」、「中小路」、「西小路」、「浜小路」、「横小路」、「後小路」、「北小路」。
更に有名な五文字姓である「勘解由小路」があります。
ここまでで「小路」を「こじ」と読んでいるのは「小路口」しかありません。
後は「こうじ」もしくは「しょうじ」です。

悩みます。
例えば、「狩野」のような姓である場合、「かの」と「かのう」は分けていません。
「かのう」で統一しています。
(もちろん「かりの」は別です)
また「石郷岡」は「いしごうおか」としています。
「いしごおか」という読みもあり、五十音順にすると位置が変わってしまうのですが、同一の読みとしています。
これらを同一として扱っている理由は耳で聞いたとき、違いがよく分からないと思うからです。

ただ、「こじかた」と「こうじかた」は異なって聞こえる気がします。
千葉県と茨城県なので同一家系ではないのかもしれません。
このふたつは分けることにします。

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