2015年9月30日水曜日

太に関して

本日は一字姓の「太」に関してです。
この苗字に関しては、かなり悩んでいました。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、鹿児島県に4割が集中しています。
他は全国に散見していますが、5件以上あるのが、福島県、東京都、神奈川県、新潟県、大阪府、兵庫県、沖縄県でした。
人口の多い都会ではある程度の件数があっても不思議ではないです。
事実、東京都などは細かく見ても、あまり集中はなかったです。

鹿児島県は徳之島に集中していました。
福島県はいわき市に集中していました。

それ以外は特に集中している地域はなさそうでした。
要するに「太」という苗字はその2ヶ所が元になっているのではないかと考えます。

ちなみに「苗字の読み方辞典」では「太」の読み方として「ふとり>ふと・たい」となっていました。

そちらの方に確認し、調べてもらったところ「たい」という読み方は石川県金沢市に3件あったということでした。

自分で確認してみると、「ふとり」と「ふと」は見つかりました。

「ふとり」はやはり鹿児島県出身の方で見つかりました。
「ふと」は福島県いわき市の方でした。

「ふと」は見つけにくいと思うので、facebookで確認できた方を挙げておきます。
https://www.facebook.com/katsuya.futo

これらから分かったことは、少なくとも半数(鹿児島県と沖縄県を合わせた数)は、おそらく「ふとり」で、全体の1割ほどを占める福島県の分は「ふと」という読みだということです。

それ以外は分かりませんが、私の持っている電話帳では「ふとり」という読みだけが確認できました。

おそらく「ふとり>ふと」は確かでしょうが、「たい」という読みはあったとしても1割未満なのではと推測します。
なぜ、そこにこだわるかというと私自身が「たい」という読みを確認できなかったからです。
1割未満の読みなら、そこまで気にしないのですが、1割以上だと見つけておきたいという思いがあるのです。
ただ、見つけられなかったので、「太」に関しては「ふとり>ふと」としておきます。

2015年9月29日火曜日

納田に関して

「納田」は「のうだ」という読みで載せていました。

「納」は「のう」と読むので、別に不思議な読みではありません。

「苗字の読み方辞典」の更新情報で、これ以外に「のだ」という読みが載っていました。
http://www.kepco.co.jp/corporate/csr/contribution/boat/women/member/18.html

しっかりとふりがなも出ているので、確かそうです。
この方以外は見つかっていないので、不安はありますが…

これまでに載せた苗字を見てみると、ほとんどは「納」を「のう」と読んでいる苗字ばかりでしたが、「納村」という苗字が「のうむら>おさむら・のむら・(なむら)」となっていました。

「納」を「のう」ではなく、「の」と読む苗字が他にもあるわけです。

「納田」は「のうだ・(のだ)」とすることにしました。

2015年9月28日月曜日

西迫に関して

「西迫」は「にしさこ」という読みで載せてありました。


「苗字の読み方辞典」の更新情報で、新たに「にしせこ」という読みが載っていました。
http://www.will-law.com/page/intro_m3.html


大きくふりがなが載っているので、これだけでも間違いないと思います。
facebookでも「にしせこ」という読みの方を発見したので、大丈夫だと考え、追加しました。

2015年9月27日日曜日

森宗に関して

「森宗」は「もりむね」として、既に載せてありました。


「苗字の読み方辞典」の更新情報では、新たに「もりそう」という読みが載っていました。
https://www.facebook.com/yumi.morisou


他にも何人か「もりそう」という読みの方がいたので、これも間違いないと考え、追加いたしました。

2015年9月26日土曜日

万代に関して

「万代」は「まんだい>ばんだい」という読みで載せていました。


「万」と「萬」は新字体と旧字体の関係にあるのですが、読み方が揃っていないこともあり、別々の漢字として扱っています。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/10/blog-post_22.html


ちなみに「萬代」は「まんだい>ばんだい・(ましろ・よろずよ)」として載せています。


実数としては「万代」の方がずっと多いのですが、読み方のバリエーションとしては「萬代」の方が多いというのが面白いところです。


ここで「苗字の読み方辞典」の更新情報に、「万代」の読みとして「まんしろ」という読みが載っていました。
https://www.facebook.com/akihisa.manshiro


facebookでは何人かいるので、実在は確実のようです。


ちなみに「萬代」では「ましろ」はあっても「まんしろ」はないようです。
これらから、やはり「万代」と「萬代」は別々の苗字として扱うべきだなと再認識しました。

2015年9月25日金曜日

西端に関して

「西端」は「にしばた」と読むことが多いです。
他に稀少な読みとして「にしはな」と「にしべり」を載せていました。

「苗字の読み方辞典」の更新情報で、これ以外に「にしはし」という読みが載っていました。
https://www.facebook.com/yuri.nishihashi.71

よく考えれば、「端」を「はし」とする読み方があるのは当然のことのようです。
この読み方も追加しておきます。

2015年9月24日木曜日

仲真と仲眞に関して

「仲真」と「仲眞」は「なかま」という読みで載せていました。
沖縄県に集中している苗字です。


「苗字の読み方辞典」の更新情報で「仲眞」に「なかしん」という読みが載っていました。
https://www.facebook.com/daisuke.nakashin


facebookでも数人が確認でき、アダ名などではなさそうだったので、新規の読みとして加えることにしました。


「仲真」では確認ができませんでしたが、稀少な読みではよくあることです。

2015年9月23日水曜日

塩飽に関して(訂正)

「塩飽」は以前に「しわく・(しおあく)」として紹介しました。

http://new5g00.blogspot.jp/2014/04/blog-post_2.html

「塩飽」は難読ですが、「しわく」と読むことが多いです。

瀬戸内海に「塩飽(しわく)」諸島があります。

「しあく」という読みも実在しますが、さすがにこれを別の読みと考えたくはありません。

稀少な読みとして「しおあく」があります。
こちらも実在を確認できました。
「しおあく」ならば、別の読みと考えて問題ないと思います。



「苗字の読み方辞典」の更新方法に、「しあき」という読み方が載っていました。
よく考えると、「塩飽」は「しあき」の方がまだ自然な読みな気もします。

http://www.chugin.co.jp/03corp/pdf/disc2003pdf/p48.pdf

facebookでも何人か発見したので、この読みも追加しておきます。


それよりも更に普通そうな「しおあき」という読みも見つけました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/koichiro.shioaki

2015年9月22日火曜日

桧原と檜原に関して

「檜」は「桧」の異体字です。
下記でもまとめましたが、旧字体と新字体の関係というわけではありません。
「会」と「會」、「絵」と「繪」がそれぞれ新字体と旧字体の関係にあるので、それにならったのです。

http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_19.html


それなので現時点では「桧原」と「檜原」は併記して、表に載せています。

これまでは「ひはら>ひのきはら・(ひのはら)」としていました。

「苗字の読み方辞典」での現在の記載内容です。

「桧原」は500人で、「ひはら・ひのきはら・ひわら(ひばら・ひのはら)」となっていました。

「檜原」は510人で、「ひはら・ひのきはら・ひわら>ひばら(ひばる・ひのはら)」となっていました。

私は、以前の「苗字の百貨店」を用いたデータを修正しながら表に載せているので、少しずつずれが出てしまいます。

「ひわら」と「ひばら」は「ひはら」に含まれると考えて問題ないでしょう。

そうすると後は、「檜原」だけの読み方である「ひばる」の検討だけになります。

結果、「檜原」で「ひばる」という読み方は確認できました。
https://www.facebook.com/hibaru.seiji

「桧原」で「ひばる」と読むものは見つかりませんでしたが、それは珍しいことではありません。
きわめて稀少な読みの場合、旧字体でしか見つからないことも珍しくないからです。

「原」を「ばる」と読むケースは、以前も書きましたが九州地方に多いものです。
http://www.shochian.com/harubaru.htm

ただ、「檜原」を「ひばる」と読む方が、そちらの出身かどうかは分かりませんでした。

2015年9月21日月曜日

谷出に関して

「谷出」は「たにで」という読みで載せていました。

「たにいで」という読みは、いかにもありそうですが、見つかりませんでした。
ちょっと他の読み方はなさそうですよね。

これ以外に「だにいで」という読みがあると教えていただきました。

紙の電話帳でいうと、広島県で「谷」と「谷川」の間にあったそうです。
これだけなら濁点がついてもつかなくても良さそうですが…

facebookが見られる方はぜひ見てください。
広島県から来た「谷出(だにいで)」さんという記載があります。
https://www.facebook.com/reha.sanpo/posts/1640639539482015

これは間違いなさそうです。

同一人物と思われる方の論文が下記にあります。
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000258421310

フルネームで検索すると、「だにいで」と「たにいで」と出てきますが、上記のfacebookでわざわざ「だにいで」となっているので、そちらが正しいのでしょう。

なぜ、濁点がつくのかの由来が知りたいところです。

2015年9月20日日曜日

八崎と八嵜に関して

「八崎」は「苗字の読み方辞典」で「はっさき(石川)・やつざき(大分)(やざき・はちざき・はつさき・やさき)」となっていました。




ちなみに「八嵜」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、千葉県に1件あるだけでした。
こちらは「やつざき」だそうです。


まず、「はっさき」と「やつざき」はともに見つかります。
「写録宝夢巣」でも大分県と石川県と、その隣接する富山県に多いので、そこではそれぞれ「やつざき」と「はっさき」と読むことが多いという解釈で良いでしょう。


「はつさき」は「はっさき」に含まれると考えます。


「はちざき」もありました。
ある程度の数はありそうですが、やはり「はっさき」と「やつざき」に比べると、少ないようです。


facebookで見ると、「やさき」も「やざき」も見つかります。
「やさき」の方が多そうですが、「やざき」は「矢崎」という苗字がひっかかってしまうからかもしれません。


日本語の発音としては「やさき」より「やざき」の方が自然な気がします。


ここは「矢崎(やざき)」に併せて「八崎」も「やざき」としておこうかと思います。


要するに「八崎」は「はっさき(大分)・やつざき(石川)・(はちざき・やざき)」となるということです。




次に「八嵜」です。
もちろん実在する苗字です。
下記の記事などで確かめられます。


http://www.yakuji.co.jp/entry3182.html
http://koseikai-tokyo.com/?p=11107&cat=13




facebookでは下記の方が千葉県在住の「八嵜(やつざき)」さんとなっていました。
https://www.facebook.com/mayuko.yatsuzaki


ひとりだけですが、確かそうです。


しかし、ここでもうひとり見つかりました。
https://www.facebook.com/yazaki.akiko.1


神奈川県川崎市出身の「八嵜(やざき)」さんです。
こちらも実在は確かそうです。


まず、これでやはり「八崎」も「やさき」ではなく、「やざき」で良いのではないかと考えます。
他に「矢崎」と「矢嵜」も「やざき」という読みで載せていますので。


そこで「八嵜」は「やざき」と「やつざき」のふたつの読みがあるということになるわけです。
この「やざき」は新規の読みです。
全国に1件の苗字で読み方がふたつあるというのは不自然のようですが、実人数はもっといるに違いなく、間違いではないと思います。


「八崎」の稀少な読みとして「やざき」を挙げたのですが、稀少だとしても「八嵜」よりは数があるので、「八嵜」のふたつの読みはいずれも実数欄を空欄にしておきます。

2015年9月19日土曜日

種山に関して

「種山」は普通に「たねやま」と読みますが、稀少な読みとして「くさやま」もあると書かれていました。


以前に自分で探したところ、「くさやま」という読みが見つからず、載せていませんでした。


実際に「くさやま」という読みがあるのを教えていただきました。


http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?isbn=9784876981120


本の著者ですが、元・弘前大学の教授と書いてあります。
本名である可能性は高いと思います。
1931年生まれの方なので、かなり高齢です。




こちらは近畿のアマチュアの囲碁棋士の方です。
http://www.pairgo.or.jp/amateur/10th/playersj.htm


こちらも本名と考えて良いでしょう。
2013年の時点でも活躍されていますから、現存している苗字だと考えます。
http://blog.goo.ne.jp/osakaigo/m/201309


これらの情報から「種山」に「くさやま」という読みも加えることにします。

2015年9月18日金曜日

杉生に関して(訂正)

以前にまとめた「杉生」のその後です。

http://new5g00.blogspot.jp/2015/08/blog-post_18.html

「杉生」は「苗字の読み方辞典」で「すぎう >すぎお(すぎしょう・すぎゅう)」となっていました。


いわゆる「◯+生」の苗字です。


「すぎう」と「すぎお」は実在を確認できました。


「◯+生」というと、どうしても「柳生(やぎゅう)」や「桐生(きりゅう)」、「羽生(はにゅう)」を思いだしてしまい、「杉生」でも「すぎゅう」と読むのではないかと考えてしまったのですが、そんなことはなく「すぎう」でした。


「すぎしょう」は見つかりませんでした。


実は「すぎしょう」ではなく、「すぎせ」だったとのことです。
「苗字の読み方辞典」の方でも「すぎしょう」という読みは削除されました。

https://www.facebook.com/kumiko.sugise

facebookでは何人も見つかりますし、間違いないと思います。

改めて「杉生」は「すぎう>すぎお・(すぎせ)」といたします。

2015年9月17日木曜日

橋向に関して

「橋向」は「苗字の読み方辞典」で「はしむかい(北海道)>はしが★(大分)(はしむこう・はしむこ・はしむき)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ちなみに以前の「苗字の百貨店」では「はしむかい>はしむこ(はしが(大分))」となっていました


ちなみにウェブの「写録宝夢巣」では北海道に最も多く、次が隣接しあう石川県と福井県です。
その3件だけで6割ほどを占めます。

他にも全国で散在しているのですが、大分県がそれほど多いということはないようです。

「はしむかい」という読みは確かに多く、実在も簡単に確かめられます。

「はしが」という読みも確認できますが、facebookで調べた限りでは、「はしむかい」や「はしむこ」よりも少ないようです。

おそらく「はしが」は1割未満なのではないでしょうか?
確かに大分県にそのように名乗っている方はいましたが…

これまでの通り、苗字の最後の語を伸ばすか伸ばさないかということにはこだわっていないので、「はしむこ」と「はしむこう」は同じものと考えたいです。
問題はどちらをとるかです。

普通に考えると「はしむこう」が正しい気がします。

「はしむこ」という読みは下記のように実在はします。
http://www.fukui-jaaf.com/040_record/result.php?id=268&ca=trk&cl=%E7%94%B7%E5%AD%90%E9%AB%98%E6%A0%A1&ev=%EF%BC%93%EF%BC%90%EF%BC%90%EF%BC%90%EF%BD%8D%EF%BC%B3%EF%BC%A3


facebookで見ると、「hashimukou」よりも「hashimuko」の方が圧倒的に多いようですが、「はしむこう」という読みであっても「hashimuko」としてても不思議はないので何ともいえません。

悩みますが、おそらく「はしむこ」の方が多いのではないでしょうか?
すなわち、以前の「苗字の百貨店」での記載が全面的に正しいのではないでしょうか?
「はしむこ」はやはり石川県や福井県に多そうでした。

とりあえず「橋向」は「はしむかい(北海道)>はしむこ・(はしが(大分))」としておきます。

2015年9月16日水曜日

能崎と能嵜に関して

「能崎」は「苗字の読み方辞典」で「のざき(のうざき・よしざき)」となっていました。
ちなみに以前の「苗字の百貨店」では「のざき・のうざき(のうさき・よしざき)」となっていました。

これまで通り、「のざき」と「のうざき」は分けて考えたいと思います。

問題は「のうざき」がどれくらいあるかということです。

検索してみると、「nozaki」の方が「nouzaki」よりも多そうですが、「nozaki」というつづりの中にも「のうざき」というひともいるだろうということを考えると、「のうざき」という読みが1割未満の稀少なものであるという印象でもありません。

「能崎」は「のざき>のうざき」くらいなのかなという印象です。

「よしざき」と名乗っている方もいそうではあるのですが、実在すると自信を持っていえるほどの証拠が得られなかったので、これは見送りたいと思います。


「能嵜」は「崎」を異体字である「嵜」に変えた苗字です。
ウェブの「写録宝夢巣」ではないのですが、下記で確認できます。
http://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/25/23/101.html

おそらく全国に1件程度のすごく稀少な苗字ではあるのでしょうが、実在は確かそうです。
問題は読み方です。
調べましたが、分かりませんでした。

いちおう「能崎」の多い方の読みに習い、「能嵜」も「のざき」としておきます。
(全国で1件あるかないかの苗字なので、複数の読みはないものと考えます)

2015年9月15日火曜日

野端と能宗に関して

「野端」は「苗字の読み方辞典」で「のばた」となっていました。

もちろん、この読みの実在は確認できます。

他にないかと探したところ、「のはし」という読みを発見しました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/eri.nohashi


「能宗」は「のうそう>のそう」となっていました。

「のうそう」という読みは発見できます。
アルファベットで「nousou」などとなっている方を探せば良いだけですから。

問題は「noso」というつづりになっていた場合、なんと読めば良いかの判断ができないところです。

実際には下記のように「nosou」というつづりの方もいたので、これは「のそう」だと思うわけです。
https://www.facebook.com/minako.nosou


facebookだけでは納得しきれないので、他のものも探しました。
http://www.wowhouse.jp/house/mediate/post_11.html
https://edu.chunichi.co.jp/gakusei/?p=2102

間違いなさそうですね。
「のそう」も実在する読みだと判断し、「能宗」は「のうそう>のそう」としておきます。

2015年9月14日月曜日

野首に関して

「野首」は「苗字の読み方辞典」で「のくび(のかど★・のび★・のしゅ)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「野首」という苗字は、知らなければ「のくび」としか読めない気がします。

もちろん「のくび」という読み方は確認できます。
問題は他のものです。

まず、「のび」という読みは見つかりませんでした。

次に「のかど」です。
こちらは下記の方しか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/knokado

いかにも本名のようですが、バンコク在住なんですね。
ひとりしか見つからないのでは、実在すると認めるわけにいきません。

最後は「のしゅ」です。
こちらは下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/jatsumi.noshiyu

この方は顔写真も出しているし、友達欄に別の「Noshu」さん(漢字は不明)がいるので大丈夫かなと思いました。

しかし、もう少し検索していると、下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003505056100

上記の方とフルネームが全く同じ「野首」さんですし、出身地も同じ帯広市です。
これは同一人物と考えるしかありません。
こちらもカタカナで「ノシュ」と書いてありました。

そしてこちらの「野首」さんの友達欄には「野首(のくび)」さんがふたりもいたんですね。
これは怪しいです。

googleで検索しましたが、「野首」の読みとして「のかど」も「のしゅ」も「のび」もヒットしませんでした。

これらから「野首」の読みとしては「のくび」だけを採用し、他の読みははっきりと納得できるまで保留することにします。

2015年9月13日日曜日

直川に関して

「直川」は「苗字の読み方辞典」で「のがわ★(大阪)・のうがわ(和歌山)>なおかわ・ただがわ(石川)」となっていました。
「★」は難読を表すマークですが、「のがわ」だけでなく「のうがわ」も読めないですね。

「のうがわ」と「なおかわ」、「ただがわ」は実在を確認できました。

「nogawa」というつづりの方がたくさん見つかりましたが、これでは「のがわ」か「のうがわ」かは分かりません。

「nougawa」というつづりの方もたくさん見つけたので、「のうがわ」という読みがあることは間違いありません。

「直」という漢字からは「の」も「のう」も思いつきにくいものですが、下記のように和歌山県に「直川(のうがわ)村」があったそうで、現在も「直川(のうがわ)」という地名が残っています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B4%E5%B7%9D%E6%9D%91_(%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C)



「直川」で「のがわ」という読みがなかなか見つかりません。
下記の記事で「ノガワ・キミトシ(直川公俊)」というサッカー選手の記事が出ていましたが、wikipediaなどで調べると、実際は「のがわ」ではなく、「のうがわ」のようです。
http://blog.livedoor.jp/ngorongo/archives/19294600.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B4%E5%B7%9D%E5%85%AC%E4%BF%8A


それでは「のがわ」は実在が怪しいのか?というと、そういうわけでもないのでしょう。
下記の方は大阪府出身で、ひらがなで「のがわ」となっていました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005459984720

探しにくいだけで「のがわ」も実在する読みだと判断します。

2015年9月12日土曜日

喜来と久司に関して

「喜来」は「きらい」という読みで載せていました。
これ以外に稀少な読みとして「きく」があるということを教えてもらいました。

http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000002635612

ここで紹介されている論文は30年以上前のものですし、1件だけしかないと納得できませんでした。

ただし、教えてもらった情報によると2015年の徳島市の電話帳で「木桐」と「菊石」の間にあったとのことです。

私は自分の目で確認しないと納得できない性格なのですが、自分の持っていた電話帳でも「規矩」と「菊井」の間にありました。
「規矩」は「きく」としか読まないようなので、「喜来」も「きく」で良いでしょう。

「喜来」を「きらい・(きく)」と訂正しました。


「久司」は「くし>きゅうじ」として載せていました。
こちらも「ひさし」という読みがあることを教えていただきました。

http://www.trinity-group.jp/member/hisashi/
こちらは確認するまでもなく、正しいようです。

「久司」で「ひさし」と読む苗字があっても不思議ではないのですが、ファーストネームとしてもありえるものなので、見つけられなかったのです。
こちらも追加しておきました。

2015年9月11日金曜日

二藤部と新田見に関して

「二藤部」は「苗字の読み方辞典」で「にとうべ>にとべ」となっていました。

「藤」は「とう」と読むのが普通ですし、ローマ字で書いてしまうと「にとうべ」と「にとべ」の違いは分かりにくいので、ちょっと困りました。
「にとうべ」という読みは見つかります。
ローマ字で「Nitoube」としている方がいるので間違いようがないからです。

「にとべ」はひらがなかカタカナで見つけるしかないですが、下記などで見つけられました。
http://www.office-nitobe.com/html/jimusho-gaiyou.html


「新田見」は「にたみ・しんたみ(にったみ)」となっていました。
「にたみ」と「しんたみ」は見つかるのですが、「にったみ」はなかなか見つかりませんでした。
ようやく見つけたのが下記の方です。
http://er-web.jmk.ynu.ac.jp/html/NITTAMI_Tadashi/ja.html

いくつも論文が出ており、間違いなく実在する読みだと考えます。

2015年9月10日木曜日

永栄に関して

「永栄」は「苗字の読み方辞典」で「ながえ>えいよ★(えいえい・ながえい)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ちなみに以前の「苗字の百貨店」では「ながえ>えいえい(鹿児島)・えいよ(和歌山の一部)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、隣接する富山県と石川県に最も多く、次に和歌山県、更にその次が鹿児島県となっていました。
それぞれは全く異なる場所なので、そもそもの起源が違うのではないでしょうか?

ちなみに富山県は富山市、石川県は金沢市、和歌山県は和歌山市と紀の川市に集中していました。

まず、「ながえ」と「えいよ」は見つかりました。
「ながえい」も確実そうでした。

「ながえ」と「ながえい」は、これまでの通り、分けて考えようと思います。

「えいえい」は注意が必要です。
「えいえい」は「ながえ」や「えいよ」と比べると明らかに数が少ないです。
facebookで見つけたのは、下記の方です。
https://www.facebook.com/youichi.eiei

本名のようですが、こういう変わった読み方の場合は、アダ名だったりすることもあるので注意が必要です。
探しているうち、下記のページを見つけたので、実在する読みだと納得しました。
http://www.nishinippon.co.jp/nlp/animal_news/article/138377


いろいろと探しているうち、「えいよう」という読みを見つけました。
https://www.facebook.com/sayaka.eiyou
https://www.facebook.com/yukiko.eiyou
http://tri-osaka.jp/kouhou/20130624pressreleases.pdf

そもそも「栄」という漢字では訓読みで「栄(さか)える」とするか音読みで「えい」とするしか、読み方を思いつきません。
wiktionaryで見ると、呉音では「よう」となっていますが、実際の熟語が載っていません。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E6%A0%84

逆に「栄」で「よ」という読みも載っていないのですが…

「永栄」という苗字で「えいよ」と読むケースはかなりたくさんあるので、実際の漢字の読みと乖離していてもなんら問題はありません。
問題は「えいよ」と「えいよう」をどう考えるかです。
これまでは苗字の最後の音を伸ばすか伸ばさないかだけの違いであれば、分けないというようにしていました。
(「狩野」のメインの読みを「かのう」とし、「かの」はそれに含まれるとしたように)
それなので、せっかく見つけた「えいよう」ですが、これは「えいよ」に含まれるとし、新規の読みとは考えないことにします。

2015年9月9日水曜日

直に関して

「直」という一文字姓に関してです。
「苗字の読み方辞典」で「なお>すなお(ただし)」となっていました。

これもまた検索が難しかったです。
手持ちの電話帳では一件も見つかりませんでした。

まずは「なお」からですが、facebookで見つかったのは下記の方。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006841171505

他にもいたのですが、明らかに本名だろうなというのはこの方くらいでした。
ひとりだけでは自信がないので、ほかも探してみました。

下記の「直隆志(なお・たかし)」という方は、「直」という苗字の集中している鹿児島県の徳之島の出身です。
http://talent.yahoo.co.jp/pf/detail/pp385343
芸名や偽名というわけでもないので、これで大丈夫だと思います。

ダメ押しで下記の方。
足の早い方のようで、いくつかで同じように名前を見かけるので、これも間違いないと思います。
http://gold.jaic.org/jaic/member/kagosima/2011/result/shinjin/REL080.HTM


続いて、「すなお」という読みです。
「直」一時で「すなお」と読むファーストネームの方が意外なほど多く、こちらも苦労しました。

facebookで見つかったのは、下記の方。
https://www.facebook.com/kyoko.sunao

実在も確かそうですが、これだけでは不安です。
もうひとり、見つけました。
https://www.facebook.com/yuji.sunao

これで大丈夫だと思います。

「ただし」という読みは見つかりませんでした。

2015年9月8日火曜日

長間に関して

「長間」は「苗字の読み方辞典」で「ながま(おさま・ちょうま)」となっていました。
全体の7割が沖縄県に限局している苗字です。

当然、「ながま」という読みはあります。
問題は残りのふたつです。

下記の方が「おさま」と名乗っています。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002872786791

兵庫県出身ですが、現在は海外にいるとなっています。

こちらの方は友達もほとんどおらず、写真もないので、そもそも実在が怪しいです。
https://www.facebook.com/masaki.osama

facebookでは他に見つかりません。


googleで「長間」&「おさま」として検索すると、「長間敏(おさま・びん)」というひとがヒットします。
この方は本名ではないようです。
「ウサーマ・ビン・ラーディン」を日本語っぽくしただけのようです。

そこから考えると、実在を納得できるだけの方が見つからないので、「おさま」は見送りたいところです。


「ちょうま」という読みもfacebookでは下記の方しか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/rie.choma

本名のようなのですが、他にいないと実在すると納得できるところまでいきません。

いちど実在するとしてしまうと、後から訂正するのは難しいと思うので、現時点では「長間」の読みは「ながま」だけにしておきます。

2015年9月7日月曜日

橳島と橳嶋と橳嶌に関して

「橳」はJIS第3水準の漢字です。

群馬県前橋市に「ぬで島町」という地名があります。
https://kotobank.jp/word/%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E7%9C%8C%E5%89%8D%E6%A9%8B%E5%B8%82%E3%81%AC%E3%81%A7%E5%B3%B6%E7%94%BA-939682


この「ぬで」を漢字で書くと「橳」になります。
下記にあるよう、地名として存在する「橳」をJISに登録するとき、「橳」とすべき字体を誤って「椦」として定義してしまったとのことです。
http://www.sukima.com/35_maebashi_ito/49hatsuden.html

そのため、「橳島(ぬでじま)」という苗字も、地名としてあるはずのものであるなのに、JIS第3水準のままなので、漢字表記しにくいというものになってしまっています。

ちなみに、「橳島(ぬでじま)」という苗字は、やはり群馬県に多いようです。


JIS第3水準の漢字を用いた苗字は「棈松(あべまつ)」や「桵沢(たらさわ)」、「鮏川(すけがわ)」以来です。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/05/blog-post_19.html


これらの苗字はウェブの「写録宝夢巣」では検索しにくいので、まとめておきます。
「棈松(あべまつ)」と「桵沢(たらさわ)」は鹿児島県に多い苗字です。
「鮏川(すけがわ)」は茨城県に多い苗字です。


ちなみに「島」を「嶋」に変えた「橳嶋」も見つかりました。
https://www.facebook.com/kazuya.nutejima
https://www.facebook.com/cat.abdominalmuscles

こちらも群馬県に多いようです。
読み方は、なぜか「ぬてじま」のようです。
「ぬで」ではなく、「ぬて」なのですね。

「橳島」は、地名もそうですが「ぬでじま」か「ぬでしま」となっているようなので、現時点では「橳嶋」も「ぬでしま」に揃えておきます。
もしも「橳嶋」の読みが「ぬてじま」だけなようならば、改めて訂正します。
(「橳」という漢字の読みが「ぬで」のようなので)

更に調べていたら、「嶌」という苗字を発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004094891282
http://habataki.jp/activity.html
おそらく新規の苗字だと思います。

2015年9月6日日曜日

東家に関して

「東家」は「苗字の読み方辞典」で「とうや(熊本)>ひがしか(兵庫)(とうけ・ひがしや・とうげ・ひがしけ)」となっていました。

全国で540人ほどということなので、これだけ読み方が分かれているのはすごいですね。

濁点の有無を無視したとしても、6種類もあります。

これら全ての読みが確認できました。

他にないかと探してみました。

「東」を「とう」、「ひがし」の他、「ひが」や「あずま」、「あず」とし、「家」を「や」、「け」、「か」、「いえ」として組みあわせてみました。
未知の読みを探すときの常套手段です。

それで「あずまや」という読みを発見しました。
ただ、何人かいそうではあるのですが、下記のひとりを除くと本名ではなさそうなんですね。
https://www.facebook.com/mayaka.nazu


この方とかは「浪曲プリンス」となっています。
http://a1roukyokushi.jugem.jp/?eid=436

せっかくですが、「あずまや」は見送ろうと思います。

2015年9月5日土曜日

中舎と中臣に関して

「中舎」は「苗字の読み方辞典」で「なかしゃ>なかや」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」でみると、岐阜県と兵庫県のそれぞれを中心にした集中があるようです。
このふたつの県は隣接しているわけではないので、そもそもの元が異なるのでしょう。

facebookで調べてみましたが、どちらの読みがどちらで多いかまでは分かりませんでした。

「なかしゃ」と「なかや」は発音してみると、あまり違わない気もしますが、五十音順ではだいぶことなりますし、「舎」をわざわざ「や」と読むのは特別なのかなと思うので、分けておきます。


「中臣」は「なかとみ」と読むことが多いのですが、稀少な読みとして「なかおみ」もあります。
もちろん日本史に出てくるのは「中臣(なかとみ)氏」ですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%87%A3%E6%B0%8F


「臣」という漢字を用いた苗字の中では「中臣」が最多です。
他は全国で100人未満のものばかりです。

「臣」は「大臣」や「家臣」といった単語で使うくらいでしょうか。
その場合は「じん」や「しん」と読むわけです。

「臣」を「とみ」と読むか「おみ」と読むかですが、これも両方ありそうです。

それでは「なかとみ」と「なかおみ」はどうなのか?
これははっきりと別の読みだと考えたいです。

2015年9月4日金曜日

友次に関して

「友次」は「苗字の読み方辞典」で「ともつぐ」という読みで載っていました。

ファーストネームとしてもありえるものですが、その場合は「ともじ」となるようで、鑑別は容易です。

「ともつぐ」という読みは簡単に確認でき、新たに「ともつぎ」という読みも発見しました。
新規の読みです。

2015年9月3日木曜日

唐仁原に関して

「唐仁原」は「苗字の読み方辞典」で「とうじんばら>とにはら★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
鹿児島県や宮崎県に多いようです。

「とうじんばら」という読みはすぐに見つかったのですが、「とにはら」がなかなか見つかりません。

下記の方が「とにはら」となっていますが、他に見つからないんですね。
https://www.facebook.com/teruhiko.tonihara

googleでいろいろと検索しましたが、はっきりとした証拠が見つかりません。

ようやく見つけたのが、下記の方です。
https://www.facebook.com/takamitsu.tonihara
しかし、この方はローマ字で名前を書いてあって、漢字ではどう書くのか分かりません。

ただ、「とにはら」と読む苗字は他になさそうなんですね。

上記のふたりの方はいずれも偽名ではなさそうで、実在も確かそうです。
特に一人目の方はしっかりと漢字で苗字を書かれているので、間違いもなさそうです。

「唐仁原」のうち、「とにはら」という読みは1割もなさそうなので、「とうじんばら・(とにはら)」としておきます。

2015年9月2日水曜日

堤内に関して

「堤内」は「苗字の読み方辞典」で「つつみうち(どてうち★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

もちろん「つつみうち」という読みはあります。

「堤」を「どて」と読むのは難しいですが、実在も確認できました。
https://www.facebook.com/toru.doteuchi.1

他にもないかと探したところ、「つつみない」という読みを発見しました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/kenta.tsutsuminai

「堤内」は熊本県を中心とした九州地方に多い苗字ですが、ぽつんと離れた岩手県にも全体の1割ほどがいるようです。
「つつみない」は、この岩手県で多い読みのようです。

2015年9月1日火曜日

下河内と白木原に関して

「下河内」は「しもこうち」という読みで載せていました。

この他に「しもかわち」という読みがあると教えていただきました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009111671171
https://www.facebook.com/ayako.shimokawachi

上記の方々はともに偽名などではなさそうなので、追加することとしました。
「下」を「した」という読みにして「こうち」と「かわち」を組みあわせてみましたが、それでは見つかりませんでした。


「白木原」は「しらきはら」という読みで載せていました。
こちらも「しろきはら」という読みがあると教えていただきました。

https://www.facebook.com/takatsugu.shirokihara
https://www.facebook.com/maki.shirokihara

こちらも追加しておきます。