2015年9月22日火曜日

桧原と檜原に関して

「檜」は「桧」の異体字です。
下記でもまとめましたが、旧字体と新字体の関係というわけではありません。
「会」と「會」、「絵」と「繪」がそれぞれ新字体と旧字体の関係にあるので、それにならったのです。

http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_19.html


それなので現時点では「桧原」と「檜原」は併記して、表に載せています。

これまでは「ひはら>ひのきはら・(ひのはら)」としていました。

「苗字の読み方辞典」での現在の記載内容です。

「桧原」は500人で、「ひはら・ひのきはら・ひわら(ひばら・ひのはら)」となっていました。

「檜原」は510人で、「ひはら・ひのきはら・ひわら>ひばら(ひばる・ひのはら)」となっていました。

私は、以前の「苗字の百貨店」を用いたデータを修正しながら表に載せているので、少しずつずれが出てしまいます。

「ひわら」と「ひばら」は「ひはら」に含まれると考えて問題ないでしょう。

そうすると後は、「檜原」だけの読み方である「ひばる」の検討だけになります。

結果、「檜原」で「ひばる」という読み方は確認できました。
https://www.facebook.com/hibaru.seiji

「桧原」で「ひばる」と読むものは見つかりませんでしたが、それは珍しいことではありません。
きわめて稀少な読みの場合、旧字体でしか見つからないことも珍しくないからです。

「原」を「ばる」と読むケースは、以前も書きましたが九州地方に多いものです。
http://www.shochian.com/harubaru.htm

ただ、「檜原」を「ひばる」と読む方が、そちらの出身かどうかは分かりませんでした。

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