2015年9月5日土曜日

中舎と中臣に関して

「中舎」は「苗字の読み方辞典」で「なかしゃ>なかや」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」でみると、岐阜県と兵庫県のそれぞれを中心にした集中があるようです。
このふたつの県は隣接しているわけではないので、そもそもの元が異なるのでしょう。

facebookで調べてみましたが、どちらの読みがどちらで多いかまでは分かりませんでした。

「なかしゃ」と「なかや」は発音してみると、あまり違わない気もしますが、五十音順ではだいぶことなりますし、「舎」をわざわざ「や」と読むのは特別なのかなと思うので、分けておきます。


「中臣」は「なかとみ」と読むことが多いのですが、稀少な読みとして「なかおみ」もあります。
もちろん日本史に出てくるのは「中臣(なかとみ)氏」ですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%87%A3%E6%B0%8F


「臣」という漢字を用いた苗字の中では「中臣」が最多です。
他は全国で100人未満のものばかりです。

「臣」は「大臣」や「家臣」といった単語で使うくらいでしょうか。
その場合は「じん」や「しん」と読むわけです。

「臣」を「とみ」と読むか「おみ」と読むかですが、これも両方ありそうです。

それでは「なかとみ」と「なかおみ」はどうなのか?
これははっきりと別の読みだと考えたいです。

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