2017年12月31日日曜日

能方に関して

「能方」は「実在苗字(名字)辞典」で「のうがた>よしかた」となっていました。
実際に探してみると、「のうがた」ばかりで「よしかた」はほとんど見つかりません。

facebookで見つけたのは下記の方だけ。
本名のようです。
https://www.facebook.com/yasunobu.yoshikata

下記のページでも見つけました。
http://www.satsuki-jutaku.jp/search/detail.php?house_id=30194&print=true

いずれも大阪府の方のようなので、親族の可能性もあるでしょう。
「よしかた」も実在する読みであることは間違いないですが、かなり稀少ではないかと思います。

2017年12月30日土曜日

初嶋と初嶌に関して

「初島」という苗字があります。
これは「はつしま」と読みます。
実在も確認できますし、問題ありません。

似たような苗字で、「初嶋」と「初嶌」があります。
どちらもウェブの「写録宝夢巣」では全国で1件すつでした。
「初嶋」が和歌山県、「初嶌」が福岡県でした。
「住所でポン!」でもフルネームが確認できます。

facebookでは「初嶌」だけ下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/rumi.hatushima

福岡県出身となっていますし、間違いないでしょう。

「初嶋」の方は、「住所でポン!」しか実在を確認できるものがありませんでした。
読み方は「はつしま」以外になさそうですし、こちらも実在確定としておきます。

2017年12月29日金曜日

徳生に関して

「徳生」は「実在苗字(名字)辞典」で「とくしょう(東京)>とくせい・とくう(愛媛)・とくおい」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で32件。
最多は東京都の12件で、次いで埼玉県の8件、愛媛県の6件でした。

東京都の中では特に集中しているところはなさそうでした。
東京都は人口がそもそも多いので、多くみられるからといって由来がそこにあるというわけではないと思います。
むしろ埼玉県の中で5件が朝霞市となっていたので、そこと愛媛県の2ヶ所が由来なのではないかと考えます。

「とくしょう」は見つかります。
https://www.facebook.com/shigeo.tokusho

「とくせい」はそれに比べると少ない印象です。
https://www.facebook.com/hiroto.tokusei
https://www.facebook.com/takeshi.tokusei
https://www.facebook.com/masashi.tokusei

上記の「とくせい」はいずれも東京都の方でした。

「とくおい」は少ないです。
下記の方のうちひとりは愛媛県出身です。
https://www.facebook.com/moka.tokuoi
https://www.facebook.com/people/Saya-Tokuoi/100001991799355

「とくう」は下記の方くらいしか見つけられませんでした。
これだけでは実在する読みであると断定できません。
http://blog.goo.ne.jp/tokuu-yu/7

まとめます。
「とくしょう」という読みが多いのは事実ですが、東京都に限らず神奈川県や北海道などでも見られました。
「とくせい」は次に多い印象です。
こちらは東京都に多いのではないかと思います。

「とくおい」はかなり少ないと思ったのですが、ひとりが愛媛県出身という点がひっかかります。愛媛県の6件が「とくおい」という読みであれば別に稀少な読みというわけではないからです。
「とくう」は実在する読みかどうかの判断ができませんでした。

他に考えられるとしたら「とくお」でしょうか?
これはファーストネームとしてもありえるものなので、あるとしても探すのはかなり難しいでしょうね。

現時点では「徳生」の読みは「とくしょう>とくせい・(とくおい)」としておきます。
愛媛県の読みを確認し、場合によっては変更するかもしれません。

2017年12月28日木曜日

唐司に関して

「唐司」は「実在苗字(名字)辞典」で「とうのす★>とうじ(とうのし・とうし)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で32件。
そのうち17件が福島県ですが、残りは関東地方(神奈川県や千葉県など)に集中しているようです。

「とうのす」は相当に難読ですが、探すとかなり見つかります。
https://www.facebook.com/akira.tounosu
https://www.facebook.com/tounosu.kousuke

「とうのし」も割とあると思います。
https://www.facebook.com/kenichi.tounoshi
https://www.facebook.com/mtonoshi
https://www.facebook.com/yojitonoshi

難読だという理由で「とうのす」の読み替えが起こるとしたら「とうのし」になると思います。

「とうじ」や「とうし」は「とうのし」よりも少ない印象です。
「toshi」、「toushi」、「tohshi」、「toji」、「touji」、「tohji」で探しました。
見つけたのは下記の方だけです。
「とうし」と読むそうです。
しかし、ひとりだけだと実在確定とまではいいにくいですね。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004196596331

2017年12月27日水曜日

PC・スマホで使える漢字

12月25日付で下記のようなニュースが入ってきました。
私にとっては非常に大きなニュースです。
https://internetcom.jp/203968/kanji-iso

これまではJISX 10,050字しか使えませんでしたが、約6倍になる58,861字が使えるようになるということです。

私自身の方針としては、「渡邊」さんも「渡邉」さんも「渡辺」で統一すると決めていますし、他の漢字であっても「辺」の異体字であれば同じ扱いにすると思いますが、どこまでを表に載せるのかは悩みどころです。

「𧲸革」(「𧲸」がJIS第4水準で環境によって出せないことがあるため、便宜的に「貂革」としている)の問題などを解決できるようであれば、そこは修正しようと思います。
http://new5g00.blogspot.jp/2017/10/blog-post_26.html

具体的にこれらの漢字がどのように使えるのかはまだ分かりません。
試しに「わたなべ」を変換してみましたが、これまでと変わりませんでした。
IMEパッドで出そうとしてもできませんでした。
おいおい変わってくるのかもしれません。

思いつくものとしては、「浜」の異体字である「濵」だったり「崎」の異体字である「﨑」が、環境によらないで見られるのであれば併記する方針に改めようかなと考えています。
(ハシゴダカ(「髙」)は載せる予定がありません)


2017年12月26日火曜日

新泉に関して

「新泉」は「実在苗字(名字)辞典」で「にいずみ>にいいずみ(にいづみ)」となっていました。

「泉」は「いずみ」ですから、「にいずみ>にいいずみ」で検討すれば良いと思います。

facebookで調べると、「niizumi」は見つかりますが「niiizumi」は見つかりませんでした。
「i」を3つ繋げた形です。
例えば「飯泉」で「いいいずみ」と読む場合もありますので、「i」が3つあっても不自然ではないと思いますし、普通に読めば「にいいずみ」のような気がしますが、見つからないのは事実です。
「にいいずみ」という読みがあったとしても少数派であることは間違いなさそうです。

「新泉」は「にいずみ」だけとしておきます。

2017年12月25日月曜日

道祖に関して

「道祖」は「実在苗字(名字)辞典」で「どうそ・さや★(山口)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で31件。
最多は山口県で8件。
その近隣の福岡県や広島県、岡山県、鳥取県に広がっているようで、その4県で14件でした。
調べてみると、「どうそ」も「さや」も見つかります。

https://www.facebook.com/hiroaki.douso
https://www.facebook.com/sayuki.d

https://www.facebook.com/tomoko.saya
https://www.facebook.com/yasutaka.saya

やはり「さや」という読みは山口県に多いようです。
あまりにも難読なので、他の地域に移ったときに読み替えをしたのでしょう。

それとは別に「さいのう」と読むのだと思う方を何人も見つけました。
https://www.facebook.com/ryoki.saino
https://www.facebook.com/sainou.katsutoshi

「道祖尾」で「さいのお」と読む鳥取県に集中のある苗字がありますが、それと関係があるのかもしれません。
そうすると「道祖」も「さいのう」ではなく、「さいのお」なのかもしれませんが…
漢字からは「さいのう」とも「さいのお」とも判断ができません。
「さいの」の可能性もあるのかなとも考えましたが、それも漢字からは読めないです。
いちおう「さいのう」としておきます。
ある程度の数がありそうなので、3等分にしておきます。

2017年12月24日日曜日

中河内に関して

「中河内」は「実在苗字(名字)辞典」で「なかこうち>なかごうち・なかがうち」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で33件。
北海道で9件、広島県で8件でした。

「なかこうち」と「なかごうち」はいずれも見つかります。
どちらが多いとまでは判断がつきませんが、そのまま「なかこうち」を採用します。

「なかがうち」は難しいです。
検索すると下記の方しかヒットしません。
https://nakagauchi.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%B2%B3%E5%86%85%E9%9B%85%E8%B2%B4

芸名とするなら難読すぎる気もしますし、集中している広島県出身なので、本名だとは思います。
ただ、その読みを持つ唯一が芸能人だというのは、悩むところです。
もうひとり確実なものを見つけたいのですが、「なかがうち」で探すと「中垣内」がひっかかってしまいますし、上記の芸能人を外して検索しても地名でヒットしてしまいます。

「なかがうち」は実在する読みだとは思うのですが、現時点では保留にしておきます。
確実であるという証拠が見つかれば追加します。

2017年12月23日土曜日

唐原に関して

「唐原」は「実在苗字(名字)辞典」で「とうはら>からはら(とうばる)」となっていました。

以前に「原」で「ばる」と読む苗字について少しだけ調べたことがあります。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/01/blog-post_28.html

そのときの結論として、「原」で「ばる」と読む苗字はほとんどが九州地方出身であるということです。

「唐原」は調べてみると「とうはら」が圧倒的に多いようですが、「からはら」よりは「とうばる」の方が少し多いように思えました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で31件。
最多は北海道の9件で、次が大阪府の5件でした。

九州地方では福岡県が3件と大分県が2件だけでした。
下記の方々はひとりが福岡県と大分県の出身。
https://www.facebook.com/itsuki.toubaru
https://www.facebook.com/tobaru.tomonori

下記の方々は東京都と愛知県の出身。
https://www.facebook.com/sally.toubaru
https://www.facebook.com/tooobalman
https://www.facebook.com/nanaka.tobaru

上の世代で転居したのだとは思いますが、ある程度の数はいるようです。
「とうばる」という読みはそれほど少なくないと思います。

2017年12月22日金曜日

遠谷に関して

「遠谷」は「実在苗字(名字)辞典」で「とおや>えんたに(とうや・とおたに・とうたに・えんや)」となっていました。

「遠」は「とお(い)」ですから、「とう」の読みは「とお」に合わせて良いと思います。
そうすると、「とおや>えんたに(とおたに・えんや)」となります。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
最多の北海道で9件でした。
これだけ少ない苗字の割には読み方が分かれていますね。

facebookで見てみると、「とおや」が圧倒的に多いようでした。

「えんたに」は下記の方々。
おそらく鳥取県出身。
(「写録宝夢巣」では2件のみ)
https://www.facebook.com/hiroto.entani
https://www.facebook.com/remi.entani

「とおたに」は下記の方々。
おそらく兵庫県出身。
(「写録宝夢巣」では該当なし)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004773512631
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003669349699

「えんや」は下記の方。
愛媛県出身と明記されています。
「えんや」という読みで見つかった方はこの方だけですが、友達欄に「Enya」姓の方もいたので間違いないかと思います。
(「写録宝夢巣」では1件のみ)
https://www.facebook.com/natsumi.enya

「谷」を「たに」か「や」以外の読みとしているものはなさそうでした。

2017年12月21日木曜日

信広と信廣に関して

「広」と「廣」は新字体と旧字体の関係にあるので、「信広」と「信廣」も同じものと考えて検討します。
ファーストネームのような苗字ですので、探すのにはコツがいります。
読み方はもちろん「のぶひろ」で、広島県に多いです。

似たような苗字で「信長(のぶなが)」や「信重(のぶしげ)」といったものもあるのですが、いずれも広島県に多いのです。

「信(のぶ)」で始まるファーストネームのような苗字が全て広島県に多いわけではないのですが、傾向はあるようです。

下記の方々を見つけました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006456086026
https://www.facebook.com/akihide.nobuhiro

上記のふたりはfacebook上で友達としてつながっており、家族が同一人物でした。
すなわち親族なのでしょう。

それであるにも関わらず片方が「信広」で、もう片方が「信廣」と名乗っていました。
「広」と「廣」を分ける必要がない証拠になりますね。

2017年12月20日水曜日

道仏と道佛に関して

「佛」は「仏」の旧字体なので、併記として扱っています。
JIS第2水準ですが、画数が少ないので「邊」や「邉」、「齋」や「齊」ほどは新字体を用いる方は少ないのかもしれませんが。

「実在苗字(名字)辞典」でみると、「道仏」は140人ほど、「道佛」は50人ほどとなっていました。
多いのは広島県で、次いで北海道でした。
読み方は「どうぶつ>どうぼとけ」となっていました。

面白いのは、facebookでは「道仏」ではなく「道佛」ばかりが見つかった点です。
紙の電話帳とは異なっているのでしょうか?

読み方もほとんどが、濁点のない「どうふつ」でした。
「どうぼとけ」は見つかりませんでした。

2017年12月19日火曜日

斗内に関して

「斗内」は「実在苗字(名字)辞典」で「とない>とのうち(とうち)」となっていました。
「とない」は最も多く見つかります。

「とのうち」はそれよりも少ないですが、見つけられます。
https://www.facebook.com/masayoshi.tonouchi

このふたつに関しては割合も含めて大丈夫だと思います。
問題は「とうち」です。

「とうち」で見つけられたのが下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/hidekazu.touchi

本名のようですが、フルネームで検索すると映画の助監督となっていますね。
映画の助監督は本名で間違いないのか?という点が確認できません。

他になければ、「とうち」は載せないことにします。

2017年12月18日月曜日

南石に関して

「南石」は「実在苗字(名字)辞典」で「なんせき>みないし(みなみいし)」となっていました。

最も自然に思える「みなみいし」は見つかりませんでした。
探し方が悪いのかもしれません。

やはり「なんせき」という読みが圧倒的に多いようです。
「なんいし」はありません。

「みないし」という読みで見つかったのは下記の方だけです。
https://www.facebook.com/m.minaishi

本名のようですが、ひとりだけだと自信が持てません。

「みないし」という読みを探していると、「南石福二郎」という方が最もヒットします。
残念ながら故人のようです。
http://www.christian-center.jp/dsweek/07sp/i_0614.html

これだけだと実在するとまでは言いにくいなと思っていましたが、下記のページを見つけました。
https://ameblo.jp/currentnewsacv/entry-11031264270.html

以上から、「みないし」という読みは稀少だとは思いますが実在するといえそうです。

2017年12月17日日曜日

糠野に関して

「糠野」は「ぬかの」という読みで載せていました。

これ以外の稀少な読みとして「こうの」があると教えていただきました。
https://www.up.tokiwakai.ac.jp/gyoseki/japanese/researchersHtml/216b010/216b010_Researcher.html

上記の方をフルネーム検索すると、全て「こうの」となっているので確かだと思います。
他には見つからないのですが、実在する読みと判断し、追加します。

2017年12月16日土曜日

角熊に関して

「角熊」は「つのくま」という読みで載せていました。

これ以外の稀少な読みとして「すみくま」があるそうです。
http://ci.nii.ac.jp/naid/130004501394

上記の方をフルネームで検索すると、全て「すみくま」となっていました。

facebookでは別の方も見つけました。
こちらは友達欄もないのですが、顔写真を載せておりますし、実在の人物ではないかなと思います。
https://www.facebook.com/yosinori.sumikuma

この読みも実在すると判断します。
追加します。

2017年12月15日金曜日

越谷に関して

「越谷」は「こしがい・こしや>こしたに・(こしがや)」という読みで載せていました。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「えつや」ががあるそうです。
http://ci.nii.ac.jp/naid/130004391145

そこに載っている方をフルネームで検索したものです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/transjtmsj1972/47/1/47_1_T16/_pdf/-char/ja

20年以上前なので少々古い気はしますが、読みとしては間違いないようです。

自分でも探しました。
https://www.facebook.com/manami.etstuya

確かに現在もある読みのようです。
追加します。

2017年12月14日木曜日

古橋に関して

「古橋」は「ふるはし」という読みで載せていました。
全国で18,000人ほどいるというわけなので、珍しい姓ではありません。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、「ふるはし」以外の稀少な読みとして「こはし」があるそうです。
http://www.concordia.co.jp/artist/gohei_kohashi.html

自分でも見つけました。
https://www.facebook.com/yuki.kohashi.3

これは間違いなさそうですね。
追加しておきます。

2017年12月13日水曜日

萬力谷に関して

「萬力谷」は「実在苗字(名字)辞典」で「まんりきや」という読みで載っていました。
ここでの「力」は漢字の「力(ちから)」です。

新たに「実在苗字(名字)辞典」の更新情報で「萬力谷」を「まかたに」と読むとなっていました。
https://twitter.com/ayumi_mrcircle
http://www.oaaa.jp/kotairen/results/2016/o_so/rel086.html
「力(ちから)」という漢字で、「か」と読んでいるわけです。

間違いではないかと思って確認しましたが、確かにカタカナの「カ」ではなく漢字の「力(ちから)」でした。

以前にまとめたところではカタカナの「カ」が入った苗字としては「安力川」と「伊カ谷」がありました。
http://new5g00.blogspot.jp/2017/07/blog-post_22.html

この「安力川」と「伊カ谷」はカタカナの「カ」なのですが、これを漢字の「力(ちから)」に変えてしまうと全くヒットしません。
つまり「安力川」と「伊カ谷」はカタカナの「カ」を用いているのです。

対して「萬力谷」は漢字の「力」しかないようです。

ちなみに「萬力谷」で「まんりきや」という読みではヒットしませんでした。
稀少な苗字ですし、「萬力谷」の読みは「まかたに」だけとしておきます。

この「萬力谷」は大阪府で見られる苗字なのですが、似たものとして「萬ヶ谷」というのがあります。
こちらは「まがたに」と読み、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件。
そのうち2件が大阪府でした。
由来は同じなのかもしれません。

2017年12月12日火曜日

根比に関して

「根比」は「ねひ」という読みで載せています。

「実在苗字(名字)辞典」では稀少な読みとして「ねごろ」があるとなっていましたが、自分では見つけられませんでした。
下記の方を教えていただきました。
http://www.webtravel.jp/concierge/BWT11102.html

自分でも下記のページを見つけたので、確かだと考えます。
https://mainichi.jp/articles/20170511/ddl/k46/040/265000c

この読みを追加します。

2017年12月11日月曜日

南畝と能年に関して

「南畝」は「実在苗字(名字)辞典」で「のうねん★(のうね)」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。
確かに難しいです。

「のうねん」というと、「能年玲奈」という芸能人が浮かんでしまいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%82%93_(%E5%A5%B3%E5%84%AA)
こちらは本名ですが、かなり珍しい苗字です。

「能年」は「のうねん>のうとし」となっていましたが、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件です。
「のうねん」も「のうとし」も実在は確認できました。
「のうとし」も決して少ない読みではありません。

他に「のうねん」と読むものとしては「農年」が載っていました。
こちらも「住所でポン!」で見ると、確かに実在するようです。
残念ながら読みが「のうねん」で良いのかは分かりませんでしたが、「南畝」も「能年」も「農年」も全て兵庫県にあるようなので、「南畝」が元で「のうねん」と読むのだと思いますが。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/4/44/31.html

というわけで、「のうねん」と読む苗字としては「能年」もあるのですが、最多は「南畝」のようです。
かなり意外でした。
兵庫県姫路市に、「南畝」で「のうねん」という地名があるそうです。

「のうねん」よりは漢字の読みに近い「のうね」ですが、下記の方だけしか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003051720108

同じ方が、下記でも「のうね」となっていました。
http://www.nishi.com/nishi_rw/result/%E2%91%A8%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%94%B7%E5%AD%90%205km.pdf

しかし数が少なすぎますね。
「のうねん」と「のうね」を分ける意義は乏しいのではないでしょうか?

別に「なうね」という読みを見つけました。
https://www.facebook.com/tomoka.naune
https://www.facebook.com/ryouta.naune

これも難読だとは思いますが、いちばん分かりやすいのではないでしょうか?
新規の読みです。

2017年12月10日日曜日

成生に関して

「成生」は「実在苗字(名字)辞典」で「なりう>なるお・なりゅう」となっていました。
いわゆる「〇+生」型の苗字です。
これまでにもさんざん検討してきた問題です。

「なりう」と「なりゅう」は分けないという方針にしています。

「なるお」は確認できませんでした。
ファーストネームとしてもありえるもののようで、苗字として「なるお」という読みがあるのかどうか?
あったとして割合はどれくらいなのか?といったところが判断できませんでした。

代わりに「なるせ」という読みを見つけました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/keiko.naruse.121
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005373552260

2017年12月9日土曜日

美谷に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「美谷」は「みたに」として載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「みや」があるそうです。
https://www.facebook.com/kaori.miya.33

友達欄にも同姓で「みや」と読んでいる方がいたので確かだと思います。
この読みを追加します。

2017年12月8日金曜日

二梃木と二挺木に関して

「二梃木」と「二挺木」は、いずれも「にちょうぎ」と読みます。
どちらも神奈川県中郡大磯町に多い苗字です。
「きへん」と「てへん」の違いだけです。

ほぼ同数ですが、わずかに「二梃木」の方が多いようです。
「梃」を用いた苗字はこれだけのようです。
(「挺」を用いた苗字はいくつかありました)

漢字の意味を考えると、「てへん」の「挺」が正しい気もするのですが、もちろんいずれの苗字も見つかります。
どちらかが誤記の定着なのだろうなと思うのですが、由来は分かりませんでした。

ただ、「きへん」の「梃」がJIS第2水準で、「てへん」の「挺」が第1水準なので、おそらく「二梃木」が元で、漢字の意味的に正しくJIS第1水準を用いた「二挺木」の方が派生したのではないのかなと推測します。

2017年12月7日木曜日

中長に関して

「中長」は「実在苗字(名字)辞典」で「なかちょう」となっていました。
実際に「なかちょう」という読みの方はたくさん見つかります。

他にないか調べてみたところ、「なかなが」という読みが見つかりました。
https://www.facebook.com/athushi.nakanaga
https://www.facebook.com/yoko.nakanaga

「なかちょう」と「なかなが」の比ははっきりしません。
「なかちょう」の方が多そうですが、「なかなが」もそれなりにいそうです。
新規の読みです。

2017年12月6日水曜日

峠谷と垰谷に関して

「峠谷」は「実在苗字(名字)辞典」で「とうげたに>とうげや(たおたに・たおや・とうげだに)」となっていました。

濁点の有無は気にしないことにしても、ずいぶんと読み方が分かれていますね。

「とうげたに」は圧倒的に多いようなので、問題ありません。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で33件。
奈良県が13件。
東京都が4件。
後は北海道、埼玉県、広島県に3件ずつです。

もともと人口の多い東京都は別にしても、ずいぶんとバラバラな印象です。
これならば読み方が多様でも納得です。

しかし、調べてみると「たおたに」は見つかりませんでした。

「とうげや」は下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/tougeya.masaki

フルネーム検索すると、北海道でレストランをされている方だと分かりました。
どうやら本名のと考えて良さそうです。

こちらは別の方です。
こちらも北海道の方です。
http://www.usuzan.net/761/staff.html

これらを総合すると、「とうげや」という読みも実在すると考えて良さそうです。
北海道に多いのだと思います。
(3件しかないのですが…)

残りは「たおや」です。
これは微妙です。
facebookでは見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006771700376

広島県出身の方のようです。
見つかったのは、この方だけでした。

「たお」というと、どうしても「垰」という漢字を思いだしてしまいます。
一文字姓の「垰(たお)」や「垰田(たおだ)」、「垰本(たおもと)」という苗字が広島県を中心としてあります。
しかし同じようにして「峠」で「たお」と読むこともあるのです。
誤記定着型なのでしょうか?

「垰谷」で「たおや」と読む方は見つかりました。
それでは「峠谷」で「たおや」と読む方はどうなのでしょうか?
facebookで見つかった方はいかにも本名のようですし、これまでの他のパターンを見ても「峠」で「たお」と読むのは不自然ではありません。
広島県出身というのも裏付としてあるかもしれません。

悩ましいです。
もうひとりくらい見つからないと、「峠谷」で「たおや」は確定といいにくいです。

2017年12月5日火曜日

中小田に関して

「中小田」は「実在苗字(名字)辞典」によると、「なかおだ>なかこだ」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では、全国で30件。
熊本県が11件で、石川県が7件でした。

facebookで見た印象では「なかおだ」が熊本県に多く、「なかこだ」が石川県に多いようです。
「なかこだ」と読む姓は他にないようで、漢字がなく「nakakoda」となっているものも含めると「なかこだ」という読みもそれなりにありそうです。

このような「なかおだ」と「なかこだ」の違いというのは悩むところです。
「吉原」を「よしはら」と「よしわら」に分けていないのに、「なかおだ」と「なかこだ」を分ける必要があるのか?という疑問です。

「なかこだ」がほとんどない読みなら分けなくても良いのではないかと思うのですが、それなりに数がありそうなので分けておきます。

2017年12月4日月曜日

銅直に関して

「銅直」は「実在苗字(名字)辞典」で「どうべた★>どうなお・どうちょく」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
確かに難しいですね。
「直」を「べた」と読む苗字はこれだけのようです。

調べてみると「どうべた」が圧倒的に多いようです。
「どうなお」はかなり少ないです。
1割はあると思いますが、3割は微妙なラインです。

「どうちょく」はかなり少ないです。
はっきりと漢字で名乗っていたのは下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/haruka.dochoku

それとは別に下記の方も「dochoku」となっていました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006553083653

上記のふたりが友達欄で繋がっていれば話は早いのですが、そういうわけでもありませんでした。
ふたりとも東京都近辺の出身です。
「どうちょく」と読む苗字は他にないようなので、下の方も「銅直」という漢字を使うのだろうということは言い切って良いのではないでしょうか。

2017年12月3日日曜日

鳥集に関して

「鳥集」は「とりだまり」と読みます。
言われればなるほどと思いますが、難読ではないでしょうか?

「集」を用いた苗字は「伊集院」などいくつもありますが、だいたいは「しゅう」と呼んでいます。
「集貝」で「ためがい」という苗字がありましたが、「たまり(だまり)」と読んでいるのは、この「鳥集」しかありませんでした。

こういうのも貴重なので記録として残しておきます。

2017年12月2日土曜日

東狐に関して

「東狐」は「実在苗字(名字)辞典」で「とっこ★・とうこ」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ウェブの「写録宝夢巣」では、全国で31件。
そのうち21件が富山県でした。
7割がひとつの県に集中しているということは、読み方もひとつであってほしいところですが、facebookで見ても、きれいに「とっこ」と「とうこ」が分かれているようでした。

おそらく、もともとは「とっこ」だったのでしょうが、難読すぎるので「とうこ」と読みかえたのでしょう。

「とっこ」と「とうこ」は発音した印象も違うので、分けておきます。

2017年12月1日金曜日

頭山に関して

「頭山」は「実在苗字(名字)辞典」で「とうやま(ずやま)」となっていました。

「とうやま」は見つかるのですが、「ずやま」は見つけられませんでした。

代わりに「ずざん」という読みが見つかりました。
https://www.facebook.com/sonosuke.zuzan
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004301381181
https://www.facebook.com/zuzan.ryuichi

全て岡山県出身のようです。

「頭山」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に26件。
最多は福岡県の6件で、2番目に多いのが岡山県の5件でした。

1割未満というわけではなさそうですが、3割までもはないかなという印象です。

「ずざん」は実在する読みと考えて間違いないため、新規の読みとして追加します。