2017年4月30日日曜日

大向に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「大向」は「おおむかい」という読みで載せていました。
これ以外に「おおむき」という稀少な読みがあるそうです。
https://www.facebook.com/yuka.omuki

他にも確認できましたので、この読みも追加します。

2017年4月29日土曜日

近江谷に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「近江谷」は「おうみや」として載せていました。
これ以外に「おうみたに」という読みがあるということです。
http://www.oaaa.jp/kotairen/results/34kiroku/10_3/REL061.HTM

自分でも見つけました。
https://www.facebook.com/kento.ohmitani

なお、「近江」には「おうみ」と「おおみ」のふた通りの読みがありえます。
個々人においては本人が名乗っている方が正しいという解釈で良いと思いますが、ここではどちらかに統一しなければなりません。

滋賀県にあるのは「東近江(ひがし・おうみ)市」なので、ここでも「近江」は全て「おうみ」としています。



2017年4月28日金曜日

蕪に関して

本日は「蕪」という一字姓に関してです。
宮崎県に多い苗字です。
「苗字の読み方辞典」では「かぶら>かぶ」となっていました。

「かぶら」という読みは見つかりますが、「かぶ」はかなり少ない印象です。
https://www.facebook.com/shingo.kabu
http://img.foryou.or.jp/files/w006/pdf/kouhou.3.pdf

上記は同一人物なのですが、きちんとふりがなもありますし、間違いなさそうです。
一字姓の読みは確認が難しいので、記録として残しておきます。

2017年4月27日木曜日

金ヶ嵜に関して

「金ヶ崎」は「苗字の読み方辞典」で「かねがさき(かながさき)」となっていました。
どちらの読みも確認できましたし、「かながさき」が稀少な読みであることも間違いなさそうでした。

「苗字の読み方辞典」では「金ヶ崎」に併記で「金ヶ嵜」となっていました。
「写録宝夢巣」ではゼロだったけれども実在を確認できた苗字ということです。

こちらでは「金ヶ崎」と「金ヶ嵜」は分けることにしています。

下記にあるような有名な方がいました。
少し古いものですが、実在は確かそうです。
http://plaza.umin.ac.jp/~jshdr/cgi-bin/?MeetingPrevious

これだけでは読み方が分からないのですが、いくつかの論文では「kanegasaki」となっていました。
http://jglobal.jst.go.jp/en/public/20090422/201002263301737975

「kanagasaki」ではヒットしなかったので、「かねがさき」が正しいのでしょう。
この読みで載せることにします。

2017年4月26日水曜日

新敷に関して

「新敷」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で34件。
そのうち最多が北海道で11件。
島根県が9件で、富山県が7件でした。
この3ヶ所で8割を占めている計算になります。

読み方も特徴的で、北海道では「あらしき」、島根県では「しんしき」、富山県では「あたらし」でした。
漢字で書くと同じなのですが、地方ごとに読み方が全く異なっているのです。

こういう発見は地味ですが、とても面白いなと思っています。

2017年4月25日火曜日

小見野に関して

「小見野」は「苗字の読み方辞典」で「おみの」となっていました。

調べてみると、「おみの」という読みは確かにあるのですが、「こみの」の方が多そうでした。
「こみの」は新規の読みということになります。
読みの割合に関しては、改めて検討すべきだと思います。

2017年4月24日月曜日

朝夷に関して

「朝夷」は「苗字の読み方辞典」で「あさひな★・あさいな」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
このふたつは同じ読みだと考えて良いでしょう。

「土肥」で「どい」と「どひ」も分けていません。

facebookで見た印象では、やや「あさひな」の方が多い印象です。
「夷」は音読みで「い」なのですが、「あさい」ならともかく「あさひな」と「あさいな」ではどちらも難読であることに変わりがありません。

「あさひな」で統一したいと思います。

「夷」は訓読みで「えびす」です。

「朝夷」で「あさえびす」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/ryosuke.asaebisu
http://www.haaa.jp/~kobe/10/10simin/REL014.HTM

他にもいくつか見つかるので、実在は確かでしょう。
新規の読みです。

2017年4月23日日曜日

永耒に関して、幽霊苗字かも?

「永来」という苗字を調べていました。
「苗字の読み方辞典」では「永来(永來・永耒)」で「えいらい(えら★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

漢字のところがカッコつきとなっているのは、「写録宝夢巣」で載っていないけれども実在を確認できたものだそうです。

「來」に関しては「来」の異体字という扱いにしているので、あまり問題はありません。

実際に調べてみると「永来」で「えいらい」と「えら」のどちらの読みもありました。

問題は「永耒」です。

「耒」は「来」とは別の漢字として扱っています。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_22.html

では、「永耒」は実在するのでしょうか?
「住所でポン!」では下記の方が見つかりました。
https://jpon.xyz/2012/10/56/9.html?p=8

こちらの方の「耒」を「来」に変えてみると、下記のページが見つかりました。
ともに大阪なので、同一人物の可能性が大きいと思います。
https://www.sekisuihouse.co.jp/eco/eco2004/pdf/eco2004_02.pdf

また、google検索でよく見つかるのは下記の方です。
http://www.houmonreha.org/directors/index.html

しかし、こちらの方も「耒」を「来」に変えてみると、次のようなページが見つかります。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004051668469
http://www.compas2008.com/company/

少なくとも、こちらの方は「永耒」ではなく「永来」のようです。

ここまでの検討では「永耒」が幽霊苗字である可能性が否定できないため、載せないことにしておきます。
「住所でポン!」だけでは実在すると断定できません。

2017年4月22日土曜日

遊部に関して

「遊部」は「苗字の読み方辞典」で「あそべ★(ゆうべ・ゆべ)」となっていました。

「あそべ」は見つかります。
これが圧倒的に多いことは間違いないです。

facebookでは「yube」という方も何人か見つけられました。
「yuube」という方はいませんでしたが、「ゆうべ」であっても「yube」にすると思うので、アルファベットのつづりだけでは判断ができません。

稀少な読みのようなので、「ゆうべ」と「ゆべ」はまとめたいなとは思うのですが…
http://digital.asahi.com/article_search/s_list.html?keyword=%B3%A4%CF%B7%CC%BE%B1%D8

こちらでは「遊部」で「ゆべ」となっていました。
とりあえず「遊部」は「あそべ・(ゆべ)」としておきます。

2017年4月21日金曜日

井箟と井箆と井篦に関して

以前に「筋箟と筋箆と筋篦に関して」という内容を書きました。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/07/blog-post_42.html

そこでうっかり下記のように書いてしまいました。
「箟」を用いた苗字は「筋箟」以外に「箟」の一字姓しかありません。

これは間違いでした。
「井箟」がありました。
岐阜県瑞浪市に多い苗字です。
「苗字の読み方辞典」では「いのう★>いの」となっていました。

またまた悩ましいところです。
ここまでで出てきた「箟」を用いた苗字というのは、「箟」一字が「やの」で「筋箟」が「すじへら」です。

ただ「すじへら」は「筋箆」からの誤記の定着だと考えられ、本来であれば「箟」は「きん」と読むようです。
「の」も「のう」も「やの」も漢字本来の読みとは異なっているわけです。
すると、「いのう」か「いの」かどちらが正しいのか?
これは実際に名乗っている方が多い方が正しいのでしょうね。

facebookからはどちらが多いのか判断できませんでした。
少し検討します。

2017年4月20日木曜日

塩梅に関して

「塩梅」は「苗字の読み方辞典」で「あんばい>しおうめ」となっていました。

「塩梅」は普通の名詞としてであれば「あんばい」と読むわけなので、実際に探すとなると大変でした。

facebookでようやく見つけた方が下記の方です。
https://www.facebook.com/masaki.anbai

奥様も当然ですが同姓なので、読み方も間違いなさそうです。

「しおうめ」という読みは割と簡単に見つかります。
https://www.facebook.com/shioume

見つかりやすい読みの方が実数にすると少ないのだろうかという疑問が残りますが、「塩梅」のように誰でもが使う名詞のような苗字ならば、そういうこともあるかと思います。

「苗字の読み方辞典」を信じ、そのままの比率で載せます。

2017年4月19日水曜日

湶に関して

「湶」はJIS第2水準の漢字です。

意味とか読みは「泉」と同じようです。

「苗字の読み方辞典」では「あわら★>あばら★・いずみ★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で32件。
そのうち16件が富山県でした。

漢字も珍しいですし、読み方も珍しいので探すのは簡単でした。
「あわら」という読み方が最も多いです。

「いずみ」は下記の方など。
https://www.facebook.com/rikuro.izumi.9

「あばら」は下記の方など。
https://www.facebook.com/daisuke.abara

「あわら」と「あばら」は発音してみると異なる気がしますが…
これまでと同様に濁点の有無だけであれば、気にしないことにします。
つまり、「あはら」を挟んで「あわら」と「あばら」があると考えれば、ふたつは同じ読みだということです。

2017年4月18日火曜日

梓に関して

「梓」は「あずさ」と読みます。

一字姓で、かつファーストネームとしてもありえるものです。
検索すると、下記の方が見つかりましたが、本名かどうか怪しいです。
http://azusayuko.main.jp/profaile.htm

他は見つかりませんでした。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で26件。
そのうち14件が埼玉県でした。

ウェブ上で証拠が見つけられれば良いのですが、なかなか難しいようです。

電話帳では見つけられました。
「足助」~「梓」~「小豆沢」となっていました。

「足助」は「あすけ」と読み、「小豆沢」は「あずさわ」か「あずきさわ」なので、ここでは「あずさわ」でしょう。
間に挟まれた「梓」が「あずさ」と読むことは間違いないと思います。
フルネームも確認しましたが、芸名などではなさそうでした。

最多の埼玉県さいたま市緑区では「梓畳店」というのもありました。
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-mvdr_D5UXms/

実在する苗字と考えて良いと思います。
読み方も間違いないでしょう。

ファーストネームとしてもありえる一字姓を確認するのは大変です。

2017年4月17日月曜日

大立目に関して

本日も「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「大立目」は「おおだちめ>おおたつめ」として載せていました。
これ以外に稀少な読みとして「おおたてめ」があるとのことです。

載っていた根拠は確かそうでしたが、やや古い印象です。
自分でも探してみました。

下記の方がヒットします。

本名のようですが、ひとりだけだと自信が持てません。

更に追加で見つけました。

これだけあれば根拠としては十分でしょう。
この読みも追加しておきます。

2017年4月16日日曜日

生部に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「生部」は「しょうぶ>いくべ・いけべ」として載せていました。
「生」も「部」も苗字で用いられることの多い漢字ですが、合体すると難読になってしまうようです。

これら以外で新たに「いきぶ」と「しょうべ」のふたつの読みが見つかったとなっていました。

現在は「苗字の読み方辞典」では「しょうぶ>いくべ・いけべ・いきぶ(しょうべ)」となっていました。

「いきぶ」からです。
下記が根拠として載っていました。
https://www.kyotanabe.jp/cmsfiles/contents/0000008/8570/150901_4-5.pdf

それ以外にもfacebookで何人も見つかります。
https://www.facebook.com/tatsuya.ikibu

続いて「しょうべ」の根拠として載っていたものです。
http://shoubecchi.com/who-are-you%EF%BC%9F

こちらも、やや少ないですがfacebookでも確認がとれました。
https://www.facebook.com/masatoshi.shoube

このふたつの読みを追加しておきます。

2017年4月15日土曜日

宮谷内に関して

「宮谷内」は「苗字の読み方辞典」で「みやうち・みややち(石川)>みやたにうち・みややうち」となっていました。
全ての読みが確認できましたが、「みやたにうち」と「みややうち」は明らかに少ないようでした。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で54件。
そのうち、北海道が26件で、石川県が17件です。
そのふたつで8割を占めているわけです。

調べてみると、やはり「みやうち」という読みは北海道に多いようでした。

2017年4月14日金曜日

美作に関して

「美作」は「苗字の読み方辞典」で「みまさか>みさく」となっていました。

「美作」で「みまさか」は難読だと思いますが、岡山県美作(みまさか)市があるので、読めなければいけないということでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E4%BD%9C%E5%B8%82
「★」マークはついていませんでした。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で42件。
岡山県にはいないようで、最多の静岡県で6件。
後は熊本県に5件といったように散在しています。

岡山県以外でも「美作」で「みまさか」と読めるのでしょうか?
「みまさか」と「みさく」は確認できましたが、それ以外に「みまさく」という読みも発見しました。
https://www.facebook.com/saki.mimasaku.7

「美」を「みま」と読まねばならないので「みまさく」自体も難読だとは思いますが、「みまさか」よりは自然な読みのような気もします。

新規の読みです。
ある程度の数がありそうでした。

2017年4月13日木曜日

小計

200人以上いる苗字の整理が終わりました。

ここまでの合計は31,910種類になりました。
ついに3万種類を超えました!

300人以上いる苗字の整理が終えた辞典で26,159種類だったので、それから5,800種類ほど増えました。
この期間が8ヶ月ほどでした。

だいぶ時間がかかってしまいました。
人数の少ない苗字になるほど、読み方の種類は少なくなっているので整理が楽かとおもっていたのですが、とんでもありませんでした。
絶対数が増えてしまっているので、かえって確認に時間がかかるようになっています。

この後も同じような状況が続くので、次は小刻みに160人以上200人未満の苗字を整理していこうと思います。

2017年4月12日水曜日

峠岡に関して

「峠岡」は「苗字の読み方辞典」で「みねおか★(滋賀)>たおおか(広島)(たおか)」となっていました。
「たおか」という読みに関しては、あったとしても稀少なものですし、「たおおか」と分けるべきものだとは思いません。
ある程度の数が確認できるのであれば考慮しますが…

「峠」という漢字は「とうげ」と読むはずであり、wiktionaryで見る限り、他の読みはないようです。

ここまで「峠」を「みね」と読んでいる苗字はありませんでした。

「たお」と読んでいるものはいくつかありました。
「峠」一字の苗字の他、「峠田」や「峠本」で、いずれも広島県を中心として多くみられるものです。
これは「垰(たお)」という漢字からの誤記の定着ではないかと考えています。

「峠岡」はこれらとは別で、全国に46件。
そのうちの31件が滋賀県に集中しており、その中でも近江八幡市に25件でした。
広島県では5件で。隣接する県にはいないようでした。

要するに「みねおか」という読みと「たおおか」という読みは由来が違うのではないかということと、「たおおか」は広島県由来の読みで、せいぜい1割程度だろうということが分かります。

ちなみに「垰岡」という苗字もあり、こちらは全国で4件。
そのうち2件がやはり広島県でした。
facebookでは「taoka」で見つかりましたが、下記は「taooka」となっていました。
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000290139142

「たおか」でも「たおおか」でもアルファベットでは「taoka」としている可能性もあり、漢字の読みに従って「垰岡」も「たおおか」としておきます。

2017年4月11日火曜日

持舘と持館に関して

「持舘」は「苗字の読み方辞典」で「もったて>もちたて・もちだて」となっていました。
5割が福島県相馬市に集中している苗字です。
「もったて」が多いようですが、「もちだて」も割とあります。
濁点のつかない「もちたて」の方が少ないようでした。

「持館」は「持舘」の半分以下で、福島県にもいるようですが、北海道や神奈川県にもいます。
数が少ないので、どこに集中しているとはっきりいえるわけではありません。

「苗字の読み方辞典」では「もったて」という読みで載っていましたが、facebookではほとんど見つかりませんでした。

下記は北海道在住の「持館」さんです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008665096747
「もちだて」と読むようです。
新規の読みです。

「持館」で「もったて」と読む方がいるかどうかは判断できませんでした。

「もちだて」と「もったて」は別扱いで良いと思います。

2017年4月10日月曜日

光家に関して

「光家」は「苗字の読み方辞典」で「みついえ(みつや・こうけ)」となっていました。
香川県善通寺市に多い苗字です。

読み方としては「みついえ」が多いようですが、「みつや」も「こうけ」も確認できました。
それ以外に「こうや」という読みも発見しました。
https://www.facebook.com/Koya.Takashi

新規の読みです。

2017年4月9日日曜日

実沢に関して

「実沢」は「苗字の読み方辞典」で「みさわ>さねざわ(じつさわ)」となっていました。
「実」も「沢」もいずれもが旧字体を持つ漢字ですが、「苗字の読み方辞典」では他に「實沢」しか載っていませんでした。
こちらは「みさわ・さねざわ」となっていましたが、元の数が少ないので、併記して「実沢(實沢)」とするならば、やはり「みさわ>さねざわ(じつさわ)」となるのだと思います。

探してみると、「実澤」は見当たりませんでしたが、「實澤」は発見できました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007858969467

いちおう新規の苗字ということになります。
読みは「さねざわ」のようです。

「じつさわ」という読みに関しては、ありそうでしたが実在を確定できるほどのものは見つかりませんでした。

「みさわ」と「さねざわ」はあります。
割合までは分かりません。
半々くらいなんじゃないかなとは思いました。

2017年4月8日土曜日

文室に関して(訂正)

「文室」に関しては、以前に下記のように書きました。
http://new5g00.blogspot.jp/2017/03/blog-post_8.html?m=0

「ふみむろ」がある程度ありそうであったため、「ふむろ>ふみむろ」としました。
由緒がありそうな「ぶんや」という読みは見つかりませんでした。

しかし、下記の方を教えていただきました。
http://members.e-omi.ne.jp/kasuga-ho/recruit.html

しっかりと「ぶんや」とかながふってあります。
他に証拠となるものが見つかりませんでした。
ちょっとこれだけでは弱いかなとも思うのですが、誤記ではなさそうですので、追加しておくことにします。

2017年4月7日金曜日

南迫に関して

「南迫」は「みなみさこ」という読みで載せていました。
これ以外に稀少な読みとして「みなみせこ」というのを教えていただきました。
http://blog.sekoken.com/?eid=175254

「みなみさこ」と「みなみせこ」は似ていますが、はっきりと違うと思います。
上記の方は他のページでも全て「みなみせこ」となっていました。
この読みも追加します。

「迫」という漢字が苗字に用いられるとき、だいたいは「さこ」と読み、「せこ」という読みは少数派であることが多いです。

2017年4月6日木曜日

間明田に関して

「間明田」は「まみょうだ」という読みで載せていました。
群馬県や栃木県などの北関東に多い苗字のようです。
ただし、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で44件となっていますので、多いといってもそれほどの数ではありませんが。

「苗字の読み方辞典」では「まみょうだ>まみおだ・まめだ」となっていました。
「まみおだ」に関しては発音した印象が「まみょうだ」と同じだと思います。

漢字の読みを考えても「明」は「みょう」であって「みお」ではないと思います。
「まみおだ」と「まみょうだ」を分ける意味はないでしょう。

ですが、「まめだ」になるとかなり異なっている印象です。
自分では見つけられませんでしたが、下記の方を教えていただきました。
http://www.tokyokotairenrikujo.jp/branch23/2016/16kakiHTML/rel007.html

他に「まめだ」と名乗っている方が見つかりませんでした。
ただ、他の陸上記録のページでも全て「まめだ」となっていたので、間違いないかなと思います。
この読みは別扱いとし、追加します。

2017年4月5日水曜日

無田に関して

「無田」は「むた」という読みで載せていました。

これ以外に「なしだ」という稀少な読みがあることを教えていただきました。
https://www.facebook.com/atsushi.nashida

facebookでは上記の方以外に見つかりませんが、フルネーム検索すると下記のページがヒットしました。
http://elman-online.com/hanbai.htm

本名と考えて良いと思います。
この読みも追加します。

2017年4月4日火曜日

道合に関して

「道合」は「みちあい」という読みで載せていました。

これ以外に「どあい」という稀少な読みがあることを教えていただきました。
http://nkrims.kanazawa-med.ac.jp/profile/ja.aec128bc370cac94009704e9ce8c9cd9.html

他に「どあい」と名乗っている方が見つかりませんでしたが、この方は他のところも全て「どあい」となっていたので間違いないと思います。
追加します。

2017年4月3日月曜日

宝山に関して

「宝山」は「ほうざん>ほうやま」としていました。
「苗字の読み方辞典」では「ほうざん>ほうやま・たからやま」となっていたのですが、「たからやま」という読みを自分で確認できなかったためです。

こちらの実在を教えていただきました。
http://ci.nii.ac.jp/author?q=%E5%AE%9D%E5%B1%B1+%E7%99%BB

「寶山」となっていますが、もちろん同じものとして考えています。

自分でも下記の方を発見しました。
http://ci.nii.ac.jp/author?q=%E5%AF%B6%E5%B1%B1+%E9%9D%96%E6%B5%A9

「宝山」と「たからやま」では、ウェブ上で検索するのは難しいので、電話帳にあたった方が良いのでしょう。
実在することは確かだと思いますが、実際の割合までは分かりませんでした。

2017年4月2日日曜日

満島と満嶋と満嶌に関して

「満島」はすでに載せてあります。
「みつしま」と読み、熊本県や長崎県を中心とした九州地方と、滋賀県などの関西地方に多い苗字です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で99件でした。
他の読み方はなさそうでした。

「満嶋」は全国で32件で、最多は滋賀県。
こちらも「みつしま」と読み、他の読み方はなさそうでした。

「嶌」も「島」や「嶋」の異体字ではあるので、「満嶌」も「みつしま」と読みそうですが、こちらは「みつしま」という読みでは見つかりませんでした。
「満嶌」は「まじま」と読みます。
実在も確認できました。
https://www.facebook.com/eiko.majima.7

「満嶌」は全国で3件。
2件が滋賀県で、1件が京都府でした。
上記のfacebookで見つけた方は兵庫県出身のようです。

「嶌」と「島」と「嶋」は異体字の関係にはあるのですが、全て別扱いとしています。
この例のように読み方が全く異なることがあると分けておいて良かったなと思います。

2017年4月1日土曜日

ケとヶに関して

カタカナを用いた苗字というのは、たくさんあります。
これを小書きするかどうかは些細な違いと考えて全てまとめていました。

例えば、「ツ」と「ッ」は同じものと考えているということです。
「三ツ橋」などは全国で1,700人ほどいますし、その他にもすでに10種類以上の「ツ」を用いた苗字を載せています。

これらを「ッ」に変えた、例えば「三ッ橋」として名乗っている方がいても、同じものだと考えているということです。
実際に調べてみると、「ッ」よりも「ツ」の方が多いと思います。

例外的なのが、「ケ」です。
これだけは「ヶ」の方が多いようでした。

「ケ」もしくは「ヶ」に関しては、「け」と読むことはほとんどなく「が」もしくは「か」と読んでいます。
wikipediaを見ると、「箇」または「个」の略字とされているようなので、カタカナを用いているけれどもカタカナ扱いではないということなのかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B6

小書きの「ヶ」の方が探しやすいため、「ケ」に関しては例外的に「ヶ」を採用しようと思います。
例外があれば、その都度で対応します。

ちなみに現在のところ、「ヶ」で「け」と読むものとしては「三ヶ田」で「みかだ>みけた」という苗字が見つかっています。
これが唯一です。