ちなみに「八嵜」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、千葉県に1件あるだけでした。
こちらは「やつざき」だそうです。
まず、「はっさき」と「やつざき」はともに見つかります。
「写録宝夢巣」でも大分県と石川県と、その隣接する富山県に多いので、そこではそれぞれ「やつざき」と「はっさき」と読むことが多いという解釈で良いでしょう。
「はつさき」は「はっさき」に含まれると考えます。
「はちざき」もありました。
ある程度の数はありそうですが、やはり「はっさき」と「やつざき」に比べると、少ないようです。
facebookで見ると、「やさき」も「やざき」も見つかります。
「やさき」の方が多そうですが、「やざき」は「矢崎」という苗字がひっかかってしまうからかもしれません。
日本語の発音としては「やさき」より「やざき」の方が自然な気がします。
ここは「矢崎(やざき)」に併せて「八崎」も「やざき」としておこうかと思います。
要するに「八崎」は「はっさき(大分)・やつざき(石川)・(はちざき・やざき)」となるということです。
次に「八嵜」です。
もちろん実在する苗字です。
下記の記事などで確かめられます。
http://www.yakuji.co.jp/entry3182.html
http://koseikai-tokyo.com/?p=11107&cat=13
facebookでは下記の方が千葉県在住の「八嵜(やつざき)」さんとなっていました。
https://www.facebook.com/mayuko.yatsuzaki
ひとりだけですが、確かそうです。
しかし、ここでもうひとり見つかりました。
https://www.facebook.com/yazaki.akiko.1
神奈川県川崎市出身の「八嵜(やざき)」さんです。
こちらも実在は確かそうです。
まず、これでやはり「八崎」も「やさき」ではなく、「やざき」で良いのではないかと考えます。
他に「矢崎」と「矢嵜」も「やざき」という読みで載せていますので。
そこで「八嵜」は「やざき」と「やつざき」のふたつの読みがあるということになるわけです。
この「やざき」は新規の読みです。
全国に1件の苗字で読み方がふたつあるというのは不自然のようですが、実人数はもっといるに違いなく、間違いではないと思います。
「八崎」の稀少な読みとして「やざき」を挙げたのですが、稀少だとしても「八嵜」よりは数があるので、「八嵜」のふたつの読みはいずれも実数欄を空欄にしておきます。
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