2015年9月20日日曜日

八崎と八嵜に関して

「八崎」は「苗字の読み方辞典」で「はっさき(石川)・やつざき(大分)(やざき・はちざき・はつさき・やさき)」となっていました。




ちなみに「八嵜」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、千葉県に1件あるだけでした。
こちらは「やつざき」だそうです。


まず、「はっさき」と「やつざき」はともに見つかります。
「写録宝夢巣」でも大分県と石川県と、その隣接する富山県に多いので、そこではそれぞれ「やつざき」と「はっさき」と読むことが多いという解釈で良いでしょう。


「はつさき」は「はっさき」に含まれると考えます。


「はちざき」もありました。
ある程度の数はありそうですが、やはり「はっさき」と「やつざき」に比べると、少ないようです。


facebookで見ると、「やさき」も「やざき」も見つかります。
「やさき」の方が多そうですが、「やざき」は「矢崎」という苗字がひっかかってしまうからかもしれません。


日本語の発音としては「やさき」より「やざき」の方が自然な気がします。


ここは「矢崎(やざき)」に併せて「八崎」も「やざき」としておこうかと思います。


要するに「八崎」は「はっさき(大分)・やつざき(石川)・(はちざき・やざき)」となるということです。




次に「八嵜」です。
もちろん実在する苗字です。
下記の記事などで確かめられます。


http://www.yakuji.co.jp/entry3182.html
http://koseikai-tokyo.com/?p=11107&cat=13




facebookでは下記の方が千葉県在住の「八嵜(やつざき)」さんとなっていました。
https://www.facebook.com/mayuko.yatsuzaki


ひとりだけですが、確かそうです。


しかし、ここでもうひとり見つかりました。
https://www.facebook.com/yazaki.akiko.1


神奈川県川崎市出身の「八嵜(やざき)」さんです。
こちらも実在は確かそうです。


まず、これでやはり「八崎」も「やさき」ではなく、「やざき」で良いのではないかと考えます。
他に「矢崎」と「矢嵜」も「やざき」という読みで載せていますので。


そこで「八嵜」は「やざき」と「やつざき」のふたつの読みがあるということになるわけです。
この「やざき」は新規の読みです。
全国に1件の苗字で読み方がふたつあるというのは不自然のようですが、実人数はもっといるに違いなく、間違いではないと思います。


「八崎」の稀少な読みとして「やざき」を挙げたのですが、稀少だとしても「八嵜」よりは数があるので、「八嵜」のふたつの読みはいずれも実数欄を空欄にしておきます。

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