2016年9月25日日曜日

相知に関して

「相知」は「苗字の読み方辞典」で「おおち>おうち・そうち」となっていました。

「相」という漢字を「おお」もしくは「おう」と読むケースについては以前に検討いたしました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/05/blog-post_14.html

これまでに「相賀」、「相木」、「相島」を載せています。
この中では「相賀」が最も多く、それ以外のふたつは稀少な読みです。

「相賀」は「あいが>おうが」となっており、こちらもそれに倣っています。

私としては「相談」の「相(そう)」であるので、「おお」よりも「おう」と読む方が自然なのかなと思っています。

「相知」は長崎県に多い苗字ですが、隣接する佐賀県には「相知(おうち)」町があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E7%9F%A5%E7%94%BA
http://www.yado.co.jp/kankou/saga/karatu/mikaeri/outityou_map.htm

これらから考えても、「相知」は「おおち」ではなく「おうち」としてしまいたいです。

「相」を「おう」もしくは「おお」と読む苗字で、それが最多の読みだというのは、この「相知」がこれまでのところ唯一ということになります。

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