2016年11月8日火曜日

後原に関して

「後原」は「苗字の読み方辞典」で「ごはら・せどはら★(広島)>あとはら(沖縄)(せどばら・せとはら・うしろはら)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

二文字目以降の濁点の有無は気にしていないので、「ごはら・せどはら>あとはら・(うしろはら)」で考えれば良いことになります。

この中で「うしろはら」は見つけられませんでした。
後々に見つかるかもしれませんが、今は除外しておきます。

それ以外の読みは全て見つかりました。
おそらく割合もそのままで良さそうでした。

「せどはら」はちょっと読めないですね。

これまでに「後岡」の稀少な読みとして「せどおか」というのがあるとしていますが、それ以外で「後」を「せど」と読んだものはまだありません。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/09/blog-post_11.html

ウェブの「写録宝夢巣」で、「後原」は広島県に最も多く、次いで隣接する鳥取県。
その次が沖縄県でした。
沖縄県で「あとはら」という読みがあるのは確かなようですが、他の県でも認められており、特にそこで多いというわけでもなさそうでした。

「後岡」で「せどおか」と読む苗字は大阪府や京都府にあるようですが、「後原」で「せどはら」はやはり広島県のようです。

「せどはら」という読みがどこから出てきたのかは分かりませんが、埼玉県に「後原(せどはら)」という地名がありました。
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/kenkofukushi/kenko/shiminnokenko/kenkozukuri/koen.html

由来は不明ですが、「せどはら」は広島県が由来と考えて良いと思います。
広島県の安芸郡海田町というところに集中しています。
鳥取県にはそのような集中した地域がありません。

「せどはら」が難読なので、「ごはら」や「あとはら」に読みかえた方がいるのだと思います。

ただし、それとは別に沖縄県に「あとはら」の読みがあるのかもしれません。

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