2014年8月12日火曜日

竜口と岳本に関して

今回も悩んでいるものを取り上げます。

「竜口」は「苗字の百貨店」で「たつぐち>たつのくち」となっていました。
「龍口」も同じでした。

「竜」と「龍」は新旧字体表に載っているため、併記していますが、「龍」というのはかなり有名な漢字ですし、このふたつの漢字はだいぶ形が違うため、悩んでいるところです。

ただこれを分けるとなると、私のホームページのそもそもの目的がだいぶ崩れてしまうため躊躇してしまっています。

「龍」がJIS第1水準であるということから、JIS第1水準は別扱いにするというのも考えましたが、「万」の旧字体である「萬」は第2水準であるため、こちらはどうするんだと考えたりしています。

話が脱線してしまいました。
結論を簡単に書くと、「龍口」は「たつぐち>たつのくち」で問題がなさそうでしたが、「竜口」は「たつぐち」ばかりで「たつのくち」が見つからなかったのです。
こういう例を見つけてしまうと、かなり悩んでしまいます。
現時点では「竜」と「龍」は併記のままにしていますが…


「岳本」も同様です。
「岳本」は「たけもと」と読みます。
ですが、「岳」の旧字体である「嶽」を用いた「嶽本」では「たけもと>だきもと★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「だきもと」は見つかりませんでしたが、「だけもと」が見つかりました。
誤記だとは思いますが、新規の読みとしておきます。

それではと思い、「岳本」で「だけもと」の読みを探しましたが、これは見つかりませんでした。
これもまた悩ましいですね。
「岳」と「嶽」が新字体と旧字体の関係にあるというのが、分かりにくいですし。
「嶽」は「地獄」の「獄」の方に似ているので、そちらから転じたと思われる苗字もあります。

ただこれも現時点ではこのままにしておきます。

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