2017年12月31日日曜日

能方に関して

「能方」は「実在苗字(名字)辞典」で「のうがた>よしかた」となっていました。
実際に探してみると、「のうがた」ばかりで「よしかた」はほとんど見つかりません。

facebookで見つけたのは下記の方だけ。
本名のようです。
https://www.facebook.com/yasunobu.yoshikata

下記のページでも見つけました。
http://www.satsuki-jutaku.jp/search/detail.php?house_id=30194&print=true

いずれも大阪府の方のようなので、親族の可能性もあるでしょう。
「よしかた」も実在する読みであることは間違いないですが、かなり稀少ではないかと思います。

2017年12月30日土曜日

初嶋と初嶌に関して

「初島」という苗字があります。
これは「はつしま」と読みます。
実在も確認できますし、問題ありません。

似たような苗字で、「初嶋」と「初嶌」があります。
どちらもウェブの「写録宝夢巣」では全国で1件すつでした。
「初嶋」が和歌山県、「初嶌」が福岡県でした。
「住所でポン!」でもフルネームが確認できます。

facebookでは「初嶌」だけ下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/rumi.hatushima

福岡県出身となっていますし、間違いないでしょう。

「初嶋」の方は、「住所でポン!」しか実在を確認できるものがありませんでした。
読み方は「はつしま」以外になさそうですし、こちらも実在確定としておきます。

2017年12月29日金曜日

徳生に関して

「徳生」は「実在苗字(名字)辞典」で「とくしょう(東京)>とくせい・とくう(愛媛)・とくおい」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で32件。
最多は東京都の12件で、次いで埼玉県の8件、愛媛県の6件でした。

東京都の中では特に集中しているところはなさそうでした。
東京都は人口がそもそも多いので、多くみられるからといって由来がそこにあるというわけではないと思います。
むしろ埼玉県の中で5件が朝霞市となっていたので、そこと愛媛県の2ヶ所が由来なのではないかと考えます。

「とくしょう」は見つかります。
https://www.facebook.com/shigeo.tokusho

「とくせい」はそれに比べると少ない印象です。
https://www.facebook.com/hiroto.tokusei
https://www.facebook.com/takeshi.tokusei
https://www.facebook.com/masashi.tokusei

上記の「とくせい」はいずれも東京都の方でした。

「とくおい」は少ないです。
下記の方のうちひとりは愛媛県出身です。
https://www.facebook.com/moka.tokuoi
https://www.facebook.com/people/Saya-Tokuoi/100001991799355

「とくう」は下記の方くらいしか見つけられませんでした。
これだけでは実在する読みであると断定できません。
http://blog.goo.ne.jp/tokuu-yu/7

まとめます。
「とくしょう」という読みが多いのは事実ですが、東京都に限らず神奈川県や北海道などでも見られました。
「とくせい」は次に多い印象です。
こちらは東京都に多いのではないかと思います。

「とくおい」はかなり少ないと思ったのですが、ひとりが愛媛県出身という点がひっかかります。愛媛県の6件が「とくおい」という読みであれば別に稀少な読みというわけではないからです。
「とくう」は実在する読みかどうかの判断ができませんでした。

他に考えられるとしたら「とくお」でしょうか?
これはファーストネームとしてもありえるものなので、あるとしても探すのはかなり難しいでしょうね。

現時点では「徳生」の読みは「とくしょう>とくせい・(とくおい)」としておきます。
愛媛県の読みを確認し、場合によっては変更するかもしれません。

2017年12月28日木曜日

唐司に関して

「唐司」は「実在苗字(名字)辞典」で「とうのす★>とうじ(とうのし・とうし)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で32件。
そのうち17件が福島県ですが、残りは関東地方(神奈川県や千葉県など)に集中しているようです。

「とうのす」は相当に難読ですが、探すとかなり見つかります。
https://www.facebook.com/akira.tounosu
https://www.facebook.com/tounosu.kousuke

「とうのし」も割とあると思います。
https://www.facebook.com/kenichi.tounoshi
https://www.facebook.com/mtonoshi
https://www.facebook.com/yojitonoshi

難読だという理由で「とうのす」の読み替えが起こるとしたら「とうのし」になると思います。

「とうじ」や「とうし」は「とうのし」よりも少ない印象です。
「toshi」、「toushi」、「tohshi」、「toji」、「touji」、「tohji」で探しました。
見つけたのは下記の方だけです。
「とうし」と読むそうです。
しかし、ひとりだけだと実在確定とまではいいにくいですね。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004196596331

2017年12月27日水曜日

PC・スマホで使える漢字

12月25日付で下記のようなニュースが入ってきました。
私にとっては非常に大きなニュースです。
https://internetcom.jp/203968/kanji-iso

これまではJISX 10,050字しか使えませんでしたが、約6倍になる58,861字が使えるようになるということです。

私自身の方針としては、「渡邊」さんも「渡邉」さんも「渡辺」で統一すると決めていますし、他の漢字であっても「辺」の異体字であれば同じ扱いにすると思いますが、どこまでを表に載せるのかは悩みどころです。

「𧲸革」(「𧲸」がJIS第4水準で環境によって出せないことがあるため、便宜的に「貂革」としている)の問題などを解決できるようであれば、そこは修正しようと思います。
http://new5g00.blogspot.jp/2017/10/blog-post_26.html

具体的にこれらの漢字がどのように使えるのかはまだ分かりません。
試しに「わたなべ」を変換してみましたが、これまでと変わりませんでした。
IMEパッドで出そうとしてもできませんでした。
おいおい変わってくるのかもしれません。

思いつくものとしては、「浜」の異体字である「濵」だったり「崎」の異体字である「﨑」が、環境によらないで見られるのであれば併記する方針に改めようかなと考えています。
(ハシゴダカ(「髙」)は載せる予定がありません)


2017年12月26日火曜日

新泉に関して

「新泉」は「実在苗字(名字)辞典」で「にいずみ>にいいずみ(にいづみ)」となっていました。

「泉」は「いずみ」ですから、「にいずみ>にいいずみ」で検討すれば良いと思います。

facebookで調べると、「niizumi」は見つかりますが「niiizumi」は見つかりませんでした。
「i」を3つ繋げた形です。
例えば「飯泉」で「いいいずみ」と読む場合もありますので、「i」が3つあっても不自然ではないと思いますし、普通に読めば「にいいずみ」のような気がしますが、見つからないのは事実です。
「にいいずみ」という読みがあったとしても少数派であることは間違いなさそうです。

「新泉」は「にいずみ」だけとしておきます。

2017年12月25日月曜日

道祖に関して

「道祖」は「実在苗字(名字)辞典」で「どうそ・さや★(山口)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で31件。
最多は山口県で8件。
その近隣の福岡県や広島県、岡山県、鳥取県に広がっているようで、その4県で14件でした。
調べてみると、「どうそ」も「さや」も見つかります。

https://www.facebook.com/hiroaki.douso
https://www.facebook.com/sayuki.d

https://www.facebook.com/tomoko.saya
https://www.facebook.com/yasutaka.saya

やはり「さや」という読みは山口県に多いようです。
あまりにも難読なので、他の地域に移ったときに読み替えをしたのでしょう。

それとは別に「さいのう」と読むのだと思う方を何人も見つけました。
https://www.facebook.com/ryoki.saino
https://www.facebook.com/sainou.katsutoshi

「道祖尾」で「さいのお」と読む鳥取県に集中のある苗字がありますが、それと関係があるのかもしれません。
そうすると「道祖」も「さいのう」ではなく、「さいのお」なのかもしれませんが…
漢字からは「さいのう」とも「さいのお」とも判断ができません。
「さいの」の可能性もあるのかなとも考えましたが、それも漢字からは読めないです。
いちおう「さいのう」としておきます。
ある程度の数がありそうなので、3等分にしておきます。

2017年12月24日日曜日

中河内に関して

「中河内」は「実在苗字(名字)辞典」で「なかこうち>なかごうち・なかがうち」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で33件。
北海道で9件、広島県で8件でした。

「なかこうち」と「なかごうち」はいずれも見つかります。
どちらが多いとまでは判断がつきませんが、そのまま「なかこうち」を採用します。

「なかがうち」は難しいです。
検索すると下記の方しかヒットしません。
https://nakagauchi.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%B2%B3%E5%86%85%E9%9B%85%E8%B2%B4

芸名とするなら難読すぎる気もしますし、集中している広島県出身なので、本名だとは思います。
ただ、その読みを持つ唯一が芸能人だというのは、悩むところです。
もうひとり確実なものを見つけたいのですが、「なかがうち」で探すと「中垣内」がひっかかってしまいますし、上記の芸能人を外して検索しても地名でヒットしてしまいます。

「なかがうち」は実在する読みだとは思うのですが、現時点では保留にしておきます。
確実であるという証拠が見つかれば追加します。

2017年12月23日土曜日

唐原に関して

「唐原」は「実在苗字(名字)辞典」で「とうはら>からはら(とうばる)」となっていました。

以前に「原」で「ばる」と読む苗字について少しだけ調べたことがあります。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/01/blog-post_28.html

そのときの結論として、「原」で「ばる」と読む苗字はほとんどが九州地方出身であるということです。

「唐原」は調べてみると「とうはら」が圧倒的に多いようですが、「からはら」よりは「とうばる」の方が少し多いように思えました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で31件。
最多は北海道の9件で、次が大阪府の5件でした。

九州地方では福岡県が3件と大分県が2件だけでした。
下記の方々はひとりが福岡県と大分県の出身。
https://www.facebook.com/itsuki.toubaru
https://www.facebook.com/tobaru.tomonori

下記の方々は東京都と愛知県の出身。
https://www.facebook.com/sally.toubaru
https://www.facebook.com/tooobalman
https://www.facebook.com/nanaka.tobaru

上の世代で転居したのだとは思いますが、ある程度の数はいるようです。
「とうばる」という読みはそれほど少なくないと思います。

2017年12月22日金曜日

遠谷に関して

「遠谷」は「実在苗字(名字)辞典」で「とおや>えんたに(とうや・とおたに・とうたに・えんや)」となっていました。

「遠」は「とお(い)」ですから、「とう」の読みは「とお」に合わせて良いと思います。
そうすると、「とおや>えんたに(とおたに・えんや)」となります。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
最多の北海道で9件でした。
これだけ少ない苗字の割には読み方が分かれていますね。

facebookで見てみると、「とおや」が圧倒的に多いようでした。

「えんたに」は下記の方々。
おそらく鳥取県出身。
(「写録宝夢巣」では2件のみ)
https://www.facebook.com/hiroto.entani
https://www.facebook.com/remi.entani

「とおたに」は下記の方々。
おそらく兵庫県出身。
(「写録宝夢巣」では該当なし)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004773512631
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003669349699

「えんや」は下記の方。
愛媛県出身と明記されています。
「えんや」という読みで見つかった方はこの方だけですが、友達欄に「Enya」姓の方もいたので間違いないかと思います。
(「写録宝夢巣」では1件のみ)
https://www.facebook.com/natsumi.enya

「谷」を「たに」か「や」以外の読みとしているものはなさそうでした。

2017年12月21日木曜日

信広と信廣に関して

「広」と「廣」は新字体と旧字体の関係にあるので、「信広」と「信廣」も同じものと考えて検討します。
ファーストネームのような苗字ですので、探すのにはコツがいります。
読み方はもちろん「のぶひろ」で、広島県に多いです。

似たような苗字で「信長(のぶなが)」や「信重(のぶしげ)」といったものもあるのですが、いずれも広島県に多いのです。

「信(のぶ)」で始まるファーストネームのような苗字が全て広島県に多いわけではないのですが、傾向はあるようです。

下記の方々を見つけました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006456086026
https://www.facebook.com/akihide.nobuhiro

上記のふたりはfacebook上で友達としてつながっており、家族が同一人物でした。
すなわち親族なのでしょう。

それであるにも関わらず片方が「信広」で、もう片方が「信廣」と名乗っていました。
「広」と「廣」を分ける必要がない証拠になりますね。

2017年12月20日水曜日

道仏と道佛に関して

「佛」は「仏」の旧字体なので、併記として扱っています。
JIS第2水準ですが、画数が少ないので「邊」や「邉」、「齋」や「齊」ほどは新字体を用いる方は少ないのかもしれませんが。

「実在苗字(名字)辞典」でみると、「道仏」は140人ほど、「道佛」は50人ほどとなっていました。
多いのは広島県で、次いで北海道でした。
読み方は「どうぶつ>どうぼとけ」となっていました。

面白いのは、facebookでは「道仏」ではなく「道佛」ばかりが見つかった点です。
紙の電話帳とは異なっているのでしょうか?

読み方もほとんどが、濁点のない「どうふつ」でした。
「どうぼとけ」は見つかりませんでした。

2017年12月19日火曜日

斗内に関して

「斗内」は「実在苗字(名字)辞典」で「とない>とのうち(とうち)」となっていました。
「とない」は最も多く見つかります。

「とのうち」はそれよりも少ないですが、見つけられます。
https://www.facebook.com/masayoshi.tonouchi

このふたつに関しては割合も含めて大丈夫だと思います。
問題は「とうち」です。

「とうち」で見つけられたのが下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/hidekazu.touchi

本名のようですが、フルネームで検索すると映画の助監督となっていますね。
映画の助監督は本名で間違いないのか?という点が確認できません。

他になければ、「とうち」は載せないことにします。

2017年12月18日月曜日

南石に関して

「南石」は「実在苗字(名字)辞典」で「なんせき>みないし(みなみいし)」となっていました。

最も自然に思える「みなみいし」は見つかりませんでした。
探し方が悪いのかもしれません。

やはり「なんせき」という読みが圧倒的に多いようです。
「なんいし」はありません。

「みないし」という読みで見つかったのは下記の方だけです。
https://www.facebook.com/m.minaishi

本名のようですが、ひとりだけだと自信が持てません。

「みないし」という読みを探していると、「南石福二郎」という方が最もヒットします。
残念ながら故人のようです。
http://www.christian-center.jp/dsweek/07sp/i_0614.html

これだけだと実在するとまでは言いにくいなと思っていましたが、下記のページを見つけました。
https://ameblo.jp/currentnewsacv/entry-11031264270.html

以上から、「みないし」という読みは稀少だとは思いますが実在するといえそうです。

2017年12月17日日曜日

糠野に関して

「糠野」は「ぬかの」という読みで載せていました。

これ以外の稀少な読みとして「こうの」があると教えていただきました。
https://www.up.tokiwakai.ac.jp/gyoseki/japanese/researchersHtml/216b010/216b010_Researcher.html

上記の方をフルネーム検索すると、全て「こうの」となっているので確かだと思います。
他には見つからないのですが、実在する読みと判断し、追加します。

2017年12月16日土曜日

角熊に関して

「角熊」は「つのくま」という読みで載せていました。

これ以外の稀少な読みとして「すみくま」があるそうです。
http://ci.nii.ac.jp/naid/130004501394

上記の方をフルネームで検索すると、全て「すみくま」となっていました。

facebookでは別の方も見つけました。
こちらは友達欄もないのですが、顔写真を載せておりますし、実在の人物ではないかなと思います。
https://www.facebook.com/yosinori.sumikuma

この読みも実在すると判断します。
追加します。

2017年12月15日金曜日

越谷に関して

「越谷」は「こしがい・こしや>こしたに・(こしがや)」という読みで載せていました。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「えつや」ががあるそうです。
http://ci.nii.ac.jp/naid/130004391145

そこに載っている方をフルネームで検索したものです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/transjtmsj1972/47/1/47_1_T16/_pdf/-char/ja

20年以上前なので少々古い気はしますが、読みとしては間違いないようです。

自分でも探しました。
https://www.facebook.com/manami.etstuya

確かに現在もある読みのようです。
追加します。

2017年12月14日木曜日

古橋に関して

「古橋」は「ふるはし」という読みで載せていました。
全国で18,000人ほどいるというわけなので、珍しい姓ではありません。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、「ふるはし」以外の稀少な読みとして「こはし」があるそうです。
http://www.concordia.co.jp/artist/gohei_kohashi.html

自分でも見つけました。
https://www.facebook.com/yuki.kohashi.3

これは間違いなさそうですね。
追加しておきます。

2017年12月13日水曜日

萬力谷に関して

「萬力谷」は「実在苗字(名字)辞典」で「まんりきや」という読みで載っていました。
ここでの「力」は漢字の「力(ちから)」です。

新たに「実在苗字(名字)辞典」の更新情報で「萬力谷」を「まかたに」と読むとなっていました。
https://twitter.com/ayumi_mrcircle
http://www.oaaa.jp/kotairen/results/2016/o_so/rel086.html
「力(ちから)」という漢字で、「か」と読んでいるわけです。

間違いではないかと思って確認しましたが、確かにカタカナの「カ」ではなく漢字の「力(ちから)」でした。

以前にまとめたところではカタカナの「カ」が入った苗字としては「安力川」と「伊カ谷」がありました。
http://new5g00.blogspot.jp/2017/07/blog-post_22.html

この「安力川」と「伊カ谷」はカタカナの「カ」なのですが、これを漢字の「力(ちから)」に変えてしまうと全くヒットしません。
つまり「安力川」と「伊カ谷」はカタカナの「カ」を用いているのです。

対して「萬力谷」は漢字の「力」しかないようです。

ちなみに「萬力谷」で「まんりきや」という読みではヒットしませんでした。
稀少な苗字ですし、「萬力谷」の読みは「まかたに」だけとしておきます。

この「萬力谷」は大阪府で見られる苗字なのですが、似たものとして「萬ヶ谷」というのがあります。
こちらは「まがたに」と読み、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件。
そのうち2件が大阪府でした。
由来は同じなのかもしれません。

2017年12月12日火曜日

根比に関して

「根比」は「ねひ」という読みで載せています。

「実在苗字(名字)辞典」では稀少な読みとして「ねごろ」があるとなっていましたが、自分では見つけられませんでした。
下記の方を教えていただきました。
http://www.webtravel.jp/concierge/BWT11102.html

自分でも下記のページを見つけたので、確かだと考えます。
https://mainichi.jp/articles/20170511/ddl/k46/040/265000c

この読みを追加します。

2017年12月11日月曜日

南畝と能年に関して

「南畝」は「実在苗字(名字)辞典」で「のうねん★(のうね)」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。
確かに難しいです。

「のうねん」というと、「能年玲奈」という芸能人が浮かんでしまいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%82%93_(%E5%A5%B3%E5%84%AA)
こちらは本名ですが、かなり珍しい苗字です。

「能年」は「のうねん>のうとし」となっていましたが、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件です。
「のうねん」も「のうとし」も実在は確認できました。
「のうとし」も決して少ない読みではありません。

他に「のうねん」と読むものとしては「農年」が載っていました。
こちらも「住所でポン!」で見ると、確かに実在するようです。
残念ながら読みが「のうねん」で良いのかは分かりませんでしたが、「南畝」も「能年」も「農年」も全て兵庫県にあるようなので、「南畝」が元で「のうねん」と読むのだと思いますが。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/4/44/31.html

というわけで、「のうねん」と読む苗字としては「能年」もあるのですが、最多は「南畝」のようです。
かなり意外でした。
兵庫県姫路市に、「南畝」で「のうねん」という地名があるそうです。

「のうねん」よりは漢字の読みに近い「のうね」ですが、下記の方だけしか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003051720108

同じ方が、下記でも「のうね」となっていました。
http://www.nishi.com/nishi_rw/result/%E2%91%A8%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%94%B7%E5%AD%90%205km.pdf

しかし数が少なすぎますね。
「のうねん」と「のうね」を分ける意義は乏しいのではないでしょうか?

別に「なうね」という読みを見つけました。
https://www.facebook.com/tomoka.naune
https://www.facebook.com/ryouta.naune

これも難読だとは思いますが、いちばん分かりやすいのではないでしょうか?
新規の読みです。

2017年12月10日日曜日

成生に関して

「成生」は「実在苗字(名字)辞典」で「なりう>なるお・なりゅう」となっていました。
いわゆる「〇+生」型の苗字です。
これまでにもさんざん検討してきた問題です。

「なりう」と「なりゅう」は分けないという方針にしています。

「なるお」は確認できませんでした。
ファーストネームとしてもありえるもののようで、苗字として「なるお」という読みがあるのかどうか?
あったとして割合はどれくらいなのか?といったところが判断できませんでした。

代わりに「なるせ」という読みを見つけました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/keiko.naruse.121
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005373552260

2017年12月9日土曜日

美谷に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「美谷」は「みたに」として載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「みや」があるそうです。
https://www.facebook.com/kaori.miya.33

友達欄にも同姓で「みや」と読んでいる方がいたので確かだと思います。
この読みを追加します。

2017年12月8日金曜日

二梃木と二挺木に関して

「二梃木」と「二挺木」は、いずれも「にちょうぎ」と読みます。
どちらも神奈川県中郡大磯町に多い苗字です。
「きへん」と「てへん」の違いだけです。

ほぼ同数ですが、わずかに「二梃木」の方が多いようです。
「梃」を用いた苗字はこれだけのようです。
(「挺」を用いた苗字はいくつかありました)

漢字の意味を考えると、「てへん」の「挺」が正しい気もするのですが、もちろんいずれの苗字も見つかります。
どちらかが誤記の定着なのだろうなと思うのですが、由来は分かりませんでした。

ただ、「きへん」の「梃」がJIS第2水準で、「てへん」の「挺」が第1水準なので、おそらく「二梃木」が元で、漢字の意味的に正しくJIS第1水準を用いた「二挺木」の方が派生したのではないのかなと推測します。

2017年12月7日木曜日

中長に関して

「中長」は「実在苗字(名字)辞典」で「なかちょう」となっていました。
実際に「なかちょう」という読みの方はたくさん見つかります。

他にないか調べてみたところ、「なかなが」という読みが見つかりました。
https://www.facebook.com/athushi.nakanaga
https://www.facebook.com/yoko.nakanaga

「なかちょう」と「なかなが」の比ははっきりしません。
「なかちょう」の方が多そうですが、「なかなが」もそれなりにいそうです。
新規の読みです。

2017年12月6日水曜日

峠谷と垰谷に関して

「峠谷」は「実在苗字(名字)辞典」で「とうげたに>とうげや(たおたに・たおや・とうげだに)」となっていました。

濁点の有無は気にしないことにしても、ずいぶんと読み方が分かれていますね。

「とうげたに」は圧倒的に多いようなので、問題ありません。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で33件。
奈良県が13件。
東京都が4件。
後は北海道、埼玉県、広島県に3件ずつです。

もともと人口の多い東京都は別にしても、ずいぶんとバラバラな印象です。
これならば読み方が多様でも納得です。

しかし、調べてみると「たおたに」は見つかりませんでした。

「とうげや」は下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/tougeya.masaki

フルネーム検索すると、北海道でレストランをされている方だと分かりました。
どうやら本名のと考えて良さそうです。

こちらは別の方です。
こちらも北海道の方です。
http://www.usuzan.net/761/staff.html

これらを総合すると、「とうげや」という読みも実在すると考えて良さそうです。
北海道に多いのだと思います。
(3件しかないのですが…)

残りは「たおや」です。
これは微妙です。
facebookでは見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006771700376

広島県出身の方のようです。
見つかったのは、この方だけでした。

「たお」というと、どうしても「垰」という漢字を思いだしてしまいます。
一文字姓の「垰(たお)」や「垰田(たおだ)」、「垰本(たおもと)」という苗字が広島県を中心としてあります。
しかし同じようにして「峠」で「たお」と読むこともあるのです。
誤記定着型なのでしょうか?

「垰谷」で「たおや」と読む方は見つかりました。
それでは「峠谷」で「たおや」と読む方はどうなのでしょうか?
facebookで見つかった方はいかにも本名のようですし、これまでの他のパターンを見ても「峠」で「たお」と読むのは不自然ではありません。
広島県出身というのも裏付としてあるかもしれません。

悩ましいです。
もうひとりくらい見つからないと、「峠谷」で「たおや」は確定といいにくいです。

2017年12月5日火曜日

中小田に関して

「中小田」は「実在苗字(名字)辞典」によると、「なかおだ>なかこだ」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では、全国で30件。
熊本県が11件で、石川県が7件でした。

facebookで見た印象では「なかおだ」が熊本県に多く、「なかこだ」が石川県に多いようです。
「なかこだ」と読む姓は他にないようで、漢字がなく「nakakoda」となっているものも含めると「なかこだ」という読みもそれなりにありそうです。

このような「なかおだ」と「なかこだ」の違いというのは悩むところです。
「吉原」を「よしはら」と「よしわら」に分けていないのに、「なかおだ」と「なかこだ」を分ける必要があるのか?という疑問です。

「なかこだ」がほとんどない読みなら分けなくても良いのではないかと思うのですが、それなりに数がありそうなので分けておきます。

2017年12月4日月曜日

銅直に関して

「銅直」は「実在苗字(名字)辞典」で「どうべた★>どうなお・どうちょく」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
確かに難しいですね。
「直」を「べた」と読む苗字はこれだけのようです。

調べてみると「どうべた」が圧倒的に多いようです。
「どうなお」はかなり少ないです。
1割はあると思いますが、3割は微妙なラインです。

「どうちょく」はかなり少ないです。
はっきりと漢字で名乗っていたのは下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/haruka.dochoku

それとは別に下記の方も「dochoku」となっていました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006553083653

上記のふたりが友達欄で繋がっていれば話は早いのですが、そういうわけでもありませんでした。
ふたりとも東京都近辺の出身です。
「どうちょく」と読む苗字は他にないようなので、下の方も「銅直」という漢字を使うのだろうということは言い切って良いのではないでしょうか。

2017年12月3日日曜日

鳥集に関して

「鳥集」は「とりだまり」と読みます。
言われればなるほどと思いますが、難読ではないでしょうか?

「集」を用いた苗字は「伊集院」などいくつもありますが、だいたいは「しゅう」と呼んでいます。
「集貝」で「ためがい」という苗字がありましたが、「たまり(だまり)」と読んでいるのは、この「鳥集」しかありませんでした。

こういうのも貴重なので記録として残しておきます。

2017年12月2日土曜日

東狐に関して

「東狐」は「実在苗字(名字)辞典」で「とっこ★・とうこ」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ウェブの「写録宝夢巣」では、全国で31件。
そのうち21件が富山県でした。
7割がひとつの県に集中しているということは、読み方もひとつであってほしいところですが、facebookで見ても、きれいに「とっこ」と「とうこ」が分かれているようでした。

おそらく、もともとは「とっこ」だったのでしょうが、難読すぎるので「とうこ」と読みかえたのでしょう。

「とっこ」と「とうこ」は発音した印象も違うので、分けておきます。

2017年12月1日金曜日

頭山に関して

「頭山」は「実在苗字(名字)辞典」で「とうやま(ずやま)」となっていました。

「とうやま」は見つかるのですが、「ずやま」は見つけられませんでした。

代わりに「ずざん」という読みが見つかりました。
https://www.facebook.com/sonosuke.zuzan
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004301381181
https://www.facebook.com/zuzan.ryuichi

全て岡山県出身のようです。

「頭山」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に26件。
最多は福岡県の6件で、2番目に多いのが岡山県の5件でした。

1割未満というわけではなさそうですが、3割までもはないかなという印象です。

「ずざん」は実在する読みと考えて間違いないため、新規の読みとして追加します。

2017年11月30日木曜日

信吉に関して

「信吉」は「のぶよし」と読みます。
苗字ですが、ファーストネームとしてもありえるものです。

こういうものはウェブ検索で見つけにくいですが、「写録宝夢巣」でどこに多いかを確認しておけば見つけやすくなります。
下記の方などが見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004386001848

いちおう備忘録として残しておきます。

2017年11月29日水曜日

廿に関して

以前に「十九浦」という苗字に関して、まとめたところで「廿浦」で「つづうら」という苗字があると書きました。
http://new5g00.blogspot.jp/2017/11/blog-post_3.html

「廿」という漢字が苗字で使われるときの読みは大きくふたつ。

「廿浦(つづうら)」と「廿楽(つづら)」、「廿野(つづの)」のように「つづ」という読み。

それと「はつ」もしくは「はた」という読みです。

多い順にいうと「廿日岩(はつかいわ)」、「廿日出(はつかで)」、「廿枝(はたえだ)」です。

更に稀少な苗字として「廿千(はたち)」と「廿(一文字で「はたち」)」があります。
漢字が珍しいためか、意外に簡単に見つけられました。

他に「廿木屋」で「はたきや」という苗字もあるそうです。
「住所でポン!」では確かに見つかりますが、そこで見つかる方以外には確認できず。
そこで見つかる方も読みまでは不明なので、この苗字のみ、保留とします。

ここで紹介した以外には「廿」を用いた苗字はなさそうでした。

2017年11月28日火曜日

沼島と沼嶋に関して

「沼島」は「実在苗字(名字)辞典」で「ぬましま>ぬまじま・ぬしま★」となっていました。

「沼島」で「ぬしま」というのは兵庫県にある島の名称としてあります。

facebookで見ると、「沼島」で「ぬしま」と読む苗字がそれなりにあることも分かりました。
もちろん「ぬましま」の方が多そうです。

対して「沼嶋」は「ぬましま」しか読みがなさそうでした。

「沼嶌」という苗字はないようでした。

2017年11月27日月曜日

轟原に関して

「轟原」は、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると全国で33件。
そのうち17件が鹿児島県でした。

「実在苗字(名字)辞典」によると、読み方は「とどろばら★>とどろばる・とどろはら(とどろきはら)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「原」を「ばる」と読む苗字は九州南部由来と考えて間違いないでしょう。
そういう意味で、鹿児島に多い苗字である「轟原」の読みが「とどろばる」であっても不思議ではありません。

facebookでは、「とどろきはら」は漢字不明ですが下記の方だけ。
他に「とどろきはら」と読む苗字はないので、これでも良さそうなのですが、残念ながら海外在住でした。
https://www.facebook.com/todo.0123

「とどろばる」は下記の方など。
https://www.facebook.com/jyunto.todorobaru

比べると、「とどろばら」と「とどろはら」を足したものの方が圧倒的に多い印象でした。

2017年11月26日日曜日

常盤と常磐に関して(続き)、幽霊苗字かも?

「常盤」と「常磐」に関する話題を続けます。

「常盤井」と「常磐井」という苗字があります。
いずれも「ときわい」と読みます。

「常盤木」と「常盤野」という苗字もあります。
それぞれ「ときわぎ」と「ときわの」と読みます。

「常磐木」と「常磐野」はないようです。

「常盤山」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると東京都杉並区に1件だけです。
それを「住所でポン!」で調べると、「常盤山光義」という方でした。
1967年の記録に残っている自動車レーサーの方のようです。
http://www.jaf.or.jp/CGI/msports/results/race/result.cgi?race_id=1967101006

2012年版でも載っているので、高齢ではあるのでしょうが、その時点では生存しているといえます。
https://jpon.xyz/2012/27/30/30.html?p=8

下記に漢字ではないのですが、「Tokiwayama」という方がいました。
https://www.facebook.com/miki.tokiwayama
「ときわやま」という読みの苗字は他になく、この方も東京都杉並区出身となっているので、「常盤山光義」さんの親族なのだろうと推測できます。
ゆえに「常盤山」は「ときわやま」と読み、この家系だけなのであろうと考えました。

「常磐川」という苗字も「実在苗字(名字)辞典」に載っていました。
こちらは愛知県蒲郡市に1件だけでした。
これを「住所でポン!」を使ってフルネーム検索すると下記のページにあたります。
http://gamagorishibunkyo.jp/9kikouzu/1tanka.html
どうも詩吟を教えている方のようです。
この方だけならば本名でも良いのかなと思ったのですが、他の方も全て見ていくと、どうやら詩吟のときだけの名前のような印象です。
(他の方の名前にやたらと「岳」が入っている点とか怪しいなと思いました)

他は全て「常盤」の方が多いのに、これだけ「常磐」という点も怪しいところです。

以上から、「常磐川」だけは幽霊苗字ではないのかなと思いました。

2017年11月25日土曜日

常盤と常磐に関して

「常盤」と「常磐」はよく似ていますね。
「皿」と「岩」の違いだけです。

苗字としては「常盤」で「ときわ」と読むものが最も多いですが、地名としては「常磐(じょうばん)線」や「常磐(じょうばん)自動車道」が有名ではないでしょうか?

ただ、「常磐」でも「ときわ」と読むことがあり、かなり紛らわしいです。

「実在苗字(名字)辞典」によると、「常盤」が8,800人程度となっているのに対して「常磐」は170人程度です。
苗字としては「常磐」も「ときわ」としか読まないようです。
かなり違いますね。
他に「常葉」で「ときわ」と読むこともあり、390人程度だそうです。
以前に紹介した「青葉」で「ときわ」と読む姓もあります。

「常磐」は福島県にも集中がありますが、北海道と東京都にもあります。
もとがそれほど多くないので何ともいえないですが、福島県が元で、年月が経つにつれて他の地域に広がっていったのでしょう。

「常盤」は数が多いので、どこが多いともいえないのですが、最多は神奈川県でした。
「常磐」の由来である福島県や茨城県にはそれほど多くないようです。

他に「常和」で「ときわ」という姓もありました。
これはかなり稀少な姓です。
実在も確認できました。
https://www.facebook.com/yoshie.tokiwa.5

長くなりそうなので、続きは次回以降に。

2017年11月24日金曜日

清山に関して

「清山」は「せいやま>きよやま」として載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」によると、これ以外に「せやま」という稀少な読みがあるそうです。
https://www.facebook.com/hiroshi.seyama.1
https://www.facebook.com/saki.seyama.9
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008961908973

一番下の方は、カタカナで「セヤマ」となっていました。
これらを見ていると、「せやま」という読みがあるのだろうなと思えます。

「せいやま」と「せやま」は異なる読みなのか?というところは疑問が残ります。
発音してみると、わずかな違いに過ぎないのではないかと思えるのですが…

五十音順だとだいぶ異なりますし、いちおう分けておきます。
再検討するかもしれませんが…

2017年11月23日木曜日

大木に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

苗字で「大木」とあれば「おおき」と読んでしまいそうですが、これ以外の稀少な読みとして「たいき」があるそうです。
https://www.facebook.com/izumi.taiki

友達欄にも同姓の方がいて「たいき」と読んでいるので間違いなさそうです。
この読みを追加します。

2017年11月22日水曜日

友江に関して

本日は「友江」です。
こういうファーストネームとしても、ありえそうな苗字は探しにくいんですよね。

集中している地域をしぼって探しています。
見つけたのは下記の方など。
https://www.facebook.com/hiroyuki.tomoe
https://www.facebook.com/kumi.tomoe

こういうのは探すのにコツがいりますね。
備忘録として残しておきます。

2017年11月21日火曜日

十和田に関して

本日は「十和田」という姓に関してです。

「十和田」というと、どうしても青森県と秋田県にまたがる十和田湖を思い浮かべてしまいます。
青森県には十和田市もありますしね。

「十和田」という姓はウェブの「写録宝夢巣」で見ると全国で36件。
そのうち岩手県が15件で北海道が13件。
実は青森県も秋田県もゼロだったのです。
意外ですね。

読み方は「とわだ」しかないのでしょうが、いちおう証拠を探しました。
ただ地名として有名すぎて、かなり見つけにくかったです。

明らかに本名だと思えたのは北海道で何人か。
https://www.facebook.com/towada.mayuko

当然の読みだとは思うのですが、いちおう確認しておきました。

2017年11月20日月曜日

東部に関して

「東部」は「実在苗字(名字)辞典」によると、「とうべ>ひがしべ(こちべ★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「とうべ」は下記の方など。
https://www.facebook.com/takuya.toube

「ひがしべ」は下記の方しか見つかりませんでしたが、実在は確かなようです。
https://www.facebook.com/junichi.higashibe
http://be-associates.stylebook.jp/

facebookで見る限り「こちべ」の方が多いようでしたが、「とうべ」と比べるとだいぶ少ないようです。
https://www.facebook.com/fusao.kochibe

「東部」ならば「とうぶ」と読んでしまいそうですが、その読みだと探せませんでした。

「ひがしぶ」や「こちぶ」はないと思います。

2017年11月19日日曜日

生瀬に関して

「生瀬」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で36件。
石川県と京都府が7件で最多ですが、京都府を中心とした関西地方にパラパラとあるようです。
「実在苗字(名字)辞典」によると、読み方としては「いくせ」と「しょうぜ」と「なませ」があるようです。
いずれの読みも確認できました。
どれが少ないということもないようでした。

全国で50件もないような苗字で、これだけはっきりと読み方が異なっているのは珍しいなと思います。

2017年11月18日土曜日

則に関して

本日は「則」という一字姓に関してです。

「実在苗字(名字)辞典」では「のり>すなわち★(すなはち)」となっていました。

「則(すなわ)ち」という言葉もありますから読めないこともなさそうですが、いきなりは無理ですね。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で33件。
そのうち鹿児島県が11件で、高知県が7件でした。

鹿児島県はやはり一字姓の宝庫である奄美大島でした。

「のり」と名乗っている方は下記の方など。
やはり鹿児島県周辺のようです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004403025519
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008534856825

facebookでは「すなわち」は見つかりませんが、「すなはち」は確認できました。
https://www.facebook.com/toshio.sunahachi
https://www.facebook.com/yoshikazu.sunahachi

おそらく「すなわち(すなはち)」は高知県が由来なのかと思います。

例えば「土肥」という苗字で「どひ」や「dohi」となっていても、実際は「どい」と発音することが多いのかなと思います。
もちろん常にふりがなは「どひ」にしている方もいるとは思いますが、「どい」と分けるほどの差ではないと考えています。
「則」の「すなわち」と「すなはち」の差も同じようなものだと思います。
旧仮名遣いは採用せず、「すなわち」にしておこうと思います。

2017年11月17日金曜日

道垣内に関して

本日は「道垣内」に関してです。

だいぶ前に「〇+垣内」に関してまとめました。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/11/blog-post_22.html

この時点では「上垣内」、「中垣内」、「下垣内」、「西垣内」、「大垣内」の5種類でした。
それぞれの苗字が5種類ずつくらいの読みを持っていました。

それ以降に「奥垣内」、「北垣内」、「田垣内」、「谷垣内」、「辻垣内」、「寺垣内」、「殿垣内」、「平垣内」、「福垣内」、「前垣内」、「南垣内」を載せました。

「田垣内」や「辻垣内」は読み方が1種類となっていますが、それ以外は複数の読みを持っています。

「〇+垣内」という苗字を見たら、「がいち」と「がいと」、「がうち」、「ごうち」、「がきうち」くらいはチェックしておかなければならないわけです。
これは大変ですね。

「道垣内」は「実在苗字(名字)辞典」で「どうがきうち・どうがうち・どうがいと>どうごうち・どがいと」となっていました。

「大垣内」で「おがくち」という読みもあったので油断できません。

「どうがきうち」は下記など。
https://www.facebook.com/risa.dougakiuchi
http://researchmap.jp/t_dougakiuchi/

「どうがうち」は下記など。
https://www.facebook.com/maho.dogauchi
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000070114577/

「どうがいと」は下記など。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006404195809
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002113430226

「どうごうち」は下記など。
https://www.facebook.com/masato.dougouchi
https://www.facebook.com/satoko.dougouchi

「どがいと」は下記。
http://h-hokenikai.com/modules/news1/index.php?page=print&storyid=428

もともとの数が少なすぎてそれぞれの割合までは分かりません。
「どがいと」と「どうがいと」を分ける意味があるのかというと疑問ですが、ひらがなでふりがながふってあるということと、五十音順に並べるとかなり異なってくるということを考えて分けることにします。

「どうがいち」は見つかりませんでした。

2017年11月16日木曜日

堂河内に関して

「堂河内」は「実在苗字(名字)辞典」で「どうごうち(どうがうち・どうがわち)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で37件。
うち34件が広島県となっていました。
9割ですね。

「どうごうち」はかなり見つかります。
「河内」は読み方が多様化しやすいので、ひとつの地域に集中している苗字であっても複数の読みがあることも不思議ではありません。

「どうがうち」は下記など。
https://www.facebook.com/yasushi.dougauchi
http://web.sapmed.ac.jp/chizai/chizaigp/publishing/gp-saisyu-houkoku/p001-050.pdf

「どうがわち」は下記など。
https://www.facebook.com/eiji.dougawachi
http://glanz-hair.com/staff/aya-dougawachi/

2017年11月14日火曜日

舞に関して

本日は「舞」という一字姓に関してです。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で34件。
うち大分県で18件となっていました。

「住所でポン!」で探せば「舞」という苗字があることは確認できます。
https://jpon.xyz/2012/9/14/27.html

下記でも見つけられました。
http://www.townnews.co.jp/0113/i/2015/10/01/301606.html

読み方を確認できるものはなかったです。
ただ、上記のページでもふりがながありませんし、普通に「まい」と読むのでしょう。

facebookでは見つけられませんでした。
「まい」で載せておきます。

2017年11月13日月曜日

築比地に関して

「筑比地」という苗字を調べていました。
これは「ついひじ」と読むことが多いのですが、稀少な読みとして「つきひじ」もあります。
どちらも確認できました。

「筑」という漢字を調べるときには、「築」も一緒に調べることにしています。
読みが似ているからです。
「築比地」は「筑比地」よりも数が多く、すでに「ついひじ」という読みで載せていました。
どちらも群馬県に多い姓です。
よく似た苗字なのに数が少ない「筑比地」だけが「つきひじ」という読みがあるというのは面白いなと思いましたが、念のために「築比地」も調べなおしました。

「築比地」で「つきひじ」と名乗っている方がひとりだけ見つかりました。
https://www.facebook.com/yuki.tsukihiji

これだけでは実在する読みだと断定しにくいのですが、下記の方も見つけました。
https://www.facebook.com/osm.tsuki

苗字の部分を「tsuki」としています。
ファーストネームも「修」を「osm」としているので、わざと略しているのでしょう。
「ついひじ」ならば「tsuki」とは略さないのではないかと思うので、「つきひじ」と読むのではないかと考えます。
やや根拠としては乏しい気もしますが、「築比地」で「つきひじ」はあるのではないかと思います。
新規の読みとして追加します。

ちなみに上の「築比地」で「つきひじ」と名乗っている方と漢字が全く同じで読み方が「ついひじ」となっている方を見つけました。
https://www.facebook.com/osamu.tsuihiji

ただ、友達欄を比較すると全くの別人であろうなと思えたので、結論には影響しません。

2017年11月12日日曜日

対田と對田に関して

「対」と「對」は新字体と旧字体の関係にあります。

見た目がだいぶ異なりますし、こういう漢字をまとめてしまうことに違和感を覚える方もいるかもしれません。
「対田」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に30件。
熊本県が最多で11件。
次に多いのが青森県の8件でした。
全く異なる地域なので、由来も違うのでしょう。

対して「對田」はゼロでした。
JIS第2水準の漢字ですし、「對」を用いた他の苗字は見つかりますので、単純にゼロなのでしょう。
「住所でポン!」でも同じような結果でした。

「対田」の読みは、「実在苗字(名字)辞典」によると「つした(青森)・ついだ(熊本)(たいだ)」となっていました。
「実在苗字(名字)辞典」では「対田」が180人程度で、「對田」が10人程度となっていました。

しかし、これらの結果をもとにしてfacebookで調べてみると全く異なりました。
圧倒的に「對田」が多いのです。
要するに、電話帳では「対田」となっていても、普段は「對田」と名乗っているのではないかと考えるのです。
意外に「たいだ」が多いこともわかりました。

以上からはやはり「対」と「對」は分けるべきでないと考えます。

2017年11月11日土曜日

橘谷に関して

「橘谷」は「実在苗字(名字)辞典」で「たちばなや>きつたに・きつや(きったに)」となっていました。

「きつたに」と「きったに」は同じものと考えて良いでしょう。
「きつたに」と「きったに」は下記の方々など。
https://www.facebook.com/tsuyoshi.kitsutani
https://www.facebook.com/kaoru.kittani

「たちばなや」は下記の方など。
https://www.facebook.com/hidetoshi.tachibanaya

facebookで見ると、「たちばなや」はそんなに多そうではないんですね。
「きつたに」と同じくらいではないのかな?と思いました。
もちろん、いずれもそんなに多くはないですが。

「きつや」はかなり少ないと思います。
facebookでは下記の方のみ。
https://www.facebook.com/haruna.kitsuya

google検索で下記の方も発見したので、実在する読みだとは思います。
http://www.shinkyo.com/members/kitsuya.html

「きつや」を探しているうち、たまたま別の読みを発見しました。
「たちたに」です。
http://www.ku-baseball.com/interview/2017/04/post-132.html

facebookでも見つけました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006197070045

「たちたに」は新規の読みです。

2017年11月10日金曜日

通に関して

本日は「通」という一字姓に関してです。
よくある漢字ですし、一字なので、いかにも探すのが大変そうです。

「実在苗字(名字)辞典」では「とおり>かよい(山口)(とおる・とうり)」となっていました。

「とうり」は「とおり」に含まれると考えて良いでしょう。

「とおる」は見つかりませんでした。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で34件。
最多は石川県の10件です。
山口県は6件で、隣接県にはゼロでした。

「とおり」は下記の方など。
https://www.facebook.com/ryuta.toori

「かよい」は下記の方など。
https://www.facebook.com/yoshiko.kayoi.3

やはり「かよい」という読みは山口県に多いようです。
facebookで見ても「かよい」という読みは少ないようでした。

山口県がほとんどであれば34件中6件程度しかないということです。
全体の2割ほどということになります。

1割はありそうなので、「通」は「とおり>かよい」としておきます。

2017年11月9日木曜日

永島に関して

「永島」は「ながしま」と読むことがほとんどですが、稀少な読みとして「えいじま」もあります。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「えじま」があるそうです。
「江崎」と「江尻」の間にあったそうです。

自分でも探してみました。
「えじま」は見つかりませんでしたが、「えしま」と名乗っている方が何人か見つかりました。
https://www.facebook.com/minori.eshima
https://www.facebook.com/takuya.eshima

例えば「いいだ」など「い」を重ねる苗字で、イニシャルを「ida」のように「i」をひとつにしてしまう方も見られます。
「ida」で「いーだ」と読んでいるのかもしれません。
以前はこういうのを見つけるたびに「「いだ」という新規の読みだ」と考えていたのですが、どうもそうではなかったようです。

「永島」も「えーしま」を「eshima」としている可能性はないか?と悩んだりしたのですが、「永」を「え」と読むことは珍しくないということと、「ええしま」なら「eshima」でもよいのですが「えいしま」なら「eshima」は違いすぎるだろうと考えました。

「永島」で「えしま」という読みはあるものだと考えます。
追加します。

2017年11月8日水曜日

金山に関して

「金山」は「かなやま」もしくは「かねやま」として載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「きんざん」があるそうです。

電話帳で「金月」と「金藤」の間にあったとなっています。
「金月」は「きんげつ」と読むことがほとんどですが、稀少な読みとして「かねつき」もあります。
「金藤」も「かねとう」、「かねふじ」、「きんとう」、「こんどう」、「かなふじ」と読み方が分かれています。
もちろん「きんざん」という読みだと判断したということは「き」欄で発見したのでしょう。

自分でも探しました。
https://www.facebook.com/manami.kinzan
https://www.facebook.com/mizue.kinzan

ともに本名だろうなという印象です。
この読みも加えます。

2017年11月7日火曜日

小上に関して

「小上」は「おがみ」もしくは「こがみ」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「こうえ」があるそうです。
自分でも何人か発見しました。
実在は確かだと思います。
https://www.facebook.com/toshiaki.koue

この読みも加えます。

2017年11月6日月曜日

岩泉に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「岩泉」は「いわいずみ」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「いわもと」があるそうです。
なかなか読めないですね。

自分でも探してみました。
https://www.facebook.com/syuji.iwamoto.9
https://www.b-mall.ne.jp/CompanyDetail-JYbqCQbvHYiu.aspx

確かなようです。
追加します。

2017年11月5日日曜日

信龍と信竜に関して

「竜」と「龍」は新字体と旧字体の関係にありますが、実際には区別して使われているようなので別字として扱っています。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「信竜」は全国で4件。
「信龍」は全国で3件でした。
これだけ少ないとどこに集中しているということもいえないのですが、あえていえば「信龍」は長崎県に2件でした。

「実在苗字(名字)辞典」によると、読み方はいずれも「のぶりゅう>しんりゅう」となっていました。

facebookで調べました。
「信竜」は見つからず「信龍」のみでした。
読み方は「のぶりゅう」だけでした。
https://www.facebook.com/tsutomu.noburyu
https://www.facebook.com/yukari.noburyu

広くgoogleで調べたところ、「信竜」で「のぶりゅう」と名乗っている方がいました。
ただ亡くなっていますね。
http://www.thesalon.jp/stylejournal/influence/post.html

「住所でポン!」で見ても「信竜」は何人か見つかるのですが、フルネーム検索ではひっかかってきません。

「信竜」に関しては保留しておきます。
「信龍」も「のぶりゅう」だけとしておきます。

2017年11月4日土曜日

井波に関して

「井波」は「いなみ」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、この他に「いば」という読みもあるそうです。
自分でも調べてみました。
https://www.facebook.com/madoka.iba.3

何人か見つけられたので、間違いなさそうです。
追加します。

2017年11月3日金曜日

十九浦に関して

「廿」という漢字を持つ苗字をいろいろと調べていました。

「廿浦」という苗字があります。
「つづうら」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件ですが、埼玉県蓮田市に18件が集中しています。

これを調べているとき、たまたま「十九浦」で「つづうら」と読む方を発見してしまいました。
友達欄にも同姓の方がいたので、間違いないでしょう。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007429067416

「十九浦」は全国で6件しかない苗字ですが、そのうち4件が埼玉県桶川市に集中しています。
同じ埼玉県内に多いということは由来が同じなのでしょうか?

「実在苗字(名字)辞典」では「つくうら★」という読みで載っていました。
「★」は難読を表すマークです。
確かに「つくうら」という読みもありました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006633883244

全国で6件しかないのですが、読み方が分かれてしまっているのですね。
「つづうら」を新規の読みとして載せておきます。

2017年11月2日木曜日

榛葉に関して(訂正)

掲示板の情報からです。

「榛葉」は「しんば」と読むことがおおいですが、他に「しば」、「はしば」という読みがあり、それ以外に「しんや」という読みもあると書いたばかりです。
http://new5g00.blogspot.jp/2017/10/blog-post_29.html

更に、これら以外に「はいば」という読みがあるそうです。
「榛」で「はし」と読んでいるものは、ここまででこの「榛葉」しかありません。
「はい」と読むものとして「榛原」という苗字があります。
静岡県には「榛原」で「はいばら」と読む地名もあります。

他には「榛沢(榛澤)」という苗字があります。
これは「はんざわ」と読むことが多いです。

要するに「榛葉」で「はいば」と読んでも不思議ではないのです。
掲示板に書いていただいたものは下記のものですが、自分でもこれ以外のものは見つけられませんでした。
https://www.facebook.com/hiroto.haiba
http://www.mierk.jp/result/2007/toukai/110hm.pdf#search=%22%E6%A6%9B%E8%91%89%22

上記の方々は静岡県で同じ高校のようなので親族なのかもしれません。
「はしば」であればアルファベットで「hashiba」でしょうから誤って「haiba」と二文字も省略されたとは考えにくいです。

「榛葉」という姓は静岡県で圧倒的に多いです。
ということは静岡県内では「榛葉」はありふれた姓であり、そこではもちろんほとんどが「しんば」と読まれているはずです。
静岡県内でも主に掛川市を中心としているので、「榛原」の付近では違うのでしょうか?
「榛原(はいばら)」という地名も静岡県なので、「榛葉」を「はいば」と読んでいても不思議ではないのでしょう。
とりあえず、「はいば」という読みは実在していると思います。
追加します。

2017年11月1日水曜日

江浦に関して

「江浦」は「えうら」という読みで載せていました。
そのままですね。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報で、これ以外の稀少な読みとして「えのうら」が載っていました。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000250613/stylist/T000443807/?smb=0

自分でも探しましたが、この方以外には見つけられませんでした。
ただ、この方はいずれでも「えのうら」となっていましたので、間違いではないと思います。
ひとりだけですが、実在は確かだと考え、この読みを追加しておきます。

2017年10月31日火曜日

榎元に関して

「榎元」は「えのもと>えのきもと」として載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」によると、これ以外に「えもと」という読みがあるそうです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/transjsme/80/814/80_2014dr0166/_pdf

自分でも発見しました。
少ないながらも実在する読みのようです。
https://www.facebook.com/shunta.emoto

追加します。

2017年10月30日月曜日

戎屋に関して

「戎屋」は「えびすや」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」によると、これ以外に「えびや」という読みがあるそうです。
http://www.yesjma.com/kaisya/

自分でも見つけました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004261114414

実在している読みのようです。
追加します。

2017年10月29日日曜日

榛葉に関して

「榛葉」は「しんば」と読むことが多いです。
他に稀少な読みとして「しば」と「はしば」があります。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報でこれら以外に「しんや」という読みが載っていました。
にわかには信じられませんでした。
誤記ではないかと思いました。

しかし、調べてみると確かに実在しているようです。
https://www.facebook.com/takanori.shinya
https://www.facebook.com/masazumi.shinya

「榛葉」という苗字は静岡県を中心とした関東地方に多く見られますが、「しんや」という読みは福岡県のようです。
この読みを追加したいと思います。

2017年10月28日土曜日

延に関して

本日は「延」という一字姓に関してです。
これまでは「のぶ」という読みで載せていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で109件。
福岡県が最多で40件。
次いで徳島県が17件でした。

一文字姓で探しにくいのですが、「実在苗字(名字)辞典」では「のぶ>のべ」となっていました。
下記の他、facebookでも何人か確認ができました。
https://www.instagram.com/yuta_nobe/

割合は分かりませんが、実在は確かなようです。
この読みも追加しておきます。

2017年10月27日金曜日

焔硝岩と㷔硝岩に関して

「稲」という漢字があります。
旧字体は「稻」です。
「稲」を用いた苗字は300種くらいあります。

似た形ですが、「㷔」はJIS第4水準であり、苗字としては「㷔硝岩」があるだけでした。
岡山県に多い苗字とのことです。
実在は下記など。
読み方は「えんしょういわ」だそうです。
http://www.komaki-taikyo.or.jp/kakushu/ekiden/27ekidenkekka.pdf

よく似た漢字で「焔」もありました。
こちらはJIS第1水準で、苗字としてはこちらも「焔硝岩」があるだけでした。
facebookでも見つかります。
https://www.facebook.com/rino.enshoiwa

「焔」と「㷔」が異体字の関係にあるのかどうかは分かりませんでした。
ただ、意味はほとんど同じようですし、形もかなり似ています。

「硝」という漢字を用いた苗字もこれだけのようです。

これは新たな異体字と考えます。
メインを「焔硝岩」として「㷔硝岩」を併記する形にしたいと思います。

2017年10月26日木曜日

貂革と𧲸革に関して

前日からの続きです。
「貂」を用いた漢字として、「上貂」と「貂革」がありそうでした。
ただ、「上貂」は「かみはざ」と読み、正しくは「上㹦」のようです。

「貂」はJIS第2水準で、「㹦」は第4水準です。
異体字の関係にあるようです。

「貂革」は「てんのかわ」と読みます。
こちらも正しくは「𧲸革」のようです。
「𧲸」がどういう意味を持つ漢字かは分かりません。
こちらもJIS第4水準です。
神奈川県の苗字です。

こちらは漢字の読みから考えて「貂」の「革」が正しそうな気がします。
誤記の定着なのでしょうか?

以上から「貂」という漢字を用いた苗字は戸籍上にはないのではないかと考えます。
これらが同一の漢字に置きかわっていたのであれば併記という形でも良いのですが、別々の漢字であり、発祥の地と思われる場所も異なっているので別のものとしてしまいます。

更にここからが問題です。
私の環境ではパソコンからもスマートフォンからも、この「㹦」と「𧲸」という漢字を見ることができました。
ただし、「𧲸」は環境によっては見られないことがあるようです。
同じJIS第4水準の漢字でも見られるものと見られないものがあるようです。
そのため、便宜的に「𧲸革」だけは「貂革」としておきます。
見られない漢字で表を作っても仕方がないですから。
問題が解決して、ほとんどの環境でこの漢字が見られるようになったら載せようと思います。

最後に、ここまでで見つけたJIS第3水準と第4水準の漢字を用いた苗字のまとめです。

【JIS第3水準】
草彅(くさなぎ)…秋田県 3,000人
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈木(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
粠田(すくもた)…福島県 220人
鰀目(えのめ等)…石川県 190人
乙咩(おとめ)…大分県 180人
枻川(かじかわ)…埼玉県 160人
嶧田(えきだ)…島根県 140人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
嵓(いわお)…京都府 90人
凢内(おおち)…高知県 80人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人
長嶧(ながえき)…島根県 50人
大嶧(おおえき)……? 40人

【JIS第4水準】
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
鸙野(ひばりの)…宮崎県 520人
上㹦(かみはざ)…富山県 40人
悦覟(えつみ)…? 20人

2017年10月25日水曜日

上㹦に関して

「貂」という漢字があります。
これは”テン”というイタチ科の漢字です。

これを使った苗字というのはありそうでないです。

「貂革」と「上貂」のふたつがありそうでした。

これに関してはひとつひとつ検討していきたいと思います。

「実在苗字(名字)辞典」で「上貂」は「かみはざ」として載っていました。
ただ「かみはざ」という読みを持った苗字としては他に「上㹦」も載っていました。
富山県の苗字です。
https://www.facebook.com/masaki.kamihaza

「貂」はJIS第2水準ですが、「㹦」は第4水準です。
これは戸籍上は「上㹦」なのでしょう。

「けものへん」か「いたちへん」かの違いなので異体字なのだとは思います。

「㹦」とは何か?「はざ」とは何か?ということがまず分かりません。
「貂」には「はざ」という読みがなさそうです。

これをどう扱うかに関しては、「貂革」も含めて検討したいと思います。

2017年10月24日火曜日

千里に関して

本日は「千里」という苗字に関してです。
「実在苗字(名字)辞典」では「ちさと>ちり」となっていました。

ファーストネームとして、ありがちなので見つけにくいことは覚悟していました。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で27件。
最多が北海道の10件で、茨城県と徳島県が4件ずつで続きます。
要するにもとが少ない上に、全国に散らばっている苗字といえます。

該当する地域の「住所でポン!」を見ていきました。
例えば「写録宝夢巣」では神奈川県に1件だけ「千里」さんがいるとなっていましたが、「住所でポン!」で見てみると実は「千里久」の切り間違いであるようでした。

それなので実際にはもう少し「千里」という苗字は少ないのかもしれません。
ただ実在は間違いありません。
例えば徳島県の「住所でポン!」で見つけた方をフルネーム検索してたどりついたページです。
http://www.nakasen.info/gaiyou/index.html

こちらは下記を参考にすると「ちり」と読むようです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jwrs/63/5/63_204/_pdf

「千里」で「ちさと」と読むものに関して、苦労をしましたが下記の方を見つけました。
https://www.facebook.com/taira.chisato.5
https://www.facebook.com/taro.chisato

旭川市の電話帳では「地口」と「千田」の間に「千里」があったそうです。
割合までは分かりませんが、どちらも実在することは確かなようです。

2017年10月23日月曜日

城座に関して

「城座」は「しろざ」という読みで載せていました。
「城」で始まる苗字をみたら必ず「しろ」の他、「じょう」と「き」は調べるようにしています。
「城座」の場合、他の読みが見つけられませんでしたが、「じょうざ」という稀少な読みがあることを教えてもらいました。
https://www.facebook.com/kazuhiro.joza

家族欄にも同姓の方がいるので間違いないと思います。
この読みを追加しておきます。

2017年10月22日日曜日

品地に関して

「品地」は「しなじ」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」では「しなじ(しなち・ほんぢ★)」となっていました。
「しなち」は「しなじ」に含まれるものと考えるので別に良いのですが、「ほんぢ」は困りました。
自分では見つけられませんでしたので、教えていただきました。
下記の方です。
http://researchmap.jp/hnjykc/

他のページでも「ほんぢ」となっていました。
http://jglobal.jst.go.jp/public/201601002306334405

実在は確かそうです。
かなり稀少な読みのようで、本人が「ほんぢ」としているのであれば、それに従うべきでしょうが普通は「ほんじ」ではないのかなと思ったりします。

2017年10月21日土曜日

千木に関して

「千木」は「実在苗字(名字)辞典」で「ちぎ(大分)>せぎ★(石川)(ちき・せんき・せんぎ)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で35件。
大分県に11件で、石川県に8件でした。
まるで離れた地域なので、由来がふたつあるということなのでしょうね。

検討を始める前に濁点の有無を考えないことにすると、「千木」は単純に「ちぎ>せぎ」で「せんき」もしくは「せんぎ」が稀少な読みということになります。

「千木」を調べようとすると、「千木」より10倍以上も多い「千木良(ちぎら)」という苗字ばかりがヒットしてしまいます。
そのためかなり探すのに苦労するのですが、「せんき」もしくは「せんぎ」という読みは見つかりませんでした。
普通に読めば、「せんき」になりそうなので実在しても不思議ではないのですが…

「ちぎ」は下記の方など。
https://www.facebook.com/shunsuke.chigi
https://www.facebook.com/kazuko.chigi

「せぎ」は下記の方など。
https://www.facebook.com/tomohiro.segi.1
https://www.kanazawa-u.ac.jp/education/employment/instructor

「ちぎ」と「せぎ」は実在する読みであることが分かりましたが、大分県と石川県の件数を考えると半々でも良さそうですが、その他の地域の割合が不明ですからね。
とりあえず「千木」は「ちぎ>せぎ」だけとしておきます。

2017年10月20日金曜日

津梅に関して

「津梅」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると全国で29件。
そのうち19件が石川県となっていました。

「実在苗字(名字)辞典」では「つばい★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

実在も確認できます。
https://www.facebook.com/yuuji.tsubai

普通に読めば「つうめ」かなあと思って、探してみたところ発見しました。
https://www.facebook.com/tsuume.naoya
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004990356658

上の2人とも北海道在住のようです。
「写録宝夢巣」で見ると北海道は3件だけでしたので、少数派の読みであろうというのは確かです。
新規の読みです。

2017年10月19日木曜日

立河に関して

「立河」は「実在苗字(名字)辞典」で「たちかわ(東京)>たつかわ(広島)・たてかわ」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に28件。
そのうち東京都に14件。更に東京都の中でも東村山市に7件でした。
広島県に6件、岡山県に5件でした。

facebookで見ると「たちかわ」がかなり多いことが分かります。
「たつかわ」は少数派です。

広島県と隣接する岡山県が全て「たつかわ」だとすると半々くらいになりそうですが、そうではないようです。

facebookで「たてかわ」となっていた方は下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007829625546

同じ方が下記でも「たてかわ」となっていたので実在は確かです。
ただ全体の1割はないでしょうね。



2017年10月18日水曜日

大明に関して

「大明」は「実在苗字(名字)辞典」で「だいみょう(おおあき・おおあけ)」となっていました。

「だいみょう」という読みがほとんどのようです。
「おおあけ」は見つかりませんでした。

「おおあき」という読みで確認できたのは、facebook上では下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/masakazu.ooaki

ひとりだけでは確信が持てないのですが、下記のページでも別の方を発見しました。
https://arx.appi.keio.ac.jp/members/alumni/

間違いないかなと思います。
備忘録として残しておきます。

2017年10月17日火曜日

凢と凡に関して

また新たに異体字の関係にある漢字を見つけてしまいました。

「凢」という漢字です。
JIS第3水準で、「凡」の異体字だそうです。
見た目も似てますね。

「実在苗字(名字)辞典」によると、苗字としては「凢」一字の姓と「凢内」という姓のふたつがあるようです。

「凡」を用いた苗字というのも少なく、「凡河内」と「凡内」のふたつしかないようです。

JIS第3水準は、ウェブの「写録宝夢巣」では載っていないので評価できないのですが、「凡河内」は全国で1件。
「凡内」は全国で17件。そのうち16件が高知県となっていました。
また「凡」一字の姓が全国で3件となっていました。

また、「実在苗字(名字)辞典」では高知県にあるのは「凡内」ではなく「凢内」だとなっていました。
読み方は「おおち」だそうです。
https://www.facebook.com/yoshizumi.ohchi

「おうち」ではないのかという疑問もありますが、「凡そ(おおよそ)」と書いたりもしますから、「おおち」としておきます。

「凡」もしくは「凢」という一字姓は見つかりませんでした。
一字姓なので見つけにくいのかもしれません。

「凡河内」は全国で1件。下記の方のみでした。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/10/3/82.html

これもまた女性名です。
女性名で1件だけだと、独居なのではないかと思ってしまうんですよね。
子供がいないと、苗字が消滅してしまうのではないかという危惧があります。

長くなっていますが、ここでまとめてしまいます。
「凡河内」に関しては、改めて調べることにします。
そうすると現在のところで確実なのは「凢内」のみということになります。
「凡内」と名乗っている方はいなさそうです。
そうすると、まとめるというよりは「凢内」のみとした方が良さそうです。
つまり「凢」は「凡」に併記する形ではなく、単独で載せるべき漢字ということです。

「凢内」をJIS第3水準を用いた新たな苗字ということにします。

「﨤町」のときも、「﨤」は「返」の異体字だったのですが別字という扱いにしたので、それに次ぎます。

最後に、ここまでで見つけたJIS第3水準と第4水準の漢字を用いた苗字のまとめです。

【JIS第3水準】
草彅(くさなぎ)…秋田県 3,000人
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈木(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
粠田(すくもた)…福島県 220人
鰀目(えのめ等)…石川県 190人
乙咩(おとめ)…大分県 180人
枻川(かじかわ)…埼玉県 160人
嶧田(えきだ)…島根県 140人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
嵓(いわお)…京都府 90人
凢内(おおち)…高知県 80人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人
長嶧(ながえき)…島根県 50人
大嶧(おおえき)……? 40人

【JIS第4水準】
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
鸙野(ひばりの)…宮崎県 520人
悦覟(えつみ)…? 20人

2017年10月16日月曜日

阜松に関して

「阜松」という姓に関して、たまたま調べていました。

「阜」という漢字は「岐阜」という地名以外ではまず使わない気がします。

ここまでで載せたものとしては「新阜」というものだけです。
「にいおか」もしくは「におか」と読みます。

「阜」には「おか」という読みがあるのです。
「阜松」という姓も「おかまつ」と読むそうです。
それを確かめようと調べました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で1件。
「住所でポン!」で見ると、女性名で載っていました。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/15/18/62.html

だんだんと稀少姓を調べていくと、こういうものを検討していかねばならなくなるんですね。
2000年から2012年までずっと同じ方が載っていました。
ストリートビューで見ると一戸建てのようです。

この姓を名乗っている方が他にいないと、近々に消滅してしまう可能性があるのではないでしょうか?
読み方が「おかまつ」であるという確証も得られませんでしたので、この姓を表に載せるのはためらいます。

2017年10月15日日曜日

千條と千条に関して

「条」と「條」は異体字の関係にあります。

「條」は「条」の旧字体であるとなっていますが、実際には全く分けて考えられていると思います。

「渡邊」さんが正しくても、手書きだったら「渡辺」さんとされてしまうことはありえるのではないでしょうか?
「齋藤」さんや「澤田」さんであっても同じです。

しかし「上條」さんが「上条」さんと書かれたらどうでしょうか?
これは間違っているなと思ってしまいます。


本題に入ります。
「千條」は「実在苗字(名字)辞典」で「ちじょう>せんじょう」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
そのうち20件が岩手県に集中していました。
facebookで見ると、半々か「せんじょう」の方が多いのではないかと思いましたが詳細は不明です。
電話帳にあたるしかないでしょう。
最多の岩手県でもどちらの読みが多いか分かりませんでした。

対して「千条」はほとんど見つかりませんでした。
2012年版の「住所でポン!」には載っていましたが、「千條」の集中している地区でした。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/20/30/62.html

同じ方が別のページでは「千條」となっていました。
http://www.i-agri.or.jp/media/Rakude/chukanKanriKoubo/20171002092728-jname59d187f055ad3.pdf

こうなると「千条」の実在は怪しいです。
この苗字は載せないことにしておきます。

2017年10月14日土曜日

地木楽と地木樂に関して

「地木楽」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で3件しかない苗字です。

読み方も難しく、「じもくら」です。
https://www.facebook.com/yumi.jimokura

「楽」の旧字体を用いた「地木樂」という苗字を発見しました。
https://www.facebook.com/misato.jimokura

もちろん併記にとどめるのですが、これまでに発見されていなかったものであることは確かです。

2017年10月13日金曜日

ちぎらと読む苗字に関して

以前に「千喜良」という苗字に関してまとめました。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/12/blog-post_28.html

群馬県を中心として「千明」、「千木良」、「千吉良」という苗字があり、いずれも「ちぎら」と読みます。
「千明」が最も多いのですが、「千明」で「ちぎら」は難読であったために他の漢字に置きかえたのではないかと推測しています。

そして「千喜良」だけは新潟県に集中している苗字なので、濁点がつかない「ちきら」となっていると推測しました。

今回は他に「ちぎら」と読む苗字をまとめてしまいます。
ちなみに「ちきら」と読む苗字は「千喜良」以外にはなさそうでした。

上の3種以外で「ちぎら」と読む苗字は、多い方から「千装」、「千金楽」、「千輝」、「千金良」です。

「千装」は埼玉県に多いようですが、後のものは全て群馬県に多いようです。
群馬県と埼玉県は隣接していますし、それほど不自然ではありません。

2017年10月12日木曜日

五郎丸などに関して

今更ですが、「五郎丸」という姓に関連する話です。
ラグビー選手の苗字としていきなり有名になりました。

珍しそうな苗字ですが、「実在苗字(名字)辞典」では全国で990人ほどとなっていました。
「〇郎丸」という苗字の中ではダントツで多いです。
次いで「次郎丸」、「治郎丸」、「四郎丸」、「太郎丸」、「三郎丸」、「源五郎丸」です。
ここまでが100人ほどの苗字です。

「五郎丸」という姓が有名になったとき、「一郎丸」から「九郎丸」までのうち「八郎丸」以外はすべて揃っているとテレビで紹介していました。
http://bikuchan.com/2015/12/09/1072

その他、「六郎丸」と「七郎丸」は全国でおそらく一家系ずつくらいしかなさそうな稀少姓のようです。

2017年10月11日水曜日

竹生田に関して

「竹生田」は「実在苗字(名字)辞典」で「たこうだ★(たけおだ)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で33件。
そのうち神奈川県に25件。
更にいうと、神奈川県横浜市戸塚区に18件となっていました。
相当に狭い地域に全国の半数以上が集中していることになります。

「竹生田」は「○+生」の苗字のように見えます。

要するに何度も検討してきた「柳生(やぎゅう)」や「桐生(きりゅう)」に似た形です。

「竹生」の二文字の姓であれば、「たけお」もしくは「たけふ」、「たこう」と読むことが多いようです。

それが三文字姓の「竹生田」となると、「たこうだ」となります。
https://www.facebook.com/yoshihiro.takouda

「たけおだ」も見つかりました。
こちらは確かに稀少な読みのようです。
https://www.facebook.com/shigeto.takeoda

2017年10月10日火曜日

悦見と悦覟に関して

「悦見」は「えつみ」と読みます。
読めそうですね。
ありそうな苗字ですが、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると全国で16件。
最多が徳島県で7件でした。

対して「悦覟」も「えつみ」と読みます。
「覟」はJIS第4水準の漢字です。

この苗字以外で、「覟」という漢字を用いたものはなさそうです。
実際に発見した方です。
https://www.facebook.com/ayaka.etsumi

JIS第4水準の苗字なので「写録宝夢巣」では出せず、どこに多いのかは不明ですが、facebookで見る限り静岡県のようです。
「実在苗字(名字)辞典」で見ると、全国で20人程度となっています。

「悦見」は静岡県に多い苗字ではないので、「悦見」と「悦覟」は全く別の由来ではないでしょうか。

いつものように、ここまでで見つけたJIS第3水準と第4水準の漢字を用いた苗字のまとめです。

【JIS第3水準】
草彅(くさなぎ)…秋田県 3,000人
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈木(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
粠田(すくもた)…福島県 220人
鰀目(えのめ等)…石川県 190人
乙咩(おとめ)…大分県 180人
枻川(かじかわ)…埼玉県 160人
嶧田(えきだ)…島根県 140人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
嵓(いわお)…京都府 90人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人
長嶧(ながえき)…島根県 50人
大嶧(おおえき)……? 40人

【JIS第4水準】
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
鸙野(ひばりの)…宮崎県 520人
悦覟(えつみ)…? 20人

2017年10月9日月曜日

立に関して

本日は「立」という一字姓に関してです。

「実在苗字(名字)辞典」では「たつ>たて(たち・りつ)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で30件。
富山県に9件、新潟県に7件でした。

facebookで調べてみると、ファーストネームとして「立(たつ)」と読むひとがかなりヒットすることが分かりました。

「たつ」と名乗っている方としては、下記の方がいました。
https://www.facebook.com/kenji.tatsu

「たて」と名乗っている方としては、下記の方がいました。
https://www.facebook.com/yoshiteru.tate

いずれの読みも複数人で確認できました。
「たて」と名乗っている方は最多の富山県でしたが、実際の割合は分かりません。
「たて」がそんなに多い印象はないので、「たつ>たて」としておきます。

「たち」と名乗っている方は下記の方がいました。
https://www.facebook.com/koji.tachi.1
https://www.facebook.com/shotaro.tachi

こちらも間違いなく実在しているようです。
「たち」という読みが「たつ」や「たて」と比べて少ないのかというところまでは判断できません。

「りつ」と名乗っている方は下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/tomomi.ritsu
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%BF

ただ、こちらは宝塚歌劇団の方で、本名は別にあるようです。
これ以外に「りつ」と名乗っている方がいないのであれば、実在する読みとは言えないでしょう。

2017年10月8日日曜日

舘盛と館盛に関して

「舘」と「館」のつく苗字の比較です。
異体字の関係にあるのですが、分けています。

調べていると、いろいろと気づくことがあります。

「舘盛」は「実在苗字(名字)辞典」で「たちもり>たてもり」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で31件。
富山県に19件と集中しています。
2番目に多いのが北海道の6件でした。
facebookでは「たちもり」も「たてもり」も確認できるのですが、ほとんど同じくらいな印象です。

対して「館盛」は全国で15件。
そのうち8件が北海道でした。
「館盛」は「実在苗字(名字)辞典」で「たてもり(たちもり)」となっていましたが、どちらの読みでもヒットしませんでした。

「舘」と「館」のつく苗字は基本的に由来が一緒なので、集中している地域も似ています。

「舘盛」と「館盛」の場合、「たちもり」という読みは富山県由来で、「たてもり」は北海道由来なのだと思います。
このあたりはfacebookで見つかった方を追っていくと、分かります。

ここで、
①「館盛」はfacebookで見つからない
②「舘盛」で「たてもり」という読みはかなり多くみつかり、ほとんどが北海道
という2点が分かりました。

「住所でポン!」では見つかるので幽霊苗字とも言いきれないのですが、「館盛」に関しては読み方も確認できないため本表に載せるのをためらいます。

2017年10月7日土曜日

萩平に関して

本日も「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「萩平」は「はぎひら」という読みで載せていました。
これ以外に「はぎだいら」という読みがあるそうです。
実在も確認できました。

「実在苗字(名字)辞典」では「はぎひら>はぎだいら」となっており、実際に「はぎだいら」という読みもそれなりに発見できたので、そのようにしておきます。

2017年10月6日金曜日

笹生に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「笹生」は「ささお」もしくは「さそう」で載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「ささぶ」があるそうです。
https://www.facebook.com/toshi.sasabu

当然のようですが、妻も同じ読みであることが確認できたので、間違いなさそうです。
追加しておきます。

2017年10月5日木曜日

畔蒜に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「畔蒜」は「あびる」という読みで載せていました。

「蒜」はJIS第1水準ですが、あまり見ない漢字なので稀少姓という印象ですね。
「畔蒜」の他には「安蒜(あんびる)」と「阿蒜(あびる)」があるだけのようです。
全て千葉県に多い苗字です。

「あびる」というと「阿比留」という姓が有名ですが、こちらは長崎県を中心とした姓です。
「阿比留」は全国で5,400人ほどとなっていますが、「安蒜」は1,400人ほどで、「畔蒜」も1,000人ほどとなっているので、決してすごく珍しい姓というわけではありません。

これらの中で「畔蒜」に「くろね」という別の読み方があるそうです。
https://www.facebook.com/masahiro.kurone

実在は確かだと思います。
難読のため、どこかの時点で読みかえたのでしょうか?
この読みも追加しておきます。

2017年10月4日水曜日

舘上と館上に関して

「舘」と「館」は似ていますが、別字として扱っています。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「舘上」は全国で28件。
そのうち広島県に20件。

対して「館上」は全国で全国で34件。
そのうち広島県に30件です。

要するに、おそらく由来はともに広島県であろうということです。

「実在苗字(名字)辞典」で見ると、「舘上」は「たちがみ>たてがみ」となっており、「館上」は「たちがみ」のみとなっていました。
数が多いはずの「館上」の方が読み方が単一というのは変だなあと思い、調べてみました。

「舘上」に関して、「たちがみ」も「たてがみ」もどちらの読みも見つかります。
https://www.facebook.com/shinichi.tachigami
https://www.facebook.com/kota.tategami

対して、「館上」の方はfacebookで全く見つからないのです!
「住所でポン!」では見つかるので、実在しないわけではないと思います。
「住所でポン!」で見つかる方々のフルネームで、「館」を「舘」に変えてもヒットしてこないので、誤記というわけではないと思います。

「館上」に対して「たちがみ」の他、「たてがみ」、「たちかみ」、「たてかみ」、「たちうえ」、「たてうえ」など思いつく読み方を試してみましたが、いずれでもヒットしませんでした。

「舘上」に関しては問題ないのですが、数が多いはずの「館上」の方は「住所でポン!」以外に実在を示すものがなく、読み方が不明です。
読み方が分からないと、本表に載せるのもためらってしまいます。
これは保留しておきます。

2017年10月3日火曜日

竪と豎に関して

ものすごく久しぶりに異体字の関係にある字を見つけてしまいました。
というより、まだあったのかとびっくりしました。

「竪」と「豎」です。
「ビルマの竪琴」の「竪(たて)」ですね。
「豎」はJIS第2水準です。

この字を用いた苗字としては「豎道」と「豎谷」があるようです。
下記の方が「豎道」となっています。
https://minimodel.jp/r/dkeC9mP/menu

「竪」に併記する形で載せておきます。

2017年10月2日月曜日

岳崎に関して

「岳崎」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で9件となっていました。
「実在苗字(名字)辞典」によると読み方は「たけざき」になっていました。
特に問題はありません。

調べていると、たまたま「岳崎」で「おかざき」と名乗っている方を発見しました。
https://www.facebook.com/noriko.okazaki.357
大阪府の方です。
facebookでヒットしたのはこの方だけでしたし、女性の場合は結婚などを機に苗字を改めてしまったけれどアドレスが変わっていないということもありえます。

しつこく調べたところ、別の方を発見しました。
平成23年に小学6年生となっています。
奈良県です。
https://blogs.yahoo.co.jp/kashiwara_little/26448241.html

「おかざき」という読みもあるのではないかと思います。
新規の読みです。

「岳原」で「おかはら」と読む姓もある(他の読み方がない)ので、不思議ではないと思います。

2017年10月1日日曜日

龍尾と竜尾に関して

本日も「竜」と「龍」のつく苗字です。

「龍尾」は「りゅうお」もしくは「たつお」と読みます。
全国で26件で、最多の佐賀県で9件でした。
佐賀県近辺で多いようです。
割合は分かりませんが、どちらの読みも確認できます。
https://www.facebook.com/akira.ryuo.1
https://www.facebook.com/akane.tatsuo

「実在苗字(名字)辞典」では「りゅうお>たつお」となっており、それを否定する根拠もないため従っておきます。

「竜尾」の方はずっと少なく全国で4件でした。
うち福岡県で2件となっていました。
facebookでは下記の方だけが見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009068219787

その方をフルネーム検索してみると、下記で常任講師となっていました。
http://www.chubutsu.jp/lecture/lecturer.html

読み方は分かりませんでしたが、上のページは五十音順に並んでいそうで、おそらく「たつお」と読むのだと思います。
この方を「竜」ではなく「龍」にするとヒットしませんので、「竜尾」が正しいのだと思います。
全国で4件なので、これ以上の情報が得られなくても仕方がないでしょう。

「龍尾」と「竜尾」のいずれでも「りゅうび」という読みでは見つかりませんでした。

2017年9月30日土曜日

龍岡と竜岡に関して

本日も「竜」と「龍」のつく苗字に関してです。

「龍岡」は「たつおか」と読むことが多いのですが、稀少な読みとして「りゅうおか」もあるそうです。
「たつおか」は簡単に見つけられますが、「りゅうおか」はやはり少ないです。
https://www.facebook.com/takahiro.ryuoka
https://www.facebook.com/takaaki.ryuuoka

ファーストネームが似ているので、親子かもしれません。
実在は確かそうです。

「竜岡」の方は下記の方を見つけました。
こちらも「たつおか」と読みます。
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000000456922/

この方を「龍岡」としてもヒットしてこないので、「竜岡」が正しいのだと思います。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「龍岡」が全国で19件で「竜岡」が12件となっていました。
「竜岡」が見つけにくくても仕方がないのかもしれません。

2017年9月29日金曜日

龍井と竜井に関して

「竜」と「龍」は新字と旧字の関係にあるのですが、別字として扱っています。

「龍井」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で18件。
最多が広島県の5件なので、かなり稀少な姓であることが分かります。

「竜井」は全国で12件。
最多の大阪府で3件だったので、更に少ないようです。

いずれも読みは「たつい」のようです。
facebookでは「龍井」の方は見つかりますが、「竜井」の方は下記だけでした。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004310888841
しかし、この方のページを開いてみても何の情報も出ておらず、実在していると確信は持てません。

「住所でポン!」では京都府で下記の方が見つかりました。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/2/25/256.html

全国で12件となっている割に「住所でポン!」ではヒットしてこないのです。

この方をフルネームで検索しても他に情報が得られなかったのですが、「竜」を「龍」に変えたところfacebookのページが見つかりました。
https://www.facebook.com/hiroshi.tatsui
大阪大学出身で、滋賀県在住なので、別人かもしれませんが…

ただ、他にヒットするものもないので「竜井」という姓の実在に関しては慎重にならざるを得ません。

2017年9月28日木曜日

樹に関して

本日は「樹」という一字姓に関してです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で28件。
そのうち大阪府が13件で、鹿児島県が7件でした。

「実在苗字(名字)辞典」によると、「たつ★・うえき(大阪)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「たつ」も「うえき」もどちらも難読ですね。

いずれの読みも確認できました。
一字姓なので探しにくいかなと思っていましたが、どちらも普通の読みとは異なるので割と簡単に見つけられました。

「いつき」と読んでいる方もいましたが、本名だと確定できるものがなかったので見送りました。

2017年9月27日水曜日

蘇木に関して

「蘇木」は「実在苗字(名字)辞典」で「そのぎ>そのき」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
そのうち23件が福岡県です。

難読マークはついていませんでしたが、ちょっと読めませんよね。

普通に読んだら「そぎ」だよなあと思って、探してみました。
https://www.facebook.com/yuina.sogi
https://www.facebook.com/makoto.sogi.3

数は少ないですが、関東地方でありそうです。
難読なので読みかえたのかもしれません。
新規の読みです。

2017年9月26日火曜日

上久に関して

「上久」は「実在苗字(名字)辞典」で「じょうきゅう>かみひさ・かみく・うえひさ・かみきゅう」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で32件。
最多の大阪府に11件でした。
これしかない苗字なのに読み方がこれほど多様とは!

まず、「じょうきゅう」です。
https://www.facebook.com/chie.jokyu
https://www.facebook.com/chisato.jokyu

割合はともかく、実在は確かそうです。

次に「かみひさ」です。
https://www.facebook.com/kkamihisa

上記の方しか見つかりませんでした。
本名のようですが、他に情報がないと確定とまではいえません。

「かみく」は見つかりませんでした。
ただ、「上久保(かみくぼ)」など他の3文字の姓や地名がひっかかってきてしまい探しにくいだけなのかもしれません。

「うえひさ」は最も簡単に見つけられます。
https://www.facebook.com/takashi.uehisa
https://www.facebook.com/chika.uehisa

広島県から山口県にかけて存在する読みではないかと思います。

「かみきゅう」も見つけられます。
https://www.facebook.com/aoi.kamikyu
https://www.facebook.com/keisuke.kamikyu

こちらは大阪府から兵庫県にかけて存在する読みではないかと考えます。

以上から、「じょうきゅう」、「うえひさ」、「かみきゅう」は確実にある読みだと思います。
割合は分かりません。
「実在苗字(名字)辞典」を信じるしかないでしょう。
「かみひさ」は実在していそうですが、もう少し根拠が欲しいです。

いずれにせよ、全国で50件もないような苗字で、これほど読みがバラエティに富んでいるのはすごいなと思います。

2017年9月25日月曜日

膳亀に関して

「膳亀」は「実在苗字(名字)辞典」で「ぜんがめ>ぜんかめ(ぜんき)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で33件。
そのうち富山県が14件で、北海道が8件です。

「ぜんがめ」と「ぜんかめ」は確認できます。
「ぜんがめ」の方が多いのは確かなようなので、これは統一してしまって良いと思います。

「ぜんき」で見つかったのは下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/rio.zenki.9

この方の友達欄には「zenki」という方がいました。
おそらくこの方なのでしょうね。
https://hanafubuki.jimdo.com/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E5%8B%9F%E9%9B%86/

ファーストネームや年齢から考えると、親子なのかなと思います。

facebookで見つけた方をフルネーム検索すると、下記のページが見つかりました。
http://dews365.com/news/special/tohogakuen.html

少し不安でしたが、全てを見ていくと本名で良さそうです。
「ぜんき」という読みもあるのだと思います。

2017年9月24日日曜日

近木に関して

「近木」は「ちかき」と読むことが多いです。
そのままですね。

「実在苗字(名字)辞典」では、他に「こぎ」という読みも出ていました。
こちらは難読です。
調べてみると、大阪府に「近木(こぎ)」という地名があるそうです。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると「近木」は全国で35件。
うち大阪府は最多で8件。
2番目が山口県で6件でした。

もともと人口が圧倒的に多い大阪府で最多という場合は、そこが元であるとは言いにくいのですが、そういう地名があるのならばそこに由来があるのかもしれません。

あまりにも難読なので読みかえが生じているのかもしれません。

2017年9月23日土曜日

中古に関して

本日は「中古」という苗字に関してです。

一般的な名詞としてならば「ちゅうこ」と読んでしまいそうです。

「実在苗字(名字)辞典」によると、「ちゅうこ>なかふる」となっていました。

facebookでは「なかふる」という読みは簡単に確認できますが、「ちゅうこ」は見つけにくいです。
単語としてありふれすぎているからでしょうか?

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で31件。
そのうち19件が千葉県に限局していました。
https://www.facebook.com/kentarou.chuko
https://www.facebook.com/midori.chuko

実際に見つけた「ちゅうこ」さんも千葉県の方が多いようでした。

「なかふる」という読みもある程度の数がありそうですが、集中している地域は分かりませんでした。
最多の千葉県では「ちゅうこ」であるようなので、「ちゅうこ>なかふる」はそのままにしておこうと思います。

2017年9月22日金曜日

角居に関して

「角居」は「実在苗字(名字)辞典」で「すみい(かくい・かどい)」となっていました。

「すみい」という読みは簡単に見つかるので問題はありません。

残りの稀少な読みに関して検討していきます。

「かどい」はfacebookで下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/tomoharu.kadoi

それとは別に下記の方も「かどい」と名乗っていました。
https://twitter.com/mr_ttech_01

いずれも本名だと思います。
「角居」で「かどい」という読みはあると思います。

「かくい」は下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/hiroyuki.kakui.5

ただ、この方だけでした。
下記のページでも同じ方が「かくい」となっていました。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008696615

これは悩みますね。
「かどい」の方は複数で証拠が見つかるのですが、「かくい」は他に見つからないのです。
ただ、こちらの方は「すみい」など他の読みでは見つからないということもあるので、おそらく本名で良いのだろうなと思います。

いちおう「かくい」も実在する読みだと判断します。

「角居」で「つのい」という読みはあるそうですが、見つかりませんでした。

2017年9月21日木曜日

五十棲に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「五十棲」は「いそずみ」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「いおずみ」があるそうです。
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000030168091/

この方以外に「いおずみ」と読む方を見つけられませんが、フルネーム検索するといずれも「いおずみ」となっていたため、間違いはないと思います。

問題は「いそずみ」と「いおずみ」が分けねばならないほどの違いかという点です。

「五十」で始まる苗字は、一般的に「いそ」もしくは「いか」、「いが」と読みます。
「五十嵐」が最も有名だと思います。

「五百」で「いお」と読む苗字はいくつもありますが、「五十」で「いお」と読むものはこれまでありませんでした。

「五十」の場合、「いそ」と「いか」であれば発音した印象がまるで違ってくるので分ける意味はあると思いますが、「いそ」と「いお」は悩むところです。

ただ、はっきりと「いおずみ」になっていますし、これまでにないパターンなので分けておこうかなと思います。

2017年9月20日水曜日

州之内に関して、幽霊苗字かも

先日、「洲之内」という苗字を調べているときに偶然発見した「州之内」に関してです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件。
東京都と愛媛県に1件ずつです。

愛媛県は「洲之内」姓が多いところです。

facebookでは「州之内」は見つかりませんでした。
「住所でポン!」では何人か見つかりました。

2000年版の東京都の「住所でポン!」です。
https://www.jusyopon.com/data/2000/index.php/24/34/119.html

ここに載っている「州之内」さんと同一人物かは分かりませんが、2012年版では愛媛県で「洲之内」となっています。
https://jpon.xyz/2012/24/16/109.html?p=3
http://www.pref.ehime.jp/hyouka/h26/yosan/documents/26db0810.pdf

ファーストネームもそれほどありふれたものとは思えないため、苗字の稀少さと併せて考えると、同一人物なのではないかと考えてしまいます。

この「州之内」さんが2000年版の「住所でポン!」以外は見つからないというところもポイントです。

こちらは2012年版の愛知県の「住所でポン!」です。
https://jpon.xyz/2012/25/55/129.html?p=1

ここでは「州之内」となっている方が、2007年版と2000年版では「洲之内」となっています。
新しい方が正確なのではないかと思いますが、他のページはだいたい「洲之内」となっていました。
http://www.aichi-softball.jp/yakuinmeibo/2004yakuinnmeibo.htm

「州」と「洲」は読み方も見た目のそっくりなので、間違えてしまっても不思議ではありません。
「州之内」で実在が確実そうな方はいませんでした。
おそらく幽霊苗字だと思います。

2017年9月19日火曜日

則内に関して

「則内」は「実在苗字(名字)辞典」で「すのうち★(のりうち)」となっていました。
「★」は難読を表すマークですが、確かに「則内」で「すのうち」とは読めません。

「名字由来net」によると愛媛県由来で「洲之内」と起源をともにするとなっていました。
確かにどちらも愛媛県に多く、「すのうち」と読みます。

「則内」ならば「のりうち」と読む方が自然ですが、こちらはやはり稀少な読みのようです。
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000020571897/
http://www.ncnp.go.jp/nimh/jidou/aboutus/noriuchi.html

見つけられたのは上記の方くらいでしたが、実在は確かそうです。

2017年9月18日月曜日

城子に関して

「城子」は「実在苗字(名字)辞典」で「しろこ(じょうし)」となっていました。

「城」で始まる苗字を見たら、「しろ」と「じょう」と「き」の3種類の読み方を確認するようにしています。
ただ、二文字目の読みが異なっているのは珍しいと思い、精査してみました。

「城子」では「き」で始まる読みは認めませんでした。

また、「しろし」や「じょうこ」といった読みもなさそうです。

「しろこ」と「じょうし」は確認がとれました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で27件。
そのうち14件が長野県でした。
二番目に多いのが熊本県で4件でした。

facebook上で「じょうし」という読みだったのは、熊本県在住の方と山口県在住の方の2名でした。
これらから、長野県を中心にして「しろこ」という読みが出ており、熊本県から「じょうし」という読みが出ているのだと考えます。
「写録宝夢巣」では山口県には「城子」はゼロとなっており、他は福岡県と広島県に2件ずつとなっています。
すなわち全国で27件のうち、中国地方と九州地方を足して8件ということです。
この8件が全て「しろこ」と読むかは分かりません。

読み方の割合に関しては1割未満の稀少な読みであればカッコつきで表示し、1割以上5割未満であれば不等号を用いています。
判断に迷いますが、「じょうし」という読みは1割以上はいるんじゃないかと思います。

2017年9月17日日曜日

晋山に関して

「晋山」は「実在苗字(名字)辞典」で「しんやま(くにやま★)」となっていました。

「★」は難読を表すマークですが、「くにやま」という読みは見つかりませんでした。

代わりに「ゆきやま」という読みが見つかりました。
https://www.facebook.com/miki.yukiyama
https://www.facebook.com/masahiro.yukiyama.5

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「晋山」は大阪府近辺と静岡県近辺で主に認められる苗字です。

「ゆきやま」という読みは大阪府であるようですが、「しんやま」との割合は不明です。
ウェブで調べた漢字ではそれほど多いようではなさそうです。

新規の読みということになります。

2017年9月16日土曜日

井後に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「井後」は「いご」という読みで載せていました。
それ以外の稀少な読みとして「いじり」があるそうです。

自分でも確認しましたが、実在する読みとして間違いなさそうです。

簡単そうでいて、難しい読みですね。
追加します。

2017年9月15日金曜日

島多と島夛に関して

「島夛」は「実在苗字(名字)辞典」で「しまた>しまだ」となっていました。
この濁点の有無は特にこだわっていませんが、いずれの読みも確認がとれました。

「多」の異体字として「夛」があります。
そのため、「夛」は「多」に併記しています。
これまでもかなりの数の「夛」を持つ苗字を載せてきました。

「島多」には「島夛」が併記されていなかったので調べたところ、見つかりました。
https://www.town.shari.hokkaido.jp/30koho/10koho_shari/2013/files/2013-1025-0918.pdf

新規の苗字と考えて良いでしょう。

2017年9月14日木曜日

條野と条野に関して、幽霊苗字かも?

「條野」は、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると全国で21件。
そのうちの15件が北海道でした。
もっといえば北海道札幌市西区に9件が集中していました。

日本中の「條野」のうち、半数近くがひとつの区内に集中しているわけです。

読み方は「じょうの」です。
これは確認がとれました。

「条野」は同じようにして全国で7件。
北海道に3件で、そのうち札幌市西区に2件でした。

件数がずっと少なくなるというわけです。
下記が2000年の札幌市西区の「住所でポン!」です。
https://jpon.xyz/2000/5/110/73.html?p=3

上記で「条野」となっている方は2009年から宮古島へ移住しているという記事が出ていました。
「條野」となっていますが、ファーストネームが一致しているので同一人物と考えて良いでしょう。
http://churasuma.ti-da.net/e2733932.html

同一人物と考えるならば、「條野」か「条野」のどちらかが正しくないということです。

おそらく戸籍上は「條野」なのだと思います。
電話帳に「条野」となっている方もいるのかもしれませんが、日常的に名乗っている方がいるかどうかは分かりません。
facebookでは、はっきり「条野」としている方はいませんでした。

「条野」という苗字が実在しているかどうかの判断は保留しておきます。

2017年9月13日水曜日

謝名堂に関して

「謝名堂」は「じゃなどう」と読みます。
想像がつくと思いますが、沖縄県に多い苗字です。

実際に探してみると、この読みで間違いなさそうです。

しかし、濁点のつかない「しゃなどう」という読みもありました。
沖縄県を出て、読みかえをしているのでしょう。
http://frpilates.com/instructor/frpmiddle

https://www.facebook.com/profile.php?id=100009839375705

一文字目の濁点の有無は考慮しているので、これは新規の読みということになります。

2017年9月12日火曜日

安庭に関して

「安庭」は「やすにわ」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「やすば」があるそうです。
https://www.facebook.com/hiroyuki.yasuba

他にも何人か見つかるので実在は確かだと思います。
追加します。

2017年9月11日月曜日

八城に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「八城」は「やしろ>やつしろ」として載せていました。
これ以外に「やぎ」という読みがあるそうです。
http://temdesuc.com/macrobiotics.html

自分でも探してみました。
http://oginow.sagasubanta.com/tokusyu_jyoshi.html
https://www.facebook.com/kazuyo.yagi.1

数は少ないと思いますが、実在する読みのようです。
追加します。

2017年9月10日日曜日

保野に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「保野」は「ほの」もしくは「やすの」で載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「ぼうの」があるとのことです。
http://www.megumi.or.jp/clinic/clinic03.html

この方以外には発見できませんでしたが、この読みがあることは確かそうです。
追加します。

2017年9月9日土曜日

土佐谷に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「土佐谷」は「とさや」という読みで載せていました。

これ以外の稀少な読みとして「とさたに」もしくは「とさだに」があるそうです。
http://www.carsensor.net/shop/osaka/080086022/staff/
https://www.facebook.com/mami.tosadani

実在は確かそうです。
濁点をつけるかつけないかどちらかにしたいのですが、決め手にかけます。
いちおう「とさたに」にしておきます。

2017年9月8日金曜日

信崎に関して

「信崎」は「実在苗字(名字)辞典」で「のぶさき・しのざき」となっていました。

「しんざき」と読めそうですが、そういう読みは見つかりませんでした。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で31件。
そのうち12件が高知県でした。
他もその近辺に散見される程度です。

facebookでは「信崎」で「のぶさき」となっている方はふたりしかいなさそうでした。
「しのざき」の方が多そうな印象ではありますが、明らかではありません。

電話帳で全件調査をすればはっきりとするのでしょうが、とりあえずは「実在苗字(名字)辞典」の結果に従っておきます。

facebookで「のぶさき」としていた方はいずれも高知県出身のようで、「信崎」が集中している地域は「のぶさき」と読むのだろうと推測しました。

「信崎」で「のぶさき」と読むのはそれほど難しくなさそうなので、他の地域に移ってから「しのざき」と読みかえるのはおかしいのではないかと思います。
「しのざき」は別の由来があるのかもしれません。

2017年9月7日木曜日

竿尾に関して

「竿尾」は「実在苗字(名字)辞典」で「さお★>さおお」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
そのうち12件が愛媛県に集中していました。
「住所でポン!」で見ると、愛媛県に属する津和地島に多いようです。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/24/16/384.html

「さお」という読みも、この津和地島にあるようです。
https://mainichi.jp/articles/20170318/k00/00e/040/254000c

「さおお」という読みも確認できます。
https://www.facebook.com/yusuke.saoo
http://www.kms.ac.jp/~ichibyou/data3.htm

問題は、「さお」と「さおお」を分けるかどうするかというところですね。
「竿尾」で「さお」というのは難読ですが、個人的には些細な違いではないかと思います。

「竿尾」という苗字自体が多くないので、分けるほどでもないのかなと思います。
10,000人以上もいるような苗字であれば分ける意味もあるかと思いますが…

2017年9月6日水曜日

二島と二嶋に関して

「実在苗字(名字)辞典」によると、「二島」は「にしま>ふたしま(ふたじま)」、「二嶋」は「にしま」となっていました。
どちらも全国で180人程度です。

facebookで見る限り、「二島」は「にしま」も「ふたしま」も同程度にありそうでした。
個別に調べてみると、岡山県では「にしま」で、福岡県では「ふたしま」のようでした。
ただし、「二島」はそれ以外の地域にもばらけているので、割合までは不明です。

対して、「二嶋」はほぼ岡山県に集中しています。
読み方も「にしま」がほとんどです。

いちおう調べてみたところ、「二嶋」で「ふたしま」と読んでいる方も見つかりました。
https://www.facebook.com/kazuya.futashima

新規の読みです。

2017年9月5日火曜日

中社に関して

「中社」は「実在苗字(名字)辞典」で、「なかしゃ」となっていました。

もちろん「なかしゃ」という読みは確認できます。

それ以外に「ちゅうしゃ」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005526242938

友達欄にも同姓の方がいました。
親族なのでしょう。

新規の読みです。

2017年9月4日月曜日

巨海に関して

「巨海」は「実在苗字(名字)辞典」で、「こみ>おおみ・こうみ」となっていました。

「こみ」は簡単に見つかります。
https://www.facebook.com/ryoji.komi

もちろん「komi」と書いて「こうみ」と読む可能性は否定できません。

はっきり「こうみ」と読んでいそうなのは下記の方です。
https://www.facebook.com/koumildn

「こみ」と「こうみ」の割合は判断できません。

「おおみ」は下記の方々がいました。
https://www.facebook.com/hiroaki.oomi
http://www.city.goto.nagasaki.jp/contents/sightseeing/column_detail.php?colum_id=425

いずれも「おうみ」ではなく、「おおみ」です。

これまでに載せてきた苗字としては「大海」は「おおみ」で「青海」は「おうみ」としていました。
「おおみ」か「おうみ」かの違いはほとんどないのかもしれないですが、五十音順でだいぶ違ってしまうので、しっかりと基準を決めなければいけません。

もちろん本人が「おおみ」と名乗っているので、それを尊重すべきでしょう。

また「大海」で「おおみ」としているのは「大(おお)」+「海(み)」であろうと判断し、「大」と同じような意味を持つ「巨」も同様にします。

2017年9月3日日曜日

哘崎と哘嵜に関して、幽霊苗字かも?

「哘」はJIS第2水準の漢字です。

「哘」一字で「さそう」と読み、青森県や北海道に多い姓です。

「哘」を用いた苗字は、他に「哘崎」くらいしかありません。
こちらは「さそざき」と読みます。
こちらも青森県や北海道に集中しています。

「実在苗字(名字)辞典」によると、稀少な読みとして「さそうざき」も載っていました。
「さそざき」と「さそうざき」は私にとって些細な読みの違いであり、実数も少ないですし、わざわざ分けなくても良いかなと思っています。

「哘嵜」は、ウェブの「写録宝夢巣」では北海道で1件でした。
「住所でポン!」でも確認できました。
https://jpon.xyz/2007/5/8/22.html

ただ、2007年版までですね。
2012年版では消えていました。
女性名ですし、この方が亡くなっていると、この姓も消滅してしまっている可能性もあります。
googleで検索しましたが、「哘嵜」で実在を確認できる方は見つかりませんでした。
読み方は「さそざき」で良いと思いますが、実在の有無に関しては保留とします。

2017年9月2日土曜日

出来田と出來田と出耒田に関して

「出来田」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で37件。
最多が富山県の8件で、北海道の5件と香川県の4件が続きます。
かなり全国に散らばっていることが分かります。

「実在苗字(名字)辞典」によると、読み方は「できでん」もしくは「できた」とのことです。
いずれの読みも確認できました。

異体字を用いた「出來田」も確認できました。

「耒」は「来」の異体字ではないということなので、別扱いにしています。
「出耒田」は下記の方がいました。
http://www.blazers.gr.jp/bz_player07.html
https://www.facebook.com/ayumi.dekita

いずれも北海道札幌市出身のようです。
読み方は「できた」のようです。

2017年9月1日金曜日

西平に関して

「西平」は「にしひら」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報で「にしだいら」という稀少な読みが載っていました。
https://m.facebook.com/nishidaira.takeshi

自分でも探しました。
https://www.facebook.com/yukikazu.nishidaira

実在は確かそうです。
二文字目に「平」が来た場合、「ひら」と「たいら」は常に調べるようにしていましたが、抜けおちてしまったのでしょうか?
追加しておきます。

2017年8月31日木曜日

権谷と權谷に関して

「権谷」は「実在苗字(名字)辞典」で「ごんや(岩手)・ごんたに(石川)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に27件。
そのうち岩手県に12件で、石川県に10件でした。
ほぼ、その2ヶ所だけということですね。

ただ、調べてみると「ごんたに」は簡単に見つかるのですが、「ごんや」はあまり見つかりません。
なぜでしょうか?
「ごんや」がないわけではないのですが…
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008550614472

上記の方が「ごんや」となっていました。
こちらの友達欄を追っていくと、下記の方を発見しました。
岩手県出身で、旧字体の「權谷」となっています。
https://www.facebook.com/fumie.gonya
旧字体の「權谷」は新規の苗字になります。

確かに「ごんたに」は石川県で、「ごんや」は岩手県のようなのですが、どうしてこんなに「ごんや」が見つかりにくいのかは謎です。

「写録宝夢巣」での件数は確かでしょうし、岩手県は「ごんや」なのだろうと考え、割合は半々としておきます。

2017年8月30日水曜日

野白に関して

「野白」は「実在苗字(名字)辞典」で「のじろ(広島)・のばく★(島根)(のしろ)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「のしろ」は「のじろ」に含まれると考えて良いでしょう。

ウェブの「写録宝夢巣」で「野白」は全国に26件。
そのうち広島県で7件、島根県で5件でした。
要するに、そこまでどこかに集中しているというわけではないということです。

実際、調べた限りでは「のじろ」と「のばく」にそれほど地域性は感じませんでした。
なにしろ26件中14件は広島県と島根県以外なわけですから。

その他にないかと探したところ、「のしら」という読みを発見しました。
こちらは島根県出身の方です。
https://www.facebook.com/keiichiro.noshira

新規の読みです。

2017年8月29日火曜日

操上に関して

「操上」は「実在苗字(名字)辞典」で「くりかみ>くりがみ」となっていました。
濁点の有無は気にしていませんが、自分で調べても「くりかみ」が多そうだったので、そのようにしておきます。

それ以外の読みとして「くりあげ」を発見しました。
https://www.facebook.com/ayano.kuriage

何人か発見できたので、確かだと思います。
新規の読みです。

2017年8月28日月曜日

耒見に関して

「来見」という苗字を調べていました。

「実在苗字(名字)辞典」では併記して「來見」と「耒見」が記載されており、読みは「くるみ(こみ)」となっていました。

実際、「来見」は「くるみ」という読みがほとんどで、「こみ」は下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/taeko.komi

本名のようですが、この方以外で「こみ」と名乗っている方がいないので、実在を確信するにはもうひとりくらいほしいところです。

「來」は「来」の異体字で良いのですが、「耒」は全く別の字です。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_22.html

とはいっても「耒」が苗字で用いられている場合、まず間違いなく「来」の置き換えです。
実際に実在しているのか、スキャンミスで発生した幽霊苗字かの判断はしっかりとしておく必要があります。
「耒見」の場合は、下記の方がいました。
「来見」でも「來見」でもないようです。
読み方も「くるみ」で良いようです。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/bunseki/2nd-generation/event2014/ev14-tokushima2.html
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000016-I003208994-00



2017年8月27日日曜日

清道に関して

「清道」は「実在苗字(名字)辞典」で「きよみち>せいどう」となっていました。
ファーストネームとしてもありえるものなので、探すのに苦労しました。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国に29件。
そのうち、長野県が18件。
続くのが兵庫県6件と和歌山県4件です。

「きよみち」という読みが長野県に多いことは確かです。
https://www.facebook.com/daiki.kiyomichi

つまり過半数は「きよみち」であると思います。

「せいどう」という読みも実在します。
https://www.facebook.com/tomomi.seido
https://research-er.jp/researchers/view/234810

上記のふたりは兵庫県近傍出身と考えて良いのではないかと思います。
すなわち、隣接する兵庫県と和歌山県はいずれも「せいどう」と読むのではないかと考えます。
割合としては「きよみち>せいどう」で良いと思います。

ファーストネームとしてもありえる苗字でありながら、読み方も複数あるため確認に苦労しました。

2017年8月26日土曜日

河和に関して

「河和」は「実在苗字(名字)辞典」で「かわわ・こうわ」となっていました。

facebookで見ると、「かわわ」は見つかりますが、「こうわ」はほとんどありませんでした。
googleでも検索してみましたが、はっきりとはしません。
実在する読みかもしれませんが、少なくとも「かわわ」と同程度にあるわけではなさそうです。

それとは別に「河和」で「かわ」と読んでいる方を見つけました。
https://www.facebook.com/kawa.tadashi

facebookの場合、本名で登録しているとは限らないのですが、この方の場合、「いいね!」を押しているひとで漢字は不明ですが「かわ」という方がいました。

またフルネーム検索すると、他のページでも見つかりました。
http://www.fukurou-assist.com/k-profile.htm
http://www.kantei.go.jp/jp/obutiphoto/1999_11_calender/11_15.html

「河和」で「かわ」という読みはあるのだと思います。
新規の読みと考えます。

2017年8月25日金曜日

来海に関して

「来海」は読めますか?
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で204件。
そのうち島根県が80件と最多です。
鳥取県32件、熊本県19件と続きます。

「きまち」と読むことが多いようです。
これは難読ですね。

他に稀少な読みとして「くるみ」と「らいかい」があります。
いずれも実在を確認しております。

それ以外に「きたるみ」という読みがあると教えていただきました。
https://www.facebook.com/taishin.kitarumi

facebookで何人か確認をとりました。
いずれも長崎県の方のようでした。

新規の読みです。

2017年8月24日木曜日

上松瀬に関して

「上松瀬」は「実在苗字(名字)辞典」で「かみまつせ>かんまつせ」として載っていました。

自分では「かんまつせ」という読みが見つけられませんでしたが、下記の方を教えていただきました。
http://www.tokyoheart.or.jp/shinryo/junkan/kanmatsuse/

他には見つけられませんでしたが、この読みがあることは確かそうです。
ただし、同一人物が下記では「kanmasse」となっていました。
http://square.umin.ac.jp/jca16/pro01.html

別人ですが、下記の方も見つけました。
https://www.facebook.com/ikehara.miki.7

アドレスでは「ikehara」ですが、開いてみると「かんまっせ」となっていました。

「かんまつせ」と「かんまっせ」のどちらが正しいのかは分かりません。

普通に考えれば「松」は「まつ」なので「かんまつせ」を採用します。

2017年8月23日水曜日

国東と國東に関して

「国東」と「國東」は「くにとう」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外に「くにさき」と「こくとう」というふたつの読みがあるそうです。

まずは「こくとう」からです。
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901016630017752

「国東」で「こくとう」という方を自分でも見つけました。
下記はその方の開いているクリニックのページですが、フルネーム検索しても「こくとう」であることが確認できます。
http://kokutou-clinic.com/greeting

次に「くにさき」です。
http://tokyo-bbc.net/comment/99aut3.html

大分県には「国東(くにさき)」市があるし、「実在苗字(名字)辞典」では「国東」で「くにとう>くにさき★(大分)(こくとう)」となっているのですが、実際には「くにさき」という読みはなかなか見つかりません。
「★」は難読を表すマークです。

ただ上記の「國東」という方は他のページでも同じように「くにさき」となっていました。
http://www.yayoiclub.net/prof.html

割合は分かりませんが、「國東」で「くにさき」という読みが実在するのは確かだと思います。
「国」と「國」は異体字ということで併記しています。

2017年8月22日火曜日

来原と來原に関して

「来原」と「來原」は「くるはら(きはら)」として載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、「來原」で「くりはら」という読みがあるそうです。
http://ci.nii.ac.jp/naid/10021923184

上記の方をフルネーム検索すると、全て「くりはら」でヒットします。
これは良さそうです。

「来原」で「くりはら」という読みも少ないながら、ありました。
https://www.facebook.com/hiroko.kurihara.948

この読みも追加します。

2017年8月21日月曜日

朽方に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「朽方」は「くちかた」という読みで載せていました。
これ以外に「くつかた」という読みもあるそうです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsem/16/4/16_603/_pdf

上記の方をフルネーム検索すると、「くつかた」という読みでいくつもヒットします。
「くちかた」となっているものはなさそうなので、誤記ではないでしょう。

facebookでは別の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/seko.kutsukata.9

「くちかた」に比べると、だいぶ少ないようですが、実在は確かだと思います。
追加しておきます。

2017年8月20日日曜日

楠田に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「楠田」は全国で9,700人ほどもいる、決して珍しくない苗字です。
「くすだ」と誰でも読むでしょう。

これ以外に「くすのだ」という読みがあるそうです。
facebookで見ると、何人も見つかりました。

もちろん「楠田」全体が多いので1割以上もいるということはないでしょうが、実在は確かだと思います。
この読みも追加しておきます。

2017年8月19日土曜日

明慶に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「明慶」は「みょうけい」という読みで載せていました。
これ以外に「あけよし」という読みがあるそうです。
http://www.lapis-spirit.com/lala/i/staff/profile.php?staffid=46

facebookでも確認がとれました。
https://www.facebook.com/gizumo.luv

この読みも加えることにします。

2017年8月18日金曜日

神間に関して

「神間」は「実在苗字(名字)辞典」で「かんま>じんま」となっていました。

いずれの読みも確認できました。
「かんま」が多いのも確かなようです。

「じんま」も少ないながら確認できます。
https://www.facebook.com/kiyo.jimma

「神間」という苗字があれば、「かみま」という読みがあっても不思議ではないなと思い、調べてみました。
https://www.facebook.com/tsuyoshi.kamima
https://www.facebook.com/hikari.kamima

上記のふたりは「神間」で「かみま」と読んでいます。
どちらも本名のように思えるのですが、気になるのが友達欄に「神間智博(かんま・ともひろ)」という浜松市議会議員の方が入っている点です。
http://www.jimin-hamamatsu.jp/giinshyoukai-kanma.htm

市議会議員は友達が2,000人超でしたし、たまたま苗字が似ているからという理由で友達申請をしただけの可能性もあります。

ただ、悩みどころではあります。
その苗字を名乗っている方がふたりいれば、その読みが実在すると判断したいところなのですが、もう少し調べてからの方が良さそうです。

「かみま」という読みは保留します。

2017年8月17日木曜日

小右衛門と小右エ門に関して

「衛門」に関しての続きです。
「小右衛門」と「小右エ門」という苗字があります。

「右衛門」に関してwikipediaにも記載がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B3%E8%A1%9B%E9%96%80

もともとは「右衛門」で「ゑもん」のようですが、現代仮名遣いでは「えもん」でしょう。
その意味では「右ヱ門」もありそうですが、見つかりませんでした。

ウェブの「写録宝夢巣」での検討です。
「小右衛門」は東京都に1件のみ。
「小右エ門」は岩手県、埼玉県、東京都に1件ずつの計3件となっていました。

1件ずつ「住所でポン!」を利用してフルネームを確認。
実在を確かめていきました。
岩手県の「小右エ門」は2007年版までしか載っておらず、2012年版では消えていました。

東京都の「小右衛門」と「小右エ門」、埼玉県の「小右エ門」は2012年版でも載っていました。
いずれもフルネームで検索しましたが、見つかりませんでした。
困りましたが、東京都の「小右エ門」さんを「小右衛門」としてフルネーム検索したところ、facebookがありました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005571827361

友達欄には別の「小右衛門」さんも見つかりました。
https://www.facebook.com/sotoyama.chiaki

また友達欄に「Daisuke Kouemon」という方がいたので漢字を類推し、下記のページを見つけました。
http://coco.cococica.com/bl00107106/index.asp?patten_cd=12&page_no=110

要するに東京都の「小右エ門」さんは、本来は「小右衛門」のようで日常的にも「小右衛門」と名乗っているようなのです。
読み方は「こうえもん」のようです。

また、埼玉県ふじみ野市在住の「kouemon」さんを見つけました。
https://www.facebook.com/kouemon.ayako564646514545132

「住所でポン!」によると、埼玉県ふじみ野市に「小右エ門」さんがいることになっています。

まとめると、東京都の「小右衛門」と「小右エ門」はいずれも本来は「小右衛門」であり、実在も確か。
埼玉県の「小右エ門」も実在は確認ができるが、正しくは「小右衛門」かどうかは不明。
岩手県の「小右エ門」は現存しないということになります。

facebookでは漢字が不明な「こうえもん」さんが何人か見つかります。
「こうえもん」と読む苗字は他にないので、これは決まりだと思います。

悩みどころですが、「兵ヱ」も正確には「兵衛」であるようなので、「小右エ門」も正しくは「小右衛門」なのだと考えます。
「小右エ門」もしくは「小右ヱ門」と名乗っている方が見つからなかったからです。
(たいへん稀少な姓なので見つからなかったからといって不思議でもないのですが)

2017年8月16日水曜日

嘉松に関して

「嘉松」は「かまつ」という読みで載せていました。

これ以外の稀少な読みとして「よしまつ」があることを教えていただきました。
https://www.facebook.com/sho.yoshimatsu.9

いかにも本名のようですが、ひとりだけだと確信が持てません。
同じ方が、下記で漢字と英語のふたとおりの表記をされています。
http://jsbpcc.umin.jp/journal/vol4-1.html

探しましたが、これ以外で「よしまつ」となっているものを見つけられませんでした。

ただ、facebookで本人が「yoshimatsu」としているということと、論文の筆頭著者としても「Yoshimatsu」となっているので、まあ大丈夫かなと思います。

フルネームと「かまつ」もしくは「kamatsu」で検索しましたが、ヒットしませんでした。

「よしまつ」という読みもあると判断し、追加します。

2017年8月15日火曜日

下りと下り松に関して

ひらがなの「り」が入った苗字の話題も、これで最後です。

本日は「下り」で始まる苗字に関してです。
すでに「下り藤(さがりふじ)」を載せてあります。
「下り藤」は宮崎県小林市に多い苗字です。

「下り松」は全国で6件でした。
facebookで下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004059534834

下記の方も発見しました。
http://www1.clovernet.ne.jp/denkiya/hp2_002.htm

実在は確かそうで、読み方は「さがりまつ」のようです。


「下り」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で4件。
北海道に2件と、宮城県と宮崎県に1件ずつでした。

北海道の2件は同一人物のようです。
https://jpon.xyz/2012/5/69/119.html

ただし、「住所でポン!」以外ではフルネーム検索しても見つかりませんでした。

宮城県の方は2007年版までしか確認できません。
フルネーム検索しても見つかりません。

宮崎県の方がどれなのかは分かりませんでしたが、下記の方であれば「下り藤」という姓の切り間違いだと思います。
「下り藤」の集中している宮崎県なので、確認はより慎重にする必要があります。
https://jpon.xyz/2000/13/16/414.html?p=1

以上から、「下り松」は実在が確実だと思いますが、「下り」は確実だと思える方が見つかりませんでした。
読み方も分かりませんし、「下り」は保留します。

2017年8月14日月曜日

登りと登り口と登り山に関して

ひらがなの「り」が入った苗字の話題を続けます。

本日は「登り」で始まる苗字に関してです。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「登り」は全国で3件。
京都府で2件と新潟県で1件。



まず、新潟県の「登り」を調べてみました。
https://jpon.xyz/2012/26/10/256.html

電話番号と住所はあるものの、「登り口」と「登り立」となっており、人名とは思えません。

京都府の方は本名のように思えます。
https://jpon.xyz/2007/2/25/242.html?p=2

該当する住所をグーグルマップで見ても、普通に一戸建てがあるようです。

別の方がfacebookで見つかりました。
https://www.facebook.com/yuuko.nobori

以上から「登り」で「のぼり」という読みはあると考えます。

「登り口」は全国で2件。いずれも北海道。
下記のように北海道で確認できます。
https://www.facebook.com/tomohiro.noboriguti
https://www.facebook.com/mitsugu.noboriguchi

「登り山」は全国で3件。いずれも大阪府でした。
こちらも確認できます。
https://www.facebook.com/noboriyama
https://www.facebook.com/yuji.noboriyama

いずれも「り」を抜いた「登」、「登口」、「登口」でも同様の読みがありますが、それとは異なる苗字なのだと思います。

2017年8月13日日曜日

上り口と上り浜と上り坂に関して

ひらがなの「り」が入った苗字に関する検討を続けます。

本日は「上り」で始まる苗字です。

「上り口」は、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると全国で6件。
そのうち5件が兵庫県に集中しています。

「上り浜」は全国で5件。
こちらも、そのうち3件が兵庫県に集中しています。

「上り坂」は全国で千葉県に1件のみでした。

まず、「上り口」からです。
集中している兵庫県に「上り口歯科医院」がありました。
http://www.agariguchi.com/about.html

間違いなさそうです。
読み方は「あがりぐち」です。

「上り浜」も確認できます。
https://www.facebook.com/yukari.agarihama
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004149282813

旧字体を用いた「上り濱」がないか探していましたが、見つかりませんでした。
よく似ていますが、JIS第3水準の「濵」を使っていた方がいました。
https://www.facebook.com/agarihama.miyoko

JIS第3水準の場合、他に置き換えられるのであれば置き換えています。
わざわざ新規の苗字という扱いにはしません。

最後に「上り坂」です。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004277623623

見つけられたのは上記の方だけでした。
これだけ、読み方は「のぼりざか」です。
千葉県在住の方のようなので、「写録宝夢巣」とも矛盾しません。

読み方は不明ですが、下記のページも見つけました。
http://www.travelvision.jp/smart/news/detail.php?id=22230

以上から、「上り口」と「上り浜」と「上り坂」はいずれも実在すると判断します。

2017年8月12日土曜日

茂り松に関して

「茂り松」は、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、東京都と大阪府に1件ずつの計2件でした。
東京都と大阪府の2件の方をフルネーム検索しましたが、「住所でポン!」以外には見つけられませんでした。

facebookでも見つけられませんでした。
実在はしているのかもしれませんが、確認がとれませんでした。
保留にします。

2017年8月11日金曜日

回り道と廻り道と回道と廻道に関して

「回り道」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に5件、「廻り道」は全国に1件でした。

「回り道」の5件中3件は和歌山県で、「廻り道」の1件も和歌山県でした。
調べてみると、ほとんど住所が一緒のところでした。
https://jpon.xyz/2007/7/10/15.html

”和歌山県日高郡日高川町千津川”のところまでが一致しており、番地が異なっているだけでした。
単なる偶然とは思えません。

「回り道」という苗字の方は確認できます。
https://www.facebook.com/yasuhiro.mawarimichi
https://www.w3.org/2002/09/wbs/1/20130523-jpmeeting/results

対して「廻り道」は確認できません。
電話帳に載っているので、幽霊苗字だと断定はできませんが、実在は怪しいなと思ってしまいます。

更に「り」を除いた「回道」も全国で2件だけなのに、この”和歌山県日高郡日高川町千津川”に2件ともあるのです。
これも怪しいです。

「廻道」はありそうですが…
下記の方を発見しました。
http://www.megalink-biz.co.jp/greeting.html
https://employment.en-japan.com/desc_463165/

こちらの方は、facebookでは「廻道」ではなく「回り道」と名乗っていたのが気になります。
写真も一緒ですし、珍しいファーストネームも一緒なので本人であることは間違いないです。
https://www.facebook.com/katsuhito.mawarimichi

他にも「回り道」と名乗っているところもありました。
https://job.j-sen.jp/56775/

これはどちらかが本名ではないということです。
ということは「廻道」も怪しいわけです。

まとめると、複数の確認がとれる「回り道」は実在の確かな苗字だと思います。
「廻り道」と「回道」は怪しいです。
「回り道」の誤記ではないかと思います。

「廻道」も確実に本名だと思えるものが見つかりません。
実在しているのかもしれませんが、保留にします。