2021年9月30日木曜日

億岐と穏岐に関して、幽霊苗字かも?

 「隠岐」という苗字があります。

読みは「おき」です。


”隠岐(おき)諸島”があるので、読めますね。


ウェブの「写録宝夢巣」で全国に228件。

最多は滋賀県の38件。


「穏岐」は「写録宝夢巣」では全国に5件となっていますが、2012年版の「住所でポン!」では茨城県と静岡県に1件ずつ。
ただ静岡県で見つかる方をフルネーム検索すると「隠岐」が正しそうです。

「平成名前辞典」でもヒットしないので、「穏岐」は誤記のような気がします。


対して「億岐」は「平成名前辞典」でヒットします。

https://www.town.okinoshima.shimane.jp/www/contents/1618193873093/files/kouhou.pdf

https://www.facebook.com/miyuki.oki.3

2021年9月29日水曜日

柗に関して(続き3)

 「柗」という「松」の異体字を用いた苗字に関してです。

今回は「松」を用いた苗字のうち100人以上1,000未満のものを全て 「柗」に置きかえてチェックしました。

これだけで300種類くらいあったので、今回はかなり時間がかかっています。


柗冨…

「柗富」でも見つかりますが、「柗冨」が正しいようです。

http://www.nagareyama.ed.jp/nanbutyuu/dayori/1904dayori.pdf


柗嵜…

https://www.facebook.com/profile.php?id=100013533557963

http://www.oct-net.ne.jp/oita-syo/mado/mado.html


東柗(とうまつ)…

上の方は日常的には「東松」と名乗っている可能性あり。

https://www.tytax.jp/office

https://www.town.katsuragi.wakayama.jp/050/110/files/kifushalist-h28.pdf


花柗…

https://www.facebook.com/profile.php?id=100019723059798

https://adjapan.jbplt.jp/


柗河(まつかわ)…

http://nurserys.jp/about/2017/11/

https://fintechjapan.org/events/event/1078/


柗間…

https://www.shirouzu.ed.jp/kusunoki_blog/64964/

http://www.kojikahoikuen.com/pdf/joho.pdf


梅柗…

https://www.daiwashisetsu.com/member/

http://nangu.nakano-ngn.ed.jp/wp-content/uploads/2012/01/e7c6f0b891e5b2783b6cab236a9958b2.pdf


柗儀(まつぎ)…

http://taiyo33h.com/staff.html


柗木薗…

「柗木園」でも見つかりますが、「柗木薗」が正しいようです。

https://www.machida-tky.ed.jp/school/j-minaminaruse/otayori/documents/dayori2014_6.pdf

https://www.aoyama.ac.jp/wp-content/uploads/2018/03/083.pdf

2021年9月28日火曜日

柗に関して(続き2)

 前回、「杦」という漢字を用いた苗字を調べました。

「杦」は「杉」の異体字なので、「杉」を用いている苗字のうち全国に100人以上いるものを全てチェックしました。


同様に「柗」は「松」の異体字です。

「柗」に関しては2020年10月に調べています。

このときは「松」を用いている苗字のうち全国に10,000人以上いるものを全てチェックしました。

http://new5g00.blogspot.com/2020/10/blog-post.html


今回は1,000人以上10,000人未満のものを全てチェックします。

五十音順に列挙します。

青松、棈松、有松、池松、石松、岩松、上松、浦松、枝松、大松、岡松、尾松、笠松、門松、兼松、川松、清松、国松(國松)、榑松、黒松、幸松、小松田、是松、貞松、実松(實松)、三本松、竹松、立松、近松、常松、恒松、時松、飛松、戸松、富松、冨松、友松、仲松、中松、長松、成松、西松、二本松、乗松(乘松)、則松、浜松(濱松)、広松(廣松)、深松、藤松、松、松家、松生、松石、松内、松江、松栄(松榮)、松枝、松上、松口、松久保、松隈、松倉、松阪、松重、松嶋、松代、松末、松瀬、松添、松園、松平、松竹、松塚、松戸、松土、松友、松中、松長、松波、松浪、松並、松成、松沼、松根、松野下、松延、松場(松塲)、松久、松広(松廣)、松藤、松前、松丸、松見、松宮、松室、松森、松屋、松吉、三松、宮松、本松、森松、安松、横松


見ただけでうんざりします。

1,000人未満のものはこんなものじゃないですしね。

自分で始めたことなので仕方がありません。


石柗…

http://www.fuchu10s.fuchu-tokyo.ed.jp/files/items/15838/File/R2%E6%A0%A1%E5%86%85%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81.pdf

浦柗(うらまつ)…

https://www.jsise.org/society/committee/2019/5th/TR-034-05-B-004.pdf

門柗…

https://www.dnsip.ne.jp/~papa-yokosuka/2021/yokosoayumi2021.pdf

https://www.n-gaku.jp/life/pdf/competition/junior_20200124.pdf

国柗…

http://www.jsbb-gunma.com/tayori/tayori11.pdf

黒柗…

https://ameblo.jp/siruver/entry-12679141324.html

立柗(たてまつ)…

https://www.facebook.com/toshinori.tatematsu.1

https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2011/20110329-1.html

近柗…

http://www.senmonshinbun.or.jp/honor/honor04.php

飛柗…

http://www.sagamihara-torin-j.ed.jp/pdf/H29-PTA-1.pdf

冨柗…

https://senseijinji.jp/kanto/kanagawa/post-5548.html

https://www.boyo.tokai.ed.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/20181203-5c048f46850b8.pdf

中柗…

https://www.kawasakigakuen.ac.jp/graduate/news/5020/

柗内(まつうち)…

https://honda.gr.jp/hondacars-ibaraki/staff/

柗上(まつがみ)…

https://www.pasonacareer.jp/column/hatalabo/20170518/

柗隈…

https://fukuokaseinanboys.wixsite.com/home/2

柗倉…

https://www.city.sosa.lg.jp/data/doc/1550240006_doc_4_0.pdf

柗重…

https://www.ikuei.ed.jp/ikuei-jh/news/club/club-hs/%E6%B0%B4%E6%B3%B3%E9%83%A8-9/

柗園…

http://jyouhoku-e.kishiwada.ed.jp/wp-content/uploads/c8b0cf519316482c7b00bb9e484364c2.pdf

柗竹…

https://www.facebook.com/profile.php?id=100013526649388

https://www2.news.ed.jp/shared/uploads/2016/02/1462153443.pdf

柗波…

https://tokimeki-sozo.com/13th/

柗藤(まつふじ)…

https://nittere.co.jp/company/outline/

https://proof-to1sr69.wixsite.com/mzk-1sr

柗丸(まつまる)…

https://www.sunlife.jp/recruit/staff.html

https://twitter.com/softballrainbow/status/816580017777803265

柗見(まつみ)…

http://www.cgr.mlit.go.jp/izumokasen/iinkai/seibi-keikaku/gakushiki-kondankai/files/hk00-02.pdf

柗宮…

http://www.nabari-mie.ed.jp/e-kura/tayori/4gatu2019.pdf

柗吉…

https://www.city.shiga-konan.lg.jp/material/files/group/2/koho_konan201101.pdf

森柗…

https://www.kakufuh.com/user/media/kakufuh/page/about/publicity/achievement_h27.pdf


読み方が確定しているものと、ひととおりしかないものは大丈夫でしょう。

「冨柗」は「富柗」ではないことが分かりました。

読み方は「とみまつ」か「とまつ」なのですが確定できませんでした。

「柗園」は「まつぞの」だとは思うのですが、「しょうえん」という読みもありえるようなので確定できませんでした。

「柗波」も「まつなみ」だとは思うのですが、「まつば」という読みもありえるようなので確定できませんでした。

2021年9月27日月曜日

杦に関して(続き3)

 「杉」の異体字であり、JIS第3水準である「杦」に関してです。

2020年9月に1,000人以上の「杉」を用いた苗字を「杦」に置きかえて調べました。


JIS第3水準の漢字の場合、第1水準もしくは第2水準で置きかえられる場合はできるだけそちらを採用するようにしています。

ただ、「杉」に対する「杦」であったり、「松」に対する「柗」であったりは、そもそも異体字であることが知られていないのではと思います。

http://new5g00.blogspot.com/2020/10/blog-post_2.html


今回は1,00人以上1,000人未満の 「杉」を調べました。

1年も間が空いてしまいましたが、これだけで100種類近くもあるので、相当に時間がかかるのです。


結果です。

全部で11種類がヒットしました。

川杉(860人)→川杦

https://www.facebook.com/profile.php?id=100025882957088

杉永(860人)→杦永

http://kamiteru-yakyuu.net/h16/uedahai6.html

杉立(620人)→杦立

http://www5e.biglobe.ne.jp/~musiswim/2020autumn.pdf

三杉(600人)→三杦(みすぎ)

http://www.med.osaka-cu.ac.jp/obandg/office/p-misugi.shtml

真杉(540人)→真杦(ますぎ)

https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/33681/

杉平(520人)→杦平

http://www.fwu.ac.jp/collaboration/women/joseitop/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E8%82%B2%E6%88%90%E7%A0%94%E4%BF%AE%E3%80%80%E7%B0%A1%E6%98%93%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7.pdf

白杉(430人)→白杦(しらすぎ)

http://fruit-flowerpark.jp/shirasugifarm/

杉之尾(180人)→杦之尾(すぎのお)

https://second-campus.net/upload/event/5c6a5d8fa2f38.pdf

矢杉(130人)→矢杦

https://yakitori-maabo.com/access/

杉嵜(110人)→杦嵜

http://www.intra-net.jp/yu-montblanc/

杉琴(100人)→杦琴

https://teams.one/teams/tgd-sz/game/464887

https://www.nanki-h.wakayama-c.ed.jp/02%20monthly/H27/%EF%BC%A8%EF%BC%92%EF%BC%97%E5%8D%97%E7%B4%80%E5%AE%9A%E6%99%82%EF%BC%99%E6%9C%88%E5%8F%B7%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC.pdf

「三杉」は「みすぎ」と読むことがほとんどですが、稀少な読みとして「みつすぎ」もありえます。

ただ、「三杦」は「みすぎ」となっていました。

他に読みが確定できたのは「真杦」、「白杦」、「杦之尾」です。


他に「川杦」、「矢杦」、「杦嵜」も確かそうです。

「杦」は「すぎ」でしょうから、これらの読みは「かわすぎ」、「やすぎ」、「すぎさき」で確定して良いでしょう。


悩むところとしては「杁(いり)」という漢字と混同しているものもあったところです。

「杦永」は上記以外で見つけられませんでした。

「杦立」は何人か発見できるのですが読みが確定できません。

「杉立」は「すぎたち」、「すぎたつ」、「すぎたて」と3種の読みがあるので、「杦立」の読みも確定したいところです。

「杦平」も読みが確定できませんでした。

「杉平」は「すぎひら」と読むことが多いですが、稀少な読みとして「すぎだいら」もあるので読みの確定は大事です。

「杦琴」も確かそうなんですけどね。

確定とまではいえません。


長くなりましたが、100人以上1,000人未満の「杉」を用いた苗字のうち「杦」に置きかえて確認できるものは「三杉」、「真杦」、「白杦」、「杦之尾」、「川杦」、「矢杦」、「杦嵜」の7種類だけとしておきます。


2021年9月26日日曜日

隠樹に関して

 「隠樹」は「実在苗字(名字)辞典」で「おき」となっていました。


なんどか書いていることですが、私は読みをできるだけ揃えたいと思っているのです。

濁点の有無はできるだけ統一したいな、と。


現時点では「おき」として「沖」、「隠岐」、「興」。

「おぎ」は「荻」、「小木」、「尾木」などを載せています。

これはさすがに分けておくしかないでしょう。


それでは今回の「隠樹」はどうでしょうか?

「樹」だけならば「木」と同様にすべきなのでしょう。

「小木」と「尾木」は「木」を「ぎ」と読んでいるのですが、「隠樹」を「おぎ」とするのは無理があります。

「隠樹」は「隠岐」と同様に「おき」とすべきでしょうね。

2021年9月25日土曜日

猪妻に関して

 「猪妻」は「実在苗字(名字)辞典」では「いづま・いのつま>いのめ★ (いずま・いのづま)」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。

「妻」は「つま」なので、濁点がついても「ずま」とはしないことにしています。

「稲妻」のふりがなは「いなづま」としているということです。


ウェブの「写録宝夢巣」で全国に14件。

大阪府と広島県に6件ずつ。

広島県は全て尾道市。

大阪府内では散在していました。

おそらく由来は広島県尾道市なのでしょう。


「いづま」は下記の方々。

いずれも大阪府のようです。

https://www.mfis.pref.osaka.jp/ap/qq/dtl/pwdetaillt02_002.aspx?chosanendo=2016&chosano=1&kikankbn=2&kikancd=2270050550

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AA%E5%A6%BB%E6%AD%A3%E6%B4%BB


「いのづま」は下記の方々。

濁点のつかない「いのつま」は見つかりませんでした。

https://www.facebook.com/satomi.inozuma

https://www.equitation-japan.com/index.php?menuindex=101-103&m-no=26135


「いのめ」で確認がとれたのは下記の方のみ。

これだけだとちょっと自信がもてないです。

https://www.ieice.org/ken/paper/201510082b2M/

2021年9月24日金曜日

三階に関して

 質問があったので、すでに載せている苗字ですがまとめておきます。


私は似たような読みに関して、濁点の有無は揃えたいなと思っているのです。


例えば「佐多」の読みはほぼ「さた」です。

濁点はつきません。

ですが、「佐田」は「さた」もありますが、「さだ」の方が多いです。

歌手の「さだまさし」さんも本名は「佐田」です。


「佐田」と「佐多」では「佐田」の方がずっと多いです。

「田」と「多」はそれだけで読んだら「た」なので、このふたつは読みを統一すべきかなと思います。

それで、「佐多」が「さた」だということは分かっていますが、表には「さだ」で載せています。


今回の「三階」は「さんがい」と読むのが普通で、「さんかい」は違うと言われています。

苗字としては「山海」と「三海」が「さんかい」と読みます。

それなので、「三階」も「さんがい」ではなく「さんかい」で載せることにしました。

2021年9月23日木曜日

金胎に関して

 「金胎」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に2件。

千葉県と新潟県に1件ずつでした。


下記の方がいました。

読みは「こんたい」でした。

https://www.yodosha.co.jp/bookdata/9784758108829/9784758108829_authors.pdf


「平成名前辞典」でもヒットしたので、間違いないでしょう。

2021年9月22日水曜日

大荒に関して

 「大荒」は「実在苗字(名字)辞典」で「おおあら」となっていました。

根拠として、下記が載っていました。

大阪府の方ですね。

https://clintal.com/clinic/89283


調べていくと「おおあれ」という読みが見つかりました。

https://www.facebook.com/sachihiko.oare

https://www.facebook.com/akina.oare

http://www.haaa.jp/~koukou/2021/kinkiIH/html/rel024.html

http://www.ehimejpa.com/download/2020/keisou/mast004.html


ウェブの「写録宝夢巣」では全国に14件。

香川県+徳島県が6+3=9件でした。


なんか「おおあれ」の方が多い印象ですね。

新規の読みですね。

2021年9月21日火曜日

薫に関して

 本日は「薫」という一字姓に関してです。

ファーストネームのような一字姓であり、どう考えても探すのが難しそうですね。


「実在苗字(名字)辞典」では「かおる(いさむ★)」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。

ウェブの「写録宝夢巣」で全国に14件。

大阪府で10件でした。


「いさむ」は下記の方です。

facebookで見ると、兵庫県出身のようです。

https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000080740563/


「かおる」は下記の方。

友達欄に同姓の方がいるので間違いないでしょう。

大阪府在住ですね。

https://www.facebook.com/takako.kaoru


割合はどうなんでしょう?

全件調査すれば、はっきりするんでしょうね。

2021年9月20日月曜日

生峰と生峯に関して

 「峰」と「峯」は異体字ですが、どちらはJIS第1水準で、分けて集計しています。


「生峰」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に17件。

愛媛県で11件、岡山県で5件でした。


対して「生峯」は全国に10件。

岡山県に8件でした。


「実在苗字(名字)辞典」では「生峰」が「いきみね」、「生峯」が「いきみね・いくみね>いけみね」となっていました。

数が少なく、ほぼ岡山県に集中している「生峯」が読み方が分かれているのが面白いですね。


「生峯」から調べてみます。

https://www.facebook.com/wataru.ikimine

https://www.facebook.com/yukihiko.ikumine

https://www.facebook.com/ikumene.yuka

https://unisonas.com/detail.php?pg=59993


「いけみね」は見つからず、「いきみね」と「いくみね」は同程度でした。


続いて「生峰」です。

https://www.rehouse.co.jp/store/sengawa/agent/

https://vys621hyogo.amebaownd.com/pages/3699690/page_202003290012


「生峰」で「いくみね」という読みの方も発見して喜びましたが、facebookを見ると「いきみね」が正しいようです。

http://www.world-license.jp/voice/

https://www.facebook.com/profile.php?id=100044147580295


やはり「生峰」は「いきみね」だけのようですね。

2021年9月19日日曜日

上辺に関して

 「上辺」は一般的には「うわべ」と読むのでしょうが、苗字としては違います。

「実在苗字(名字)辞典」では「うえべ・かみべ>かんべ」となっています。

 「上辺」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に11件でした。


旧字体を用いた「上邊」が全国に1件のみ。

読み方は「かみべ」だそうです。


上辺」で「うえべ」さんです。

http://www2.riken.jp/lab-www/molecule/member/uebe/uebe.html


上辺」で「かみべ」さんです。

https://www.facebook.com/yuuka.kamibe


異体字を用いた「上邉」さんを発見しました。

読み方は「かみべ」で、併記扱いですが新規のものです。

https://w-rdb.waseda.jp/html/100002107_ja.html

https://www.jaaf.info/hp/kiro11/kanyu11/11/MAST007.HTM


「かんべ」という読みは見つかりませんでした。

2021年9月18日土曜日

長辺に関して

 「長辺」は「おさべ」と読みます。

そういわれたそうですが、ちょっと難しいですね。


「長邉」で下記の方など。

https://www.facebook.com/mitugu.osabe

https://recruit.aiming-inc.com/graduate/interview/planner-osabe/


なんどか書いていますが、「辺」の旧字体は「邊」で、「邉」は「邊」の異体字です。


「邊」を用いた「長邊」を発見しました。

併記扱いですが、新規です。

https://www.tamaki-home.net/staff/2639/

2021年9月17日金曜日

後道に関して

 「後道」は「実在苗字(名字)辞典」で「うしろみち・ごとう★>ごどう」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。


「うしろみち」と読む苗字は他にありません。

実在は下記の方など。

https://www.facebook.com/tomohiro.ushiromichi


漢字不詳の「うしろみち」さん。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100022139945056


下記の方は「ごどう」だと思うのですが、facebookの友達欄に上記の「うしろみち」さんがいるのが気になります。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100009268506112

https://www.minami-dojo.com/about/staff.html

https://unisonas.com/detail/detail_osaka.php?pg=77450


下記は「ごとう」さんです。

https://www.facebook.com/yosimi.gotou

https://www.city.nonoichi.lg.jp/uploaded/attachment/21472.pdf


「後道」自体がそれほど多い苗字ではないので割合は分かりませんが、ほぼ半々ではないかと思います。

「ごとう」と「ごどう」はどちらが多いかは判断できません。

濁点の有無だけなのでどちらかに統一する必要があります。

漢字の本来の読みから「ごどう」としておきます。

2021年9月16日木曜日

医王に関して

 「医王」は「いおう」と読みます。

根拠としては下記の方など。

https://www.facebook.com/munehiro.iou

https://rlabsolutions.jp/info/%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E6%89%80%E5%90%8D%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/

https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000020269426/


上記の方が「醫王」となっているのを発見しました。

https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/155434/1/jor061_3_491-2.pdf


併記扱いですが、「醫王」は新規です。


 「医」という漢字を用いた苗字は最多が「馬医(ばい)」、次が「医王田(いおうだ)」です。

そして今回の「医王(いおう)」です。

全て旧字体の「醫」でも見つかっています。


他に「医山」と「長医」もありそうなのですが、確認できていません。

2021年9月15日水曜日

長医に関して

 「長医」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に4件。

福岡県に2件、佐賀県と長崎県に1件ずつ。


読みはおそらく「ながい」で下記の方を発見しました。

http://www.kdc-dent.js-md.net/Archive/ArticleDetail?full_dir=cn0kanas/1968/000301/005


長崎県に旧字体を用いた「長醫」という苗字があったようです。

https://matsuura-guide.com/16511/


「長醫」は新規だと思うんですが、現存しているかどうか分かりません。

 「長医」という苗字自体も他に見つかりません。

ひとりだけだと確定とはしにくいです。


「平成名前辞典」では 「長医」も「長醫」もヒットしません。

残念ですが、表に載せるのは保留します。


2021年9月14日火曜日

五百田に関して

 「五百田」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に16件。

三重県で11件、広島県で2件。

後は1件ずつです。


「実在苗字(名字)辞典」では「いおた>ごひゃくだ(いおだ)」となっていました。


「ごひゃくだ」と読む苗字は他にないので探しやすいと思います。

https://www.facebook.com/masayo.gohyakuda

https://acaddb.com/articles/authors/1962069


「いおた」で検索すると、下記の方がヒットします。

たぶん本名だと思いますが、この方ばかりがヒットするので全体の割合が分からなくなってしまいます。

https://www.iotatatsunari.com/


下記の方々も「いおた」さんです。

https://marubeni-energy.co.jp/rec/interview/detail-4.html

http://yard-hair.com/staff/staff_one.php?staff_id=iota


「ごひゃくだ」でヒットする方は広島県の方でした。

たぶん「いおた」の方が多いのだと思います。


2021年9月13日月曜日

砂河に関して

 「砂河」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に16件。

兵庫県に10件、富山県に2件。

後は1件ずつ。

要するに兵庫県が主だということですね。


読みとしては「いさがわ」か「すなかわ」ですが、facebookでは同じくらい見つかります。

ただ、「いさがわ」は兵庫県の方が多く、「すなかわ」は富山県に多いです。


facebookで見つかる方だけでは全体の割合は判断できないということですね。

2021年9月12日日曜日

胡屋に関して

 「胡屋」は「実在苗字(名字)辞典」で「えびすや>ごや・こや」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に13件。

東京都と広島県、山口県に3件ずつでした。


いずれの読みもありそうですね。

割合は分かりませんでした。

https://www.facebook.com/ebisuya.masanori

https://www.facebook.com/takuro.ebisuya

https://www.facebook.com/tomoaki.goya

http://www.koya-kogyo.co.jp/

https://researchmap.jp/7000027114

2021年9月11日土曜日

襲に関して

 「襲」は、「おそ・う」か「しゅう」と読みますよね。

JIS第1水準で、漢検4級相当だそうです。


何回か書いていますが、「龍」は「竜」の旧字体となのですが分けています。

ですが、「滝」と「瀧」、「篭」と「籠」は分けていません。

このあたりは悩みどころなんですね。

実は「滝」と「瀧」はどちらもJIS第1水準の漢字なので、これも分けるべきなのではないかという気がしているのです。

ただ、ミュージシャンの”大瀧詠一”もだいぶ表記が乱れていますし、実際には「滝」と「瀧」は混在していることが多いです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%80%A7%E8%A9%A0%E4%B8%80


逆に「篭」と「籠」に関しては、「篭」が第1水準で「籠」が第2水準です。

ですが、一般的には「籠」の方が使われていますよね。

「くずかご」を漢字に変換すると、「屑籠」が出ますね。

「バスケットボール」を漢字にすると「籠球(ろうきゅう)」となっています。


だいぶ話題がずれましたが、今回の「襲」です。

「龍」が入っていますが、この漢字には異体字がないようです。


この漢字を用いた最多は「襲田(おそだ)」で、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に18件。

栃木県で8件です。

https://www.facebook.com/masayo.osoda


もうひとつ「襲山」という苗字もありました。

こちらは「そやま」と読むそうです。

全国で4件。宮崎県に2件。

下記の方しか見つかりませんでしたが、友達欄に漢字不詳の「soyama」さんがいました。

https://www.facebook.com/hiroyuki.soyama


「実在苗字(名字)辞典」では他に「襲」という一字姓も載っていましたが、これは確認できませんでした。


まとめると「襲」という漢字を用いた苗字で確認ができたのは「襲田(おそだ)」と「襲山(そやま)」のみ。

「襲山」で「そやま」は難読ですね。

2021年9月10日金曜日

今金と今兼に関して

 「今金」と「今兼」は「いまかね」か「いまがね」と読むのでしょうね。

「今金」は地名としては「いまかね」のようです。

https://www.town.imakane.lg.jp/


ただ、苗字としては「今金」も「今兼」も「いまがね」が多いようです。

https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000426987/staff/W000473813/

https://imagane-dc.com/


似たような苗字として「今銀」もあったのですが、こちらは現存が確認できませんでした。

2021年9月9日木曜日

尾抜に関して

 「尾抜」は「おぬき」と読みます。

下記の方など。

https://www.facebook.com/azusa.onuki.5


旧字体を用いた「尾拔」を発見しました。

https://petsone.cainz.com/shop/756/


他にもいくつかありました。

併記扱いですが、新規と考えておきます。

2021年9月8日水曜日

伊秩に関して

 「秩」はJIS第1水準の漢字です。

埼玉県に「秩父(ちちぶ)」市があるので、それほど珍しい漢字だと思わなかったのですが、苗字としてはここまで「秩父」を載せているだけでした。

苗字としての「秩父」も「ちちぶ」と読みますが、埼玉県ではなく秋田県に多いようです。


次に多いのが、今回の「伊秩」です。

「実在苗字(名字)辞典」では「いづち・いぢち>いずち・いじち」となっていましたが、自分で調べてみると「いづち」や「いずち」という読みは見つけられませんでした。

下記の方が有名ですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E7%A7%A9%E5%BC%98%E5%B0%86


facebookでは下記の方など。

https://www.facebook.com/satoshi.ijichi.7


それなので、読みは「いじち」ではなく「いぢち」で良いでしょうね。


ちなみに「秩」を用いた苗字として「秩本」と「岩秩」も載っていましたが、どちらも実在を確認できませんでした。

2021年9月7日火曜日

延生に関して

 「延生」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に16件。

大阪府に13件でした。

「実在苗字(名字)辞典」では「えんしょう」で載っていました。

https://www.facebook.com/takuya.ensho


下記は宮城県出身の「のぶ」さんです。

https://www.facebook.com/yuto.nobu


奥様も同じ読みでしたので、間違いないでしょう。

新規の読みだと思います。


「写録宝夢巣」では宮城県に 「延生」は1件のみ。

圧倒的に大阪府が多いので、「のぶ」は稀少な読みだと思います。

2021年9月6日月曜日

大木元に関して

 「大木元」は「おおぎもと」か「おぎもと」と読みます。

ウェブの「写録宝夢巣」で全国に16件。

香川県が7件、徳島県が5件。


おおぎもと…

https://researchmap.jp/read0125394/research_experience/12386065?limit=60

https://research-er.jp/researchers/view/277270


おぎもと…

https://beauty.hotpepper.jp/slnH000126629/stylist/T000484190/

http://tftftfdon.sakura.ne.jp/20201103rrr/mast014.html


どちらの読みも確認できますね。

このふたつは分けるべきでしょう。

割合も半々で良いのではないでしょうか。

2021年9月5日日曜日

恵面に関して

 「恵面」は「えづら」と読みます。

https://www.facebook.com/daisuke.ezura


「面」の訓読みは「つら」ですから、「えずら」ではなく「えづら」が正しいと思います。

すでに「江面」と「絵面」も「えづら」として載せています。


旧字体を用いた「惠面」を発見しました。

併記扱いですが、新規です。

https://tendocity-museum.jp/news/%E3%80%8C%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%81%E5%B1%95%E3%80%8D%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97/

http://gold.jaic.org/jaic/member/tokyo/cyuugaku/record/2021/21kubuday12/rel243.html

2021年9月4日土曜日

稲延に関して

 「稲延」は「いなのべ」と読みます。

https://www.athome.co.jp/estate/staff_047093_0000083968/


「実在苗字(名字)辞典」では稀少な読みとして「いなのぶ」も載っていましたが、自分では書くにできませんでした。


旧字体を用いた「稻延」を発見しました。

https://kachimai.jp/article/index.php?no=240943&display=auto


併記扱いですが、新規です。

2021年9月3日金曜日

稲栄に関して

 「稲栄」は「いなえ」と読みます。

「稲」は「稻」、「栄」は「榮」と、それぞれ旧字体があります。

それぞれの組みあわせを試してみたところ、「稲榮」が見つかりました。

もちろん併記扱いですが、新規です。

https://beauty.hotpepper.jp/slnH000302432/stylist/T000582311/

円馬に関して

 「円馬」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に北海道のみで7件でした。


「えんま」と読みます。

下記の方など。

http://hnh.or.jp/PDF/habataki/habataki-57.pdf


北海道で「圓馬」を発見しました。

こちらも「えんま」と読みます。

https://unisonas.com/detail/detail_hokkaido.php?pg=44046


「圓」は「円」の旧字体ですが、見た目が全く異なるのでまとめて良いのか疑問に思ったこともありますが、戸籍上は「圓」であっても日常は「円」としている方が多い印象です。

「圓馬」は併記扱いですが、新規の苗字です。

2021年9月1日水曜日

蝦に関して

 「蝦」という一字姓を検討します。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に埼玉県で1件のみでした。

http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/518832.html

「住所でポン!」では2012年版ではヒットせず、2007年版で見つかった方をフルネーム検索したものが上記のものです。

 「蝦」で「えみ」となっています。

問題点はふたつ。

1940年生まれとなっているが健在している方なのかという点と、ペンネームではないかという点です。

まあ、ペンネームではないでしょうね。

ペンネームとすると難読すぎる気がします。


また「平成名前辞典」でも 「蝦」の一字姓がヒットしますし、フルネーム検索すると読み方は確認できないものの埼玉県在住のようでした。


以上から、「蝦」という一字姓は現存すると判断します。

全国で1件なので、これ以上は追えないでしょう。

読みも「えみ」で確定とします。