2018年12月31日月曜日

大晦日

このブログは2013年7月20日から始めました。
つまりこれが6回目の大晦日ということになります。

当初から元日だけはブログを更新しないことにしているので、次は2019年1月2日になります。

調べなおして分かりましたが、2017年11月15日のみブログが書かれていません。
その日だけ忘れてしまったのでしょう。

それ以外は元日を除いて、ずっと何かしら書いています。
もうじき2000回になります。

当初は10年くらいかかるかなと思ってましたが、とんでもありませんでした。
5年半かけても半分も進んでいないようです。

後から自分で読みなおすと、採用基準が微妙に変わっていたり、内容が古くなってしまっていたりするものも多いのですが、自分なりの発見も多く、面白かったりします。

書く内容がなくて困るということはないので、延々と続いていくと思いますが、よろしくお願いします。

2018年12月30日日曜日

杜に関して

本日は「杜」という一字姓に関してです。

「杜」一字では「と」と読む漢姓のことが多いですが、「もり」という読みもあります。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で64件となっていますが、「実在苗字(名字)辞典」では150人となっています。
ウェブの「写録宝夢巣」は約2,300万件中のデータなので、人口比を考えれば64件の5倍くらいの人数がいることになります。
半分くらいは「と」という漢姓なのでしょうね。

これ以外に「ゆずりは」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/atsutoshi.yuzuriha

「杠」で「ゆずりは」と読む姓が佐賀県などを中心として全国に254件あります。
おそらく「杜」一字で「ゆずりは」というのは誤記の定着なのだと思います。

この姓に関しては、私が直接に会った方で確認したものなので間違いないです。
(facebookの方とは別です)

新規の読みです。

2018年12月29日土曜日

杜川に関して

「杜川」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件のみ。
そのうち兵庫県で3件でした。
後は東京都と神奈川県に1件ずつです。
かなり稀少な姓だといえます。

「実在苗字(名字)辞典」では「もりかわ(とがわ)」となっていました。

facebookでは下記の方々を発見しました。
https://www.facebook.com/risa.togawa.14
https://www.facebook.com/chika.morikawachika
https://www.facebook.com/aitan.tichn

上から順に奈良県、千葉県、兵庫県の出身となっています。
読み方は順に「とがわ」、「もりかわ」、不明です。
読みが不明の方もフルネームの漢字とアドレスを比べると、「とがわ」の方が自然かなと思います。

これだと読み方の割合は不明ですね。
ただ、全国で5件しかない姓であり、全体の1割未満の読みをカッコ内に書くというルールイなので、「とがわ」をカッコ内にするのはおかしいかなと思います。

以上から「杜川」の読みは「もりかわ」と「とがわ」は半々にしておこうかなと思います。

2018年12月28日金曜日

宝柳に関して

「宝柳」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件のみです。
異体字を用いた「寶柳」や「寳柳」はゼロでした。

「宝柳」はfacebookで下記の方がいました。
https://www.facebook.com/hirohiko.hoyagi

読み方は「ほうやぎ」のみのようです。
いちおう異体字でも調べたところ、「寶柳」では見つかりませんでしたが、「寳柳」で下記の方々を発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006977116478
https://www.facebook.com/ramu.diozx.jackall.luv.kydt

「寳柳」は新規の姓ということになります。

2018年12月27日木曜日

下温湯に関して

「温湯」を用いた姓は、「温湯」の他に「上温湯」と「下温湯」があります。

「温湯」は「ぬくゆ」と読みます。
難読ですが、そういわれれば分かりそうです。

「上温湯」は「うわぬるゆ」が最も多い読みで、次いで「うわぬり」があります。
その他の稀少な読みとして「うわぬゆ」と「かみおんゆ」があります。
難しいので、少しずつ読みかえがおきているのでしょうね。

それらを踏まえて「下温湯」です。
圧倒的に多い読みは「しもぬり」です。
「しもぬるゆ」は少ないですが、ないことはないです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005221216553
http://tokyodocs.jp/2013/?p=3416

「しもぬる」もありました。
https://www.sagaso-haisha.jp/dent/682286
https://www.facebook.com/mizuki.shimonuru
https://bigakusei.com/binan-bijo/15005/

「上温湯」と「下温湯」は鹿児島県に多い姓なので、読みが少しだけ似ているのかもしれません。
「温湯」は鳥取県や島根県を中心とした姓なので、全く別です。
そのため「温湯」は「ぬるゆ」ではなく「ぬくゆ」と読むのでしょう。

2018年12月26日水曜日

正見に関して

「正見」は「実在苗字(名字)辞典」で「まさみ>しょうみ(しょうけん)」となっていました。
「正見」で「まさみ」というのは、ファーストネームとしてもありえるため、探すのが大変でした。
下記の方が「正見」で「まさみ」となっていました。
http://www.spo.osaka-sandai.ac.jp/teacher/t18/
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000090529984/

「しょうみ」は下記の方など。
https://www.facebook.com/rie.shomi
https://www.facebook.com/hiroko.shomi

「しょうけん」は下記の方など。
https://www.facebook.com/tadato.shoken
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/2567001.html
http://www.kanazawa-museum.jp/bungei/blog/blog_28.html

全て実在は確かだと思います。
探しにくい苗字なので、割合までは分かりません。
「実在苗字(名字)辞典」にならっておこうと思います。

2018年12月25日火曜日

粢田と粢に関して

本日は「粢」という漢字を用いた姓に関してです。
これは2種類しかありません。

「粢田」と「粢」の一字姓です。

「粢」はJIS第2水準の漢字で、「しとぎ」と読みます。
”水に浸した生米をつき砕いて、種々の形に固めた食物”のことだそうで、”現在の餅に先行する食物ではないかと推測されている”そうです。
https://kotobank.jp/word/%E7%B2%A2-522159

勉強になりますね。
一字姓の場合は、そのまま「しとぎ」と読みます。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004223264663

問題は「粢田」です。
「実在苗字(名字)辞典」では「ひときでん★・しとぎでん>しときでん・ひとつでん★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

facebookでは「しとぎでん」が多そうな印象です。
https://www.facebook.com/takuya.shitogiden
https://www.facebook.com/mitsuyuki.shitokiden

「ひときでん」となっている方です。
https://www.facebook.com/hitokiden.m
https://www.facebook.com/toru.hitokiden

「ひとつでん」となっている方です。
https://www.facebook.com/mitsuru.hitotsuden

いずれも実在は確認できます。
もとは「しとぎでん」が正しいのでしょうが、難読のため少し読みが変わってしまったのかもしれません。

2018年12月24日月曜日

住家に関して

「住家」は一般的に用いられる単語なので、苗字として探すのは大変です。
「住家」だけならば、「じゅうか」と読むのでしょう。
「住み家(すみか)」もありえるので、「住家」で「すみか」でも間違いではないと思います。
似たようなものとして「住処(すみか)」、「棲み処(すみか)」、「棲家(すみか
」もあります。

「住家」を苗字としてみたとき、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
最多は兵庫県と愛媛県の5件ずつです。
割と全国に散っています。
「実在苗字(名字)辞典」では「すみや・すみか>すみいえ(愛媛)」となっていました。

「すみや」と読んでいる方です。
https://www.facebook.com/kohei.sumiya
https://www.facebook.com/miyoko.sumiya

「すみか」と読んでいる方です。
https://www.facebook.com/masahiro.sumika
https://www.facebook.com/yusuke.sumika.5
http://www.zeirishikai-urawa.com/about/member.html

「すみいえ」は下記の方しか見つけられませんでした。
これだけだと実在していると確証が得られません。
http://www.sgu.gr.jp/competition/2008/ama-yosen2/ehime-start01.pdf

2018年12月23日日曜日

管沢と管澤に関して

「管沢」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で17件。
最多は福島県の5件です。
「管澤」は全国で6件でした。

「実在苗字(名字)辞典」では、「管沢」は「かんざわ>すげさわ(すがさわ)」で、「管澤」は「すがさわ・すげさわ>かんざわ」となっていました。
「さわ」と「ざわ」の両方を探していくと、かなり時間がかかります。

「管」と「菅」は間違えやすいので、しっかりと見ていく必要があります。

「管澤」で「すがさわ」となっている方です。
https://www.facebook.com/yoshiaki.sugasawa
https://www.facebook.com/yuriko.sugasawa

「管澤」で「かんざわ」となっている方です。
https://www.facebook.com/shunji.kanzawa.7
https://www.facebook.com/ryo.kanzawa.1
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006227146281

「すげさわ」は見つかりませんでした。

2018年12月22日土曜日

孟山に関して

「孟」を用いた姓としては、「孟」という一字姓の他、「実在苗字(名字)辞典」には「孟子」と「孟山」が載っていました。

「孟」という一字姓はあるのですが、こちらは中国姓として知られています。
これは「実在苗字(名字)辞典」では除かれているため、このブログでも扱わないことにしています。
「孟子」も見つかりませんでした。

「孟山」だけが見つかりました。
「たけやま」と読むそうです。
https://joins-job.com/corporation/331/us

「猛」ではなく、「孟」というところがポイントです。
難読ですね。

「孟」を用いた姓は「孟山」だけということにしておきます。

「孟(もう)」という一字姓の方が活躍されていることは知っています。
「実在苗字(名字)辞典」にならって中国姓と韓国姓は除くことにしているというだけです。
http://ech.co.jp/jsp38/contents/greeting.html

2018年12月21日金曜日

寺峯に関して

「峯」と「峰」は異体字の関係にありますが、ともにJIS第1水準ということもあり、別々に集計しています。

「寺峰」という姓があります。
もちろん「てらみね」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
最多は和歌山県で8件でした。

対して「寺峯」はゼロでした。
「実在苗字(名字)辞典」にも載っていません。

しかし、下記の方々を発見しました。
https://www.facebook.com/moeko.teramine
http://www.tvc-net.com/staff/prof_ad4.html

どちらも本名のようですよね。
これは新規の姓としておきます。

2018年12月20日木曜日

石名沢に関して

「石名沢」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で岩手県に2件のみです。
秋田県には「石名沢(いしなざわ)」という地名があります。

東日本大震災の岩手県避難者情報で読み方は不明ですが、「石名沢」さんが何人かいました。
ひとりだけ「石名澤」さんもいました。
http://info.shufoo.net/iwate/meibo/miyako2/miyako37.html

facebookで下記の方を発見しました。
読み方も「いしなざわ」で良いことが分かりました。
https://www.facebook.com/yu.ishinazawa.5

「石名澤」に関しては、これ以上の情報がないのですが、併記扱いなので載せてしまいます。

2018年12月19日水曜日

石鉈に関して

「石鉈」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で栃木県宇都宮市に1件のみでした。

「住所でポン!」では下記の方が見つかります。

facebookで「石鉈」として検索したところ、下記の方がヒットしました。
この方をフルネームで検索すると、栃木県のテニス大会での結果が出ました。

facebookでみると、栃木県宇都宮市出身であることが分かります。
おそらく「住所でポン!」で見つかった方の親族なのでしょう。
読み方が「いしなだ」となっていました。
栃木県宇都宮市には「石那田(いしなだ)」町という地名があります。
そこからの派生なのでしょうか?

「いしなた」と読む姓は他になく、「いしなだ」と読む姓であれば「石那田」や「石灘」、「石名田」があります。
「石名田」は兵庫県に多い姓で、「石那田」と「石灘」は宮崎県に多い姓で、いずれも栃木県とは関係がなさそうです。

「鉈」は「なた」と読み、「なだ」とは読まなさそうですが、全国で1件だけの姓であり、本人が「いしなだ」と名乗っているのであれば、それが正しいのだと思います。



2018年12月18日火曜日

生畑目に関して

「生畑目」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で27件。
うち22件が茨城県です。

「実在苗字(名字)辞典」では「なばため★>なまため(なまはため)」となっていました。

「なばため」や「なまため」と読む姓といえば、有名なものが「生田目」や「生天目」で、前者は全国で5,600人ほど、後者は1,200人ほどと推定されています。
茨城県や隣接する福島県に多くみられます。
「生田目」や「生天目」も稀少姓というわけではないですが、難読なためか派生する姓が多いようです。
ここまででいうと、「青天目」も「なばため」もしくは「なまため」と読みます。

それらに次いで4番目が、この「生畑目」です。
「畑」が入っているためか、「なばため」と読むことが多いようです。

「生畑目」で「なまため」と読むことは、かなり難しいと思いますが、下記の方がいました。
この方以外では見つかりませんでしたが、これは確かだと思います。
http://www.towa-inc.com/corporate/index.html

「なまはため」は下記の方が見つかりました。
ただ、こちらはfacebookのみです。
この方の実在は間違いないのですが読み方まで正しいのかは自信が持てません。
https://www.facebook.com/yuuichi.namahatame

「生畑目」は「なばため(なまため)」としておきます。
「なまはため」は確証が得られるまで保留します。

2018年12月17日月曜日

屶納に関して(訂正)

「屶網」という姓を調べたとき、「屶納」というのは幽霊苗字であると断定しましたが、どうやら間違いだったようです。
教えていただき、googleのストリートビューで表札を確認いたしました。
表札に「網」ではなく「納」と書いてあったので、少なくとも幽霊苗字ではないようです。
「実在苗字(名字)辞典」の方にも確認させていただき、石川県金沢市で「洋」と「灘井」の間にあったということでした。

「珍姓・難訓姓読み方実例集」によると、石川県で「屶納」は「なたみ」となっています。ちなみに「屶網」は載っていませんでした。

「洋」という一字姓はまだ調べていませんでしたが、「なだ」と読むようです。
「なだ」と「なだい」の間にあるので、「屶納」は「なたみ」と読むわけではないことが分かります。
さすがに「屶納」で「なたあみ」とも読まない気がしますが…

「屶納」が幽霊苗字だというのは訂正します。
読み方は、もう少し自分が納得できるまで調べます。

2018年12月16日日曜日

屶網に関して、幽霊苗字かも?

「屶網」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で27件。
最多は石川県の16件でした。

「実在苗字(名字)辞典」で読み方は「なたみ★>なたあみ」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

facebookではいずれの読みもありました。

「屶」という漢字を用いた苗字はこれだけのようです。
「山」の「刀」ですから、いわゆる「鉈(なた)」の別字でしょう。

「鉈」を用いた姓は「鉈橋」や「鉈落」がありますが、「屶網」よりも実数が少ないようです。

「屶網」で「なたみ」と読む姓がまずあって、難読なので「なたあみ」という読みかえがおきたのだと思います。
「なたみ」と「なたあみ」は分けておきます。

「屶」を用いた姓はこれだけだと書きましたが、「実在苗字(名字)辞典」では「屶納」という姓が載っていました。
「住所でポン!」でも富山県の2000年版に載っていました。
石川県に隣接する富山県で1件だけです。
しかもウェブの「写録宝夢巣」では載っていません。

googleでの検索でもヒットしません。
おそらく幽霊苗字だと思います。

2018年12月15日土曜日

向阪に関して

「向阪」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
大阪府が11件で、奈良県が6件でした。

「実在苗字(名字)辞典」では、「さきさか・こうさか>むこうさか・むかいさか(むこさか・むかいざか)」となっていました。
全国で25件しかないのに、これだけ読みが分かれているのはすごいです。

facebookで見ると、「さきさか」が多そうでした。
https://www.facebook.com/nozomu.sakisaka

「こうさか」や「むこうさか」もしくは「むこさか」もあります。
https://www.facebook.com/yusuke.kosaka.10
https://www.facebook.com/naoko.mukosaka.9

下記は「むかいさか」と名乗っている方です。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005696208611
http://www.oaaa.jp/kotairen/shigaku/2016html/mast001.html

調べていきましたが、これは難しいです。
まず「さきさか」が多いということが分かりました。
その他の読みもそれぞれあることは分かりました。
割合までは分かりません。
濁点の有無もあるので、なんとも判断ができないのです。

ちなみに似た姓として「向坂」があるのですが、こちらは静岡県や愛知県に多く、集中している地域が異なります。
ただ、「向坂」も読み方は「こうさか・さきさか≫むこうさか・(むかいざか・むこさか)」と分かれています。
「向」で始まる姓には「むこう」と読む場合と「むこ」と読む場合があり、ある程度の数があってひらがなもしくはカタカナで確認がとれれば分けています。

「向阪」の場合はどうなのでしょうか?
ローマ字以外で見つけられなかったので、「むこうさか」か「むこさか」かの判断がつきませんでした。
判断材料がないので、「実在苗字(名字)辞典」にならい「むこうさか」としておきます。

2018年12月14日金曜日

篠生と筱生に関して

「篠」と「筱」は異体字の関係にあります。
これまでも「篠岡」や「篠原」、「篠」という姓でも出てきました。

「筱」はJIS第2水準で「篠」の簡体字となっていたので、特別な理由がない限りは併記扱いにしておきます。

「篠生」は「実在苗字(名字)辞典」で「さそう・しのう(しのぶ)」となっていました。
「筱生」は「しのぶ」のみでした。

「筱生」で見つけた方です。
https://www.facebook.com/mamorushinobu
https://www.facebook.com/hiroshi.shinobu

確かに「しのぶ」という読みしかありませんでした。

「篠生」で「しのぶ」という読みがあるかどうかは分かりませんでしたが、併記なので問題はないでしょう。

「篠生」はfacebookで見る限り、「さそう」の方が圧倒的に多そうでしたが、「しのう」に関してはローマ字表記が難しいからかなと思います。
電話帳でも確認しましたが、「しのお」ではなく「しのう」のようでした。

2018年12月13日木曜日

下満と下光に関して

本日は「下満」と「下光」をまとめて扱います。

「下満」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件
最多は鹿児島県で13件。次いで広島県で10件でした。

「下光」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で26件。
うち広島県で18件でした。

「実在苗字(名字)辞典」で「下満」は「しもみつ(したみつ)」、「下光」は「したみつ>しもみつ」となっていました。
広島県にほぼ限局している「下光」が、読みが分かれているというのは面白いなと思いました。

「したみつ」と「しもみつ」のふたつの読みは、このふたつの姓以外ではないようです。

読み方が似ていて、広島県に集中しているというのも共通しているのにメインの読みが異なるというのは面白いですね。

調べると、確かに「下満」は「しもみつ」が多く、「下光」は「したみつ」が多いようでした。
もちろん、稀少な方の読みも確認できました。

「下満」で「したみつ」と読む方…
https://www.facebook.com/geru.j.boy

「下光」で「しもみつ」と読む方…
https://www.facebook.com/shoji.shimomitsu

割合までは分かりませんが、「実在苗字(名字)辞典」のとおりにしておきます。

2018年12月12日水曜日

富屋と冨屋に関して

「富屋」と「冨屋」はいずれも「とみや」と読むようです。

ウェブの「写録宝夢巣」では「富屋」が全国で24件。最多は宮崎県の6件。
「冨屋」は全国で20件。
鹿児島県と広島県が4件ずつで、宮崎県は3件でした。

それほど多い姓ではなく、九州南部にややめだつのかなという印象です。

ただ、実際に探してみると「冨屋」の方ばかりがヒットします。

「富屋」は店名として用いられやすいからか、苗字としてはなかなかヒットしません。
読み方は不詳ですが、下記の方が「富屋」さんです。
北海道小樽市出身で、東京都在住のようです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009479227719

下記の方は「富屋」で「とみや」となっていました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005542384451

見つけにくかったのは実数の差というより、「富」と「冨」の違いからでしょうか?

2018年12月11日火曜日

尚に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「尚」という一字姓は「たかし≫たかき」として載せていました。
一字姓ですが、読み方が特殊だと見つかりやすいことがあります。

この他の稀少な読みとして「しょう」があるそうです。
https://www.toubaru-nouen.co.jp/companyprofile/outline/
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%9A%E8%A1%9E

琉球王国の世子から繋がる由緒ある家系のようですね。
この読みも追加します。

2018年12月10日月曜日

松会に関して

「松会」は「実在苗字(名字)辞典」で「まつあい>まつえ」として載っています。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に4件。
千葉県に2件で、栃木県と東京都に1件ずつです。

旧字体を用いた「松會」はゼロでした。

下記の方がおそらく「松会」で「まつえ」と読んでいます。
https://www.facebook.com/matsue.irs

読み方は分かりませんが、同じ方が下記でも見つかります。
https://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/22972/2/jinbun00006b0930.pdf

ここで、その方の先祖まで判明しました。
この方も「まつえ」と読んでいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%BC%9A%E4%B8%89%E5%9B%9B%E9%83%8E

「まつあい」と読む姓は他になさそうなのですが、facebookでは「matsuai」では見つからないのです。

以上から、「松会」は「まつあい」ではなく「まつえ」と読むのではないかと考えます。
ちなみに「まつかい」もなさそうでした。
旧字体の「松會」も実在するか不明です。

2018年12月9日日曜日

天宮城に関して

「天宮城」は、ウェブの「写録宝夢巣」では該当なしでした。
かなり稀少な姓だということです。

facebookでは下記の方がいました。
https://www.facebook.com/shoji.ugushiro.3

友達欄に漢字不詳ですが、「Ugu Shiro」となっている方がいました。
いずれも埼玉県在住となっているので親族(夫婦?)ではないかと思います。

「天宮城」は「うぐしろ」と読むのだと思います。

「天宮城」で検索すると、「うぶしろ」という読みの方も見つかりますが、本名といえないようなものばかりだったので、採用しないことにします。
「うぐしろ」と「うぶしろ」でそれほど発音に差があるとも思えませんし、漢字の音から考えると「宮」は「ぐう」なので「うぐしろ」の方が自然かなと。

2018年12月8日土曜日

会坂と會坂に関して

「会坂」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件。
東京都と鳥取県に1件ずつでした。

旧字体を用いた「會坂」ではゼロでした。

実際に検索すると下記の方が見つかります。
「会坂」で「かいさか」となっています。
他でも同じなので確かだと思います。
東京都の方だと思います。
http://reins.tmd.ac.jp/html/100025230_ja.html

下記は大阪府の方です。
「會坂」で「あいさか」と読んでいます。
こちらも間違いなさそうです。
http://home.rasysa.com/release/staff/28184.html

要するに全国で2件しかない姓なのに、読み方が「あいさか」と「かいさか」のふたつに分かれているということです。

2018年12月7日金曜日

笹波に関して

「笹波」は「実在苗字(名字)辞典」で「ささば(京都)・ささなみ」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
うち京都府が最多で14件でした。

それであれば「ささば」がかなり多いのではないかと考えましたが、実際にはほとんど見つかりません。
facebookでは「ささなみ」ばかりでした。
「ささば」では下記の方など。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003683084200
https://ci.nii.ac.jp/naid/110001881261

「ささなみ」の方が圧倒的に多いのではないかと思いました。
「sasaba」をfacebookで探しても「笹葉」ばかりでした。

「笹波」は「ささなみ・(ささば)」としておきます。

2018年12月6日木曜日

越生に関して

「越生」は「実在苗字(名字)辞典」で「こしお>こしぶ」となっていました。

「〇+生」型の苗字ですが、「こしゅう」や「えっしゅう」、「こしう」などの読みは認めませんでした。
facebookでは「こしお」がほとんどでした。

「こしぶ」という読みは少ないと思いますが、下記の方が「こしぶ」だというのは間違いなさそうです。
https://clintal.com/clinic/80916

2018年12月5日水曜日

下辺に関して

「下辺」は「しもべ」と読みます。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で24件。
うち15件が長崎県でした。

異体字を用いた「下邊」は全国で2件でした。

もうひとつの異体字である「邉」を用いた「下邉」は「写録宝夢巣」ではヒットせず、「実在苗字(名字)辞典」にも載っていませんでした。

ただ、facebookではヒットしますね。
新規の苗字ということになります。
https://www.facebook.com/arisa.shimobe
https://www.facebook.com/ryosuke.shimobe

2018年12月4日火曜日

指崎に関して

「指崎」は「実在苗字(名字)辞典」で「さしさき・さしざき>しざき」となっていました。
濁点の有無は気にしていないので、「さしさき」もしくは「さしざき」が主体で、「しざき」が少ないということになります。

実際に調べてみると、「しざき」はほとんど見つからりませんでした。
下記の方は「指崎」で「しざき」となっており、友達欄にも同姓の方がいるので、この読みは確かにあります。
https://www.facebook.com/akiko.shizaki

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で28件ですが、うち22件が富山県です。
富山県氷見市に”指崎”という地名があるのですが、これは「さっさき」と読みます。
https://www.navitime.co.jp/address/16205058000/%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E6%B0%B7%E8%A6%8B%E5%B8%82%E6%8C%87%E5%B4%8E/

調べてみると、「さしざき」もありますが、「さっさき」も見つかります。
https://www.facebook.com/kunihisa.sassaki
https://www.facebook.com/ryota.sassaki.3
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/2488899.html

おそらく元は「さっさき」だったのでしょうが、難読なので読みかえがおきたのでしょう。
今は「さしざき」の方が多いような印象です。
「さっさき」は新規の読みです。

2018年12月3日月曜日

郡浦に関して

「郡浦」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で熊本県に2件あるだけの姓です。
稀少姓です。

難読ですが「こうのうら」です。
https://www.facebook.com/hiroaki.konoura

アルファベットだけだと「このうら」でも良い気はしますが、熊本県には「郡浦(こうのうら or こおのうら)神社」があるそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A1%E6%B5%A6%E7%A5%9E%E7%A4%BE

「郡」から始まる姓というと「郡山(こおりやま)」などがありますし、普通は「郡」で「こおり」と読みます。
それであれば「郡浦」は「こおのうら」の方が自然な気がします。

上の神社も「郡浦(こおのうら)神社」となっているページもあります。
http://yumeko2.otemo-yan.net/e575791.html

ご本人がどちらで名乗っているのかがポイントなのですが…
判断できませんでした。

いちおう、「こおのうら」としておきます。

2018年12月2日日曜日

義卜に関して

以前に「卜」という漢字を用いた姓をまとめたとき、「義卜」という苗字は見つからないと書いたところ、下記のページがあることを教えていただきました。
https://doumin.exblog.jp/11881337/

「義卜」で「ぎぼく」と読むことが分かります。
ただ、2010年の時点で63歳となっており、脳梗塞で倒れて議員を辞職したとあります。
これだけだとこの方より若い血縁者がいないと、その苗字が絶えてしまっている可能性が否定できません。
いちおうfacebookでは下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004065769189

「義卜」ですが、読み方は不明ですし、顔写真もなし、友達の数も一桁です。
普段はこれだけだと実在する姓だと断定しないのですが、友達欄をみていると北海道在住の方らしいなと分かり、上記の元議員も北海道の方だったので、関係があるのかもしれないなと考えました。

以上から、「義卜」は実在する姓と判断します。

2018年12月1日土曜日

呉服に関して

本日は「呉服」という姓に関してです。

「ごふく」としか読めませんね。
一般的な名詞なので探すのが大変です。
https://www.facebook.com/mitsuo.gofuku
https://www.facebook.com/kazuho.gofuku

この読みは確かにあります。
「実在苗字(名字)辞典」では、これ以外に「くれは」という読みも載っていました。

大阪府に「呉服(くれは)神社」があるそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%89%E6%9C%8D%E7%A5%9E%E7%A4%BE

苗字としては下記の方を発見しました。
http://octo-inc.net/creator/kureha_ryuichi/

さすがに本名のようなのですが…
ミュージシャンのようで、他に確認がとれないと実在の読みと断定しにくいです。
「くれは」の方は保留します。

2018年11月30日金曜日

小垰に関して

「小垰」は「実在苗字(名字)辞典」で「こだお>こたお(こたわ・こだわ・おたわ)」となっていました。
濁点の有無は気にしていませんが、確かに「こだお」という読みが圧倒的に多いようです。

「こたわ」は下記の方など。
https://www.facebook.com/miharu.kotawa.1
http://gold.jaic.org/jaic/member/okayama/2007/KOKUTAI/REL036.HTM

「こだわ」は見つかりませんでしたが、「こたわ」は実在する読みだと思います。
もちろん「こだお」とは分けておきます。

「おたわ」という読みは見つけられませんでした。

2018年11月29日木曜日

妹山に関して

「妹山」は「実在苗字(名字)辞典」で「せやま★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「妹」を用いた苗字としては「せのお」もしくは「せお」と読む「妹尾」が有名なので、「せやま」と読めないこともないかもしれません。

「せやま」は下記の方など。
https://www.facebook.com/kenji.seyama.7

探してみると、「いもやま」という読みの方も見つかります。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100022728468084
カバー写真が「Imoyama Family」と書いてあるように見えます。
(少なくとも「Seyama」ではありません)
そこから友達欄を追っていくと、漢字不詳の「imoyama」さんにたどりつきます。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100010139957055
https://www.facebook.com/misaki.imoyama.5

「妹山」で「いもやま」という読みは実在し、その割合もそれほど少なくないといえそうです。
新規の読みです。

2018年11月28日水曜日

卜を用いた苗字に関して

「水卜」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で香川県に2件のみです。
でも、いまや誰でも知ってますよね。
http://www.ntv.co.jp/announcer/profile/a_miura.html

他には見つけられませんでしたが、本名としか思えません。
これは疑問の余地がないかと思います。

「卜」という漢字(カタカナの「ト」ではありません)を用いた苗字としては多い順に「卜部(うらべ)」、「卜蔵(卜藏)(ぼくら)」、「惣卜(そうぼく)」があります。

他には「卜田(しめだ)」、「卜沢(卜澤)(うらさわ)」、「卜半」、「卜倉」、「卜辺」、「木卜」、「義卜」がありました。

「卜田(しめだ)」は下記の方々。
https://shimeda-inc.com/archives/author/hiro-shimeda
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000020353021/

「卜澤(うらさわ)」は下記の方。
友達欄に同姓の方がいます。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005766098703

「木卜」は下記の方々。
「きぼく」と読みます。
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201601018172978134&rel=0
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1267-kiboku-mitsuo.html

「卜半」は「ぼくはん」だそうです。
下記の方の友達欄には読みが不詳ですが同姓の方がいます。
実在は確かでしょうね。
https://www.facebook.com/west.kanishika
https://www.daiichisemi.net/elementary/ele_show_337.html

「義卜」は「実在苗字(名字)辞典」には載っていませんでしたし、実在も確認できませんでした。

「卜倉」と「卜辺」も実在が確認できませんでした。

以上から「卜」という漢字を持つ苗字としては、「卜部(うらべ)」が圧倒的に多いのですが、他は「卜蔵(卜藏)(ぼくら)」、「惣卜(そうぼく)」、「卜田(しめだ)」、「卜沢(卜澤)(うらさわ)」、「木卜(きぼく)」、「卜半(ぼくはん)」に「水卜(みうら)」を加えた計8種類のようです。

「うら」という読みが多いわけでもないことが分かりました。

2018年11月27日火曜日

嵯川と瑳川に関して

「嵯川」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で大阪府に1件のみ。
「瑳川」は東京都と千葉県に1件ずつの計2件です。

ただし、「実在苗字(名字)辞典」では「瑳川」は日本舞踊の流派名であり本名ではないとしています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%88%9E%E8%B8%8A%E3%81%AE%E6%B5%81%E6%B4%BE%E4%B8%80%E8%A6%A7

下記のホームページもあります。
http://sagawaryu.jp/

本名と思われる方は見つかりませんし、これは違うと考えて良いでしょう。

以上から、「瑳」という漢字を持つ姓は「匝瑳」のみと判断します。

では、「嵯川」はどうかというとこちらは微妙です。
「住所でポン!」は2000年版のみです。
https://jpon.xyz/2000/10/58/238.html?p=6

ただ、この方をフルネームで検索すると下記のページが見つかります。
https://8card.net/p/12638211025

これだけでは確定とはいえませんが、「嵯川」ならば実在するのかもしれません。
もう少し検討が必要ですが…

2018年11月26日月曜日

嵯峨見と瑳峨見に関して、幽霊苗字かも?

「瑳」の入った苗字に関して検討をしています。

現時点では千葉県匝瑳市と同様の「匝瑳(そうさ)」という姓で「瑳」という漢字が使われているだけです。

「嵯」の入った苗字ならば、いくつもあります。

「瑳」は「嵯」の誤記ではないかと考えているのです。

「嵯峨見」も「瑳峨見」も、ウェブの「写録宝夢巣」ではゼロですが、「嵯峨見」ならばfacebookで見つかります。
https://www.facebook.com/junichi.sagami
https://www.facebook.com/profile.php?id=100013624870961

というわけで「嵯峨見」は実在し、「瑳峨見」は幽霊苗字なのではないでしょうか?

2018年11月25日日曜日

嵯峨と瑳峨に関して、幽霊苗字かも?

「嵯峨」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に1,682件。
特に秋田県では640件。
稀少姓ではありません。

対して「瑳峨」は全国で3件のみでした。
秋田県、東京都、和歌山県でした。
facebookではゼロでした。

例えば、秋田県の「住所でポン!」で発見した方をフルネームで調べると見つからず、「嵯峨」に置き換えると下記のページが見つかります。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006638141568

たまたまかもしれませんが、少なくとも「瑳峨」では見つかりません。
幽霊苗字なのではないかな?と思います。

2018年11月24日土曜日

匝瑳に関して、幽霊苗字かも?

「匝瑳」は「そうさ」と読みます。
「匝」はJIS第1水準の漢字ですが、「匝」を用いた苗字はこれだけだと思います。

ウェブの「写録宝夢巣」では「匝嵯」という姓も全国で1件だけ載っていますが、実在は確認できませんでした。
「匝嵯」は幽霊苗字ではないでしょうか?

千葉県に「匝瑳」市がありますが、姓としての「匝瑳」も全国で27件のうち千葉県で21件と大多数を占めています。
ただし最多は成田市の13件で、匝瑳市は1件のみでした。

2018年11月23日金曜日

寿美と壽美に関して

「寿美」は「すみ」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
鳥取県と島根県で5件ずつなので、そのあたりが由来なのでしょう。

旧字体の「壽美」は全国で2件のみでした。

ファーストネームとしてありえるものなので、探すのに苦労しました。

鳥取県や島根県に多いというヒントを利用して探しました。
発見したのが旧字体の下記の方。
https://www.facebook.com/t.sumisumi

鳥取県で「創作工芸 スミ屋」の代表者となっているということと、facebookの友達欄に同姓の方がいるということから間違いないと判断しました。

新字体の「寿美」は探せませんでしたが大丈夫でしょう。

2018年11月22日木曜日

外園に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「外園」は「ほかぞの≫そとぞの」として載せていました。
全国で4,300人ほどもいる苗字です。

「ほかぞの」と「そとぞの」以外の稀少な読みとして「とぞの」があるそうです。
https://www.facebook.com/kouichirou.tozono

本名のようですが、他も調べてみました。
これは同一人物でしょう。
http://benockputter.com/news/2016%E5%B9%B41%E6%9C%88%EF%BD%9E%E3%83%99%E3%83%8E%E3%83%83%E3%82%AF%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89/

こちらは別の方です。
https://go2senkyo.com/seijika/144468

他にも何人か見つかるので、「とぞの」という読みはあるようです。
追加します。

2018年11月21日水曜日

桑城に関して

「桑城」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
香川県が8件と最多で、徳島県と愛媛県を合わせると四国地方全体で15件になります。

読みとしては「くわしろ」で載せていましたが、それ以外に「くわき」もあるそうです。
自分では見つけられませんでしたが、下記の方を教えていただきました。
https://twitter.com/kuwakiyuta

フルネームで検索すると、下記のページが見つかりました。
徳島県の方のようです。
http://yoshinogawa-city-riverside.com/93menchu.pdf

別の方ですが、下記の方も「くわき」となっています。
http://www.jaaftokushima.com/2018/tyugakurikuzyou/rel069.html

以上から、「くわき」も実在する読みだと判断します。
追加します。

2018年11月20日火曜日

中登屋に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報です。

新規の姓として「中登屋」が載っていました。
読み方は「なかとや」です。
http://www.bjlirr.org/531654/aeras-r.jp

ふりがなもあるし、数ヶ所で「中登屋」となっているので間違いはなさそうです。
ただ、ウェブの「写録宝夢巣」には載っていませんし、「屋」で終わる姓というのは「谷」の誤記の可能性や店名の可能性があるので、しっかりと確認をとらないといけません。

「なかとや」と読む姓は他にないようです。
下記の方は漢字不詳ですが、東京都在住の「なかとや」さんです。
https://www.facebook.com/keita.nakatoya

上記の「中登屋」さんも東京都の方のようなので同一人物もしくは親族の可能性はあるかと思います。
「中登屋」という姓はあると判断し、表に載せます。

2018年11月19日月曜日

猪辺に関して

「猪辺」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に5件。
うち石川県で3件でした。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると異体字を用いた「猪邉」が見つかったそうです。
http://www.jaaf.info/hp/cyukou18/20/rel030.html

他のページも全て「猪邉」となっており、「猪辺」や「猪邊」に変更すると見つからないので、確かに「猪邉」のようです。

自分でも探しました。
読み方は「いのべ」で良さそうです。
http://www.artunion.co.jp/uffec/2014.html

「猪邊」も探しておきました。
https://uk.mixb.net/lesson/articles/3403
https://blogs.yahoo.co.jp/zatsubokurin2003/64387734.html
http://www.shims.shinshu-u.ac.jp/kendo/report/result/kekka/shosai24.htm

どれもひとつひとつをとると確実といいがたいのですが、併記なので確定としておきます。
「猪邊」は新規の姓になります。

2018年11月18日日曜日

伊勢浜と伊勢濱に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「伊勢浜」という姓があります。
「いせはま」と読めると思います。
平易な読みですが、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で香川県さぬき市に2件しかない稀少姓です。
facebookで見つかりました。
https://www.facebook.com/kumiko.isehama

facebookで見つけた方は「伊勢浜」さんで、やはり香川県在住です。
これに旧字体を用いた「伊勢濱」があるそうです。
https://twitter.com/kdbi28kuikndttv/media

twitterですが、本名に思えます。
フルネームで検索すると、下記のページが見つかりました。
高校名が一致するので、本人でしょう。
https://tvtopic.goo.ne.jp/program/tbs/86378/1199379/

「写録宝夢巣」とは別に熊本県で「伊勢濱」という姓があるということが分かりました。
併記扱いなので、そこまでこだわらなくても良いかもしれませんが、念を押して調べておきました。

2018年11月17日土曜日

紙上に関して

「紙上」は「実在苗字(名字)辞典」で「かみうえ>しがみ(しかみ)」となっていました。
濁点の有無は気にしていないので、「かみうえ」と「しがみ」で検討します。

「かみうえ」は下記の方など。
この読みが最も多いと思います。
https://www.facebook.com/kamiue.masayasu

「しがみ」では下記の方が最も多くヒットします。
ミュージシャンのようですが、おそらく本名だと思います。
http://jazzpro.jp/11845

これだけだと万人を納得できないかもしれないので、facebookでも探しました。
「しがみ」もあると思います。
https://www.facebook.com/mayuri.shigami
https://www.facebook.com/shizuka.mio.9

それらとは別に「かみじょう」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/keita.kamijo.7
https://researchmap.jp/read0115726/

この方のみしか見つけられませんでしたが、正しいようです。
新規の読みです。

2018年11月16日金曜日

清酒に関して(訂正)

「清酒」という姓に関して、「実在苗字(名字)辞典」に「せいしゅ」という読みで載っていたため、それ以外の可能性を考えなかったのですが、実は「きよさか」という読みもあるそうです。
https://www.facebook.com/takeshi.kiyosaka.7

いかにも本名のようですし、友達欄に漢字不詳の「kiyosaka」さんもいるので間違いないでしょう。

「きよさか」という読みを持つものは他に「清坂」という全国で大阪府に2件あるだけの姓しかないのです。

後は「清酒」という姓の読みの割合がどれくらいなのかの判断ですが、ウェブの「写録宝夢巣」では「清酒」は全国に26件あり、うち石川県で13件。
「清酒」で「きよさか」という姓を持つ方がいたのは東京都でしたが、こちらは2件のみでした。

facebookで漢字を問わず「kiyosaka」で検索すると、それほど多くありません。
すなわち「清坂」と「清酒」で、「きよさか」と読むものを全て足してもそれほどの数ではないということだと思います。

「清酒」で「きよさか」と読む割合は高くないと判断します。
この読みを追加します。

2018年11月15日木曜日

千知岩に関して

「千知岩」は「実在苗字(名字)辞典」で「ちじいわ・ちぢいわ」となっていました。
発音では一緒なので、どちらかにしておく必要があります。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
うち9件が鹿児島県でした。
次が宮崎県の4件なので、この2件で過半数を占めるということが分かります。

ここまでに載せてきた苗字でいうと「ちじ…」はゼロで「ちぢ…」は「縮(ちぢみ)」という一文字姓を含めて7種ほどです。
最多は「千々岩(ちぢいわ)」で、次が「千々和(ちぢわ)」です。
このように「ちぢ…」で始まる姓はほとんどが「千々」です。
「千」を重ねているので、二文字目は「じ」ではなく「ぢ」なのは当然でしょう。

「千々岩」は全国で332件ですが、佐賀県72件、熊本県65件と圧倒的に九州地方で多い姓です。
おそらく「千知岩」も「千々岩」から派生した姓なのでしょう。

「知」という漢字は「知(し)る」という動詞と「知識(ちしき)」などの「ち」のふたつの読み方があるので、「千知岩」は「ちじいわ」であっても「ちぢいわ」であっても良いのかもしれません。
むしろ「ぢ」というひらがなは「鼻血(はなぢ)」など限られたときぢか使われないので、個人であれば「ちじいわ」が正しいのかもしれません。

ただ、「千々岩」から派生したのではないかということを考えると、「千知岩」も「ちぢいわ」が良いのかなと思います。

2018年11月14日水曜日

清酒に関して

「清酒」は「せいしゅ」と読みます。
当然ですか…

もちろん苗字の話です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で26件。
石川県で13件でした。

下記の方が石川県出身の「清酒」さんです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005585504562

読み方も「せいしゅ」となっていますし、家族も同じ読みでした。
間違いないでしょう。

こういう一般的な名詞としてもありえるものは探すのにコツがいります。

2018年11月13日火曜日

千保木に関して

「千保木」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で26件。
群馬県に17件が集中しています。
次に多いのは神奈川県の4件でした。

「実在苗字(名字)辞典」によると、読み方は「せんぼぎ>ちほぎ」だそうです。
いずれの読みも確認できました。
濁点の有無もこのままで良さそうです。

神奈川県は全て「ちほぎ」のようでしたが、全国的にみると「せんぼぎ」が多そうです。

2018年11月12日月曜日

真栄に関して

「真栄」は「しんえい」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で26件。最多は鳥取県の9件です。

異体字を用いた「眞榮」も全国で1件あり、これも鳥取県です。

「真榮」や「眞栄」もありそうですが、「写録宝夢巣」では発見できませんでした。

facebookでは意外に見つけにくかったです。
「真栄田」や「真栄城」といった三文字姓がひっかかってしまうからです。

こちらがfacebookで見つけた「眞榮」さん。
鳥取県在住のようです。
読み方は「しんえい」です。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008384790449

こちらは兵庫県にある「シンエイ・不動産」。
代表が「眞榮」さんです。
https://www.athome.co.jp/ahki/shineifudosan.html

フルネームで検索すると、この方もやはり「しんえい」と読むことが分かります。
http://www.ism-artside.co.jp/ism_club.php

「真栄」の方は見つからなかったのですが、「しんえい」で良いと思います。

2018年11月11日日曜日

城西に関して

「城西」は「実在苗字(名字)辞典」で「じょうさい・しろにし」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で24件。
最多は広島県の10件でした。
次いで大阪府に4件、兵庫県に3件でした。

facebookで探すと、「城西」という姓は見つかるのですが読みがなかなか確定できません。
下記の方くらいでした。
https://www.facebook.com/koji.shironishi

漢字不詳で「shironishi」という方は何人も見つかります。
https://www.facebook.com/yumi.shironishi.7
意外なようですが、「しろにし」と読む姓は他にないようです。

「じょうさい」の方が苦労します。
https://www.facebook.com/hideki.josai
http://www.nichibi.co.jp/futsusugo/sugoikoto/fs106/

上記の方が「じょうさい」と読んでいました。
「josai」の他、「jousai」、「johsai」、「jyosai」でも調べましたが、ヒットしませんでした。
濁点をつけた「じょうざい」としても同じことです。

普通に調べると、「城西(じょうさい)大学」ばかりが出てきてしまいます。

どちらの読みも実在は確かなようですが、割合が不明です。
「実在苗字(名字)辞典」の前身である「苗字の百貨店」では「じょうさい」という読みは広島県に特徴的であるとなっていました。

確かに上記の読みを分析すると、「しろにし」は大阪府に多いようでした。
「じょうさい」はひとりしか見つけられませんでしたが、その方は広島県の方でした。

ここは「実在苗字(名字)辞典」の判断を尊重し、広島県の10件は「じょうさい」で、大阪府と兵庫県は「しろにし」ではないかという仮説を立てます。

電話帳にあたる必要がありますが、現時点ではふたつの読みは半々だろうと判断します。

2018年11月10日土曜日

亀頭に関して

「亀頭」は「実在苗字(名字)辞典」で「かめあたま(広島)>きとう(かめず)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で27件。
広島県が最多で13件でした。
次いで兵庫県が5件、福岡県が4件でした。

「かめがしら」は下記の方など。
https://www.facebook.com/kanae.kamegashira

他にも漢字は不詳ですが、「kamegashira」となっている方は何人も見つかります。
「かめがしら」と読む姓は他にないようなので、「亀頭」で「かめがしら」と読む姓は実在すると思います。

「かめず」は下記の方。
数は少ないですが、間違いはなさそうです。
https://www.facebook.com/takayuki.kamezu
https://www.data-max.co.jp/2008/04/01/no021_200.html

「きとう」に関しては、はっきりしませんでした。
本名であるといえる方が見つかりません。
この読みの方が「かめず」より多いのかどうかは分かりませんが、これだけは保留します。


2018年11月9日金曜日

沓内に関して

今さらですが、私は苗字の実在や、その読みの実在に関してはかなりしっかりと調べています。

例えば、この「沓内」であると、「実在苗字(名字)辞典」には「くつない(くつうち)」となっているわけです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で26件。
最多は広島県の13件。

これくらいの数になってくると稀少な読みの実在確認が大変になります。

「くつうち」で見つけたのは下記の方々です。
https://www.facebook.com/osamu.kutsuuchi
https://twpro.jp/antieverybady/message

ふたつのうち、下はマジシャンの方です。
マジシャンというのは本名でやるものなのかどうか自信が持てません。
これは除くべきだと考えます。

そうすると、「くつうち」という読みは上のfacebookの方だけになってしまいます。
顔写真も出してあるし、総合的にみると本名だとしか思えないのですが、もうひとりいないとなかなか納得しにくいです。
ただ、この方の場合はフルネームで検索すると、はっきりと見つかります。
https://www.jiit.or.jp/ITMC2013/committee.html

ここまであって、「沓内」で「くつない」なのに「kutsuuchi」とするわけはないでしょう。
「くつうち」という読みはあるものだと考えます。

2018年11月8日木曜日

里美と小柄に関して(訂正)

「里美」と「小柄」に関して、「さとよし」や「こがら」といって読みを新たに発見したと書いたばかりですが、それに関して電話帳での全件調査結果を教えていただきました。

こればかりはウェブだけではどうにもならず、紙の電話帳を見ていくしかないので、自分ではなかなかできません。

結論からいうと、「小柄」は「こがら」が5件で「こづか」が9件。
「里美」は「さとみ」が9件で「さとよし」が3件。
「さとみ」か「さとよし」か特定できなかったものが3件だったとのことです。

「里美(さとよし)」町があるからといって、「さとよし」が多いというわけではないのですね。
勉強になりました。

2018年11月7日水曜日

小柄に関して

「小柄」は「実在苗字(名字)辞典」で「こづか」として載っていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で30件。
うち16件が北海道でした。

facebookで検索してみました。
https://www.facebook.com/eri.kozuka.9
https://www.facebook.com/masako.kozuka.7
https://www.facebook.com/jun.kozuka.1

https://www.facebook.com/saori.kogara
https://www.facebook.com/kumiko.kogara

「こづか」と同じくらい「こがら」という読みでも見つかりました。
普通に読めば「こがら」ですしね。
いずれも北海道で見つかりました。

ちなみに「こづか」は「kozuka」でしか見つかりませんでしたが、「koduka」や「kotsuka」、「kotuka」でも試しました。

以上より、「こがら」は新規の読みと考えます。
おそらく半々くらいはあるのではないかと考えます。

2018年11月6日火曜日

鉛口に関して

「鉛口」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
和歌山県に13件で北海道に10けんでした。

「実在苗字(名字)辞典」では「かなぐち★(和歌山)>どうぐち★(北海道)」となっていました。

「鉛」を用いた苗字は、他に「木鉛(きなまり)」、「鉛山(なまりやま)」、「鉛(なまり)」、「鉛谷(なまりたに)」の4種があります。
つまり他は全て「鉛」をそのまま「なまり」と読んでいるのです。

なぜ「鉛口」だけ、「かなぐち」もしくは「どうぐち」なのでしょうか?

ちなみに「なまりくち」もしくは「なまりぐち」という読みはないようです。

また「銅口」で「どうぐち」と読む姓はあります。
全国で9件。最多は北海道で7件でした。
http://heartbreak1982.web.fc2.com/special/my_douguchi.html

すなわち北海道でみられる「鉛口」で「どうぐち」と読む方と関連があるのだと思います。
「鉛口」で「どうぐち」と読む方は下記の方々がいました。
https://www.facebook.com/ryosuke.douguchi
http://www.heartfulhome.info/company/recruit.php

「写録宝夢巣」の結果から考えると、和歌山県と北海道でそれほど数に差がなさそうなので、「かなぐち」と「どうぐち」はほぼ同数かと思いましたが、実際はかなり「どうぐち」という読みは少なさそうです。

難読なので、北海道では「鉛口」から「銅口」と置き換えているのでしょうか?
「鉛」と「銅」は異体字というわけでもないですが、そんなことは可能なのでしょうか?

「鉛口」で「かなぐち」と読むのも不思議です。
「実在苗字(名字)辞典」によると、広島県に「𨦺」というJIS第4水準の漢字を用いた「𨦺口(かなぐち)」とういう姓があるそうです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009678965582

広島県と和歌山県なので、だいぶ異なりますね。
「𨦺口」は別扱いとします。

JIS第3水準以下の漢字を用いた苗字をまとめておきます。

【JIS第3水準】
草彅(くさなぎ)…秋田県 3,000人
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈木(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
粠田(すくもた)…福島県 220人
鰀目(えのめ等)…石川県 190人
乙咩(おとめ)…大分県 180人
枻川(かじかわ)…埼玉県 160人
嶧田(えきだ)…島根県 140人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
嵓(いわお)…京都府 90人
羽刕(うしゅう)…北海道 80人
凢内(おおち)…高知県 80人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人
長嶧(ながえき)…島根県 50人
遠刕(えんしゅう)……? 40人
大嶧(おおえき)……? 40人
明刕(めいしゅう)……? 40人
奥刕屋(おうしゅうや)……? 10人
木刕(きしゅう)……? 10人
大刕(たいしゅう)……? 10人
嵓田(いわた)……? 10人

【JIS第4水準】
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
鸙野(ひばりの)…宮崎県 520人
川溿(かわばた)…兵庫県 110人
𨦺口(かなぐち)…広島県 60人
上㹦(かみはざ)…富山県 40人
悦覟(えつみ)…? 20人

2018年11月5日月曜日

片小田に関して

「片小田」は「実在苗字(名字)辞典」で「かたおだ>かたこだ」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
うち福岡県で18件です。

facebookで見てみると、確かに「かたおだ」と「かたこだ」のいずれもありました。
「かたおだ」と「かたこだ」って発音してみると、あまり変わりがないような気がします。
「吉原」で「よしはら」と「よしわら」のふたつの読みがあったり、「山崎」で「やまざき」と「やまさき」のふたつの読みがあるのとそんなに変わりがないんじゃないかな?って思うのです。

しかし、「小」には「お」と「こ」のふたつがもともとあるので、やはり分けるべきなんでしょうね。
どこまでを別の読みとするかの判断は悩むことが多いです。

2018年11月4日日曜日

里美に関して

本日は「里美」という姓に関してです。
これはかなり苦労しました。

どうみてもファーストネームのようだからという点と、「里見」という姓の誤記が多いという点からです。

「里見」がウェブの「写録宝夢巣」では全国で1,833件もあるのに対し、「里美」は24件しかないのです。
にも関わらず、「さとみ」を変換すると「里美」方が出やすいというのが誤記が生まれる原因なのでしょう。

実際に「写録宝夢巣」で見つけた神奈川県逗子市の「里美」さんを、住所からgoogleで検索してみました。
クリアな画像ではないのですが、拡大すると「里美」ではなく「里見」のようです。
おかしいなとも思いましたが、紙の電話帳でも「里美」となっていました。
つまり紙の電話帳が間違っているのです。

これは慎重に検討しなければなりません。
ちなみに「写録宝夢巣」では長崎県佐世保市に5件、長崎県平戸市に4件、徳島県阿南市に3件でした。
後は全て1件ずつです。

更に最多の佐世保市には「里美(さとよし)」町があります。
「実在苗字(名字)辞典」では「里美」の読みは「さとみ」となっていましたが、「さとよし」が正しいのかもしれません。

「里美」という姓の方は下記で確認できます。
https://www.city.hirado.nagasaki.jp/kurashi/gyosei/kyodou/chiki/hirado/h26.html
https://www.city.hirado.nagasaki.jp/kurashi/gyosei/kyodou/chiki/hirado/files/h26-2-1453515.pdf
長崎県平戸市の方ですし、はっきりと「里美」と繰り返されていますし、姓のみを「里見」に置き換えると見つからなくなるというのが理由です。
残念ながら、この方の読みは確認できませんでした。

下記の方は平戸市で「さとよし」となっています。
2年連続で「さとよし」となっているので正しいと思います。
https://jaaf-nagasaki.net/result/2009/09423001/042200.htm

facebookでは下記の方を発見しました。
フルネームで検索すると、本名で良さそうです。
https://www.facebook.com/hibiki.satoyoshi
https://sites.google.com/site/sophiatakahashilab/member

まとめると、「里美」という姓は、「里見」との誤記も混ざっているかもしれませんが確かに存在し、由来は長崎県平戸市の「里美(さとよし)」町であり、苗字としての読みも「さとよし」であろうということです。

2018年11月3日土曜日

猜で始まる姓に関して(続き)

「猜」で始まる姓に関しての検討を続けます。
残りはいずれも全国で数件のみです。
「猜」の読み方は「あべ」しかないようです。

「猜山」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で7件。
最多はやはり鹿児島県で、4件でした。
https://www.facebook.com/hideki.abeyama

「棈山」という姓はないようでした。

「猜」という一字姓は全国で鹿児島県志布志市に3件のみとなっていましたが、見つけられませんでした。
「住所でポン!」では確かにありそうですが…
https://jpon.xyz/2012/47/22/12.html?o=phone&p=3

この一字姓に関しては、もう少し調べる必要があります。

「猜本」は下記の方など。
https://www.facebook.com/a.hatsumi
こちらも「棈本」という姓はないようでした。

「猜都」も全国で鹿児島県に3件のみの姓です。
読み方は「あべと」です。
こちらも「棈都」という姓はありません。
http://kkf.kagoshima.jp/category/taikai/page/2
http://www.ks-ja.or.jp/aozora/st_santyoku_a.htm

「猜ヶ宇都」は下記の方など。
友達欄に漢字不詳ですが、「abegauto」さんがいました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005908899183
やはり「棈ヶ宇都」という姓はありませんでした。

「猜」という漢字は「猜疑心」の「さい」であり、「あべ」という読みはありません。
「棈」を用いた姓も「猜」を用いた姓も鹿児島県にほぼ限局しているので、由来としては同じであり、もともとは「棈」からきているのではないかと考えたのですが、そう簡単にはいきませんでした。

2018年11月2日金曜日

猜で始まる姓に関して

「猜」はJIS第2水準の漢字で、「猜疑心(さいぎしん)」という言葉で使われますね。
「ねたむ」という意味のようです。

この漢字を用いた最多の姓は「猜松」です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で鹿児島県に9件あるだけのの姓です。
「あべまつ」と読みます。

「あべまつ」というと下記を思いだします。
「棈」というJIS第3水準を用いた「棈松」という姓で、これも鹿児島県に多く、1,500人ほどもいると考えられています。
「棈」を用いた姓は「棈松」以外に「棈木」と「棈野」があります。
「棈」の読み方は全て「あべ」です。
http://new5g00.blogspot.com/2014/12/blog-post_22.html

ちなみに4年前に書いた文章なので内容が古く、「棈松」はJIS第3水準以上の漢字を用いた姓の中で最多ではなく、「草彅」や「蓜島」の方が多いです。
http://new5g00.blogspot.com/2018/08/blog-post_31.html

ということは、「猜」という漢字はそもそも「棈」の置きかえである可能性が高いですね。
「猜松」さんはfacebookでも見つかります。
https://www.facebook.com/masahiro.abematsu1

「猜野」さんもいました。
https://www.facebook.com/hiroki.kaden
https://www.facebook.com/tomoe.abeno

「猜木」という姓はないようでした。

facebookではっきりと名乗っていますし、異体字というわけでもないので、「棈」と「猜」は分けるべきでしょう。

他に「猜」で始まる姓としては、「猜山」、「猜」、「猜本」、「猜都」、「猜ヶ宇都」があるようです。
「棈」と併せて調べていきます。
長くなったので、続きは後日。

2018年11月1日木曜日

道祖で始まる姓に関して

「道祖」で始まる姓というのはそれほど多くありません。
最も多いのは「道祖土」でしょう。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で98件。
うち埼玉県が最多で71件。
「さいど」と読みます。

次が、「道祖尾」の51件。
最多は鳥取県の33件です。
読み方は「さいのお」です。

次は「道祖」という二文字姓。
全国で31件。
最多は山口県の8件です。
読み方は「さいのう」、「さや」、「どうそ」と分かれています。

要するに「道祖」は「どうそ」と読んでしまいそうですが、苗字に関しては「さい」もしくは「さや」というような読みだろうということです。

他に「道祖」で始まる姓というのは、「道祖田」(全国で19件)、「道祖瀬戸」(全国で4件)、「道祖本」(全国で3件)があります。

「道祖田」は「どうそでん」もしくは「どうそだ」と読みます。
鹿児島県に多い姓です。
https://www.facebook.com/seiya.dousoden
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004686573648

「道祖瀬戸」は「さやんせと」と読みます。
「道祖」を「さや」と読むことがあると知っていても難読ですね。
https://www.facebook.com/nsayanseto
https://www.facebook.com/takumi.sayanseto

「道祖本」は「さいもと」もしくは「さやもと」だそうです。
http://www.hirasa.mgmt.waseda.ac.jp/lab/member.html
http://gold.jaic.org/jaic/member/okayama/2008/0620/REL090.HTM
https://www.facebook.com/narumi.sayamoto
http://www.prosol.co.jp/rita/staff/1399/

ウェブの「写録宝夢巣」では山口県に3件のみとなっていますが、facebookの「さやもと」さんは山口県、もうひとりの「さやもと」さんは広島県。
「さいもと」さんは早稲田大学の研究室メンバーになっている方と、岡山県のようです。
早稲田大学は全国から入学してくるでしょうから、出身地を決める参考にはならないでしょうが。
以上から「道祖本」はもともとは「さやもと」なのでしょうね。
ただ、はっきりと「さいもと」と名乗っている方はいて、発音した印象も異なるので、全国で3件しかない姓ですが、読みとしては分けることにします。

2018年10月31日水曜日

池之上と池ノ上に関して

「池之上」と「池ノ上」はともに「いけのうえ」という読みで載せていました。
実数でいうと「池之上」が多く、ともに鹿児島県が最多です。
もとは「池之上」だったのではないでしょうか?

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これらに稀少な読みとして「いけのかみ」もしくは「いけのがみ」があるそうです。

まずは「池之上」から。
https://www.facebook.com/toshikatsu.ikenogami
https://www.facebook.com/miyuki.ikenogami

「いけのがみ」という読みはありそうです。

続いて「池ノ上」。
こちらが「いけのかみ」さん。
http://www.gyosei-info.com/office/detail/300

こちらが「いけのがみ」さん。
https://www.kensetumap.com/company/40797/profile.php

どちらもありそうですね。
濁点の有無は気にしませんが、数が多そうな「いけのがみ」で統一しておきます。

2018年10月30日火曜日

井尻に関して

「井尻」は「いじり」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「いのしり」があるそうです。
http://toshikawa-shika.com/concept/

自分でも探してみました。
https://www.iyaku-j.com/iyakuj/system/M2-1/summary_viewer.php?trgid=21473

少ないながらも、この読みもあるようです。
追加します。

2018年10月29日月曜日

篭谷と籠谷に関して

「篭」と「籠」は異体字ということで、まとめて扱っています。
「竜」と「龍」は分けていますが、「滝」と「瀧」などは分けていません。

「篭」と「籠」も形がだいぶ異なっているため、別々に扱うべきではないかとも思うのですが、分ける根拠もないため一緒にしています。

ウェブの「写録宝夢巣」では「篭谷」が全国で244件、「籠谷」は219件。
いずれも兵庫県が最多です。
細かいことをいうと、兵庫県加古川市で「篭谷」が26件とダントツなので、おそらくもともとは「籠谷」よりも「篭谷」ではないかと考えます。

これまで「かごたに≫かごや・こもりや」として載せていました。
これ以外の稀少な読みとして、「実在苗字(名字)辞典」の更新情報に「籠谷」で「こもりたに」が載っていました。
https://www.env.go.jp/recycle/yoki/b_4_other/b_4_3_mybag/mybag_06.html

自分でも探してみました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006853203211

少ないですが、「こもりたに」という読みもあるようです。
追加します。

2018年10月28日日曜日

楮山に関して

「楮山」は「かじやま」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「かごやま」があるそうです。
https://www.facebook.com/kyohei.kagoyama

友達欄にも同姓の方がいるので、この読みは確かなようです。
追加します。

2018年10月27日土曜日

皇を用いた姓に関して

「皇」を用いた姓は3種類ありました。

「皇」一字と、「皇甫」、「皇浦」です。

「皇」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件。
滋賀県に2件と、東京都と神奈川県に1件ずつです。

読み方は「すめらぎ」です。
facebookでは下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/t.sumeragi

「皇甫」は全国で6件。
大阪府に3件と兵庫県に2件、三重県に1件でした。
読み方は「こうほ」で、下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/mika.koho.7

wikipediaによると珍しい二文字の漢姓であるとなっています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E7%94%AB
「実在苗字(名字)辞典」でも「日本で見られる中国姓と韓国・朝鮮姓」に載っており、本表からは除かれています。
http://myoujijiten.web.fc2.com/gaikokusei.html

facebookで発見した「皇甫」さんは、日本語で文章を書いていますし、友達欄を見ても日本で生活をしています。
これをどのように扱うかは判断に迷います。

他の一字姓、例えば「王」などは全て除いてしまっています。
「王」や「郭」という姓であっても完全に日本で生活し、その姓のまま帰化しているのであれば”日本の姓”だと考えたいところなのですが、実数が判断できないので「実在苗字(名字)辞典」にならって除いてしまっているのです。

それにのっとると「皇甫」も同じ扱いかな…という気がするのですが。
「皇」も「甫」も日本で普通に使われる漢字ですし、「こうほ」というのも読めますので、「皇甫」は日本の姓として扱おうかなと思います。

下記の方は「皇甫」で「ふぁんぼ」となっています。
https://mainichi.jp/articles/20161025/dde/012/070/005000c

「皇浦」は全国で福岡県に1件のみとなっていました。
「実在苗字(名字)辞典」に載っていたものです。
大阪府で「こうら」となっています。
https://www.kensetumap.com/company/348441/profile.php

下記の方も「皇浦」さんです。
「koura」となっています。
「皇甫」の誤記ではないですね。
http://dk-pilates.jp/instructor/kourakasumi.html

これだけだと「こうら」か「こううら」か判断できませんが、全国で1-2件しかないだろう姓なので、「こうら」で統一しておきます。

2018年10月26日金曜日

河内山に関して

「河内山」は「こうちやま≫かわちやま」として載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「かわうちやま」があるそうです。
https://start-work.net/clipwork/kaigoshisetsu/detail/4570202285

自分でも探してみました。
https://www.facebook.com/misato.kawautiyama.3

この読みもありそうです。
「かわちやま」と「かわうちやま」を分けるべきかという問題ですが、発音した印象が異なるので分けるべきかと思います。

2018年10月25日木曜日

耕西に関して

「耕西」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件。
石川県で3件で、他は大阪府と岡山県に1件ずつです。

「実在苗字(名字)辞典」では「こうにし・こうざい」となっていました。

「こうにし」と読んでいる方です。
https://www.facebook.com/miwa.kounishi

こちらは小学生の陸上記録からです。
他でもすべて「こうにし」となっています。
http://gakudoubu.webcrow.jp/20101103program/REL047.HTM

上記はいずれも岡山県在住の方々のようです。
すなわち岡山県では「こうにし」のようです。

「実在苗字(名字)辞典」に載っていた「こうざい」の根拠です。
http://www.kouzai.jp/about.html
大阪府です。
店名が「こうざい」で、責任者が「耕西」となっています。

最多である石川県の「耕西」さんです。
https://www.facebook.com/wa.wa.wa.wachiwawa
読み方不詳ですが、友達欄に「Kohnishi」さんがいるので、この方も「こうにし」なのではないかと思います。

「住所でポン!」で見つけた「耕西」さんを全てフルネーム検索しましたが、読み方の確認はできませんでした。

「こうにし」は確かだと思うのですが、「こうざい」はもう少し調べておきたいです。
店名が「こうざい」というだけでは納得しにくいところがあります。

2018年10月24日水曜日

小路方に関して

「小路方」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件のみ。
岩手県に2件と、埼玉県に1件です。

これだけ少ないと、おそらく1-2家系しかないのではと想像します。

「実在苗字(名字)辞典」では「こじかた」と「こうじかた」として併記されていました。

「こじかた」の具体例です。
本人が「こじかた」ですと書いてあるので、間違いないでしょう。
千葉県の方のようです。
https://www.to-ki.jp/kojikata/notebook.asp?p=20

「こうじかた」の具体例です。
茨城県の方のようです。
http://rschrdb.db.aist.go.jp/cgi-bin/worker_detail.cgi?call=namae&rw_id=M60740992

いずれも正しそうですが…
これだけ稀少な姓で、「こじかた」と「こうじかた」を分けるべきかどうかというところは悩みますね。

ここまで載せてきたものとしては、「小路」、「小路口」、「上小路」、「古小路」、「中小路」、「西小路」、「浜小路」、「横小路」、「後小路」、「北小路」。
更に有名な五文字姓である「勘解由小路」があります。
ここまでで「小路」を「こじ」と読んでいるのは「小路口」しかありません。
後は「こうじ」もしくは「しょうじ」です。

悩みます。
例えば、「狩野」のような姓である場合、「かの」と「かのう」は分けていません。
「かのう」で統一しています。
(もちろん「かりの」は別です)
また「石郷岡」は「いしごうおか」としています。
「いしごおか」という読みもあり、五十音順にすると位置が変わってしまうのですが、同一の読みとしています。
これらを同一として扱っている理由は耳で聞いたとき、違いがよく分からないと思うからです。

ただ、「こじかた」と「こうじかた」は異なって聞こえる気がします。
千葉県と茨城県なので同一家系ではないのかもしれません。
このふたつは分けることにします。

2018年10月23日火曜日

小澄に関して

「小澄」は「こすみ」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報で、これ以外の稀少な読みとして「おずみ」が載っていました。
https://www.kensetumap.com/company/314883/profile.php

間違いなさそうですが、自分でも探してみました。
下記の方を発見しました。
https://ci.nii.ac.jp/nrid/9000018794261

この読みを追加します。

2018年10月22日月曜日

小垂に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「小垂」はもともと「こたれ」となっていました。
これ以外に「こたる」と「おたる」という読みも見つかり、現在では「こたれ・こたる・おたる」の併記となっています。

読めないことはないですが、読もうとするといずれもちょっと難しいかなとおもいます。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で23件。
最多は兵庫県の8件で、その近隣県に広がっているようです。

やや難読なので、少しずつ読みが変化してしまったのでしょうか?

まずは「こたれ」から。
https://www.facebook.com/takashi.kotare

続いて「こたる」。
http://researchers.koka.ac.jp/profile/ja.dae9d748e69c47be.html

更に「おたる」。
https://www.facebook.com/natsuki.otaru

いずれもfacebookで複数の方々を確認できたので大丈夫だと思います。
割合も1/3ずつくらいで良いかと思います。

2018年10月21日日曜日

五町に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「五町」は「ごちょう」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「ごまち」があるそうです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shasetaikai/2007.2/0/2007.2_1447/_pdf/-char/ja
他の論文でも「ごまち」となっていました。
10年前なので少し古い気がしますが、実在は確かでしょう。

facebookでは別の「ごまち」さんを発見しました。
https://www.facebook.com/kazuo.gomachi

この読みを追加します。

2018年10月20日土曜日

古徳に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「古徳」は「ことく」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「ふるとく」があるそうです。
https://www.facebook.com/furutoku.aki

facebookでは他にも同じ読みの方がいたので、間違いなさそうです。
数は多くなさそうです。
この読みを追加します。

2018年10月19日金曜日

古仲に関して

「古仲」は「こなか」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外に「ふるなか」という読みがあるそうです。
http://www.geocities.jp/kandai_volleyball/profil/profi_2017_10.htm

自分でも探しました。
https://www.facebook.com/takamitsu.furunaka

確かにこの読みもありそうです。
追加します。

2018年10月18日木曜日

小薮に関して

「小薮」は「こやぶ」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「おやぶ」があるそうです。
https://www.facebook.com/mcnoyb1959

上記のページから探したものが下記です。
http://oyabuenglishlab.strikingly.com/#_7

確かに「おやぶ」という読みもありそうです。
追加します。

2018年10月17日水曜日

高内に関して

「高内」は「たかうち」と読むことが多いのですが、「こうない」という読みもあります。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、それ以外に「こうち」という読みもあるそうです。
http://www2.odn.ne.jp/tsushima/99_blank003.html

同じ方がfacebookでも見つかりました。
https://www.facebook.com/yoshinobu.kochi.7

この読みもありそうです。
追加します。

2018年10月16日火曜日

都丸に関して

「都丸」は「とまる」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「つまる」があるそうです。
http://comodohome.com/blog/funabashi/v.html

他のページでも「つまる」になっていました。
http://gaiheki-paintplaza.com/diary/b_diary/funabashi11.html

本名で良さそうですね。
この読みを追加します。

2018年10月15日月曜日

能村に関して

「能村」は、「のうむら」もしくは「のむら」で載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「よしむら」があるそうです。
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/nutri/www/homepage/member/member2011.html
http://www.techplaza.city.higashiosaka.osaka.jp/cgi-bin/recruit.php/1/detail/430

いずれも問題がなさそうです。
この読みも追加します。

2018年10月14日日曜日

上郎に関して

「上郎」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に4件。
全て神奈川県でした。
横浜市南区と藤沢市に2件ずつなので、1家系だけなのかもしれません。

読み方は「こうろう」だそうです。
https://www.juntendo.ac.jp/graduate/kenkyudb/search/result_list.php?mr=kana&page=184&sort=2

下記の方は、その先祖にあたるのでしょう。
こちらは「こうろ」となっています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E9%83%8E%E6%96%B0%E4%BA%8C

似たような姓で、「上良」があり、こちらは「かみりょう」と読むことが多く、他に「うえら」や「ころ」、「こうろ」という読みがあります。

「上良」で「こうろ」であれば、「上郎」も「こうろ」で統一すべきなのかなとも思いましたが、「上良」で「こうろ」と読むのは福井県で多いそうです。

すなわち「上良」と「上郎」には関係がないのではないかと思うのです。
それであれば「上良」は「こうろ」で、「上郎」は「こうろう」であっても良いかなと思います。

2018年10月13日土曜日

奥梠に関して、幽霊苗字かも?

「興梠(こうろぎ)」姓の話題からの派生です。

「梠」を用いた姓としては「興梠(こうろぎ)」に似たものばかりだと書きました。
確認がとれたものとしては他に「高梠」と「奐梠」しかありませんでした。

他に「実在苗字(名字)辞典」では「奥梠」が載っていました。
宮崎県には「奥梠(おくろ)橋」があったそうです。
http://www.hashinohi.jp/miyazaki/ishibashi/syousai/22.html

ウェブの「写録宝夢巣」で、「奥梠」は全国で大阪府に1件のみですが、2000年版までしか確認できません。

googleで検索すると、「奥梠」で「こうろぎ」と読んでいる方が見つかりました。
http://www.kumariku.org/04/kekka/4,17sinaikoukou/REL014.HTM

ただ、この方はおそらく下記の方と同一人物です。
高校名が一致します。
https://www.facebook.com/taira.kourogi
そのため、「奥梠」は誤記で「興梠」が正しいのだと分かりました。

以上から「奥梠」は幽霊苗字の可能性があると思います。

2018年10月12日金曜日

こうろぎと読む二文字姓に関して、幽霊苗字かも?

本日も「こうろぎ」と読む姓の続きです。
残った二文字姓です。
「実在苗字(名字)辞典」「興呂」、「趣梠」、「興侶」、「奐梠」が載っていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「興呂」が全国で2件で「奐梠」がゼロでした。
他は全て全国で1件のみでした。

「奐梠」は下記の方。
「こうろき」となっていますが、濁点の有無はそれほど重要視しなくても良いでしょう。
https://www.facebook.com/yuuko.kouroki

「奐」はJIS第2水準ですが、この漢字を用いた苗字は「奐梠」だけのようです。
「梠」も、この「興梠」から派生した苗字以外ではほぼないようです。
おそらく全国で1家系しかないのでしょうが、珍しい漢字を用いた姓という意味で二重に貴重です。

「興呂」は「写録宝夢巣」で徳島県と熊本県に1件ずつとなっているのですが、それらはどちらも実在が確認できませんでした。
facebookでは下記の方々が見つかりました。
読み方ははっきりしませんが、「興呂」だけは「こうろぎ」ではなく「こうろ」なのではないかと思います。
https://www.facebook.com/tkorosuke
https://www.facebook.com/junon.koro

「興侶」は和歌山県に1件のみとなっているのですが、確認できませんでした。

「侶」を用いた姓は他に「長侶(ながとも)」しかありません。
「長侶」は福井県に多い姓で下記の方など。
https://www.facebook.com/ryo.nagatomo.58

なんとも言えませんが、「興侶」は幽霊苗字の可能性があると思います。

「趣梠」ですが、こちらは九州から遠く離れた北海道に1件のみ。
2012年版の「住所でポン!」でも確認できますが、読み方が不明です。
「興」とはだいぶ漢字が異なっていますが、「興味」→「趣味」みたいな変換なのでしょうか?
これも保留します。

2018年10月11日木曜日

こうろぎと読む三文字姓に関して、幽霊苗字かも?

ここまでで「こうろぎ」と読む姓として、「興梠」、「興呂木」、「神路祇」、「高梠」、「奥呂木」を紹介してきました。
いずれも九州南部に多く、「興梠」からの派生と考えらえます。

「実在苗字(名字)辞典」には他に「高路木」、「高呂木」、「小路木」、「興呂」、「趣梠」、「興侶」、「奐梠」が載っていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「興呂」が全国で2件で「奐梠」がゼロでした。
他は全て全国で1件のみでした。
多いので、本日は三文字姓だけを検討します。

まずは「高路木」から。
大分県に1件だけであり、その方をフルネーム検索したところ下記のページがヒットしました。
http://www.bungo-ohno.jp/docs/2015011900483/file_contents/bungoohno112.pdf

facebookでは下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011015858127

別に下記の方も発見しました。
http://jglobal.jst.go.jp/public/200902129245953300

これらだけでは実在の確認がとれるのですが、読みがはっきりしません。
facebookで下記に発見した方は友達もゼロで顔写真もなしでタイムラインもなしなのですが、フルネームが上記と一致するので大丈夫かなと思います。
それからすると、やはり「こうろぎ」と読むのではないかと思います。
全国で1件だけだと、これ以上は無理です。
https://www.facebook.com/h.korogi

次は「高呂木」。
こちらは熊本県で1件のみですが、下記で確認がとれます。
「こおろぎ」となっていますが、「こうろぎ」で統一します。
https://www.kensetumap.com/company/485645/profile.php
https://www.facebook.com/shino.kohrogi

次に「小路木」。
こちらは宮崎県に1件のみですが、「住所でポン!」では2012年版でも確認できます。
しかし残念ながら読みが分からず、他も見つかりません。
これだけは保留します。

続きは後日。

2018年10月10日水曜日

奥呂木と高梠などに関して、幽霊苗字かも?

「こうろぎ」と読む苗字に関する話題を続けます。

「興梠」は「こうろぎ」と読むことが多いのですが、似たような姓がいろいろとあります。
「興呂木」はすでに紹介しました。
これは分かりやすいです。
「梠」を「呂」と「木」に分けているだけですから。

「奥呂木」という姓もありました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で9件。
うち宮崎県で8件でした。

「興梠」も宮崎県で最多で、「興呂木」は圧倒的に数が少ないのですが最多は熊本県でした。
「奥呂木」もそこから派生した姓だと考えて間違いないでしょう。
「実在苗字(名字)辞典」では「おくろぎ>こうろぎ★・こおろぎ」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「こうろぎ」と「こおろぎ」は同じものと考えて良いでしょう。
「奥呂木」で「こうろぎ」と読んでいる方です。
https://www.facebook.com/kourogi.aika
https://www.facebook.com/aimi.kourogi

「奥呂木」で「おくろぎ」と読んでいる方です。
https://www.facebook.com/makoto.okurogi

割合までは分かりませんが、どちらも確かにありそうです。
「興梠」→「興呂木」→「奥呂木」となったことが推測されます。
そして「奥呂木」で「こうろぎ」は難読すぎるので平易なものに読みかえたのでしょうね。

「高梠」は全国で熊本県に4件のみ。
こちらも「こうろぎ」という読みが確認できます。
「興」を「高」に変えたんでしょうかね?
https://www.facebook.com/tatsunori.koorogi

もうひとつ「興梠木」というものもありました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件です。
「興梠」と「興呂木」を足してしまったような姓です。
いかにもありそうですが、「写録宝夢巣」で見つかった方を全てフルネーム検索しましたがヒットしませんでした。
facebookでは下記の方だけがヒットしました。
https://www.facebook.com/ivohideki.korogi

ただ、この方は日本在住でなさそうですね。
「いいね!」を押している方も全て漢字表記ではありませんでしたし。
「興梠木」という姓はあるのかもしれませんが、日本国内で名乗っている方がいない場合は”日本の苗字”と呼びにくいと思います。
これだけは保留にしておきます。

2018年10月9日火曜日

興呂木と神路祇に関して

「興梠」という姓があります。
一見すると珍しそうですが、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で1,181件。
最多の宮崎県だけでも563件。
全国に6,300人ほどもいると推定されています。

読み方は「こうろぎ」が主ですが、稀少な読みとして「こうろ」もあります。

今回は、「こうろぎ」と読む姓をまとめて調べました。
読み方について、特に断りがなければ「こうろぎ」だと思ってください。

まずは多い方から。
「興呂木」は全国で15件。
うち熊本県で12件です。
「興梠」とは異なり、「梠」ではなく「呂」というところがポイントですね。
「梠」という漢字を「呂」と「木」に分けたということなのでしょう。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011615341292
https://keirin-station.com/keirindb/player/detail/014563/

次に「神路祇」。
全国に9件で、大分県に6件です。
アルファベットでは「koorogi」となっていますが、漢字から考えても「こうろぎ」で良いと思います。
おそらくこれらの姓は全て「興梠」から派生しているものと考えられるからです。
https://www.facebook.com/daisuke.koorogi

長くなるので、続きは次回。

2018年10月8日月曜日

黒豆に関して

「黒豆」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で8件でした。
そのうち5件が大分県だったので、ここに由来があるのでしょう。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、読み方は「くろうず」だそうです。
https://www.city-nakatsu.jp/infodoc/2017032300211/

上記のページも、やはり大分県のものです。
少なくとも最多の大分県では「くろうず」なのではないでしょうか?

他に「くろまめ」や「くろず」という読み方も載っていましたが、確認できませんでした。
確認できるまで、苗字としての「黒豆」の読みは「くろうず」のみとしておきます。

2018年10月7日日曜日

金鋳に関して

「金鋳」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で福井県に2件あるのみです。
旧字体の「金鑄」は載っていません。

「鋳」という漢字を用いた姓は10種類くらいありますが、最多は「鋳鍋」で、旧字体の「鑄鍋」と併せて全国に25件です。
要するに「鋳」を用いた姓というのはかなり少ないということです。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、「かねと」と読むそうです。
https://www.city.fukui.lg.jp/sisei/kohou/kohousi/p017105_d/fil/1464.pdf

自分でも探しました。
上の方とは別人かもしれませんが、同じ福井県です。
https://berd.benesse.jp/berd/center/open/chu/view21/2004/10/c04ejug_06.html

全国に2件のみなので、読み方は「かねと」で確定でしょう。
どちらも「金鑄」になっていましたが、「金鋳」に併記する形にします。

2018年10月6日土曜日

岩城に関して

「岩城」は「いわき(いわしろ)」として載せていました。
全国で25,000人ほどの苗字です。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、「いわじょう」という読みがあるそうです。
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b214933.html
こちらは訳者なので、ペンネームの可能性があります。

https://www.facebook.com/narito.iwajo
こちらは本名のようですが、友達欄に「岩城」で「いわしろ」と読む方がいました。
ひょっとしたら趣味でつながっているだけの非血縁者かもしれませんが…
それ以外に同姓の方はいません。

http://www.aep.co.jp/stock_shop_detail.php?tgtid=29
こちらは「イワキ株式会社」の「岩城(いわじょう)」さんです。
上のfacebookの方も富山県でしたが、こちらも富山県です。

他には見つけられませんでしたが、おそらく「いわじょう」という読みはあるのだと思います。
追加します。

2018年10月5日金曜日

入内嶋に関して

「入内嶋」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で37件。
うち神奈川県に33件が集中しています。

読み方は「いりうちじま」しかないと思っていたら、「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると「いなじま」という読みがあるそうです。
http://www.c-s-c.jp/ir/I-00019/index.html

集中している横浜市泉区の電話帳では、全て「いりうちじま」でした。
facebookでも「いなじま」という読みは見つけられませんでした。

ただ、この読みがあることは間違いなさそうです。
追加します。

2018年10月4日木曜日

小金沢に関して

「小金沢」は「こがねざわ」としか読めませんでした。

しかし、「実在苗字(名字)辞典」の更新情報に「こがなざわ」という読みが出ていました。
https://ci.nii.ac.jp/naid/130003951912/

論文でも確認できました。
昭和62年のものなのですが、同一人物だと思われる方のfacebookも発見しました。

この読みはあるようです。
「こがねざわ」とは分けるべきでしょうね。

2018年10月3日水曜日

国府に関して

「国府」は「國府」と併せて、「こくぶ≫こう」として載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「こうの」があるとなっていました。

驚きましたが、確かに友達欄にも同姓の方がいました。

下記のページも発見しました。

確かに、この読みもあるようです。
追加します。

2018年10月2日火曜日

小玉に関して

本日も「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「小玉」は全国で25,000人ほどいる苗字です。
読み方は「こだま」で載せていましたが、これ以外の稀少な読みとして「おだま」があるそうです。
https://iwatetabi.jp/meister/profile/101.html

他でも確認がとれました。
10,000人以上の姓で、新規の読みが見つかるのは最近では少なくなってきました。
ちょっと嬉しいです。

2018年10月1日月曜日

古堀に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「古堀」は「こぼり」という読みで載せていました。
これ以外に「ふるぼり」という読みがあるそうです。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000313780/stylist/T000303516/

facebookでも他に見つかりました。
それほど多い読みではないと思いますが、実在するようです。
追加します。

2018年9月30日日曜日

浅場と浅塲に関して

「塲」の入った苗字に関する続きです。
「浅場」には「浅」の異体字を用いた「淺場」はありましたが、「浅塲」の方は「写録宝夢巣」にも「実在苗字(名字)辞典」にも載っていませんでした。

下記の方がいましたので、これも新規苗字ということになります。
https://www.shizuoka-med.jrc.or.jp/about/mailmag/mag20140301.html

「場」にしても「舎」にしても、ひとつひとつ虱潰しでいけば、相当に見つけられそうな気がします。
「舎」の入った苗字は100種程度ですが、「場」の入った苗字は600種以上あり、それだけで延々と時間がかかりそうです。
出会ったときに検討することにします。

2018年9月29日土曜日

塲の入った苗字に関して

今回は「場」の異体字である「塲」を用いた苗字です。
いずれも「写録宝夢巣」ではヒットせず、「実在苗字(名字)辞典」にも載っていません。

麻塲…
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009461198878

坂塲…
http://www.aikenkyo.or.jp/00data/associ_info/associ_info-0352/data/03-meibo.pdf

柳塲…
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1029492

いずれも新規苗字ということになります。
こういうのは真剣に探せば、まだまだありそうですね。


2018年9月28日金曜日

森舎に関して

しつこく「舎」の話題です。

「森舎」は「もりや」と読みます。
「舎」の異体字である「舍」に変えた「森舍」を発見しました。
https://www.facebook.com/hiroyuki.moriya.31

いちおう新規苗字としておきます。

2018年9月27日木曜日

喜舎場などに関して、幽霊苗字かも?

「舎」と「舍」の話題の続きです。

「喜舎場」は「きしゃば」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で179件ですが、うち沖縄県で165件なので、ほぼ沖縄県限定の姓といえるでしょう。

「実在苗字(名字)辞典」ではカッコとして「喜舍場」と「喜舎塲」が載っていました。
「舎」と「場」がそれぞれ異体字となっているものがあるのですね。

そうなれば、とうぜん両方が異体字となった「喜舍塲」も探したくなってしまいます。
こちらですね。
http://web.flet.keio.ac.jp/~umeda/member/
いちおう新規苗字です。

また、漢字の異なる「喜捨場」と「喜社場」も載っていました。
「喜捨場」は全国で沖縄県に2件のみ、「喜社場」は全国で沖縄県に1件のみでした。

「喜捨場」は2000年と2007年の「住所でポン!」では発見できます。
2007年版で発見できる2名のうち、女性名は他で見つからず。
男性名の方は、2012年版で「喜舎場」となっています。

2007年版で「喜捨場」となっている方もフルネーム検索すると、「喜舎場」で見つかります。住所が一致するので同一人物です。

「喜社場」も2007年版で載っている方が、2012年版では「喜舎場」となっています。
こちらも住所が一致するので、同一人物でしょう。

以上のことから「喜捨場」と「喜社場」はいずれも幽霊苗字であると考えられます。

2018年9月26日水曜日

舍の入った苗字に関して

「舍」はJIS第2水準の漢字で、「舎」の異体字です。
下記にまとめています。
http://new5g00.blogspot.com/2016/11/blog-post_21.html

当時は、「新舎」に対しての「新舍」しかありませんでした。
その後はいくつか見つかっています。
すでに載せてあるものだけで「新舍」の他に「喜舍場」、「中舍」、「玉舍」、「後舍」があります。

他にも元が少ないものとして「釋舍」、「大舍羅」、「加舍」、「奥舍」、「梅舍」、「舍川」があるようです。

多いので順番にいきます。
「釈舎」は「ときや」と読みます。
「実在苗字(名字)辞典」では併記して「釋舎」と「釋舍」が載っていました。
「釈舎」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件のみでした。
http://www.hmv.co.jp/artist_%E9%87%88%E8%88%8E%E5%B9%B8%E7%B4%80_200000000372976/biography/

「釋舎」は下記の方。
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000080309559/

「釋舍」は下記の方。
https://www.facebook.com/tomokoryuhika

「釈舍」は見つかりませんでした。

「大舎羅」はウェブの「写録宝夢巣」には載っていませんでしたが、「大舍羅」で全国に1件でした。
石川県です。
検索すると分かりますが、読み方は「おおじゃら」だそうです。
https://twitter.com/myoji_bot/status/656337002829246464?lang=ja

下記の方などが見つかります。
http://athletics.html.xdomain.jp/kiroku/data/tusin/03/REL053.HTM

上記だけでは読み方が分かりませんが、facebookで下記の方を見つけました。
https://www.facebook.com/sakiyannu94

漢字不詳ですが、「ojara」となっています。
石川県近辺の方のようなので、同一人物だと思います。

また、「大舎」という苗字もあります。
こちらも全国で1件。
福井県です。
石川県に隣接した福井県なので、「大舎羅」の切り間違いかとも思いましたが、「住所でポン!」を見ると違うようです。
https://jpon.xyz/2012/34/9/35.html?p=1

読み方は「おおや」のようです。
https://www.green-forest.net/staff

戸籍上のことは分かりませんが、「大舍」は見つかりませんでした。

一気に終わらせようと思いましたが、だいぶ長くなりました。
続きは後日。

2018年9月25日火曜日

舍の入った苗字に関して(続き)

「舎」と、その異体字である「舍」に関しての検討を続けます。

「実在苗字(名字)辞典」に載っていて、まだ調べていないものには下記のものがありました。

「舍川」、「加舍」、「梅舍」、「奥舍」があるようです。

「舎川」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で123件。
福岡県に多く、「とねがわ」もしくわ「しゃがわ」と読みます。
「舍川」は下記の方など。
https://www.facebook.com/noriaki.tonegawa

「加舎」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
京都府に多く、「かや」と読みます。

「加舍」も見つかりました。
http://www.rakuraku.or.jp/kaigo/w10/wpJDetails.aspx?JGNO=ST1472900131&SVCD=430&THNO=00000

「梅舎」は全国で16件。
香川県に多く、読み方は「うめや」です。
https://www.facebook.com/hidehike.umeya

「梅舍」もありました。
https://www.facebook.com/umeya.shoma

「奥舎」は全国で2件。
広島県と岡山県に1件ずつです。
読み方は「おくしゃ」です。
兵庫県ですが、下記の方々を発見しました。
http://www.sanda-dental-association.org/members/area-n/okusya.html
https://agmc.hyogo.jp/department/surgery/oral/staff

「奥舍」は見つかりませんでした。

2018年9月24日月曜日

一関に関して

「一関」は「いちのせき≫いちせき」として載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「いっせき」があるそうです。
https://job.rikunabi.com/2019/company/r837700000/seminar/C001/

これ以外でも見つかるので、「いっせき」という読みはあると思います。

後は、「いち」と「いっ」を分けるかどうかです。
これまではある程度の数が確認できなければ、分けていませんでした。

ここまでで分けているのは、「一法師」の「いちほうし≫いっぽうし」と、「一坊寺」の「いちぼうじ≫いっぽうし」だけでした。

「いっせき」はそれほど数もなさそうなので、「いちせき」に含まれると判断します。

2018年9月23日日曜日

一藤に関して

「一藤」は「いちふじ≫ひとふじ」として載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外に「いっとう」という読みがあるそうです。
https://www.facebook.com/hazuki.itto

本名のようですが、これだけでは自信が持てません。

自分でも探してみました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100013993245928
https://www.facebook.com/emiko.itto.5

おそらく実在する読みなのだと思います。
この読みも追加します。

2018年9月22日土曜日

井向に関して

「井向」は「いむかい」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「いむき」があるそうです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006328689396

上記の方はフルネーム検索すると、いずれも「いむき」で見つかるので間違いないと思います。
facebookでは他にも「いむき」さんが見つかります。
この読みを追加します。

2018年9月21日金曜日

峠井と垰井に関して

「垰」に関しては、以前から何回か検討しています。
広島県の苗字で使われることが多く、読みは「たお」です。

「峠」で「たお」と読むこともありますが、おそらく誤記の定着だと思います。

「垰井」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件。
全て広島県。

「峠井」は全国で6件。
うち広島県が4件です。

いずれもfacebookで見つかります。
下記は「峠井」で「たおい」と読んでいる方です。
https://www.facebook.com/taoi.hideaki

下記は「垰井」で「たおい」と読んでいる方です。
本名だと思います。
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031405720&Action_id=121&Sza_id=C0

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、電話帳の「と」欄に「峠井」があったそうですが、ウェブ上で確認がとれなかったため、保留します。

「たお」と読む苗字で、「垰」よりも「峠」の方が多いというのは珍しいなと思いました。

2018年9月20日木曜日

金嶽と金岳に関して

「金嶽」は「実在苗字(名字)辞典」で「かねたけ・かなたけ」となっています。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で26件。
うち14件が佐賀県でした。

facebookで見ると、「かねたけ」も「かなたけ」も見つかります。
由来はひとつなのでしょうが、「かね」と「かな」は変化しやすいところです。
このふたつは分けておきます。

「岳」と「嶽」は新字体と旧字体の関係にありますが、見た目もだいぶ違いますし、使われ方も異なっているので、分けてしまっています。

「金岳」は全国で1件。
下記の方のみでした。
https://jpon.xyz/s/2012/%E9%87%91%E5%B2%B3%E3%80%80%E7%BE%8E%E7%B4%80%E5%AD%90

2012年の「住所でポン!」に載っているのですが、これだけでは読み方も不明です。
この方以外には見つからないので、それ以上の情報もありません。

「金岳」は保留しておこうと思います。

2018年9月19日水曜日

西来と西來に関して

「西来」は「実在苗字(名字)辞典」で「にしらい・さいらい>にしき」となっていました。
「西來」はカッコで併記されていました。
すなわち、「写録宝夢巣」ではヒットしないけれども実在が確認できたということです。

「西來」でヒットするのは下記の方です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E4%BE%86%E6%AD%A6%E6%B2%BB

2013年に亡くなっているのですが、直前まで続けていたfacebookが今でも読めました。
上記の方は「にしらい」と読むのですが、実はそれ以外で「にしらい」さんが見つかりませんでした。

読み方としては「さいらい」が多いのですが、「にしき」も見つかります。
ですが、「にしらい」は見つからないのです。

少なくとも上で見つかった「西來(にしらい)」さんは本名のようなのですが、その方以外で見つからないということは、その読みが現存するかどうかが分からないということです。
「にしらい」に関しては保留します。

2018年9月18日火曜日

金万と金萬に関して

「金万」は「実在苗字(名字)辞典」で「こんまん(秋田)>こんま(岡山)(きんまん)」となっていました。

「金萬」は、ウェブの「写録宝夢巣」ではゼロのため、「金万」にカッコ付で併記されていました。

「金万」は全国で27件。
秋田県が8件で、岡山県が5件でした。

「こんま」と「こんまん」の間にくるような姓はまずありませんので、電話帳だけでそのふたつを見分けることはできないでしょうね。

まずは「金萬」から。
出身は分かりませんが、北海道在住の「こんまん」さんです。
https://www.facebook.com/hitoshi.komman

秋田県在住の「こんまん」さんです。
ファーストネームが似ているので、上記の方の血縁者かもしれません。
https://www.facebook.com/satoshi.konman

千葉県在住の「きんまん」さんです。
https://www.facebook.com/takahiro.kinman
https://www.facebook.com/ayaka.kinman

つまり、「金萬」は「写録宝夢巣」には載っていないほどの稀少姓であるにも関わらず、読み方が分かれているということです。
これは珍しいですね。

「金万」は下記の方など。
いずれも大阪府の「こんま」さんです。
https://www.facebook.com/konma.taiji
https://www.facebook.com/yasuo.konma

茨城県在住の「こんまん」さんです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005772360122

秋田県在住の「こんまん」さんです。
https://www.facebook.com/kaori.konman

「金万」で「きんまん」という読みは発見できませんでした。
「こんまん」と「こんま」はいずれも見つかりました。

「国分」など、実数が多い姓では「こくぶ」と「こくぶん」を分けています。
ただ、「金万」で「こんま」と「こんまん」を分ける必要はないかなと思います。
五十音順でほとんど変わらないわけですし。

2018年9月17日月曜日

小早瀬に関して

「小早瀬」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に25件。
埼玉県で13件。
ほぼ関東地方に集中しています。

「実在苗字(名字)辞典」では、「こわせ★・こはやせ>こばせ」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「こわせ」と「こばせ」は下記の方など。
いずれも埼玉県の方です。
https://www.facebook.com/saori.kowase
https://www.facebook.com/dai.kobase

「こわせ」と「こばせ」は濁点の有無だけだと思うので、まとめてしまって良いでしょう。
「こはせ」という読みもありそうでした。

割合に関しては分かりません。

どれを採用するかによって五十音順がだいぶ違うので、慎重に判断したいところです。

いちおう、「実在苗字(名字)辞典」を信じて「こわせ」を取ります。

「小早瀬」は「こはやせ・こわせ」としておきます。

2018年9月16日日曜日

三反園に関して

「三反園」は「実在苗字(名字)辞典」で「さんたんぞの・みたぞの(さんたぞの)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
大阪府が12件で、鹿児島県が11件です。

facebookで見つけた「さんたんぞの」さんも鹿児島県出身でした。
https://www.facebook.com/naoki.santanzono
https://www.facebook.com/takashi.santanzono

鹿児島県の中では指宿市に多いのですが、大阪府では大阪市此花区に多いようでした。

下記は大阪府の「みたぞの」さんです。
https://www.kensetumap.com/company/351600/profile.php

下記の方が鹿児島県出身の「みたぞの」さんです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%8F%8D%E5%9C%92%E8%A8%93

「さんたんぞの」と「みたぞの」の割合は半々で良いかもしれませんが、元は鹿児島県指宿市の「さんたんぞの」だと思います。
「みたぞの」が大阪の読みという印象はありません。

「さんたぞの」は下記の方がいました。
https://www.facebook.com/yu.santazono

他にも漢字不詳の「さんたぞの」さんは何人か見つかりました。
「さんたぞの」という読みを持つ苗字は他にないので、この読みも確かでしょう。

2018年9月15日土曜日

木家に関して

「木家」は「きや」と読みます。
これは問題ありません。

「実在苗字(名字)辞典」では稀少な読みとして「きいえ」も載っていました。
ありえそうですが、探してみるとなかなか見つかりません。

発見できたのは下記の方だけです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009247194366

基本的にはfacebookでひとりだけだと実在確定としたくないのですが、この方のプロフィール欄やタイムラインを見ていると、本名で良いのではと思いました。

本当の読み方が「きや」で、「きいえ」はアダ名という様子でもないです。
「きいえ」という読みは実在すると考えます。

2018年9月14日金曜日

国府寺と國府寺と圀府寺に関して

「圀」という漢字は、水戸黄門の「徳川光圀」で用いられますね。
それが有名なので苗字としても使われていそうですが、調べてみると全くありません。

唯一の例外が「圀府寺」です。
「圀」はJIS第2水準です。
「國」だと、中の「或」が「惑」に通じて不吉だという理由で「八方」という字を当てたとされています。
それであれば、もっと使われても良さそうですけどね。
不思議です。

ウェブの「写録宝夢巣」では「国府寺」は全国で8件。
「國府寺」はゼロで、「圀府寺」は2件でした。

「國」はもちろん「国」の異体字ですが、「圀」もそうです。
「圀府寺」でしか用いられていないのですが、「写録宝夢巣」では地域差もなさそうでしたのでまとめておきます。
ちなみに読み方は「こうでら」です。

それぞれの漢字で実在が確認できます。

国府寺…
https://www.facebook.com/goriranbou

國府寺…
https://www.facebook.com/akimitsu.koudera

圀府寺…
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004335097064

2018年9月13日木曜日

琴に関して

だんだんと一文字姓を探すのが大変になってきました。
特に一般的な名詞としてもありえるものは大変です。

「琴」は「こと」としか読みます。
当然ですね。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
最多は大阪府の9件でした。

このままではどうにも確認できませんでした。

大阪府の中でも堺市に多いということであったので、堺市の「住所でポン!」を検索。
そこで見つけた方をかたっぱしからフルネーム検索しました。
https://wilab.com/jp/people/aki-koto/
https://twitter.com/kotokoto

本名で良さそうです。
読み方も「こと」となっています。

このように、一見すると当然の読みであっても確認はきちんとしています。

2018年9月12日水曜日

鞠谷に関して

「鞠」は通常「まり」と読みます。

平安時代の「蹴鞠(けまり)」はこちらの漢字を使うようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B9%B4%E9%9E%A0

いわゆる「毬」とは別字です。

苗字として用いられる場合も「鞠」は「まり」と読むことがほとんどなのですが、唯一の例外が「鞠谷」で、これは「きくたに」と読みます。
http://kikutani.op.titech.ac.jp/

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で8件。
大阪府に5件と神奈川県に3件しかありません。

大阪府に5件あるというのがひっかかります。
前回の「粷谷」が多くみられる地域に近いからです。
現在のところ「粷谷」は「こうじや」と読むことが多いのですが、異体字である「麹谷」では「きくたに」という読みがあることも分かっています。

ひょっとして「鞠谷」の中にも戸籍上は「粷谷」の方がいるのではないのか?と想像してしまったのです。
このあたりは検討していくときりがない感じですね。

とりあえず「鞠谷」は「きくたに」とし、併記はつけません。
「鞠」と書いて「きく」と読む唯一の姓だと覚えておきます。

2018年9月11日火曜日

麹谷と粷谷に関して

「麹」という漢字の入った姓を扱うのは初めてです。

最多が「麹谷」なのですが、それでもウェブの「写録宝夢巣」で全国に18件なので仕方がないでしょう。
全国に18件で、そのうち8件が兵庫県。
関西地方に多い姓のようです。

「麹谷」は「こうじたに」と読むことがほとんどのようです。

その他の稀少な読みとして、「こうじや」と「きくたに」があるとのことです。

「こうじや」と読んでいる方です。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008136545292
https://www.kensetumap.com/company/190351/profile.php

下記の方は「麹谷」で「きくたに」となっています。
https://www.facebook.com/youko.kikutani

「麹」には「きく」という読みもあります。
例えば「菊谷(きくたに)」さんが、結婚して「麹谷(こうじや)」さんになった可能性も否定はできませんが、友達欄を見る限り、そんなことまで心配する必要はなさそうです。

「粷」はJIS第4水準だそうです。
下記の方々は「粷谷」で「こうじや」となっています。
http://jglobal.jst.go.jp/public/200901047405485340
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009208318045

いずれの方もやはり関西地方の方でした。

「粷」はwiktionaryにも載っていませんでした。
「粷」と「麹」が異体字であるかどうかの判断はつきませんでした。
しかし、見た目はかなり似ていますし、読み方も同じようです。
なにより、「麹谷」と「粷谷」で集中している地域も重なっているようです。

これも異体字の関係にあると判断し、併記しておきます。

ちなみに「麹」を用いた全ての姓(10種類もありません)をチェックしましたが、「粷」に置きかえられるものはありませんでした。
「粷」を用いた姓は「粷谷」が唯一であることも分かりました。

2018年9月10日月曜日

ユ川に関して(訂正)

以前に「ユ川」という姓が、ウェブの「写録宝夢巣」で見つかるが、実在が確認できないので保留するとしていました。
http://new5g00.blogspot.com/2017/08/blog-post_5.html

実は、下記に「ユ川」という方がいることは知っていたのです。
読み方も「ゆかわ」で良いようです。
https://8card.net/p/shyukawa
https://www.facebook.com/sanx.yukawa

本名であることは間違いないと思うのですが、ウェブでも出せないような漢字であるため便宜的にカタカナで表記している可能性もあるのかなと考えていました。

別の「ユ川」さんが、自費出版で本を出していることを知り、国会図書館で借りてみました。
下の画像のように「ユ川俊」さんの「夢綴り」という本です。
本の作者なのでペンネームの可能性が否定できないなと思ったのですが、中にいわゆる「住所印」が押してありました。
正確な住所と電話番号とともに、「ユ川俊」と書いてある「住所印」です。
(それも画像として保存したのですが、さすがに個人情報なので出しません)

要するに「ユ川」という姓はあるということです。
戸籍上は分かりませんが、日常生活は「ユ川」と名乗っているようです。
カタカナで始まる唯一の苗字であるようです。


2018年9月9日日曜日

徃に関して(続き)

前回、「徃田」という姓をとりあげました。

「徃」は「往」の異体字であるということで、まとめることにしました。

「徃」を用いた苗字には、「徃田」の他、「徃住」、「徃西」、「徃見」、「徃友」、「徃頼」の5種があります。

いずれも「往」に置きかえた苗字もあります。

この中で最多は「徃住」です。
「とこすみ」と読みます。
この姓だけは「徃」を用いたものの方が圧倒的に多いです。
「往」にしても難読だからですかね。
https://www.megumitokosumi.com/

「徃西」は下記など。
「おうにし」と読みます。
https://www.facebook.com/hiroyuki.ounishi

「徃見」は下記など。
「ゆくみ」と読みます。
https://kino-ie.net/tsukurite/yukumitoshiki.html

「徃頼」と「往頼」は下記など。
「おうらい」と読みます。
https://www.softbanktech.jp/case/list/rohto/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002757939726

「徃友」は下記の方。
「いきとも」と読んでいます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に1件。
石川県のみです。
https://www.facebook.com/kenji.ikitomo

「往友」は下記の方。
こちらは全国に2件。
石川県と大阪府です。
大阪府では「ゆきとも」と読んでいます。
http://www.e-shigotonin.net/db/detail/361/
http://www.welcomeboard-art.jp/qa.html

併記とすると、「往友」と「徃友」は「ゆきとも」と「いきとも」のふたつの読みがあることになります。
いちおう分けておきます。

2018年9月8日土曜日

徃田に関して

また新たな異体字を見つけてしまいました。

「徃」が、それです。
JIS第2水準で、「往」の異体字だそうです。

下記の方は「徃田」で「いくた」となっています。
http://kasaokarc.com/staff/%E5%BE%83%E7%94%B0-%E6%95%B4%E4%BA%8C/

下記の方は「ゆくた」となっていました。
https://www.facebook.com/atsushi.yukuta

上記の方の友達欄に「ikuta」さんがいました。
この方の友達欄には「徃田」さんと「yukuta」さんしかいません。
https://www.facebook.com/hidenori.ikuta.1

「往田」は「おうた・ゆくた・(いくた)」として、まとめたばかりです。
http://new5g00.blogspot.com/2018/08/blog-post_26.html

これを考えると、やはり「徃」は「往」の異体字としてまとめるべきだと考えます。

「徃住」、「徃西」、「徃見」、「徃友」、「徃頼」があるようです。
順次、まとめていきます。

2018年9月7日金曜日

三通に関して

「三通」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に3件のみの苗字です。

兵庫県に2件と福岡県に1件です。

「実在苗字(名字)辞典」では「みとおり・みとり」となっていました。

「みとり」という読みの根拠も載っていました。
http://das.or.jp/?page_id=2443

このページを読むと、「三通」で「みとり」とかながふってあるのですが、ミトリインターナショナルとミトリインターナショナルのふたつの表現があります。

ホームページを探してみると、「mitori」で「ミトオリ」であることが分かります。
http://www.mitori-jp.com/

全国で3件しかない姓なので、読み方を分けてしまう必要はないでしょうね。
「三通」は「みとおり」のみとしておきます。

2018年9月6日木曜日

悦永に関して

「悦永」は「実在苗字(名字)辞典」で「えつなが(群馬)>えつえ(石川)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に27件。
石川県が最多で8件。
次いで北海道と群馬県が7件ずつ。
兵庫県が4件でした。

4ヶ所全てが隣接していません。

自分で調べたときは「えつなが」しか発見できませんでした。

「えつえ」という読みは下記に見つかるそうです。
http://www.hokutetsu.co.jp/special/fresh/message
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/junior/spotlight/CK2018010702000204.html

下は石川県の方ですが、上は北海道の方です。
石川県に「悦永(えつえ)設備という有限会社がありました。
https://www.navitime.co.jp/poi?spt=00011.040535459

北海道は「えつなが」と読んでいる方もいます。
https://www.kensetumap.com/company/45926/profile.php
http://s-e-season.com/gekikan/chakkari.html

悩ましいですが、北海道では「えつなが」の方が多いのではないかという印象です。

最多の石川県で「えつえ」が多い印象ですが、やはり全体的に多いのは「えつなが」ではないでしょうか?

2018年9月5日水曜日

元治に関して

「元治」は「実在苗字(名字)辞典」で「げんじ>もとじ」となっていました。
ファーストネームとしてもありえる苗字でありながら、読み方も分かれています。

これは検討するのが大変です。
(もちろん電話帳で調べきるのが良いのでしょうが)

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に28件。
うち13件が兵庫県でした。
鹿児島県の6件と大阪府の5件が続きます。

「げんじ」という読みは下記の方など。
https://www.facebook.com/yoshitaka.genji
https://www.facebook.com/masayuki.genji

兵庫県は「げんじ」のようです。


「もとじ」という読みで見つけたのは下記の方だけでした。
福井県在住のようです。
https://www.facebook.com/masahiro.motoji

「写録宝夢巣」では福井県に「元治」は2件のみでした。

鹿児島県の6件のうち、4件は奄美市でした。
奄美市には「元治」歯科医院がありました。
https://www.navitime.co.jp/poi?spt=01127.20000548892

同じく奄美市に「元治」青果店もありました。
http://machi.amamin.jp/e364873.html

ここから、少なくとも奄美市内では「もとじ」なのだろうなという推測ができます。

鹿児島県6件と福井県2件が全て「もとじ」だったとしたら、1割は余裕でありそうです。

「元治」は「げんじ≫もとじ」で良いと思います。

2018年9月4日火曜日

大樋に関して

「大樋」は「おおひ」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「おおとい」があると教えていただきました。
https://www.kawada.co.jp/technology/gihou/pdf/vol24/24_tok_14_2.pdf

フルネーム検索すると、他でも「おおとい」となっています。
誤記とは思えません。
https://www.kawada.co.jp/technology/gihou/pdf/vol18/18_kan_02.pdf

この読みも実在すると考え、追加します。

2018年9月3日月曜日

五十峰に関して

「五十峰」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に4件のみの姓です。
北海道、青森県、山形県、埼玉県に1件ずつでした。

facebookでは下記の方が見つかります。

山形県…五十峰(いずみね)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006172118725

福島県…五十峰(いずみね)
https://www.facebook.com/hisako.izumine

千葉県出身…五十峰(読み方不詳)
https://www.facebook.com/shtchantai

最後の千葉県出身の方は読み方が不明ですが、上記2名が友達欄に載っているので「いずみね」で良いのだと思います。

「五十峯」の方は全国で23件。
うち山形県で12です。
読み方は「いずみね≫いそみね」として載せていました。

「五十峰」の方は全国で4件のみなので、読み方が「いずみね」だけであっても不思議ではないのですが、こちらも「いそみね」という読みがあることを教えていただきました。
遠く離れた大分県の方のようです。
http://www.apu.ac.jp/home/faculty/article/?storyid=204

この読みも追加することにします。

2018年9月2日日曜日

君に関して

本日は「君」という一字姓に関してです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に23件。
最多は新潟県の7件です。

読み方としては「きみ」しかないでしょうね。
これをウェブ上で見つけるのは大変でしたが、新潟県にあるという前提で検索しました。
https://www.facebook.com/kimi.r.niigata
https://www.facebook.com/tomomi.kimi.1

いずれも本名のようですね。
備忘録として残しておきます。

2018年9月1日土曜日

栄嶌と榮嶌に関して(訂正)

「栄嶌」と「榮嶌」に関して、実在は確かだけれども、読みが確定できないと書きました。
http://new5g00.blogspot.com/2018/07/blog-post_4.html

下記のページの画像が「榮嶌」で「eishima」となっていると教えていただきました。
http://www.koho-co.jp/voice/nara/narashi/page-247/

「栄嶌」と「榮嶌」はいずれもウェブの「写録宝夢巣」で全国に1件ずつです。
この読みに関して、これ以上は調べようがないのでしょう。

「榮嶌」で「えじま」のはずなのに、わざわざ「eishima」としたりはしないでしょう。
誤ってということも考えにくいです。

「栄嶌」と「榮嶌」はともに「えいしま」だと考えます。

2018年8月31日金曜日

川溿に関して

久しぶりにJIS第4水準の漢字が入った苗字を発見しました。
「川溿」です。
「かわばた」と読みます。
実在は下記の方など。
https://www.facebook.com/saki.kawabata.52

「実在苗字(名字)辞典」では、全国で110人。
兵庫県など関西地方に多いとなっています。

「溿」は音読みで「はん」、訓読みで「みずぎわ」となっています。
https://www.weblio.jp/content/%E6%BA%BF

「溿」を用いた苗字は、もうひとつ「田溿」があり、こちらも実在することは確かです。
http://www.ishikawa-tt.com/tyuutairen/H29%20kaga.pdf
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/32/3/73.html

「住所でポン!」と併せて考えても、石川県の姓であることは確かです。
「実在苗字(名字)辞典」では全国で10人となっていますが、JIS第4水準の漢字を含んでいるので、ウェブの「写録宝夢巣」では調べられず。
おそらく全国で1家系しかないでしょう。
「たばた」と読むのかもしれませんが、もう少し根拠がないと載せるわけにはいきません。
こちらは保留します。

JIS第3水準以下の漢字を用いた苗字をまとめておきます。

【JIS第3水準】
草彅(くさなぎ)…秋田県 3,000人
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈木(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
粠田(すくもた)…福島県 220人
鰀目(えのめ等)…石川県 190人
乙咩(おとめ)…大分県 180人
枻川(かじかわ)…埼玉県 160人
嶧田(えきだ)…島根県 140人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
嵓(いわお)…京都府 90人
羽刕(うしゅう)…北海道 80人
凢内(おおち)…高知県 80人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人
長嶧(ながえき)…島根県 50人
遠刕(えんしゅう)……? 40人
大嶧(おおえき)……? 40人
明刕(めいしゅう)……? 40人
奥刕屋(おうしゅうや)……? 10人
木刕(きしゅう)……? 10人
大刕(たいしゅう)……? 10人
嵓田(いわた)……? 10人

【JIS第4水準】
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
鸙野(ひばりの)…宮崎県 520人
川溿(かわばた)…兵庫県 110人
上㹦(かみはざ)…富山県 40人
悦覟(えつみ)…? 20人