2020年5月31日日曜日

秀高に関して

本日はファーストネームのような苗字です。
「秀高」は「ひでたか」と読みます。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に22件。
うち広島県で17件でした。

探してみると、思った以上に見つからず。
下記の方など。
https://www.facebook.com/yoshiaki.hidetaka
http://hiroshimatf.org/wp-content/uploads/2018/01/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%99%E3%83%AB%E3%83%88.pdf

意外に苦戦したので、備忘録がわりに残しておきます。

2020年5月30日土曜日

今更ながら異体字の定義に関して

異体字に関して、あれこれと尋ねられることがあるので、まとめておきます。
本表の中にもまとめてはあります。
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruhp/ben-biao/yi-ti-zitoshite-xitteiru-han-zi
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruhp/ben-biao/yi-ti-zitoshite-xitteinai-han-zi

これらを作成するのに私は下記の新旧字体表を利用しました。
https://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/old_chara.html

もともと「渡辺」さんや「斎藤」さんなどの苗字で新字体と旧字体をまとめた形で表にしたいなというところからこのブログを始めました。

まずは上記の新旧字体表を絶対的に信用しました。
ここに載っているものは正しいという前提条件で苗字をまとめました。

ですが、新旧字体表はそもそも常用漢字に対してできているものなので、新字体にあたるものが常用漢字外だと載っていないことになってしまいます。
それなので、wiktionaryを参考にしました。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

wiktionaryで異体字となっていれば、まとめています。

例外はあり、それは漢字ごとに判断しています。
例えば「岳」と「嶽」、「条」と「條」、「灯」と「燈」、「万」と「萬」、「竜」と「龍」の5種に関しては新旧字体表には新字体と旧字体として載っていますが、一般的には区別されていると思い、別々に集計しています。

他にも異体字の関係にあるものが、いずれもJIS第1水準の漢字である場合は別々に集計しています。
「島」と「嶋」、「刈」と「苅」、「園」と「薗」、「富」と「冨」などです。

逆に漢字としては全く別のものですが、あまりにも形が似ていて名乗っている当人たちが区別していないと思われるものは異体字としてしまっています。
「采」と「釆」、「萱」と「萓」、「鍛」と「鍜」、「タ」と「夕」です。

また「﨑」、「瀨」、「栁」は苗字として用いられることが多い漢字ではありますが、JIS第3水準です。
JIS第3水準の漢字をかたっぱしから載せていくとキリがないので、第1水準もしくは第2水準の漢字で置き換えられるときは載せていません。
「髙」や「𠮷」もそうですね。

ブログには変更を加えるたびに記載していっているのですが、何年もやっていると分からなくなっているところもあるため、あらためて残しておきます。

2020年5月29日金曜日

湯畑と湯端に関して

「湯畑」と「湯端」は「ゆはた」もしくは「ゆばた」と読むようです。
濁点をつけたら良いかどうか判断するため調べてみました。

https://www.facebook.com/tomonori.yubata
https://www.facebook.com/koichi.yubata

facebookで見る限り、「湯畑」は「ゆばた」だと思いました。

「湯端」は2012年版の「住所でポン!」では2件ありましたが、その方々をフルネーム検索してもそれ以上の情報が得られませんでした。

「平成名前辞典」でもヒットしませんでした。

facebookでもダメでした。

「湯端」は濁点の有無以前に実在が確認できませんでした。

2020年5月28日木曜日

峰口に関して

「峯口」は「みねぐち」と読みます。
これは実在が確認できます。

同じ「みねぐち」ですが、「峰口」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に3件のみ。
福島県に2件と徳島県に1件です。

2012年版の「住所でポン!」では福島県の2件だけがヒットします。
ただ、そのふたりをフルネーム検索してもそれ以上の情報が得られません。

「平成名前辞典」でもヒットしません。

facebookでは下記の方だけ見つかりました。
https://www.facebook.com/mineguchi.manaka

しかし覗いてみると、ローマ字のつづりと漢字表記が矛盾しますしタイムラインにも何も書かれていません。
おそらく居住地は大阪府か兵庫県かそのあたりです。
漢字でフルネーム検索しても、それ以上の情報がありません。

これだけだと実在を確定できないですね。
幽霊苗字だとは言わないですが、「峰口」はまだ載せられないです。

2020年5月27日水曜日

宝力に関して

「宝力」は「ほうりき」と読みます。
「実在苗字(名字)辞典」に載っているのはこれだけで、異体字を用いた「寶力」や「寳力」は載っていませんでした。
ウェブの「写録宝夢巣」でもヒットしません。

いちおう探してみました。
「寳力」はヒットしました。
https://www.badminton.or.jp/games/pdf/2018/20181122_senior_result.pdf
http://fukubad.net/commons/html/htdocs/?action=common_download_main&upload_id=1894

文字が小さいと分かりにくいのですが、「寶力」ではほぼヒットせず、「寳力」で複数のヒットがあります。
このふたつは気にしていないと同じ漢字のように思ってしまいますので、誤記が発生しやすいです。
本来が「宝力」であったとしたらわざわざ「寳力」と記載しないと思うので、本来は「寳力」であると思います。
ただ、本人が普段から「宝力」と名乗っていることも多いと思います。

「寳力」は併記扱いですが、新規の苗字ということになります。

2020年5月26日火曜日

与曽井に関して

「与曽井」は「よそい」と読みます。
そのままですね。

異体字を用いた「與曽井」と「与曾井」はすでに「実在苗字(名字)辞典」に載っていました。
それ以外に「與曾井」を発見しました。
https://oikura.jp/shop/15617175/

もちろん併記扱いですが、新規の苗字になります。

2020年5月25日月曜日

与板に関して

「与板」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
茨城県が8件、北海道が6件、山形県が4件でした。
いずれも隣接していないので、由来が3ヶ所に分かれているということなのでしょうか?

地名としては新潟県に「与板(よいた)」町があったとのことです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8E%E6%9D%BF%E7%94%BA

ただ人名としてはなかなか見つかりません。
facebookでは旧字体を用いた「與板」が見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100012489436418
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004055761028

下記によると「與板」はやはり「よいた」で良いようです。
http://www.town.daigo.ibaraki.jp/data/doc/1489462171_doc_60_2.pdf

「平成名前辞典」では「与板」も「與板」もヒットします。
「與板」は新規の苗字になるようです。

2020年5月24日日曜日

馬服に関して

「馬服」は難読苗字ではないでしょうか?
少なくとも私は読めませんでした。

「まばら」と読み、宮崎県に多いようです。
下記の方など。
https://www.facebook.com/ichiro.mabara

似たようなものとして「馬原」、「真原(眞原)」、「間原」があります。
いずれも濁点のついた「まばら」よりも「まはら」の方が多いようです。

私はできるだけ読みを統一したいと考えていて、できれば同じような読みなら濁点の有無を揃えたいなと思っているのです。

「服」という漢字を用いた苗字としてはこれまでに「服巻(はらまき)」、「服藤(はらふじ)」、「服田(はらだ)」を載せてありました。

「服」で「はら」と読む苗字もあるということが分かりました。
要するに「馬服」は「馬(ま)」に「服(はら)」が続いている形で、「ばら」になっているのではないかということです。

2020年5月23日土曜日

梁原に関して

「梁原」は「実在苗字(名字)辞典」で「やなはら>はしはら・りょうはら」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
最多は大阪府の6件です。

実数の割にずいぶんと読み方が分かれているなという印象です。
特に「梁」で「はし」という読みを持つ苗字は記憶にありません。
普通は「はり」と読むかなと思いました。

いつものようにfacebookで見ていきます。

やなはら…
https://www.facebook.com/ryouta.yanahara
https://www.facebook.com/kazuki.yanahara.7
https://www.facebook.com/masae.yanahara
https://www.facebook.com/saimi.yanahara
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009261418867

はしはら…
https://www.facebook.com/keiichirou.hashihara
https://www.facebook.com/yuta.hashihara

りょうはら…
https://www.facebook.com/masahiro.ryohara
https://www.facebook.com/yoshihiro.ryohara

facebook以外でも何人か見つかります。
やはり割合は「実在苗字(名字)辞典」のとおりだと思います。
「はりはら」はなさそうです。

2020年5月22日金曜日

萱と萓に関して(訂正)

以前に「萱」と「萓」に関して何回か書きました。
https://new5g00.blogspot.com/2014/02/blog-post_2.html
http://new5g00.blogspot.com/2015/11/blog-post_25.html
http://new5g00.blogspot.com/2018/07/blog-post_55.html

これに関して、「萓」を「かや」と読んでいるというご本人からメールが届きました。
これは本当に失礼なことをしました。

”日本の苗字”の定義は難しいですが、まずは戸籍に書かれているものが正しい、そしてそれをもとにして本人が普段から名乗っているものがあればそれも正しいというのが私のスタンスです。
具体的にいうと、戸籍上で「渡邊」であっても普段から本人が「渡辺」と名乗っていれば、そのどちらも正しいということです。

そのあたりをまとめるのに最初は新字体と旧字体でまとめれば良いかと思っていたのですが、実際にはそれでは無理でした。
それなので、ある程度は漢字ごとに検討しています。

例えば「竜」と「龍」、「灯」と「燈」はそれぞれ新字体と旧字体の関係にありますが、普通は別の字だと思っていますよね。
それは分けています。
逆に「采」と「釆」や、「鍛」や「鍜」は漢字辞典には異体字ではないとなっていたのですが、調べているうちに名乗っている本人自体が気にしていないことが分かり、結局は異体字扱いにしています。
「萱」と「萓」も同じことなのかなと思います。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E8%90%B1
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E8%90%93

wiktionaryで見ても、漢字辞典を調べてみても異体字とはなっていません。
異体字でないのをまとめるのはよくよく調べてからなのですが、やはりこれはまとめるべきだなと思います。
ぱっと見で区別できないですしね。

「磯」と「礒」に関しては、まだ分けています。

2020年5月21日木曜日

保前に関して

「保前」は「実在苗字(名字)辞典」で「ほうぜん(ほまえ)」となっていました。

まずはfacebookでみていきます。

ほうぜん…
https://www.facebook.com/akemi.hozen
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004565520143
https://www.facebook.com/hideki.houzen

ほまえ…
https://www.facebook.com/satoko.homae
https://www.facebook.com/yoshikuni.homae
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004754354840
https://www.facebook.com/tomomi.homae

facebookでざっと調べた感じ、「ほうぜん」と「ほまえ」は半々くらいの印象です。
少なくとも1割未満ではないです。
割合は訂正が必要でしょう。

ところで、「ほぜん」ではなく「ほうぜん」としたのは「houzen」というひとを何人か確認できたからです。
ひょっとして「ほうぜん」ではなく「ほぜん」と読むケースもあるかもしれませんが、確定できるものはなかったので「ほうぜん」で統一します。

対して「ほまえ」は「homae」ばかりで「houmae」はありませんでした。
下記の方も「ほまえ」とふりがながふってあったので間違いないでしょう。
https://www.tmu.ac.jp/stafflist/data/ha/761.html

後の漢字の読み方によって、きれいに「ほ」と「ほう」に分かれるのが面白いなと思いました。

2020年5月20日水曜日

田和辻に関して

「田和辻」という苗字を教えていただきました。
http://researchers.waseda.jp/profile/ja.814c5e592c71c9d0ca8bdd02e96cead3.html

「たわつじ」と読むようです。

ウェブの「写録宝夢巣」でもヒットせず、「実在苗字(名字)辞典」にも載っていませんでしたが、「平成名前辞典」では見つかりました。
実在すると考えて間違いありません。

まだまだ新たに見つかるものなのですね。

2020年5月19日火曜日

光実と光實に関して

「光実」と「光實」はいずれも「実在苗字(名字)辞典」で「みつざね」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では「光実」が全国で21件。
最多は岡山県の11件。

「光實」は全国で大阪府に1件のみです。

facebookでみていきます。
「光実」も「光實」も同じくらい見つかりますね。
旧字体の比率が「写録宝夢巣」と異なるのはよくあることです。
https://www.facebook.com/miki.mitsuzane
https://www.facebook.com/mitsuzane.yukinori
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006425792892
https://www.facebook.com/asami.mituzane
https://www.facebook.com/takahiro.mitsuzane

「光實」で「こうじつ」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/erika.koujitu

発見できたのは上記の方だけですが、フルネーム検索すると確かに「こうじつ」のようです。
http://chopper.receive.jp/hashimoto/wp-content/uploads/2020/02/c581203985a2a4443427af71675eb76b.pdf

「こうじつ」は新規の読みになります。
追加します。

2020年5月18日月曜日

薮塚と藪塚と籔塚に関して

「薮」と「藪」と「籔」は異体字の関係にあります。
「薮」がJIS第1水準で、「藪」と「籔」が第2水準です。

「薮塚」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に4件。
うち群馬県に3件。
「藪塚」は全国に17件で、群馬県に13件。
「籔塚」は全国で群馬県に1件のみです。

JIS第2水準である「藪塚」の方が多いんですね。
実は群馬県には「藪塚(やぶづか)」という地名があるのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%AA%E5%A1%9A%E9%A7%85

集中している地域と地名のある地域がほぼ一致しているので、ここが由来と考えて間違いないでしょう。

「実在苗字(名字)辞典」では読み方が「やぶつか」と「やぶづか」のいずれかとなっていました。
facebookではいずれの読みも同程度に見つかりました。

表に載せるにあたり、どちらかに決めないといけません。
どちらかが多いのが明らかならばそれで良いのですが、そうではありませんでした。
ここは地名と同様に濁点のついた「やぶづか」を採用しようと思います。

2020年5月17日日曜日

薬師丸に関して

「薬師丸」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に3件しかない苗字です。
神奈川県に2件と福岡県に1件です。
もちろん読み方は「やくしまる」ですよね。

すごく稀少な苗字ですが、「薬師丸ひろ子」さんがいるので誰でも読めてしまいます。
(まあ他に読み方もないですが)

このような有名人がすでにいる稀少姓というのは探すのが大変なんですよ。
明らかに本名じゃないだろうというひとがいっぱいヒットするので。

もちろん「薬師丸ひろ子」さんが本名であることは確かなのですが、他のひとでも見つけないと確証は得られません。
下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100016487592157

「写録宝夢巣」でもヒットする神奈川県の方ですし、フルネーム検索しても見つかります。
間違いないと思います。

2020年5月16日土曜日

中枝に関して

「中枝」は「実在苗字(名字)辞典」で「なかえだ>なかつえ★」となっていました。
「★」は難読を表すマークですが、確かに「枝」で「つえ」とは読めませんね。

まずはfacebookで見てみます。

なかえだ…
https://www.facebook.com/shiori.nakaeda
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008911028619
https://www.facebook.com/naoko.nakaeda

なかつえ…
https://www.facebook.com/sachi.nakatsue
https://www.facebook.com/takeshi.nakatsue
https://www.facebook.com/mitsunori.nakatsue
https://www.facebook.com/nakatsue.naoaki

ほとんど半々ではないかなという印象でした。

「杖」という漢字を用いた苗字は約30種類ありますが、「中杖」という苗字はないことが分かりました。
「中杖」で検索するとヒットするものもありますが、全て「中枝」の誤記でした。

知りませんでしたが、これは面白いですね。
下記に由来が書いてあります。
https://name-power.net/fn/%E4%B8%AD%E6%9E%9D.html

2020年5月15日金曜日

八石に関して

「八石」は「実在苗字(名字)辞典」で「はちこく(やついし)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で23件。
最多は愛媛県の9件です。

愛媛県以外にも散らばっていますが、他に集中しているところはなさそうでした。

順にみていきます。

はちこく…
https://www.facebook.com/akemi.hachikoku
https://www.facebook.com/tomoya.hachikoku
https://www.facebook.com/natsuki.hachikoku
https://www.facebook.com/junko.hachikoku

やついし…
https://www.facebook.com/hiroki.yatsuishi
https://www.facebook.com/yatuishi.naoki
http://kyokotsu.jp/clinic/suminoe/access/

「はちこく」が多いと思いますが、「やついし」も確認できます。
1割あるかは微妙です。

2020年5月14日木曜日

判野に関して

「判野」は「実在苗字(名字)辞典」で「ばんの」となっていました。
facebookでは下記の方々を確認できました。
https://www.facebook.com/hiroyuki.banno.12
https://www.facebook.com/minori.banno
https://www.facebook.com/mamoru.banno.1

それとは別に「はんの」さんを発見しました。
一文字目の濁点の有無はイニシャルが変わってくるので分けて扱っています。
友達欄にも同姓の方がいるので間違いないと思います。
https://www.facebook.com/yasuko.hanno.5

「はんの」は新規の読みです。

2020年5月13日水曜日

法正に関して

「法正」は「実在苗字(名字)辞典」で「ほうしょう(ほうせい)」となっていました。
読み方はともかくファーストネームとしてもありそうなので探しにくそうです。

まずはfacebookで探してみます。
やはり「ほうしょう」が多いですね。
https://www.facebook.com/marika.hosho
https://www.facebook.com/akemi.hosho.919
https://www.facebook.com/kumiko.hosho
https://www.facebook.com/housho.suiko

「ほうせい」で見つけたのは下記の方だけです。
宮城県仙台市出身となっています。
フルネーム検索するとtwitterもやっているようで、そちらは日本語で書いてあります。
おそらく元大学教授の方だと思います。
https://www.facebook.com/shingo.hosei.1
http://www.sharicho.jp/pdf/file/cc12000912270020.pdf

下記は「ほうまさ」さんです。
本名のようです。
https://www.facebook.com/tadashi.homasa
https://step-i.jp/archives/138

「ほうせい」も「ほうまさ」もfacebookで確認できたのはひとりだけです。
ただ、きっちりと探していくとどちらも本名と判断できそうです。
「ほうまさ」は新規の読みです。

2020年5月12日火曜日

三葉に関して

「三葉」は「実在苗字(名字)辞典」で「みわ★(みば・みつば)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

まずはfacebookで調べてみます。

みわ…
https://www.facebook.com/motoyo.miwa
https://www.facebook.com/izumi.miwa.7
https://www.facebook.com/kyoko.miwa.14
https://www.facebook.com/kouhei.miwa.16

みば…
https://www.facebook.com/yoko.miba
https://www.facebook.com/syogo.miba

みつば…
https://www.facebook.com/naomi.mitsuba
https://www.facebook.com/ryosuke328
(このふたりは友達欄で繋がっているので親族だと思います)

こんなところでしょう。
「みつば」はやはり稀少な読みだと思います。
「みわ」と「みば」は些細な読みの違いと考えます。
「みは」という読みはなさそうでした。

「三葉」は「みわ(みつば)」としておきます。

2020年5月11日月曜日

見尾谷に関して

「見尾谷」は「実在苗字(名字)辞典」で「みおたに(みおや)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で19件。
そのうちなんと16件が岐阜県岐阜市でした。
(岐阜県全体だと18件)

facebookで調べてみました。

みおたに…
https://www.facebook.com/keisuke.miotani
https://www.facebook.com/yuka.miotani
https://www.facebook.com/natsuki.miotani
https://www.facebook.com/yasuko.miotani

みおや…
https://www.facebook.com/shigeru.mioya
https://www.facebook.com/minoru.mioya

いずれの読みも確かにあるようですが、割合は分かりません。
「みおたに」が多いのは確かです。
「みおや」と名乗っているふたりは友達欄で繋がっていませんでした。
繋がっていれば親族だろうと思われるので、実質は一家系ということになるのですが…。

悩ましいですね。
いちおう「みおや」は1割未満としておきます。

2020年5月10日日曜日

向日に関して

本日は「向日」という苗字に関してです。

京都府には「向日(むこう)市」がありますが、苗字としては「むかひ」か「むかい」のいずれかのようです。
些細な違いなので、どちらかに統一すべきでしょう。

漢字から考えれば「むかひ」が正しいのかなと思いますが、発音しにくいです。

例えば「土肥」という苗字であれば「どひ」ではなく「どい」に統一しています。
名乗っている数も「どい」が多いようだからです。

「向日」はどうでしょう?
調べてみました。

https://www.facebook.com/tsuneki.mukahi
https://www.facebook.com/KaoriMukahi
https://www.nextage.jp/shop/kyusyu-okinawa/okinawa/tomishiro/staff/4045/
https://www.mongoliakidshome.com/cooperation

「むかひ」が多いようです。
統一します。

2020年5月9日土曜日

生柄に関して

「生柄」は「実在苗字(名字)辞典」で「はいづか★>はえづか」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

facebookで調べてみました。
「はいづか」さんが多いです。
https://www.facebook.com/keiko.haizuka
https://www.facebook.com/shougo.haizuka
https://www.facebook.com/masahito.haizuka
https://www.facebook.com/haruna.haizuka
https://www.facebook.com/koutalou.haiduka

facebook以外の「はいづか」さん。
https://www.wantedly.com/companies/crossring/post_articles/168691

「はえづか」さんで見つかったのは下記の方だけでした。
ただし、友達欄に漢字不詳の「haezuka」さんと「haeduka」さんがいたので、読みは間違いないでしょう。
https://www.facebook.com/saki.haezuka

ここまで載せてきたものの中では「はえ」と「はい」のふたつの読みを持つ苗字は「南風原」(はえばら、はいばら、はえばる)だけでした。

例えば「三枝」の場合、「さいぐさ」と「さえぐさ」は分けています。
(「三枝」は他にも読みがありますが)
「さいぐさ」も「さえぐさ」も数があるからということと、五十音順でだいぶ異なっていること、濁点の有無や前の音につられて読みが変わっているわけではないことからです。

そう考えると「はいづか」と「はえづか」を分ける意義はあるのでしょうか?
明らかに「はえづか」は少ないと思うのです。
1割未満のような気がします。

悩ましいですね。
いちおう分けておきます。
読みが些細な違いで数も少なかったら分けたくはないのですが、はっきり「はえづか」がありそうなので。

2020年5月8日金曜日

伴戸に関して

「伴戸」は「実在苗字(名字)辞典」で「ばんど(はんと)」となっていました。

facebookで見ても「ばんど」が圧倒的に多いようでした。

「はんと」となっていたのは下記の方々。
https://www.facebook.com/yuta.hanto
https://www.facebook.com/yoshiaki.hanto

「はんと」も確かにありますね。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に21件。
奈良県に11件でした。

「はんと」となっていたのはいずれも奈良県の方だと思います。
これをどう考えるのか?
1割未満かどうか?

悩みますが、いちおう1割未満と考えます。
一文字目の濁点の有無はイニシャルの違いがあるので分けています。

2020年5月7日木曜日

向囿に関して(訂正)

「向囿」に関しては「むこうぞの」が多いのですが、「むこうぞん」もあるそうです。
ただ、「むこうぞん」と名乗っている方がなかなか見つからないため、判断を保留していました。
http://new5g00.blogspot.com/2020/04/blog-post_29.html

以前に発見した「むこうぞん」と思われる2名です。
https://www.facebook.com/ryosuke.mukozon
https://www.facebook.com/ayumi.mukozon

それ以外に下記の方を教えていただきました。
https://ci.nii.ac.jp/naid/110000961128
https://jglobal.jst.go.jp/en/detail?JGLOBAL_ID=200902161851323673

どちらも論文の筆頭著者なので間違いないかなと思います。

下記は漢字不詳の「mukouzon」さんです。
他に「むこうぞん」と読む苗字はないので、この方も「向囿」なのでしょうね。
https://www.facebook.com/machiko.mukouzon

総合的に考えて、「向囿」で「むこうぞん」と読むことはありえると判断できますね。
訂正します。

2020年5月6日水曜日

日名地と比奈地に関して

「日名地」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に20件。
うち静岡県で12件です。

「比奈地」は全国に7件で、静岡県に5件。

読み方はいずれも「ひなじ」もしくは「ひなち」です。
「実在苗字(名字)辞典」によると「日名地」は「ひなじ」が多く、「比奈地」は「ひなち」が多いそうです。

有名なところでは「宮地」という苗字は「みやじ」と「みやち」のふたつの読みを持ちます。
「地」は濁点がつかなければ「ち」ですが、濁点をつけると「地面(じめん)」のように「じ」となります。
濁点をつけると「鼻血(はなぢ)」のように、「ぢ」になる「血」は異なります。

この理由は下記に詳しいです。
https://kanjibunka.com/kanji-faq/old-faq/q0128/

どちらの読みを用いているかは名乗っている本人の好きで良いのですが、苗字をまとめる立場としては「みやじ」と「みやち」の違いは些細なものだと思います。
「吉原」を「よしはら」と「よしわら」に分けていなかったりするのと同じです。

「日名地」と「比奈地」はいずれも静岡県に由来がありそうです。
できれば読みを別々にしたくありません。

「ひなじ」と「ひなち」で分けてしまうと、五十音順に並べたとき離れてしまう可能性があるのです。
多い方の「ひなじ」に統一させてもらおうと思います。

2020年5月5日火曜日

昂月に関して、幽霊苗字かも?

前回の続きです。
「昂」を用いた苗字は「昂師(たかし)」と「種昂(しゅわり)」のふたつを確認しました。
他に熊本県に「昂月」という苗字があるとなっていました。

2012年版の「住所でポン!」でも載っています。
https://jpon.xyz/index.php?q=%E6%98%82%E6%9C%88&path=2012

ただ、電話番号が下記のように日本舞踊の「昂月流本部」と一致するんですよね。
http://www.kengeki.or.jp/audienceperform/2013_kozukiryu

「花柳」を代表とするように日本舞踊関係の芸名は紛らわしいところが多いです。
電話帳だけだと本名かどうか分からないんですね。

「昂月」は本名ではない気がします。

2020年5月4日月曜日

昂師に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「昂師」は、ウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしませんが、「たかし」と読むそうです。
https://thetokyoballet.com/staff-and-dancers/riku-takashi.html

ダンサーの方なので、本名ではないのでは?と疑いました。
しかし、フルネームで検索すると高校生のときから活躍しているようです。
下記の記事を見ると芸名ではなさそうです。
https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-233541.html

「昂」はJIS第1水準の漢字ですが、他には「昂月」(全国で熊本県に1件のみ)と「種昂」(全国で富山県に3件のみ)しかないようです。

「種昂」は「しゅわり」と読むそうです。
これは難読です。
https://directory.asj-net.com/public/architect/data/3209

2020年5月3日日曜日

斎多に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「斎多」はいかにもありそうですが、ウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしません。
下記の方がいるそうです。
http://www.cbc.med.kyoto-u.ac.jp/member/

その方はfacebookでもいたので間違いないと思います。
https://www.facebook.com/ryotaro.saita.1

旧字体を用いた「齋多」も発見しました。
https://re-union-sakura1987.webnode.jp/products/%E5%85%A8%E5%93%A1%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88/

これだけだと根拠が弱いですが、併記扱いなら良いでしょう。
新規の苗字としておきます。

2020年5月2日土曜日

莉友に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「莉友」はウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしませんが、下記によると「りゅう」と読むそうです。
http://www.hokkaido-skating.com/chiku/2016/sapporo_figure/sapporo-cup-participants.pdf

「りゆう」ではなく「りゅう」でした。
「莉」が「り」で「友」が「ゆう」のはずなので、小さな「ゅ」になるのはおかしい気がしますが、人名なのでそうなのかもしれません。
「莉」を用いた苗字は他にありません。

下記は別の方です。
http://www.doten.jp/93/u21nyusen11.html

どちらも北海道札幌市のようなので親族なのでしょう。
実在は間違いないと思います。

私のこだわりで「りゅう」ではなく「りゆう」としておきます。
「りゅう」だとすると、根拠はないですが何か別の漢字からの置き換えなのでしょうか?

2020年5月1日金曜日

能渡に関して

「能渡」は「のと」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外に「のわたり」という稀少な読みがあるそうです。
https://zeimusoudan.biz/yoichi_nowatari

「のわたり」と読む苗字には他に「野渡」と「埜渡」があります。
いちおう確認しましたが、上記の方は全てのページで「能渡」となっていました。

下記の方も発見したので、間違いないと思います。
https://ci.nii.ac.jp/naid/110007140884/