2015年1月31日土曜日

神出に関して

「神出」は「苗字の読み方辞典」で「じんで・かみで(こうで・かんで)」となっていました。
これらは全て実在を確認できました。
1,000人未満の苗字なので、4通りも読み方が分かれているというのは多い方だと思います。

「神」が一文字目にある場合、読み方が分かれやすいですね。

他に読み方がないかと考えてみました。
「出」という漢字が二文字目にくる場合、「で」以外に「いで」と読むことがあります。
それを念頭において検索したところ、「かみいで」という読みを確認できました。
新規の読みです。

2015年1月30日金曜日

茂に関して

本日は「茂」という一字姓に関してです。
とにかく一字姓は探すのが難しいのです。
てっとりばやいのは電話帳を見ることですが、手持ちのものにないと途方にくれてしまいます。

特に「茂」というのはファーストネームとしてありがちなものなので、大変でした。
苗字の読みとしては「しげ」か「しげる」があります。

「しげ」はまだ探しやすいです。
ファーストネームならば「しげる」でしょうから、それを除いて調べれば良いのですから。

「茂(しげる)」という苗字はかなり探しにくいです。
ただ、このブログを1年以上も続けているので、こういうものを探すのもだいぶうまくなってきたと自負しています。
https://www.facebook.com/natsumi.shigeru.56
https://www.facebook.com/takako.shigeru

facebookで見つけたのが、上記のふたつです。
もう少し見つけられましたが、まあふたつあれば実在の証拠になるかと思います。

2015年1月29日木曜日

久藤と古渡と川中子に関して

本日は自分で見つけられず、教えてもらったものばかりです。

「久藤」は「くどう」や「ひさとう」と読み、稀少な読みとしては「ひさふじ」もあります。

「苗字の読み方辞典」で「きゅうとう」という読みが載っていましたが、自分では見つかりませんでした。
しかし、下記のページを見ると実在は確かなようです。
http://www.kochi-juusei.com/kaiin/c_026.htm


「古渡」は「こわたり」、「ふると」、「ふるわたり」という読みで載せていました。
こちらも「ふるわた」という読みを新たに教えていただきました。
http://www.e-sohko.co.jp/prof/furuwata.php

ひとつだけなら誤記である可能性もありますが、「石渡」が「いしわた」と読むことが多いという事実を踏まえれば「古渡」で「ふるわた」があっても不思議ではないと思います。

下記は書籍のページですが、こちらにも著者のひとりとして「古渡(ふるわた)」さんがいました。
ペンネームとも思えないです。
http://www.worldcat.org/title/raitoeito-purogurama-no-tameno-iphone-apuri-kaihatsu-gaido-jitsurei-kara-manabu-iphone-sdk-puroguramingu/oclc/675174456


電話帳でもそのような順で載っているとのことなので、追加しておこうと思います。


「川中子」は「かわなご」という読みで載せていました。
栃木県に集中している苗字です。
こちらも「かわなかこ」という読みを教えていただきました。
「川中子」で「かわなご」は難読なので、後からの読み替えなのでしょう。
http://ameblo.jp/karada-102/entry-11275506736.html

2015年1月28日水曜日

下枝に関して

「下枝」は「苗字の読み方辞典」では「しもえだ」という読みで載っていました。
他にないかと調べてみたところ、「したえだ」という読みが見つかりました。

この苗字の分布としては長野県を中心として愛知県と岐阜県に最も大きな集積があり、それとは離れた福島県にもうひとつの集積があります。

facebookで見る限り、「したえだ」という読みは福島県付近に多いようです。
電話帳で見ても、それが確かめられるそうです。

2015年1月27日火曜日

七種に関して

「七種」は難読です。
先に読み方だけ書いてしまうと、最も多いのが「さいくさ」で、次が「さえぐさ」なのです。
読めますか?

こう書くと「三枝」という苗字を想像してしまいますね。
「三枝」に関しては、以前に検討しました。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/11/blog-post_7.html

こちらは「さえぐさ」の方が多く、「さいぐさ」は二番目です。
ただし最も集中している山梨県では「さいぐさ」と読むことが多いようです。


話は戻って「七種」です。
多いのはなぜか「さいぐさ」ではなく、「さいくさ」でした。
濁点がつかないんですね。
不思議です。
なぜ「七種」を「さいくさ」や「さえぐさ」と読むのかは分かりませんでした。
この苗字は長崎県に集中しています。

他に稀少な読みとして「ななくさ」もありました。
「春の七種(ななくさ)」といいますよね。
もともとは七草ではなく、七種(ななくさ)と書くようです。

2015年1月26日月曜日

藤生と佐久に関して

「藤生」は、いわゆる「◯+生」の苗字です。

以前から何度も検討しているものです。
例えば「柳生」や「桐生」は「やぎゅう」や「きりゅう」であって、「やぎう」や「きりう」であることは少ないということです。
「藤生」は逆で「ふじう」が多く、「ふじゅう」の方が少ないのです。
できるだけ実際の読み方に則しておきたいので、「ふじう」をメインにしています。

他には「ふじお」や「ふじせ」という読み方もあります。

これら以外に「ふにゅう」という読み方を教えていただきました。
最初は信じられませんでした。
「藤」という漢字から「N」の音が出てこないからです。
「羽生」を「はにゅう」と読みますが、これは「羽」という漢字が「はね」と読んで「N」の音があるからだと思っていました。

しかし、数は少ないですが「ふにゅう」という読みをfacebookで確認できたため、追加することにしました。
https://www.facebook.com/jirou.funyuu


「佐久」は「さきゅう」と読むことが多いです。
「さく」という読みもあるというのですが、こちらがウェブでは見つかりませんでした。
どうしても「佐久間」ばかりがヒットしてしまうのです。

初心に帰り、電話帳で探したところ、「佐京(さきょう)」と「作井(さくい)」の間に数名の「佐久」さんを発見しました。
これは「さきゅう」ではありえず、「さく」であろうと判断いたしました。

2015年1月25日日曜日

沢原に関して

本日は「沢原(澤原)」に関してです。
普通に考えると、「さわはら」しか読み方がなさそうです。

しかし、「苗字の読み方辞典」では「そうのはら」という読みが載っていました。
この読みで検索すると、下記の方がヒットします。
川崎医科大学と書いてあるので、岡山県の方なのでしょう。

http://kwweb-res.kawasaki-m.ac.jp/kwmhp/KgApp?kyoinId=ymkbgkgdggy


どうしてこういう読みが生まれたかと調べてみると、岡山県に「沢原(そうのはら)」という地名があったことが分かりました。
http://blogs.yahoo.co.jp/tanadanopapa/27101851.html

「沢原」と「澤原」を併せて、「そうのはら」という読みを追加しました。

2015年1月24日土曜日

通山と沢渡に関して

「通山」は「とおりやま」という読みが多く、次に「つうざん」という読みがあります。
他に稀少な読みとして「つうやま」を載せていました。

新たに「苗字の読み方辞典」の「更新情報」に載っていた「みちやま」という読みの実在を確認できましたので、追加しました。
http://www.canadajournal.com/backnumber/0901/article_ryugaku_01.html


「沢渡(澤渡)」は「さわたり」という読みと「さわど」という読みを載せていましたが、新たに「さわわたり」という読みを確認したので、こちらも追加しました。

以前に調べたときは「沢渡」で調べたのですが、「沢渡」では「さわわたり」という読みが見つからず、この読みを削除していました。
改めて旧字体の「澤渡」で調べなおしたところ、「さわわたり」が確認できました。

全ての新字体と旧字体を一緒にしてしまうのは問題があると思う方もいるでしょうが、「沢」と「澤」は一緒に考えて良いのではないでしょうか?

2015年1月23日金曜日

慶田に関して

「慶田」は「けいだ」と読むことがほとんどです。
読めますね。
「苗字の読み方辞典」では他に「いわいだ」という読みが載っていました。
これは難読な上に、なかなか見つかりません。

ようやく見つけたのが上の論文の「慶田雅洋」という方です。
この方は「いわいだ」さんで間違いがなく、もちろんペンネームなどでもないようです。
1932年生まれの方で、ご存命なようです。
他には見つかりませんでしたが、この方は確かなので、追加します。

2015年1月22日木曜日

清谷と菊次に関して

「清谷」は「きよたに」と読むことが多いです。
これは読めますよね。
次に多いのが「せだに」という読みです。
これは難しいです。
石川県に多い読みだそうです。
他に稀少な読みとして「せいや」があります。
「せいや」以上に少なそうなのが、意外ですが「せいたに」です。

「せいたに」は下記のページで確認できました。
http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/kochokoho/esque/38/menu07a.html


「菊次」は「きくつぎ」と読みます。
「苗字の読み方辞典」によると「きくじ」という読み方もあるとなっていました。
探したのですが、「菊次(きくじ)」というのはファーストネームとしてもありうるものなので、苦労しました。
facebookで下記の方を見つけました。
https://www.facebook.com/kaori.kikuji

おそらく結婚して、「菊次(きくじ)」から新しい姓に変わったのではないでしょうか?
この方の友人欄にも同姓の方がいたので血縁者なのでしょう。

2015年1月21日水曜日

清崎と清嵜に関して

「清崎」は「苗字の読み方辞典」で「きよさき>きよざき(せざき)」となっていました。

「きよさき」はもちろんあるのですが、「せざき」は見つかりませんでした。
代わりに「せいざき」という読みが見つかりました。
新規の読みです。

「清崎」は「きよさき・(せいざき)」としました。


以前から書いていますが、「嵜」は「崎」の異体字です。
ですから基本的には読み方は同じはずです。

「清嵜」の実在は確認できました。
しかし、かなり稀少な苗字のようです。
読み方までは分かりませんでした。

「苗字の読み方辞典」では「きよさき」となっています。
「嵜」の字を用いた苗字の場合、「崎」の字に置き換えたときの最多の読み方をすると考えて良いと思っています。
現時点では「清嵜」は「きよさき」という読みで載せます。
違っていたら、そこで修正することにします。

2015年1月20日火曜日

京に関して

「京」一文字の姓に関して調べました。
「苗字の読み方辞典」では「きょう(かなどめ★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
これらはいずれも実在を確認できました。

「京」で「かなどめ」と読むのは難しいですね。
「難読・稀少名字大事典」という本によると、「いぬぼうカルタ」というカルタの最後が「京」であったため、「かな」の最後という意味で「京」を「かなどめ」と読ませるとのことです。

ちなみに、「苗字の百貨店」時代には「京」は「きょう>みやこ(かなどめ)」となっていました。
この「京」と書いて「みやこ」と読む苗字があるのかどうかを調べたのですが、見つかりませんでした。
「京」と書いて「みやこ」と読むのはファーストネームであるようです。
それを苗字の読みと混同したのでしょうか?
もしくは有名な都道府県名苗字である「京都」。
これも「きょうと」ではなく、「みやこ」と読むのですが、これと混同したのではないでしょうか?


ちなみに「苗字由来net」というサイトでは「かなぐり,きょう,きょお,けい,みやこ,みさと,かなどめ,かなじり,からぐり」が出てきました。
「全国の苗字」というサイトでも「カナドメ、カナジリ、カラグリ、キョウ、キョオ、ケイ、ミヤコ、ミサト」となっていました。
どちらのサイトも(失礼な書き方になりますが)幽霊読みだらけです。

念のために調べる価値がありそうなものを見てみます。
「かなぐり」、「かなじり」、「からぐり」、「みさと」、「けい」くらいでしょうか?

結論としては、いずれも見つかりませんでした。
「みさと」はファーストネームなら見つかります。
「けい」はあまりにも一般的な単語なので、普通のウェブ検索では無理です。
他の3つは「かなどめ」を間違えただけな気がします。

2015年1月19日月曜日

伊良部と小野内と葛生に関して

「伊良部」は「いらぶ」という読みで載せていましたが、「いらべ」という読みもあることを教えていただきました。
確認もできましたので、追加します。


「小野内も「おのうち」という読みで載せていましたが、こちらも新たに「おのない」という読みを確認できましたので、追加しました。


「伊良部(いらべ)」と「小野内(おのない)」はいずれも数がある程度はありそうで、簡単に見つかります。


「葛生」は「くずう」という読みで載せていましたが、こちらも「くずお」という読みを確認できました。
https://www.facebook.com/keiko.kuzuo.7

上記のページがそれです。
他に「葛生(くずお)」という方が見つからなかったのですが、上記のページを覗いてみると、友達の欄に「Yuki Kuzuo」という方がいました。
「葛生(くずお)」という方の友達欄に「Kuzuo」という方がいた場合、facebookでは親族だと考えて良いでしょう。

2015年1月18日日曜日

安保と庵に関して

「安保」は「あんぼ」や「あんぽ」と読むことが多いです。
「あんぼ」と「あんぽ」は同じものと考え、「あんぼ」にまとめています。
他に「あぼ」という読みもあります。

稀少な読みとして「やすほ」を載せていましたが、他に「やすお」という読みもあることを教えていただきました。
下記のページではっきりと「やすお」と書かれています。
http://www.toshima.ne.jp/~kyoiku/SHA-kocho-message.htm

「やすほ」と「やすお」がどれくらい異なっているかというと難しい問題ですが、「保」を「ほ」ではなく、「お」とわざわざ読むというのは別扱いとして良いのではないかと考えます。


「庵」は「いおり」という読みで載せていました。
「いほり」と読むこともありますが、こちらは「h」の音を発音しないのではないかと思います。
「いおり」と「いほり」を分ける意義は小さいと思い、併記にとどめています。

「苗字の読み方辞典」では、他に「あん」という読みが載っていましたが、一文字姓なので見つけにくく困っていました。
しかし鹿児島県に多いという情報を貰い、facebookで「庵 an 鹿児島」として検索したところ、簡単に確認できました。
こういう情報がいただけるのはありがたいことです。

2015年1月17日土曜日

上家に関して

「上家」は全国で970人ほどの苗字です。
要するにそれほど多い苗字ではないのです。
全国的にはやや北海道と京都府を中心とした関西地方に集積があるかなという程度です。

そういう苗字であるのに読み方に関しては、かなり多様です。
もっとも多そうなのが「かみいえ」で、他に「かみや」と「じょうけ」もあります。

その他に稀少な読みとして「あげや」、「うえけ」、「かみけ」、「うえいえ」、「うわや」が見つかりました。
全て実在が確認できたという意味です。

実に8種類です。
1,000人未満の苗字で、これほど読み方が分かれているのは相当に珍しいと思います。

2015年1月16日金曜日

河面に関して

「河面」は「苗字の読み方辞典」で「こうも>かわも(かわづら・かわずら・こおも)」となっていました。
漢字の読み方を考えれば「河」は「こお」ではなく、「こう」でしょうし、「面」は「つら」なので、読み方のほとんど変わらないものを省くと、「こうも>かわも・(かわづら)」だけになります。

これらの3つは全て実在を確認できました。
最多の「こうも」は広島県に多いようです。

他にないかと探してみたところ、「かわめん」という読みが見つかりました。
新規の読みです。

2015年1月15日木曜日

烏谷と狩集に関して

「烏谷」は「からすだに」という読むことが多いです。
「苗字の読み方辞典」では「うたに」という読みも載っていました。
facebookで見てみると、「烏谷」で「うたに」と読む方がひとりだけいました。
https://www.facebook.com/etsuo.utani

この方のタイムラインを見ると、他の方から「うっちゃん」と呼ばれているようでした。
ファーストネームが「悦雄」ですから「うっちゃん」は普通に考えて「うたに」から来ているアダ名でしょう。
間違いないとは思いましたが、ひとりだけでは信用しないことにしているので他も探しました。

http://kuid.ofc.kobe-u.ac.jp/InfoSearch/ConferenceReportsSearch.do?q=&language=ja&searchStart=1&searchEnd=&searchStep=25&startyear=2002&endyear=2004&personalId=Oy178lsJXTTO-IBQ3mbe3w&sort=author&order=desc&sort2=author&order2=asc&sort3=year&order3=desc&sort4=announcename&order4=

上記のページの発表者欄に「烏谷泰」という方がいました。
同じページの中の英語の発表で「UTANI Yasushi」という方がいました。
発表演題が日本語か英語かの違いはありますが、演題内容がほとんど同じようで、他の発表者の名前もかなり共通していたので、「烏谷」と「UTANI」は同一人物だと判断しました。


「狩集」は読み方に問題はありません。
「かりあつまり」、「かりあつめ」、「かりしゅう」と読みます。
やや「かりあつまり」が多いですが、他の読みもかなりあるようです。

面白いなと思ったのは、この苗字が鹿児島県に集中していることです。
鹿児島県以外では隣の宮崎県と大阪府、兵庫県くらいなのです。

1,000名未満の苗字なので分布がかたよるのは当たり前なのですが、その中でこれだけ読み方がばらけるというのは珍しいのではないでしょうか?

普通は難読の苗字が別の地域に移ったときに他の分かりやすそうな読み方に変わったか、もしくは全く語源が異なっているかのどちらかだと思うのです。

2015年1月14日水曜日

桂山に関して

「桂山」は「苗字の百貨店」でも「苗字の読み方辞典」でも「かつらやま」という読みで載っていたため、「かつらやま」だけを確認して載せていました。

改めて調べたところ、「けいやま」という読みがあることも分かったため、追加しました。
https://www.facebook.com/akiko.keiyama

2015年1月13日火曜日

三明に関して

「三明」は「みあけ」という読みが多く、他に稀少な読みとして「みはる」を載せていました。
新たに「みあき」という読みを教えていただき、確認できましたので、追加しました。

考えれば、「三明」ならば「みはる」よりも「みあき」の方が思いつきやすい読みではあります。

2015年1月12日月曜日

仁藤に関して

「仁藤」は「にとう」という読みで載せていました。
これ以外に稀少な読みとして「じんどう」があるというのです。
調べましたが、facebookでは見つかりませんでした。

ただし、下記のページでははっきりと「仁藤(じんどう)」と書いてありました。
http://cms.nerima-tky.ed.jp/weblog/data/152/6/c/8243.pdf
間違われないようにふりがなをしっかり書いてあるという印象です。

もうひとつ、下記のページも見つけました。
http://karyoubinga.sakura.ne.jp/contents/intro.html
こちらは芸術関係の方のようで、芸名の可能性もあるのかな?と思いますが…

いったん載せてしまうと後から削除しにくくなってしまうので、慎重を期したいのですが、トータルで考えると「じんどう」は実在すると考えたいところです。
とりあえず追加することにします。

2015年1月11日日曜日

城内と四谷に関して

「城内」はこれまで「きうち(静岡)・じょうない(岩手)>しろうち(兵庫)・(きのうち・じょううち)」で載せていました。
かなり読み方が分かれています。
それぞれの読み方の集中している土地が異なっているので、全く別に派生した苗字なのではないでしょうか?
これらに加えて「じょうのうち」という読みを新たに確認できたので、追加しました。


「四谷」は「よつや」と「よつたに」というふたつの読みで載せていましたが、新たに「しだに」という読みを確認できたので、追加しました。

2015年1月10日土曜日

初谷と松波に関して

「初谷」は「はつがい」、「はつや」、「はつたに」という読み方で載せていました。
「苗字の読み方辞典」を参考にして、新たに「はつがや」という読み方を確認できたので、追加しました。


「松波」は「まつなみ」という読み方で載せていましたが、こちらも「まつば」という読みを新たに確認できたので、追加しました。

2015年1月9日金曜日

長谷と有働に関して

「長谷」は「はせ」、「ながたに」、「ながや」と読むことが多いです。
他に稀少な読みとして「おさたに」もあります。

「苗字の読み方辞典」を見て「ちょうや」という読みがあることも知っており、facebookでも数人が見つかっていたのですが、載せていませんでした。
https://www.facebook.com/emi.choya

上記の方は「長谷」で「ちょうや」と読んでいるのですが、職業欄が「チョーヤ」代表となっていたのと、友達欄に「ちょうや」さんがいなかったことから本名だとまで確定できなかったのです。
例えば、本当は「はせ」と読むけれど、アダ名が「チョーヤ」だったという可能性もあるのかなと思ったのです。
しかし、下記の資料があることを教えていただきました。
確かに「長谷(ちょうや)」という方がいることが分かりましたので、追加しておきます。
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/chiji/chiji-kaiken/H24/index.data/241113_3-1.pdf


「有働」は「うどう」という読みで載せていましたが、新たに「ゆうどう」という読みを確認いたしました。
http://www.asj-net.com/architects/data.php?archiID=45011&archiIDsub=1
上記の他にfacebookでも数人の「有働(yudo)」さんを確認しました。
ひらがなやカタカナでは見つからなかったのですが、「ゆうどう」という読みで良いと思い、そのまま追加しました。

2015年1月8日木曜日

神農と倉茂に関して

「神農」は読み方が複数になっている苗字です。
「農」が苗字の最後にくるときは「能」と同様に「のう」と読むときと「の」と読むときがありますが、それほど差があるとは思えないので、まとめてしまっています。
それなので、これまでは「神農」の読みは「かんのう」、「じんのう」、「しんのう」を併記する形にしていました。
他に稀少な読みとして「かみのう」があります。

これ以外に「苗字の読み方辞典」の更新情報で「こうのう」という読みが出ており、下記のように実在も確認できたため、追加しました。
http://researchmap.jp/read0090411/


「倉茂」は「くらしげ」という読みで載せていましたが、こちらも新たに「くらも」という読みを確認できたため、追加しました。

2015年1月7日水曜日

山河と寺前に関して

「山河」は「やまかわ」という読みで載せていました。
「苗字の読み方辞典」では「やまかわ(やまこう・やまご★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

私は苗字の最後の音を伸ばすか伸ばさないかはあまり気にしていません。
「狩野」で検討したように「かの」と」かのう」を別の読みだとは考えていません。
濁点の有無もそれほど気にしていないので、「やまこう」と「やまご」は同じものだと考えています。

調べてみると「山河」で「yamako」もしくは「yamago」という読みがfacebookで見つかりました。
「yamago」の方が多い印象です。
ひらがなかカタカナで読みが見つかれば良かったのですが、探せませんでした。
とりあえず、「やまかわ・(やまご)」にしておきます。
もう少し判断材料が出てきたら変更するかもしれません。


「寺前」は「てらまえ」という読みで載せていましたが、こちらは「てらさき」という読みを新たに確認できたので追加しました。

2015年1月6日火曜日

鼓と皷に関して

全ての異体字を整理したつもりでしたが、抜けがありました。

「鼓」と、その異体字である「皷」がそれです。
「鼓」はJIS第1水準で、「皷」は第2水準です。
「鼓」だけの一字姓が最も多いのですが、それも400人ほど。
後は「太鼓」と「三鼓」が200人ほどです。
それ以外はもっと少ない姓です。
全部で10種類ほどしかありません。

まだ本表にはひとつも入れていませんが、「皷」を併記する形に改めておきます。


それを探している間にひとつだけ発見しました。
「皷谷」という苗字です。
読み方は「つづみたに」でウェブの「写録宝夢巣」では大阪府に2件だけある稀少姓です。
facebookで実在は確認できます。

「皷谷」はあるのですが、「鼓谷」はなかなか見つかりません。
「写録宝夢巣」ではゼロでした。
下記がヒットしましたが、広島県の方で、読みは「こだに」だそうです。
http://www.a-net.shimin.city.hiroshima.jp/anet/dantai/archives/p-1272335817576.html

こちらは大阪府の方です。
読み方は不明でした。
http://www.patentjp.com/06/V/V100018/DA10007.html

悩ましいですが、「鼓谷」はありそうですので、新規の苗字ということにします。
「こだに」も新規の読みだとは思います。
ただし「皷谷」で「こだに」の読みは見つからず、「鼓谷」との整合性が難しいところです。

2015年1月5日月曜日

来間と田井に関して

「来間」は「くりま」か「くるま」という読みで載せていましたが、新たに「らいま」という読みを教えていただきました。
facebookでも1件だけ見つかりましたが、下記の方も実在は確かそうです。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/swim/member/22/22.html


「田井」は「たい」と読むことが多く、他に「たせい」という稀少な読みを載せていました。
それ以外に新たに「たのい」という読みを確認できたので、追加しました。

2015年1月4日日曜日

紀平と国司に関して

「紀平」は「きひら」という読みで載せていました。
実際の読みもほとんどが「きひら」のようでしたが、それ以外に「きのひら」という読みを教えていただきました。
facebookでは1件しか見つかりませんでしたが、下記の方が複数で確認できましたので、追加しました。
http://ci.nii.ac.jp/author?q=%E7%B4%80%E5%B9%B3+%E6%81%AD%E7%94%B7


「国司」は「くにし」という読みで載せていました。
「苗字の読み方辞典」では、他に稀少な読みとして「こくし」が載っていました。

自分で調べてみると、「国司」で「こくし」という方は発見できませんでした。
その代わり、「国」の旧字体である「國」を用いた「國司」で「こくし」と読む方は見つかりました。

私の知人で本来は「國」を用いた苗字であり、名簿の表記もそのようになっているのに、本人が名乗るとき(自分で名前を書くとき)は「国」としている方がいます。

「國」は「国」の旧字体であることは誰でも知っていることで、これは併記すべきものだと思います。
「国司」で「こくし」と読む方がいるかどうかは判断できませんが、「國司」で「こくし」と読む方がいることは確認できましたし、「國」が戸籍上は正しくても「国」と名乗っているひとがいることも事実です。

これらから「国司(國司)」の読みは「くにし・(こくし)」としておきます。

2015年1月3日土曜日

長永と小江に関して

「長永」は「苗字の読み方辞典」で「ながえ・おさなが(たけなが★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
これらはいずれも実在を確認できました。

「長永」で「たけなが」はかなり難読だと思いますが、下記の資料できちんとふりがながふってありました。
http://www.leap.or.jp/idem2013.pdf

他にないかと探したところ、「ながえい」を見つけました。
https://www.facebook.com/yusuke.nagaei

もうひとつ、「ちょうなが」も見つけました。
https://www.facebook.com/chonaga.kenji

これらはいずれも新規の読みということになります。


「小江」は「苗字の読み方辞典」で「おえ>こえ・おごう(おおえ★)」となっていました。
「おえ」と「こえ」と「おごう」は問題ありません。
いずれも実在を確認できました。

問題は「おおえ」です。
facebookでは下記の方のみが確認できました。
https://www.facebook.com/yasumitsu.ooe

複数いれば問題がないのですが、ひとりだけだと自信がありません。
下記の方が「小江慶雄(おおえ・よしお)」となっていますが、故人です。
http://www.eonet.ne.jp/~biwako/newpage12.html

しかもこの方はwikipediaにも載っています。
こちらは「おえ/おおえ」と併記されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B1%9F%E6%85%B6%E9%9B%84

「小江慶雄」さんは滋賀県出身なのですが、出身地に「小江(おおえ)神社」がありました。
http://www.geocities.jp/engisiki/oumi/bun/oum221004-02.html

ひとつひとつは実在の確実な証拠になりませんが、合わせ技で認めようと思います。

2015年1月2日金曜日

猪鼻と神本と京田に関して

謹賀新年。

「苗字の読み方辞典」の更新情報を参考にして見つけたものをいくつか紹介します。


「猪鼻」は「いのはな」という一般的な読みと「ししはな」という稀少な読みを載せていました。
こちらは新たに「いばな」という読みを確認できたので、追加しました。


「神本」は「かみもと」と読むことが多く、他に稀少な読みとして「かんもと」と「こうもと」を載せていました。
こちらは「かもと」という読みを確認できました。

最初は誤植ではないかと思いましたが、複数の確認がとれたので間違いないと思います。


「京田」は「きょうだ」か「きょうでん」という読みで載せていましたが、こちらも「みやこだ」という読みを確認できたため、追加いたします。