2018年2月28日水曜日

読み方がたくさんある苗字(改定)

「上平」は「うえひら>かみひら・(うえたいら・うわだいら・かみたい・かみたいら・じょうひら)」と7種類の読みがあるとしていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外に「かんびら」という読みがあるそうです。
https://www.cgr.mlit.go.jp/izumokasen/release/h29/files/170901_kassuisibukaisan.pdf
上記の方以外には見つけられませんでしたが、あちこちで発見できたので、この読みは確かなようです。
8種類目の読みになります。

以前に読み方の多い苗字をまとめました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/04/blog-post_6.html

その後の検討を加えると、下記のようになります。

10種類 神谷、金生
9種類 新谷、古家、新家
8種類 角谷、向田、大家、上平、神代、神門、生越、上垣内、神立、上家

7種類の読みというのはかなり増えてしまったので除きました。

それにしても「金生」という苗字の読みの多さはびっくりです。
「神谷」は全国で83,000人、「新谷」は44,000人であり、8種類以上の読みがあるものの中で2番目に少ない「上家」が970人。
対して「金生」は10種類も読みがあるのに全国で580人です。
これはびっくりです。

※読み方に関しては、今後も追加があるかもしれません。

2018年2月27日火曜日

耒嶋に関して

「耒」は「来」や「來」に似ていますが、別字として扱っています。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_22.html

ここまでで載せたのは「五耒(ごらい)」、「去耒川(いさがわ)」、「喜耒(きらい)」、「耒見(くるみ)」、「牛耒(ごらい)」、「出耒田(できた)」です。
「五耒」以外は「写録宝夢巣」でヒットしないものばかりであり、「来」もしくは「來」からの誤記定着なんだろうなと思われるものばかりでした。

「耒嶋」は「五耒」以来で久しぶりのウェブの「写録宝夢巣」でヒットするものでした。
全国で1件のみでしたが…

下記の方が見つかります。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv157143847

これだけだと本名かどうか怪しいですが、下記の方もいました。
http://www.therealinsta.com/user/3650296388

「耒嶋」で「kjm」となっています。
こちらが本名であることは確かそうです。
「kjm」は「きじま」の略と考えて良いでしょう。
全国で1件であれば、「くるしま」という読みはないと考えた方が良いでしょう。

「耒嶋」も実在する苗字と判断し、読みは「きじま」のみであるとしておきます。

2018年2月26日月曜日

小田沢と小田澤に関して

「小田沢(小田澤)」は「おたざわ」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外に「こださわ」という読みがあるそうです。
電話帳に載っていたそうです。

facebookでは下記の方が見つかりました。
「小田澤」で「こださわ」となっています。
https://www.facebook.com/kumi.studentcouncilpresident

友達欄に別の「kodasawa」さんがいました。
実は「こださわ」という読みを持つ苗字は他にないようです。

割合は分かりませんが、「小田澤」で「こださわ」という読みはあるのだと思います。
「小田澤」は「小田沢」に併記する形なので、「小田沢」に「こださわ」という読みがあるかどうかにはこだわりません。
この読みも追加します。

2018年2月25日日曜日

角畑に関して

「角畑」は「かくはた」という読みで載せていました。
調べたときの記憶がないのですが、「角」という漢字が苗字に使われていた場合、「かく」の他に「かど」や「すみ」、「つの」を調べておかねばなりません。
「畑」も「はた」と「はたけ」があり、「ばた」や「ばたけ」も考慮しなければならないので、かなり時間がかかります。

当時の「実在苗字(名字)辞典」には「かくはた」だけだったようで、そのまま「かくはた」としていました。
自分では調べなかったのでしょうか?
調べ忘れてしまったのでしょうか?

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外に「かどはた」もしくは「かどばた」があるそうです。
https://www.it-chiba.ac.jp/cit_news/media/koyu/alumnus/20140615.html
https://www.athome.co.jp/estate/staff_046018_0000094708/

facebookでもたくさん見つかります。
おそらく「角畑」のうち、かなりの割合で「かどはた」もしくは「かどばた」があるのではないでしょうか?
追加します。

2018年2月24日土曜日

塔本に関して

「塔本」は「とうもと」という読みで載せていました。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「とのもと」があるそうです。

facebookでも別の方がいました。

ただ、これだと「とうのもと」の可能性も否定できませんね。
むしろ、その方が読みとしては自然ですし。

更に探していると、下記のページも発見しました。

以上から、「塔本」で「とのもと」という読みが実在することは確かなようです。
「とうのもと」があるかどうかは分かりませんが、確認はできません。

「塔本」は「とうもと・(とのもと)」としておきます。

2018年2月23日金曜日

新木に関して

「新木」は「あらき>しんき・(あたらしき・にいき・にっき)」として載せていました。

そして更に「しんぼく」という読みを新たに発見しました。
https://www.facebook.com/shigeru.shimboku
https://www.facebook.com/yumi.shimboku

いずれも宮城県仙台市の方で、友達欄で繋がっていたので親族なのだと思います。
追加します。

2018年2月22日木曜日

舟波と船波と舩波に関して

「舟波」は「実在苗字(名字)辞典」で「ふなみ>ふななみ」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で32件。
最多は新潟県で14件でした。
「ふなみ」が多いことは確かなようですが、どちらの読みも見つかります。
これは問題ありません。

「船」と「舩」は異体字として併記していますが、「舟」は別の扱いとしています。

「船波」は「実在苗字(名字)辞典」で「ふななみ>ふなば(香川)」となっていました。
「舩波」は「ふななみ」でした。
ウェブの「写録宝夢巣」では「船波」が全国で20件。
最多が香川県で7件でした。

「舩波」は全国で3件。
兵庫県と岡山県だけでした。

かなり似た苗字ですが、集中している地域も異なっていて、読みも異なっているというのが面白いですね。

「舟波」で「ふなば」という読みは見つかりませんでした。
「船波」では見つかりました。
友達欄にも同姓の方がいたので、実在は確かだと思います。
https://www.facebook.com/nobuhide.funaba

「船波」における「ふなば」という読みの割合は分かりません。
facebookで見た感じでは、それほど多いとは思えません。
ただ最多の香川県で「ふなば」という読みが多いという情報が確かなら、3割くらいはいるのかもしれません。
そのままの割合としておきます。

「船波」には「ふなみ」という読みはないようでした。

2018年2月21日水曜日

舩串に関して

また「船」の異体字である「舩」を用いた苗字です。

「船串(ふなくし)」という苗字を調べたついでに、「舩串」も探しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011446725081
実在は確かではないでしょうか?

別の方も見つけました。
http://alpinoginka.com/2017.kusukususchedule.html

同じ人物だと思われる方がfacebookでは「船串」となっていました。
https://www.facebook.com/atsushi.funakusi

これは悩みますね。
その方の友達の友達を追っていくと、また別の「舩串」さんが見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002177439281

併記であれば「舩串」を載せることも問題ないと考えます。
新規の苗字ということになります。

2018年2月20日火曜日

舩積に関して

「舩」は「船」の異体字であり、分けないことにしています。

「船積(ふなづみ)」という苗字を調べているとき、ついでに「舩積」も調べてみました。
下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/fumazumi.akihiko

つづりを普通に読むと「ふまづみ」ですが、誤記でしょう。
併記扱いなので、このまま載せることにします。

いちおう新規の苗字ということになります。

2018年2月19日月曜日

渕向と淵向に関して

「渕」と「淵」は異体字の関係にありますが、分けています。

「渕向」と「淵向」は、ウェブの「写録宝夢巣」でみると全国で21件と9件。
どちらも岩手県に集中しています。
岩手県では「渕向」が14件で「淵向」が7件でした。

facebookでは「渕向」ばかりで「淵向」が見つかりませんでした。
「渕向」は「ふちむかい」と読みます。

「淵向」は実在するのか?
実在するのならば読み方は「ふちむかい」で良いのか?
といったところを調べました。

下記の方がヒットしました。
https://ci.nii.ac.jp/naid/110003428882

フルネーム検索すると、いずれも「淵向」となっており、「渕向」ではほとんどヒットしませんでした。
読み方も「ふちむかい」で良いようです。

「渕向」と「淵向」は由来が同じだと思いますが、そのまま分けて載せます。


2018年2月18日日曜日

麸と麩に関して(訂正)

「麸」と「麩」は異体字の関係にあり、ともにJIS第2水準にあります。
以前に、「天ぷら」は「天麩羅」と書くからという理由で、「麩」をメインにして「麸」を併記すると書きました。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/09/blog-post_17.html

よく考えると、「麦」と「麥」ですよね。
それであれば「麦」がメインの方が自然な印象です。

実際に調べてみると苗字としては4種類ありました。
・麸沢(澤)、麩沢(澤)(ふざわ)
・麸谷、麩谷(ふたに)
・麸山、麩山(ふやま)
・麸東、麩東

上から順に実数が多い苗字です。
「麸東(麩東)」だけは実在が確認できませんでした。
他はいずれもありそうですが、「麸」の方が明らかに多いです。
「麸」をメインに変えたいと思います。

2018年2月17日土曜日

春海に関して

「春海」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に33件。
うち兵庫県で15件でした。

「実在苗字(名字)辞典」では、読み方は「はるみ>はるうみ」となっていました。

「はるみ」という読み方はたくさん見つかりますが、「はるうみ」は少ない印象です。
https://www.facebook.com/ayano.haruumi
https://www.facebook.com/hiroyuki.haruumi

「はるみ」と「はるうみ」を分けるかどうかという問題ですが、ゼロではなければ分けるべきではないかと考えます。
そのまま載せておきます。

2018年2月16日金曜日

艫井に関して、幽霊苗字かも?

以前に「艫」という漢字をまとめました。
「舮」の異体字という扱いです。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/10/blog-post_18.html

先日、「枦」と「櫨」は異体字であるが、読み方も異なることがあり別字として扱った方が良いという結論になりました。

似たような漢字をチェックしています。

「艫」を用いた苗字として「実在苗字(名字)辞典」に載っていたのは3種。
最も多いのは「艫居(ともい)」です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
そのうち千葉県が22件です。

「舮居」は全国で5件のみ。全て千葉県です。
実在も確認できますし、読み方も「艫居」と同様に「ともい」です。
https://www.facebook.com/takashi.tomoi.9

この結果をふまえると、「舮」と「艫」は分ける必要がなさそうですね。

他のものとしては「艫井(ともい)」という苗字が「実在苗字(名字)辞典」に載っていました。
しかし、これがウェブの「写録宝夢巣」では該当なしなんですね。
「舮井」でもダメ。

「住所でポン!」でもヒットしません。
google検索だと出ないわけではないんですが、これが千葉県の方なんですね。
本人が名乗っているなら確信が持てるのですが、「艫居」を「艫井」と誤ってしまうというのはありがちなミスだと思うのです。
本人が名乗っている例を見つけられない以上、これは幽霊苗字の可能性があると思います。
「舮井(艫井)」は載せないことにします。

後ひとつは「長艫」という苗字。
これは全国で1件のみ。
岡山県です。
読み方は「ながろ」だそうです。
下記のページを見つけました。
http://www9.plala.or.jp/tjrs/news.html
兵庫県のジュニアラグビーチームのホームページのようです。
岡山県と兵庫県は近いですから、それほどおかしいことではないでしょうね。

内容は10年前のものです。
「住所でポン!」でも2007年版までしか載っていませんでした。

現存するかどうかの判断は難しいですね。
やっぱり保留しておきます。
「舮」と「艫」を用いた苗字は「舮居(艫居)」のみだということにしておきます。
これは「枦」と「櫨」とは異なり分けません。

2018年2月15日木曜日

万力屋に関して

「万力屋」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で1件。
山口県岩国市にしかない苗字です。

「萬力屋」もあり、そちらは全国で2件。
こちらも2件とも山口県岩国市です。

「万力屋」を「住所でポン!」で検索したものです。
https://jpon.xyz/2012/15/9/255.html?p=1

こちらは「萬力屋」を「住所でポン!」で検索したものです。
https://jpon.xyz/2012/15/9/213.html?p=3
「萬力屋」の方は、2000年版では「万力屋」となっていましたが、おそらく「萬力屋」が正しいのでしょう。

ただし、「万力屋」となっている方は「万」を「萬」にしてもヒットしないので「万力屋」が正しいのでしょう。

「万力屋」と「萬力屋」がどちらも山口県岩国市にしかないというのは偶然のわけはなく、どちらかは派生したものでしょう。

facebookで下記の方がいると教えていただきました。
https://www.facebook.com/manrikiya.george

名前が「george」となっていますが、「譲治」というファーストネームなので偽名というわけでもなさそうです。
福岡県在住となっています。
山口県出身の方が福岡県在住であっても不思議ではないでしょう。

全国で1件しかないような苗字で、これ以上の精査は難しいと思います。
「万力屋」は「まんりきや」と読む実在の苗字だと判断します。

「萬力屋」に関しては他に根拠が見つからなかったので保留します。

2018年2月14日水曜日

新井谷に関して

「新井谷」は「にいや>あらいや」という読みで載せていました。
岩手県や青森県に多い苗字です。
本来は「にいや」だったのが、少し難読なので読みかえがおきたのかなと思います。

これ以外の稀少な読みとして「あらいたに」があると教えていただきました。
https://twitter.com/riku89_0811

本名のようですが、確実を期すため自分でも探しました。
https://www.facebook.com/ryoko.araitani

住んでいる場所が全く異なるので血縁関係があるわけではないのかもしれないですが、別の「あらいたに」さんを発見しました。
実在は確かなようです。
この読みも追加します。

2018年2月13日火曜日

成生に関して(訂正)

以前に「成生」という苗字を調べました。
http://new5g00.blogspot.jp/2017/12/blog-post_10.html

その時点では「なりう」という読みばかりで「なるお」という読みは見つけられず、代わりに「なるせ」を新規で発見しました。

改めて「なるお」と読んでいる方を教えていただきました。
https://www.facebook.com/mai.naruo.9

友達欄にも同姓の方がいるので確かでしょう。
追加します。
実数はやはり多くないと思います。

2018年2月12日月曜日

平渡に関して

「平渡」は「ひらわたり>ひらわた」として載せていました。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「ひらわたし」があるそうです。
いかにも実在しそうです。
https://www.facebook.com/hirawatashi.ryo
https://www.town.taiwa.miyagi.jp/site/gikai/gimeibo3.html

いずれも宮城県の方のようです。
実在する読みとして良さそうです。
追加します。

2018年2月11日日曜日

真子に関して

「真子」は「まなご>まご」として載せていました。
濁点がつかないこともあるのですが、ファーストネームと紛らわしいためか、苗字としては濁点がつくことが多いようです。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「まさご」があるとのことです。
https://ci.nii.ac.jp/naid/130001019518/

上記の方はたくさん論文に名前が出てくるのですが、いずれも30年前のものです。
それだけだと現在もある苗字であるか判断ができないのですが、フルネーム検索すると同一人物らしき方が存命であることは分かります。
https://www.nikkei.com/article/DGXLMSJHZ0501_Q7A330C1000000/

この読みも追加します。

2018年2月10日土曜日

一圓と一円に関して

「円」と「圓」は新字体と旧字体の関係にあります。
そうはいってもだいぶ形が違うので、これを異体字としてまとめてしまって良いのかというのは悩みどころです。

「万」と「萬」、「竜」と「龍」も新字体と旧字体の関係にあるのですが、やはり形がだいぶ異なりますし、読み方も異なることが分かったため、今は分けることにしています。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、「一圓」で「いちまる」という読みがあるそうです。
http://www.fukui-city.ed.jp/wada-e/pta/wada/no.131.pdf

自分でも調べましたが、他に「一圓」で「いちまる」と読む方は見つかりませんでした。
ただ、上記の方は確かに「いちまる」となっていますので、この読みは実在すると思います。

「一円」と「一圓」は、いずれも通常は「いちえん」と読みます。
どちらも高知県に多い苗字なので、由来は一緒なのかもしれません。

「一円」の方では「いちまる」という読みは見つかりませんでした。

「円」と「圓」は現時点では分けないことにしておきます。
「一円」に併記して「一圓」をおき、その読みを「いちえん(いちまる)」とします。

2018年2月9日金曜日

莅戸に関して

「莅戸」は「のぞきど」という読みで載せていました。

難読だと思いますが、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で51件となっていました。
そこまで少ないという苗字でもないわけです。

「莅」はJIS第2水準ですが、この漢字を用いた苗字は他にありません。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外に「のぞき」という読みがあるとのことです。
https://www.facebook.com/takehito.nozoki
https://www.facebook.com/nozoki.masateru

どちらも本名のようです。
「のぞき」という読みも追加します。

2018年2月8日木曜日

高祖に関して(訂正)

「高祖」に関して下記のように書きました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/05/blog-post_28.html

福岡県糸島市に「高祖(たかす」神社があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%A5%96%E7%A5%9E%E7%A4%BE

地名としてあるからといって苗字としてもあるかというと、関係がないと思います。
facebookでは下記の方がいますが、これだけで実在していると認めるわけにはいきません。
https://www.facebook.com/naoko.takasu.18

やはり「たかす」という読みを持つ苗字があるかという問題は保留しておきたいと思います。

それとは別に「実在苗字(名字)辞典」の更新情報に「たかそ」という読みがのっていました。
http://www.pref.okayama.jp/sangyo/kougi//All/report/pdf/2015/H27-14.pdf
http://sounds-lab.com/blog/?tag=%E9%AB%98%E7%A5%96%E8%8B%B1%E6%A8%B9

こちらは確かにあるようです。
「たかそ」という読みは追加します。

2018年2月7日水曜日

神木に関して(訂正)

「神木」は「かみき>かんき・こうぎ・(さかき・しんのき)」として載せていました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/07/blog-post_26.html

これだけでもかなり多様な読みがあるわけですが、「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、更に「かみのき」という読みが見つかったそうです。
https://www.facebook.com/sho.kaminoki

友達欄にも同姓の方が何人かいるので、実在は確かだと思います。
この読みも加えます。

2018年2月6日火曜日

八子に関して

「八子」は「やこ」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」では「やこ>やご・やっこ」となっていました。

「やっこ」という読みも少ないながら、あるようです。
https://www.facebook.com/yakko.satoshi
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006414371938

「やこ」と「やっこ」は別の読みと考えて良いかなと思います。
追加します。

2018年2月5日月曜日

明力と三力谷に関して

前回、「真力田」で「まかた」と読む苗字を紹介しました。

「力」は漢字の「ちから」であることが多いようですが、カタカナで書かれていることもあるようです。

カタカナの「カ」を用いた苗字としては「安カ川(やすかがわ)」と「伊カ谷(いがたに)」があるのですが、それに「真カ田」も加えることにしました。
漢字の「力(ちから)」と併記という扱いにしました。

他にないかと探してみたところ、「明力」という苗字がありました。
「あきらか」と読みます。
難読ですね。
https://www.facebook.com/hiroya.akiraka

読みから推測すると、「明(あきら)」にカタカナの「カ」が続くのが普通ではないかと思いますが、このfacebookで見つけた方は漢字の「力(ちから)」のようでした。

「住所でポン!」で検索すると、2000年版ではカタカナの「明カ」となっていた方が、2012年版では漢字の「力(ちから)」を用いた「明力」となっていました。
悩ましいですが、これもカタカナと漢字の併記という扱いにします。

似たようなものとして、「三力谷」というものがありました。
カタカナの「ミカ」みたいに見えてしまいますが、これは漢字の「力(ちから)」で「みりきだに」と読みます。
https://www.facebook.com/rio.mirikidani

全くカタカナの「カ」とは関係がありませんでした。

すなわち、漢字の「力(ちから)」を用いているようだけれども、実際にはカタカナの「カ」であっても矛盾しない苗字としては「真力田」と「明力」があるということが分かりました。

2018年2月4日日曜日

真カ田に関して

「真カ田」という苗字があります。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件。
全て大阪府でした。
これだけ少ないと見つけにくいと思いましたが、確認がとれました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006621186209

読み方は「まかた」だそうです。
驚くことに、この「力」はカタカナではなく、漢字の「力(ちから)」のようです。

「写録宝夢巣」でも漢字の「力」ではヒットするのですが、カタカナの「カ」ではゼロでした。
http://new5g00.blogspot.jp/2017/07/blog-post_18.html
http://new5g00.blogspot.jp/2017/08/blog-post_2.html

以前にカタカナの「カ」の入った苗字は検討しました。
「安カ川(やすかがわ)」と「伊カ谷(いがたに)」だけだと結論しました。

しかし漢字の「力」で「か」と読むものがあるというのは検討していませんでした。
ただし、同一人物でカタカナの「カ」となっているものもありました。
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902215650316566

大阪府の「住所でポン!」でもカタカナの「カ」となっているものもありました。
https://www.jusyopon.com/index.php/10/65/78.html

「真」を旧字体の「眞」にしたものは見つかりませんでした。

結論としては、自分で名乗っている方としては上記の1名のみでした。
facebookで名乗っているのは「力(ちから)」です。

「住所でポン!」ではどちらもありますね。
悩ましいです。
「力(ちから)」をカタカナの「カ」と同じように扱った苗字は他にあるのかもしれませんね。
いちおう、「真カ田」(カタカナ)に併記して「真力田」(ちから)という扱いにします。
「真カ田」も新たに見つけたカタカナの入った苗字ということにします。

2018年2月3日土曜日

新楽に関して

「新楽」は「にいら」という読みで載せていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
そのうち栃木県が11件で最多です。

これ以外に「しんらく」という読みがあることを教えていただきました。
自分でも電話帳で調べてみました。

「し」の欄の最後に
 新羅~新楽
となっていました。
フリガナが同じであれば画数の少ないものが先になるというルールがあるので、「新楽」は「しんら」ではなく「しんらく」と読むのでしょう。
この読みも確認がとれたと考え、追加します。

2018年2月2日金曜日

枦と櫨に関して(訂正)

「枦」と「櫨」に関しては今までも何回か取りあげてきました。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/02/blog-post_22.html
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_27.html

「炉」の旧字体として「爐」が挙げられていることから「芦」や「鈩」と同様に「枦」も同じように扱ったのです。

「枦」と「櫨」は異体字の関係にあるのですが、調べていくうちにあまりにも異なっていることが分かりました。

今回、取りあげるのは「枦田」と「櫨田」です。
「枦田」は鹿児島県を中心として全国に6件。
対して「櫨田」は埼玉県を中心として全国に15件です。

「櫨田」は「実在苗字(名字)辞典」で「うつぎだ★>うつぎた(はしだ)」となっていましたが、調べた印象では「はしだ」という読みは見つかりません。
(「★」は難読を表すマークです)
すなわち「櫨田」は「うつぎだ」と読むと考えて良いのです。

「枦田」は「はしだ」と読みます。
https://www.facebook.com/miki.hashida.5
こちらは「うつぎだ」という読みはないようです。

集中している地域が異なっているうえ、読み方も異なることが多いようです。

もちろん中には「枦元」と「櫨元」、「枦川」と「櫨川」のように読み方も同じで、集中している地域も重なっている苗字もあるので、一概にはいえないのかもしれません。

さんざん悩んできた問題ですが、「枦」と「櫨」は分けようかなと思います。

「炉」に関しては旧字体の「爐」が用いられているケースがそもそもないので問題ありません。
その他、「芦」と「蘆」、「鈩」と「鑪」、「舮」と「艫」が類似の漢字と挙げられます。
これらを全て分けるとなると、相当に大がかりな変更となります。
慎重に検討しようと思います。

2018年2月1日木曜日

日野島に関して

「日野島」は「実在苗字(名字)辞典」で「ひのしま」として載っていました。
全国で約160人。大阪府に30%となっています。

ただし、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件。
東京都と神奈川県に1件ずつとなっています。

それらは2012年版の「住所でポン!」でも確認できます。
https://jpon.xyz/2012/27/4/45.html?p=8
https://jpon.xyz/2012/33/7/71.html?p=9

神奈川県厚木市の方をフルネームで検索すると、東京都町田市
http://www.city.machida.tokyo.jp/smph/kodomo/kyoiku/keikakutou/kankoubututou/kyouiku_01/2001/47.html
http://www.city.machida.tokyo.jp/kodomo/kyoiku/keikakutou/kankoubututou/kyouiku_01/2001/47.files/p4.pdf

facebookでも下記の方くらいしか見つかりません。
読み方は「ひのしま」で良いようです。
https://www.facebook.com/hinoshima.tomoaki

おそらく160人もいないのではないでしょうか?
また、最多は大阪府でもないと思います。