2016年2月29日月曜日

氷見に関して

本日も「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「氷見」は「ひみ」という読みで載せていました。
全国で1,500人ほどの苗字で、それほど珍しいというわけではありません。

「氷見」に稀少な読みとして「ひょうみ」があるそうです。
facebookでも何人か見つかりますね。
https://www.facebook.com/shinichi.hyomi

この読みも加えることにします。

2016年2月28日日曜日

渡海に関して(訂正)

本日も「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「渡海」に関しては、以前にまとめてあります。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/02/blog-post_14.html

これまでに「とかい>わたるみ・(わたかい・わたみ)」としていました。
「とかい」は兵庫県、「わたるみ」は長崎県に多い読みのようです。

これ以外に「わたりうみ」という読みがあるそうです。
http://www.a-mifuku.co.jp/type_gallery/%E6%B8%A1%E6%B5%B7%E5%BD%A9/
http://home.rasysa.com/sa00647722/staff/39379.html

上記の方はいずれも同じ人物ですが、読みは同じですし、間違いないと考えました。
こちらの方の出身地は和歌山県となっていました。

2016年2月27日土曜日

外城に関して(訂正)

「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「外城」は「そとじょう」、「そとしろ」、「ほかしろ」という読み方で載せていました。
「そとじょう」は青森県で多く、「ほかじょう」は鹿児島県で多い読みです。

http://new5g00.blogspot.jp/2015/12/blog-post_26.html

これら以外に「とじょう」という読みがあるそうです。
https://www.kumiaisien.com/aboutus/02.html

上記の方以外に「とじょう」と名乗っている方は見つかりませんでしたが、複数のページで確認できるので、間違いないと考えました。

2016年2月26日金曜日

一に関して

以前から悩んでいた問題をひとつ検討します。

「一方井」という苗字を調べていました。
この苗字は岩手県を中心とした東北地方と神奈川県を中心とした関東地方に集中しています。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で51件なので、決して多い苗字ではないと思います。

「苗字の読み方辞典」では「いっかたい★・いちかたい(いっぽうい・いかたい★)」という読み方になっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「いかたい」という読みは発見できませんでしたが、「いっぽうい」は下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/jun.ippoui

下記の方は現在は苗字が変わっているようですが、旧姓は「いっぽうい」だったと推測されます。
https://www.facebook.com/juri.ippoui

いずれも北海道札幌市の方です。
「いっぽうい」という読み方を持つ苗字は他にないようなので、「一方井」で「いっぽうい」という読みは実在すると考えて良いと思います。

それなので「いっぽうい」は問題がありません。

問題は「いっかたい」と「いちかたい」です。

いかがでしょうか?
「一方井」という苗字を見たとき、「いっかたい」と「いちかたい」は別だと考えるでしょうか?

「東」という一字姓で「あずま」と「ひがし」ははっきり別だと思います。
「河野」で「かわの」と「こうの」も別だと思います。

ただ、「いっかたい」と「いちかたい」をわざわざ分ける意味はあるのか?と悩んだのです。

これまでに同様のものとしては、
・一海…いっかい>いちかい・(いちうみ)
・一木…いっき・いちき>ひとき・(ひとつき)
・一志…いっし>いちし
・一瀬…いちのせ>いちせ・(いっせ・かずせ・ひとせ)
・一法師…いっぽうし>いちほうし
がありました。

例えば、「一法師」も熊本県と大分県に集中している割と珍しい苗字だと思います。
全国で112件です。

原点に戻って、私の決めたルールとして「似た発音の読みはできるだけまとめておく」というのがあります。
それが「狩野」という読みで「かのう」と「かの」をまとめてしまったことや、「宿谷」などの「宿」のつく苗字で「しゅく」と「しく」のふたつの読みがあるのをまとめてしまったこともそうです。

それであれば、「いっかたい」と「いちかたい」は別にしなくても良いのではないかと思いなおしたのです。
それらの苗字を持つ方々からしたら全く別の読み方に思えるかもしれませんが、実数の把握という目的も考えれば、あえて別にしなくても良いか…と。
このあたりは再検討するかもしれませんが、とりあえず多い方の読みでまとめなおしてしまいます。

2016年2月25日木曜日

瓜生田に関して

今回も「○+生」の苗字の応用です。

「瓜生」という苗字に関しては、以前に調べており、「うりゅう」という読みの方が若干ですが「うりう」よりも多いのではないかと考えました。
どちらも同程度だったのですが、このタイプの苗字で最も有名な「柳生(やぎゅう)」や「羽生(はにゅう)」と同じく「うりゅう」を採用しています。

それでは「瓜生田」はどうでしょうか?
こちらも「うりゅうだ」と「うりうだ」のふたつがありました。
濁点のつかない「うりゅうた」と「うりうた」は見つかりませんでした。

こちらに関しては、はっきりと差がありそうでした。
「うりうだ」の方が多いようでした。

これまでに三文字以上の姓で、似たようなパターンのものとしては、
・粟生田…あおうだ・あおた>あわうだ
・内生蔵…うちうぞう
・大豆生田…おおまめうだ
・丹生谷…にゅうのや・にぶや・(にうや・におのや・にぶたに)
・萩生田…はぎうだ>はぎおいた
・羽生田…はにゅうだ・(はせだ・はぶた)
がありました。

「丹生谷」と「羽生田」以外は「生」を「+yu」という音ではなく、「u」と読んでいることが分かります。
これは新たな発見なのかもしれません。

三文字以上の姓で真ん中に「生」という漢字が入る場合は、「柳生(やぎゅう)」や「羽生(はにゅう)」と異なり、単に「う」と読むことが多いということです。



2016年2月24日水曜日

上角に関して

「上角」はいかにも読みが分かれていそうな苗字です。

「上」も「角」も読みが複数に分かれていることが多いのです。
「上」は「うえ」や「うわ」、「かみ」、「じょう」、「あげ」などでしょうか。
「角」は「かく」や「かど」、「すみ」です。
「角」に関しては濁点の有無でも注意が必要ですし、「上」と「角」の間に「の」を入れる読みがあるかもしれません。

「苗字の読み方辞典」では「うえかど・じょうかく(熊本)>かみかど」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で57件となっているので、決して多い苗字ではありません。

広島県に最も多く、次に多いのが熊本県と京都府です。

ひとつひとつ確認してみました。
「うえかど」と「じょうかく」、「かみかど」は、いずれも実在を確認できました。
ただ「じょうかく」が熊本県に多いかどうかまでは分かりませんでした。

他、上の読み方を組みあわせて確かめていったところ、新たに「うえかく」という読みを見つけました。
この読みは京都府に多いようでした。
新規の読みです。

2016年2月23日火曜日

内生蔵に関して

「内生蔵」は、「○+生」の苗字の応用でしょうね。

「苗字の読み方辞典」では「うちうぞう★>うちうぞ(うちゅうぞう・うちおぞう)」となっていました。

「うちおぞう」以外はどれも発音した印象が変わらないので、同一の読みとしてまとめて構わないでしょう。
facebookで見た限り、「うちゅうぞう」よりも「うちうぞう」が圧倒的に多いようでした。

「うちおぞう」は見つからなかったので、現時点では「内生蔵」の読みは「うちうぞう」のみとしておきます。

2016年2月22日月曜日

鵜篭と鵜籠に関して

「篭」と「籠」は異体字の関係にあり、併記して扱っています。

「竜」と「龍」は分けていますが、「滝」と「瀧」、「篭」と「籠」は分けていません。

「滝」と「瀧」に関しては、それほど悩んでいないのですが、「篭」と「籠」はちょっと悩ましいところがあります。
これらの漢字を用いた苗字は、「籠」の方が多い場合があるのです。
もっと言ってしまえば、「籠」の方が一般的なことが多いのです。

「篭」に「籠」を併記する形にしているのですが、逆の方が良いのでは?と悩んだこともありました。

しかし、この「鵜篭」は違います。
「鵜籠」よりも「鵜篭」の方がずっと多いのです。
こういうケースもあるので、「篭」と「籠」に関しては、他と同様にして、新字体である「篭」をメインとし、「籠」は併記する方が自然だろうと判断しています。

読み方の検討に進みます。
「苗字の読み方辞典」によると、「鵜篭」は「うごもり(うかご)」、「鵜籠」は「うごもり」となっていました。
いずれも「うごもり」という読みは簡単に確認できます。

「うかご」に関しては鳥取県出身の下記の方がいました。
https://www.facebook.com/sachiyo.ukago.1

別のところで鳥取県米子市役所に「鵜篭(うかご)」さんが見つかりました。
https://m.facebook.com/chiiki.dukuri.now/photos/a.610902118976195.1073741827.610898918976515/881544958578575/?type=1

数は少ないですが、実在していると判断できると思います。

ちなみに「鵜籠」では「うかご」という読みはなさそうでした。

2016年2月21日日曜日

井生に関して

「井生」は、これまでに何度も検討してきた「○+生」の苗字のようですが、ちょっと違います。

「苗字の読み方辞典」では「いおう★>いお(いのいけ★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

まずは「いのいけ」の検討からです。
下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/takeshi.inoike

また、下記の方は「ioike」となっています。
https://www.facebook.com/tomohiro.ioike

一見すると、また別の読みのようですが、下記では「inoike」として紹介されています。
出身大学が同じなので、同一人物と考えて間違いないと思います。
それなので、「いのいけ」という読みの実在も間違いないと思います。
http://www.sendaihalf.com/record/2005_15/list.html

それでは「いおう>いお」です。
こちらに関しては、これまでも「狩野」の読みとして「かのう」と「かの」は同じとして扱っていますし、多い方の読みに統一しておこうと思います。
(漢字だけを見たら、「いお」の方が自然かとも思いますが)

「井生」は、かなり難読なのですが、「いおう・(いのいけ)」としておきます。

2016年2月20日土曜日

五百部に関して

「五百部」は「苗字の読み方辞典」で「いおべ>いほべ・いよべ」となっていました。

facebookで見ると、「いおべ」がかなり多いようでしたが、3つの読みとも見つかりました。

問題は、どこまで別扱いするかです。

例えば、「庵」という一字姓は「いおり」と「いほり」のふたつの読みがありますが、発音した印象は同じなので、「いおり」という読みに統一してしまっています。
(「庵」には稀少な読みとして「あん」もあり、それはもちろん別扱いです)

他にも「土肥」という苗字の読み方も「どい」と「どひ」があるのですが、これも「どい」で統一しています。
(「土肥」にも、濁点のつかない「とひ」という読みがあり、さすがにこれは別扱いにしています)

これらの例にそって、「いほべ」も「いおべ」に併せてしまおうと思います。

問題は「いよべ」です。
発音してみると、「いおべ」と「いよべ」は異なった印象をうけます。

実際、これまでに「五十川」という苗字を「いおかわ>いもかわ・(いよかわ)」として載せています。

やはり「いよべ」は別で良いのではないかと思います。

「五十部」は「いおべ・(いよべ)」にしておこうと思います。

2016年2月19日金曜日

一万田と一萬田に関して

「万」と「萬」は新字体と旧字体の関係にありますが、特例として別々に集計しています。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/10/blog-post_22.html

そのため、「一万田」と「一萬田」も別々に検討します。

「一万田」は「苗字の読み方辞典」で「いちまんだ(いちまた・いちまだ・かずまた)」となっていました。
大分県と宮崎県に7割が集中している苗字です。

対して「一萬田」は、ウェブの「写録宝夢巣」で2件しかなく、読み方も「いちまた」しか載っていませんでした。

まず、「一万田」は圧倒的に「いちまんだ」という読みが多いのは確かなようです。
「いちまた」という読みも少ないですが、見つかります。
https://www.facebook.com/masahiko.ichimata

「いちまだ」もありそうですが、「いちまた」が多いようです。

「かずまた」もありそうなのですが、下記の方以外に実在が確かだといえそうなものが見つからなかったため、見送ります。
https://www.facebook.com/yoko.kazumata

要するに、現時点では「一万田」は「いちまんだ・(いちまた)」としておきたいと思っています。

対して「一萬田」です。
「写録宝夢巣」で2件しかないということは、全国で1-2家系しかないということではないでしょうか?

facebookでは下記の方が見つかります。
「いちまた」と名乗っています。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011092188622

この方しか見つからなかったのですが、この方に関しては実在も確かそうです。

普段、ひとりだけしか見つからない苗字に関しては慎重になっているのですが、「一萬田」に関しては下記の「一萬田尚登(いちまた・ひさと)」という故人の政治家がいました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E4%B8%87%E7%94%B0%E5%B0%9A%E7%99%BB

「一萬田」は「いちまた」で良さそうです。

2016年2月18日木曜日

安房に関して

「安房」は「安房国(あわのくに)」を知っていれば、読めそうですね。
知らなければ、難読です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%88%BF%E5%9B%BD

「安房国」は現在の千葉県にあったのですが、苗字としての「安房」は千葉県ではなく山形県に集中しています。
その中でも山形県東置賜郡高畠町というところに集中しています。
これはなにか理由があるのでしょうか?

「苗字の読み方辞典」で「安房」は「あわ>やすふさ(あんぼう・あぼ)」となっていました。

このうち、「あわ」と「あんぼう」、「あぼ」は見つかりましたが、最も読みやすそうな「やすふさ」だけは見つかりませんでした。
電話帳にあたる必要がありますね。

facebookで見ると、「abo」と「abou」というひとがいました。
普通に読めば、「あぼ」より「あぼう」の方が自然なのかもしれません。

「あぼう」は新規の読みになるかどうか難しいところですが、載せておきます。
(アドレスだけだと分かりませんが、実際のページを見ると「abou」となっています)
https://www.facebook.com/aiko.takagi.50

上記の方の友達欄に「abo」さんがいました。
こちらも「あぼう」さんなのではないでしょうか?
https://www.facebook.com/abo.koji

とりあえず、「安房」は「あわ・(あぼう・あんぼう)」としておきます。
「やすふさ」に関しては再検討しておきます。

2016年2月17日水曜日

粟生田に関して

「粟生田」に関してです。
これは、いわゆる「○+生」の苗字の応用みたいな感じですね。

「粟生」だけだと、「あおう>あわお・(あわう)」としてます。
どれも似ていますが、微妙に違うのですね。

「粟生田」は「苗字の読み方辞典」で「あおうだ・あおだ>あわうだ(あおた)」となっていました。
もちろん「あおだ」と「あおた」は同じものと考えて良いでしょう。

「あおた」という読みは決して少なくはなさそうでしたが…

「粟生田」という苗字はほとんどが埼玉県に集中していました。
埼玉県といっても広いわけですが、その中で読み方が分かれてしまうというのも面白いところです。

「あおうだ」も「あおだ」も「あわうだ」も全て実在を確認できました。

2016年2月16日火曜日

井龍と井竜に関して

「竜」と「龍」は新字体と旧字体の関係にありますが、別々の漢字として扱っています。
その理由としては下記を参照してください。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/06/blog-post_2.html

そのため、本来は「井竜」と「井龍」は別々の苗字として扱うということで問題ありません。
いずれも「いりゅう」と読みます。

どちらも鹿児島県に集中しており、「井龍」が230人ほど、「井竜」が80人ほどと推測されています。
このうち「井龍」は簡単に実在を確かめられます。

問題は「井竜」の方です。

「井竜」で検索してみても、ほとんど見つからないのです。
facebookではゼロでした。

唯一発見したのが下記の方なのですが、この方の場合は「竜」を「龍」に変えた方がたくさん見つかります。
同一人物と考えて良さそうです。
https://gbank.gsj.jp/geolis/geolis_link/199003055/ja 
http://www.es.tohoku.ac.jp/JP/faculties/

集中している地域が同じですし、「井龍」が正しいと考えたいです。
もちろん「龍」は旧字体なので、戸籍上も「竜」に変更している方がいるかもしれませんし、戸籍上は「井龍」だけれど、普段は「井竜」と名乗っているという方もいるかもしれません。

現時点では見つからなかったので、とりあえず「井龍」だけを載せておきます。

2016年2月15日月曜日

明村に関して

「明村」は「あけむら」か「あきむら」と読むことが多いです。
どちらの読みも実在を確認できます。

北海道と新潟県にやや多いですが、割と全国に散在しています。

これ以外に「みょうむら」という読みがあるそうです。
言われれば読めますが、ちょっと意外な読みです。

下記の方がそうです。
https://www.facebook.com/hiro.myomura

ひとりだけでは信用できませんが、下記でも確認できました。
https://kodomo.city.maniwa.okayama.jp/kids/open_imgs/info/0000001747_0000011591.pdf

いずれも岡山県在住のようなので、そちらでの読みなのかもしれません。

2016年2月14日日曜日

祷と禱に関して

「祷」という漢字に関しての検討を忘れていました。

「寿」という漢字が入っているので、本来は下記で取りあげるべき話題でした。

http://new5g00.blogspot.jp/2013/07/blog-post_29.html

「陦」、「涛」、「鋳」、「梼」からです。
これらの旧字体は、それぞれ「隯」、「濤」、「鑄」、「檮」です。



これらと同様に「祷」という漢字にも異体字として「禱」があるのです。


ちなみに「祷」を用いた苗字はひとつしかなさそうです。
鹿児島県に集中していて「祷」一字で「いのり」と読む苗字です。

この実在は確認できました。

これに対して、「禱」一字で「いのり」と名乗っている方もいました。
https://www.facebook.com/inori.yukio

これも併記しようかと思ったのですが、これはJIS第3水準でした。
現時点ではJIS第3水準と第4水準の漢字は他に置き換えるものがないときだけ載せています。

この場合、「禱」を「祷」で置き換えても全く問題がないと思うので、「禱」は併記しないことにします。

このルールを決めておかないと、例えば「崎」の異体字である「﨑」や、「柳」の異体字である「栁」を次から次へと併記していかなくてはいけなくなってしまうので、どこかで線を引く必要があったのです。

2016年2月13日土曜日

小計

400人以上いる苗字の整理が終わりました。

ここまでの合計は22,334種類になりました。



500人以上いる苗字の整理が終えた辞典で19,777種類だったので、それから2,500種類ほど増えました。
この期間が約100日ほどでした。

ようやく2万種類を超えました。

まだまだ先は長いですが…


この後は300人以上400人未満の苗字を整理していこうと思います。

2016年2月12日金曜日

都野に関して

本日も「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「都野」は「つの」という読みで載せていました。

「都」は「つ」以外にも「と」だったり「みやこ」だったりという読みがあるので、他にも読み方がありそうですが、「つの」しか見つかりませんでした。

しかし、意外な読みがあるというのです。
「つづの」というのが、それです。
調べてみると、確かに「都野」と書いて「つづの」と読む方がいます。
それもかなりの数でいるのです。

驚きましたが、この読みも追加します。

2016年2月11日木曜日

井浦と居川に関して

本日も「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「井浦」は「いうら」という読みで載せていました。
これ以外に稀少な読みとして「いのうら」もあるそうです。
こちらも実在が確認できたため、追加します。

同様にして「居川」です。
こちらは「いかわ」という読みで載せていましたが、他に「おりかわ」という読みもあるそうです。
しかも調べてみると、かなりの数がありそうです。
修正して載せました。

2016年2月10日水曜日

増尾と増村と増茂に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報に載っていたものです。

「増尾」と「増村」と「増茂」は、それぞれ「ますお」と「ますむら」と「ますも」という読みで載せていました。

これにそれぞれ「ましお」と「ましむら」、「ましも」という読みがあるそうです。
全て実在を確認できました。

「増茂」は670人ほどの苗字ですが、1割以上が「ましも」のようです。

2016年2月9日火曜日

「みょう」と「みよ」に関して

つい先日、「名井」という苗字の読み方として「みょうい」と「みよい」のふたつがあり、それは分けるべきだとしました。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/01/blog-post_31.html

その根拠として「明井」でも同じように「みょうい」と「みよい」という読みがあって、それはすでに分けているからだとしました。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/07/blog-post_2.html

しかし、実はその後、調べていくと他に「明瀬」や「明神」、「妙木」、「妙島」、「明末」、「明杖」、「妙瀬田」などでも「みよ」という読みがあることが分かりました。

要するに「みょう」という読みのある「妙」と「明」と「名」は、いずれも「みよ」と読みうるのだということです。
ある程度の数はあるようですが、これらをいちいち分けるのはどうか?と考えなおしました。

「宿」という漢字のつく苗字で「しゅく」ではなく「しく」と読む場合がありますが、それも分けていません。
それに習い、「みょう」と「みよ」は発音が大きく変わらない読みだろうという原則に戻り、このふたつは併せてしまうことにします。

異論はあるでしょうが、私なりの結論にします。

2016年2月8日月曜日

立畠に関して

「立畠」は「たてはた」と読むことがほとんどで、広島県と山口県に集中している苗字です。
これ以外にも「たちばたけ」と「たてばたけ」という稀少な読みを確認しています。

更に「たちはた」という読みを教えていただきました。
http://blog.goo.ne.jp/ace-one/e/df2dc846930fb03f0d0c9feb5dbb2b7e

石川県の方のようです。
確かに「立畠」で「たちはた」と名乗っています。
しかし、ブログ内ですし、これだけで実在が確認できたとはいいにくいです。

ちなみに電話帳でも石川県七尾市で見つかったとのことです。

下記の方は「立畠」で「tatihata」となっていました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005213741351

こちらも石川県在住です。
読み方は「たちはた」で良いと思います。

これらを併せて検討すると、やはり「たちはた」という読みもあると考えるべきでしょうね。

2016年2月7日日曜日

満保に関して

「満保」は「まんぽ」と読むことがほとんどです。
それ以外の稀少な読みとして「みちやす」も載せていました。

「苗字の読み方辞典」では他に「みつやす」というものも載っていたのですが、実在しているとまでは言い切れず、載せていませんでした。

facebookでは下記の方だけがヒットします。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002159852455

これも確かそうではあるのですが、ひとりだけでは納得しかねます。

下記のページを教えていただきました。
こちらにも「満保(みつやす)」という方が出ています。
http://ameblo.jp/toyo-f/page-11.html

ひとつひとつは疑問がないわけではないのですが、併せて考えると、これも大丈夫ではないかと考えます。
「みつやす」も加えようと思います。

2016年2月6日土曜日

中角に関して

「中角」は「なかずみ>なかつの」として載せていました。

これ以外に「なかかど」という読みがあることを教えていただきました。

石川県輪島市の電話帳に載っているそうです。

下記のページでも「なかかど」となっています。
http://www.geocities.jp/yosbdon/data/kenriku/14/html/MAST009.HTM
こういったアマチュアのスポーツ大会の記録のふりがなは当てにならないことが多いのですが、この方は複数のページで同じ読みになっていたため、間違いないと考えます。
ちなみに、これらも石川県の陸上大会でした。

更に下記の方も「なかかど」と名乗っていました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008813656354
こちらも石川県在住となっています。

これは間違いないでしょう。
「なかかど」という読みも加えました。

2016年2月5日金曜日

古性に関して

「古性」は「こしょう」もしくは「ふるしょう」という読みで載せていました。

これ以外に「こせい」という稀少な読みもあるそうです。
実はfacebookでは下記の方を確認していました。
https://www.facebook.com/masahide.kosei/friends?pnref=lhc

確実そうではあるのですが、たったひとりだけでは実在しているとまでは言い切れません。
他にも見つからなかったので、保留していたのですが、この方をフルネームで検索すると下記のページが見つかりました。
http://togetter.com/li/683353

こちらはしっかりとひらがなで書いてあります。
本名としか思えず、間違いでもなさそうなので、この読みも加えることにします。

2016年2月4日木曜日

本門に関して

「本門」は「苗字の読み方辞典」で「もとかど」という読みで載っていました。
もちろんこの読みは見つかるのですが、これ以外に「ほんかど」という読みを見つけました。

https://www.facebook.com/hiroshi.honkado

新規の読みです。

2016年2月3日水曜日

能野に関して

「能野」は「のうの>よきの」で載せていました。

「のうの」は山口県に多く、「よきの」は鹿児島県で多い読みです。

これ以外に「よしの」という稀少な読みがあることを教えてもらいました。

https://kaken.nii.ac.jp/d/r/70045524.en.html

http://www.gaichukujo-osouji.com/company.html

どちらも山口県でも鹿児島県でもない地域での読みです。
これも新たに追加しておくことにします。

2016年2月2日火曜日

波江野に関して

「波江野」は「はえの」という読みで載せていました。
鹿児島県に多い苗字です。

他に「なみえの」という読みもあるということでしたが、下記のページを教えていただきました。
他にfacebookでもわずかですが、「なみえの」と名乗っている方がいそうでした。

http://www.kazenomura.co.jp/clinic.html

この読みも加えておこうと思います。

2016年2月1日月曜日

西勝に関して

「西勝」は「にしかつ>さいかつ」という読みで載せてあります。

埼玉県と東京都にまたがって見られるのですが、それとは別に福島県でも見られる苗字です。
埼玉県と東京都では「にしかつ」と読み、福島県では「さいかつ」と読むことが多いようです。

それ以外に「さいしょう」という稀少な読みがあるようです。


下記の方がそう名乗っています。
http://ci.nii.ac.jp/naid/500000148779

下記のページを見ると、「西勝」と「saisho」がいくつかあり、同一人物と考えて良さそうです。
http://www.ritsumei.ac.jp/se/re/yamadalab/publications_2.html

「さいしょう」を加えておきます。