2018年4月30日月曜日

保家に関して

「保家」は「実在苗字(名字)辞典」で「ほけ>ほか・やすいえ(ほうけ)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
最多は長崎県の10件。
その中でも対馬市で8件でした。
次いで岡山県が6件で、和歌山県が4件となっていました。
3県は隣接しているわけではないので、それぞれ由来が異なるのでしょう。
それであれば読み方が多様になっていても不思議ではありません。

「ほうけ」は見つかりませんでした。

「ほけ」は見つかります。
https://www.facebook.com/kimiyuki.hoke.5

下記の方は漢字不詳ですが、「hoke」さんです。
https://www.facebook.com/hitomi.hoke

「ほけ」と読む苗字は他になさそうですし、上記のふたりとも長崎県対馬市の出身なので間違いないでしょうね。

「やすいえ」も見つかります。
こちらはどこが由来なのか分かりません。
https://www.facebook.com/kazuki.yasuie
https://www.facebook.com/mina.yasuie

「ほか」は下記の方々が見つかりました。
岡山県出身でした。
https://www.facebook.com/akiyoshi.hoka
https://www.facebook.com/syota.hoka

以上から、長崎県は「ほけ」、岡山県は「ほか」と読んでいるんだなと推測します。
それから判断すると割合としても「ほけ>ほか・やすいえ」で良いのかなと思います。

2018年4月29日日曜日

箕村に関して

「箕村」は「実在苗字(名字)辞典」で「みのむら(みむら)」となっていました。

「みのむら」は見つかるのですが、「みむら」はなかなか見つかりません。
facebookでは下記の方のみ。
本名のように思えますが、もう少し根拠となるものがほしいです。
https://www.facebook.com/miyuki.mimura.77

下記のページを見つけました。
埼玉県深谷市にある将棋道場のようです。
http://www14.plala.or.jp/kenren/SHOGI/dojo/mimura.htm

上のfacebookで見つけた方も同じ地域のようなので親族かもしれませんね。
備忘録として残しておきます。

2018年4月28日土曜日

南尾に関して

「南尾」は「実在苗字(名字)辞典」で「みなみお」となっていました。
この読みは確かに確認できるのですが、これ以外に「なんお」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/kenta.nano

友達欄にも同姓のひとがいたので確かだと思います。
「南尾」は大阪府に多い苗字ですが、「なんお」という読みは東京都の方でした。

新規の読みです。

2018年4月27日金曜日

お知らせ

ホームページを少し修正しました。
今まで、苗字の読み方のうち稀少なもので、その読みが集中している地域が分かるものに関しては記載するようにしていました。
しかし、全国に1家系しかないような読みの場合、親族間で暮らしている地域が分かれた場合などを発見してしまうと、わざわざ記載する意味もないのかなと思ってしまいました。
かといって既に分かっているその苗字自体の集中する地域をぞろぞろと書きだすのも、苦労の割に他のサイトとの差異が乏しいかなと思いました。

そのため、今まで一部の苗字において集中している県名などを書いていましたが、全て削除しました。
また、これまでは複数の読み方があるもののうち、多い少ないがはっきりと分かるときは、1割未満の読みはカッコ内に記載し、5割未満1割以上のときは不等号(「>」と「<」)で表記していました。
「実在苗字(名字)辞典」でもそのようにしていたので倣ったのですが、見にくいという意見をいただきました。
特に「く」の欄を見ると、ひらがなの「く」と不等号の「<」が区別しにくく、「久井」の読みで「くい<ひさい」としてあった場合、よく読めば「ひさい」が「くい」よりも多いんだと分かってもらえると思っていたのですが、不等号に気づかないと他の読み方として「くひさい」があるのかと勘違いされてしまうようです。
それを考慮し、不等号の記号を便宜的に「≫」と「≪」に変更しました。
これらの記号は本来ならば、「非常に大きい」、「非常に小さい」という意味の不等号であるのですが、そうではなく、これまでどおり単なる大小を表しているというようにとってください。

2018年4月26日木曜日

柳父に関して

「柳父」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に31件。
うち広島県で13件でした。

「実在苗字(名字)辞典」では「やなぶ★(やぎう・やぎゅう)」となっていました。
「★」は難読を表すマークですが、いずれの読みでも難しいと思います。

「やなぶ」という読みは簡単に見つかるので問題はありません。

問題は「やぎう」か「やぎゅう」かです。
いずれの読みも下記の方くらいしか見つかりませんでした。
東北大学の名誉教授で、1946年生まれとなっています。
他は故人ばかりでした。
https://researchmap.jp/read0168798/
https://www.msz.co.jp/book/author/15089.html

稀少ではありますが、「やぎう」もしくは「やぎゅう」という読みはあるのでしょう。
どちらであっても難読ではありますが、「柳生」にならい「やぎゅう」としておこうと思います。

2018年4月25日水曜日

剣と釼に関して(再訂正)

「剣」は苗字に用いられるもののうち、異体字を最も多く持つ漢字です。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_12.html
http://new5g00.blogspot.jp/2015/06/blog-post_3.html

「剣」の異体字として「剱」、「劔」、「劒」、「劍」の4つがあります。

「釼」も異体字ということになっているのですが、これだけは別扱いとしています。
詳細は上に挙げた過去の検討を参考にしてください。

「釼」を用いた苗字としては、ここまで「釼持」、「釼吉」、「釼」、「釼物」、「釼田」、「釼地」がありました。

これに加えて今回は「八釼」という苗字を検討していました。
「やつるぎ」と読み、長野県に多い苗字です。

「実在苗字(名字)辞典」では、これ以外に「八釖」という苗字も載っていました。
長野県の「住所でポン!」でも見つかりました。
https://jpon.xyz/2012/41/67/10.html?p=8

全国でただ1件です。
この「八釖」が「八釼」の誤記かどうか?というところが悩みどころです。
「釖」はJIS第2水準なのですが、この漢字を持つ苗字が他にないのです。

形がほとんど一緒なので、誤記のような気もします。
「八釼」の集中する長野県で見つかった「八釖」というところもひっかかります。
異体字としてあるのであれば、「釼持」などでも見つかりそうな気がします。
なにしろ、ウェブの「写録宝夢巣」では「釼持」は489件もあるのですから。

悩みますが、併記という形なら幽霊苗字を広めることにはならないのではと考え、載せておきます。

2018年4月24日火曜日

鏑流馬に関して

「鏑流馬」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に32件。
うち鹿児島県で22件です。
いちき串木野市に多いようです。

読み方は「やぶさめ」です。
facebookでも確認できます。
https://www.facebook.com/misaki.yabusame

ここで注意しなければならないのは、いわゆる”馬上から矢を射る”ことを指す「流鏑馬(やぶさめ)」とは漢字の並びが異なるということです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E9%8F%91%E9%A6%AC

「実在苗字(名字)辞典」では、きちんと「流鏑馬」で「やぶさめ」と読む姓はないと記載してありました。

ウェブ上では下記の方がいました。
https://www.k-1.co.jp/krush/fighter/206/

同じ方がfacebookもやっていました。
この方は「流鏑馬」で「やぶさめ」となっていましたが、リングネームの可能性が否定できません。

確実な方が見つからない限り、「やぶさめ」と読む唯一の苗字は「鏑流馬」であるとします。

2018年4月23日月曜日

保上に関して

本日は「保上」です。
読めそうで読めないなと思いました。

「実在苗字(名字)辞典」では「ほじょう>ほがみ」となっていました。

facebookでは何人か見つかります。
ほとんどが「ほじょう」でした。

ひょっとしたら「ほうじょう」ではないか?と思いましたが、そういう読みの方はいなさそうでした。

「ほがみ」となっていたのはfacebook上では下記の方だけでした。

ひとりだけでは信用できないのですが、下記の方も見つけました。

割合までははっきりとしたことがいえないのですが、「ほがみ」は少ないのではないかという印象です。

2018年4月22日日曜日

萌と萠に関して

「萌」と「萠」は異体字の関係にあります。
これに関して検討がされていませんでした。

苗字としてあまり使われない漢字なので抜けてしまったのでしょう。

「萌」がJIS第1水準で、「萠」が第2水準です。
この漢字を用いた苗字は2種類しかありません。
「萌出(萠出)」と「萌抜(萠抜・萠拔)」です。
前者は青森県と北海道に多く、後者は京都府に多いようです。

面白いことに両者とも、「萌」よりも「萠」が圧倒的に多いようです。

ウェブの「写録宝夢巣」では「萠出」が30件、「萌出」が4件。
「萠抜」が7件、「萌抜」が1件でした。
「実在苗字(名字)辞典」では「抜」の異体字を用いた「萠拔」も載っていましたが、こちらはゼロ件でした。
ただ、ウェブ上で検索すると、「萠拔」も確認できますね。
読みは「はえぬき」です。

「萌出(萠出)」の方は「実在苗字(名字)辞典」で「もだし★>もいで(もえで)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
いずれの読みも確認でき、割合もだいたい良さそうです。

facebookで見ても、「萌」よりも「萠」が正しいようでした。
2種類ともが一致しているので、例外的に「萠」をメインとして「萌」を併記する形に変更します。

2018年4月21日土曜日

百に関して

本日は「百」という一字姓に関してです。
「もも」と読みます。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に22件となっています。
ただし、集中している地域があまりないのです。
最多の徳島県で4件、次いで宮城県で3件です。
特定の地域というわけではなく散在しているのです。

見つけたのは下記の方。
大阪府の方です。
友達欄にも同姓の方がいるので大丈夫だと思います。
https://www.facebook.com/kenichi.momo.1

徳島県の方というので探すと下記の方々がヒットしました。
https://www.facebook.com/yusaku.momo
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004248042075

切り間違いではなさそうです。

2018年4月20日金曜日

曲沢に関して

「曲沢」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に28件。
うち群馬県で18件、岩手県で5件でした。

旧字体を用いた「曲澤」は全国で14件。
うち群馬県で8件、岩手県ではゼロでした。

facebookでは「曲澤」も普通に岩手県で見つかります。
電話帳への載せ方の問題なのでしょうか?

読み方ですが、きれいに分かれます。
群馬県では「まがりさわ」、岩手県では「まがさわ」です。

「曲沢」と「曲澤」を足すと42件で、うち群馬県が26件で岩手県が5件ということになってしまいます。
ちょっと少ないですね。
まあ、1割はあるということで、「まがりさわ>まがさわ」としておきます。

2018年4月19日木曜日

宝生と寶生と寳生に関して

「宝生」は「実在苗字(名字)辞典」で「ほうしょう>たからぎ★(ほうじょう)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「宝生」にカッコつきで「寶生」もありました。
「写録宝夢巣」には登録されていないけれども確認ができた苗字ということだと思います。
ウェブの「写録宝夢巣」では福岡県に「寶生」が確認できました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見つからないのは「寳生」の方です。
「実在苗字(名字)辞典」では「寳生」は”補”として「たからぎ」という読みで載っていました。
確かにfacebookでも見つかり、読みは全て「たからぎ」でした。
https://www.facebook.com/rika.takaragi

「寶生」は実在が確かだと思われる方が見つかりませんでした。

まあ、ゼロではないと思われるので、「宝生」に「寶生」と「寳生」を併記するのは良いでしょう。

2018年4月18日水曜日

榛に関して(訂正)

「榛」という一字姓に関して、全国で8件しかないが読み方は「はしばみ」であると書いたばかりですが、それ以外に「はた」という読み方もあると教えていただきました。

「木」のない「秦」一字だけであれば「はた」と読むのも珍しくないでしょうが、「榛」で「はた」は難読だと思います。

教えていただいたのは下記の方です。
東京都出身で大阪府在住となっています。
https://www.facebook.com/takashi.hata.737

他には見つかりませんでしたが、この方は本名のように思います。
フルネームで検索すると、読み方は分からないものの同一人物だと思われる方が見つかるからです。

それであれば読み方も「はた」で良いのでしょう。
「はしばみ」の記載ミスから「はた」にはならないからです。

「榛野」という苗字があります。
こちらは「はたの」と読みます。
「榛」を「はた」と読む苗字というのはこれくらいしかないのですが、こちらは埼玉県春日部市にほぼ限局していました。


以上から、「榛」で「はた」という読みはあると考えます。
割合は不明ですが、全国で8件しかないもののうち、少なくとも1件が「はた」であれば1割未満ではないのかもしれません。
ウェブの「写録宝夢巣」では東京都に3件の「榛」があるとなっていますので、1割以上はある印象です。

2018年4月17日火曜日

淵ノ上に関して(訂正)

以前に「渕ノ上」と「淵ノ上」に関して、ともに「ふちのうえ」と読むが、稀少な読みとして「渕ノ上」でだけ「ふちのかみ」という読みがあったと書きました。
http://new5g00.blogspot.jp/2018/01/blog-post_96.html

そうしたところ、「淵ノ上」で「ふちのかみ」と読む方ご本人から実在している読みであるとメールをいただきました。

いちおう自分でも改めで探してみました。
下記の方は東京都在住の「ふちのかみ」さんです。
漢字は不明です。
https://www.facebook.com/naho.fuchinokami

下記のページには漢字の「淵ノ上」さんがいます。
http://ocfc.jp/staff%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%95%E7%B4%B9%E4%BB%8B/

職業が同じで、住んでいる地域も同じです。
こちらは漢字で書いてあるのですが、おそらくフルネームが一致します。
もちろん、こちらの「淵ノ上」が「渕ノ上」の誤記である可能性は否定できません。

ただ、こちらの方のフルネームを「渕ノ上」にしてもウェブ上でのヒット数は増えないので、おそらく「淵ノ上」が正しいのだろうなと思います。

わざわざメールで連絡していただきましたし、「淵ノ上」で「ふちのかみ」という読みはあるのでしょう。
追加します。

2018年4月16日月曜日

政広に関して

「政広」はファーストネームとしてありそうな苗字ですね。
こういうのは探しにくいのです。

ウェブの「写録宝夢巣」で全国に25件。
うち広島県で16件、岡山県で6件でした。

旧字体の「政廣」では全国に5件。
うち広島県で3件でした。

facebookでは下記の方が見つかりました。
岡山県出身です。
https://www.facebook.com/tomomi.masahiro

”岡山”をキーワードに加えて検索すると更に何人か見つかります。
https://www.facebook.com/d.o.masahiro
https://go2senkyo.com/seijika/63311

ファーストネームのような苗字を探すのには苦労をしているというだけの話ですが…

2018年4月15日日曜日

棒沢に関して、幽霊苗字かも?

「棒沢」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に長野県で1件のみでした。
「住所でポン!」で見つけた方をフルネームで検索すると、「棒沢」よりも「榛沢」の方がたくさん見つかることが分かります。
「榛沢」および「榛澤」は合わせると全国で200件以上もあるので、フルネームが一致したからといって同一人物だとは限りません。
ただし、怪しいなという思いはあります。

「住所でポン!」や電話帳に載っていたというだけでは誤記である可能性が捨てきれないと思うのです。
本人が「棒沢」と名乗っていないと納得がいかないところがあります。

「実在苗字(名字)辞典」では「棒沢」は「はんざわ」となっていました。
「榛沢」と同様の読みということなわけです。
幽霊苗字の可能性があるのではないかと思います。

2018年4月14日土曜日

榛に関して

「榛」という一字姓に関してです。
ウェブの「写録宝夢巣」で全国に8件。
北海道に4件と東京都に3件でした。

これだけ少ない苗字なので実在と読み方はきちんと確認しておかねばなりません。
https://www.facebook.com/shingo.hashibami
https://www.joc.or.jp/games/univ/2007_winter/result/speedskate.html

おそらく上記のふたつは同一人物ではないかと思います。
フルネームが一緒だということと、出身が北海道ということしか根拠がありませんが。

それであれば読み方は「はしばみ」で良いのでしょう。

2018年4月13日金曜日

棒葉に関して、幽霊苗字かも?

「棒葉」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に4件。
静岡県に2件と東京都、岐阜県に1件ずつです。

漢字がよく似た「榛葉」は静岡県を中心として834件です。

確かに「棒葉」という苗字は「住所でポン!」でも確認できます。
ただ、ウェブ上で間違いなく「棒葉」となっている方は見つかりませんでした。
いずれも「榛葉」に変えてヒットしうる方ばかりだったので、誤記だと思います。

ぱっと見では違いが分かりませんし、これは幽霊苗字である可能性が高いと思います。

2018年4月12日木曜日

越砺と越礪に関して

「越砺」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に3件。
全て富山県です。
「越礪」は全国で1件のみ。
こちらも富山県高岡市です。

「越砺」の方は高岡市に1件と隣接する氷見市に2件のみです。
「住所でポン!」でも確認できます。

この狭い範囲にしかないので、「越砺」と「越礪」は同じものと考えるべきなのでしょうね。
戸籍上は「越礪」だけれど、通常は「越砺」と名乗っているのでしょう。

「金砺」と「金礪」もそうでしたが、これらは異体字と考えるべきであることがあらためて分かります。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/10/blog-post_17.html

読み方ですが、「えと」だそうです。
https://blogs.yahoo.co.jp/nk8616e/36620995.html

2018年4月11日水曜日

宝栄に関して

「宝栄」は「ほうえい」という読みで載せていました。
「宝榮」、「寶榮」、「寳榮」といった異体字の場合も全て「ほうえい」のみです。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報で、これ以外の稀少な読みとして「たからえ」が出ていました。
https://www.facebook.com/kasumi.takarae

上記の方は石川県在住のようです。

自分でも探してみました。
https://www.facebook.com/takarae.toshio1
どこの方かは分かりませんが、実在は確かなようです。

「宝栄」はウェブの「写録宝夢巣」では全国で34件で、うち石川県では8件でした。
「たからえ」という読みはそんなに少なくないのかもしれませが、いちおう1割未満としておきます。

2018年4月10日火曜日

江ノ目と江の目に関して、幽霊苗字かも?

「江ノ目」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件。
山形県に2件、北海道と栃木県に1件ずつです。

「江の目」は全国で1件のみで、北海道でした。

「江の目」の方は「住所でポン!」で2000年版に女性名で載っていただけでした。
これでは現存している可能性とは言えないと思いますし、誤記である可能性を否定する根拠もないです。
少なくとも「江の目」は載せられません。

「江ノ目」は4件なのですが、北海道と栃木県の方は2007年版までしか載っていません。

山形県の方のうち、1件だけは2012年版で見つかりました。
https://jpon.xyz/2012/16/7/124.html?p=9

ただ、これだけだと読み方が分からないですね。
「江ノ目」の方も載せるのはためらいます。

2018年4月9日月曜日

杏に関して

「杏」は「あん」もしくは「きょう」、「あんず」と読むのが一般的だと思います。
ちょっと他の読み方は思いつきませんでした。
実は「からもも」と読むらしいです。
由来は“唐の桃”からだそうです。

苗字としては「杏」一字で「からもも」と読むそうです。
「ヤフー知恵袋」に下記の投稿を見つけました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14173478084

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で13件。
うち長野県で6件となっていました。
長野県のものは全て確認しましたが、ほとんどが本名と考えてよさそうでした。

こういう珍しい苗字はぜひとも探したいと思い、電話帳にあたりました。

「か」の欄で、
唐橋~唐見~杏~唐門~狩集
となっていました。
フルネームで見ても、本名であることは間違いなさそうでした。

これらを総合すると、実在は確かで、読み方も「からもも」のようです。

2018年4月8日日曜日

重薗と重園に関して、幽霊苗字かも?

「重薗」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で6件のみ。
全て鹿児島県でした。

「実在苗字(名字)辞典」では「じゅうぞの>しげぞの」となっていましたが、facebookでは「じゅうぞの」しか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/hisanobu.jyuzono
https://www.facebook.com/ken.juzono

まあ、鹿児島県に6件しかない苗字なので仕方がないでしょう。
とりあえず、「重薗」は「じゅうぞの」として載せておきます。

「薗」と「園」は分けています。
「重園」は全国で2件のみ。
埼玉県と広島県に1件ずつです。
どちらも「住所でポン!」では2007年版までしか確認がとれません。
読み方も不明です。
「重園」に関しては現存が確認できないので、載せないことにします。

2018年4月7日土曜日

広清と廣清に関して

「広清」は「実在苗字(名字)辞典」で「ひろせ>ひろせい」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
そのうち富山県で10件でした。

「廣清」は全国で1件のみで、富山県でした。

facebookで見ると、「hirose」ばかりですね。
それほど多い苗字でもないですし、「ひろせい」という読みがあったとしても「ひろせ」と分ける必要性は感じません。
「広清(廣清)」は「ひろせ」のみとしておきます。

2018年4月6日金曜日

萬家と万家に関して

「萬家」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
うち18件が愛媛県に集中しています。
次に多いのが山口県の3件で、後はどこも1件ずつです。

読み方は「よろずや」です。
この読みは確実にあります。
「実在苗字(名字)辞典」では、稀少な読みとして「まんか」が載っていました。
https://www.facebook.com/yasuyuki.manka

「まんか」では上記の方しか見つけられませんでした。
ただ、いかにも本名のようです。
本来の読みが「よろずや」であったとしたら「manka」とはしないでしょう。
あまりにも違いすぎるからです。
顔写真もあり、友達もしっかりとあることから、これは本名と考えるべきだと思います。

もうひとつ、「万家」です。
こちらは全国で8件。
山口県が3件で、大阪府と京都府に2件でした。
ただし、下記のように2007年版の「住所でポン!」で「万家」となっていた方が2012年版では「萬家」となっています。
https://www.jusyopon.com/index.php/15/2/306.html
https://jpon.xyz/2012/15/2/289.html?o=address&d&p=&all

もちろん下記のように「万家」としかなっていない方もいます。
https://jpon.xyz/2012/10/9/5.html?p=1

ただ、読み方が分からないんですよね。
幽霊苗字だとまでは言えませんが、はっきりと読み方が分からないまま載せるのもためらいます。
「万家」に関しては実在を確認し、読み方が確定するまでは載せないことにします。

2018年4月5日木曜日

吉薗と吉園に関して

「園」と「薗」は異体字ですが、どちらもJIS第1水準であるため分けています。

「吉薗」は「よしぞの」と読み、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
うち19件が宮崎県でした。

同じく「吉園」も「よしぞの」で、全国で12件。
宮崎県と鹿児島県が5件ずつでした。

由来はほぼ一緒なのでしょう。
しかし、探してみると「吉薗」は見つかりますが、「吉園」はなかなか見つかりません。
見つかっても、誤記であることが明らかなものばかりです。

唯一、発見したのが下記の方。
東京都在住の方です。
https://www.facebook.com/shingo.yoshizono

facebookでは必ずしも本名で載せなくても良いわけですし、他人から判別できる程度に名前を変えてあるということはありうることだなと思っています。
そうすると、この場合も普段は「吉薗」であるのにも関わらず、ここでだけ「吉園」としている可能性も否定できないのです。
だから、ひとりしか見つからない場合は悩ましいのです。

ただ、「住所でポン!」で他にも何人か見つけられますし、その方々を「薗」に変えてヒットしやすくなるということもなさそうでした。

悩ましいですが、いちおう「吉園」も実在する苗字だと考えます。

2018年4月4日水曜日

揚に関して

「揚」という一字姓に関してです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で27件。
兵庫県が6件、東京都と香川県が5件ずつ、神奈川県が4件、大阪府が3件となっていました。
香川県以外は首都圏に多いということが分かります。
なんとなく「揚」というのは中国姓かと思っていましたが、中国で多いのは「楊」で「揚」もあるそうですが、それほど多くないそうです。

「実在苗字(名字)辞典」では「揚」は「あげ」として載っていました。
facebookでは下記の方が見つかりました。
大阪府出身となっています。
https://www.facebook.com/sayaka.age.3

「実在苗字(名字)辞典」の方に相談したところ、全件検索の結果を知らせていただきました。
「あげ」が5件で、「よう」が7件。
不明が11件だったそうです。
調べていくと、下記のページが見つかりました。
http://gos.but.jp/age.htm

ここを見る限り、香川県由来の由緒ある姓であることが分かります。
これは勉強になります。

2018年4月3日火曜日

波村に関して

「波村」は「はむら」という読みで載せていました。

もちろん「なみむら」という読みもありそうですが、自分では見つけられませんでした。
下記の方を教えてもらいました。
https://www.facebook.com/mie.namimura
http://midori-hcl.net/post-413.html

これは間違いなさそうですね。
この読みも追加しておきます。

2018年4月2日月曜日

保津に関して

「保津」は「実在苗字(名字)辞典」で「ほづ」となっていました。
岡山県に多い苗字のようです。

これ以外の読みを探してみました。
下記の方は「保津」で「たもつ」と読んでいます。
https://www.facebook.com/mihiro.tamotsu

友達欄に漢字は不明ですが、「tamotsu」という方もいるので、この方が「保津」で「たもつ」と読む可能性は高いと思います。
こちらの方は千葉県在住のようです。

これだけだと根拠が不十分ですが、下記のページを発見しました。
http://itp.ne.jp/ap/0478558123/

「たもつ内科小児科医院」で院長の名が「保津」となっています。
こちらも千葉県です。
これは良いでしょう。
「保津」で「たもつ」という読みは稀少ながら実在すると分かりました。

2018年4月1日日曜日

棒谷に関して

「棒谷」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で32件。
兵庫県が15件で、大阪府が7件でした。
つまりこの2ヶ所で7割を占めるということです。

「実在苗字(名字)辞典」で、読み方は「ぼうたに(ぼうや)」となっていました。
確かに「ぼうたに」は見つかりますが、「ぼうや」は少ないようです。

下記の方が見つかりました。
友達欄にも同姓の方がいたので間違いないと思います。
https://www.facebook.com/kimihiko.bouya

北海道の方でした。
北海道では「棒谷」は3件のみなので、ここだけならば「ぼうや」という読みは1割未満ということになります。