2016年8月31日水曜日

今飯田に関して

「今飯田」は「いまいいだ>いまいだ」となっていました。

実査に調べると、どちらの読みも見つかります。
下記は「いまいだ」という読みの方です。
http://my-opera-music-hobby.at.webry.info/201607/article_5.html
https://www.youtube.com/channel/UCdyGmlQFwKqi8lSBvdZi24A


以前にも書きましたが、ひらがなで「いい」と読む場合、アルファベットでは「ii」とすべきでしょうが、「i」としているだけの方もいるようです。
それなので、アルファベットではなく、ひらがなで確認する必要があります。

「飯」を「いい」と「い」の二通りの読みがあるというのは「飯泉」と「飯伏」、「小飯塚」に次いで4種類目だと思います。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/04/blog-post_10.html

2016年8月30日火曜日

石羽沢と石羽澤に関して

「石羽沢」と「石羽澤」はもちろん同じ苗字として扱っています。

「苗字の読み方辞典」によると、読み方は「いしばざわ」だけでした。

他に読み方がないか確認してみたところ、「いしはねざわ」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/masami.ishihanezawa

新規の読みということになりますが、おそらく「いしばざわ」よりも数がありそうでした。

ちなみに濁点の有無もチェックしました。
「いしばざわ」以外に「いしはざわ」や「いしはさわ」、「いしばさわ」を。
「いしはねざわ」以外に「いしばねざわ」や「いしはねさわ」、「いしばねさわ」を調べましたが、ほとんどなさそうです。

「石羽沢(石羽澤)」は「いしはねざわ>いしばざわ」としておこうと思います。

2016年8月29日月曜日

出月に関して

「出月」は「苗字の読み方辞典」で「いでづき>いでつき」となっていました。
濁点の有無を気にしなければ、「いでづき」で良いと思います。

他に読み方がないか調べてみました。
当然、「でづき」や「でつき」を考えてしまいます。
https://www.facebook.com/kouhei.dezuki


「でつき」は見つかりませんでしたが、「でづき」は何人か見つかりました。
新規の読みと考えて良いと思います。

2016年8月28日日曜日

生越に関して(追加)

「生越」は以前にまとめてあります。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/07/blog-post_20.html


「おごし」と「おごせ」が多く、その他に稀少な読みとして「いきこし」、「いけこし」、「いこし」と「おおせ」を見つけていました。
6種類です。
1,400人ほどの苗字なので、これだけでもかなり読み方が分かれています。

「苗字の読み方辞典」の更新情報で、これ以外に「うぶこし」という読みが載っていました。
https://www.chiba-fjb.ac.jp/www/news/genki/genki07.html

これだけでも間違いなさそうですが、この方はfacebookもありました。
https://www.facebook.com/masashiu55

そして、友達欄には数人の「生越(うぶこし)」さんが確認できました。
この読みを7種目として載せておきます。

2016年8月27日土曜日

犹と犾に関して

先日、「犾守」という苗字を紹介したばかりですが…

実は「犹守」という苗字もありました。
読み方は同じです。

よく似ていますが、「犾」はJIS第3水準で、「犹」は第2水準です。

「犹」は「猶」の異体字となっていましたが、少なくとも苗字としては読み方が全く異なっているようなので、別字として考えます。

「犹」と「犾」は見た目が、とてもよく似ていますが、このふたつが異体字であるという証拠が見つかりませんでした。
ただし、苗字として調べていくと、違いはないようでした。

このふたつはまとめてしまおうと思います。

全て「犹」で統一しようと思います。

「犹」のつく苗字は「犹守」以外に「犹館」と「犹舘」があります。
「犾」も同様でした。

2016年8月26日金曜日

新生に関して

「新生」は千葉県に3割ほどが集中している苗字です。

いわゆる「○+生」の苗字のようですが、「柳生(やぎゅう)」や「桐生(きりゅう)」のような、前の音に続いて「+yu」となる読み方はなさそうです。

「苗字の読み方辞典」では「あらおい★・にいぶ★>あらお・しんじょう」となっていました。
これら4つの読みは全て確認できました。

他にも読み方としてはいろいろと思いつきますが、ひっかかってくるものはなさそうでした。

「あらおい」と「あらお」はかなり似ているようですが、発音してみると印象が異なりますし、ローマ字で書いても全く異なるので、別の読みと考えます。


2016年8月25日木曜日

犾守に関して

「犾守」は「いずもり」と読みます。
青森県に集中している苗字です。

「是谷」はJIS第3水準の漢字です。

「犾」を用いた苗字としては、他に「犾館」と「犾舘」があるだけです。
(このふたつに関してはまだ調べたわけではありませんが)

「犾」は他に置き換えることのできる漢字もなさそうなので、そのまま扱います。
(※最下段参照)


ここ数日でJIS第3水準以下の漢字を用いた苗字がずいぶん増えました。
まとめておくと下記のようになります。

【JIS第3水準】
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈野(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
嵓(いわお)…京都府 90人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人

【JIS第4水準】
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
鸙野(ひばりの)…宮崎県 520人

※「犾」は「犹」(JIS第2水準)の異体字としたため、ここから除きました。

2016年8月24日水曜日

晴柀と晴披に関して

「晴柀」は「苗字の読み方辞典」で「はれまき>はるまき」となっていました。
「柀」はJIS第3水準の漢字です。

facebookで見ると「はれまき」は簡単に見つかりますが、「はるまき」はなかなか見つかりません。

下記の方は「晴まき」となっていましたが、友達欄に「ハルマキ」さんと「晴柀」さんがいたので、「晴柀(はるまき)」さんなのでしょう。

他には見つかりませんが、もともと「晴柀」自体が珍しい苗字でしょうし、「はれまき」と比べて「はるまき」が1割以下と断定することもできません。
これはそのまま「はれまき>はるまき」で良いでしょう。


よく似ている「披」はJIS第1水準ですが、「晴披」は更に稀少な苗字となっています。
おそらく「柀」からの置き換えをした方がいるのでしょう。

「苗字の読み方辞典」では「晴披」も「はれまき」と「はるまき」の読みがあるとなっていましたが、私が調べた限りでは「はれまき」ばかりでした。

2016年8月23日火曜日

藤間に関して

本日は「藤間」に関してです。

こちらも先日の「若柳」と同様に、日本舞踊の流派として「藤間(ふじま)流」というのがあります。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国に1,946件となっていましたが、実在する苗字であるという確証を得てからにしようと、まだ載せていませんでした。

facebookで見ると、「藤間」という苗字は確かにあり、読み方としては「とうま」か「ふじま」のようです。

「苗字の読み方辞典」で、日本舞踊の関係者と思われるものを除いて集計したところ、全国で7,000件ほどとなったそうです。
読み方としては「とうま」の方が多いとのことです。

さすがにこれほどの数がある苗字を載せないわけにいきません。
細かな数値のずれはあるかもしれませんが、実在する苗字として「藤間」は「とうま>ふじま」として載せておきます。

2016年8月22日月曜日

若柳に関して

「若柳」はウェブの「写録宝夢巣」で283件。
全国で見られます。

以前から言われていたことなのですが、この数字の中には日本舞踊の「若柳(わかやぎ)流」の関係者が含まれているのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E6%9F%B3%E6%B5%81

その場合は本名ではないので、苗字として算出するわけにはいきません。
それなので、ずっと態度を保留してきました。

明らかに本名という方はfacebookでたくさん見つかります。
https://www.facebook.com/takeshi.wakayanagi.5

「苗字の読み方辞典」の方では、全国の電話帳にあたって日本舞踊の関係者と思われるものを除いて概算値を出してありました。
苗字としての読み方は「わかやぎ」ではなく、「わかやなぎ」だけで、全国に390人ほどだそうです。

現在は300人未満の苗字を集計しておりますし、「若柳」も載せるべきだと考え、追加しました。

2016年8月21日日曜日

蓜島と配島に関して

既に載せてあったのですが、「蓜島」という苗字について検討します。
埼玉県に6-7割が集中している苗字です。

実は「蓜」という漢字はJIS第4水準なのでした。
当然、ウェブの「写録宝夢巣」では出てきませんが、「はい島」で2件、「配島」で495件となっていました。

「配島」となっているところでも、実際に電話帳で当たってみると「蓜島」となっていました。
別に「配島」が実在しないわけではなく、facebookでは「配島」も確認できました。
読み方は「はいしま」もしくは「はいじま」です。

「蓜」を用いた苗字はこれだけしかないのです。
だからJIS第4水準なのでしょう。

「蓜」は「配」の異体字のような気がしますが、そのように明記しているものはありませんでした。
また「配川」や「配野」のように「配」を用いた苗字も5種類ほどあるのですが、他では「蓜」という漢字は使われていません。

「苗字の読み方辞典」で見ても、「蓜島」が2,200件で「配島」が520件となっていました。
2,200件となると、稀少な苗字という印象でもないです。

「蓜」は「配」の異体字かもしれませんが、併せてしまうことはせず、別々に集計することにします。

これまでJIS第3水準以下の漢字を用いた苗字としては、「棈松(あべまつ)」が最多だと思っていましたが、圧倒的に「蓜島」の方が多いことが分かりました。

2016年8月20日土曜日

﨤町に関して

「﨤町」は「そりまち」と読みます。

「﨤」はJIS第4水準の漢字です。
wiktionaryで見ると、「返」の異体字のようです。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%EF%A8%A4

これはちょっと悩みます。
異体字の関係にあって、「返」は第1水準で「﨤」は第4水準なので、これまでのルールに沿って考えると、まとめるべきだと思うのです。

しかし、調べてみると、「返」を用いた苗字は「魚返」など10種類ほどありましたが、「﨤」を用いた苗字は「﨤町」だけなのです。

「返町」で「そりまち」と読む苗字もありますが、「﨤町」よりずっと少なくなります。

「﨤」に関しては例外的に「返」とは別に扱うことにします。

2016年8月19日金曜日

罇に関して

「罇」は「もたい」と読み、JIS第3水準の漢字です。

「もたいまさこ」という女優の本名ですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%95%E3%81%93

「もたい」という苗字はいろいろとありますが、どれも難読な印象です。
最も多いのが、「甕」で、次が「罍」、その後に「茂田井」と「母袋」が続きます。
その次が「罇」です。

「茂田井」以外は、ちょっと読めないのではないでしょうか?

「罇」という漢字を用いた苗字はこれだけです。

2016年8月18日木曜日

美浦に関して

「美浦」は「みうら」という読みで載せていました。

これ以外に稀少な読みとして「びうら」があると教えていただきました。

facebookでは下記の方だけが見つかりました。
島根県浜田市在住となっています。
https://www.facebook.com/nobue.biura

「びうら」という読みの実例として教えていただいたページに出ていた名前を自分なりにたどっていったところ、下記のページにたどりつきました。
島根県浜田市の市議会議員に当選している方でした。
http://www.city.hamada.shimane.jp/www/contents/1001000002224/index.html

いずれも本名のようですし、読み方だけを変えているというわけでもなさそうです。
「びうら」という読みも実在すると判断し、加えることにします。

2016年8月17日水曜日

水関に関して

「水関」は「みずせき」という読みで載せていました。
愛媛県に多い苗字です。

これ以外に稀少な読みとして「すいせき」があると教えていただきました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006267942980

上記の方です。
高知県室戸市出身となっています。

ひとりだけでは実在すると納得するわけにいきません。

自分でも下記の方を見つけました。
高知県南国市出身となっています。
https://www.facebook.com/yoshito.suiseki

どちらの方も本名のようでした。
「すいせき」も実在する読みと判断し、加えることにします。

2016年8月16日火曜日

若命に関して(訂正)

「若命」に関しては、以前にまとめました。
そのときは「わかめ」と「わかめい」という読みをまとめてしまうかどうするかということに集中してしまい、稀少な読みである「わかみこと」に関して、あまり調べていませんでした。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/07/blog-post_29.html

かなり古いですが、こちらのページで「わかみこと」と読むらしい方がいます。
http://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/00090228


「若命」と「わかみこと」で検索したら、下記のようなページが見つかりました。
虚偽とも思えないので、実在するのでしょう。


昭和初期の話ですが、下記でも「わかみこと」さんが出ています。
http://www.chunichi.co.jp/shizuoka/school/seien/CK2007032302103425.html


下記のページでは連絡先として「若命(わかみこと)」となっています。
https://www.value-press.com/pressrelease/8861


これらから検討すると、やはり「わかみこと」という読みは実在しており、現在もあると考えるべきでしょう。
この読みも加えることにします。

2016年8月15日月曜日

苫口と苫島に関して

先日の「苫」と「笘」の続きです。

それらを持つ苗字を整理していたところ、「笘」だけを持つ苗字が3種類ありました。

「笘尾」と「笘口」と「笘島」です。
いずれもウェブの「写録宝夢巣」では全国で1件のみでした。

「笘尾」は下記の方が見つかりました。
https://job.tsunoru.jp/2017/sp/company/2155-651148/

どこで見ても「笘尾」となっており、「苫尾」では見つかりませんでした。

逆に「笘口」は見つかりませんでした。
その代わりに「苫口」が見つかりました。
http://www.saisyokai.or.jp/koho/k2_asokaen_201511.pdf


同じく「苫島」も見つかりました。
https://www.facebook.com/hanaha787
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008459956965

「苫口」と「苫島」は新規の苗字として扱ってよいのではないでしょうか。

「苫尾」は見つからず、「笘尾」しかないのですが、全国で1件の苗字であれば、そのようなこともあるかと思います。
他は全て「苫」で見つかるので、これも「苫尾」に「笘尾」を併記する形で載せておきます。

2016年8月14日日曜日

苫と笘に関して

「苫」と「笘」は苗字で用いられる場合、「とま」と読みます。

「苫」では「三苫(みとま)」と「苫米地(とまめち)」が3,000人超と多いです。

「笘」の方では最も多いのが、「三笘」ですが、1,000人未満です。

「くさかんむり」と「たけかんむり」の違いだけで、読み方も全く同じです。

ただ異体字であるのかどうかは、はっきりとしません。
「くさかんむり」と「たけかんむり」の異体字というと、「蓑」と「簑」を思いだしてしまいます。
こちらは異体字に分類されていたので、併せて集計しています。

「笘篠(とましの)」という野球選手がいましたが、こちらは「くさかんむり」です。
気にしていませんでしたが、多い方の「苫」ではなかったわけです。

異体字でないものを見た目が似ているというだけで、いちいち併せて集計することはしたくありません。
実際には異体字であっても別々に集計しているものもありますし。

「磯」と「礒」のように、語源からは全く異なる漢字と思われるものは別集計としています。

これは悩みますね。
どこかで別字であるか異体字であるかが明記されてあるところがあれば良いのですが…

「苫」と「笘」はやはり異体字であると判断したいです。
「苫」がJIS第1水準で、「笘」が第2水準なので、ここは併せた方が良いのではないかと考えます。
「蓑」と「簑」と同様に、「笘」も「苫」に併記する形に改めようと思います。

「苫」と「笘」を持つ苗字はそれほど多くないので、戻すことになってもそれほど手間はかからないとは思います。
異論がある方はお知らせください。

2016年8月13日土曜日

淡谷に関して

「淡谷」は「あわや」という読みで載っていました。

「淡谷のり子」というシャンソン歌手もいたので、分かりやすいですね。
もちろん「あわや」という読みは確認できます。

いちおう「あわたに」という読みを調べてみたところ、かなり少ないながら見つけられました。
https://www.facebook.com/awatani.tadashi

新規の読みです。

2016年8月12日金曜日

去来川と去來川と去耒川に関して

「去来川」は難しいですが、「いさがわ」と読みます。
兵庫県に多い苗字です。

「來」は「来」の異体字として扱っているため、「去來川」は併記の形にしておきます。

「去耒川」はウェブの「写録宝夢巣」では該当がなく、「苗字の読み方辞典」でも「去来川」という形をとっています。
ただし、漢字の意味を考えると、「来」と「耒」は全く別の字であるので、分けるべきだと思います。

「耒」に関しては下記にまとめています。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_22.html


「去耒川」と名乗っている方は何人かいましたが、下記が代表例でしょうか?
http://www.b-yasunaga.com/shop/osaka/voice/H21/1018kyoraigawa/index.html

フルネームのうち、苗字だけを「去耒川」から「去来川」もしくは「去來川」に変えると全くヒットしませんので、「去耒川」が正しいのでしょう。
読み方は不明でしたが、おそらく「去来川」からの誤記定着系の苗字と考えられます。

「去耒川」も読み方は「いさがわ」として、「去来川」とは別にしておきます。

2016年8月11日木曜日

檪原と櫟原に関して

前回、「檪」と「櫟」をまとめてしまったので、「檪(櫟)」という一字姓の他に「檪原(櫟原)」という苗字が300人を超えました。

ついでなので、「檪原」も調べました。
「苗字の読み方辞典」によると、「檪原」は「いちはら(いちいはら)」となっていました。
「いちいはら」という読み方は確認できませんでしたが、「いちはら」はできました。

同じく「櫟原」は「いちはら(ひらはら)」となっていました。
この「ひらはら」という読み方は確認できました。
https://www.facebook.com/fumio.hirahara

「檪」と「櫟」のいずれでも「ひら」という読み方を持つ苗字はは他にありませんでした。
この漢字には「ひら」という読み方がないので、不思議です。
何か由来があるのでしょうか?

「檪原(櫟原)」は「いちはら・(ひらはら)」としておきます。

2016年8月10日水曜日

檪と櫟に関して

久しぶりに新たな異体字を発見してしまいました。

「檪」と「櫟」です。
いずれもJIS第2水準になるようです。

「楽」と「樂」の関係と同じようなものなのでしょう。

「檪」を用いたもののうち100人以上いそうなのは、「檪」、「檪原」、「檪本」、「檪田」の4種類でした。

同様に「櫟」では、「櫟」、「櫟原」が100人以上でした。

このことを考慮すると、やはり「檪」をメインにして、「櫟」を併記するのが良いでしょうね。

ついでといっては何ですが…
「檪」と「櫟」という一字姓に関してです。

「苗字の読み方辞典」によると、「檪」は270人程度。
読み方は「いちい・いちき>いちのき(あららぎ)」となっていました。

「櫟」は140人程度で、読み方は「いちい>いちき(いちのき・あららぎ)」となっていました。

いずれの読み方も確認できました。
https://www.facebook.com/ichii.kozue
https://www.facebook.com/teruhiko.ichii

https://www.facebook.com/yuu.ichiki
https://www.facebook.com/shuhei.ichiki

https://www.facebook.com/makoto.ichinoki

https://www.facebook.com/naoki.araragi.9

これらを総合すると、「檪(櫟)」は、「いちい・いちき>いちのき・(あららぎ)」とすべきなのかなと思います。
合わせても410人程度の割に、読み方が多様ですね。

2016年8月9日火曜日

雨川に関して

「雨川」は「苗字の読み方辞典」で「あめかわ」という読みで載っていました。

この苗字に対して「あまかわ」という読みを確認できました。
「あめかわ」と比べても、それほど少ないというわけでもなさそうでした。
https://www.facebook.com/kouichi.amakawa

新規の読みになります。

2016年8月8日月曜日

小計

300人以上いる苗字の整理が終わりました。

ここまでの合計は26,159種類になりました。


400人以上いる苗字の整理が終えた辞典で22,334種類だったので、それから3,800種類ほど増えました。
この期間が6ヶ月ほどでした。


この後は200人以上300人未満の苗字を整理していこうと思います。

2016年8月7日日曜日

輪田に関して

「輪田」は「苗字の読み方辞典」で「わだ>そりだ★(広島)・りんだ(そりた)」となっていました。

「わだ」は簡単に見つかります。
https://www.facebook.com/momoko.wada.501

「りんだ」も見つかります。
https://www.facebook.com/akane.rinda
https://www.facebook.com/keiichi.rinda

数としても「わだ>りんだ」は間違いないと思います。

それらに比べると、「そりだ」や「そりた」はずっと少ないと思います。

facebookでは下記の方だけでした。
確かに広島県出身のようです。
https://www.facebook.com/yuki.sorida

下記のページでも「輪田」で「そりだ」という方がいます。
やはり広島県の方です。
http://www.sportsonline.jp/tojo/files/2012-8-8%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88.pdf

「輪」で「そり」と読むのは難読ですね。
「そり」というと「橇」を想像してしまいますが、JIS第2水準ですし、間違うほどは似ていないです。

「橇田」という苗字もありますが、広島県ではありません。

なぜ「輪田」で「そりだ」と読むのかは分かりませんでしたが、実在は確かだと思います。

2016年8月6日土曜日

渡沢に関して

「渡沢」は「苗字の読み方辞典」で「わたざわ>わたさわ・とざわ」となっていました。
「渡澤」にしても同様でした。

「わたざわ」も「わたさわ」も確認できました。
細かいことをいうと、「渡沢」では「わたさわ」が多く、「渡澤」では「わたざわ」が多いようでした。

「わたりさわ」や「わたりざわ」といった読みは認めませんでした。

「とざわ」はかなり少ないのではないかと思います。
https://www.facebook.com/noriko.tozawa.52
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004178859624

上記の2名が「とざわ」となっていました。

下記のページでも「とざわ」さんを見つけました。
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000016861991

かなり少ないとは思いますが、「とざわ」は実在すると判断します。

「渡沢(渡澤)」は「わたざわ・(とざわ)」としておきます。

2016年8月5日金曜日

渡引に関して

「渡引」は「苗字の読み方辞典」で「わたひき・わたびき」となっていました。

どちらも同じくらいか、やや「わたびき」が多いかなという程度でした。

これまで「綿引」を「わたびき」として載せていましたので、併せる形で「渡引」も「わたびき」にしておこうと思います。

他に読み方がないか探してみたところ、「わたりひき」というのを見つけました。
こちらは「わたりびき」はなく、「わたりひき」だけのようでした。
https://www.facebook.com/ayaka.watarihiki
https://www.facebook.com/isao.watarihiki

新規の読みです。

2016年8月4日木曜日

善岡に関して

「善岡」は「苗字の読み方辞典」で「よしおか」という読みで載っていました。

これ以外にないかと探したところ、「ぜんおか」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/zenoka.ryuuya
https://www.facebook.com/hiroyo.zenoka

ふたりは親族のようです。
ふたりで読み方だけを変えているという可能性がないわけではないですが…

新規の読みとして、追加します。

2016年8月3日水曜日

柳葉に関して

「柳葉」は「苗字の読み方辞典」で「やなぎは・やなぎば>りゅうば(やなば)」となっていました。

「柳葉」という苗字を見ると、どうしても芸能人を思い浮かべてしまいますね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E8%91%89%Eき6%95%8F%E9%83%8E

こちらは「やなぎば」さんです。
この方が頭にあるので、どうしても「やなぎば」と読んでしまいがちですが、調べてみると濁点のつかない「やなぎは」の方が多そうでした。

「柳場」という苗字もあり、こちらが「やなぎば」もしくは「やなば」と読むのは問題ないでしょう。

「柳葉」は濁点をつけるべきかどうなのかというのは悩みます。
同程度であれば、「柳場」にならって「やなぎば」が良いのかなと思います。

「やなば」と「りゅうば」も見つかりました。
https://www.facebook.com/takeshi.yanaba.1
https://www.facebook.com/mizuki.ryuba

「りゅうば」がそれほど多いようには思えず(「やなば」よりも少ないのではと思いました)、「柳葉」は「やなぎば・(やなば・りゅうば)」としておきます。

2016年8月2日火曜日

由藤に関して

本日は「由藤」です。
「たけかんむり」の「由籐」という姓もあるのですが、それも併記して考えています。
http://mbp-kochi.com/fp-life/

「苗字の読み方辞典」では「ゆとう」となっていました。
この読みの実在は簡単に確認できました。

それ以外の読みを探したところ、「よしふじ」という読みを見つけました。
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000037137/stylist/T000297591/

アートディレクターとなっていますが、本名のような印象です。

facebookでも見つかりました。
https://www.facebook.com/kousuke.yoshifuji
https://www.facebook.com/ryosuke.yoshifuji

これらから、やはり「よしふじ」という読みも実在すると判断します。
新規の読みです。

2016年8月1日月曜日

百石に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「百石」は「ひゃっこく」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「ももいし」があるそうです。

自分でも何人か確認できました。
https://www.facebook.com/momoishi.takaaki

この読みも追加しておきます。