2016年8月10日水曜日

檪と櫟に関して

久しぶりに新たな異体字を発見してしまいました。

「檪」と「櫟」です。
いずれもJIS第2水準になるようです。

「楽」と「樂」の関係と同じようなものなのでしょう。

「檪」を用いたもののうち100人以上いそうなのは、「檪」、「檪原」、「檪本」、「檪田」の4種類でした。

同様に「櫟」では、「櫟」、「櫟原」が100人以上でした。

このことを考慮すると、やはり「檪」をメインにして、「櫟」を併記するのが良いでしょうね。

ついでといっては何ですが…
「檪」と「櫟」という一字姓に関してです。

「苗字の読み方辞典」によると、「檪」は270人程度。
読み方は「いちい・いちき>いちのき(あららぎ)」となっていました。

「櫟」は140人程度で、読み方は「いちい>いちき(いちのき・あららぎ)」となっていました。

いずれの読み方も確認できました。
https://www.facebook.com/ichii.kozue
https://www.facebook.com/teruhiko.ichii

https://www.facebook.com/yuu.ichiki
https://www.facebook.com/shuhei.ichiki

https://www.facebook.com/makoto.ichinoki

https://www.facebook.com/naoki.araragi.9

これらを総合すると、「檪(櫟)」は、「いちい・いちき>いちのき・(あららぎ)」とすべきなのかなと思います。
合わせても410人程度の割に、読み方が多様ですね。

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