2017年1月31日火曜日

城内に関して(訂正)

「城内」に関しては以前にまとめました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/03/blog-post_11.html


結果として、下記のようになりました。
「じょうのうち」と「きない」、「しろのうち」は見つかりませんでした。
実在していそうだなと思うものもあったのですが、確証までは至りませんでした。

結果、「城内」は「きうち・じょうない>しろうち・(きのうち・じょううち)」としました。
(新たに見つかれば修正します)

「苗字の読み方辞典」の更新情報に「きない」という読みが載っていました。
以前に調べたときは、「苗字の百貨店」のデータを用いていたのですが、この辞典では「きない」という読みが載っていたのですが、おそらく実在の確証が得られなかったために削除されたのでしょう。

「きない」の例として下記の方が挙げられていました。
http://www.fujifilm.co.jp/rd/report/rd060/pack/pdf/ff_rd060_008.pdf

論文の筆頭著者なので、まず誤記などではないと思いますが、これだけでは自信が持てません。

ただ、上記の方をフルネームで検索すると、「Kinai」となっているものがいくつか見つかります。
https://patentscope.wipo.int/search/en/detail.jsf?docId=WO2012173000&recNum=160&docAn=JP2012064202&queryString=((IC:C07%20OR%20IC:A61K%20OR%20IC:C12%20OR%20IC:A61P%20OR%20IC:A23L)%20AND%20LGF:JA)&maxRec=38995


共著者や所属機関を見ても、同一人物であることは間違いなさそうです。

漢字も間違いないです。
http://souken.shingakunet.com/career_g/2010_cctvol.5_22.pdf

「城内」で「きない」と読むのが、この方だけだとしたら結婚などで読みが消滅する可能性もあるかもしれないですが、とりあえずは実在する読みとしてしまって良いと思います。
追加しておきます。

2017年1月30日月曜日

幣に関して

「幣」は一字姓で、「苗字の読み方辞典」によると、「へい(兵庫)>ぬさ(北海道)・しで」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で52件。
そのうち30件が兵庫県で、14件が北海道でした。

上記の読みは全て確認がとれ、「へい」が最も多いのも間違いないと思いました。

「幣」という漢字を見ると、「貨幣」とか「紙幣」とかの単語しか思いつきません。
「へい」と読むのは分かるんですが、それ以外の読みは思いつきません。

「ぬさ」が北海道に多いというのも間違いなさそうです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006541273300


「しで」の由来はどこなんでしょうか?
兵庫県より西であることは確かなのでしょうが、それ以上のことは分かりませんでした。
https://www.facebook.com/kotaro.shide

ひょっとして元は「しで」で、あまりにも難読なので「へい」と読みかえたのかなとも思いました。
それであれば「へい」と「しで」のどちらの読みも兵庫県由来である可能性があっても良いのかもしれません。

ここまで書いたところで、「幣」に「幤」という異体字があることを知りました。

「五幣(ごへい)」という苗字がありますが、これだけが「幤」を用いた「五幤」がありました。
2000年版ではありますが、「住所でポン!」にもありました。
http://www.jusyopon.com/data/2000/index.php/26/69/87.html

新たな異体字として登録しておきます。

2017年1月29日日曜日

漢に関して

本日は「漢」という一字姓に関してです。

「苗字の読み方辞典」では「はた★・かん(福岡・大分)」となっていました。
ちなみに中国などでは「漢」という姓はありません。
これは意外でした。

ウェブの「写録宝夢巣」によると、「漢」は全国で52件。
そのうちの23件が北海道。
12件が福岡県で、10件が大分県でした。
ちょうど半々ですね。

「はた」という読みが北海道由来で、「かん」という読みが大分県由来なのでしょうね。
どちらも見つけられました。
https://www.facebook.com/yutaro.hata.54

https://www.facebook.com/profile.php?id=100004480603556
https://www.facebook.com/kagura.mazi.saiko

それにしても「漢」で「はた」とは、知らないと読めません。

2017年1月28日土曜日

野曽原と野曾原に関して

「野曽原」は「のそはら」と読みます。
広島県に7割が集中している苗字です。

「曽」を旧字体に変えた「野曾原」という苗字を発見しました。
http://www.iwad.ac.jp/info/date/2014/02/

これだけでは誤記の可能性がありますが、「住所でポン!」でも見つかりました。
https://jpon.xyz/2000/33/35/2.html?all

2000年版なので古いですが、併記という形なので問題はないでしょう。

2017年1月27日金曜日

野底に関して

「野底」は「苗字の読み方辞典」で「のそこ>のぞこ(のか★)」となっていました。
ほぼ沖縄県に限局している苗字のようです。

「のそこ>のぞこ」は確かなようです。
もちろん、この読みは見つかります。

「のか」はどうでしょうか?
「★」は難読を表すマークですが、確かに難しいですね。
故人ですが、wikipediaに出ていました。
本名なのでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E5%BA%95%E6%AD%A6%E5%BD%A6

ただし、故人では現在も実在している読みだと認めるわけにはいきません。

facebookでは下記の方が見つかりました(①)。
https://www.facebook.com/no728

この方の家族に「Noka」さん(②)がいました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011928276559

更にそこで「いいね!」を押しているひとを見ていくと、もうひとり「Noka」さん(③)がいました。
https://www.facebook.com/donan21

この方(③)が沖縄県那覇市出身で、実は①の方とご夫婦であることが分かりました。
これらから、稀少な読みではありますが、「のか」という読みも実在すると判断して良いと考えました。

2017年1月26日木曜日

法田に関して

「法田」は「苗字の読み方辞典」で「のりた」という読みだけで載っていました。

調べてみると、確かに「のりた」という読みはありそうですが、それ以外に「ほうだ」という読みの方がたくさん見つかります。
新規の読みではありますが、印象としては「ほうだ」の方が多いのではないかと思うくらいです。


これらに関し、「苗字の読み方辞典」の方に問いあわせ、やはり「ほうだ」が多いという結論になりました。

2017年1月25日水曜日

中飯に関して

「中飯」は「苗字の読み方辞典」で「なかい★>なかいい」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

調べると、「なかいい」という読みも見つかりますが、やはり「なかい」が多いようです。
https://www.facebook.com/komaki.nakaii

ただ、アルファベットで「nakai」とあっても「なかいい」と読んでいるケースがあるかもしれません。

いずれにせよ、「なかい」と「なかいい」を分ける意義は乏しいと思います。

「中飯」の読みは「なかい」としておきます。

2017年1月24日火曜日

東林に関して

「東林」は「苗字の読み方辞典」で「ひがしばやし>とうりん・とうばやし」となっていました。

自分で調べてみると、「ひがしばやし」が圧倒的に多い印象でした。

「とうばやし」は下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/kanako.toubayashi
http://www.kure-nct.ac.jp/department/a/GakkaHP/news/news2009.10.html

同一人物のようです。
読みの実在は確かそうですが、稀少な読みである印象です。

「とうりん」は下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/tomo.torin
https://www.facebook.com/yukie.mayuzumi.501

こちらも本名だと思います。
もちろん、「東林」自体が少ないので、「とうりん」や「とうばやし」という読みが更に少なくなるのは当然ですが、かなり見つけにくい印象でした。

どれくらいの割合があるかは電話帳で確認するしかありません。

2017年1月23日月曜日

夏迫に関して

「夏迫」は「苗字の読み方辞典」で「なつざこ>なつさこ」となっていました。
いずれの読みも確認できましたが、「なつざこ」として載せておきます。

それ以外にないか探してみたところ、「なつせこ」という読みを見つけました。
https://www.facebook.com/natuseko.ryuusei
https://www.facebook.com/takahiro.natsuseko

見つけたのは上記の2名だけですが、いずれも神奈川県内の方のようで、ファーストネームもよく似ているので親族なのかもしれません。
新規の読みです。

2017年1月22日日曜日

沼生に関して

「沼生」は「苗字の読み方辞典」で「ぬまにゅう★>ぬまにう★(ぬまぎ・ぬまお)」となっていました。
「★」は難読を表す苗字です。

「沼生」で「ぬまにゅう」と読むのは難しいですが、「○+生」の苗字であるので、「柳生(やぎゅう)」や「桐生(きりゅう)」、「羽生(はにゅう)」の応用と考えれば、読めなくもないのでしょうか?

これまでの「○+生」と同様、「ぬまにゅう」と「ぬまにう」は同じ読みだと考えます。
もちろん、この読みが最多でした。

「ぬまぎ」は少ないですが、見つけられます。
https://www.facebook.com/hidenori.numagi
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007705666311

「ぬまお」はfacebookで下記の方だけでしたが、フルネームで検索しても見つかりました。
https://www.facebook.com/yuui.numao
http://www.lce-edu.com/report/student_la_globalcareer/post_54/

以上から、「沼生」は「ぬまにゅう・(ぬまお・ぬまぎ)」としておきます。

2017年1月21日土曜日

土部に関して

「土部」は「苗字の読み方辞典」で「どべ(神奈川)>どぶ(富山)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で55件。
そのうち神奈川県で24件、富山県で17件でした。

「どべ」も「どぶ」もその読みで載せている苗字は、ここまでありませんでした。

いずれの読みも実在は確かめられました。
「どべ」の方が「どぶ」よりもかなり多い印象でしたが、「どぶ」が1割未満とまではいえなさそうです。

他に読み方がないかと探してみました。
「はにべ」という読みがありました。
https://www.facebook.com/yasuhiko.hanibe
http://kirara.cyber.kyoto-art.ac.jp/m-biko/2012/japanese/index_9.html

下の方は、日本画の個展をやっていますが、下記にも名前が載っており、本名だと思います。
http://tsuushinnihonga.blogspot.jp/2014/06/5.html

こちらは生きておられるとしたら、かなり高齢ですし、ペンネームの可能性もありえますが、やはり「はにべ」となっています。
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/164797.html

いずれにしても「土部」と書いて「はにべ」と読むというのは、わざわざつけるペンネームというようではありませんし、上記のfacebookの方も本名のようです。
以上から「はにべ」という読みはあると考えます。
新規の読みです。

「土」を「と」や「つち」と読む可能性も考えましたが、実在を確信できるようなものはありませんでした。

2017年1月20日金曜日

甲木に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。
「甲木」は「かつき」という読みで載せていました。

難読だと思いますが、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で336件。
そのうち福岡県で208件でした。
福岡県では、それほど珍しい苗字というわけでもなさそうなので、「かつき」と読むことも容易なのかもしれません。

これ以外に「こうき」という読みが新たに紹介されており、「かつき>こうき」となっていました。
https://www.facebook.com/roy.kouki

自分でも探しましたが、確かに「こうき」という読みはありそうです。
https://www.facebook.com/ryo.koki.1
https://www.facebook.com/ryo.koki.5

しかし、全体の1割を超えるということはないのでは?という印象でした。

2017年1月19日木曜日

木挽に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「木挽」は「こびき」という読みで載せていました。
これ以外に稀少な読みとして、新たに「きわき」という読みが載っていました。
http://www.pictaram.com/tag/%E5%A4%A7%E5%A0%B4%E5%A0%B0

上で紹介されていた方をフルネームで検索すると、facebookでも見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005221931583

この方の友達欄に、ひらがなで「きわき」さんという方がいました。

「きわき」という読みを持つ苗字は、現時点では他に「木脇」しかありません。
「木脇」自体もそれほど多い苗字ではないので、たまたま「木挽」さんと「木脇」さんが友達だったと考えるよりも、同姓の血縁者だと考えるのが自然でしょう。

「挽」を「わき」と読むのは、ちょっと難しいなと思いますが、「木挽」に「きわき」という読みはあると判断いたします。

2017年1月18日水曜日

岳下に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「岳下」は「たけした」という読みで載せていました。
これ以外に稀少な読みとして、新たに「だけした」が載っていました。
一文字目の濁点の有無に関しては、イニシャルも異なってきますし、発音した印象もだいぶ変わるので、別扱いとしています。
https://www.facebook.com/chikako.dakeshita

自分でも探してみて、複数名で確認がとれました。
上記の方の友達欄にも「Dakeshita」さんがいたので、間違いないと判断いたしました。
この読みも追加します。

2017年1月17日火曜日

徳茂に関して

「徳茂」は「苗字の読み方辞典」で「とくも(とくしげ)」となっていました。

「とくも」は見つかるのですが、「とくしげ」はなかなか見つかりません。
http://tokushige-m.jp/profile/
http://hollywoodlatte.com/tokushigemayu.html

議員の方だったりモデルの方だったりは見つかりますし、本名のようですが、これだけでは自信が持てません。
探しているうち、ようやくfacebookで一般の方を見つけました。
https://www.facebook.com/yumi.tokusige

確信が持てましたので、備忘録がわりに載せておきます。

2017年1月16日月曜日

土工に関して

本日は「土工」という苗字に関してです。
「苗字の読み方辞典」では「どこう(つちえ)」となっていました。

やはり「どこう」が多いです。
https://www.facebook.com/shizuka.dokou

「つちえ」は少ないですが、確認できます。
https://www.facebook.com/ryuichi.tsuchie

これは不思議ですね。
「工」という漢字を用いて、「え」と読んでいるわけです。
カタカナの「エ」ではありません。

以前に「大工」という苗字でも「おおえ」という読みがあることを確認しています。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/08/blog-post_21.html

https://www.facebook.com/yuna.ohe

「工」を「え」と読む苗字は、これまででこの「大工」と「土工」しか見つかっていません。
いずれも稀少な読みです。

2017年1月15日日曜日

谷利に関して

「谷利」は「苗字の読み方辞典」で「たにかが>せり★・たにとし・たにり」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「たにかが」が最も多いのは確かなようですが、これもちょっと難しいのではないでしょうか?
「足利(あしかが)」から類推できないこともないかもしれないですが…
https://www.facebook.com/etsuko.tanikaga

「せり」も見つかりますが、こちらは本当に難読です。
https://www.facebook.com/nozomi.seri
http://www5.city.kyoto.jp/kigyo/kg_102.cgi?CT=30&KID=1089

由来を探していたところ、「人名力」というページで以下のように記載されていました。
谷と足利の合成。京都府南丹市園部町南八田で谷姓を称していた住民が足利氏の後裔ということから谷の「谷」と足利の「利」の字を使用して創姓したと伝える。

しかし、なぜ「谷利」で「せり」と読むのかは分かりませんでした。

「たにとし」はそれらより少ない印象でした。
https://www.facebook.com/masayuki.tanitoshi

「たにり」は更に少ない印象です。
下記は亡くなった方です。
http://rxf3ackuky.jugem.jp/?eid=44

こちらがfacebookで見つけた「たにり」さんです。
結婚して「谷利(たにり)」さんとなったようです。
https://www.facebook.com/goto.maki.90

以上から、これらの読みは全て実在すると判断しますが、実数としては「たにかが>せり・(たにとし・たにり)」ではないかという印象です。

2017年1月14日土曜日

角上に関して

本日は「角上」に関してです。
苗字として使われた場合、「角」も「上」も読み方が多様になりがちです。

「角」は「かど」、「かく」、「すみ」、「つの」の4種類が考えられます。
それ以外はちょっと思いつきません。

「上」は二文字目以降に使われた場合、まずは「うえ」か「かみ」もしくは「がみ」だと思いますが、「じょう」や「あげ」と読む可能性がないわけではないです。
他に「のうえ」や、短縮した「のえ」も可能性としてありえます。

「苗字の読み方辞典」では「つのがみ・つのうえ>かどうえ(かどかみ・かくがみ・すみがみ・つのかみ)」となっていました。
濁点の有無を気にしないことにしても「つのがみ・つのうえ>かどうえ(かどかみ・かくがみ・すみがみ)」なので、あまり減りません。

自分で調べてみた感触としては「つのがみ」と「かどかみ」が多く、次いで「つのうえ」という印象でした。
「かどうえ」も実在を確認できました。

「かくがみ」も確認できましたが、かなり少ない印象です。
https://www.facebook.com/seiji.kakugami

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、もともとが全国で46件。
最多の大分県で15件の苗字です。
その中で読み方がこれほど分かれているので、ひとつひとつの読みの数が少なくなってしまうのも当然といえば当然です。

他の読みもいろいろと組みあわせて探しましたが、見つかりませんでした。
「角上」は「かどかみ・つのがみ>かどうえ・つのうえ・(かくがみ)」としておきます。

2017年1月13日金曜日

筒口に関して

「筒口」は「苗字の読み方辞典」で「つつぐち >どぐち★(どうぐち・とうぐち)」となっていました。
富山県に最も多く、次が長崎県に多い苗字のようです。

「つつぐち」は簡単に見つかります。
これは問題ありません。

残りです。
「とうぐち」からです。
https://www.facebook.com/itsuki.toguchi.9

上記の方が「toguchi」となっていました。
これだけだと普通に読めば「とうぐち」かもしれませんが、「とぐち」の可能性がないとも言えません。

友達欄を追っていったら、下記の方も発見しました。
https://www.facebook.com/acha1113

いずれも愛知県の方のようです。
おそらく同じ家系だと思います。
これだけでは判断できないのですが、「とうぐち」としておきます。
実在すると判断します。

facebookでは「doguchi」も見つけました。
「douguchi」や「dohguchi」といったつづりはありませんでした。
https://www.facebook.com/ayaka.doguchi.3

「doguchi」は「筒口」が最多の富山県で見られるようです。

下記の方も富山県射水市ですが、はっきり「どぐち」となっています。
http://go2senkyo.com/seijika/125618

下記の方は、はっきりと「どうぐち」となっています。
http://www.irii.jp/randd/infor/2010_0701/topics2_5.html

ただ、「どうぐち」はかなり数が少ない印象で、「どぐち」と分けるほどでもないかなと思います。

「筒口」は「つつぐち>どぐち・(とうぐち)」としておきます。

2017年1月12日木曜日

都島と都嶋に関して

「都島」は「苗字の読み方辞典」で「つしま>としま(みやこじま)」となっていました。

つしま…
https://www.facebook.com/yukio.tsushima

としま…
https://www.facebook.com/ryosuke.toshima

みやこじま…
https://www.facebook.com/makie.miyakojima

上記の読みは全て見つかりました。
正確な割合は分かりませんが、「つしま」>「としま」>「みやこじま」の順に多いというのは確かなようです。

いつものように「島」を「嶋」に変換したものも調べてみました。
「都嶋」で「つしま」という読みを見つけました。
https://www.facebook.com/tsushima.emi1

「都嶋」はウェブの「写録宝夢巣」では全国で1件ですが、「苗字の読み方辞典」には載っていませんでした。
新規苗字ということになります。

2017年1月11日水曜日

土上に関して

「土上」は「苗字の読み方辞典」で「つちがみ>どがみ(どのうえ)」となっていました。

「つちがみ」という読みは圧倒的に多いようです。
https://www.facebook.com/akiko.tsuchigami

「つちうえ」や「つちあげ」、「つちじょう」なども試しましたが、見つかりませんでした。

「どがみ」は下記の方など。
決して多い読みではないようです。
https://www.facebook.com/kuniko.dogami

「どのうえ」は下記の方が見つかりましたが、ひとりだけなので確定的とまでは思えず…
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003901185570

こちらも「どうえ」とか「どじょう」とか「どのがみ」といった読みも試しましたが見つかりませんでした。

他にないかと探してみたところ、「とがみ」という読みを見つけました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/yosuke.togami

facebookで見た印象としては、「とがみ」が「どがみ」や「どのうえ」より少ないということでもなさそうです。

以上から、「土上」は「つちがみ・(とがみ・どがみ)」とします。
これまでどおり、一文字目の濁点の有無に関しては分けて考えます。

「どのうえ」の実在は確かそうですが、もう少し検討してからにします。

2017年1月10日火曜日

多留に関して

「多留」は「苗字の読み方辞典」で「たる(たどめ)」となっていました。

「たる」は見つかったのですが、「たどめ」はかなり少ないです。
下記の方は確かそうですが、ひとりだけです。
https://www.facebook.com/kentaro.tadome

これだけでは納得できません。


別の方ですが、こちらの方はあちこちの陸上記録に名前が出ています。
全て「たどめ」となっていました。
http://www.haaa.jp/~kobe//09/09simin/REL057.HTM

これくらいしか確実そうなものが見つかりませんでしたが、いちおう実在すると判断します。

2017年1月9日月曜日

立光に関して

「立光」は「苗字の読み方辞典」で「たちこう(長崎)>たてみつ・たてこう(たつこう)」となっていました。

「立光」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で43件。
そのうち16件が長崎県で、それが最多です。
そこで「たちこう」という読みがあるのでしょう。

facebookで調べてみると、「たちこう」が最も多く、「たてみつ」が2番目であるということは確かなようです。
「たてこう」はほとんどありませんでしたが、ないわけではありません。
https://www.facebook.com/kazuya.tateko

「たつこう」は見つけられませんでした。
「光」を「みつ」や「ひかり」と読むと仮定して、全ての組み合わせを試しましたが、他は見つかりません。

以上から、「立光」は「たちこう>たてみつ・(たてこう)」としておきたいと思います。

2017年1月8日日曜日

立平に関して

「立平」は「苗字の読み方辞典」で「たつひら>たてひら」となっていました。
もちろん、このふたつの読みは確認できました。

「平」を「たいら」もしくは「だいら」と読む可能性も考えましたが、その読みでは見つかりませんでした。

それとは別に「たちひら」という読みを見つけました。
https://www.facebook.com/chihiro.tachihira

新規の読みです。

2017年1月7日土曜日

墻と牆に関して

「西墻」という苗字を調べていました。
これは「にしがき」と読みます。

「墻」という漢字を知らなかったので、調べてみました。
JIS第2水準で、訓読みで「かき」だそうです。

”垣根”とか”壁”を表す漢字だそうです。

「墻」を用いた苗字は、「西墻」が最多なのですが、「稲墻(いながき)」や「岡墻(おかがき)」など全部で10種類以上あるようです。

「墻」という漢字について調べているうち、異体字として「牆」という漢字があることを知りました。
こちらもJIS第2水準です。
こちらの漢字で調べてみると「西牆」という苗字を見つけました。

「住所でポン」でも見つけました。
http://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/6/31/140.html

読み方は不明ですが、「苗字の読み方辞典」でも「にしがき」となっていましたし、これも同じ読みで良いでしょう。

他にないのですが、こちらも異体字の関係にあるとしてしまって良いかなと思います。

2017年1月6日金曜日

鳰に関して

本日は一字姓の「鳰」に関してです。

wiktionaryでは訓読みで「にお」とだけなっていました。

「苗字の読み方辞典」では「にお>にゅう(にほ)」となっていました。

下記の方が「にゅう」となっていました。
https://www.facebook.com/maiko.nyu

しかし、他に「にゅう」と名乗っている方はいませんでした。

「にお」と「にほ」はいずれも見つかりました。
このふたつの読みには大きな差はないのではないかと考えます。
漢字の元の読みが「にお」であるということと、多数派の読みも「にお」であることから、「鳰」は「にお」としておきます。

「にゅう」に関しては確証が得られてから載せようと思います。

2017年1月5日木曜日

出家に関して

「出家」と書くと、一般名詞としては「しゅっけ」と読むと思います。

しかし、当然ながら苗字の場合は読み方が異なります。

「苗字の読み方辞典」によると「出家」は「でいえ>でっけ★(いずや・でや)」となっていました。

「でいえ」という読みが最多であることは間違いありません。
https://www.facebook.com/toshihiko.deie

「出家」という苗字は北海道に最も多く、次に広島県に多いようです。

上記の中では「いずや」という読みは見つけられませんでした。
他に「いずいえ」とか「いずけ」、「いずか」もしくは「いでいえ」などを試しましたが、見つかりませんでした。
ついでに「しゅっけ」という読みも調べましたが、見つかりませんでした。

「でや」という読みは見つかりました。
https://www.facebook.com/mariko.deya

「でっけ」という読みは少し注意が必要です。
下記の方は間違いなく、「でっけ」さんのようです。
https://www.facebook.com/ayaka.dekke

下記の方は「出家」で「dekee」となっていますが、他の読み方も考えにくいので「でっけ」か「でけ」しかないでしょう。
https://www.facebook.com/noritaka.dekee

下記でも「でっけ」さんが見つかります。
http://www.i-sam.co.jp/15sapxc/50-4.htm

ちなみに「でけ」という読みは見つかりませんね。

まとめると、「出家」は「でいえ」と読むことがほとんどのようです。
稀少な読みとして「でや」と「でっけ」があるようです。

2017年1月4日水曜日

出葉に関して

「出葉」は「苗字の読み方辞典」で「でわ★>いずは(では・でば)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

似たような苗字として「出羽」があります。
こちらも「苗字の読み方辞典」では「でわ>いずは(いずわ・いづは・いづわ・でば)」となっていましたが、私は「でわ」と「でば」などを分ける意味はあまりないと考え、「でわ>いずは」として載せています。

「出葉」も同じ扱いでいこうと思います。
調べると、「出葉」で「でば」と読んでいる方も見つかりましたが、「でわ」のみに統一してしまいます。
濁点の有無は気にしないというものと本質的に同じ考え方です。

「出葉」も「でわ>いずは」としておきます。

2017年1月3日火曜日

千早に関して

「千早」は「ちはや」と読みます。
もちろん苗字として実在するのですが、ファーストネームとしてもありえるものなので、探すのが大変でした。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ても、全国に散在しているようで、特定の地域を狙って検索するというのもできませんでした。

いくつか本名と思われる方々のものを見つけたので残しておきます。
自分自身の備忘録としてです。
https://www.facebook.com/saki.chihaya
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2017年1月2日月曜日

谷生に関して(訂正)

あけましておめでとうございます。
このブログを始めてから、なんと4度目の正月を迎えました。

ここまで元日以外の毎日、何かしら書きこんでいます。
我ながら、よく続いているなと思っています。


「谷生」はまとめたばかりなのですが、新たに「たにい」という読みを教えていただきました。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/12/blog-post_26.html

http://genki365.net/gnkm05/mypage/mypage_group_info.php?gid=G0000080

自分でも探してみました。
https://www.facebook.com/miwa.tanii

がんばって探したのですが、上記の2名以外には見つけられませんでした。
ただ、いずれも本名のようですし、誤記でもないような気がします。

この読みも加えておこうと思います。

それにしてもウェブの「写録宝夢巣」で全国に47件しかない苗字であるにも関わらず、「たにしょう」、「たにお」に加えて「たにう」、「たにぶ」、「たにい」と全部で5種類の読みがあるというのは驚きです。