2015年1月4日日曜日

紀平と国司に関して

「紀平」は「きひら」という読みで載せていました。
実際の読みもほとんどが「きひら」のようでしたが、それ以外に「きのひら」という読みを教えていただきました。
facebookでは1件しか見つかりませんでしたが、下記の方が複数で確認できましたので、追加しました。
http://ci.nii.ac.jp/author?q=%E7%B4%80%E5%B9%B3+%E6%81%AD%E7%94%B7


「国司」は「くにし」という読みで載せていました。
「苗字の読み方辞典」では、他に稀少な読みとして「こくし」が載っていました。

自分で調べてみると、「国司」で「こくし」という方は発見できませんでした。
その代わり、「国」の旧字体である「國」を用いた「國司」で「こくし」と読む方は見つかりました。

私の知人で本来は「國」を用いた苗字であり、名簿の表記もそのようになっているのに、本人が名乗るとき(自分で名前を書くとき)は「国」としている方がいます。

「國」は「国」の旧字体であることは誰でも知っていることで、これは併記すべきものだと思います。
「国司」で「こくし」と読む方がいるかどうかは判断できませんが、「國司」で「こくし」と読む方がいることは確認できましたし、「國」が戸籍上は正しくても「国」と名乗っているひとがいることも事実です。

これらから「国司(國司)」の読みは「くにし・(こくし)」としておきます。

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