2013年8月23日金曜日

証と尭と遅と専に関して

「証」の旧字体は「證」です。
「証」が入った苗字はひとつしか見つかりませんでした。
「段証(だんしょう)」というものです。
かなり稀少な苗字であると思います。

「証」と「證」は見た目がちょっと違いますが、こういう稀少な苗字が新字体と旧字体で全く別のところから生じたとは考えにくいです。
戸籍には旧字体で載っているのでしょうが、そのまま旧字体で通しているひともいるし、普段は新字体しか用いていないひともいるということだと思います。


「尭」の旧字体は「堯」です。
こちらもそれほど数の多いものではありません。
5種類ほどです。
読み方は「ぎょう」と「たか」があります。
「尭」一文字だと「たか」という読みよりも、「たかし」という読みの方が多いそうです。
ただこれは自分では確認できませんでした。

いわゆるファーストネームに用いられることもある漢字や読み方の場合、検索がかなり難しくなってしまいます。
後日、改めて調べておきたいと思います。


「遅」の旧字体は「遲」です。
こちらも5種類ほどでした。
読み方は「おそ」と「ち」があります。


「専」の旧字体は「專」です。
(ただし文献によっては旧字体ではなく、俗字扱いになっているものもあります)
こちらは30種類くらいあります。
読み方は「せん」しかありませんでした。


まだ2割も進んでいないので、どんどん飛ばしていかないと、なかなか本題(苗字を数える)というところに入っていけません。
ペースを上げていきたいです。

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