2013年8月20日火曜日

楽と薬に関して

「楽」の旧字体は「樂」です。
読み方は「らく」か「ら」が多いですね。

「楽」がつくもので最も多い苗字は「設楽(したら)」だと思います。
10000人以上もいます。

珍しい読み方をするものとしては、「雅楽」で「うた」という読む苗字があります。
「雅楽川(うたがわ)」など3種類もありました。

「楽々浦」で「ささうら」という苗字もありました。ちょっと読めませんね。
こちらは兵庫県の地名で同じ読みのものがありました。

「信楽」で「しがらき」という苗字もありました。
「信楽焼」が有名なので読めないこともないですが、そうでなければかなり難読です。


「薬」の旧字体は「藥」です。
読み方は圧倒的に「やく」で、「くすり」と読むものは少数です。
全部で50種類くらいありましたが、「くすり」と読むのは「薬」一字の苗字と「小薬(こぐすり or おぐすり)」という苗字だけでした。

「薬研地」と「薬研寺]という苗字があります。
これはどちらも「やげんじ」」と読みます。
「薬」を「や」と読むのはこのふたつだけでした。

「薬袋」という苗字。
これは「みない」と読みます。1000人以上もいますから、それほど珍しい苗字ではありません。
特にウェブの「写録宝夢巣」で見ると山梨県の中央市付近に集中しています。
そこでは第18位に入っています。

ちょっと検索すると語源も出てきます。
難読系の苗字を探していると、たいてい紹介されるもののひとつですよね。

もうひとつ「御薬袋」という苗字もあります。
読み方は「みなえ」と読む方が見つかりました。
「苗字の百貨店」では「みない」と読む方が多いと紹介されていましたが、そちらは見つかりませんでした。
集中していたのも山梨県ではなく、兵庫県でした。
「御薬袋」自体が稀少苗字なので、読み方や集中している地域がはっきりしないのかもしれません。

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