2013年8月13日火曜日

医と声と号と党と殻と胆に関して

全く当初の「苗字を数える」という目標にたどりつけません。

新旧の字体をまとめるというのが予想以上に大変だということがわかりました。

どんどんと進めていきます。

「医」は旧字体が「醫」です。
なんとなく苗字に用いられていなさそうな漢字ですが、5種類もありました。
しかしどれもかなり稀少なものばかりです。
読み方は全て「い」です。


「声」の旧字体は「聲」です。
これも5種類ありました。
読み方は全て「こえ」です。


「号」の旧字体は「號」です。
これも5種類ありました。
読み方は概ね「ごう」で良いのですが、「射号津」という苗字だけが「しゃごつ」と読むそうです。


「党」の旧字体は「黨」です。
これは4種類ありました。
読み方は全て「とう」でした。


「殻」の旧字体は「殼」です。
これも4種類ありました。
読み方は「から or がら」か「こく」です。


「胆」の旧字体は「膽」です。
これも4種類ありました。
普通に読めば「きも」か「たん」ですが、苗字として使われた場合は全て「い」でした。
熊の胆嚢を「熊の胆(くまのい)」と言って、薬として売っていますから、読めないことはないでしょうが、気づかないと難読ですね。
旧字体にすると更に読めなくなってしまいます。


本日は苗字として、あまり用いられていない漢字ばかりを紹介しました。
数が少ないと調べるのも楽です。

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