本日は「斎」と「斉」をまとめてやります。
旧字体は「齋」と「齊」です。
「斎藤」や「斉藤」が有名ですが、「斎藤」の方が「斉藤」よりも多いです。
苗字の種類でいうと、「斉」を用いたものが130種類ほどで、「斎」を用いたものが110種類ほどなので、逆に「斉」の方が多いのです。
「斎」と「斉」は全く別の漢字ですが、形が似ていますし、苗字としてもほぼ同じように用いられています。
読み方は圧倒的に「さい(ざい)」です。
「斎宮」と「斉宮」は「いつき」と読みます。
実在も確認できます。
「斎」と「斉」も「さい」と読むことが多いですが、「いつき」と読むこともあります。
こちらも実在が確認できます。
「友斎」と「友斉」は「ともなり」と読みます。
これも実在が確認できます。
「小斎平」と「小斉平」は「こせひら」と読みます。
(実在が確認できたのは「小斉平」だけでしたが)
後、「斉料(ときりょう)」という苗字が「苗字の百貨店」で紹介されていましたが、これは実在が確認できませんでした。
単語として存在するのは「斎料(ときりょう)」の方なので、念のために探しましたが、こちらでも見つかりませんでした。
次は「済」です。
旧字体は「濟」です。
「済」を用いた苗字は40種類ほどあります。
読み方としては「すみ(ずみ)」と「さい(ざい)」が同じくらいにありました。
「百済」は「ひゃくさい」と読むこともありますが、「くだら」と読むことが多いです。
なぜこのように読むのかは分かりませんが、普通に日本史で習う読み方ですよね。
どちらの読みでも実在は確認できます。
「西済」は「さいす」と読みます。
実在も確認できました。
「済陽」は「わたよう」と読みます。
これも実在が確認できました。
「済」一字では「わたり」と読むそうですが、これは実在が確認できませんでした。
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