2013年10月10日木曜日

国と蔵と恵に関して

本日は「国」から。
旧字体は「國」です。

「国」を用いた苗字は400種類ほどありました。

読み方は「くに」が多いですが、「こく」もあります。
茨城県に「国府田(こうだ)」という地名がありますが、「国府田」という苗字も茨城県に集中しています。
「国府」と書いて「こう」という苗字はそれだけで8種類ありました。
神奈川県に「国府津(こうづ)」という地名がありますが、「国府津」という苗字はありませんでした。

「大国護」は「おおくご」と読みます。
実在も確かめられました。


次は「蔵」です。
旧字体は「藏」です。

「蔵」を用いた苗字は300種類ほどありました。

読み方は「くら」が多いですが、「ぞう」も結構あります。

「内蔵」は「うちくら」と読むこともありますが、「くら」と読むこともあります。
「内倉田(くらた)」と「内倉成(くらなり)」は「うち」をつけた読み方がありませんでした。

「五百蔵」は主に「いおろい」と読みます。
難読ですが、稀少苗字ではありません。
兵庫県と高知県で集中しており、全国では1000人以上もいそうです。

「華蔵閣」は「けずかく」と読むそうですが、実在は確認できませんでした。


次は「恵」。
旧字体は「惠」です。

「恵」を用いた苗字は180種類ほどありました。
読み方は「え」が多いですが、「けい」もありました。
他の読み方はなさそうです。

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