2013年10月16日水曜日

異体字のまとめ

異体字に関しては、基本的に新旧字体表を参考にしています。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/old_chara.html

旧字体とされているものであれば、新字体に置き換えることが可能(戸籍上での修正も可能)となっているので、これに載っている漢字であれば全て新字体と旧字体をまとめてしまっています。

常用漢字でない場合、ここから漏れてしまっています。
下記の漢字が漏れていた主なものです。
括弧内は新旧字体表に載っていたものです。
括弧内が新字体と旧字体の関係になっているので、常用漢字でないものも置き換えれるだろうと判断したのです。

「蛎」→「蠣」、「砺」→「礪」
(「万」→「萬」、「励」→「勵」)
 
「篭」→「籠」
(「竜」→「龍」、「滝」→「瀧」)
 
「昿」→「曠」
(「広」→「廣」、「鉱」→「鑛」)
 
「桧」→「檜」
(「会」→「會」、「絵」→「繪」)
 
「賎」→「賤」
(「浅」→「銭」、「残」→「殘」、「桟」→「棧」)
 
「陦」→「隯」、「涛」→「濤」、「梼」→「檮」
(「寿」→「壽」、「鋳」→「鑄」)
 
「蝿」→「竃」
(「縄」→「繩」)
 
「薮」→「藪」
(「数」→「數」)
 
「芦」→「蘆」、「鈩」→「鑪」、「枦」→「櫨」
」→「」)
 
 
 
これとは逆に、wiktionaryで見ると異体字の関係にあるとされているけれど、別字として扱ったものもあります。
 
「富」と「冨」
「刈」と「苅」
「園」と「薗」
「峯」と「峰」
「島」と「嶋」
などです。これは新旧字体表(私は「角川新字源」を参照しています)に載っておらず、かつ両方がJIS第1水準となっているものです。
JIS第1水準であれば、わざわざ置き換えたりする可能性が低いだろうという判断です。
 
 
異体字とはなっていたのですが、用いられている苗字を検討していった結果、全く別の漢字と認識されていると判断したものも別字として扱っています。
 
「岩」と「巌」
「体」と「躰」
「荘」と「庄」
「渓」と「谿」
「舗」と「鋪」
などです。
 

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