「生地」は文脈によるでしょうが、なんとなく「きじ」と読んでしまいたくなりますね。
苗字では「きじ」という読みはありませんでした。
最も多い読みは「いくち」でした。
次に多いのが「おいじ」と「しょうじ」でした。
いずれも実在を確認できましたが、どれも難読ですね。
「おいじ」は和歌山県、「しょうじ」は石川県に多いとのことです。
他に稀少な読みとして「いけじ」、「おんじ」、「せいち」がありました。
いずれも実在を確認できます。
全部で1,000人ほどで、それほど数の多い苗字ではないのに、これほど多様な読みがあるというのは珍しいと思います。
順に和歌山県、大阪府、富山県で多いようですが、富山県では「生地(いくじ)町」という地名があったそうです。
「いくじ」という読みも見つかっていますが、「いくち」に含まれることにしています。
「おんじ」は相当に難読ですが、これは歴史的に由緒がありそうな読みです。
紀伊国の国人衆となっていましたが、和歌山県に多い理由ではありそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%9C%B0%E6%B0%8F
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