「下島」と「下嶋」に関して、まとめて調べました。
「下島」は4,800人ほどで、「しもじま>したじま・(げじま)」となっていました。
「下嶋」は940人ほどで、「しもじま・(さげしま・したじま)」となっていました。
全て実在も確認できました。
「下島」と「下嶋」では5倍ほど実数が違いますが、読みも違うのか?
「下島」で「さげしま」はないのか?
「下嶋」で「げじま」はないのか?
結論的には、そのとおりでした。
上に書いた読みしかありませんでした。
「島」と「嶋」はともにJIS第1水準にあるという理由で別の漢字として扱っていますが、本来は異体字の関係にあるので、例えば戸籍上は「嶋」となっている方が普段は「島」を用いていても別に構わないことは構わないはずなのです。
ですので、「下島」と「下嶋」の読みが異なるというのはびっくりしました。
圧倒的に実数が違う場合、稀少な読みが見つからないことはありますが、「さげしま」という読みが「下嶋」にしかないというのは驚きでした。
同じような問題で、「館山」と「舘山」もありました。
「館山」は4,300人ほどで、「たてやま・(だてやま)」となっていました。
「舘山」は2,200人ほどで、「たてやま・(たちやま)」となっていました。
こちらもそのままでした。
要するに、「館山」で「たちやま」という読みは見つからず、「舘山」で「だてやま」という読みも見つかりませんでした。
「館」と「舘」も異体字なんですが、難しいです。
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