2014年1月28日火曜日

原(ばる)に関して

たまたま「下原」と「棚原」を調べていたので、「原」と書いて「ばる」と読むものはどのようなものがあるのか気になりました。

http://www.shochian.com/harubaru.htm

上記のページが参考になりますが、地名としては、沖縄県を含めた九州地方に限局したものと考えて良いと思います。
そして苗字として「ばる」となるときも、まずそこの地名が元になっているのではないでしょうか?

「下原」は「しもはら」と読むことが多いのですが、他に「したはら」と「しもばる」もありました。
全て実在を確認できました。
「下原(しもばる)」は大分県にある地名です。

同じように「棚原(たなばる)」も沖縄県にある地名です。
「棚原」という苗字自体も、ほぼ沖縄県に限局しています。

「苗字の百貨店」でみると、「棚原」の読みは「たなはら>たなばる」となっていました。

しかし、実際に探してみると、「たなばる」という苗字の方が見つかりません。

「下原」と「棚原」は総数でいうと、それほど変わりがありません。

「下原」を「しもばる」と読むことは全体の1割未満の稀少な場合です。

しかし、「たなはら>たなばる」となっているということは「たなばる」は1割以上5割未満の読み方だということです。

これまで1割以上の読みで見つからなかったことはありません。
(一文字姓などで見つかりにくかったことはありますが)

ただ、「たなばる」の場合は、本当に見つかりません。
実在するとしても1割未満の読み方なのではないでしょうか?

とりあえず、「棚原」の読みとしては「たなはら」のみとし、もしも「たなばる」が見つかったときは1割未満の読みと考えようと思います。

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