「田米」と「多米」はいずれもよくありがちそうな漢字を用いた苗字です。
例えば、「田米」をひっくり返して「米田」にすると、全国に約75,000人もいると言われている苗字になります。
しかし、「田米」と「多米」としてしまうと、ちょっと難しいのではないでしょうか?
いずれも静岡県に多くみられる苗字で、「ため」と読みます。
「米」が共通で、最多の読みも共通、最多の地域も一緒なので、おそらく由来が同じなのでしょう。
静岡県に次いで多い地域が、いずれも三重県でした。
どうやら、そちらでは「たごめ」と読むようです。
隣接しているわけではないので、由来はまた別なのでしょうか?
漢字が異なっているにも関わらず、集中している地域が2ヶ所まで同じで、読みも似ているというのは面白いです。
ちょっと珍しいのではと思いました。
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