本日は「営」から。
旧字体は「營」です。
苗字としては使われていそうで、実はあまりなく。
4種類しかありませんでした。
そのうち3種類は、そのまま「えい」でした。
唯一、「営田」だけは「つくた」と読んでいました。
実在も確認できました。
「営」という漢字から「つく」という読みは思いつきませんが、どういう由来なのでしょうか?
次は「栄」。
こちらの旧字体は「榮」です。
こちらは「営」と異なり、200種類以上もありました。
読み方も多様です。
多いのは、やはり「えい」です。
次に多いのは「え」ですね。
この「えい」か「え」かの違いに法則性のようなものが見いだせませんでした。
もちろん、「さかえ」という読みもありました。
他には「さか」や「はえ(ばえ)」という読みも多かったです。
例えば、「◯栄」という苗字があったとして、その場合の「栄」を「えい」と読むか、「え」や「さか」や「はえ(ばえ)」と読むかが全く分からなかったです。
「栄祝」は「さいわい」と読みます。
実在も確認できました。
「栄」を「さ」と読んでいます。
他にもありそうですが、「さ」と読んでいるのはこれだけのようでした。
「光栄」は「みつはな」と読みます。
これも実在を確認できました。
「栄」を「はな」と読んでいるんですね。
「花栄」は「はなえ」と読むことが多いようですが、「はなぶさ」と読むこともあるそうです。
(実在は確認できませんでした)
「栄」一字でも「さかえ」と読むことが多いのですが、やはり「はなぶさ」と読むこともあるそうです。
(こちらも実在は確認できませんでした)
「栄子」は「えます」と読むそうです。
これも確認できませんでした。
ファーストネームとしてもありそうな名前というのは、確認がしにくいです。
「保栄茂」という苗字があります。
沖縄県に集中している苗字です。
読み方は「ほえも」だそうです。
地名としてもあります。
これを「びん」と読むこともあるそうです。
地名としては「保栄茂」と書いて地元では「びん」と読んでいるそうですが、苗字としてもそのように名乗っている方がいるのでしょうか?
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