本日は「場」から。
こちらは旧字体ではないのですが、異体字(俗字)として「塲」があります。
「塲」はJIS第2水準です。
「場」を用いた苗字はなんと500種類以上もあります。
ただし、読みとしては「ば」しかありません。
次は「旗」です。
こちらも旧字体ではないのですが、異体字として「籏」があります。
「籏」はJIS第2水準です。
「旗」を用いた苗字は60種類ほどあります。
ほとんどが「はた(ばた)」でした。
「五百旗頭」は主に「いおきべ」と読みます。
「旗」で「き」と読むものは、これぐらいでした。
次は「処」です。
こちらは旧字体があります。「處」です。
「処」を用いた苗字は20種類ほどです。
読み方としては「しょ(じょ)」か「ところ(どころ)」だけです。
次は「独」です。
旧字体は「獨」になります。
「独」を用いた苗字は4種類しかありませんでした。
「独古」と「独鈷」はともに「どっこ」と読みます。
(「独古」は「どくこ」と読むこともあるようですが、確認できませんでした)
3つ目は「独活山」です。
これは「うどやま」と読むそうです。
「独活」は多年草のウドに漢字を当てたものなので、それを知っていれば読めるのかもしれません。
最後のひとつ、「独島」は「ひとりじま」と読むそうです。
かなりの稀少苗字ですが、実在はしていそうです。
ただし、私が見つけた方は、結婚して「独島」から改姓しているようでした。
こうなった場合は判断が難しいです。
他に同姓の方がいない場合は、その苗字が消滅してしまった可能性もあるのです。
こういうケースに関しては、後々に改めて検証しなおそうと思っています。
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