本日は「ゆうめん」もしくは「ゆめん」と読む姓をまとめたいと思います。
これらのいずれかの読みを持つものは5種。
遊免…全国で35件、最多は三重県で20件
湯面…全国で38件、最多は山口県で34件
宥免…全国で9件、最多は広島県で7件
湯免…全国で8件、全て広島県
油免…全国で6件、最多は広島県で4件
以上です。
要するに「遊免」を除けば、いずれも山口県もしくは広島県に集中しているのです。
「湯面」、「宥免」、「湯免」、「油免」の4種のみに限定すると61件中53件が山口県もしくは広島県です。
約9割です。
由来が一緒なんでしょうね。
おそらく「湯面」がもともとで、そこから派生したものだと思います。
もちろん「遊免」は別です。
読み方は「ゆうめん」のようです。
「湯」や「遊」が一文字目にくる場合、「ゆ」もしくは「ゆう」のどちらかとなります。
例えば「遊佐」という苗字では「ゆさ」と読むことがほとんどですが、「ゆうさ」と読んでいる場合もあるようです。
「湯」で始まる苗字の場合、漢字だけをみれば「ゆ」なんでしょうが、実際には「ゆう」としている場合もあります。
これを分けるかどうかは、あくまでも実数がどれくらいあるかだと思います。
今回の「湯面」などに関しては、漢字だけをみると「ゆめん」の方が自然ですが、より多い読みということで「ゆうめん」に統一したいと思います。
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