「蓮」という漢字は訓読みなら「はす」か「はちす」、音読みなら「れん」と読みますね。
「蓮子」という苗字としては、鹿児島県が全体の4割、後は栃木県と大阪府に集中がみられます。
「苗字の読み方辞典」では「はつし・はすし >はすこ(はっし)」となっていました。
これまでの慣例通り、「はっし」と「はつし」は同じものと考えます。
「はすし」と「はつし」は微妙な違いですね。
ただ、「吉原」を「よしはら」と読むか「よしわら」と読むかの違いとは異なっていると思うのです。
前の音につられる形で音が変わっているわけではないと思います。
実際に「はすし」と「はつし」という音の違いを名乗っている方々がどれくらい異なっていると感じているのかは分かりません。
こういう微妙に読みが異なっているという苗字というのは沖縄県と鹿児島県に多い印象です。
ひょっとしら、子音に対する考え方が他の県の人間とは異なっているのかもしれません。
「はすこ」は全く別のようです。
調べた感じでは栃木県で多くみられるようです。
それであれば、おそらく沖縄県での「はすし」、「はつし」とは全く起源が異なっているのではないでしょうか。
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