2015年6月18日木曜日

電話帳の並び順に関して

私のホームページの趣旨として、異字体をまとめて併記するというものがあります。
これは苗字を扱っている他のサイトでは行っていないことだと思います。






どれを併記し、どれを併記しないかに関し、私なりにかなり悩みながら分類しています。






基本的には新旧字体表を参考にし、そこで旧字体と分類されている漢字は新字体に併記する形にしています。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/old_chara.html






ただ、新旧字体表には常用漢字しか載っていません。






そのため、自分自身の基準として異体字として扱われているものに関しては、JIS第2水準であればJIS第1水準に併記しておくというルールを作りました。








「富」と「冨」、「島」と「嶋」、「峯」と「峰」、「園」と「薗」などはJIS第1水準なので、異体字であっても別々に扱っています。




また新旧字体表に載っていても、「岳」と「嶽」、「万」と「萬」、「竜」と「龍」、「条」と「條」に関してはそれぞれが別々の漢字として認識されている(旧字体として認識されていない)と考えられたため、別々に扱っています。
(まだ検討していませんが、「灯」と「燈」なども別々に扱うのが良いかなと思っています)






私としてはかなり悩みながら分けているのですが、これに対して、電話帳での順番を参考にしたらどうか?という意見をいただきました。
確かに、これは良い意見だと思いました。






実際に電話帳での「掲載のしくみ」を見ると…
●個人名は、姓の50音順に掲載してあります。同姓の場合は、名の50音順に掲載してあります。
●姓が同じフリガナの漢字の場合は、原則として字画の少ない方を先に配列してあります。
‹例› 井藤(4)→伊藤(6)→居藤(8)
●姓のフリガナが同じ場合は、1文字、2文字の順に配列してあります。
‹例› 榎(エノキ)→榎木(エノキ)
となっていました。






この原則を参考にしながら電話帳を眺めると、NTTの見解が分かります。




実際には「渡辺」さんも「渡邊」さんも「渡邉」さんも全てごちゃまぜで並んでいます。
これらは全て同じものとしているのです。
「渡部」で「わたなべ」と読む方は全てその後になっているので、単純に「渡辺」(「辺」は5画)と「渡部」(「部」は11画)の比較なのだと思います。


「斉藤」さんや「斎藤」さん、「浜田」さんや「沢田」さんなども新旧字体がごちゃまぜになっていました。


要するにNTTの見解も私と同様だということです。




ですが、もう少し見ていくと他のことも分かってきました。




例えば「万田」と「萬田」もごちゃまぜでしたし、「竜崎」と「龍崎」、「上条」と「上條」も混ざっていました。
他にも「淵」と「渕」もごちゃまぜになっていました。


また、語源から考えると本来は全く異体字でもなんでもない「磯」と「礒」も混ざっていました。




これではNTTの見解を全面的に認めるわけにはいきません。
参考にはしますが、今のところはこれまでの方針を大幅には変えないつもりです。



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