2019年5月19日日曜日

炉に関して

これまでにも書いてきましたが、「枦」と「櫨」は異体字の関係にあるのですが、苗字で用いられるときは別扱いとしています。
http://new5g00.blogspot.com/2018/02/blog-post_2.html

似たような漢字として「芦」と「蘆」、「鈩」と「鑪」、「舮」と「艫」がありますが、これらは分けていません。
そもそもこれらの問題は「炉」の旧字体として「爐」が挙げられていることから始まっています。
にもかかわらず、「炉」の旧字体である「爐」を用いた姓はありませんでした。

では、「炉」を用いた姓にはどのようなものがあるか調べてみました。
実は「石炉」と「風炉田」しかありませんでした。
ともに、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件ずつでした。

まずは「石炉」です。
「いしろ」と読みます。
https://www.facebook.com/tomomi.ishiro
https://academy.meiji.jp/course/detail/3958/

次に「風炉田」です。
「ふろた」と読みます。
https://nakano-tosou.co.jp/company/license/

実在は確かそうですし、他に読み方もないでしょう。
「ふろた」と読む姓には他に「風呂田」があります。
そちらとの誤記でもなさそうです。


また、「舮」と「艫」を用いた姓も「舮居(艫居)(ともい)」しかないという結論にしています。
http://new5g00.blogspot.com/2018/02/blog-post_16.html



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