2019年5月7日火曜日

大狭と大狹に関して

「狭」と「狹」は異体字ですね。
「狭」がJIS第1水準で、「狹」が第2水準です。
もちろん「狭(せま)い」などの読みで一般に出てきます。

苗字として最も有名なのは「若狭(若狹)」でしょう。
全国に10,000人ほどいます。

「大狭」はずっと少ないです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件です。
「大狹」は全国で2件です。
併せて5件です。

下記の方が見つかります。
「大狹」で「おおばさみ」と読んでいます。
https://zeianswer.me/%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C/%E6%9C%A8%E6%9B%B4%E6%B4%A5%E5%B8%82/61101/

自分でも探しました。
http://teganuma-trust.jp/numa/2016/04_No55.pdf

いずれも千葉県なので、「大狹」で「おおばさみ」は確かです。
もうひとつ、「実在苗字(名字)辞典」によると、「大狭」と「大狹」のいずれでも「おおはざま」という読みがあるそうです。
ただ、これは見つけられませんでした。

「大峡(大峽)」で「おおはざま」と読む姓があり、そちらは見つかります。
「大狭間(大狹間)」で「おおはざま」という姓もあります。

ややこしいですが、「大狭(大狹)」で「おおはざま」は見つからないので、「おおばさみ」のみとしておきます。

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