2017年7月16日日曜日

ひらがなの入った苗字に関して

前回、ひらがなの入った苗字として「反り目」と「下り藤」を紹介しました。
ひらがなの入った苗字としてはこのふたつが多いです。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると「反り目」が全国で22件で、カタカナの「反リ目」が6件でした。
「下り藤」が34件でした。
多いといってもこの程度なので、他も稀少なものばかりだということになります。

「り」を用いた苗字は10種類以上ありますが、種類だけでいったら「の」の方が多いです。
「の」の入った苗字は100種類近くあるようです。
最多は「一の瀬」の50件です。
次いで多いのが「一の宮」の22件。
「二の宮」の8件です。

ただ、「の」の入った苗字に関してはどれも怪しいですね。
「一の瀬」の場合はカタカナの「一ノ瀬」が圧倒的に多い上、「一の瀬」で見つかる方を「一ノ瀬」と変えてもヒットしてしまいます。

全国で50件もあるはずなのに、facebookでは全くヒットしない点も怪しい点です。

「の」の入った苗字に関しては、きちんと精査しないと載せるわけにいかないことが分かりました。

他にひらがなが入った苗字というのは、そんなにないようです。
ウェブの「写録宝夢巣」や「苗字の読み方辞典」で見つけたものを列記します。

朝い奈…全国で1件
三か崎…全国で2件
安か川…全国で1件
八つ代…全国で1件
四つ橋…全国で1件
四つ目…全国で1件

それぞれの実在の有無に関しては、ひとつひとつ検討していきたいと思います。

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