単純に数えると、11種類もあります。
全体で2,900人ほどの苗字なので、これだけ読み方が多様というのは珍しい方だと思います。
まず、「丹生」は、これまでも検討してきた「◯+生」の形だということです。
以前に記載した「生に関して(改定)」を参考にしてください。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/12/blog-post_11.html
「丹生」の場合はどうか?
これも「にう」と「にゅう」があります。
これは「にう」の方が圧倒的に多かったです。
発音したときに違いが分からないもの(「やぎゅう」と「やぎう」とか)は併記にとどめているので、この場合も「にう」と「にゅう」は併記にとどめておきたいと思います。
「にう・にゅう・にぶ>にお・(たんせい・たんしょう・たんじょう・にふ・たんにゅう・にき)」ということです。
「にう」と「にゅう」は同じ読みだと考えているので、10種類ですね。
「にぶ」と「にふ」、「たんしょう」と「たんじょう」も濁点の有無の違いだけなので、それもまとめてしまうと8種類になります。
順に検討していきます。
「にう」と「にゅう」、「にぶ」、「にお」は全て実在を確認できました。
「たんせい」と「たんしょう」、「たんじょう」も確認できました。
「たんしょう」と「たんじょう」ではわずかに「たんしょう」の方が多いようでした。
カッコ内の稀少な読みに関してはどちらかしか残していないので、「たんしょう」のみを採用しました。
「たんにゅう」と「にき」は確認できませんでした。
以上より、現時点で「丹生」の読みは「にう・にゅう・にぶ>にお・(たんしょう・たんせい)」の5種類(「にう」と「にゅう」は同じ読みだと考えて)となりました。
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