昨日から引き続き「富」と「冨」のつく苗字です。
「富所」は「苗字の百貨店」で「とみどころ>とどころ・とみしょ(とみところ)」となっていました。
2,100人ほどです。
「冨所」はずっと少なく360人ほどで、読みも「とみどころ(とみしょ)」となっていました。
昨日の「富谷」と「冨谷」はそもそも集中する地域が全く異なっていましたが、「富所」と「冨所」は新潟県と群馬県に集中しており、分布が一緒でした。
そのため、読み方もほぼ一緒ではないかと考えました。
まずは「富所」からです。
濁点の有無は気にしないこととすると、「とみどころ>とどころ・とみしょ」だけになります。
これらは全て実在を確認できました。
このままで問題はありません。
では「冨所」はどうでしょうか?
「とみどころ」はもちろん見つかりました。
「とみしょ」はありそうでした。
しかし、はっきりと実在しているとまでは言えませんでした。
これは保留としました。
代わりに「とどころ」はしっかりと確認できました。
新規の読みです。
「富」と「冨」のように異体字の関係にある漢字をまとめて調べることで、次々と新規の読みが見つかります。
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