2017年6月25日日曜日

岳釜に関して、幽霊苗字かも?

「嶽釜」という苗字について検討していました。
「たけがま」と読みます。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で27件。
うち最多の鹿児島県では12件でした。

これは問題ありません。

「嶽」の異体字である「岳」を用いた「岳釜」は全国で1件です。
これも鹿児島県です。
「嶽」と「岳」は異体字ではあるのですが、形が全く異なっており、おそらく異体字だと認識されていないと思うのです。

戸籍上で「嶽」となっていて、画数が多いから厭だといって「岳」に変えているという方がそんなにいるとは思えないのです。

「渡邊」や「渡邉」の画数が多いので、普段は「渡辺」と書いているというのとは根本から違うと思っています。

だから「岳釜」は別の苗字として検討しました。
「住所でポン!」で見ると、該当の方は下記かなと思います。
2007年版です。
https://jpon.xyz/2007/47/38/31.html?p=3

もうひとり奈良県でもいました。
こちらも2007年版です。
https://jpon.xyz/2007/11/3/41.html?p=3

ですが、鹿児島県の方は2012年版では「嶽釜」で載っていました。
さすがに同一人物でしょう。
https://jpon.xyz/2012/47/35/31.html?p=3

奈良県の方は2007年版以降では見当たりません。

他に「岳釜」は見つかりません。
幽霊苗字である可能性が高いと思います。

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